JP2017132160A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部の回動位置に応じて人感センサの検知域を、使用者を検知できる検知域に変更できるようにする。
【解決手段】画像形成装置は、画像を形成するようになっており、画像形成装置を操作する操作パネル10と、操作パネル10に設けられ、所定の検知域内の人を検知する人感センサSと、操作パネル10の可動位置に応じて、人感センサSの検知域が所定の検知域から外れないように補正するセンサ向き変更機構70と、を備えている。センサ向き変更機構70によって、人感センサSの検知域を、使用者を検知できる検知域に変更することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、装置を操作する操作部を備えた画像形成装置に関する。
従来、電力によって作動する装置としてシートに画像を形成する画像形成装置がある。このような画像形成装置は、省エネのため、使用者が近づくと、人感検知センサが使用者を検知して、待機状態から稼動可能状態になる機能を備えていることがある(特許文献1)。また、このような画像形成装置には、使用者が装置の動作情報を入力する操作部を備えているものがある(特許文献2)。
特開2012−114500号公報 特開2014−003547号公報
ところで、画像形成装置には、画像形成装置の省エネ向上のため、画像形成装置を操作するために使用者が操作部に接近して来るまで起動させないで、使用者が接近して来ると使用者を検知して起動させる人感検知センサを操作部に設けているものがある。そして、操作部は、使用者の操作性を向上させるため、使用者が使用し易い向きに変えることができるようになっているものがある。しかし、この場合、人感検知センサは、先に操作した使用者が操作部を回動して、操作部の向き(角度)を変えたとき、検知域の向きが変わり、後に操作しようとして接近して来る使用者を検知することができないことがある。
本発明は、操作部の回動位置に応じて人感センサの検知域を、使用者を検知できる検知域に変更できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、画像を形成するようになっており、前記画像形成装置を操作する可動操作部と、前記可動操作部に設けられ、所定の検知域内の人を検知する検知手段と、前記可動操作部の可動位置に応じて、前記検知手段の検知域が前記所定の検知域から外れないように補正する補正手段と、を備える、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、可動操作部の操作性を損なうことなく、使用者の検知を行うことができる。
本実施形態の画像形成装置の外観斜視図であり、操作パネルを下に押し下げた状態(閉状態)の図である。 図1の画像形成装置において、操作パネルを上向きにした状態(開状態)の図である。 図1の画像形成装置において、シート搬送方向に沿った断面概略図である。 図3の排出トレイの部分を図3の左側から見た図である。 操作パネルの断面図であり、操作パネルを押し上げた状態(開状態)の図である。 操作パネルの断面図であり、操作パネルを押し下げた状態(閉状態)の図である。
以下、本発明の実施形態の画像形成装置と、操作パネル(可動操作部)とを図に基づいて説明する。なお、各構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置関係等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるので、特に、特定的な記載が無い限りは、発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態の画像形成装置1の外観斜視図であり、操作パネル10(可動操作部)を下に押し下げた状態(閉状態)の図である。図2は、図1の画像形成装置1において、操作パネル10を上向きにした状態(開状態)の図である。図3は、図1の画像形成装置1において、シート搬送方向に沿った断面概略図である。図4は、図3の排出トレイ7の部分を図3の左側から見た図である。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置1は、装置本体1Aと、装置本体1Aの上部に、画像読取装置1Bとを備えている。画像読取装置1Bは、原稿Dを1枚ずつ自動的に給送する原稿搬送部2と、給送されてくる原稿を読み取る画像読取部3とを備えている。装置本体1Aは、下部にシートPを貯留・供給する給紙部4を備えている。画像読取部3と給紙部4との間には、シートPにトナー画像を形成する画像形成部5(図3)と、トナー画像が形成されたシートPを排出するシート排出部6と、排出されたシートを受ける排出トレイ7とが配置されている。なお、画像形成部5は、給紙手段としての給紙部4から給紙されるシートPの下流側にあって、感光ドラム31の回りの画像転写装置部5Aと、下流側の定着装置部5B等で構成されている。シート排出部6と排出トレイ7は画像読取部3の下方に配置されている。また、装置本体1Aの下部側面部には、給紙部4とは異なる給紙手段としてのMP(マルチペーパ)給紙部8が設けられている。
装置本体1Aの上部前面で、シート排出部6に対応する位置に、操作パネル10が装置本体1Aに図4に示す支持軸51を回動中心として回動自在に取り付けられている。操作パネル10は、図1の押し下げた状態(閉状態)から図2の持ち上げた状態(開状態)まで使用者の手動によって回動するようになっている。図2において、操作パネル10は、表面に配置された操作キー12及びタッチパネル(操作画面)13によって使用者が入力した画像形成情報を図3に示す制御部90に報せるようになっている。制御部90は、画像形成装置1を制御して作動させるようになっている。
原稿搬送部2は、画像読取部3の後部に設けられた不図示のヒンジによって、画像読取部3の原稿が載置或いは原稿が通過する画像読取部3の原稿台ガラス19a,19bを開閉できるように、画像読取部3に設けられている。符号19aで示す原稿台ガラスは、後述する流し読みモードのときに使用される。また、符号19bで示す原稿台ガラスは、後述する固定読みモードのときに使用される。原稿搬送部2は、原稿が載置される原稿トレイ14、原稿トレイ14上の原稿を1枚ずつ送る原稿搬送機構部15、原稿搬送機構部15からの原稿を受ける原稿排紙トレイ16、原稿台ガラス19a,19bに原稿を圧接する原稿圧着板部17等を備えている。
画像読取部3は、原稿の画像情報を光学的に読み取る機能を備えている。画像読取部3は、上部に配設された固定の原稿台ガラス19a,19bと、内部に配置された光電読取りユニット20等を備えている。原稿台ガラス19a,19bは、原稿搬送部2の原稿圧着板部17を受け止めるようになっている。光電読取りユニット20は、画像読取部3内において、原稿搬送機構部15に対向する位置で停止して原稿を読み取る流し読みと、原稿台ガラス19bの下を移動して固定された原稿を読み取る固定読みとを選択できるようになっている。
以下、画像読取装置1Bの流し読みモードと、固定読みモードとを説明する。
(流し読みモード)
図1乃至図3のように、原稿台ガラス19a,19bが原稿搬送部2によって閉められた状態で、原稿トレイ14に使用者によって原稿が画像面を上向きにして載置される。この状態で、操作パネル10の操作キー12の内、プリントキーが使用者によって押される。すると、原稿搬送機構部15によって、原稿トレイ14上の原稿が1枚毎に分離給送されて、原稿台ガラス19aの上を通過して原稿排紙トレイ16に画像面を下向きにして排出される。この間、原稿搬送機構部15の下方に光電読取りユニット20が、停止しており、原稿台ガラス19aの上を通過する原稿に光を照射し、その反射光を受光して原稿を読み取る。
(固定読みモード)
原稿搬送部2が、使用者によって閉鎖位置から回動されると、原稿台ガラス19bが開放される。原稿が、画像面を下にして開放された原稿台ガラス19bの所定の載置基準に配置される。その後、原稿搬送部2は、使用者によって、原稿台ガラス19bを閉められる。原稿は、原稿搬送部2の原稿圧着板部17によって、原稿台ガラス19bに押さえ込まれる。次いで、操作パネル10の操作キー(プリントキー)12が使用者によって押される。すると、画像読取部3の光電読取りユニット20が画像読取部3内を、ホームポジションから原稿台ガラス19bの下面に沿って図3において右方向に所定の距離を移動し、その後、反転してホームポジションに戻る。光電読取りユニット20は、このような往動移動をする間に、原稿台ガラス19bに配された原稿の下向き画像面に光を照射し、その反射光を受光して、原稿を読み取る。
流し読みモード、固定読みモードにおいて、光電読取りユニット20が光によって原稿を読み取った画像読取情報は、不図示の変換器によってデジタル変換されて、画像形成装置1の本体内のレーザスキャナ24へ入力される。
流し読みモード、固定読みモードの何れのモードであっても、上記のように、使用者によって、操作パネル10の操作キー12の内、プリントキーが押されると、感光ドラム31が回転を開始する。感光ドラム31は、回転しながら外周面を帯電ローラ22によって、所定の極性、電位に一様に帯電される。帯電された感光ドラム31の外周面は、レーザスキャナ24により画像読取情報のレーザビーム走査露光を受けて、画像読取情報が静電潜像として形成される。すなわち、レーザスキャナ24は、レーザビーム発振器、ポリゴンミラー、折り返しミラー等を備えている。そして、レーザスキャナ24は、画像読取部3からデジタル変換信号を受けて、レーザビーム発振器から該信号に対応して変調されたレーザビームLを発する。レーザビームLは、ポリゴンミラー、折り返しミラーにより反射されて、感光ドラム31の外周面を走査露光して、外周面に静電潜像を形成する。静電潜像は、現像器26によりトナー現像されてトナー像として可視像化される。
また、操作パネル10の操作キー12の内、プリントキーが押されたとき、給紙部4内のシートPが、ピックアップローラ33と、フィードローラ及びリタードローラとからなる分離ローラ対34によって、1枚ずつに分離されて、搬送ローラ28に給送される。シートは、搬送ローラ28の搬送と、搬送ガイド29の案内によって、レジストローラ対30に搬送される。そして、シートPはレジストローラ対30により所定のタイミングで、感光ドラム31と転写ローラ32とのニップに送り込まれる。このタイミングにより、シートPは、感光ドラム31のトナー画像の位置に合わせられて、感光ドラム31のトナー像が転写されていく。
MP(マルチペーパ)給紙部8は、通常、装置本体1Aを閉めて、装置本体1Aに格納されており、使用時に、装置本体1Aから開かれて、使用者によってシート(手差しシート)が載置される。そのシートは、上記のように操作パネル10の操作キー12の内、プリントキーが押されと、レジストローラ対30まで給送され、その後、所定のタイミングで感光ドラム31のトナー像を転写される。
シートPは、感光ドラム31と転写ローラ32とのニップを通過しながら、感光ドラム31の外周面から分離され、定着装置部5Bに搬送され、定着装置部5Bで加熱加圧されてトナー像を定着される。定着装置部5Bは、セラミックヒータとフィルム等から成る加熱部と、加圧ローラである加圧部とで構成されている。
また、シート分離後の感光ドラム31の外周面には、トナー像をシートに転写したときの、トナーが残留トナーとして残っていることがある。この残留トナーは、クリーニング器37により除去される。これによって、感光ドラムの外周面は清浄になり、次の画像形成に備えることができる。なお、感光ドラム31及び該感光ドラム31周りの帯電ローラ22、現像器26、クリーニング器37は、カートリッジ筐体に配設して一括して本画像形成装置1の本体に対して着脱交換可能なプロセスカートリッジになっている。このプロセスカートリッジは、画像形成装置1の装置本体1Aの所定の位置に向かって使用者が押し込んで装着され、交換等を行う際は使用者が手前に引くことによって取り外される。
トナー像の定着されたシートPは、搬送ローラ対及び搬送ガイドにより、排出ローラ対38に搬送される。排出ローラ対38に搬送されたシートは、シート排出部6に排出される。排出されたシートPは排出トレイ7に画像面を下向きにして、積載される。
シートの両面に画像を形成する場合、片面にトナー像の定着されたシートPは、排出ローラ対38に送り込まれることなく、さらに、下流に搬送されて、シート両面搬送部43の上部で矢印C,J方向に反転搬送されて、搬送方向の先端と後端が変更される。そして、シートPは、シート両面搬送部43を搬送されて、レジストローラ対30に搬送され、その後、片面(表面)にトナー像を形成されたのと同様にして、他方の面(裏面)にもトナー像を形成されて、シート排出部6から、排出トレイ7に排出される。
次に、操作パネル10に配置した使用者を検知する検知手段である人感センサの機構を図5、図6に基づいて説明する。図5は、操作パネル10の断面図であり、操作パネル10を押し上げた状態(開状態)の図である。図6は、操作パネル10の断面図であり、操作パネル10を押し下げた状態(閉状態)の図である。
操作パネル10は、画像形成装置の装置本体1Aに回動自在(回動可能)に支持されて、下方向上方向である矢印E,F方向に支持軸(回動軸)51を中心に回動するようになっており、使用者の所望する任意の角度に維持されるようになっている。支持軸51は、画像形成装置の装置本体1Aの上部前側に固定されている。
図5において、操作パネル10は、ケーシング10A、支持部52、人感センサS、センサ向き変更機構(補正手段)70等を備えている。ケーシング10Aには、画像形成装置1を操作する操作パネルとしてのタッチパネル13と、操作キー12(図1、図2)とが設けられている。ケーシング10Aの下部には、支持軸51に回転自在に嵌合する支持片55が下向きに突設されている。支持片55は、ケーシング10Aの後端部10Abに設けられている。支持軸51と支持片55は、ケーシング10Aを装置本体1Aに回動可能に支持する支持部52を構成している。ケーシング10Aの先端部10Afの内部には、人感センサSを有するマウント56が配設されている。マウント56は、センサ支持軸85に回動可能に設けられている。人感センサSは、光センサ、あるいは赤外センサであり、検知光SLを発し、反射してきた光を受光して、使用者を感知して画像形成装置1に伝達するようになっている。
本実施形態のセンサ向き変更機構70は、支持部52と人感センサSとの間に設けられている。そして、センサ向き変更機構70は、ケーシング10Aが回動する方向に対して人感センサSを逆方向に回動させて、人感センサSの向き(検知域)を、図5、図6のように一定の方向に維持するようになっている。本実施形態の操作パネル10の人感センサSにおける、一定の方向は、水平方向とする。
センサ向き変更機構70は、装置本体1Aに固定の支持軸51と一体の固定ギア71を有している。固定ギア71は、支持軸11を介して装置本体1Aに固定されて、回転しないようになっている。ケーシング10Aの後端部10Abには、後端回転軸72が設けられている。後端回転軸72には、中間大径ギア73と中間小径ギア74とが回転自在に設けられている。中間大径ギア73と中間小径ギア74とは一体である。固定ギア71と中間大径ギア73とには、駆動タイミングベルト(歯付きベルト)75が架け渡してある。
ケーシング10Aの先端部10Afには、先端回転軸81が設けられている。先端回転軸81には、従動小径ギア82と従動大径ギア83とが回転自在に設けられている。従動小径ギア82と従動大径ギア83とは一体である。中間小径ギア74と従動小径ギア82とには、従動タイミングベルト(歯付きベルト)84が架け渡してある。
ケーシング10Aの先端部10Afの、先端回転軸81より先端位置には、センサ支持軸85が設けられている。センサ支持軸85には、センサギア86とマウント56とが回転自在に設けられている。センサギア86とマウント56とは、一体である。センサギア86は、従動大径ギア83と噛み合っている。
固定ギア71、駆動タイミングベルト75、後端回転軸72、中間大径ギア73、中間小径ギア74、従動タイミングベルト84、先端回転軸81、従動小径ギア82、従動大径ギア83及びセンサギア86等は、センサ向き変更機構70を構成している。固定ギア71、中間大径ギア73、従動大径ギア83及びセンサギア86は、同径である。中間小径ギア74と従動小径ギア82は、同径である。また、固定ギア71、中間大径ギア73、従動大径ギア83、センサギア86、中間小径ギア74、従動小径ギア82、駆動タイミングベルト75、従動タイミングベルト84は、回転力伝達部材である。さらに、固定ギア71は、最初の回転力伝達部材である。
次に、操作パネル10を図5の略水平な状態から矢印E方向に押し下げて、図6の斜めの状態にしても、人感センサSの向きが、水平方向に維持されていることを説明する。
操作パネル10を矢印E方向に押し下げると、ケーシング10Aと駆動タイミングベルト75は、固定の支持軸51と固定ギア71を中心に左回転する。駆動タイミングベルト75は、回転しない固定ギア71の回りを矢印E方向に循環する。すると、中間大径ギア73と中間小径ギア74が左回転して、従動タイミングベルト84を矢印E方向に循環させる。従動タイミングベルト84は、従動小径ギア82と従動大径ギア83とを左回転させる。そして、従動大径ギア83は、センサギア86とマウント56とを右回転させる。
この結果、人感センサSは、ケーシング10Aが回動する方向に対して逆方向に回動することになる。しかも、固定ギア71、中間大径ギア73、従動大径ギア83及びセンサギア86は、同径であり、中間小径ギア74と従動小径ギア82は、同径である。このため、図4において、操作パネル10が水平で、人感センサSが水平な方向を向いている状態から、図5のように、操作パネル10が回動させられても、ケーシング10Aの回動角と人感センサSとの回動角は同じである。このため、人感センサSは、センサ向き変更機構70によって、操作パネル10の可動位置に係わらず、人感センサSの検知域の少なくとも一部を水平の向きに維持することになる。よって、人感センサSは、操作パネル10の可動位置に応じて、所定の検知域から外れることなく、検知域内の人を検知することができる。
なお、操作パネル10は、図5、図6、或いは図5と図6との中間の姿勢に維持されるように、ケーシング10Aと一体に回動する支持片55と固定ギア71との間に、摩擦部材87を有している。
以上のセンサ向き変更機構70は、操作パネル10の回動角に関係なく、人感センサSの向きを水平に維持するようになっている。これは、画像形成装置1を使用する使用者を検知し易くするためである。しかし、画像形成装置1の設置位置や、操作パネル10の取付け位置によっては、操作パネル10を下方に押し下げるのにしたがって、人感センサSの向きを上向き、或いは下向きになるようにしてもよい。この場合には、固定ギア71、中間大径ギア73、従動大径ギア83及びセンサギア86、中間小径ギア74、従動大径ギア83の各径を変更することによって、人感センサSの向きを上向き、或いは下向きにすることができる。
さらに、駆動タイミングベルト75と従動タイミングベルト84は、歯付きベルトである。これは、操作パネル10の回動力を人感センサSに確実に伝達するためであり、歯付きベルトの代わりにチェーンを使用してもよい。また、駆動タイミングベルト75と従動タイミングベルト84を平ベルトにし、固定ギア71、中間大径ギア73、中間小径ギア74及び従動小径ギア82をプーリにしてもよい。さらに、ドライブシャフトを使用してもよい。また、駆動タイミングベルト75と従動タイミングベルト84を使用しないで、固定ギア71から従動大径ギア83までを複数の歯車から成る歯車列にしてもよい。よって、センサ向き変更機構70は、歯付きベルトとギアとからなる構成に限定されるものではない。
なお、本実施形態の補正手段としてのセンサ向き変更機構は操作パネルの可動域に応じて人感センサを移動させることで、検知領域を変更している。しかし、センサ向き変更機構は、これに限定せず、検知領域が異なる人感センサを複数備え、操作パネルの可動域に応じて使用者を検知できるように、検知領域が対象となる人感センサを選択する構成でも良い。
以上、説明したように、本実施形態の操作パネル10は、向きを変えても、人感センサSの向きを、使用者を検知できる向きに維持できるので、操作性を損なうことがなく、使用者を検知し損なうことが少ない。
また、本実施形態の画像形成装置1は、操作性を損なうことなく、使用者を検知し損なうことが少ない操作パネル10を備えているので、使用し易く、且つ省エネに対応することができる。
1:画像形成装置、5:画像形成部、10:操作パネル(可動操作部)、10A:ケーシング、13:タッチパネル、52:支持部、70:センサ向き変更機構(補正手段)、71:固定ギア、73:中間大径ギア、74:中間小径ギア、75:駆動タイミングベルト、82:従動小径ギア、83:従動大径ギア、84:従動タイミングベルト、86:センサギア、D:原稿、P:シート、S:人感センサ(検知手段)。

Claims (2)

  1. 画像を形成する画像形成装置において、
    前記画像形成装置を操作する可動操作部と、
    前記可動操作部に設けられ、所定の検知域内の人を検知する検知手段と、
    前記可動操作部の可動位置に応じて、前記検知手段の検知域が前記所定の検知域から外れないように補正する補正手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正手段は、前記可動操作部の可動位置に係わらず、前記検知手段の検知域の少なくとも一部を水平の向きに維持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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