JP2003200822A - 自己診断機能を有するセンサを備えた制御システム - Google Patents

自己診断機能を有するセンサを備えた制御システム

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JP2003200822A JP2001400848A JP2001400848A JP2003200822A JP 2003200822 A JP2003200822 A JP 2003200822A JP 2001400848 A JP2001400848 A JP 2001400848A JP 2001400848 A JP2001400848 A JP 2001400848A JP 2003200822 A JP2003200822 A JP 2003200822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己診断機能を有するセンサを備えた制御シ
ステムにおいて、そのセンサの自己診断を行うタイミン
グを、制御システムの始動時のみならず、任意に設定で
きるようにすること。 【解決手段】 制御装置であるECU2の内部には、セ
ンサ5への電源供給を遮断し得る電源供給遮断部4が設
けられている。その電源供給遮断部4は、ECU2内の
情報処理により、適宜の時期にセンサ5への電源供給を
遮断し、その後、センサ5への電源供給を再開する。そ
のとき、センサ5の内部に設けられている自己診断起動
部7が作動し、自己診断信号がセンサ5からECU2に
出力される。センサ5の自己診断のタイミングは、シス
テムの始動時のみならず、その後も、所定の条件を満た
す任意の時期に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出対象となる物
理量を検出するセンサと、そのセンサからの出力信号に
基づいて制御対象に制御信号を出力する制御装置とを備
えた制御システムに関するもので、特に、そのセンサと
して自己診断機能を有するセンサが用いられていて、所
定の時期にそのセンサの自己診断動作が実行されるよう
にされている、車両用等の制御システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両には、その走行
を制御するために油圧式のブレーキやクラッチ制御シス
テムが用いられている。その他、例えば産業用車両等に
は、車両に搭載して各種の作業を行う作業機のために、
作業用の油圧制御システムも採用されている。これらの
走行制御用や作業用の油圧制御システムは、エンジンや
電気モータによって油圧ポンプを駆動し、その油圧ポン
プから吐出される圧油を、各種の制御弁を通して所定の
油圧シリンダに供給して、その油圧シリンダを作動させ
るようにしたものである。そのような油圧制御システム
においては、通常、油路内の油圧が所定の圧力になって
いるか否かを測定するために、油圧センサが用いられ
る。その油圧センサは、物理量である油圧を検出して、
その大きさに応じた電気信号を出力するものである。
【0003】そのような油圧センサが用いられる油圧制
御システムの一例として、車両に搭載される油圧ブレー
キ制御システムを、図8を参照して説明する。図8は、
マスタシリンダから、一対の車輪に設けられているブレ
ーキアッセンブリとしてのドラムブレーキあるいはディ
スクブレーキに用いられるホイールシリンダに至る油圧
ブレーキ制御システムの概略図である。図8から明らか
なように、この油圧ブレーキ制御システム20は、ブレ
ーキペダル21の踏込みに応じて作動するマスタシリン
ダ22から吐出される油圧と、油圧ポンプ23が吐出す
る高油圧との協同によって、一対の車輪24,24にそ
れぞれ配設されているブレーキシリンダ25,25に供
給される油圧を制御するものである。なお、図8には二
つの車輪24,24のための系統のみが示されている
が、実際には、マスタシリンダ22には他の二つの車輪
のための系統も接続され、四輪のためのブレーキ制御シ
ステムとして使用される。
【0004】この油圧ブレーキ制御システム20におい
ては、制御信号を出力する制御装置としての電子制御ユ
ニット(ECU)40に、車輪速センサ41からの車輪
速度信号やブレーキランプスイッチセンサ42からのブ
レーキ信号とともに、油圧センサ43からの油圧信号が
入力される。それらのセンサ41,42,43は、車両
の運動状態あるいは操作状態を表す車両運転状態量を検
出する運転状態検出センサであり、ECU40からの電
源供給によって作動する。ブレーキ制御に関しては、E
CU40は、通常のブレーキ制御に加えて、運転者がパ
ニック状態に陥りやすいときに操作するブレーキ状態を
検出して、油圧ポンプ23及び各制御弁を駆動する。油
圧センサ43は、油圧の大きさを検出することにより、
ブレーキ操作量、すなわちブレーキ状態を検出する。
【0005】通常のブレーキ操作時には、常閉の電磁サ
クションバルブ26は閉弁状態にあり、常開のメカニカ
ルバルブ27はマスタシリンダ22の出力圧によって閉
弁状態となるので、マスタシリンダ22からの出力圧
は、常開バルブ29及び各常開の電磁開閉バルブ31,
31を通して、油路28、油路30から、各車輪24,
24のブレーキシリンダ25,25に供給される。この
とき、各開閉バルブ31,31の出口側に接続されてい
る各油路32,32から分岐してリザーバ35に至る油
路34に設けられている各常閉の電磁開閉弁33,33
は閉じており、また、油圧ポンプ23は非作動状態にあ
るので、ブレーキシリンダ25,25内の油圧は、マス
タシリンダ22から吐出される油圧、すなわちブレーキ
ペダル21の踏込み量に応じた圧力となっている。
【0006】この油圧ブレーキ制御システム20におい
て、急ブレーキ時のように、通常のブレーキ力以上の大
きなブレーキ力が求められる場合には、油圧センサ43
によって検出されるブレーキ操作量からそれが判別さ
れ、ブレーキアシストが行われる。ブレーキアシスト時
には、常開バルブ29が閉じ、かつメカニカルバルブ2
7は依然として閉じた状態であるが、サクションバルブ
26が開かれるとともに油圧ポンプ23が駆動される。
したがって、マスタシリンダ22から吐出されたブレー
キ液は、サクションバルブ26を通して油圧ポンプ23
の入口側に供給され、その油圧ポンプ23によって圧力
が高められた状態で油路30に送り出される。その結
果、各ブレーキシリンダ25,25は高い油圧力で作動
することになるので、ブレーキ力の大きいブレーキアシ
スト状態となる。
【0007】また、この油圧ブレーキ制御システム20
において、ブレーキ操作時に車輪24,24がロックし
て滑るおそれがある場合には、ABS(アンチロックブ
レーキシステム)が作動する。ABSはブレーキ力の強
弱を小刻みに繰り返すものであり、その作動時には、短
時間中にブレーキシリンダ25,25に作用する油圧の
増減が繰り返される。すなわち、通常のブレーキ操作時
には、前述したように、常開バルブ29が開き、サクシ
ョンバルブ26及びメカニカルバルブ27が閉じてい
る。また、油圧ポンプ23は非駆動状態にあり、各開閉
弁33,33も閉じた状態にある。この状態で、車輪2
4,24がロックしそうなときには、車輪速センサ41
によってそれが検出され、ABSが作動する。ABSが
作動すると、まず、各開閉弁31,31が閉じられ、各
ブレーキシリンダ25,25に至る各油路32,32が
閉鎖される。したがって、ブレーキ力がそのときの状態
の値に保持される。そして、そのままでは車輪24,2
4がロックするときには、上述のブレーキ力保持状態か
ら、各開閉弁33,33が開くことによって、各ブレー
キシリンダ25,25に至る各油路32,32内の圧力
が大気圧まで解放される。したがって、ブレーキシリン
ダ25,25内の油圧が減圧され、ブレーキ力が弱めら
れる。このとき、油路32,32内のブレーキ液はリザ
ーバ35に蓄えられる。このようにして車輪24,24
のロックのおそれがなくなると、各開閉弁33,33が
閉じ、各開閉弁31,31が開いた状態で、油圧ポンプ
23が駆動される。油圧ポンプ23が作動すると、リザ
ーバ35からブレーキ液が汲み上げられ、そのブレーキ
液が各開閉弁31,31を通して各ブレーキシリンダ2
5,25へと高圧で圧送される。したがって、ブレーキ
力が高められる。ABSの作動中は、このような開閉弁
31,31及び33,33の開閉が短時間で繰り返され
る。なお、油圧ポンプ23の駆動は、その間、継続され
る。
【0008】更に、図8に示されている油圧ブレーキ制
御システム20においては、ブレーキペダル21を踏み
込んでいなくても、発進時のスリップを防止するために
ブレーキを作動させるトラクションコントロール(TC
S)と、走行中のスリップによる横滑りを防止するため
にブレーキを作動させるビークルスタビリティアシスト
(VSA)とが行われる。その場合には、マスタシリン
ダ22が非作動状態にあるので、メカニカルバルブ27
は開いている。そして、ECU40からの指令により、
常開バルブ29が閉じられるとともに、サクションバル
ブ26が開かれる。また、油圧ポンプ23が駆動され
る。その結果、非作動状態にあるマスタシリンダ22か
ら、サクションバルブ26及びメカニカルバルブ27を
通してブレーキ液が吸引される。このとき、各開閉弁3
1,31は開き、各開閉弁33,33は閉じている。し
たがって、油圧ポンプ23の高い吐出圧力が各ブレーキ
シリンダ25,25に供給される。こうして、ブレーキ
ペダル21が踏み込まれていないにもかかわらず、発進
時又は走行時において制動状態となり、TCS又はVS
Aが作動する。
【0009】ところで、このような油圧ブレーキ制御シ
ステム20においては、油圧センサ等の各センサ41,
42,43の検出値によってブレーキ操作状態などの車
両運動状態あるいは操作状態が判別されるので、それら
のセンサ41,42,43の確実な作動が保証されてい
なければならない。したがって、特に重要なセンサ、例
えば油圧センサ43については、それが故障していない
かどうかの診断が行われる必要がある。そこで、従来
は、油圧センサ43を2個使用したり、あるいは油圧セ
ンサ43と油圧スイッチとを併用したりして、センサ出
力値を相互比較することにより、油圧センサ43の故障
診断をするようにしていた。また、油圧センサ43の別
の故障診断手法として、車両の減速G(加速度)とブレ
ーキスイッチ情報と油圧センサ43の出力値とを比較す
ることにより、油圧センサ43の明らかな故障を検出す
る、ということも行われていた。しかしながら、前者の
故障診断手法では、油圧センサ43のコストが高価にな
ったり、部品点数が多くなったりする等の不具合が生じ
る。また、後者の検出手法では、路面状況(坂道や低摩
擦係数路面等)や走行状況によっては故障検出精度が低
下するので、油圧センサ43の故障を正確に検出するこ
とができなくなる場合がある。
【0010】更に、従来、上述の油圧ブレーキ制御シス
テム20のような制御システムにおいて、油圧センサ4
3等の重要なセンサには、内部に自己診断機能を有する
ものを用いる、ということも行われていた。その場合に
は、ECU40等の制御装置が電源に接続されるととも
に、その制御装置からセンサに電源供給可能とされる。
そのような自己診断機能を有するセンサを用いた制御シ
ステムにおいて、従来は、制御装置に電源が接続されて
制御装置が始動し、その制御装置からセンサに初めて電
源が投入されたとき、すなわち制御装置の始動時に、セ
ンサの自己診断動作が行われるようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな制御システムでは、センサの自己診断は、制御装置
の始動時(車両の場合にはイグニションの投入時)に行
われるのみであり、任意のタイミングで実行させること
ができない。そのために、例えば車両運転中にセンサが
故障したときには、その故障が見過ごされることにな
り、誤った制御が行われる可能性がある。また、車両の
点検時にセンサの自己診断をさせるときには、エンジン
を一旦停止して再起動せさる必要がある等、点検作業が
煩わしくなるという問題もある。
【0012】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、自己診断機能を有するセ
ンサと、そのセンサに電源を供給する制御装置とを備え
た制御システムにおいて、センサの自己診断動作を、制
御装置の始動時のみでなく、より頻繁に実行させること
のできる、簡単で安価な制御システムを提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、上記のような自己診断機能を有するセ
ンサを備えた制御システムにおいて、制御装置の内部
に、その制御装置からセンサへの電源供給を遮断し得る
電源供給遮断部を設けるようにしている。
【0014】このように構成された制御システムによれ
ば、制御装置の内部においてその制御装置からセンサへ
の電源供給が遮断可能とされているので、制御装置への
電源供給状態は維持しながら、制御装置からセンサへの
電源供給のみを任意のタイミングで遮断することが可能
となる。そして、遮断した状態のセンサへの電源供給を
再開すると、センサにとっては、制御装置の始動時と同
様の状態となるので、そのセンサの自己診断動作が実行
される。こうして、センサへの電源供給の遮断と再開と
を適宜のタイミングで繰り返すことにより、センサの自
己診断が頻繁に行われるようになる。
【0015】このような制御システムは、車両のブレー
キ制御システムにも適用することができる。その場合に
は、自己診断機能を有するセンサを、車両の運動状態あ
るいは操作状態を表す車両運転状態量を検出する運転状
態検出センサとするとともに、制御装置を、その制御対
象を車両のブレーキとするブレーキ制御装置とし、ブレ
ーキ制御装置から運転状態検出センサへの電源供給を、
車両が減速して停止状態となったこと、及び車両のブレ
ーキ操作がされていることを条件として、遮断するよう
にされる。このように、運転状態検出センサへの電源供
給の遮断条件を、車両が減速して停止状態となったこ
と、及び車両のブレーキ操作がされていること、とすれ
ば、そのときには車両が発進することのない通常の停止
状態にある、ということになるので、運転状態検出セン
サが不作動となっても問題はない。そこで、その条件を
満足するときに、運転状態検出センサへの電源供給を遮
断し、その後、そのセンサへの電源供給を再開する。す
ると、そのときに、運転状態検出センサの自己診断動作
が実行される。この場合の運転状態検出センサとして
は、例えば、油圧ブレーキ制御システムのマスタシリン
ダ出口側の油路に配設される油圧センサとされる。
【0016】また、本発明は、複数のセンサのうちの一
部のみが内部に自己診断機能を有している、複数のセン
サを用いる制御システムにも適用することができる。そ
の場合には、制御装置から各センサへの電源供給ライン
が、自己診断機能を有するセンサへの電源供給ラインと
残余のセンサへの電源供給ラインとに分岐され、制御装
置の内部に、自己診断機能を有するセンサへの電源供給
ラインを遮断し得る電源供給遮断部が設けられる。この
ような制御システムにおいては、複数のセンサのうちの
一部のみが自己診断機能を有しており、それらのセンサ
の自己診断を実行することができさえすればよい。そこ
で、制御装置から各センサへの電源供給ラインを、自己
診断機能を有する一部のセンサへの電源供給ラインと残
余のセンサへの電源供給ラインとに分岐させ、自己診断
機能を有する一部のセンサへの電源供給ラインを制御装
置の内部で遮断可能に構成しているのである。そのよう
にすれば、自己診断機能を有するセンサへの電源供給ラ
インを一旦遮断し、その後、それらのセンサへの電源供
給を再開することによって、任意のタイミングでセンサ
の自己診断を実行することが可能となる。そして、その
ときにも、残余のセンサへの電源供給ラインは遮断され
ないので、それらのセンサによる物理量の検出は継続さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施例を説明する。図中、図1は本発明による自己診
断機能を有するセンサを備えた制御システムの一実施例
を示す概略図であり、図2はその制御システムの作動状
態の一例を示すグラフである。図1に示されているよう
に、この制御システム1は、制御装置としての電子制御
ユニット(ECU)2と、内部に自己診断機能を有する
センサ5とを備えている。その制御システム1は、例え
ば、図8で説明した車両の油圧ブレーキ制御システム2
0に適用される。その場合、センサ5は、検出対象とな
る物理量として、マスタシリンダ22の出口側の油路2
8における油圧を検出する油圧センサ43とすることが
できる。
【0018】ECU2は、外部電源に接続されて電源供
給を司る外部電源供給回路3と、センサ5への電源供給
を遮断する電源供給遮断部4とを備えている。その電源
供給遮断部4は電源遮断スイッチを内蔵するもので、そ
のスイッチは外部電源供給回路3からの情報によって開
閉制御され、通常は、センサ5に電源供給をする。セン
サ5は、ECU2の電源供給遮断部4から電源供給を受
ける電源回路部6、その電源回路部6からの信号に基づ
いて、センサとしての自己の故障を診断するための診断
信号を出力する自己診断起動部7、その自己診断起動部
7からの診断信号に基づき、検出対象となる物理量を検
出するセンシング部8、自己診断起動部7からの診断信
号とセンシング部8からの検出信号とに基づいて信号処
理をする信号処理部9、及び自己診断起動部7からの診
断信号と信号処理部9からの処理信号とに基づいて検出
信号を出力する信号出力部10、を備えている。また、
ECU2は、センサ5から出力される電気信号に基づい
て制御対象に制御信号を出力する。
【0019】図2に示されているように、センサ5の電
源回路部6に供給される電源電圧を示すセンサ電源Sv
と、ECU2の電源供給遮断部4に内蔵されている電源
遮断スイッチ(SW)とは、それぞれ対応して変化し、
電源遮断スイッチがオンであるときには、センサ5への
電源供給状態としてセンサ電源電圧は5Vとなり、電源
遮断スイッチがオフであるときには、センサ5への電源
遮断状態としてセンサ電源電圧は0Vとなる。電源遮断
スイッチが継続的にオンの状態にあってセンサ電源Sv
が継続的に5Vであるとき、及び電源遮断スイッチがオ
フの状態にあってセンサ電源Svが0Vであるときに
は、センサ出力信号Ssは通常出力の状態にある。電源
遮断スイッチがオフからオンに切り替わり、センサ電源
Svが0Vから5Vに切り替わるときに、自己診断動作
が開始される。すなわち、センサ5の自己診断起動部7
は、センサ電源電圧が5Vに昇圧すると同時に作動す
る。自己診断は、その開始後、所定の期間(短時間)に
わたって実行され、その後、センサ出力信号Ssは通常
出力の状態に戻る。
【0020】図3は、ECU2の内部の制御回路の一部
を示す回路図であり、図4は、その制御回路によるセン
サの作動状態を示すグラフである。図3に示されている
ように、この制御回路には、センサ電源11に対して、
ECU2によりオンオフ制御することのできるオンオフ
回路12が追加されている。このオンオフ回路12が図
1における電源供給遮断部4に相当する。電源供給ライ
ンは、自己診断機能を有するセンサ(例えば、図8の油
圧ブレーキ制御システム20に用いられる油圧センサ4
3)への電源供給ライン14と、残余のセンサへの電源
供給ライン13とに分岐されている。オンオフ回路12
は、この例ではFET(電界効果型トランジスタ)から
なる回路として構成されており、自己診断機能を有する
センサ(油圧センサ43)への電源供給ライン14のみ
をオンオフすることができ、残余のセンサへの電源供給
ライン13に対してオンオフ制御するものではない。E
CU2がオンオフ回路12を制御して、任意のタイミン
グでオンオフさせることによって、油圧センサ43の自
己診断動作を開始させることができる。油圧センサ43
をオンさせる電圧としては、例えば2.9〜3.5Vで
あり、オフさせる電圧としては、例えば2.5Vであ
る。
【0021】図4に示されているように、時刻T1で油
圧センサ43の電源供給ライン14をオフとし、その
後、時刻T2で電源供給ライン14をオンとしてECU
2からの電源投入を行うと、油圧センサ43は、時刻T
2において自己診断動作を開始し、時刻T3までの期間
ΔTにわたって自己診断を実行する。そのときの油圧セ
ンサ43のセンサ出力信号Ssは診断結果を示す信号で
あり、ECU2は、その診断結果信号に基づいて、油圧
センサ43が故障しているか否かの診断をする。このよ
うに、ECU2から油圧センサ43への電源供給が、E
CU2の内部で遮断可能に構成されているので、診断を
行うべき任意のタイミングで、油圧センサ43が故障し
ているか否かを診断することができる。
【0022】図5は、このように構成された制御システ
ム1において、自己診断機能を有するセンサの初期診断
を実行する際のフローの一例を示すフローチャートであ
る。初期診断フローにおいては、まず、初期診断が既に
終了しているか否かを判断する(ステップ1)。初期診
断が既に終了していれば、Aに移行し、初期診断フロー
を終了する。ステップ1の判断において、センサの初期
診断がまだ終了していなければ、ECU2の回路診断が
既に終了しているか否かを判断する(ステップ2)。E
CU2の回路診断が終了していなければ、ECU2内部
の回路診断を行い(ステップ3)、初期診断フローを一
旦終了して、スタートに戻る。ステップ2の判断におい
て、ECU2の回路診断が終了している場合には、次に
センサの初期診断が終了しているか否かを判断し(ステ
ップ4)、センサ初期診断が終了している場合には、初
期診断フローを終了する。
【0023】ステップ4の判断において、センサの初期
診断が終了していない場合には、電源遮断が終了したか
否かが判断される(ステップ5)。電源遮断が終了して
いない場合には、センサ電源遮断処理を行い(ステップ
6)、その後、初期診断フローを終了する。電源遮断が
終了している場合には、電源復帰処理が終了しているか
否かを判断する(ステップ7)。電源復帰処理が終了し
ていない場合には、センサ電源復帰処理を行い(ステッ
プ8)、その後、初期診断フローを終了する。ステップ
7の判断において、電源復帰処理が終了している場合に
は、センサの初期自己診断を行い(ステップ9)、その
後、初期診断フローを終了する。このフローは、初期診
断が終了するまで繰り返される。このようにして、セン
サの初期診断が行われる。
【0024】図6は、上述のように構成された制御シス
テム1を、車両の油圧ブレーキ制御システムに適用した
場合の、自己診断機能を有するセンサの常時診断を実行
するフローの一例を示すフローチャートである。この常
時診断は、運転者がブレーキ操作を連続して行い、その
結果、車両が完全に停止したときに行うものとして、制
御フローが構成されている。常時診断を行う際には、ま
ず、車両の運転制御状態を示すフラグの一つである非制
御連続フラグの値が判定される(ステップ10)。非制
御連続フラグの値が0であるときには、車両の走行につ
いての制御が行われていることを示しているので、常時
診断を実行する時期ではなく、そのまま、常時診断フロ
ーを終了する。非制御連続フラグの値が1であるときに
は、連続で非制御状態にあることを示している。連続し
て非制御状態にあるときには、連続ブレーキング状態に
あるか否かが判定される(ステップ11)。連続ブレー
キング状態にないときには、車両は停止する可能性がな
いので、その後、直ぐには常時診断を行うことがなく、
常時診断フローを終了する。連続ブレーキング状態にあ
るときには、連続ブレーキングの後に車両が完全に停止
したか否かが判定される(ステップ12)。
【0025】車両が完全に停止していなければ、常時診
断を実行する時期ではないので、常時診断フローは終了
する。車両が完全に停止した場合には、センサ常時診断
が終了したか否かが判定される(ステップ13)。セン
サ常時診断が終了していなければ、電源遮断が終了した
か否かが判定される(ステップ14)。電源遮断が終了
していなければ、センサ電源遮断処理を実行し(ステッ
プ15)、その後、常時診断フローを終了する。ステッ
プ14の判定において、電源遮断が終了している場合に
は、電源復帰が終了しているか否かが判定される(ステ
ップ16)。そして、電源復帰が終了していない場合に
は、センサ電源復帰処理が実行される(ステップ1
7)。また、電源復帰が終了しているときには、センサ
の自己診断が実行される(ステップ18)。この常時診
断フローは、ECU2が作動している間、何度も繰り返
される。
【0026】センサ5が図8で説明した油圧ブレーキ制
御システム20に用いられる油圧センサ43である場合
の、センサ診断の実行タイミングは、以下のとおりであ
る。すなわち、油圧センサ43の自己診断は、油圧セン
サ43をリセットしても、油圧ブレーキ制御システム2
0に、制御上、問題が生じることがない状態でのみ実行
される。ビークルスタビリティアシスト(VSA)の制
御と、急ブレーキ用ブレーキアシスト(BA)の制御と
は、車速が10km/h以上でないと機能しないように
設定されている。また、車両を発進する場合に行われる
トラクションコントロール(TCS)の制御は、ブレー
キペダルに関して設けられるブレーキスイッチ(ブレー
キランプスイッチセンサ42)と、油圧ブレーキ制御シ
ステム20に設けられている油圧センサ43の検出値と
から、ブレーキのオン・オフ、すなわち、実際にブレー
キ操作が行われているか否かを判定して、ブレーキ操作
中には行われないようにされている。したがって、油圧
センサ43の自己診断を、ビークルスタビリティアシス
トの制御と急ブレーキ用ブレーキアシストの制御とが行
われていない間に実行するのであれば、これらの制御へ
の影響はない。また、車両停止中に油圧センサ43を初
期自己診断する場合、自己診断中に車両が発進すること
がある。発進時にはトラクションコントロールの制御が
行われるが、このときには自己診断を中断しない。ブレ
ーキ判定を、油圧の値にはよらず、ブレーキスイッチの
みから判定しても、トラクションコントロールの制御に
対して影響はない。
【0027】図7は、このような制御システムにおい
て、車両のブレーキ状態及び車輪速度に対する油圧セン
サ43の自己診断の実行の時期を示すグラフである。こ
のグラフから理解されるように、車両の走行中に、運転
者によるブレーキ操作に基づいて車輪速度が低下し、車
両が完全停止した時点で、しかもブレーキの作動状態が
オンであるパターンのときのみ、1回、油圧センサ43
の初期自己診断が実行される。以降も、エンジンスイッ
チを切る等によりECU2の電源が遮断されることがな
くても、上記パターンが生じれば、そのときに、油圧セ
ンサ43の自己診断が実行される。
【0028】以上のように、本発明を適用した油圧ブレ
ーキ制御システム20によれば、油圧センサ43が有す
る自己診断機能を、イグニション投入時以外において
も、所定の条件を満足する任意の時期に、ECU2(図
8の例ではECU40)側から起動させることができ
る。具体的には、油圧センサ43への電源供給ライン1
4を任意に遮断できるオンオフ回路(スイッチ)12を
ECU2側の回路内に追加することで、イグニション投
入時に行われる油圧センサ43の初期自己診断のみなら
ず、初期診断終了後においても、診断許可条件が満たさ
れた場合に、油圧センサ43の常時診断動作を実行する
ことが可能となった。すなわち、車両の走行制御に干渉
しないように、車両が、どの制御システムも非制御状態
のまま、走行状態から運転者のブレーキング操作によっ
て減速し、完全停止が確定した際にのみ、一度だけ油圧
センサ43の故障診断が実行される。以降も、同じタイ
ミングでのみ油圧センサ43の故障診断が実行される。
ただし、車両走行中及び加速時には、油圧センサ43か
らのセンサ信号を車両制御のために使用する必要がある
ので、常時診断は行われない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による自己診断機能を有するセンサを備えた制御システ
ムは、自己診断機能を有するセンサとそのセンサに電源
を供給する制御装置とを備えた制御システムにおいて、
制御装置からセンサへの電源供給を制御装置の内部で遮
断可能なように構成されているので、車両に適用した場
合、イグニション投入時には勿論のこと、イグニション
投入後であっても、制御装置からセンサへの電源供給を
制御装置の内部で遮断することができる。そして、その
後、再びセンサに電源供給をすれば、センサにとっては
イグニション投入時と同様の作動状態となるので、セン
サの自己診断が実行される。したがって、センサの自己
診断を実行させることが容易となり、しかも、自己診断
を行うタイミングを、制御装置の始動時のみならず任意
に設定することが可能となる。また、既存の制御システ
ムにおいて、制御装置の内部に、センサへの電源供給を
遮断し得る電源供給遮断部を追加するのみでよいので、
安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自己診断機能を有するセンサを備
えた制御システムの一実施例を示す概略図である。
【図2】図1に示されている制御システムの作動の一例
を示すグラフである。
【図3】その制御システムに用いられている制御装置の
内部の制御回路の一部を示す回路図である。
【図4】図3に示されている制御回路によるセンサの作
動状態を示すグラフである。
【図5】本発明による制御システムにおいて、自己診断
機能を有するセンサの初期診断を実行する際のフローの
一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明による制御システムを車両のブレーキ制
御システムに適用した場合の、自己診断機能を有するセ
ンサの常時診断を実行するフローの一例を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明による制御システムを適用した車両のブ
レーキ制御システムにおいて、車両のブレーキ状態及び
車輪速度に対するセンサの自己診断の実行の時期を示す
グラフである。
【図8】本発明による制御システムが適用される車両の
ブレーキ制御システムであって、マスタシリンダから一
対の車輪に設けられているブレーキアッセンブリの油圧
シリンダに至る油圧ブレーキ制御システムの概略図であ
る。
【符号の説明】
1 制御システム 2 電子制御ユニット(制御装置) 3 外部電源供給回路 4 電源供給遮断部 5 センサ(運転状態検出センサ、油圧センサ) 6 電源回路部 7 自己診断起動部 8 センシング部 9 信号処理部 10 信号出力部 12 オンオフ回路 13 自己診断機能を有するセンサへの電源供給ライ
ン 14 残余のセンサへの電源供給ライン 20 油圧ブレーキ制御システム 43 油圧センサ Ss センサ出力信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象となる物理量を検出して電気信
    号を出力するセンサと、 電源に接続されるとともに前記センサに電源供給可能で
    あり、そのセンサから出力される前記電気信号に基づい
    て制御対象に制御信号を出力する制御装置と、を備え、 前記センサが内部に自己診断機能を有していて、前記制
    御装置からの電源投入時にそのセンサの自己診断動作が
    実行されるようにされている制御システムにおいて;前
    記制御装置の内部に、その制御装置から前記センサへの
    電源供給を遮断し得る電源供給遮断部が設けられている
    ことを特徴とする、 自己診断機能を有するセンサ備えた制御システム。
  2. 【請求項2】 前記センサが、前記物理量として車両の
    運動状態あるいは操作状態を表す車両運転状態量を検出
    する運転状態検出センサであり、 前記制御装置が、前記制御対象を前記車両のブレーキと
    するブレーキ制御装置であって、 前記電源供給遮断部が、前記車両が減速して停止状態と
    なったこと、及び前記車両のブレーキ操作がされている
    ことを条件として、前記ブレーキ制御装置から前記運転
    状態検出センサへの電源供給を遮断するようにされてい
    ることを特徴とする、 請求項1記載の自己診断機能を有するセンサを備えた制
    御システム。
  3. 【請求項3】 検出対象となる物理量を検出して電気信
    号を出力する複数のセンサと、 電源に接続されるとともに前記センサの各々に電源供給
    可能であり、それら各センサから出力される前記電気信
    号に基づいて制御対象に制御信号を出力する制御装置
    と、を備え、 前記複数のセンサのうちの一部が内部に自己診断機能を
    有していて、前記制御装置からの電源投入時にそれら自
    己診断機能を有するセンサの自己診断動作が実行される
    ようにされている制御システムにおいて;前記制御装置
    から前記各センサへの電源供給ラインが、前記自己診断
    機能を有するセンサへの電源供給ラインと残余のセンサ
    への電源供給ラインとに分岐されており、 前記制御装置の内部に、前記自己診断機能を有するセン
    サへの電源供給ラインを遮断し得る電源供給遮断部が設
    けられていることを特徴とする、 自己診断機能を有するセンサを備えた制御システム。
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