JP2017132288A - 車両用センサ装置及び車両用センサシステム - Google Patents

車両用センサ装置及び車両用センサシステム Download PDF

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Abstract

【課題】起動後の常時状態において、車両用センサ装置からマスタ装置への車両挙動のデータ送信に影響を与えることなく、マスタ装置に車両用センサ装置の自己診断結果を知らせることが可能な車両用センサ装置及び車両用センサシステムを提供する。【解決手段】車両用センサ装置12は、車両挙動に応じた挙動データを生成するMEMS40と、車両起動後の少なくとも初期状態において自己診断を行うダイアグブロック42と、MEMS40により生成された挙動データ、又は、ダイアグブロック42により行われた自己診断の結果を示す自己診断データを、マスタ装置38へ送信出力する送受信部48と、初期状態後の常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、車両挙動に基づいて挙動データと自己診断データとで切り替え可能に設定する設定部ASIC46と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両挙動を検出する機能を有すると共に、自己診断を行う機能を有する車両用センサ装置、及び、その車両用センサ装置を含むセンサシステムに関する。
従来、故障有無や電源異常などの自己診断を行う機能を有する車両用センサ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用センサ装置における自己診断は、イグニションオンなどの車両電源の起動後の初期に行われる。車両用センサ装置は、この自己診断の結果を、車両用センサ装置に接続されたマスタ装置としてのマイクロコントローラ(すなわち、マイコン)へ送信出力する。マイコンは、車両起動後の初期状態においてセンサからの自己診断結果がセンサ故障などを示すものである場合、センサ故障などを検知して、そのセンサに対する電力供給停止などのリセット処理を実行する。
また、車両用センサ装置は、上記初期状態後の常時状態においては、車両に生じる物理量(例えば、加速度や圧力,ヨーレートなどの車両挙動を示すもの)に応じたデータを演算処理する。そして、その生成した車両挙動に応じたデータをマイコンへ送信出力する。マイコンは、上記初期状態後の常時状態においては、センサから送信出力される車両挙動に応じたデータを受信して、そのデータに基づく制御処理(例えば、衝突判定処理やエアバッグ展開処理など)を実行する。
特開2013−184484号公報
ところで、一般的に、上記の車両用センサ装置における自己診断は車両起動後の初期状態にしか行われず、その自己診断結果はその初期状態にしかマイコンに送信出力されない。この場合、マイコンは、上記初期状態後の常時状態においては、センサ自体が行う自己診断結果を知ることができず、センサからの車両挙動に応じたデータに基づいてそのセンサの異常有無を検出できるだけである。このため、常時状態においては、マイコンが車両挙動に応じたデータに基づいてそのセンサの異常を検出した場合、センサがリセットされれば復帰可能な状況にあっても、マイコンがそのセンサの詳細な状態を知ることができず、マイコンがそのセンサとの通信を強制的に停止させてそのセンサ機能を停止せざるを得ないという不都合が生じていた。
一方、上記の不都合を解消するうえでは、車両起動後の常時状態においても車両用センサ装置が自己診断を行ってその自己診断結果をマイコンに供給することが考えられる。しかしながら、センサが常時状態において車両挙動に関係なく自己診断結果をマイコンへ送信出力するものとすると、常時状態においてセンサからマイコンへの車両挙動のデータ通信が阻害され或いは遅延する事態が生じ得、マイコンでの車両挙動データに基づく制御処理(例えば衝突判定処理やエアバッグ展開処理など)が車両衝突後速やかに行われなくなるおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両起動後の常時状態において、車両用センサ装置からマスタ装置への車両挙動のデータ送信に影響を与えることなく、マスタ装置に車両用センサ装置の自己診断結果を知らせることが可能な車両用センサ装置及び車両用センサシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するためになされた請求項1記載の車両用センサ装置(12)は、車両挙動に応じた挙動データを生成するセンサ部(40)と、車両起動後の少なくとも初期状態において自己診断を行うダイアグチェック部(42)と、前記センサ部により生成された前記挙動データ、又は、前記ダイアグチェック部により行われた自己診断の結果を示す自己診断データを、制御処理を実行するマスタ装置(38)へ送信出力する送信部(48)と、前記初期状態後の常時状態において前記送信部から前記マスタ装置へ送信出力するデータを、前記車両挙動に基づいて前記挙動データと前記自己診断データとで切り替え可能に設定する設定部(46)と、を備えるものである。
この構成によれば、車両起動後かつ初期状態後の常時状態において、車両用センサ装置(12)からマスタ装置(38)へ送信出力されるデータが、車両挙動に基づいて車両挙動に応じた挙動データと自己診断データとで切り替わる。このため、常時状態において、マスタ装置(38)に車両用センサ装置(12)の自己診断結果を知らせることができる。また、常時状態において、車両挙動が例えばマスタ装置(38)の制御処理を必要としないときに車両用センサ装置(12)からマスタ装置(38)へ自己診断データを送信出力すると共に、車両挙動が例えばマスタ装置(38)の制御処理を必要とするものとなったときに車両用センサ装置(12)からマスタ装置(38)へ挙動データを送信出力することができる。従って、車両起動後の常時状態において、車両用センサ装置(12)からマスタ装置(38)への車両挙動のデータ送信に影響を与えることなく、マスタ装置(38)に車両用センサ装置(12)の自己診断結果を知らせることができる。
尚、この欄及び特許請求の範囲に記載した各構成要素の後に書かれた括弧内の符号は、それらの各構成要素と後述する実施形態記載の構成要素との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る車両用センサ装置及び車両用センサシステムを含む乗員保護システムの構成図である。 本実施形態に係る車両用センサ装置及び車両用センサシステムの構成部品の車両における搭載位置を表した平面図である。 本実施形態に係る車両用センサ装置の電源起動後の初期状態と常時状態とでの発揮させる出力機能の違いを説明するための図である。 本実施形態に係る車両用センサ装置の常時状態での発揮させる出力機能の切り替えを説明するための図である。 本実施形態に係る車両用センサ装置において常時状態で実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
以下、本発明の車両用センサ装置及び車両用センサシステムの具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の一実施形態に係る車両用センサシステム10は、車両に搭載されるセンサシステムである。図1に示す如く、車両用センサシステム10は、車両用センサ装置12と、判定装置14と、を備えている。車両用センサシステム10は、車両用センサ装置12を用いて判定装置14にて検出した車両挙動に基づいて乗員保護装置16の起動制御を行う乗員保護システム18の一部である。
車両用センサシステム10は、自車両20と対象物との衝突を検出して、その衝突検出時に自車両20に乗車する乗員を保護するデバイスを作動させる装置である。尚、車両が衝突する対象物としては、衝突時に車両に大きな荷重が作用する他車両や壁,電柱,立ち木,ガードレールなどから、車両にあまり大きな荷重が作用しないダンボールや紙などまで様々ある。
車両用センサ装置12は、自車両20が対象物と衝突したことを検出するうえで必要な車両挙動に応じたデータを演算処理して出力するセンサである。車両用センサ装置12は、車両挙動に応じたデータを高周期で演算処理して、所定周期で(例えば500μsごとや1msごとに)その車両挙動に応じたデータをサンプリング出力する。尚、上記したデータの演算処理は、例えば、前回演算値との差分処理や時間積分処理,時間変化などの、衝突検出を適切に行ううえで必要な様々な演算を含む。車両用センサ装置12としては、左フロントセンサ22、右フロントセンサ24、左サイドセンサ26、右サイドセンサ28、加速度センサ30、ジャイロセンサ32などがある。
図2に示す如く、左フロントセンサ22及び右フロントセンサ24は、自車両20の車体前部の例えばフロントバンパやバンパリインフォースメントの前面又は左右のフロントサイドメンバの前端に配設されている。左フロントセンサ22は、車体左側に加わる衝撃に応じたデータを出力する。左フロントセンサ22は、例えば、車体前後方向の加速度に応じた信号を出力する加速度センサや、車体前後方向の圧力や荷重に応じた信号を出力する圧力センサ・荷重センサなどである。また、右フロントセンサ24は、車体右側に加わる衝撃に応じたデータを出力する。右フロントセンサ24は、例えば、車体前後方向の加速度に応じた信号を出力する加速度センサ、車体前後方向の圧力や荷重に応じた信号を出力する圧力センサ・荷重センサなどである。
左サイドセンサ26及び右サイドセンサ28は、自車両20の車体側部の例えばBピラー或いはセンタピラーやドア内部,ボデー内部に配設されている。左サイドセンサ26は、車体左側に加わる車幅方向(すなわち、車体左右方向)の衝撃に応じたデータを出力する。左サイドセンサ26は、例えば、車幅方向の加速度に応じた信号を出力する加速度センサや、車幅方向の圧力や荷重に応じた信号を出力する圧力センサ・荷重センサなどである。また、右サイドセンサ28は、車体右側に加わる車幅方向の衝撃に応じたデータを出力する。右サイドセンサ28は、例えば、車幅方向の加速度に応じた信号を出力する加速度センサ、車幅方向の圧力や荷重に応じた信号を出力する圧力センサ・荷重センサなどである。
加速度センサ30及びジャイロセンサ32は、自車両20の車体中央部(例えば、上記の判定装置14の筐体内部)に配設されている。加速度センサ30は、車体前後方向の加速度に応じたデータを出力する。ジャイロセンサ32は、自車両20の車体重心軸回りに生ずる角速度に応じたデータを出力する。
左フロントセンサ22、右フロントセンサ24、左サイドセンサ26、右サイドセンサ28、加速度センサ30、及びジャイロセンサ32は、判定装置14に電気的に接続されている。各センサ22,24,26,28,30,32と判定装置14との接続は、例えば、有線や無線の通信バスを介して行われることとすればよい。各センサ22,24,26,28,30,32の出力信号はそれぞれ、判定装置14に向けて送信される。
判定装置14は、各センサ22,24,26,28,30,32の出力信号に基づいて、自車両20が対象物と衝突したか否かを判定すると共に、その判定結果に基づいて、乗員保護装置16を起動させるか否かを判定する。例えば、乗員保護装置16がエアバッグ装置であるときは、判定装置14は、エアバッグ用電子制御ユニット(すなわち、エアバッグECU)である。尚、判定装置14における衝突有無判定は、センサ22,24,26,28,30,32のうち一以上のセンサの出力信号に基づいて行われるものであってよい。
判定装置14は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、筐体内において半導体基板上に載置された、CPU(すなわち、中央処理装置)34と、ASIC(=application specific integrated circuit;特定用途向け集積回路)36と、を有する。CPU34とASIC36とは、互いに例えばSPI(=Serial Peripheral Interface)を介して接続される。また、判定装置14は、処理プログラムや演算に必要なテーブルが予め格納されているリード・オンリ・メモリ、作業領域として使用されるランダム・アクセス・メモリ、及びそれらの各要素を接続する双方向バスなどを含む。
CPU34は、各センサ22,24,26,28,30,32からの出力信号に基づいて、衝突有無判定を行ううえで必要な自車両20に生じる車両挙動の物理量(以下、衝突衝撃度合いと称す)を検出する。この衝突衝撃度合いは、例えば、自車両20に生ずる加速度や圧力,荷重などである。尚、車体前部に作用する荷重の大きさは、フロントセンサ22,24として複数の荷重センサが車両に搭載されている場合は、各フロントセンサ22,24の出力に基づく荷重の合計値とされてもよい。
判定装置14は、衝突有無判定に用いる衝突衝撃度合いに関する閾値を予め記憶している。尚、この閾値は、搭載車両の車種ごとに定められていればよく、また、前突や側突,斜突などの衝突形態に応じた値に定められていてもよい。CPU34は、上記の如く検出した衝突衝撃度合いが上記の閾値以上であるか否かを判別する。そして、衝突衝撃レベルが閾値以上であると判別された場合に、自車両20が対象物と衝突したと判定し、乗員保護装置16を起動させる処理(具体的には、ASIC36に対する起動信号の供給)を実行する。
CPU34は、また、後述の如く車両用センサ装置12が行った自己診断結果を示すデータに基づいてその車両用センサ装置12の自己診断結果を検知する。そして、その自己診断結果が車両用センサ装置12の故障を示す場合に、その自己診断結果を示すデータを記憶部37に格納させると共に、その故障に関する警告ランプを点灯させることなどの故障処理を実行する。
ASIC36は、トランジスタや抵抗などのアナログ素子を含み、乗員保護装置16を駆動させるための駆動回路を構成する。ASIC36は、CPU34から起動信号が供給された場合、適当なトランジスタなどを駆動させることで、乗員保護装置16の起動を行う。
乗員保護装置16は、自車両20が対象物と衝突した際に自車両20の乗員に加わる衝撃を吸収して乗員を保護するデバイスであって、例えば、運転席や助手席などの乗員席に対応して設けられるエアバッグ装置やシートベルト装置などである。上記した判定装置14には、乗員保護装置16が電気的に接続されている。判定装置14は、自車両20に対象物との衝突が生じたと判定した場合、乗員保護装置16に対して起動指令を行う。乗員保護装置16は、判定装置14から起動指令を受けた場合に起動される。
以下、車両用センサ装置12であるセンサ22,24,26,28,30,32を纏めてスレーブ装置12と、また、判定装置14のCPU34、ASIC36、及び記憶部37を纏めてマスタ装置38と、それぞれ称す。
また、本実施形態において、各スレーブ装置12はそれぞれ、自車両20が対象物と衝突したことを検出するうえで必要な車両挙動に応じたデータを演算処理して出力する機能(以下、挙動データ出力機能と称す。)を有すると共に、自スレーブ装置12が自車両20と対象物との衝突を正常に検出することができるか否かの自己診断を行ってその自己診断結果を示すデータを出力する機能(以下、ダイアグデータ出力機能と称す。)を有する。
挙動データ出力機能は、車両挙動に応じたデータを高周期で演算処理して、所定周期でその演算処理したデータをマスタ装置38に向けてサンプリング出力するものである。また、ダイアグデータ出力機能は、自スレーブ装置12の自己診断を行って、所定周期でその自己診断結果を示すデータをマスタ装置38に向けてサンプリング出力するものである。挙動データ出力機能でのサンプリング周期とダイアグデータ出力機能でのサンプリング周期とは、互いに同じであればよい。一方、スレーブ装置12におけるダイアグデータ出力機能での自己診断は、挙動データ出力機能での演算処理に比べて低負荷である。
各スレーブ装置12はそれぞれ、発揮させるデータ出力機能を挙動データ出力機能とダイアグデータ出力機能とで選択的に切り替えること、すなわち、マスタ装置38へ送信出力するデータを、車両挙動に応じたデータと自己診断結果を示すデータとで選択的に切り替えることが可能である。各スレーブ装置12はそれぞれ、MEMS(=Micro Electro Mechanical Systems)40と、ダイアグブロック42と、レジスタメモリ44と、設定部ASIC46と、送受信部48と、を含む。
MEMS40は、自車両20が対象物と衝突したことを検出するうえで必要な車両挙動に応じたデータを生成する部位である。ダイアグブロック42は、自スレーブ装置12の内部状態をチェックする自己診断回路である。尚、このダイアグブロック42により自己診断としてチェックされる内部状態は、自スレーブ装置12が有する、電源回路や昇圧回路などのロジック回路やクロック回路,デジタル回路,アナログ回路,アンプ,フィルタ,メモリなどの正常・異常を示す状態のことである。
レジスタメモリ44は、車両電源起動後かつイニシャルチェック後の常時状態において自スレーブ装置12が機能切り替えを行ううえで用いるべき車両挙動の閾値を記憶するメモリである。尚、このレジスタメモリ44に記憶される車両挙動の閾値は、マスタ装置38にて用いられる乗員保護装置16の起動のための閾値に比して小さい値に設定されている。尚、この車両挙動の閾値は、各スレーブ装置12ごとに決められていればよい。
設定部ASIC46は、自スレーブ装置12の機能の切替タイミングを判定して機能設定を行う集積回路である。この設定部ASIC46による常時状態における切替タイミングの判定は、MEMS40にて検出される車両挙動を自スレーブ装置12のレジスタメモリ44に設定されている閾値と比較した結果に基づいて行われると共に、また、所定の経過時間に基づいて行われる。
送受信部48は、自スレーブ装置12からマスタ装置38へ供給すべきデータを送信出力すると共に、マスタ装置38から供給されたコマンドデータを受信する部位である。尚、送受信部48は、送信部と受信部とが一体化されたものであってもよいし、また、それぞれ分割されたものであってもよい。
次に、図3、図4、及び図5を参照して、スレーブ装置12、車両用センサシステム10、及び乗員保護システム18の動作について説明する。
本実施形態において、各スレーブ装置12はそれぞれ、自車両20においてイグニションスイッチがオンされた場合に車両電源が起動されることにより電力供給されてその後に作動可能となる。また、各スレーブ装置12はそれぞれ、電力供給開始後、自車両20におけるイグニションスイッチがオフされた場合にその電力供給が停止されて作動不可能となる。
各スレーブ装置12はそれぞれ、車両電源の起動直後のイニシャルチェック中の初期状態では、ダイアグデータ出力機能を実現させることにより、自スレーブ装置12の自己診断を行って、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータをその自己診断結果を示すデータに設定して所定周期でマスタ装置38へサンプリング出力する。この場合、マスタ装置38は、上記の初期状態において、各スレーブ装置12それぞれから送られてくる自己診断結果を示すデータに基づいてスレーブ装置12の自己診断結果を検知して、スレーブ装置12の詳細な状態を検出することが可能である。
また、各スレーブ装置12はそれぞれ、車両電源の起動直後のイニシャルチェックが完了して初期状態が終了すると、以後の常時状態においては、図5に示すフローチャートに従って処理を実行する。尚、図5に示す処理は、常時状態の開始ごとに実行される。
具体的には、設定部ASIC46は、まず、ステップ100にて、MEMS40にて検出された車両挙動に応じたデータDATAが、レジスタメモリ44に設定されている閾値SH0未満であるか否かを判別する。尚、閾値SH0は、自スレーブ装置12の機能をダイアグデータ出力機能から挙動データ出力機能へ切り替えるのに用いられる車両挙動の閾値であって、上記の如く、マスタ装置38にて用いられる乗員保護装置16の起動のための閾値に比して小さい値(例えば、2Gや3Gなど)に設定されている。
設定部ASIC46は、上記ステップ100にてデータDATAが閾値SH0未満であり車両挙動が閾値SH0未満を示していると判別した場合は、次に、初期状態のときと同様に、ステップ110にてダイアグデータ出力機能を実現させる。上述の如く、かかるダイアグデータ出力機能では、自スレーブ装置12の自己診断が行われて、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータがその自己診断結果を示すデータに設定されて所定周期でマスタ装置38へサンプリング出力される。従って、マスタ装置38は、上記の常時状態でも、各スレーブ装置12それぞれから送られてくる自己診断結果を示すデータに基づいてスレーブ装置12の自己診断結果を検知して、スレーブ装置12の詳細な状態を検出することが可能である。
設定部ASIC46は、また、上記ステップ100にてデータDATAが閾値SH0以上となり車両挙動が閾値SH0以上を示したと判別した場合(時刻t1)は、次にまず、ステップ120にてタイマTimerを“0”にリセットする。尚、上記のタイマTimerは、車両挙動が閾値SH0以上を示した後の時間を計測するタイマであって、車両挙動が閾値SH0以上を示すと判別されるごとにリセットされる。
設定部ASIC46は、上記ステップ120にてタイマTimerを“0”にリセットした後は、ステップ130にて挙動データ出力機能を実現させることにより、MEMS40にて検出される車両挙動に応じたデータを高周期で演算処理して、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータをその演算処理した車両挙動に応じたデータに設定して所定周期でマスタ装置38へサンプリング出力する。この場合、マスタ装置38は、上記の常時状態において、各スレーブ装置12それぞれから送られてくる車両挙動に応じたデータに基づいて衝突衝撃度合いを検出して、衝突判定を行うことが可能である。
設定部ASIC46は、上記ステップ130にて演算処理した車両挙動に応じたデータをマスタ装置38へ送信出力すると、次に、ステップ140にて上記のタイマTimerが所定時間Tshに達したか否かを判別する。尚、所定時間Tshは、車両挙動が閾値SH0以上を示した後にその閾値SH0未満となっていることで、自スレーブ装置12の機能を挙動データ出力機能からダイアグデータ出力機能へ切り替えて戻すのに用いられる時間の閾値であって、例えば10msや100msなどに設定されている。
設定部ASIC46は、上記ステップ140にてタイマTimerが所定時間Tshに達していないと判別した場合は、次に、ステップ150にて、MEMS40にて検出された車両挙動に応じたデータDATAが、レジスタメモリ44に設定されている閾値SH0以上であるか否かを判別する。その結果、データDATAが閾値SH0以上であると判別した場合は、次に、上記ステップ120にてタイマTimerを“0”にリセットし、上記ステップ130にて挙動データ出力機能を継続して実現させて、その後の処理を実行する。一方、データDATAが閾値SH0未満であると判別した場合は、次に、タイマTimerを“0”にリセットすることなく、上記ステップ130にて挙動データ出力機能を継続して実現させて、その後の処理を実行する。
設定部ASIC46は、上記ステップ140にてタイマTimerが所定時間Tshに達したと判別した場合(時刻t2)は、次に、上記ステップ110にてダイアグデータ出力機能を実現させて、その後の処理を実行する。
このように、本実施形態のスレーブ装置12すなわち車両用センサ装置12の処理によれば、車両電源起動後の初期状態では、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを常に自スレーブ装置12の自己診断結果を示すデータに設定しつつ、その初期状態後の常時状態では、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを自己診断結果を示すデータと車両挙動に応じたデータとに切り替えて設定することができる。
具体的には、常時状態では、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、車両挙動が閾値SH0以上を示す前は初期状態から引き続いて、自スレーブ装置12の自己診断結果を示すデータに設定すると共に、車両挙動が閾値SH0以上を示した場合に、自己診断結果を示すデータから車両挙動に応じたデータへ切り替えることができる。そしてその切替後、車両挙動が閾値SH0未満を示す状態で所定時間Tshが経過した場合すなわち閾値SH0未満の車両挙動の状態が所定時間Tsh以上継続した場合に、車両挙動に応じたデータから自己診断結果を示すデータへ切り替えることができる。
車両電源起動後の常時状態において、スレーブ装置12が自己診断を行ってその自己診断結果をマスタ装置38へ送信出力するダイアグデータ出力機能が実行されれば、常時状態でもスレーブ装置12が行う自己診断結果をマスタ装置38が知ることができる。マスタ装置38が常時状態においてスレーブ装置12の詳細な自己診断結果を知ることができれば、マスタ装置38が、初期状態だけでなく常時状態でも、自己診断結果からそのスレーブ装置12の故障レベルを適切にかつ速やかに把握することができ、その故障レベルによってはそのスレーブ装置12をリセット起動により復帰させる状況を速やかに認識することができる。
このため、常時状態において、マスタ装置38がスレーブ装置12からの車両挙動に応じたデータに基づいてそのスレーブ装置12の異常を検出した場合に、常にそのスレーブ装置12との通信を強制停止させることは不要であり、常にそのスレーブ装置12の機能を停止させることは不要である。この場合は、常時状態でもスレーブ装置12の故障レベルによっては、マスタ装置38からそのスレーブ装置12に対してリセットコマンドを供給して、そのスレーブ装置12をリセット起動により速やかに復帰させることができ、マスタ装置38とスレーブ装置12との通信を継続させることが可能である。
また、上記の如く、閾値SH0は、マスタ装置38にて用いられる乗員保護装置16の起動のための閾値に比して小さい値に設定されている。このため、車両挙動が閾値SH0以上を示す前や閾値SH0未満となった後であれば、マスタ装置38の制御処理を必要としないタイミングと判断できるので、スレーブ装置12が自己診断を行ってその自己診断結果をマスタ装置38へ送信出力することとしても、そのダイアグデータ出力機能の実行に起因して、乗員保護装置16の起動が必要となる閾値SH0以上の車両挙動に応じたデータの、スレーブ装置12からマスタ装置38への送信出力が阻害され或いは遅延されることは回避される。この点、スレーブ装置12に乗員保護装置16の起動が必要となる閾値SH0以上の車両挙動に応じたデータが入力されたとき、マスタ装置38に、スレーブ装置12からのその車両挙動に応じたデータに基づく衝突衝撃度合いの検出やその検出結果に基づく衝突有無判定,乗員保護装置16の起動制御を、車両衝突後速やかに行わせることが可能である。
従って、本実施形態によれば、車両電源起動後の常時状態において、スレーブ装置12からマスタ装置38への車両挙動に応じたデータの送信に影響を与えることなく、マスタ装置38にスレーブ装置12での自己診断結果を知らせることができる。
また、このように車両電源起動後の常時状態において挙動データ出力機能だけでなくダイアグデータ出力機能が実現されれば、常時状態においてスレーブ装置12が挙動データ生成のための演算処理を行う機会を減らすことができる。上記の如く、スレーブ装置12におけるダイアグデータ出力機能での自己診断は、挙動データ出力機能での演算処理に比べて低負荷である。このため、常時状態において、スレーブ装置12の処理負荷を低減させることができ、これにより、低消費電力化を図ることができる。
また、上述の如く、車両電源起動後の常時状態において、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータが、自己診断結果を示すデータから車両挙動に応じたデータへ切り替わった後、車両挙動が閾値SH0未満を示す状態で所定時間Tshが経過した場合に、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータが、車両挙動に応じたデータから自己診断結果を示すデータへ切り替わり、元に戻される。このため、常時状態において、車両挙動に応じたデータが不必要に長時間に亘ってスレーブ装置12からマスタ装置38へ送信出力されるのを回避することができると共に、マスタ装置38にスレーブ装置12での自己診断結果を知らせる機会を簡易かつ確実に確保することができる。
また、本実施形態の車両用センサシステム10においては、スレーブ装置12からマスタ装置38へ送信出力された自己診断結果を示すデータがスレーブ装置12の故障を示す場合、その自己診断結果を示すデータが記憶部37に記憶される。このため、車両電源起動後の初期状態だけでなく常時状態でも、車両用センサ装置12の自己診断結果をマスタ装置38の記憶部37に格納することができるので、その格納後の車両整備時や車両修理時などにその作業者に常時状態における車両用センサ装置12の自己診断結果を確認させることが可能である。
以上、説明したことから明らかなように、車両用センサ装置12は、車両挙動に応じた挙動データを生成するMEMS40と、車両起動後の少なくとも初期状態において自己診断を行うダイアグブロック42と、MEMS40により生成された挙動データ、又は、ダイアグブロック42により行われた自己診断の結果を示す自己診断データを、制御処理を実行する判定装置14のマスタ装置38へ送信出力する送受信部48と、初期状態後の常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、車両挙動に基づいて挙動データと自己診断データとで切り替え可能に設定する設定部ASIC46と、を備えるものである。
この構成によれば、車両起動後かつ初期状態後の常時状態において、車両用センサ装置12からマスタ装置38へ送信出力されるデータが、車両挙動に基づいて車両挙動に応じた挙動データと自己診断データとで切り替わる。このため、常時状態において、マスタ装置38に車両用センサ装置12の自己診断結果を知らせることができる。また、常時状態において、車両挙動が例えばマスタ装置38の制御処理を必要としないときに車両用センサ装置12からマスタ装置38へ自己診断データを送信出力すると共に、車両挙動が例えばマスタ装置38の制御処理を必要とするものとなったときに車両用センサ装置12からマスタ装置38へ挙動データを送信出力することができる。従って、車両起動後の常時状態において、車両用センサ装置12からマスタ装置38への車両挙動のデータ送信に影響を与えることなく、マスタ装置38に車両用センサ装置12の自己診断結果を知らせることができる。
また、車両用センサ装置12は、設定部ASIC46が、常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、車両挙動が所定閾値SH0以上を示す前は自己診断データに設定すると共に、車両挙動が所定閾値SH0以上を示した以後は自己診断データから挙動データへ切り替えるものである。
この構成によれば、車両挙動が閾値SH0以上を示す前であれば、マスタ装置38の制御処理を必要としないタイミングと判断できるので、車両用センサ装置12が自己診断を行ってその自己診断結果をマスタ装置38へ送信出力することとしても、そのダイアグデータ出力機能の実行に起因して、乗員保護装置16の起動が必要となる閾値SH0以上の車両挙動に応じたデータの、車両用センサ装置12からマスタ装置38への送信出力が阻害され或いは遅延されることは回避される。従って、車両起動後の常時状態において、車両用センサ装置12からマスタ装置38への車両挙動のデータ送信に影響を与えることなく、マスタ装置38に車両用センサ装置12の自己診断結果を知らせることができる。
また、車両用センサ装置12は、設定部ASIC46が、また、常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、挙動データへの切替後、所定時間Tshが経過した場合に、挙動データから自己診断データへ切り替えるものである。
この構成によれば、常時状態において、挙動データへの切替後、所定時間Tshが経過した場合に、送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータが挙動データから自己診断データへ切り替わる。このため、車両起動後の常時状態において、車両挙動に応じた挙動データが不必要に長時間に亘って車両用センサ装置12からマスタ装置38へ送信出力されるのを回避することができると共に、マスタ装置38に車両用センサ装置12での自己診断結果を知らせる機会を簡易かつ確実に確保することができる。
また、車両用センサ装置12は、初期状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力されるデータが、自己診断データであるものである。この構成によれば、車両起動後の初期状態において送受信部48からマスタ装置38へ自己診断データが送信出力されるので、初期状態においてマスタ装置38に車両用センサ装置12の自己診断結果を知らせることができる。
また、車両用センサ装置12は、車両挙動が、車両に作用する加速度、角速度、又は圧力であるものである。この構成によれば、車両起動後の常時状態において、車両用センサ装置12からマスタ装置38への車両に作用した加速度、角速度、又は圧力のデータ送信に影響を与えることなく、マスタ装置38に車両用センサ装置12の自己診断結果を知らせることができる。
また、車両用センサシステム10は、車両用センサ装置12と、マスタ装置38と、を備え、マスタ装置38が、車両用センサ装置12の送受信部48から送信出力された自己診断データを格納する記憶部37を有するものである。この構成によれば、車両起動後の常時状態における車両用センサ装置12の自己診断結果をマスタ装置38の記憶部37に格納することができ、その格納後の車両整備時や車両修理時などにその作業者に常時状態における車両用センサ装置12の自己診断結果を確認させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、上記の実施形態においては、設定部ASIC46が、常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、挙動データへの切替後、車両挙動が閾値SH0未満を示す状態で所定時間Tshが経過した場合に、挙動データから自己診断データへ切り替えるものとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、設定部ASIC46が、常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、挙動データへの切替後、車両衝突が終了すると予想される所定時間が経過した場合に、挙動データから自己診断データへ切り替えるものとしてもよい。かかる変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、設定部ASIC46が、常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータを、挙動データへの切替後、マスタ装置38から切替コマンド指令が行われた場合に、挙動データから自己診断データへ切り替えるものとしてもよい。かかる変形例においては、常時状態において送受信部48からマスタ装置38へ送信出力するデータが、マスタ装置38からのコマンド指令に従って挙動データから自己診断データへ切り替わるので、スレーブ装置12が送信出力する車両挙動に応じたデータがハイ状態に固着されたときや車両挙動が閾値SH0未満に低下したことをマスタ装置38が検出したときなどに、マスタ装置38から強制的にスレーブ装置12の出力機能をダイアグ出力機能へ移行させることができ、これにより、スレーブ装置12の詳細な状態をマスタ装置38に知らせるモードに復帰させることができる。
また、上記の実施形態においては、車両用センサシステム10及び車両用センサ装置12を、乗員保護装置16を備える乗員保護システム18に適用することとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、車両の旋回挙動(すなわち、VSC)を制御するシステムに適用することとしてもよい。
10 車両用センサシステム、12 車両用センサ装置、14 判定装置、16 乗員保護装置、37 記憶部、38 マスタ装置、40 MEMS、42 ダイアグブロック、44 レジスタメモリ、46 設定部ASIC、48 送受信部。

Claims (7)

  1. 車両挙動に応じた挙動データを生成するセンサ部(40)と、
    車両起動後の少なくとも初期状態において自己診断を行うダイアグチェック部(42)と、
    前記センサ部により生成された前記挙動データ、又は、前記ダイアグチェック部により行われた自己診断の結果を示す自己診断データを、制御処理を実行するマスタ装置(38)へ送信出力する送信部(48)と、
    前記初期状態後の常時状態において前記送信部から前記マスタ装置へ送信出力するデータを、前記車両挙動に基づいて前記挙動データと前記自己診断データとで切り替え可能に設定する設定部(46)と、
    を備える車両用センサ装置。
  2. 前記設定部(46)は、前記常時状態において前記送信部から前記マスタ装置へ送信出力するデータを、前記車両挙動が所定閾値以上を示す前は前記自己診断データに設定すると共に、前記車両挙動が前記所定閾値以上を示した以後は前記自己診断データから前記挙動データへ切り替える請求項1記載の車両用センサ装置。
  3. 前記設定部(46)は、また、前記常時状態において前記送信部から前記マスタ装置へ送信出力するデータを、前記挙動データへの切替後、所定時間が経過した場合に、前記挙動データから前記自己診断データへ切り替える請求項2記載の車両用センサ装置。
  4. 前記設定部(46)は、また、前記常時状態において前記送信部から前記マスタ装置へ送信出力するデータを、前記挙動データへの切替後、前記マスタ装置から所定のコマンド指令が行われた場合に、前記挙動データから前記自己診断データへ切り替える請求項2記載の車両用センサ装置。
  5. 前記初期状態において前記送信部から前記マスタ装置へ送信出力されるデータが、前記自己診断データである請求項1乃至4の何れか一項記載の車両用センサ装置。
  6. 前記車両挙動が、車両に作用する加速度、角速度、又は圧力である請求項1乃至5の何れか一項記載の車両用センサ装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項記載の車両用センサ装置(12)と、前記マスタ装置(38)と、を備える車両用センサシステム(10)であって、
    前記マスタ装置(38)は、前記車両用センサ装置の前記送信部から送信出力された前記自己診断データを格納する記憶部(37)を有する車両用センサシステム。
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