JP2017131009A - 信号発生回路及び電圧変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定された目標値に基づいて複数の駆動対象にPWM信号を出力する信号発生回路及び電圧変換装置を、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることが可能な構成且つ発熱箇所の集中を抑え得る構成で実現する。【解決手段】信号発生回路1において、決定部は、目標値が所定条件を満たす場合に、複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、目標値に基づいて複数種類の設定可能値の組み合わせで決定する。そして、割当部は、決定部によって組み合わせが決定される毎に、決定された組み合わせの各々の設定可能値を複数の駆動対象にそれぞれ割り当て、割り当ての優先順位を時間経過に応じて変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、信号発生回路及び電圧変換装置に関するものである。
従来から、スイッチング素子をPWM信号で駆動することによって電圧を変換する電圧変換装置が広く利用されている。このPWM制御方式の電圧変換装置は、例えば電圧の目標値に基づいて電圧指令値を算出し、算出した電圧指令値に応じた値をPWM信号の発生部に設定することによって、目標値に応じたデューティのPWM信号を発生させる。
しかし、PWM信号の生成部に設定可能な値(設定可能デューティ)の最小単位が比較的大きい場合は、目標値の変化に対してPWM信号のデューティを滑らかに変化させることができなくなり、出力電圧が階段状に変化することとなる。例えば、PWM制御での操作量としてPWM信号の生成部に設定すべき目標値が算出される構成では、目標値の最小単位よりも設定可能値(設定可能デューティ)の最小単位のほうが大きい場合、目標値の変化及び負荷変動に対してPWM信号のデューティを滑らかに変化させることができなくなり、出力電圧の誤差が大きくなるという問題がある。
これに対し、特許文献1には、PWM信号のオン/オフ時間をPWM制御の1周期毎に演算する際に、電圧指令値を被除数とする除算の剰余を切り捨てて演算することによってオン/オフ時間を算出し、算出結果に基づいてPWMパルスを出力するPWMインバータが開示されている。上記の演算で生じた剰余は、オン/オフ時間に反映されずに切り捨てられた電圧指令値に相当する。
このPWMインバータでは、切り捨てた剰余を次の周期以降の演算における電圧指令値に順次加算することにより、前回の演算でオン/オフ時間に反映されなかった剰余が次回の演算の際に新たなオン/オフ時間に反映され、その際の剰余が更に次の演算に反映されることが繰り返される。このため、PWM信号の発生部に対して設定されるオン/オフ時間の平均値を、本来設定されるべき目標のオン/オフ時間に近づけることができる。
特開平3−98470号公報
しかし、特許文献1に開示された技術は、PWM信号の出力経路が複数存在する構成を想定したものではない。特に、特許文献1の技術は、1つの出力経路のみのPWM信号の補正を行う構成であり、しかも累積加算される切り捨て値を反映する方法で補正を行う構成であるため、補正がなされるまでの期間が増大することが避けられず、短時間に補正を完結させて分解能を高めることは困難である。
一方、PWM信号の出力経路が複数存在する多相コンバータでは事情が異なる。図10には、4つのPWM信号生成部を備えた多相コンバータが例示されている。この例では、4つのPWM信号生成部での分解能が0.1(%)であり、設定可能値(設定可能デューティ)の最小単位が0.1となっている。このような多相コンバータでは、各PWM信号生成部に与える指示デューティが50.16(%)である場合、各PWM信号生成部では50.16(%)の精度でデューティを設定できないため、全てのPWM信号生成部を50.16(%)に近い50.1(%)で設定する方法が採用される。しかし、この方法では、50.1(%)のデューティで出力されるため、指示値である50.16%との誤差が大きくなってしまう。
一方、本願の発明者は、このような問題を解消する方法として、図11のような構成を想定した。図11の方法では、指示値である50.16(%)よりも低い設定可能値(設定可能デューティ)である50.1(%)を2つのPWM信号生成部に割り当て、50.16(%)よりも高い設定可能値(設定可能デューティ)である50.2(%)を残りのPWM信号生成部に割り当てている。この方法によれば、4つのPWM信号生成部の平均のデューティが50.15(%)となり、指示値である50.16%により近い値となる。
しかし、このように一部の相のデューティを相対的に低くし、他の相のデューティを相対的に高くする方法でデューティの最小単位を実質的に小さくしようとすると、デューティが高く設定された相において駆動に伴う電流量が大きくなり、発熱箇所が集中してしまうことが懸念される。
本発明は上述した事情に基づいてなされたものであり、設定された目標値に基づいて複数の駆動対象にPWM信号を出力する信号発生回路及び電圧変換装置を、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることが可能な構成且つ発熱箇所の集中を抑え得る構成で実現することを目的とするものである。
第1の発明は、
複数の駆動対象にPWM信号を出力する構成をなし、設定された目標値に基づき、前記複数の駆動対象の各々に出力するPWM信号のデューティを、予め定められた複数の設定可能値から選択してそれぞれ設定する信号発生回路であって、
前記目標値が所定条件を満たす場合に、前記複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、前記目標値に基づいて複数種類の前記設定可能値の組み合わせで決定し、前記設定可能値の組み合わせを決定する毎に、決定された組み合わせの各々の前記設定可能値を前記複数の駆動対象にそれぞれ割り当て、前記複数の駆動対象に対して複数種類の前記設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を時間経過に応じて変更する制御部を有する。
第1の発明のように、複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを複数種類の設定可能値の組み合わせとすれば、複数の駆動対象に与えるデューティの平均値を設定可能値以外の値にすることができるため、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることができる。しかも、制御部は、複数の駆動対象に対して複数種類の設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を時間経過に応じて変更しているため、デューティを相対的に高く設定する駆動対象の偏りを抑制することができ、発熱箇所の集中を効果的に抑えることができる。
第2の発明は、
複数の駆動対象にPWM信号を出力する構成をなし、設定された目標値に基づき、前記複数の駆動対象の各々に出力するPWM信号のデューティを、予め定められた複数の設定可能値から選択してそれぞれ設定する信号発生回路であって、
前記複数の駆動対象のそれぞれの温度を検出する温度検出部と、
前記目標値が所定条件を満たす場合に、前記複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、前記目標値に基づいて複数種類の前記設定可能値の組み合わせで決定し、前記設定可能値の組み合わせを決定する毎に、決定された組み合わせの各々の前記設定可能値を前記複数の駆動対象にそれぞれ割り当て、前記複数の駆動対象に対して複数種類の前記設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を、前記温度検出部による検出温度が低い駆動対象を優先する方式で決定する制御部と、
を有する。
第2の発明のように、複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを複数種類の設定可能値の組み合わせとすれば、複数の駆動対象に与えるデューティの平均値を設定可能値以外の値にすることができるため、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることができる。しかも、制御部は、複数の駆動対象に対して複数種類の設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を、温度検出部による検出温度が低い駆動対象を優先する方式で決定するため、温度がより低い駆動対象を、相対的に駆動電流が大きくなる駆動対象として選定することができる。よって、発熱箇所の集中を効果的に抑えることができる。
実施例1に係る電圧変換装置の構成例を示すブロック図である。 実施例1に係る信号発生回路の一部の構成例を示すブロック図である。 発生部の動作を説明するためのタイミング図である。 n周期分のm個の設定値によってPWM信号の平均的なデューティが定まる 動作を説明するための説明図である。 実施例1に係る信号発生回路で周期割込処理を実行するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 設定値決定のサブルーチンに係るCPUの処理手順を示すフローチャートである。 目標の値に応じて決定されたn周期分のm個の設定値の一覧を示す図表であ る。 時間経過に応じて優先順位を切り替える方法を説明する説明図である。 実施例2に係る信号発生回路に関し、温度に応じて優先順位を定める方法を説明する説明図である。 比較例1の構成を概略的に説明する説明図である。 比較例2の構成を概略的に説明する説明図である。
発明の望ましい形態を以下に例示する。
本発明において、制御部は、目標値が所定範囲である場合に、m個の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、目標値よりも大きい設定可能値のうちの最小値である第1デューティと、目標値よりも小さい設定可能値のうちの最大値である第2デューティとを組み合わせて決定し、目標値に応じて第1デューティと第2デューティとの組み合わせを決定する毎にm個の駆動対象のそれぞれに対して第1デューティ及び第2デューティのいずれかをそれぞれ割り当てる構成であり、且つm個の駆動対象における第1デューティの割り当ての優先順位を変更する構成であってもよい。
このように、目標値よりも大きい設定可能値のうちの最小値である第1デューティと、目標値よりも小さい設定可能値のうちの最大値である第2デューティとをm個の駆動対象にそれぞれ割り当てれば、その周期においてm個の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの平均的な値が設定可能値の最小単位よりもきめ細かく調整され、m個の駆動対象に与えるデューティの平均値を目標値により近づけやすくなる。
上述したいずれかの信号発生回路と、信号発生回路で発生した各々のPWM信号のデューティに応じたスイッチングによって電圧を変換する複数の電圧変換部と、電圧変換部からの出力を検出する出力検出部と、出力検出部の検出結果に基づいて目標値を設定する設定部と、を備えた電圧変換装置を構成すると良い。
この構成によれば、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることができる信号発生回路を電圧変換装置に適用することができ、電圧変換装置において出力電圧の精度を高めることができる。更には、このような電圧変換装置において発熱箇所の集中を抑えることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について説明する。
図1における100は電圧変換装置であり、電圧変換装置100は、外部のバッテリ2及び負荷3と接続されている。電圧変換装置100は、バッテリ2からの直流電圧を降圧して負荷3に供給する。
電圧変換装置100は、直流電圧を降圧するm個(mは2以上の自然数)のコンバータ(電圧変換回路に相当)CV1,CV2,・・・CVmと、コンバータCV1,CV2,・・・CVm夫々を駆動する駆動回路DC1,DC2,・・・DCmと、m個のPWM信号を発生する信号発生回路1と、各コンバータCV1,CV2,・・・CVmが降圧した電圧を平滑するコンデンサC1と、出力電流を検出するための電流検出回路17とを備える。各コンバータCV1,CV2,・・・CVmからの出力電流が電流検出回路17を介して負荷3に供給され、負荷3に供給される電圧が信号発生回路1に与えられる。
コンバータCV1,CV2,・・・CVmは、夫々が互いに並列に接続された所謂多相コンバータであり、直流電圧を昇圧するものであってもよい。一のコンバータCVk(kはm以下の自然数:以下同様)は、バッテリ2から供給された直流電圧がドレインに印加されるNチャネル型のMOSFETであるスイッチング素子(以下、単にスイッチという)Skaと、コンデンサC1に一端が接続されており、スイッチSkaのソースに他端が接続されたインダクタLkと、スイッチSka及びインダクタLkの接続点にドレインが接続されたソース接地のスイッチSkbとを備える。スイッチSka,Skbは、Pチャネル型のMOSFETであってもよいし、バイポーラトランジスタ等の他のスイッチング素子であってもよい。
本構成では、コンバータCV1,CV2,・・・CVmのそれぞれに近接する位置に温度センサTH1,TH2,・・・THmが設けられている。温度センサTHkはいずれも、コンバータCV1,CV2,・・・CVmの中で対応するコンバータCVkの部品までの距離が最も小さくなっており、具体的には対応するコンバータCVkのスイッチング素子の近傍に設けられている。このような構成は、kが1〜mの自然数のいずれの場合でも当てはまる。
スイッチSkbは接地電位にアノードが接続されたダイオードで置き換えることが可能であるが、ここではダイオードよりもオン抵抗が低いスイッチSkbが、いわゆる同期整流を行うことにより、コンバータCVkの損失が低減される。同期整流によってコンバータCVkの軽負荷時にインダクタLkに流れる電流が逆流する場合は、例えばインダクタLkと直列に抵抗器を介装させてインダクタLkの電流を検知し、逆流を検知したときに駆動回路DCkにてスイッチSkbのオン信号を停止すればよい。
一の駆動回路DCkは、発生部SGkから与えられたPWM信号に基づいて、スイッチSka,Skb夫々を各制御周期で交互にオンするためのオン信号を、スイッチSka,Skbのゲートに印加する。スイッチSkbのゲートには、スイッチSkaのゲートに与えられるオン信号に対して位相が略反転しており、且つ所謂デッドタイムが確保された才ン信号が与えられる。
信号発生回路1は、複数の駆動対象にPWM信号を出力する構成をなし、設定された目標値に基づき、複数の駆動対象の各々に出力するPWM信号のデューティを、予め定められた複数の設定可能値から選択してそれぞれ設定する回路である。この信号発生回路1は、駆動回路DC1,DC2,・・・DCm夫々に位相が2π/mずつ異なるPWM信号を与える発生部SG1,SG2・・・SGmと、発生部SG1,SG2・・・SGm夫々にデータを設定する制御部10とを備える。発生部SG1,SG2・・・SGmが制御部10に含まれていてもよい。以下では、発生部SG1,SG2・・・SGm夫々が発生するPWM信号の位相を第1相,第2相・・・第m相という。
制御部10は、CPU11を有するマイクロコンピュータを含んでなる。CPU11は、プログラム等の情報を記憶するROM12、一時的に発生した情報を記憶するRAM13、アナログの電圧をデジタル値に変換するA/D変換器14、及び複数の割込要求を処理する割込コントローラ15と互いにバス接続されている。CPU11には、更に、発生部SG1,SG2・・・SGmがバス接続されている。A/D変換器14には、電流検出回路17からの検出電圧と、負荷3に供給される出力電圧とが与えられる。本構成では、電流検出回路17及びA/D変換器14に電圧を入力する経路18とが出力検出部19を構成し、コンバータCV1,CV2・・・CVm(電圧変換部)からの出力電流及び出力電圧を検出するように機能する。なお、図1の例では、経路18は、出力側の導電路5の電圧をA/D変換器14に入力する構成であるが、出力側の導電路5の電圧を分圧してA/D変換器14に入力する構成であってもよい。
図2のようにROM12は、後述する目標値に対応付けて決定された複数の設定値を記憶する設定値記憶テーブル121を含んでいてもよい。但し、設定値記憶テーブル121を含まない構成であってもよく、本構成では、設定値記憶テーブル121を用いない例を代表例として説明する。
RAM13は、複数の設定値の記憶及び読み出しを各別のタイミングで行うために二重化された設定値記憶領域131a及び131bを含む。設定値記憶領域131a(又は131b)に記憶された設定値は、割込コントローラ15が制御する後述の割込処理にて、順次発生部SG1,SG2・・・SGmに設定されるようになっている。
発生部SG1は、設定値が設定されるレジスタバッファ161と、レジスタバッファ161の内容が周期的にロードされるデューティレジスタ162と、デューティレジスタ162の内容に応じたデューティのPWM信号を生成するPWM信号生成部163とを有する。PWM信号生成部163は、デューティレジスタ162に対してレジスタバッファ161の内容をロードするためのロード信号を与える。他の発生部SG2,SG3・・・SGmについても同棣である。
PWM信号生成部163は、不図示の内部クロックと、デューティレジスタ162の内容とに基づいて、内部クロックの周期の整数倍のオン時間を有するPWM信号を生成する。PWM信号生成部163が生成したPWM信号は、駆動回路DC1に与えられると共に、割込要求の1つとして割込コントローラ15に与えられる。他の発生部SG2,SG3,・・・SGm夫々のPWM信号生成部163についても同様である。
図1に戻って、割込コントローラ15は、上述の何れかの割込要求を受け付けた場合、CPU11に対してインタラプトを要求する信号(所謂INT信号)を与え、CPU11からアクノレッジ信号(所謂INTA信号)が与えられたときに、各割込要求に対応する割込ベクタをバスに送出する。バスに送出された割込ベクタがCPU11に読み込まれた場合、CPU11が各割込要求に対応する割込処理を実行するようになっている。
電流検出回路17は、抵抗器R1及び差動増幅器DA1を有する。出力電流によって抵抗器R1に生じた電圧降下は、差動増幅器DA1で増幅されて出力電流に応じた検出電圧となり、A/D変換器14でデジタル値に変換される。
上述の構成において、バッテリ2からインダクタL1,L2,・・・Lm夫々に流れる電流は、駆動回路DC1,DC2,・・・DCmから2π/mの位相差でスイッチS1a,S2a,・・・Smaに与えられるオン信号でスイッチングされ、スイッチS1a,S2a,・・・Sma夫々のオフ期間にインダクタL1,L2,・・・Lmに流れる電流がスイッチS1b,S2b,・・・Smbに還流する。
このようにして、各インダクタL1,L2,・・・Lmの一端から負荷3に対して2π/mの位相差で流れる電流が加算されることにより、各コンバータCV1,CV2,・・・CVmが出力する電力が加算される。各スイッチS1a,S2a,・・・Smaに2π/mの位相差で与えられるオン信号と、各インダクタL1,L2,・・・Lmに流れる電流及び加算されてリップルが低減された出力電流との時間関係を示すタイミング図については、特開2013−46541号公報に詳しい。
さて、信号発生回路1のCPU11は、例えば電圧ループ制御及び電流ループ制御を並列的に実行する電流モード制御方式によって負荷3に供給する電圧を制御する。電圧ループ制御では、CPU11は負荷3に供給される出力電圧をA/D変換したデジタル値を、目標の電圧値から減算した偏差に基づいて、後段の電流ループ制御で目標の電流値となる操作量を演算する。この電圧ループ制御では、各コンバータCV1,CV2,・・・CVmが出力する電圧が制御量である。
電流ループ制御では、CPU11は負荷3に供給された出力電流をA/D変換したデジタル値を、前段の電圧ループ制御からの目標の電流値から減算した偏差に基づいて、m個の発生部SG1,SG2・・・SGmのそれぞれに対する目標値を演算する。本構成では制御部10(具体的にはCPU11)が目標値を設定する設定部の一例に相当する。CPU11は更に、演算した目標値に応じて各発生部SG1,SG2・・・SGmに設定可能な設定可能値を決定する。このように本構成では、各発生部SG1,SG2・・・SGmが出力するPWM信号のデューティを、予め定められた複数の設定可能値から選択してそれぞれ設定する構成となっている。
ここでいう設定可能値とは、各発生部SG1,SG2・・・SGmに設定されたときに出力のPWM信号の変化に反映される最小単位(最小の増分)の整数倍の値をいう。つまり、各発生部SG1,SG2・・・SGmが出力するPWM信号のデューティは、上記最小単位の整数倍の値(設定可能値)の中から選択されることになる。以下、簡単のため、各発生部SG1,SG2・・・SGmに設定すべく決定された設定可能値を設定値という。発生部SG1,SG2・・・SGmは、決定された設定値が設定されることにより、設定値に応じたデューティのPWM信号を発生する。この電流ループ制御では、各コンバータCV1,CV2,・・・CVmが出力する電流が制御量である。
ここで、電圧変換装置100の出力電圧及び出力電流が時間的に比較的穏やかに変動する場合、上記の電圧ループ制御及び電流ループ制御の制御周期をPWM周期のn倍(nは1以上の自然数)の周期で行っても十分であると言える。そこで本構成では、PWM周期のn周期毎にm個の発生部SG1,SG2・・・SGmに対するn周期分の設定値をまとめて決定して設定値記憶領域131a又は131bに記憶しておき、PWM周期で発生する割込処理にて1周期毎にm個の設定値の夫々を順次発生部SG1,SG2・・・SGmに設定し、これをn周期にわたって繰り返す。
以下では、簡単のためにm=n=3とするが、これに限定されるものではなく、mは2又は4以上であってもよい。nは、3以外の自然数であってもよく、2以上の数であってもよく、1であってもよい。また、mとnとが異なっていてもよい。また、m個の設定値は必ずしも1周期毎に発生部SG1,SG2,・・・SGm全てに設定する必要はなく、ある周期と次の周期とで設定値が変わるときに、設定値が変わる発生部に対してのみ設定するようにしてもよい。
次に、PWM信号生成部163がデューティレジスタ162の内容に応じたPWM信号を生成する仕組みについて、第1相のPWM信号を発生する発生部SG1を例にして説明する。図3は、発生部SG1の動作を説明するためのタイミング図である。図3に示す5つのタイミング図は、何れも同一の時間軸を横軸としてあり、縦軸には、図の上から、第1相のPWM信号の信号レベル、第1相のPWM信号に応じて実行される割込処理の実行状態、発生部SG1のレジスタバッファ161の内容、レジスタバッファ161の内容をデューティレジスタ162にロードするためのロード信号のオン/オフ状態、及び発生部SG1のデューティレジスタ162の内容を示してある。
各相のPWM信号について、時刻t21からt22まで、時刻t22からt23まで、及び時刻t23からt31までの夫々が、n周期(n=3)における第1周期、第2周期、及び第3周期であり、時刻t13からt21までが、1つ前のn周期における第3周期である。第1相のPWM信号が立ち上がるタイミングは、各周期の開始時点と一致している。第2相,第3相・・・第m相夫々のPWM信号が立ち上がるタイミング及び関連する処理、信号等に係るタイミングは、図3に示すタイミングに対して2π/m,2π×2/m・・・2π×(m−1)/mだけ位相が遅れたものとなる。
PWM信号の各周期における信号レベルがHからLに変化する時の立ち下がりが、割込コントローラ15に対する割込要求として受け付けられて割込処理が1回実行される。具体的には、時刻t13、t21、t22及びt23夫々から、各周期におけるオン時間T13、T21、T22及びT23が経過した時に割込処理が実行される。各割込処理では、次のPWM周期のための設定値が、RAM13に含まれる設定値記憶領域131a又は131bから読み出されてレジスタバッファ161に設定される。
設定値記憶領域131a(又は131b)への設定値の記憶は、設定値記憶領域131b(又は131a)からの読み出しが行われているn周期の間、且つ設定値記憶領域131a(又は131b)からの読み出しが開始される周期に先行するn周期の間に行われる。例えば、時刻t13から連続する第3周期、第1周期及び第2周期にて設定値記憶領域131a(又は131b)から読み出される設定値は、時刻t13に先行して連続する第3周期、第1周期及び第2周期の間に算出されて設定値記憶領域131a(又は131b)に記憶される。
設定値記憶領域131a(又は131b)に記憶された第1周期分、第2周期分及び第3周期分夫々のm個の設定値は、各設定値が記憶された後に連続する第3周期、第1周期及び第2周期における相別の割込処理により順次読み出されて、対応する発生部のレジスタバッファ161に設定される。これにより、第3周期、第1周期及び第2周期夫々における相別の割込処理では、対応する発生部のレジスタバッファ161の内容が、第1周期分、第2周期分及び第3周期分の設定値に書き替えられる。
一方、PWM信号の信号レベルがLからHに変化する時の立ち上がり、即ち時刻t13、t21、t22、t23、及びt31では、PWM信号生成部163からデューティレジスタ162に対してレジスタバッファ161の内容をロードするためのロード信号が与えられる。これにより、第1周期、第2周期及び第3周期夫々の間、デューティレジスタ162の内容は第1周期分、第2周期分及び第3周期分の設定値に保持される。これらの設定値により、第1周期、第2周期及び第3周期夫々におけるPWM信号のデューティが定まる。
次に、目標値に応じた設定値を発生部SG1、SG2及びSG3に設定する具体例について説明する。
図4は、n周期分のm個の設定値によってPWM信号の平均的なデューティが定まる動作を説明するための説明図である。図の横軸は時間を表し、縦軸は第1相、第2相及び第3相夫々のPWM信号の信号レベルを表す。図4では、2つの連続するn周期について、PWM周期の第1周期、第2周期及び第3周期夫々における第1相から第3相までのPWM信号がオン/オフに変化する様子を示してある。ここでも簡単のためにm=n=3とする。
実施例1では、発生部SG1、SG2及びSG3夫々が発生するPWM信号の周期が10μsであり、発生部SG1、SG2及びSG3夫々に設定可能な設定値の最小単位(即ち最小の増分)が1であって、この最小単位の1がPWM信号のデューティの1%(即ちオン時間の0.1μs)に対応する。換言すれば、発生部SG1、SG2及びSG3夫々が発生するPWM信号のデューティは、1%刻みで設定が可能である。その一方で、CPU11がPID演算によって算出した目標のデューティの最小単位はそれよりも小さく、例えば0. 1%であるものとする。
図4に示すタイミングにおいて、先のn周期におけるPID演算の結果としての全体の操作量が67.2%である場合を想定する。これは、発生部SG1、SG2及びSG3夫々に設定すべき目標値の加算値が67.2であることを意味する。つまり、目標値は、22.4(=67.2/3)である。この発生部SG1、SG2及びSG3夫々に設定可能な設定値は、目標値22.4(=67.2/3)に近い22又は23と決定される。但し、発生部SG1、SG2及びSG3の設定値を22のみ、又は23のみとした場合、目標値22.4からずれることになる。
そこで本構成では、目標値Xが所定範囲である場合に、m個の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせ(即ち、設定値の組み合わせ)を、目標値Xよりも大きい設定可能値のうちの最小値である第1デューティと、目標値Xよりも小さい設定可能値のうちの最大値である第2デューティとを組み合わせて決定する。例えば、目標値Xが22.4である場合、発生部SG1、SG2及びSG3に設定する設定値(3個の駆動対象に出力するPWM信号のデューティ)の組み合わせを、22.4よりも大きい設定可能値のうちの最小値である23(第1デューティ)と、22.4よりも小さい設定可能値のうちの最大値である22(第2デューティ)とを組み合わせて決定する。
具体的には、上記目標値22.4をn×m倍した値(22.4×3×3=201.6)に最も近い設定可能値として202を特定し、特定した202をn×m個の設定可能値にできるだけ均等に割り振って、次のn周期分のm個の設定値を決定する。ここで特定する設定可能値は、例えば上記目標値をn×m倍した値に2番目に近い値である201又はそれ以外の値でもよいが、最も近い202に特定することが好ましい。具体的には、n×m個=9個の設定値のうち、4個の設定値を23(23%のデューティに相当)とし、5個の設定値を22(22%のデューティに相当)と決定する。
各周期における設定値の割り振りの方法は後述するが、例えば、次のn周期の第1周期、第2周期及び第3周期夫々における発生部SG1,SG2,SG3への設定値を、23,23、23,23,22,22及び22,22,22と決定した場合、第1周期、第2周期及び第3周期夫々における第1相から第3相までのPWM信号のデューティの平均値が22.4となり、平均として目標値に近づくことになる。
このようにしてn周期分のm個の設定値を決定することにより、発生部SG1、SG2及びSG3夫々に対して設定される設定値のn周期の平均値を、設定可能値の最小単位(1%)よりも小さい単位で変更することが可能となる。
以下では、上述したn周期分のm個の設定値の組み合わせを決定する信号発生回路1の動作を、図5、図6のフローチャート等を用いて説明する。以下に示す処理は、ROM12に予め格納されている制御プログラムに従って、CPU11により実行される。
図5における周期番号Jと、設定値記憶領域131a及び131bの何れが記憶用(又は読出用)であるかを示す情報と、図6における相カウンタK及び周期カウンタLとが、RAM13に記憶される。ループカウンタJの初期値はnである。図6の処理で決定されたn周期分のm個の設定値は、設定値記憶領域131a又は131bにアドレス順に記憶される。図5に示す周期割込処理の契機となる周期割込は、n周期に含まれる各周期の開始時点で発生する。例えば、発生部SG1が発生する第1相のPWM信号の立ち上がりで周期割込が発生するようにすればよい。
周期割込が発生してCPU11の制御が図5の処理に移った場合、CPU11は、周期番号Jがn(ここでは3)であるか否かを判定し(S10)、nである場合(S10:YES)、Jを1とし(S11)、設定値記憶領域131a及び131bについて、記憶用と読出用とを切り替える(S12)。例えば、ステップS12の処理前に設定値記憶領域131b(又は131a)が記憶用であった場合、ステップS12の処理にて設定値記憶領域131a(又は131b)が記憶用に切り替えられ、設定値記憶領域131b(又は131a)が読出用に切り替えられる。
ステップS12で記憶用に切り替えられた設定値記憶領域131a(又は131b)は、設定値決定のサブルーチンにて決定されるn周期分のm個の設定値が記憶される領域となる。一方、読出用に切り替えられた設定値記憶領域131b(又は131a)は、各周期において設定値を割り当てる際に設定値が読み出される領域となる。
その後、CPU11は、負荷3に供給される出力電圧をA/D変換器14で変換した出力電圧値を取り込み(S13)、取り込んだ電圧値と目標電圧値とに基づいて電圧ループ制御に係る演算を実行し(S14)、目標電圧値を算出する。
次いで、CPU11は、電流検出回路17の検出電圧をA/D変換器14で変換した出力電流値を取り込み(S15)、取り込んだ電流値と目標電流値とに基づいて電流ループ制御に係る演算を実行し(S16)、各相の目標のデューティを算出する。電流ループ制御を省略するために、ステップS15及びS16を実行しないようにしてもよい。ステップS15及びS16を実行しない場合は、ステップS14で算出される値に基づいて各相の目標のデューティが決定される。
次いで、CPU11は、目標のデューティを、設定可能値の最小単位に対応するデューティで除算して目標値を算出する(S17)。図4に示す例では、目標のデューティが0.224であり、設定可能値の最小単位が1であって、この最小単位の1がPWM信号のデューティの1%(=0.01)に対応するから、目標値は0.224/0.01=22.4と算出される。
その後、CPU11は、設定値決定に係るサブルーチンを呼び出して実行した(S18)後、割り込まれたルーチンにリターンする。一方、ステップS10でJがnではない場合(S10:NO)、CPU11は、Jを1だけインクリメントした(S19)後、割り込まれたルーチンにリターンする。つまり、周期割込がn回発生する都度、ステップS11からS18までの処理が1回実行されて、n周期分のm個の設定値が決定される。
図6に移って、周期割込処理から設定値決定に係るサブルーチンが呼び出された場合、CPU11は、目標値にm×nを乗算して目標値m個のn周期分の総和を算出し、算出したn周期分の総和に最も近い設定可能値を特定する(S21)。図4に示す例では、目標値が22.4であるから、目標値m個のn周期分の総和が22.4×3×3=201.6と算出され、最も近い設定可能値が202と特定される。
次いで、CPU11は、特定した設定可能値を駆動対象の個数(相の数)m×(周期の数)nで除算して商Q及び剰余Rを算出する(S22)。図4に示す例では、設定可能値の202が3×3で除算されて商Qが22と算出され、剰余Rが4と算出される。
次いで、CPU11は、n周期分のm個の設定値を仮に全てQとして、設定値記憶領域131a又は131bに記憶する(S23)。ここでのQは、m個の設定可能値夫々のn周期分の基準値に相当する。設定値記憶領域131a又は131bの何れが記憶用であるかは、図5に示すステップS12における切替処理にて特定されている。その後、CPU11は、相カウンタKを1に初期化し(S24)、更に周期カウンタLを1に初期化する(S25)。
次いで、CPU11は、ステップS22で算出した剰余R(後述するステップS31が実行された場合は、ステップS31の算出結果としてのR)が0であるか否かを判定し(S26)、0である場合(S26:YES)、呼び出されたルーチンにリターンする。Rが0であることは、除算結果の剰余Rを設定可能値の最小単位に分割して基準値の一部に加算する処理が終了したこと、又は最小単位に分割すべき剰余Rが最初から0であることを意味する。
Rが0ではない場合(S26:NO)、CPU11は、相カウンタKがm+1であるか否か、即ち相カウンタKがオーバーフローしたか否かを判定する(S27)。相カウンタKがm+1である場合(S27:YES)、CPU11は、相カウンタKを1に初期化する(S28)と共に、周期カウンタLを1だけインクリメントする(S29)。
相カウンタKがm+1ではない場合(S27:NO)、又はステップS29の処理を終えた場合、CPU11は、第L周期の第K相のPWM信号を発生させるための設定値を、商Qと設定可能値の最小単位との加算値とし(S30)、既に設定値記憶領域131a又は131bに記憶してある設定値(Q)に上書きする。図4に示す例では、設定可能値の最小単位が1であるから、ステップS30における処理は、設定値記憶領域131a又は131bに記憶してある設定値を1だけインクリメントする処理と置き換え可能である。
その後、CPU11は、Rから設定可能値の最小単位を減算した値を新たにRとし(S31)、相カウンタKを1だけインクリメントして(S32)ステップS26に処理を移す。上述のステップS26からS32までの処理を繰り返すことにより、ステップS22で算出された剰余Rが0ではない場合に、剰余Rが設定可能値の最小単位に分割されて、1又は複数の設定値の基準値に順次加算される。
次に、上述のようにして決定されたn周期分のm個の設定値の具体例について、複数の例を挙げて説明する。図7は、目標値に応じて決定されたn周期分のm個の設定値の一覧を示す図表である。目標値は、小数以下1桁又は2桁の数値で表されるものとする。なお、隣り合う行で目標値の範囲の境界に重なりがあるのは、目標値が境界値と一致する場合に、何れかの行に示される設定値が決定されることを意味する。また、図7では、目標値の範囲毎にn周期分のm個の設定値の組み合わせを同一行で示しているが、n周期分のm個の設定値をどのように割り当てるかについてはあくまで一例である。高い設定値をどの相に優先的に割り当てるかを各周期ごとに決定する方法については後に詳述する。
例えば目標値が9.95から10.06の範囲内にある場合、3個の設定値の3周期分、即ち第1周期、第2周期及び第3周期夫々にて第1相,第2相,第3相のPWM信号を発生させるための設定値の組み合わせは、10,10,10,10,10,10,10,10,10と決定される。この場合、m相のn周期にわたる目標値の平均値は10.00となる。目標値が10.06から10.17の範囲内にある場合、n周期分のm個の設定値の組み合わせは、11,10,10,10,10,10,10,10,10と決定され。この場合、m相のn周期にわたる目標値の平均値は10.11となる。また、上述した22.4%の例のように、目標値が22.39から22.50の範囲内にある場合、n周期分のm個の設定値は、23,23,23,23,22,22,22,22,22と決定される。この場合、各周期分の設定値の加算値のn周期にわたる平均値は22.44となる。
本構成では、このような方法により、n周期分のm個の設定値の組み合わせが決定され、制御部10の中枢として機能するCPU11は、m(=3)個の発生部SG1、SG2及びSG3夫々に設定すべき目標値に応じて、m個の発生部SG1、SG2及びSG3夫々に設定可能な設定値を決定して設定する。より具体的には、CPU11は、m個の発生部SG1、SG2及びSG3夫々が発生するPWM信号のn(例えば3)周期毎に、目標値のn周期分の総和に最も近い設定可能値を特定し、特定した設定可能値をm及びnの積で除算して得た商Q及び剰余Rに基づいて、n周期分のm個の設定値を決定する。更には、上述の除算結果の商Qを、n周期分のm個の設定可能値全体についての基準値に特定し、上述の除算結果の剰余Rを設定可能値の最小単位(即ち最小の増分=1)に分割し、分割した最小単位の値をn周期分のm個の基準値の一部に夫々加算してn周期分のm個の設定値を決定する。
そして、制御部10は、目標値が所定条件を満たす場合に、複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、目標値に基づいて複数種類の設定可能値の組み合わせで決定するように機能する。なお、目標値が所定条件を満たす場合とは、上述した剰余Rが0とならない場合であり、n周期分のm個の設定値の組み合わせが全て同じ値の組み合わせとならない場合である。なお、駆動回路DCk及びコンバータCVkが駆動対象の一例に相当し、本構成では、このような駆動対象がm個設けられている。
このように組み合わせが決定され、設定値記憶領域131a(又は131b)に記憶されたn周期分のm個の設定値は、その記憶後に連続して行われるn個の周期の設定値として割り当てが決められる。このように割り当てが決められた設定値は、そのn個の各周期において相別の割込処理により順次読み出されて、対応する発生部のレジスタバッファ161に設定される。
例えば、n=3、m=3の場合、3周期分の3個の設定値の組み合わせが決定した後、その後に行われる第1周期、第2周期、第3周期における設定値の割り当て(即ち、各周期における3個の設定値の割り当て)を決定する。n周期分の設定値を設定する場合、例えば、より大きい設定値をより早い周期に設定する割り当てる方式で割り当てを行う。この場合、n周期分のm個の設定値が、23,23,23,23,22,22,22,22,22と決定した場合、第1周期の設定値の組み合わせを(23,23,23)、第2周期の設定値の組み合わせを(23,22,22)、第3周期の設定値の組み合わせを(22,22,22)とする。本構成では、この方式を代表例とする。なお、この方式に限定されず、例えば、より小さい設定値をより早い周期に設定する割り当てる方式で割り当てを行ってもよい。この場合、n周期分のm個の設定値が、23,23,23,23,22,22,22,22,22と決定した場合、第1周期の設定値の組み合わせを(22,22,22)、第2周期の設定値の組み合わせを(22,22,23)、第3周期の設定値の組み合わせを(23,23,23)とする。
各周期においてm個の設定値を割り当てる場合、図8のような割り当てテーブルに従う。図8の割り当てテーブルは、周期毎に設定されるm個の設定値の組み合わせにおいて、より高い設定値を割り当てる上での相毎の優先度を定めた設定情報を複数含んだテーブルである。割り当てテーブルのいずれの設定が選択される場合でも、より高い設定値を、優先度の順位が上(番号が小さい)の相から順に割り当てる。
図8の割り当てテーブルにおいて、設定1は、第1相の優先度を1、第2相の優先度を2、第3相の優先度を3とする設定である。即ち、第1相の設定値をD1、第1相の設定値をD2、第3相の設定値をD3とした場合、D1≧D2≧D3とする設定である。設定2は、第1相の優先度を3、第2相の優先度を1、第3相の優先度を2とする設定であり、D2≧D3≧D1とする設定である。設定3は、第1相の優先度を2、第2相の優先度を3、第3相の優先度を1とする設定であり、D3≧D1≧D2とする設定である。
制御部10では、図8の割り当て設定テーブルのうちのいずれの設定を用いるかを所定時間毎(例えば1秒毎)に切り替えることで、複数の駆動対象に対して複数種類の設定値(設定可能値)を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を時間経過に応じて変更している。
例えば、目標値が22.4%である場合、上述した組み合わせの決定処理により、n周期分のm個の設定値が、23,23,23,23,22,22,22,22,22と決定される。そして、n周期のうちの、第1周期の設定値の組み合わせが(23,23,23)、第2周期の設定値の組み合わせが(23,22,22)、第3周期の設定値の組み合わせが(22,22,22)と決定される。この場合、複数種類の設定値の組み合わせ(23,22,22)となる第2周期の時間帯が、設定1が用いられる時間帯Ta1であれば、その組み合わせの値の中で、大きい値から順に第1相、第2相、第3相と設定される。つまり、第1相に23が設定され、第2相と第3相に22が設定される。
一方、目標値が22.4%として設定された場合、複数種類の設定値の組み合わせ(23,22,22)となる第2周期の時間帯が、設定2が用いられる時間帯Ta2であれば、その組み合わせの値の中で、大きい値から順に第2相、第3相、第1相と設定される。つまり、第2相に23が設定され、第1相と第3相に22が設定される。
別の目標値の場合でも考え方は同じであり、目標値が20.1%である場合、上述した組み合わせの決定処理により、n周期分のm個の設定値が、21,20,20,20,20,20,20,20,20と決定する。そして、n周期のうちの、第1周期の設定値の組み合わせが(21,20,20)、第2周期の設定値の組み合わせが(20,20,20)、第3周期の設定値の組み合わせが(20,20,20)と決定する。この場合、複数種類の設定値の組み合わせ(21,20,20)と設定される第1周期の時間帯が、設定3が用いられる時間帯Ta3であれば、その組み合わせの値の中で、大きい値から順に第3相、第1相、第2相と設定される。つまり、第3相に21が設定され、第2相と第3相に20が設定される。
このように、本構成では、周期毎にm個の設定値の組み合わせが決定するが、どの相に最も高い設定値を割り当て、どの相に最も低い設定値を割り当てるかは時間帯によって異なることになる。
本構成のように、複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを複数種類の設定可能値の組み合わせとすれば、複数の駆動対象に与えるデューティの平均値を設定可能値以外の値にすることができるため、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることができる。しかも、割当部は、複数の駆動対象に対して複数種類の設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を時間経過に応じて変更しているため、デューティを相対的に高く設定する駆動対象の偏りを抑制することができ、発熱箇所の集中を効果的に抑えることができる。
本構成のように、目標値が所定範囲である場合に、目標値よりも大きい設定可能値のうちの最小値である第1デューティと、目標値よりも小さい設定可能値のうちの最大値である第2デューティとをm個の駆動対象にそれぞれ割り当てれば、その周期においてm個の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの平均的な値が設定可能値の最小単位よりもきめ細かく調整され、m個の駆動対象に与えるデューティを目標値により近づけやすくなる。そして、相対的に高いデューティ(第1デューティ)の割り当ての優先順位を変更する構成であれば、発熱箇所の集中を確実に抑制することができる。
<実施例2>
次に、実施例2について説明する。
実施例2の信号発生回路及び電圧変換装置は、ハードウェア構成は実施例1と同一であり、図1〜図7を参照して説明した内容は実施例1と同様である。よって、以下では適宜図1〜図7を参照する。また、本構成では、n周期分のm個の設定値の組み合わせが決定した後の割り当て方法のみが実施例1と異なるため、以下では異なる点についてのみ詳述する。
図1と同様のハードウェア構成をなす実施例2の電圧変換装置100でも、n周期毎にn周期分のm個の設定値の組み合わせを決定し、その決定は図5、図6のような流れで行う。そして、n周期分のm個の設定値の組み合わせが決定した後、以下のように割り当てを行う。
本構成では、図1で示す温度センサTH1,TH2・・・THmが温度検出部の一例に相当し、それぞれに対応する駆動対象(駆動回路DCk及びコンバータCVk(但しkは1〜mの自然数))のそれぞれの温度を検出するように機能する。具体的には、制御部10が一定時間毎に温度センサTH1,TH2・・・THmから検出温度を取得し、温度が低い相ほどより高い設定値を割り当てるように時間帯毎に優先度を定める。
例えば、n=3、m=3の場合において、図9のように、時間帯Tb1開始のタイミングのときに第1相に対応する温度センサTH1での検出温度が90℃であり、第2相に対応する温度センサTH2での検出温度が82℃であり、第2相に対応する温度センサTH3での検出温度が89℃である場合、その時間帯Tb1では、第1相の優先度を3、第2相の優先度を1、第3相の優先度を2とする設定Aを採用する。また、この設定では、第1相の設定値をD1、第1相の設定値をD2、第3相の設定値をD3とした場合、D2≧D3≧D1となる。また、時間帯Tb2開始のタイミングのときに第1相に対応する温度センサTH1での検出温度が90℃であり、第2相に対応する温度センサTH2での検出温度が88℃であり、第2相に対応する温度センサTH3での検出温度が87℃である場合、その時間帯Tb2では、第1相の優先度を3、第2相の優先度を2、第3相の優先度を1とする設定Bを採用する。また、この設定では、D3≧D2≧D1となる。時間帯Tb3開始のタイミングのときに第1相に対応する温度センサTH1での検出温度が90℃であり、第2相に対応する温度センサTH2での検出温度が92℃であり、第3相に対応する温度センサTH3での検出温度が89℃である場合、その時間帯Tb2では、第1相の優先度を2、第2相の優先度を3、第3相の優先度を1とする設定Cを採用する。また、この設定では、D3≧D1≧D2となる。
具体例を挙げると、例えば、目標値が22.4%である場合、上述した組み合わせの決定処理により、n周期分のm個の設定値が、23,23,23,23,22,22,22,22,22と決定する。そして、n周期のうちの、第1周期の設定値の組み合わせが(23,23,23)、第2周期の設定値の組み合わせが(23,22,22)、第3周期の設定値の組み合わせが(22,22,22)と決定する。この場合、複数種類の設定値の組み合わせ(23,22,22)となる第2周期の時間帯が、温度状態によって設定Aが用いられる時間帯Tb1であれば、その組み合わせの値の中で、大きい値から順に第2相、第3相、第1相と設定される。つまり、温度が最も低い第2相に23が設定され、第1相と第3相に22が設定される。
一方、目標値が22.4%として設定された場合、複数種類の設定値の組み合わせ(23,22,22)となる第2周期の時間帯が、設定Bが用いられる時間帯Tb2であれば、その組み合わせの値の中で、大きい値から順に第3相、第2相、第1相と設定される。つまり、温度が最も低い第3相に23が設定され、第1相と第2相に22が設定される。
別の目標値の場合でも考え方は同じであり、目標値が20.1%である場合、上述した組み合わせの決定処理により、n周期分のm個の設定値が、21,20,20,20,20,20,20,20,20と決定する。そして、n周期のうちの、第1周期の設定値の組み合わせが(21,20,20)、第2周期の設定値の組み合わせが(20,20,20)、第3周期の設定値の組み合わせが(20,20,20)と決定する。この場合、複数種類の設定値の組み合わせ(21,20,20)と設定される第1周期の時間帯が、設定Cが用いられる時間帯Tb3であれば、その組み合わせの値の中で、大きい値から順に第3相、第1相、第2相と設定される。つまり、最も低い温度の第3相に21が設定され、第2相と第3相に20が設定される。
このように、本構成では、周期毎にm個の設定値の組み合わせが決定するが、どの相に最も高い設定値を割り当て、どの相に最も低い設定値を割り当てるかは温度状態によって異なることになる。
以上のように、本構成でも、制御部10は、目標値が所定条件を満たす場合に、複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、目標値に基づいて複数種類の設定可能値の組み合わせで決定し、設定可能値の組み合わせを決定する毎に、決定された組み合わせの各々の設定可能値を複数の駆動対象にそれぞれ割り当てる。そして、制御部10は、複数の駆動対象に対して複数種類の設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を、温度検出部による検出温度が低い駆動対象を優先する方式で決定する。
本構成でも、予め定められた設定可能値よりもデューティの最小単位を実質的に小さくすることができる。しかも、制御部10は、複数の駆動対象に対して複数種類の設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を、温度検出部による検出温度が低い駆動対象を優先する方式で決定するため、温度がより低い駆動対象を、相対的に駆動電流が大きくなる駆動対象として選定することができる。よって、発熱箇所の集中を効果的に抑えることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1、2では、降圧型の多相コンバータを代表的に例示したが、昇圧型の多相コンバータであってもよく昇降圧型の多相コンバータであってもよい。また、出力方向が一方向である多相コンバータを例示したが、双方向型の多相コンバータであってもよい。
(2)実施例1、2におけるバッテリ2や負荷3はあくまで一例であり、様々な装置や電子部品を入力側導電路や出力側導電路に接続することができる。
(3)実施例1、2では、n周期分のm個の設定値の組み合わせが、演算処理によって決定されて設定値記憶領域131a又は131bに一旦記憶された後、読み出される形態であったが、ROM12に含まれる設定値記憶テーブル121に予め記憶された内容から決定されてもよい。即ち、設定値記憶テーブル121において目標値の範囲毎にn周期分のm個の設定値の組み合わせが定められており、目標値が定まる毎に設定値記憶テーブル121を参照し、目標値に対応付けられたn周期分のm個の設定値の組み合わせを決定するようにしてもよい。
1…信号発生回路
10…制御部(設定部)
19…出力検出部
100…電圧変換装置
TH1,TH2・・・Thm…温度センサ(温度検出部)
CV1,CV2・・・CVm…コンバータ(電圧変換部)

Claims (4)

  1. 複数の駆動対象にPWM信号を出力する構成をなし、設定された目標値に基づき、前記複数の駆動対象の各々に出力するPWM信号のデューティを、予め定められた複数の設定可能値から選択してそれぞれ設定する信号発生回路であって、
    前記目標値が所定条件を満たす場合に、前記複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、前記目標値に基づいて複数種類の前記設定可能値の組み合わせで決定し、前記設定可能値の組み合わせを決定する毎に、決定された組み合わせの各々の前記設定可能値を前記複数の駆動対象にそれぞれ割り当て、前記複数の駆動対象に対して複数種類の前記設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を時間経過に応じて変更する制御部を有する信号発生回路。
  2. 複数の駆動対象にPWM信号を出力する構成をなし、設定された目標値に基づき、前記複数の駆動対象の各々に出力するPWM信号のデューティを、予め定められた複数の設定可能値から選択してそれぞれ設定する信号発生回路であって、
    前記複数の駆動対象のそれぞれの温度を検出する温度検出部と、
    前記目標値が所定条件を満たす場合に、前記複数の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、前記目標値に基づいて複数種類の前記設定可能値の組み合わせで決定し、前記設定可能値の組み合わせを決定する毎に、決定された組み合わせの各々の前記設定可能値を前記複数の駆動対象にそれぞれ割り当て、前記複数の駆動対象に対して複数種類の前記設定可能値を割り当てるときの高い値を割り当てる優先順位を、前記温度検出部による検出温度が低い駆動対象を優先する方式で決定する制御部と、
    を有する信号発生回路。
  3. 前記制御部は、前記目標値が所定範囲である場合に、m個の駆動対象に出力するPWM信号のデューティの組み合わせを、前記目標値よりも大きい前記設定可能値のうちの最小値である第1デューティと、前記目標値よりも小さい前記設定可能値のうちの最大値である第2デューティとを組み合わせて決定し、前記目標値に応じて前記第1デューティと第2デューティとの組み合わせを決定する毎に前記m個の駆動対象のそれぞれに対して前記第1デューティ及び前記第2デューティのいずれかをそれぞれ割り当てる構成であり、且つ前記m個の駆動対象における前記第1デューティの割り当ての優先順位を変更する構成である請求項1又は請求項2に記載の信号発生回路。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の信号発生回路と、
    前記信号発生回路で発生した各々のPWM信号のデューティに応じたスイッチングによって電圧を変換する複数の電圧変換部と、
    前記電圧変換部からの出力を検出する出力検出部と、
    前記出力検出部の検出結果に基づいて前記目標値を設定する設定部と、
    を備える電圧変換装置。
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