JP2017130571A - インターポーザ基板、半導体装置、インターポーザ基板の製造方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

インターポーザ基板、半導体装置、インターポーザ基板の製造方法および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターポーザ基板において半導体チップ同士を接続する配線の層数を増やす。
【解決手段】第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアと、第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアと、前記第1貫通電極と前記第2貫通電極とを接続する配線と前記配線を囲む有機物とを有し前記第1コアと前記第2コアに挟まれた配線層とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターポーザ基板、半導体装置、インターポーザ基板の製造方法および半導体装置の製造方法に関する。
インターポーザ基板は、回路基板やパッケージ基板(以下、回路基板等と呼ぶ)と複数の半導体チップの間に配置され、半導体チップと回路基板等を電気的に接続する基板である。インターポーザ基板には、複数の半導体チップ同士を接続する配線層と、該配線層と回路基板等を接続する貫通電極とが設けられる(例えば、特許文献1参照)。
なお、絶縁膜を挟む一対のグリーンシートを焼成して、セラミック回路基板を形成する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。上記絶縁膜には導体層が設けられ、グリーンシートのスルーホールに設けられた導体と接続される。
特開2014−11169号公報 特開昭61−147597号公報
上述したようにインターポーザ基板の一面には、半導体チップ同士を接続する配線層が設けられる。多くの場合、インターポーザ基板の配線層には、樹脂層に囲まれた配線が設けられる。
配線を囲う樹脂層は、コア材に塗布された樹脂原料を熱硬化させることで形成される。樹脂原料を熱硬化させる際、樹脂原料中の分子が重合する。すると、樹脂層が収縮して、内部応力が発生する。この内部応力の反作用として、コア材にも応力が発生する。その結果、インターポーザ基板が反る。
インターポーザ基板の配線層は、複数の樹脂層と夫々が複数の樹脂層の一つにより囲われた複数の配線の層とを有する。この樹脂層の層数が増加するほど、コア材に発生する内部応力は大きくなる。すると、インターポーザ基板の反りは大きくなる。
従って、インターポーザ基板に形成可能な樹脂層の層数は高々3〜4層に限られる。このため、配線の層数も高々3〜4層に限られる。従って、インターポーザ基板の配線の高密度化は困難である。
そこで本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
上記の問題を解決するために、本装置の一観点によれば、第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアと、第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアと、前記第1貫通電極と前記第2貫通電極とを接続する配線と前記配線を囲む有機物とを有し前記第1コアと前記第2コアに挟まれた配線層とを有するインターポーザ基板が提供される。
開示の装置によれば、インターポーザ基板において半導体チップ同士を接続する配線の層数を増やすことができる。
図1は、実施の形態1のインターポーザ基板の断面図である。 図2は、実施の形態1のインターポーザ基板と半導体チップとを有する半導体装置の断面図である。 図3は、実施の形態1のインターポーザ基板の製造方法の一例を説明する工程断面図である。 図4は、実施の形態1のインターポーザ基板の製造方法の一例を説明する工程断面図である。 図5は、実施の形態1のインターポーザ基板の製造方法の一例を説明する工程断面図である。 図6は、発明者が従来から製造しているシリコン・インターポーザ基板の断面である。 図7は、実施の形態1のインターポーザ基板における反りの抑制を説明する断面図である。 図8は、実施の形態1のインターポーザ基板の応用例を説明する斜視図である。 図9は、実施の形態2の製造方法を説明する図である。 図10は、実施の形態2の製造方法を説明する図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。図面が異なっても同じ構造を有する部分等には同一の符号を付し、その説明を省略する。
(実施の形態1)
(1)インターポーザ基板
図1は、実施の形態1のインターポーザ基板14の断面図である。
図1に示すように、実施の形態1のインターポーザ基板14は、第1コア6aと第2コア6bと配線層12とを有する。
第1コア6aは、第1貫通電極2aと、第1貫通電極2aを囲む絶縁性の第1無機物(例えば、溶融石英または合成石英)4aとを有する。第2コア6bは、第2貫通電極2bと、第2貫通電極2bを囲む絶縁性の第2無機物(例えば、溶融石英または合成石英)4bとを有する。
配線層12は、第1貫通電極2aと第2貫通電極2bとを接続する配線8と配線8を囲む絶縁性の有機物(例えば、ポリイミド)10とを有する。配線層12は、第1コア6aと第2コア6bに挟まれた配線層である。
具体的に例えば、第1コア6aは、第1無機物4aに囲まれた複数の第1貫通電極102aを有する。第1貫通電極2aは、複数の第1貫通電極102aのうちの一つである。第2コア6bは、第2無機物4bに囲まれた複数の第2貫通電極102bを有する。第2貫通電極2bは、複数の第2貫通電極102bのうちの一つである。
複数の第1貫通電極102aは夫々、有機物10で囲われた複数の配線108の何れかに接続される。配線8は、複数の配線108の一つである。更に複数の第2貫通電極102bは夫々、複数の配線108の何れかに接続される。これらの接続により、複数の第1貫通電極102aは夫々、複数の第1貫通電極102aのうちの別の貫通電極または複数の第2貫通電極102bの何れかに接続される。
第1コア6aの複数の第1貫通電極102aは例えば、第1ピッチP1で配置されたエリアアレイである。第2コア6bの複数の第2貫通電極102bは例えば、第1ピッチP1より広い第2ピッチP2で配置されたエリアアレイである。
複数の第2貫通電極102b夫々の両端のうち少なくとも配線層12とは反対側の一端は、第2コア6bの貫通孔内に配置される。インターポーザ基板14は、夫々が第2貫通電極102bの上記一端に接する複数の接合材18を有してもよい。
複数の配線108のうちの少なくとも一つの配線(例えば、配線8)は例えば、複数の第1貫通電極102aの一つ(例えば、第1貫通電極2a)と複数の第2貫通電極102bの一つ(例えば、第2貫通電極2b)とを接続する配線である。複数の配線108のうちの別の配線(以下、端子間配線と呼ぶ)は、複数の第1貫通電極102aの一つと複数の第1貫通電極102aのうちの別の第1貫通電極とを接続する配線であってもよい。
(2)半導体装置
図2は、実施の形態1のインターポーザ基板14と半導体チップ20とを有する半導体装置22の断面図である。
半導体チップ20は、集積回路(図示せず)が形成された半導体基板15と、該集積回路に接続された複数の端子(例えば、Cu電極)16とを有する半導体素子である。複数の端子16は夫々、第1コア6aの複数の第1貫通電極102aの何れかに接続されている。複数の第1貫通電極102aは夫々、複数の配線108の一つと複数の第2貫通電極102bの一つと複数の接合材18の一つとを介して回路基板(例えば、プリント基板)の配線に接続される。
従ってインターポーザ基板14によれば、第1ピッチP1(図1参照)で配置された半導体チップ20の複数の端子16を、第1ピッチP1より広い第2ピッチP2で配置された回路基板上の複数の電極に接続することができる。
第1ピッチP1と第2ピッチP2は、インターポーザ基板14の接続相手に応じて変化する。従って第1ピッチP1は、第2ピッチP2より狭くなくてもよい。
図2に示す例では、半導体装置22は複数の半導体チップ20を有している。これら複数の半導体チップ20の少なくとも一つは、第1貫通電極102a同士を接続する端子間配線により複数の半導体チップ20のうちの別の半導体チップに接続されてもよい。
インターポーザ基板14は、端子間配線を含まなくてもよい。この場合、インターポーザ基板14は、半導体チップ20の端子間隔を、回路基板等の端子間隔に変換する部材として用いることができる。また、インターポーザ基板14に搭載される半導体チップ20は、一つであってもよい。
(3)製造方法
(3−1)インターポーザ基板の製造方法
図3〜5は、実施の形態1のインターポーザ基板14の製造方法の一例を説明する工程断面図である。
―第1コアの形成(図3(a)参照)―
まず図3(a)に示すように、複数の第1貫通電極2a,102aと、複数の第1貫通電極2a,102aを囲む第1無機物4aとを有する第1コア6aを形成する。
具体的には例えば、ウエハ状のガラス基板3(無機物)の表面に、レーザー加工により、複数の第1貫通電極2a,102aに対応する凹所(有底ビア)を形成する。ガラス基板3は例えば、溶融石英または合成石英の基板である。凹所のピッチ(第1ピッチP1)は例えば、CPU(Central Processing Unit)や3次元メモリの電極のピッチである25〜100μmである。
凹所が形成されたガラス基板3の表面に、シード層(例えば、Ti膜とCu膜の積層膜)を堆積する。このシード層上に例えばCuを電解メッキにより形成して、上記凹所をCu等の導体膜(導電性の膜)で埋め込む。次に、Cu等の導体膜のうち凹所の外側の部分およびシード層のうち凹所の外側の部分を、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)により除去する。
次に、ガラス基板3の裏面をサポート基板に貼り付ける。その後、ガラス基板3の裏面を凹所内のCu等が露出するまで研削して、複数の第1貫通電極2a,102aを完成する。研削後のガラス基板3の厚さは例えば、25〜150μmである。研削後、サポート基板は取り外す。
上記工程によれば、平面視において両端が貫通孔内に位置する複数の第1貫通電極2a,102aが形成される。またサポート基板に貼り付けた状態でガラス基板3を研削するので、ガラス基板を薄くすることができる。従って凹所を浅くできるので、メッキが容易になる。
なお図3(a)には、ウエハ状の第1コア6aのうちインターポーザ基板14に対応する部分だけが示されている。図3(b)〜図5(b)についても同様である。
―第2コアの形成(図3(b)参照)―
上記「第1コアの形成」と略同じ手順により、図3(b)に示すように、複数の第2貫通電極2b,102bと、複数の第2貫通電極2b,102bを囲む第2無機物4b(例えば、溶融石英または合成石英)とを有する第2コア6bを形成する。
複数の第2貫通電極2b,102bの両端は、平面視において第2コア6bの貫通孔内に形成される。第2貫通電極102bの第2ピッチP2は例えば、有機物を含む基板であるプリント基板の電極のピッチに相当する75〜300μmである。
―第1配線層の形成(図3(c)〜図4(a)参照)―
第1コア6a(図4(a)参照)の第1面に、第1配線8aと第1配線8aを囲む第1有機物10a(例えば、ポリイミド)とを有する第1配線層12aを形成する。
例えば第1有機物10aで囲われた複数の第1配線208aを形成する。第1配線8aは、複数の第1配線208aの一つである。複数の第1配線208aの一端は夫々、複数の第1貫通電極102aの何れかに接続される。例えば第1配線8aは、第1貫通電極2aに接続される。
複数の第1配線8a,208aの他端を、第1有機物10aから露出させる。好ましくは、複数の第1配線8a,208aの他端を第1有機材料32a(図3(c)参照)で覆った後、第1有機材料32aを平坦化すると共に複数の第1配線8a,208aの他端を露出させる。
図3(c)では、第1有機材料32aは孤立した複数の層に分かれている。しかし、第1有機材料32aは一つの層である。図3(c)では、第1有機材料32aの凸部の間に存在する薄い領域が省略されている。第1有機材料32aの凹凸の高低差は、第1配線層12aが厚くなる程大きくなる。
具体的には例えば、まず第1コア6aの第1面(第1配線層12aを形成する面)の反対側の面に、サポート基板30(図3(c)参照)を貼り付ける。次に、第1コア6aの第1面に、感光性のポリイミド前駆体溶液を塗布する(後述するポリイミド前駆体溶液についても同様)。
次に塗布したポリイミド前駆体溶液を加熱して、半硬化させる。更に、半硬化させたポリイミド前駆体溶液のうち複数の第1配線208aに対応する領域を感光させる。その後、半硬化させたポリイミド前駆体溶液を現像して、一層目の配線26(図3(c)参照)の下側部分に対応する貫通孔形成する。
その後、半硬化させたポリイミド前駆体溶液を再加熱して硬化させる。この再加熱によりポリイミド前駆体溶液の重合が略完了し、ポリイミド膜24が形成される。
配線26は、下側部分が1層目のポリイミド膜24の貫通孔に配置され上側部分がポリイミド膜24上に配置される配線である。図3(c)等では、図面を簡素化するため、配線26はポリイミド膜24の内部に記載されている(後述する配線126についても同様)。
ポリイミド膜24の表面に例えばスパッタリングにより、シード層(例えば、Ti膜とCu膜の積層膜)を堆積する。このシード層の上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成した後、配線26の上側部分に対応する開口を上記フォトレジスト膜に形成する。
次に、ポリイミド膜24に形成した貫通孔およびフォトレジスト膜の開口の内部に、導電体(例えば、Cu)を電界メッキにより形成する。その後、上記フォトレジスト膜を除去し更に、フォトレジスト膜の除去により露出するシード層を除去する。これらの工程により、一層目の配線26と一層目のポリイミド膜24(絶縁性の有機物)が形成される。すなわちセミアディティブ法により、配線26の層と配線26を囲むポリイミド膜24を形成する。
その後、セミアディティブ法を繰り返すことで、二層目以降の配線126と二層目以降のポリイミド膜124とを形成する。最終的には、ポリイミド膜24,124と配線26,126の層を例えば3〜4層形成する。
二回目以降のセミアディティブ法では、ポリイミド前駆体溶液は直前に形成した、ポリイミド膜24,124および配線26,126の上に塗布する。配線26,126の最小線幅は、例えば1〜4μmである。配線26,126の最小間隔は、例えば1〜4μmである。すなわち配線26,126は、集積回路の配線と同程度の最小線幅および最小間隔を有する微細な配線である。
最後に形成した、ポリイミド膜24,124および配線26,126の上に更にポリイミド前駆体溶液を塗布しその後、このポリイミド前駆体溶液を加熱して半硬化させる。この半硬化させたポリイミド前駆体溶液32a(第1有機材料)の表面を例えばCMPにより除去する(図4(a)参照)。この除去により、半硬化させたポリイミド前駆体溶液32a(第1有機材料)を平坦化すると共に最後に形成した配線126の先端を露出させる。半硬化させたポリイミド前駆体溶液32a(第1有機材料)の表面を除去する際、複数の第1配線8a,208aの先端の表層を除去してもよい。
CMPの代わりに例えば単結晶ダイヤモンドバイトにより、半硬化させたポリイミド前駆体溶液32aの表面を切削してもよい。この平坦化により、半硬化させたポリイミド前駆体溶液32aの表面と複数の第1配線8a,208aの先端は、一つの面上に整列する。
セミアディティブ法の繰返しにより形成される各層の配線26,126は互いに積層されて、複数の第1配線8a,208a(図4(a)参照)になる。一方、セミアディティブ法の繰返しにより形成される各層のポリイミド膜24,124は積層されて、複数の第1配線8a,208aを囲む第1有機物10aになる。
―第2配線層の形成(図4(b)〜図4(c)参照)―
「第1配線層の形成」と略同じ手順により、第2コア6b(図4(c)参照)の第2面に、第2配線8b(例えば、Cu配線)と第2配線8bを囲む第2有機物10b(例えば、ポリイミド)とを有する第2配線層12bを形成する。
例えば、第2有機物10b(図4(c)参照)で囲われた複数の第2配線208bを形成する。第2配線8bは、複数の第2配線208bの一つである。複数の第2配線208bの一端は夫々、複数の第2貫通電極2b,102bの何れかに接続される。例えば第2配線8bは、第2貫通電極2bに接続される。
複数の第2配線8b,208bの他端を、第2有機物10bから露出させる(図4(c)参照)。具体的には例えば、複数の第2配線8b,208b夫々の他端を第2有機材料32b(図4(c)参照)で覆った後、第2有機材料32bをCMP研磨または研削して第2有機材料32bを平坦化すると共に複数の第2配線8b,208bの他端を露出させる。第2有機材料32bは例えば、半硬化させたポリイミド前駆体溶液である。
この平坦化により、半硬化させたポリイミド前駆体溶液32bの表面と複数の第2配線8b,208bの先端は、一つの面上に整列する。
―第1〜第2コアの圧着(図5(a)参照)―
第1配線層12aと第2配線層12bを圧着して、第1配線層12aの複数の第1配線8a,208aと第2配線層12bの複数の第2配線8b,208bとを接続する。この接続により、複数の配線108(図1参照)が形成される。例えば、第1配線8a(図4(a)参照)と第2配線8b(図4(c)参照)が接続されて、第1配線8aと第2配線8bとを有する配線8になる(図1参照)。
具体的には例えば、第1配線層12a(図5(a)参照)と第2配線層12bとを密着させた後、第1コア6aのサポート基板30と第2コア6bのサポート基板130に圧力34を加える。複数の第1配線8a,208aと複数の第2配線8b,208bが接触するように、第1コア6aの位置を調整する。例えば、第1配線8aの露出した他端と第2配線8bの露出した他端とを接触させる。
サポート基板30,130の押圧(圧力34の印加)は、例えばウエハボンダーにより行うことができる。押圧の間、第1配線層12aと第2配線層12bとを加熱して、夫々の温度を200〜300℃に保持する。押圧時間は、30分〜120分である。
この加熱により、第1配線層12aの最表面に位置する半硬化ポリイミド膜(半硬化させたポリイミド前駆体溶液)は軟化して、タック性が高くなる。同様に、第2配線層12bの最表面に位置する半硬化ポリイミド膜(半硬化させたポリイミド前駆体溶液)は軟化して、タック性が高くなる。その結果、第1配線層12aと第2配線層12bとが接続される。
更に第1〜第2配線層12a,12bの上記加熱により、第1配線層12aおよび第2配線層12b夫々の半硬化ポリイミド膜は、略完全に重合してポリイミドの膜になる。
更に第1〜第2配線層12a,12bの加熱および押圧(すなわち、熱圧着)により、互いに接触した第1〜第2配線208a,208bの構成元素(例えば、Cu)が固相拡散して、第1〜第2配線208a,208bが強固に接続される。固相拡散を促進するため、第1〜第2配線層12a,12bの熱圧着は、蟻酸ガスなどの還元雰囲気中で行ってもよい。
配線208a,208bの先端を、Snを含む低融点合金(例えば、融点が130℃〜230℃のSn・Ag・Cu系はんだ)または電極材料(例えば、AuまたはNi)で覆ってもよい。
第1〜第2配線208a,208bの先端を例えばAuで覆うことで、第1〜第2配線208a,208bの表面酸化を抑制できる。従って還元雰囲気を用いなくても、第1〜第2配線208a,208bを強固に接続できる。第1〜第2配線208a,208bの先端を低融点合金で覆うと、低融点合金により第1〜第2配線208a,208b同士が強固に溶融接合する。
―接合材の形成(図5(b)参照)―
第1配線層12aと第2配線層12bの圧着後、第2コア6b(図5(b)参照)の複数の第2貫通電極2b,102b夫々の一端に接合材18(例えば、半田バンプ)を形成する。接合材18は、半導体チップ20の搭載後に形成してもよい。接合材18は、形成しなくてもよい。
―個片化―
圧着した第1〜第2コア6a,6bを、個片化(チップへの分割)する。この個片化により、インターポーザ基板14が完成する。
個片化は例えば、ダイシングにより行う。個片化は例えば、接合材18の形成後に行う。
―配線密度の向上―
上述したように、インターポーザ基板14の配線層12(図1参照)は、第1配線層12aと第2配線層12bとが接合されたものである。第1〜第2配線層12a,12bは、熱硬化した有機物の膜(例えば、ポリイミド膜24,124などの樹脂)を含む。熱硬化する有機物は熱硬化時に収縮して、応力を発生する。発生した応力は第1〜第2コア6a,コア6bに作用して、第1〜第2コア6a,6bを反らす。このような応力は、有機物の膜(以下、有機膜と呼ぶ)の層数が増えるほど大きくなる。
配線層が一面に形成されたインターポーザ基板では、このような応力がインターポーザ基板を反らせて種々の問題を起こすので、配線の層数(=有機膜の層数)を一定数以上に増やすことは困難である(「(4)比較例」参照)。
実施の形態1では、第1〜第2コア6a,6bをサポート基板30,130に固定したまま、第1配線層12aと第2配線層12bとを圧着する。従って、第1〜第2コア6a,6bに含まれる有機膜の層数を増やしても、第1〜第2コア6a,6bが反って圧着が困難になることはない。例えば、第1〜第2コア6a,6b夫々の層数を5〜6層に増やしても、第1〜第2コア6a,6bの圧着は可能である。更に実施の形態1によれば、インターポーザ基板14の反りも抑制される(「(5)反りの抑制」参照)。従って実施の形態1によれば、配線層12中の配線の層数を増やすことは容易である。
以上の説明では、第1〜第2配線層12a,12bの圧着後に、第1〜第2コア6a,6bからサポート基板30,130を剥離する。しかし、第1〜第2配線層12a,12bの圧着前に、第1〜第2コア6a,6bからサポート基板30,130を剥離してもよい。
この場合(圧着前に、第1〜第2コアからサポート基板を剥離する場合)、第1〜第2コア6a,6bの反りを抑制するため、第1〜第2配線層12a,12b中の有機膜の層数は一定数(以下、有機膜の制限数と呼ぶ)以下に制限される。この制限により、第1配線層12aと第2配線層12bとが密着して、第1配線層12aと第2配線層12bの圧着が可能になる。
ところで配線層12中の配線の層数は、第1〜第2配線層12a,12b夫々に含まれる配線の層数の合計である。従って配線層12中の配線の層数は、有機膜の制限数の2倍になる。
第1〜第2コア6a,6b夫々の有機膜の制限数(例えば、3〜4層)は、配線層を表面に形成したインターポーザ基板における配線の層数の上限と略同じである。従って上記の場合(圧着前に、第1〜第2コアからサポート基板を剥離する場合)でも、配線層12中の配線の層数を2倍程度に増やすことができる。
以上の例では、第1配線層12aと第2配線層12bの接続には、半硬化ポリイミド膜が用いられる。しかし、半硬化ポリイミド膜以外の有機膜を用いてもよい。例えば、半硬化ポリイミド膜の代わりに半硬化状態のエポキシ樹脂膜(好ましは、フィラーを含まないもの)を用いてもよい。
また以上の例では、有機物10、第1有機物10aおよび第2有機物10bは、ポリイミドである。しかし有機物10、第1有機物10aおよび第2有機物10bは、ポリイミド以外の有機物であってもよい。有機物10、第1有機物10aおよび第2有機物10bは例えば、ベンゾシクロブテン、ポリベンゾオキサゾールおよびフェノール等であってもよい。
また以上の例では、第1コア6aの無機物(第1無機物)は、溶融石英または合成石英である。しかし第1コア6aの無機物は、溶融石英または合成石英以外の無機物であってもよい。
例えば第1コア6aの無機物は、シリコン(例えば、単結晶シリコンおよび多結晶シリコン)またはSiOを有する第1ガラスであってもよい。第1ガラスは、B,NaO,CaOおよびAlからなる群から選択された少なくとも一つの酸化物を含んでもよい。第2コア6bの無機物(第2無機物)についても、同様である。
すなわち、第1ガラスは例えば、溶融石英、合成石英、ソーダガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラス等である。
ただしシリコンは導電性を有するので、第1無機物がシリコンの場合、SiO等の絶縁膜で第1無機物(シリコン)の表面を覆うことが望ましい。第2無機物についても、同様である。
(3−2)半導体装置の製造方法
実施の形態1の半導体装置22(図2参照)は、インターポーザ基板14の第1コア6a側に複数の半導体チップ20(図2参照)を搭載して形成する。複数の半導体チップ20は、複数の第1貫通電極102aを介して配線層12により相互に接続される。複数の半導体チップ20は更に、配線層12を介して複数の第2貫通電極2b,102bに接続される。半導体装置22は例えば、CPUとメモリとを有するCPUモジュールである。
具体的には例えば、半導体チップ20(例えば、CPUやメモリデバイス)の複数の端子16と第1コア6aの複数の第1貫通電極102aを熱圧着により接合する。熱圧着は、例えばフリップチップボンダーにより行うことができる。
好ましくは、複数の端子16の間を半硬化状態のエポキシ樹脂36で満たし、このエポキシ樹脂36により半導体チップ20を第1コア6aに接着する。具体的には、半硬化状態のエポキシ樹脂36を加熱しながら、半導体チップ20を第1コア6aに押圧する。すると、半硬化状態のエポキシ樹脂36が軟化し、半導体チップ20が第1コア6aに接着される。
複数の端子16の間を満たすエポキシ樹脂36は例えば、半硬化状態のエポキシ樹脂を切削することで形成できる。例えば、複数の端子16が配置された半導体チップの一面に、エポキシ樹脂の原液(好ましくは、フィラーを含まないもの)を塗布する。次に、この原液を加熱して半硬化させる。その後、半硬化させたエポキシ樹脂の表層をダイヤモンドバイト等により切削して、半導体チップ20の端子16の先端を露出させる。この切削により、複数の端子16の間を満たす半硬化状態のエポキシ樹脂36の形成が完了する。
ところで実施の形態1によれば、インターポーザ基板14の反りを抑制することができる(「(5)反りの抑制」参照)。従って、熱圧着の代わりにマスリフローによって、半導体チップ20をインターポーザ基板14に搭載することも可能である。
(4)比較例
図6は、発明者が従来から製造しているシリコン・インターポーザ基板114の断面である。シリコン・インターポーザ基板114の表面には、半導体チップ同士を接続するポリイミド配線層112が設けられる。更に、シリコン・インターポーザ基板114の裏面には、回路基板に接続されるエポキシ配線層212が設けられる。シリコン・インターポーザ基板114のコア6(シリコン基板)には、ポリイミド配線層112とエポキシ配線層212を接続する貫通電極(図示せず)が設けられる。
ポリイミド配線層112は、複数の微細配線の層と、夫々の微細配線の層を囲む複数のポリイミド膜とを有する配線層である。ポリイミド配線層112は、集積回路の配線工程と略同じ手順により形成される。ポリイミド膜は微細加工には適しているが、原料が高価な絶縁膜である。微細配線の最小線幅および最小間隔は夫々、例えば1〜4μmである。
エポキシ配線層212は、複数の太い配線の層と、夫々が太い配線の層を囲む複数のエポキシ膜とを有する配線層である。エポキシ膜は微細加工には適していないが、原料が安価で加工が容易な絶縁膜である。エポキシ膜は更に、優れた接着性を有している。
ポリイミド配線層112のポリイミド膜は、コア6の表面に塗布したポリイミド前駆体溶液を熱硬化させて形成する。この熱硬化の過程で、ポリイミド膜に内部応力が発生する。コア6の表面には、この内部応力の反作用として圧縮応力が作用する。ポリイミド膜の内部応力は、熱硬化時のポリイミドの収縮により発生する。後述するエポキシ膜の内部応力についても、同様である。
同様に、エポキシ配線層212のエポキシ膜の熱硬化過程でエポキシ膜に内部応力が発生し、この内部応力の反作用としてコア6の裏面に圧縮応力が作用する。
ポリイミド配線層112は複数のポリイミド膜が積層された配線層なので、コア6の表面には各ポリイミド膜の内部応力の反作用が合成された大きな圧縮応力40が作用する。この合成された圧縮応力40は、ポリイミド膜の層数が増えるほど大きくなる。同様に、コア6の裏面に作用する圧縮応力140は、エポキシ膜の層数が増えるほど大きくなる。
ポリイミドよりエポキシ樹脂の方が熱硬化による収縮率が大きいので、エポキシ配線層212がコア6の裏面に及ぼす圧縮応力140は、ポリイミド配線層112がコア6の表面に及ぼす圧縮応力40より大きくなる。従って、図6に示すようにコア6は表面側に反り返る。
コア6の反りが大きくなると、インターポーザ基板114への半導体チップの搭載が困難になる。仮に半導体チップを搭載できても、搭載された半導体チップはコア6に沿って反る。その結果、半導体チップの特性が変動してしまう。
これらの問題を解決するため、シリコン・インターポーザ基板114では、ポリイミド配線層112に含まれるポリイミド膜の層数が一定数(例えば、3〜4層)以下に制限される。同様に、エポキシ配線層212に含まれるエポキシ膜の層数も制限される。
従って、半導体チップ同士を接続する配線層(例えば、ポリイミド配線層112)が表面に設けられたインターポーザ基板では、半導体チップ同士を接続する微細な配線の層数(=ポリイミド膜の層数)を一定数以上に増やすことは困難である。
ところでコア6を厚くすることで、インターポーザ基板114の反りを抑制することが考えられる。しかしコア6を厚くすると、貫通孔となる凹所は深くなる。このため、凹所へのメッキが困難になる。従って、コア6を厚くすることは好ましくない。
更に、エポキシ配線層212の代わりに、ポリイミド配線層をコア6の裏面に設けて、微細配線の層数を増やすことも考えられる。この場合、コア表面側のポリイミド配線層の内部応力とコア裏面側のポリイミド配線層の内部応力が釣り合って、コア6は反らないようにも思える。
しかし、コア6の表面にポリイミド配線層112を形成した段階で、コア6にある程度の反りが発生する。この反りにより、コア6の裏面における微細な配線の形成が困難になる。具体的には、コア6の反りにより裏面に形成したポリイミド膜が湾曲し、ポリイミド膜表面の垂直位置の変動が、露光機の焦点深度を超えてしまう。その結果、ポリイミド膜の微細加工が困難になる。従って、コア6の裏面には微細な配線を形成できない。
(5)反りの抑制
図7は、実施の形態1のインターポーザ基板14における反りの抑制を説明する断面図である。図7では、インターポーザ基板14の細部は省略されている。
今、第1コア6aと第2コア6bは、同じ厚さ(第1厚さ)を有するとする。更に、第1コア6aの第1無機物4a(図1参照)と第2コア6bの第2無機物4bは、同じ無機材料(第1無機材料)であるとする。更に、第1配線層12aと第2配線層12bは同じ厚さ(第2厚さ)を有するとする。更に、第1有機物10a(図4(a)参照)と第2有機物10b(図4(c)参照)は、同じ有機材料(第1有機材料)であるとする。
この場合、第1有機物10aの収縮(熱硬化時の収縮)により第1配線層12aが受ける応力240(引張応力)は、第2有機物10bの収縮(熱硬化時の収縮)により第2配線層12bが受ける応力340(引張応力)と略同じになる。
すなわち、配線層12が第1コア6aから受ける応力240は、配線層12が第2コア6bから受ける応力340と略同じである。従って、配線層12の表面が受ける応力と配線層12の裏面が受ける応力とが釣り合う。その結果、インターポーザ基板14は殆ど反らない。
上記条件(第1〜第2コア6a,6bの同一性および第1〜第2配線層12a,12bの同一性)を満たすことは容易である。従って実施の形態1によれば、インターポーザ基板14の反りを容易に抑制できる。なお上記条件が完全に満たされなくても、インターポーザ基板14の反りは、一面に微細な配線の層が設けられるインターポーザ基板(例えば、図6のシリコン・インターポーザ基板114)より十分小さい。
ところで、第1〜第2コア6a,6bは無機物である。従って、第1〜第2コア6a,6bの弾性率は、配線層12の有機物10の弾性率(例えば、5〜20GPa)より格段に大きい。すなわち、実施の形態1のインターポーザ基板14は、構成材料の側面からも反り難い構造になっている。第1〜第2コア6a,6bを形成する第1〜第2無機材料の弾性率は好ましくは、40〜200GPa(更に好ましくは、60〜150Gpa)である。
上記条件は、中心面38(図7参照)に対するインターポーザ基板14の対称性を向上させる。しかしインターポーザ基板14の裏面に電極パッドを設けると、上記対称性が劣化してインターポーザ基板14は反り易くなる。インターポーザ基板14裏面の電極パッドは、接合材の接続を容易にするために設けられる。
実施の形態1の接合材18(図1参照)は、第2貫通電極2bに直接接続される。従って、実施の形態1のインターポーザ基板14には、反りを誘発する電極パッドは設けられない。
(6)変形例
以上の例では、インターポーザ基板14の表面および裏面の何れにも、配線層は設けられない。しかし、インターポーザ基板14の表面および裏面のいずれか一方又は双方に、配線層を設けてもよい。ただし当該配線層は、当該配線層による第1〜第2コア6a,6bの反りが無視できる程度に十分薄いことが好ましい。
(7)応用例
図8は、実施の形態1のインターポーザ基板14の応用例を説明する斜視図である。インターポーザ基板14は例えば、高性能サーバーやスーパーコンピュータといったハイエンド機器に設けられる。
例えば、実施の形態1のインターポーザ基板14には、CPUやメモリデバイス(例えば、3次元メモリ)等の半導体チップ20が搭載される。半導体チップ20が搭載されたインターポーザ基板14は、高性能サーバーやスーパーコンピュータ等の回路基板42(例えば、プリント基板)に搭載される。
ハイエンド機器の半導体チップには、広いバンド幅と低消費電力が求められる。上述したように、インターポーザ基板14の配線8,108の最小線幅および最小間隔は、集積回路と同程度に狭い。従って半導体チップ20のバス幅を、増加させることは容易である。このため、実施の形態1のインターポーザ基板14によれば、半導体チップ20のバンド幅を広帯域することは容易である。
更にインターポーザ基板14によれば、半導体チップ20の間隔を狭くすることも容易である。従って実施の形態1のインターポーザ基板14によれば、半導体チップ20間を伝搬する信号の伝送ロスを低減できる。従ってインターポーザ基板14によれば、半導体チップ20の送受信バッファを低消費電力化できる。このため、実施の形態1のインターポーザ基板14によれば、半導体チップ20を低消費電力化できる。
以上のように、実施の形態1のインターポーザ基板14によれば、半導体チップ20のバンド幅の広帯域化と低消費電力化が可能である。従って、実施の形態1のインターポーザ基板14はハイエンド機器に適している。実施の形態1のインターポーザ基板14は、低消費電力化が重要な携帯端末にも適している。
また、実施の形態1によれば、配線8,108の層数を増やすことが可能である。従って実施の形態1によれば、インターポーザ基板14上に、従来より複雑な回路を形成することができる。
ところで、インターポーザ基板14と回路基板40の間には、アンダーフィルが充填される。実施の形態1のインターポーザ基板14の裏面には配線層が設けられないので、第1コア6b(図1参照)とアンダーフィルが直接触れる。
ガラス基板の表面は、他の物質(例えば、シリコン基板)の表面より格段に滑らかである。従って、第2コア6bの第2無機物4bがガラスの場合、アンダーフィル注入時の抵抗が格段に小さくなる。従って、アンダーフィルの充填が容易になる。
以上のように、実施の形態1のインターポーザ基板14には、配線8,108(図1参照)を有機物10で囲んだ配線層12を無機物のコア6a,6bで挟んだ構造が設けられる。この構造は、第1〜第2配線208a,208b(図4(a)および(c)参照)を囲むコア表面の有機膜24,124同士を熱圧着することで形成できる。従って実施の形態1によれば、有機膜24,124の応力による反りを、2つのコア6a,6bに分散できる。更に、サポート基板30,130(図4(a)および(c)参照)によれば、第1〜第2コア6a,6b夫々の反りを抑制することも可能である。従って実施の形態1によれば、半導体チップ同士を接続する配線8の層数を増やすことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1において、第1〜第2コア6a,6bの圧着と半導体チップ20の搭載を同時に行うものである。その他の装置構成および工程は実施の形態1と略同じである。従って、実施の形態1と同じ構成および工程等については、説明を省略または簡単にする。図9〜10は、実施の形態2の製造方法を説明する図である。
―第1〜2コアおよび第1〜2配線層の形成―
まず実施の形態1で説明した手順により、第1コア6a(図3(a)参照)、第1配線層12a(図4(a)参照)、第2コア6b(図3(b)参照)および第2配線層12b(図4(c)参照)を形成する。
―仮接続工程(図9(a)参照)―
次に、第1配線層12a(図9(a)参照)と第2配線層12bが接するように、第1コア6aと第2コア6bとを重ね合わせる。
具体的には例えば、まず第1コア6a(図4(a)参照)を、サポート基板30ごと個片化する。同様に、第2コア6b(図4(c)参照)を、サポート基板130ごと個片化する。次に、第1配線層12a(図9(a)参照)と第2配線層12bが接するように、第1コア6aと第2コア6bを重ね合わせる。その後、少なくとも第1配線層12aと第2配線層12bとを加熱しながらサポート基板30,130に短時間圧力34を加えて、第1コア6aと第2コア6bを仮接続する。加熱時間は例えば、1〜6秒である。加熱温度は例えば、100〜150℃である。仮接続は例えば、フリップチップボンダーにより行うことができる。
―半導体チップの載置(図9(b)参照)―
次に、第1コア6a(図9(b)参照)と第2コア6bを重ね合わせたまま、第1コア6aの裏面(第1面の反対側の面)に半導体チップ20を載置する。
具体的には例えば、まずサポート基板30を第1コア6aから剥離する。次に、「仮接続工程」と同じ手順により、半導体チップ20を第1コア6aの裏面に仮接続する。半導体チップ20の複数の端子16の間は、半硬化状態のエポキシ樹脂36により満たされている。このエポキシ樹脂36を短時間加熱して軟化させ、半導体チップ20を第1コア6aに仮接続する。加熱時間は例えば、1〜6秒である。加熱温度は例えば、100〜150℃である。
―圧着工程(図10(a)参照)―
次に、半導体チップ20を第1コア6aに押圧して、半導体チップ20と第1コア6aとを圧着する。この時、第1配線層12aと第2配線層12bも圧着される。
具体的には例えば、少なくとも半導体チップ20と第1コア6aと第1配線層12aと第2配線層12bとを加熱しながら、サポート基板130と半導体チップ20とに圧力34を加える。この加熱と押圧により、第1コア6aと半導体チップ20を接続すると共に、第1配線層12aと第2配線層12bを接続する。加熱時間は例えば、30〜120分である。加熱温度は例えば、200〜300℃である。半導体チップ20には、例えば耐熱ゴムなどの弾性体を介して圧力34を印加する。弾性体を介することで、半導体チップ20に印加される圧力が均等化される。
接続のメカニズムは、実施の形態1で説明したものと同じである。すなわち、加熱による半硬化状態の樹脂(例えば、ポリイミドやエポキシ樹脂)の流動化およびその後の硬化と配線金属の固相拡散により、第1配線層12aと第2配線層12bが接続される。同様のメカニズムにより、半導体チップ20と第1コア6aも接続される。
―接合材の形成(図10(b)参照)―
サポート基板130を、第2コア6bから剥離する。その後、第2コア6bの複数の第2貫通電極2b,102b夫々の一端に接合材18(例えば、半田バンプ)を形成する。接合材18は、形成しなくてもよい。
図10(a)に示す例では、第2コア6bは、第1コア6aと第2コア6bの仮接続後もサポート基板130によりサポートされている。しかし、仮接続により第1〜2コア6a,6bは反り難くなるので、仮接続後はサポート基板130を、第2コア6bから剥離してもよい。
実施の形態2によれば、半導体チップ20と第1コア6aの接続および第1コア6aと第2コア6bの接続が同時に完了する。従って、半導体装置22の製造時間が短縮される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、実施の形態1〜2は、例示であって制限的なものではない。
例えば、実施の形態1〜2では、第1コア6aの第1無機物4aと第2コア6bの第2無機物4bは同じ材料である。しかし、第1無機物4aと第2無機物4bは異なる材料であってもよい。
また実施の形態1〜2では、第1配線層12aの第1有機物10aと第2配線層12bの第2有機物10bは同じ材料である。しかし、第1有機物10aと第2有機物10bは異なる材料であってもよい。
また実施の形態1〜2では、インターポーザ基板14は回路基板に搭載される。しかし、実施の形態1〜2のインターポーザ基板14は回路基板以外のものに搭載されてもよい。例えば、インターポーザ基板14はパッケージ基板に搭載されてもよい。
また実施の形態1〜2では、インターポーザ基板14には半導体チップだけが搭載される。しかし実施の形態1〜2のインターポーザ基板14には半導体チップ以外の素子も搭載されてもよい。例えば、インターポーザ基板14には半導体チップと受動素子(例えば、コンデンサ)が搭載されてもよい。
以上の実施の形態1〜2に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1貫通電極と、前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアと、
第2貫通電極と、前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアと、
前記第1貫通電極と前記第2貫通電極とを接続する配線と前記配線を囲む有機物とを有し、前記第1コアと前記第2コアに挟まれた配線層とを有する
インターポーザ基板。
(付記2)
前記配線層は、前記第1貫通電極に接続された第1配線と前記第1配線を囲む第1有機物とを有する第1配線層と、前記第2貫通電極に接続された第2配線と前記第2配線を囲む第2有機物とを有する第2配線層とを有し、
前記配線は、前記第1配線と前記第2配線とを有し、
前記第1コアと前記第2コアは、第1厚さを有し、
前記第1無機物と前記第2無機物は、第1無機材料であり、
前記第1配線層と前記第2配線層は、第2厚さを有し、
前記第1有機物と前記第2有機物は、第1有機材料であることを
特徴とする付記1に記載のインターポーザ基板。
(付記3)
前記第2貫通電極の両端のうち前記配線層とは反対側の一端は、平面視において前記第2コアの貫通孔内に位置し、
前記第2貫通電極の前記一端に接する接合材を、更に有することを
特徴とする付記1又は2に記載のインターポーザ基板。
(付記4)
前記有機物は、ベンゾシクロブテン、ポリベンゾオキサゾールおよびフェノールからなる群から選択された一つの有機物であり、
前記第1無機物は、シリコンまたはSiOを有する第1ガラスであり、
前記第2無機物は、シリコンまたはSiOを有する第2ガラスであることを
特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載のインターポーザ基板。
(付記5)
前記第1貫通電極は、第1ピッチで配置され
前記第2貫通電極は、前記第1ピッチより広い第2ピッチで配置されていることを
特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載のインターポーザ基板。
(付記6)
第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアと、第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアと、前記第1貫通電極と前記第2貫通電極とを接続する配線と前記配線を囲む有機物とを有し前記第1コアと前記第2コアに挟まれた配線層とを有するインターポーザ基板と、
前記第1貫通電極に接続された電極と、前記電極に接続された集積回路とを有する半導体チップとを有する
半導体装置。
(付記7)
第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアの第1面に、前記第1貫通電極に一端が接続された第1配線と前記第1配線を囲むと共に前記第1配線の他端を露出させる第1有機物とを有する第1配線層とを形成する工程と、
第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアの第2面に、前記第2貫通電極に一端が接続された第2配線と前記第2配線を囲むと共に前記第2配線の他端を露出させる第2有機物とを有する第2配線層とを形成する工程と、
前記第1配線層と前記第2配線層を圧着して、前記第1配線と前記第2配線を接続する工程とを有する
インターポーザ基板の製造方法。
(付記8)
前記第2貫通電極の両端のうち前記配線とは反対側の一端は、平面視において前記第2コアの貫通孔内に位置し、
前記第2貫通電極の前記一端に接する接合材を形成する工程を更に有することを
特徴とする付記7に記載のインターポーザ基板の製造方法。
(付記9)
前記第1配線層を形成する工程は、前記第1配線の前記他端を第1有機材料で覆い、前記第1有機材料を平坦化すると共に前記第1配線の前記他端を露出させる工程を含み、
前記第2配線層を形成する工程は、前記第2配線の前記他端を第2有機材料で覆い、前記第2有機材料を平坦化すると共に前記第2配線の前記他端を露出させる工程を含むことを
特徴とする付記7又は8に記載のインターポーザ基板の製造方法。
(付記10)
第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアの第1面に、前記第1貫通電極に一端が接続された第1配線と前記第1配線を囲むと共に前記第1配線の他端を露出させる第1有機物とを有する第1配線層とを形成する工程と、
第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアの第2面に、前記第2貫通電極に一端が接続された第2配線と前記第2配線を囲むと共に前記第2配線の他端を露出させる第2有機物とを有する第2配線層とを形成する工程と、
前記第1配線層と前記第2配線層が接するように、前記第1コアと前記第2コアとを重ね合わせる工程と、
前記重ね合わせる工程の後に、前記第1コアと前記第2コアとを重ね合わせたまま、前記第1コアの前記第1面の反対側の面に半導体チップを載置する工程と、
前記半導体チップを押圧して、前記第1配線層と前記第2配線層を圧着すると共に前記第1配線と前記第2配線を接続し更に、前記半導体チップと前記第1コアとを圧着する工程とを有する
半導体装置の製造方法。
2a・・・第1貫通電極 2b・・・第2貫通電極
4a・・・第1無機物 4b・・・第2無機物
6a・・・第1コア 6b・・・第2コア
8・・・配線
8a・・・第1配線 8b・・・第2配線
10・・・有機物
10a・・・第1有機物 10b・・・第2有機物
12・・・配線層
12a・・・第1配線層 12b・・・第2配線層
14・・・インターポーザ基板
16・・・複数の電極
18・・・接合材
20・・・半導体チップ
22・・・半導体装置
32a・・・第1有機材料 32b・・・第2有機材料

Claims (6)

  1. 第1貫通電極と、前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアと、
    第2貫通電極と、前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアと、
    前記第1貫通電極と前記第2貫通電極とを接続する配線と前記配線を囲む有機物とを有し、前記第1コアと前記第2コアに挟まれた配線層とを有する
    インターポーザ基板。
  2. 前記配線層は、前記第1貫通電極に接続された第1配線と前記第1配線を囲む第1有機物とを有する第1配線層と、前記第2貫通電極に接続された第2配線と前記第2配線を囲む第2有機物とを有する第2配線層とを有し、
    前記配線は、前記第1配線と前記第2配線とを有し、
    前記第1コアと前記第2コアは、第1厚さを有し、
    前記第1無機物と前記第2無機物は、第1無機材料であり、
    前記第1配線層と前記第2配線層は、第2厚さを有し、
    前記第1有機物と前記第2有機物は、第1有機材料であることを
    特徴とする請求項1に記載のインターポーザ基板。
  3. 前記第2貫通電極の両端のうち前記配線層とは反対側の一端は、平面視において前記第2コアの貫通孔内に位置し、
    前記第2貫通電極の前記一端に接する接合材を、更に有することを
    特徴とする請求項1又は2に記載のインターポーザ基板。
  4. 第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアと、第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアと、前記第1貫通電極と前記第2貫通電極とを接続する配線と前記配線を囲む有機物とを有し前記第1コアと前記第2コアに挟まれた配線層とを有するインターポーザ基板と、
    前記第1貫通電極に接続された電極と、前記電極に接続された集積回路とを有する半導体チップとを有する
    半導体装置。
  5. 第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアの第1面に、前記第1貫通電極に一端が接続された第1配線と前記第1配線を囲むと共に前記第1配線の他端を露出させる第1有機物とを有する第1配線層とを形成する工程と、
    第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアの第2面に、前記第2貫通電極に一端が接続された第2配線と前記第2配線を囲むと共に前記第2配線の他端を露出させる第2有機物とを有する第2配線層とを形成する工程と、
    前記第1配線層と前記第2配線層を圧着して、前記第1配線と前記第2配線を接続する工程とを有する
    インターポーザ基板の製造方法。
  6. 第1貫通電極と前記第1貫通電極を囲む第1無機物とを有する第1コアの第1面に、前記第1貫通電極に一端が接続された第1配線と前記第1配線を囲むと共に前記第1配線の他端を露出させる第1有機物とを有する第1配線層とを形成する工程と、
    第2貫通電極と前記第2貫通電極を囲む第2無機物とを有する第2コアの第2面に、前記第2貫通電極に一端が接続された第2配線と前記第2配線を囲むと共に前記第2配線の他端を露出させる第2有機物とを有する第2配線層とを形成する工程と、
    前記第1配線層と前記第2配線層が接するように、前記第1コアと前記第2コアとを重ね合わせる工程と、
    前記重ね合わせる工程の後に、前記第1コアと前記第2コアとを重ね合わせたまま、前記第1コアの前記第1面の反対側の面に半導体チップを載置する工程と、
    前記半導体チップを押圧して、前記第1配線層と前記第2配線層を圧着すると共に前記第1配線と前記第2配線を接続し更に、前記半導体チップと前記第1コアとを圧着する工程とを有する
    半導体装置の製造方法。
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