JP5370329B2 - センサ診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センサの検出信号が正常なものであるかを診断するセンサ診断装置に関する。
センサから出力される検出信号を用いてECU(制御装置)により、各種電動アクチュエータ等の制御対象の作動を制御する制御システムにおいて、センサから出力される検出信号は、センサの特性異常や断線、短絡等により異常な信号になっている場合がある。よって、制御対象の作動の不具合を回避させるべく、検出信号の異常有無を診断する機能(特許文献1〜3参照)が要求されることがある。
そして、センサに対して高い信頼性が要求される場合には、その診断機能自体が故障していないことを保証する保証機能がさらに求められる場合もある。例えば、前記制御対象が車両に搭載されたものであり、特に車両走行の安全性に関わるものである場合には、上記保証機能のニーズが高い。
特開2006−114056号公報 特許第3770675号 特許第4028727号
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、検出信号の異常有無を診断する機能に加え、その診断機能自体が故障していないことを保証する保証機能をも兼ね備えたセンサ診断装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明では、検出対象となる物理量を電気信号に変換し、変換した信号を検出信号として出力する検出手段と、前記検出手段とは別に設けられ、前記検出対象となる物理量を電気信号に変換し、変換した信号を診断用検出信号として出力する診断用検出手段と、前記診断用検出信号と前記検出信号との比較に基づいて、前記検出手段に異常が発生しているか否かを診断する比較診断手段と、異常な値の診断用検出信号に相当する模擬異常信号を生成する模擬異常生成手段と、前記比較診断手段での比較に用いる前記診断用検出信号を、前記模擬異常信号に所定周期で切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、検出手段とは別に設けられた診断用検出手段と、検出手段の検出信号と診断用検出手段の診断用検出信号との比較に基づき検出手段の異常有無を診断する比較診断手段とを備えるので、例えば両検出信号のずれ量が大きい場合に異常であると診断できる。つまり、検出信号に対する異常有無の「診断機能」を備えていると言える。
また、上記発明によれば、異常な値の診断用検出信号に相当する模擬異常信号を生成する模擬異常生成手段と、比較診断手段での比較に用いる診断用検出信号を模擬異常信号に所定周期で切り替える切替手段とを備えるので、比較診断手段が正常に機能していれば、模擬異常信号に切り替える所定周期と同じ周期で異常と診断される筈である。そのため、前記所定周期と同じ周期で異常診断が為されていることを確認できれば、比較診断手段が正常に機能していることを保証できる。つまり、上述した診断機能自体が故障していないことを保証する「保証機能」を備えていると言える。
請求項2記載の発明では、前記比較診断手段により正常と診断された場合には前記検出信号を出力し、前記比較診断手段により異常と診断された場合には異常診断信号を出力するよう切り替えて出力する出力手段を備え、前記出力手段から出力される前記検出信号及び前記異常診断信号を、1本の共通した信号線により送信することを特徴とする。
これによれば、異常診断信号を送信するハーネス(信号線)と検出信号を送信するハーネス(信号線)とを別々に備える場合に比べて、ハーネスの本数を減らすことができる。なお、例えば、検出信号の電圧範囲から外れた値に異常診断信号の電圧値を設定しておけば、上記発明にかかる1本の信号線から信号を受信する側の装置において、受信した信号が異常診断信号及び検出信号のいずれであるかを識別可能である。この場合、検出信号が異常診断信号に変化するといった事象が、前記所定周期と同じ周期で現れたことを確認できれば、比較診断手段が正常に機能していることを保証できる。
請求項3記載の発明では、前記検出手段、前記診断用検出手段、前記比較診断手段、前記模擬異常生成手段、及び前記切替手段を、共通した筐体内に収容して1つのセンサを構成し、前記センサは、制御対象の作動を制御する制御装置へ、前記比較診断手段により異常と診断された場合に出力される異常診断信号、及び前記検出信号を送信することを特徴とする。
上記発明によれば、センサから出力される検出信号を用いてECU(制御装置)により制御対象の作動を制御する場合において、比較診断手段、模擬異常生成手段及び切替手段といった上記保証機能を実現するための手段をセンサに搭載させているので、これらの手段をECUに搭載させる場合に比べて、ECUの回路構成を簡素にできる。また、上記発明を請求項2記載の発明と組み合わせた場合には、異常診断信号及び検出信号を1本のハーネスでECUへ送信できるので、センサとECUとの接続構成も簡素にでき好適である。
請求項4記載の発明では、前記比較診断手段が異常と診断した場合に出力する異常診断信号が、前記所定周期で周期的に出力されていると判定した場合に、前記比較診断手段が正常に機能していると判定して保証する診断機能保証手段を備えることを特徴とする。
上記発明によれば、異常診断信号が所定周期で周期的に出力されていると判定した場合に比較診断手段が正常に機能していると判定して保証する診断機能保証手段を備えるので、診断機能保証手段による判定結果(保証の有無)に応じて、ECUによる制御対象の制御内容を変更できる。
請求項5記載の発明では、前記診断機能保証手段は、前記切替手段により前記診断用検出信号を前記模擬異常信号に切り替えているにも拘わらず前記異常診断信号が出力されなかった事象が、連続して所定回数以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障していると判定し、前記事象が、連続して所定回数未満かつ1回以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障している可能性があると仮判定することを特徴とする。
ここで、比較診断手段が正常に機能している場合であっても、各種ノイズの影響により、模擬異常信号への切り替え時に異常診断信号が出力されない場合がある。また、検出手段が正常に機能している場合であっても、各種ノイズの影響により、診断用検出信号への切り替え時に異常診断信号が出力される場合がある。要するに、各種ノイズに起因した診断機能保証手段の誤判定が懸念される。
この懸念に対し上記発明では、模擬異常信号に切り替えているにも拘わらず異常診断信号が出力されなかった事象が、連続して所定回数以上発生した場合に比較診断手段が故障していると判定(故障判定)するので、前記事象がノイズにより1回又は数回(所定回数未満)発生しただけでは故障判定されない。よって、ノイズに起因した診断機能保証手段の誤判定を抑制できる。
また、前記事象が、連続して所定回数未満かつ1回以上発生した場合には、比較診断手段が故障している可能性があると仮判定しておくので、故障判定、仮判定、正常判定の各々のケースに応じて、ECUによる制御対象の制御内容を変更できる。例えば、故障判定の場合には作動停止、仮判定の場合にはフェールセーフ作動、正常判定の場合には正常作動、といった内容に変更できる。
請求項6記載の発明では、前記診断機能保証手段は、前記切替手段により前記診断用検出信号を前記模擬異常信号に切り替えているにも拘わらず前記異常診断信号が出力されなかった事象が、所定期間で所定回数以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障していると判定し、前記事象が、所定期間で所定回数未満かつ1回以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障している可能性があると仮判定することを特徴とする。
上記発明では、模擬異常信号に切り替えているにも拘わらず異常診断信号が出力されなかった事象が、所定期間で所定回数以上発生した場合に比較診断手段が故障していると判定(故障判定)するので、前記事象がノイズにより1回又は数回(所定回数未満)発生しただけでは故障判定されない。よって、ノイズに起因した診断機能保証手段の誤判定を抑制できる。
また、前記事象が、所定期間で所定回数未満かつ1回以上発生した場合には、比較診断手段が故障している可能性があると仮判定しておくので、故障判定、仮判定、正常判定の各々のケースに応じて、ECUによる制御対象の制御内容を変更できる。例えば、故障判定の場合には作動停止、仮判定の場合にはフェールセーフ作動、正常判定の場合には正常作動、といった内容に変更できる。
本発明の一実施形態にかかるセンサ診断装置が適用される負圧センサについて説明する、内燃機関及びブースタ装置の全体図。 上記実施形態にかかる診断機能及び保証機能の構成を説明する機能ブロック図。 図2に記載の負圧センサにかかるセンサ特性を示す図。 上記実施形態において、比較回路及び検出素子51が正常である場合に、出力回路から出力される出力電圧の変化を示すタイムチャート。 上記実施形態において、出力電圧に基づき比較回路及び第1検出素子を診断する手順を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態にかかるセンサ診断装置は、空気の負圧を検出する負圧センサに適用されたものであり、当該負圧センサは、車両ブレーキのブースタ装置に備えられたものである。
先ず、図1を用いて、上記車両に搭載されている制動装置を構成する、マスターシリンダ20及びブースタ装置30について説明する。
マスターシリンダ20は、運転者によるブレーキペダル11の踏力(ブレーキ踏力)により作動してブレーキオイルの圧力(ブレーキ圧)を発生させるものである。運転者によりブレーキペダル11が踏み込まれると、ブレーキ踏力はロッド21を介してピストン22に伝達され、ピストン22が圧縮作動することによりシリンダ23内に充填されているブレーキオイルが圧縮され、ブレーキ圧が上昇することとなる。このように昇圧したブレーキ圧は、図示しないフロントホイールシリンダ及びリヤホイールシリンダへ伝達され、各々のホイールシリンダがブレーキ圧により作動して制動力が発揮されることとなる。
ブースタ装置30は、内燃機関10の吸気負圧によりブレーキ踏力を補助するものである。このブースタ装置30は、圧力室を内部に形成するハウジング31と、ハウジング31内部の圧力室を定圧室31a及び変圧室31bに仕切るダイヤフラム32と、を備えて構成されている。定圧室31aは、逆止弁33を介して内燃機関10の吸気管12と連通している。このため、内燃機関10の運転時には定圧室31aに負圧が導入される。変圧室31bは、大気弁34を介して大気と連通可能に構成されている。また、定圧室31a及び変圧室31bは、真空弁35を介して連通可能に構成されている。
ブレーキペダル11が踏み込まれていない時には、大気弁34が閉弁するとともに真空弁35が開弁する。そのため、定圧室31a及び変圧室31bは連通状態となり同じ負圧が発生している。一方、ブレーキペダル11が踏み込まれると、先ず真空弁35が閉弁して、定圧室31a及び変圧室31bは非連通状態となる。その後、さらにブレーキペダル11が踏み込まれると、大気弁34が開弁し、変圧室31bへ大気が導入される。これにより、変圧室31bは大気圧になり、その一方で、定圧室31aは負圧になる。そのため、定圧室31a及び変圧室31bで圧力差が生じ、この差圧がダイヤフラム32に作用してブレーキ踏力を補助するアシスト力となる。
次に、ECU40による内燃機関10の作動の制御手法、及びアイドルストップシステムについて説明する。図1に示す内燃機関10は、点火式のガソリンエンジン(内燃機関)であり、燃料噴射弁13からの燃料を吸気管12へ噴射するポート噴射式のエンジンである。ECU40は主に、燃料噴射弁13、スロットルバルブ14及び点火装置15の作動を制御することで、燃料の噴射量、噴射時期、吸気量、点火時期を制御する。これにより、排気エミッション及び出力トルクが所望する状態となるよう、内燃機関10の作動が制御される。
なお、負圧センサ50の検出値を用いた「制御対象」は、燃料噴射弁13、スロットルバルブ14、点火装置15に相当し、これらの制御対象を制御する「制御装置」は、ECU40に相当する。
アイドルストップシステムは、車両走行中に運転者の停車意思を検出して所定のアイドルストップ条件が成立すれば、車速がゼロになるのを待たずして、燃料噴射弁13からの燃料噴射を自動で停止(燃料噴射カット)するとともに点火装置15の作動を停止させて、内燃機関10を自動停止させる。
上述した停車意思の検出の具体例としては、ブレーキペダルセンサ11aにより検出されたブレーキペダル11の踏込量が所定量以上であること、アクセルペダルが踏み込まれていないこと等が挙げられる。前記アイドルストップ条件の具体例としては、車速が低下していること、車載バッテリの充電量が所定量以上であること、車速が所定車速未満であること、内燃機関10から車両駆動輪への動力伝達が遮断されていること等が挙げられる。アイドルストップ解除条件の具体例としては、車載バッテリの充電量が所定量未満であること、ブレーキペダル11が踏み込まれていないこと(又はその踏込量が所定量未満であること)、アクセルペダルが踏み込まれていること等が挙げられる。
このように、車速がゼロになるのを待たずして内燃機関10を自動停止させた場合、定圧室31a内の負圧が上昇してアシスト力が低下していき、その結果、ブレーキペダル11の踏み込みに要する力が大きくなるので、運転者にとってはブレーキペダル11が硬く感じられるようになり、ブレーキ操作性が悪化することが懸念される。
そこで本実施形態では、定圧室31a内の負圧を検出する負圧センサ50をハウジング31に取り付けて、負圧検出値をECU40へ出力している。ECU40は、負圧検出値が所定値未満であることを条件としてアイドルストップを許可する。また、アイドルストップ制御中に負圧検出値が所定値以上にまで上昇した場合には、内燃機関10を自動で再始動させる。
このように、負圧センサ50は車両走行の安全性に関わるものであるため、負圧センサ50に異常が生じているか否かを診断する機能が必要であることは勿論、その診断機能自体が故障していないことを保証する保証機能が近年ではさらに求められている。
本実施形態にかかる負圧センサ50は、上記診断機能を有した自己診断機能付きセンサであり、以下、上記診断機能及び保証機能を構成する手段について、図2の機能ブロック図を用いて説明する。
負圧センサ50は、1つの筐体50a内に、以下に説明する第1検出素子51、第2検出素子54及び各種回路を収容して構成されており、その筐体50aはブースタ装置30のハウジング31に取り付けられている。
第1検出素子51及び第2検出素子54は、定圧室31aの負圧(検出対象となる物理量)を電気信号に変換する素子である。以下、第1検出素子51から出力される信号を検出信号、第2検出素子54から出力される信号を診断用検出信号と呼ぶ。これらの検出信号は、第1増幅回路52及び第2増幅回路55により各々増幅される。なお、両検出素子51,54は同一の素子であり、両増幅回路52,55は同一の回路である。
第1増幅回路52から出力される検出信号は、出力回路53(出力手段)から負圧センサ50の外部へ、ハーネスHを通じて送信される。一方、第2増幅回路55から出力される診断用検出信号は、後に詳述する信号切替回路56(切替手段)を通じて比較回路57(比較診断手段)へ出力される。また、比較回路57へは第1増幅回路52からの検出信号も入力される。
比較回路57は、診断用検出信号と検出信号とを比較し、その比較に基づき第1検出素子51が正常に機能しているか否かを診断する。例えば、両検出信号のずれ量が所定量以上である場合に異常であると診断する。具体的には、両検出信号の所定期間での平均値が所定量以上異なる場合や、両検出信号の所定期間でのピーク値が所定量以上異なる場合、両検出信号のサンプリング周期毎の偏差の平均が所定量以上である場合に、第1検出素子51が異常であると診断する。
上記異常の原因としては、検出素子51,54の特性異常や増幅回路52,55の故障、電気配線の短絡、断線等が挙げられる。上記特性異常について説明すると、検出素子51は、検出対象である負圧に応じた電圧の信号を出力するが、ECU40では、図3に示すセンサ特性(検出対象である負圧と出力電圧との関係)に基づき検出信号を負圧に換算して負圧を算出している。ところが、センサ特性は経年劣化等により変化する場合があり、このようにセンサ特性に異常が生じると、負圧の算出精度が悪くなる。
短絡や断線の場合には、検出信号が出力範囲の下限値又は上限値を維持するようになるので容易に診断できるものの、上述したセンサ特性の異常(特性異常)の場合には、比較回路57による比較診断でなければ診断が困難である。したがって、比較回路57では、特性異常の有無について診断することが主目的である。よって、比較回路57により異常判定された場合には、第1検出素子51の特性異常の可能性があると診断する。
比較回路57による比較の結果、異常であると診断された場合には、比較回路57は異常診断信号を出力回路53に出力する。出力回路53は、異常診断信号が入力されている時には、第1増幅回路52から入力される検出信号よりも優先して異常診断信号を外部へ出力送信する。一方、異常診断信号が入力されていない時には、検出信号を外部へ出力送信する。要するに、出力回路53は、検出信号及び異常診断信号を切り替えて出力する。そして、検出信号及び異常診断信号は、1本の共通したハーネスH(信号線)によりECU40へ送信される。ちなみに、当該ハーネスHの他にも、ECU40から負圧センサ50へ電源供給するためのハーネス(図示せず)や接地用のハーネス(図示せず)も存在する。
ハーネスHを通じてECU40へ送信されるアナログ信号は、A/D変換器41によりデジタル信号に変換されるが、A/D変換器41が変換可能なアナログ信号の電圧範囲(例えば0V〜5V)の一部を、検出信号の電圧(検出電圧)の範囲として割り当て、検出電圧の範囲外の値に異常診断信号の電圧(異常診断電圧)を設定している。図3の例では、検出電圧の範囲を0.5V〜4.0Vに設定し、異常診断電圧を4.5Vに設定している。ちなみに、検出電圧の下限値(0.5V)が大気圧に、上限値(4.0V)が真空圧となるよう、第1増幅回路52の増幅ゲインは設定されている。
ECU40の識別手段42を構成する回路は、ハーネスHを通じて送信されてくる信号の電圧(正確にはA/D変換後の電圧)が0.5V〜4.0Vの範囲であれば検出電圧であると識別し、4.5V近傍であれば異常診断電圧であると識別する。検出電圧であると識別した場合には、物理値換算手段43を構成する回路により、図3のセンサ特性に基づき検出電圧を負圧に換算する。
ECU40の通常制御手段44を構成する回路は、換算して得られた負圧(負圧検出値)に基づき、以下に例示する通常制御を実施する。例えば、負圧検出値が所定値未満であればアイドルストップを許可し、アイドルストップ制御中に負圧検出値が所定値以上にまで上昇した場合には、内燃機関10を自動で再始動させる。
次に、本実施形態の要部である上記保証機能について、診断機能とともに説明する。
負圧センサ50は、以下に説明する模擬異常信号を模擬的に生成する生成回路58(模擬異常生成手段)を有している。この生成回路58は、第2検出素子54が故障した場合に出力される診断用検出信号に相当する異常電圧の信号を、模擬異常信号として生成し、信号切替回路56へ出力する。したがって、信号切替回路56には、第2増幅回路55からの診断用検出信号と、生成回路58からの模擬異常信号とが入力されることとなる。
信号切替回路56は、診断用検出信号及び模擬異常信号のいずれかを選択して比較回路57へ出力するが、一定の所定周期で模擬異常信号を選択して比較回路57へ出力している。図4中の符号Taは模擬異常信号を出力している期間を示し、符号Tbは前記所定周期を示す。したがって、負圧センサ50を構成する各種回路(特に比較回路57)及び検出素子51,54に異常が生じていなければ、出力回路53から出力される信号(出力電圧)は図4中の実線に示す波形になる筈である。
すなわち、比較回路57が診断用検出信号を用いて検出信号と比較している期間(Ta以外の期間)は、出力電圧は検出電圧の範囲(0.5V〜4.0V)で変化する波形となる。一方、比較回路57が模擬異常信号を用いて検出信号と比較している期間Taは、出力電圧は異常診断電圧(4.5V)になる。そして、模擬異常信号は所定周期Tbで比較回路57へ出力されるため、異常診断電圧が所定周期Tbで現れることとなる。
これに対し、比較回路57が故障している場合には、比較回路57が模擬異常信号を用いて検出信号と比較している期間Taであっても、比較回路57から異常診断信号が出力されなくなるので、出力電圧の波形中に異常診断電圧が周期的に現れることはない。
ちなみに、負圧センサ50を構成する各種回路(特に比較回路57)及び検出素子51,54に異常が生じていない状況で、比較回路57が模擬異常信号を用いることなく診断用検出信号を常時用いた場合には、出力電圧は図4中の点線に示す波形となる。
また、比較回路57が診断用検出信号を用いて検出信号と比較した結果、異常であると診断した場合には、模擬異常信号と比較している期間Taであるか否かに拘わらず、比較回路57から出力回路53へ異常診断信号が出力される。よって、この場合の出力電圧は、所定周期Tbとは無関係に異常診断電圧(4.5V)となる。
以上により、ECU40の判定手段45で、異常診断電圧の有無と異常診断電圧の周期性の有無を判定すれば、比較回路診断手段47において、第1検出素子51が正常に機能しているか否かを診断できるとともに、第1検出素子診断手段46において、第1検出素子51が正常に機能しているか否かを診断できる。
比較回路診断手段47による診断手法についてより具体的に説明すると、異常診断電圧が所定周期Tbで現れている場合には、比較回路57が正常に機能していると診断する。つまり、比較回路57が故障していないことを保証する。一方、比較回路57へ模擬異常信号を周期的に出力しているにも拘わらず異常診断電圧が現れていない場合には、比較回路57が異常であると診断する。
第1検出素子診断手段46による診断手法についてより具体的に説明すると、異常診断電圧が現れているが所定周期Tbでない場合には、第1検出素子51が異常であると診断する。また、比較回路57へ模擬異常信号を出力していない期間中において、異常診断電圧が現れている場合には第1検出素子51が異常であると診断し、異常診断電圧が現れていなければ第1検出素子51が正常であると診断する。
なお、ハーネスHを通じて送信されてくる信号の電圧(正確にはA/D変換後の電圧)が、A/D変換器41が変換可能なアナログ信号の電圧範囲の下限値(0V)又は上限値(5V)を維持している場合には、断線/短絡診断手段48により、ハーネスH等の各種電気配線に断線又は短絡が生じていると診断する。
ECU40のフェールセーフ手段49を構成する回路は、第1検出素子診断手段46、比較回路診断手段47、及び短絡診断手段48の診断結果に応じて、例えばアイドルストップシステムにかかる内燃機関10の自動停止や自動再始動の実施を禁止する。或いは、車速がゼロになるのを待たずして自動停止させることは禁止させつつ、車速がゼロになってからの自動停止は許可する。
図5は、ECU40が有するマイクロコンピュータによる上記診断の処理手順を示すフローチャートであり、当該処理は、所定周期(例えばマイコンが有するCPUの演算周期)で繰り返し実行される。
先ず、図5に示すステップS10において、以下に説明する「保証判定期間」中であるか否かを判定する。つまり、比較回路診断手段47による比較回路57の診断は、第1検出素子診断手段46による第1検出素子51の診断に比べて、要求される診断の頻度が少ない。そこで本実施形態では、内燃機関10の運転期間中、特定の期間(保証判定期間)においてのみ、比較回路診断手段47での診断を実施している。
具体的には、イグニッションスイッチのオン作動に伴いECU40から負圧センサ50へ電源供給されたことをトリガとして、所定時間が経過するまでの期間(保証判定期間)に限り、信号切替回路56は模擬異常信号を所定周期で出力しており、保証判定期間が経過した後は診断用検出信号を常時出力している。
この保証判定期間は、内燃機関10の暖機運転に要する期間に設定されている。暖機運転期間中であれば、アイドルストップさせることもないので、負圧センサ50を用いた先述の制御、つまり、アイドルストップ制御中に負圧検出値が所定値以上にまで上昇した場合には内燃機関10を自動再始動させる、といった制御は不要である。このように負圧センサ50が不要となる暖機運転期間中に比較回路診断手段47での診断を実施する本実施形態によれば、常時診断する場合に比べてECU40の診断処理負荷を軽減できる。
保証判定期間でない場合(S10:NO)には、以下の処理S20〜S22により第1検出素子の故障診断を実施し、比較回路57についての故障診断は実施しない。すなわち、先ずステップS20において、出力電圧中に異常診断電圧(4.5V)が現れているか否かを判定し、異常診断電圧が現れている場合(S20:YES)には、続くステップS21にて、第1検出素子51が故障している可能性があると診断する。一方、異常診断電圧が現れていない場合(S20:NO)には、ステップS22に進み、第1検出素子51は正常に機能していると診断する。なお、次のステップS23では、後述する異常カウンタErrの値をゼロにリセットする。
保証判定期間である場合(S10:NO)には、以下の処理S30〜S36により比較回路57についての故障診断を実施する。すなわち、先ずステップS30において、出力電圧中に異常診断電圧(4.5V)が現れているか否かを判定する。
異常診断電圧が現れていると判定(S30:YES)された場合には、続くステップS31にて、異常診断電圧の出現に周期性があるか否かを判定する。具体的には、図4の実線に示すように、所定周期Tbで異常診断電圧が断続的に出現していれば周期性があると判定する。換言すれば、模擬異常信号の出力期間Taにおいて異常診断電圧が出現し、それ以外の期間では出現しないといった事象が生じていれば、周期性があると判定する。
周期性があると判定(S31:YES)された場合には、ステップS32に進み、比較回路57は正常に機能していると診断する。異常診断電圧は現れているものの周期性はないと判定(S31:NO)された場合には、ステップS21に進み、第1検出素子51が故障している可能性があると診断する。
一方、異常診断電圧が現れていないと判定(S30:NO)された場合には、ステップS33に進み、異常カウンタErrの値をその都度加算していく。続くステップS34では、異常カウンタErrの値が所定回数N1以上であるか否かを判定する。Err≧N1と判定(S34:YES)されれば、ステップS35に進み、比較回路57が故障している可能性があると診断(本判定)する。Err<N1と判定(S34:NO)されれば、ステップS36に進み、比較回路57が故障している可能性があると仮診断(仮判定)する。
要するに、信号切替回路56から模擬異常信号を所定周期Tbで出力しているにも拘わらず、周期的な異常診断電圧が現れないといった事象が、連続して所定回数N1以上発生した場合(S34:YES)には、比較回路57が故障していると診断する(S35)。但し、ノイズの影響により出力電圧が検出電圧の範囲を超えて高くなることもあり、その場合には異常診断電圧が現れていると誤判定することが懸念される。この懸念に対し、前記事象が連続して現れた回数が所定回数N1未満である場合(S34:NO)には、ノイズによる誤判定である可能性があるため、比較回路57が故障していると仮判定しておく(S36)。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)検出用の第1検出素子51とは別に、診断用の第2検出素子54を備えており、第1検出素子51からの検出信号と第2検出素子54からの診断用検出信号との比較に基づき、第1検出素子51の異常有無を診断する比較回路57を備えるので、断線/短絡のみならず、第1検出素子51の特性異常の有無についても精度良く診断できる。
(2)模擬異常信号を生成して、比較回路57での比較に用いる診断用検出信号を、模擬異常信号に所定周期Tbで切り替えるので、その所定周期Tbで比較回路57が異常診断信号を出力していれば、比較診断手段が正常に機能していることを保証できる。
(3)異常診断信号及び検出信号を出力回路53が切り替えて出力することで、1本の共通したハーネスHで、異常診断信号及び検出信号をECU40へ送信するので、これらの信号を別々のハーネスで送信する場合に比べてハーネスの本数を少なくできる。
(4)保証機能を発揮させるのに必要な生成回路58、信号切替回路56、及び比較回路57を負圧センサ50に搭載させているので、これらの回路56,57,58をECU40に搭載させる場合に比べ、ECU40の回路構成を簡素にできる。
特に、比較回路57をECU40に搭載させる場合には、第2増幅回路55からの診断用検出信号をECU40へ送信するハーネスが、検出信号を送信するハーネスHとは別に必要となってくる。これに対し本実施形態では、比較回路57を負圧センサ50に搭載させているので、ハーネスの本数を少なくできる。
(5)周期的な異常診断電圧が現れないといった事象が、連続して所定回数N1以上発生した場合に比較回路57が故障していると本診断し、所定回数N1未満の場合には比較回路57が故障していると仮診断する。そのため、仮診断及び本診断のいずれであるかに応じて、フェールセーフ制御の内容を変更できるので、最適なフェールセーフ制御を実施できる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記実施形態では、図5のステップS34において、周期的な異常診断電圧が現れないといった事象が連続して所定回数N1未満である場合に仮判定(S36)している。この変形例として、所定期間(異常診断信号の出力周期Tbよりも長い期間)で前記事象が生じた積算回数が所定回数N2未満である場合に仮判定(S36)するようにしてもよい。
・上記実施形態では、比較回路57を負圧センサ50に搭載させているが、ECU40に搭載させるようにしてもよい。この場合、信号切替回路56から出力される診断用検出信号及び模擬異常信号をECU40へ送信するハーネスを、検出信号を送信するハーネスHとは別に設けることを要する。
さらに、比較回路57に加えて信号切替回路56及び生成回路58をもECU40に搭載させるように構成してもよい。この場合、第2増幅回路55から出力される診断用検出信号をECU40へ送信するハーネスを、検出信号を送信するハーネスHとは別に設けることを要する。
・上記実施形態では、模擬異常信号の出力期間を保証判定期間に限定しているが、当該限定を廃止してもよい。この場合、図5のステップS10を廃止して、S30からS36による比較回路57の診断を常時実施することとなる。
・上記実施形態では、異常診断信号及び検出信号を出力回路53が切り替えて出力することで、1本の共通したハーネスHで異常診断信号及び検出信号をECU40へ送信するように構成しているが、このような出力回路53による切替を廃止して、検出信号を送信するハーネスHとは別のハーネスで、異常診断信号をECU40へ送信するように構成してもよい。
40…ECU(制御装置)、50…負圧センサ(センサ)、50a…筐体、51…第1検出素子(検出手段)、53…出力回路(出力手段)、54…第2検出素子(診断用検出手段)、56…信号切替回路(切替手段)、57…比較回路(比較診断手段)、58…生成回路(模擬異常生成手段)、H…ハーネス(信号線)、S35,S36…診断機能保証手段。

Claims (6)

  1. 検出対象となる物理量を電気信号に変換し、変換した信号を検出信号として出力する検出手段と、
    前記検出手段とは別に設けられ、前記検出対象となる物理量を電気信号に変換し、変換した信号を診断用検出信号として出力する診断用検出手段と、
    前記診断用検出信号と前記検出信号との比較に基づいて、前記検出手段に異常が発生しているか否かを診断する比較診断手段と、
    異常な値の診断用検出信号に相当する模擬異常信号を生成する模擬異常生成手段と、
    前記比較診断手段での比較に用いる前記診断用検出信号を、前記模擬異常信号に所定周期で切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とするセンサ診断装置。
  2. 前記比較診断手段により正常と診断された場合には前記検出信号を出力し、前記比較診断手段により異常と診断された場合には異常診断信号を出力するよう切り替えて出力する出力手段を備え、
    前記出力手段から出力される前記検出信号及び前記異常診断信号を、1本の共通した信号線により送信することを特徴とする請求項1に記載のセンサ診断装置。
  3. 前記検出手段、前記診断用検出手段、前記比較診断手段、前記模擬異常生成手段、及び前記切替手段を、共通した筐体内に収容して1つのセンサを構成し、
    前記センサは、制御対象の作動を制御する制御装置へ、前記比較診断手段により異常と診断された場合に出力される異常診断信号、及び前記検出信号を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ診断装置。
  4. 前記比較診断手段が異常と診断した場合に出力する異常診断信号が、前記所定周期で周期的に出力されていると判定した場合に、前記比較診断手段が正常に機能していると判定して保証する診断機能保証手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のセンサ診断装置。
  5. 前記診断機能保証手段は、
    前記切替手段により前記診断用検出信号を前記模擬異常信号に切り替えているにも拘わらず前記異常診断信号が出力されなかった事象が、連続して所定回数以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障していると判定し、
    前記事象が、連続して所定回数未満かつ1回以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障している可能性があると仮判定することを特徴とする請求項4に記載のセンサ診断装置。
  6. 前記診断機能保証手段は、
    前記切替手段により前記診断用検出信号を前記模擬異常信号に切り替えているにも拘わらず前記異常診断信号が出力されなかった事象が、所定期間で所定回数以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障していると判定し、
    前記事象が、所定期間で所定回数未満かつ1回以上発生した場合には、前記比較診断手段が故障している可能性があると仮判定することを特徴とする請求項4に記載のセンサ診断装置。
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