JP2017129073A - パージ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パージ通路にリークが生じていることを好適に検出することができるパージ装置を提供する。【解決手段】パージ装置のパージ通路は、キャニスタから吸気通路におけるコンプレッサより上流に接続された第1通路と、第1通路から分岐されるとともに吸気通路におけるスロットル弁より下流に接続された第2通路とによって構成されている。第1通路には、パージポンプが設けられている。また、パージ装置は、パージポンプを駆動し、第1通路にリークが生じているか否かを判定する制御装置を備えている。制御装置は、イグニッションオフがなされたときに判定処理を実行し、パージポンプを駆動させ(ステップS120)、パージポンプを駆動させているときに、エアフロメータによって流れが検知されない場合に(ステップS130:NO)、第1通路にリークが生じていると判定する(ステップS150)。【選択図】図2
Description
この発明は、燃料タンク内に発生した蒸発燃料をキャニスタに捕集し、捕集した蒸発燃料を含むパージガスをキャニスタから内燃機関の吸気通路に導入するパージ装置に関する。
自動車等に搭載される内燃機関には、燃料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタに捕集し、捕集した蒸発燃料を含むパージガスをキャニスタから吸気通路に導入(パージ)するパージ装置を備えたものがある。こうしたパージ装置を備える内燃機関にあっては、機関運転中にパージガスを吸気通路に導入することにより、キャニスタ内から脱離した蒸発燃料が内燃機関の燃焼室で燃焼され、キャニスタによる蒸発燃料の捕集能力が回復するようになる。
また、特許文献1に記載のパージ装置では、吸気通路とキャニスタとを接続するパージ通路が、キャニスタから吸気通路におけるスロットル弁より下流に接続された第1通路と同第1通路から分岐されるとともに吸気通路におけるコンプレッサより上流に接続された第2通路とで構成されている。そして、第1通路における第2通路との分岐部分より上流にパージポンプが設けられている。
特許文献1に記載のパージ装置では、コンプレッサによる過給が行われている時には、コンプレッサ上流に生じる負圧を利用して、第2通路を介してパージガスを吸気通路に導入する。また、コンプレッサによる過給が行われていない時には、スロットル弁の下流に生じる負圧を利用して、第1通路を介してパージガスを吸気通路に導入する。なお、特許文献1に記載のパージ装置においては、パージポンプを備えているため、負圧が小さい場合であっても、パージポンプを駆動することにより、吸気通路にパージガスを導入することができる。
ところで、パージ装置では、パージ通路の通路端が吸気通路から外れる等、パージ通路にリークが生じるおそれがあり、こうしたパージ通路のリークを好適に検出する必要がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パージ通路にリークが生じていることを好適に検出することができるパージ装置を提供することにある。
上記課題を解決するためのパージ装置は、吸気通路に吸気上流側からエアフロメータ、コンプレッサ、スロットル弁の順でこれらを備えた内燃機関に搭載され、燃料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタに捕集し、前記キャニスタに捕集した蒸発燃料を含むパージガスをパージ通路を介して前記吸気通路に導入するものである。また、このパージ装置においては、前記パージ通路が、前記キャニスタから前記吸気通路における前記コンプレッサより上流に接続された第1通路と、同第1通路から分岐されるとともに前記吸気通路における前記スロットル弁より下流に接続された第2通路とによって構成されており、第1通路にパージポンプが設けられている。そして、パージ装置は、イグニッションオフがなされたときに前記パージポンプを駆動させ、前記パージポンプを駆動させているときに、前記エアフロメータによって流れが検知されない場合に、前記第1通路にリークが生じていると判定する制御装置を備えている。
イグニッションオフ時にはスロットル弁が閉弁されているため、パージ通路を通じて吸気通路に導入された蒸発燃料を含むパージガスのうち、第1通路を通じて吸気通路におけるコンプレッサよりも上流側に導入されたパージガスは、スロットル弁よりも下流側には流れにくく、コンプレッサよりも上流側に逆流するようになる。そのため、第1通路にリークが生じていない場合には、パージガスが吸気通路におけるコンプレッサの上流に逆流し、エアフロメータによってこのパージガスによる流れが検知される。
一方、第1通路にリークが生じている場合は、第1通路から吸気通路に導入されるパージガスの量が少ないかパージガスの導入自体がなされないため、パージガスがエアフロメータにまで及ばず、エアフロメータによって流れが検知されない。
そこで、上記構成では、パージポンプを駆動させているときに、エアフロメータによって流れが検知されない場合に、第1通路にリークが生じていると判定するようにしている。このため、第1通路にリークが生じていなければエアフロメータによって流れが検知されるはずの状態において流れが検知されていないことを検知し、その結果に基づいて第1通路にリークが生じていることを判定することができる。
このように、上記構成によれば、パージ通路、特に第1通路にリークが生じていることを好適に検出することができる。
なお、制御装置によって判定される第1通路のリークとは、吸気通路から第1通路の通路端が外れて同通路端からパージガスが漏れ出ている状況のほか、第1通路に孔が開いて同孔からパージガスが漏れ出ている状況等である。
なお、制御装置によって判定される第1通路のリークとは、吸気通路から第1通路の通路端が外れて同通路端からパージガスが漏れ出ている状況のほか、第1通路に孔が開いて同孔からパージガスが漏れ出ている状況等である。
以下、パージ装置の一実施形態であるパージ装置30について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、このパージ装置30が搭載されている内燃機関10の吸気通路11には、吸気上流側から順に、エアクリーナ12、エアフロメータ25、ターボチャージャ14のコンプレッサ15、インタークーラ18、及びスロットル弁20が設けられている。エアクリーナ12の内部には、活性炭等の吸着材が設けられている。また、エアフロメータ25は、吸気通路11におけるエアクリーナ12からコンプレッサ15へと流れる吸気の量を内燃機関10の吸入空気量として検知するほか、吸気通路11におけるコンプレッサ15からエアクリーナ12へのガスの流れを検知して逆流が生じていることを検知することができる。また、内燃機関10の排気通路21には、ターボチャージャ14のタービン16が設けられている。
図1に示すように、このパージ装置30が搭載されている内燃機関10の吸気通路11には、吸気上流側から順に、エアクリーナ12、エアフロメータ25、ターボチャージャ14のコンプレッサ15、インタークーラ18、及びスロットル弁20が設けられている。エアクリーナ12の内部には、活性炭等の吸着材が設けられている。また、エアフロメータ25は、吸気通路11におけるエアクリーナ12からコンプレッサ15へと流れる吸気の量を内燃機関10の吸入空気量として検知するほか、吸気通路11におけるコンプレッサ15からエアクリーナ12へのガスの流れを検知して逆流が生じていることを検知することができる。また、内燃機関10の排気通路21には、ターボチャージャ14のタービン16が設けられている。
内燃機関10に搭載されているパージ装置30は、燃料タンク29で発生した蒸発燃料を捕集する活性炭等の吸着材が設けられたキャニスタ32と、同キャニスタ32に捕集した蒸発燃料を含むパージガスを吸気通路11に導入するパージ通路40とを備えている。燃料タンク29とキャニスタ32とは通路31を介して接続されている。
パージ通路40は、キャニスタ32から吸気通路11におけるコンプレッサ15より上流に接続された第1通路41と、同第1通路41から分岐されるとともに吸気通路11におけるスロットル弁20より下流に接続された第2通路45とによって構成されている。なお以下では、第1通路41のうち、キャニスタ32から第2通路45と分岐する分岐箇所43までを上流通路41aと称し、分岐箇所43から吸気通路11との接続部分までを下流通路41bと称する。
上流通路41aには、同上流通路41aから下流通路41bや第2通路45を介して吸気通路11にパージガスを流入させるべく駆動されるパージポンプ51が設けられている。また、上流通路41aのパージポンプ51より下流には、同上流通路41aから下流通路41bや第2通路45に流入するパージガスの流量を調整すべく開度制御される制御弁52が設けられている。
なお、吸気通路11における下流通路41bの接続位置とエアフロメータ25の配設位置との関係は、パージポンプ51の出力に応じて設定されている。これにより、第1通路41にリークが生じていない状態でパージポンプ51が駆動状態とされた際に、下流通路41bから吸気通路11に導入されるパージガスを受けてエアフロメータ25によって流れの検知が可能となっている。
下流通路41bには、分岐箇所43から吸気通路11との接続箇所へと向かうパージガスの流れのみを許容し、その逆方向の流れを許容しない一方弁53が設けられている。また、第2通路45にも同様に、分岐箇所43から吸気通路11との接続箇所へと向かうパージガスの流れのみを許容し、その逆方向の流れを許容しない一方弁54が設けられている。
パージ装置30において、パージポンプ51及び制御弁52の駆動は、制御装置60によって制御される。すなわち、パージ装置30は、パージポンプ51及び制御弁52を制御する制御装置60を含む態様で構成されている。なお、制御装置60は、内燃機関10の各種機関運転制御を実行する制御装置を兼ねている。制御装置60には、パージポンプ51及び制御弁52の制御を含めた内燃機関10の各種運転制御に係る各種演算処理を実行するCPUが設けられている。また、制御装置60には、各種運転制御に必要なプログラムやデータの記憶されたROM、CPUの演算結果等が一時記憶されるRAM、外部との間で信号を入・出力するための入・出力ポート等も設けられている。
制御装置60の入力ポートには、エアフロメータ25のほか、運転者により内燃機関10の始動(イグニッションオン)及び停止(イグニッションオフ)が操作されるイグニッションスイッチ61等の各種センサが接続されている。そして、制御装置60の出力ポートには、上記パージポンプ51及び制御弁52等の各種駆動回路が接続されている。制御装置60は、入力ポートに接続された各種センサ等からの信号に基づき、機関回転速度や機関負荷等の機関運転状態を把握する。そして、その把握した機関運転状態に基づいてパージポンプ51や制御弁52等の駆動回路に対し指令信号を出力する。こうして吸気通路11に導入するパージガスの流量制御をはじめ、各種機関運転制御が制御装置60を通じて実施される。
内燃機関10の運転停止中には、制御弁52が閉弁状態とされる。燃料タンク29内で生じた蒸発燃料と空気との混合気は、通路31を通じてキャニスタ32に導入される。キャニスタ32内に導入された混合気中の蒸発燃料は、同キャニスタ32の吸着材によって捕集され、混合気から蒸発燃料が除去された後の空気は、キャニスタ32の大気連通路33からキャニスタ32外に放出される。
一方、内燃機関10の運転中には、制御弁52が開弁状態とされる。こうして制御弁52を開弁状態とすることにより、大気連通路33を介してキャニスタ32内に流入した空気によって同キャニスタ32の吸着材から蒸発燃料が脱離し、この脱離した蒸発燃料を含むパージガスがパージ通路40を通って吸気通路11に導入されるようになる。なお、この際には、コンプレッサ15による過給が行われているか否かによってパージ通路40におけるパージガスの流通経路は異なる。コンプレッサ15による過給が行われている時には、コンプレッサ15の上流に生じる負圧を利用して、上流通路41a及び下流通路41bを介してパージガスが吸気通路11に導入される。また、コンプレッサ15による過給が行われていない時には、スロットル弁20の下流に生じる負圧を利用して、上流通路41a及び第2通路45を介してパージガスが吸気通路11に導入される。そして、こうして吸気通路11に導入されたパージガス中の蒸発燃料は、内燃機関10の燃焼室内で燃焼されることによって処理される。
なお、負圧が小さい場合には、パージポンプ51を駆動することにより、吸気通路11へのパージガスの導入を促進することができる。
また、このパージ装置30の制御装置60は、第1通路41にリークが生じているか否かを判定する判定処理を行う。この判定処理は、イグニッションスイッチ61がオフにされる度に実行される。
また、このパージ装置30の制御装置60は、第1通路41にリークが生じているか否かを判定する判定処理を行う。この判定処理は、イグニッションスイッチ61がオフにされる度に実行される。
図2に示すように、この判定処理が開始されると、まず、パージポンプ51が駆動される(ステップS120)。ここでは、パージポンプ51の駆動が停止されていれば駆動を開始させ、パージポンプ51が既に駆動されていれば、その駆動を継続させる。
そして、エアフロメータ25によって逆流が検知されているか否かが判定される(ステップS130)。エアフロメータ25によって逆流が検知されていると判定されると(ステップS130:YES)、第1通路41にリークが生じていないと判定される(ステップS140)。一方、エアフロメータ25によって逆流が検知されていないと判定されると(ステップS130:NO)、第1通路41にリークが生じていると判定される(ステップS150)。こうして第1通路41にリークが生じていると判定されると、警告灯の点灯等が行われることにより、第1通路41にリークが生じていることが運転者に報知される。
なお、こうした判定処理によって判定される第1通路41のリークとは、吸気通路11から下流通路41bの通路端が外れて同通路端からパージガスが漏れ出ている状況のほか、上流通路41a及び下流通路41bの少なくとも一方で孔が開いて同孔からパージガスが漏れ出ている状況等である。
ステップS140及びステップS150のいずれかの処理が行われると、パージポンプ51の駆動が停止され(ステップS160)、制御弁52が閉弁状態とされる(ステップS170)。そして、本処理は一旦終了される。本実施形態では、こうした判定処理が終了した後、上述した機関停止中におけるキャニスタ32での蒸発燃料の捕集が開始される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
イグニッションスイッチ61がオフにされているとき、すなわち機関運転が停止されているイグニッションオフ時にはスロットル弁20が閉弁されている。また、内燃機関10の吸気バルブ、排気バルブも開閉されないため、第2通路45が接続されているスロットル弁20よりも下流側の吸気通路11については、パージポンプ51の駆動に伴ってパージガスが導入されたとしてもすぐに圧力が高くなり、一方弁54が閉塞する。そのため、判定処理中は、パージポンプ51の駆動に伴って吸気通路11に導入されるパージガスの多くは、下流通路41bを通じてコンプレッサ15よりも上流側の吸気通路11に導入される。
イグニッションスイッチ61がオフにされているとき、すなわち機関運転が停止されているイグニッションオフ時にはスロットル弁20が閉弁されている。また、内燃機関10の吸気バルブ、排気バルブも開閉されないため、第2通路45が接続されているスロットル弁20よりも下流側の吸気通路11については、パージポンプ51の駆動に伴ってパージガスが導入されたとしてもすぐに圧力が高くなり、一方弁54が閉塞する。そのため、判定処理中は、パージポンプ51の駆動に伴って吸気通路11に導入されるパージガスの多くは、下流通路41bを通じてコンプレッサ15よりも上流側の吸気通路11に導入される。
上記のように、このときスロットル弁20は閉弁しているため、下流通路41bを通じて吸気通路11におけるコンプレッサ15よりも上流側に導入されたパージガスは、スロットル弁20よりも下流側には流れにくく、コンプレッサ15よりも上流側に逆流するようになる。そして、第1通路41にリークが生じていない場合には、パージガスが吸気通路11におけるコンプレッサ15の上流に逆流し、エアフロメータ25によってこのパージガスの流れが検知される。
一方、第1通路41にリークが生じている場合は、下流通路41bから吸気通路11に導入されるパージガスの量が少ないかパージガスの導入自体がなされないため、パージガスがエアフロメータ25にまで及ばず、エアフロメータ25によって逆流が検知されない。
そこで、本実施形態では、判定処理においてパージポンプ51を駆動させているときに、エアフロメータ25によって逆流が検知されない場合に、第1通路41にリークが生じていると判定するようにしている。このため、第1通路41にリークが生じていなければ逆流が検知されるはずの状態において逆流が検知されていないことを検知し、その結果に基づいて第1通路41にリークが生じていることを判定することができる。
上述したパージ装置30によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)パージ通路40、特に第1通路41にリークが生じていることを好適に検出することができる。
(1)パージ通路40、特に第1通路41にリークが生じていることを好適に検出することができる。
(2)内燃機関10の吸入空気量の検出に用いるエアフロメータ25を利用して、第1通路41のリークの判定処理を行っている。このため、判定処理用に別途センサを設けることなく第1通路41のリークの判定処理を行うことができる。
(3)判定処理の実行中に第1通路41から吸気通路11に導入されるパージガスの流量によっては、パージガスが吸気通路11におけるコンプレッサ15の上流からエアフロメータ25を通過し、エアクリーナ12にまで至ることがある。こうしてエアクリーナ12に至ったパージガスが同エアクリーナ12からさらに上流に逆流すると、パージガスが大気中に放出されるおそれがある。そこで、本実施形態では、エアクリーナ12の内部に吸着材を設けている。このため、判定処理の実行中に上記のようにパージガスがエアクリーナ12にまで至ったとしても、エアクリーナ12の内部の吸着材によってパージガス中の蒸発燃料を捕集することができ、パージガスの大気中への放出を抑制することができる。
なお、上述の実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・一方弁53及び一方弁54のいずれか一方、もしくは双方を省略してもよい。
・パージポンプ51の配置位置を下流通路41bに変更してもよい。こうした形態においても、パージポンプ51の駆動によって下流通路41bを介して吸気通路11にパージガスを導入させることができるため、上述の実施形態と同様に判定処理を行うことが可能である。
・一方弁53及び一方弁54のいずれか一方、もしくは双方を省略してもよい。
・パージポンプ51の配置位置を下流通路41bに変更してもよい。こうした形態においても、パージポンプ51の駆動によって下流通路41bを介して吸気通路11にパージガスを導入させることができるため、上述の実施形態と同様に判定処理を行うことが可能である。
・エアフロメータ25は、判定処理を通じてパージポンプ51を駆動しているときに、流れが発生していることを検知できるものであれば、逆流が発生していることを検知可能なものでなくてもよい。要するに、吸気通路11における流れを検知可能であるが、その流れがエアクリーナ12側に向かう逆流であるのか、コンプレッサ15側に向かう順流であるのかを判別できないものでもよい。
・第1通路41のリークの判定処理中にパージガスがエアクリーナ12にまで至るおそれのない場合、例えば、パージガスがエアクリーナ12に至らない短い時間で判定処理が完了するような場合には、エアクリーナ12の内部への吸着材の配設を省略してもよい。こうした形態によっても上記実施形態で得られる(1)及び(2)と同様の効果を奏することができる。
10…内燃機関、11…吸気通路、14…ターボチャージャ、15…コンプレッサ、20…スロットル弁、25…エアフロメータ、29…燃料タンク、30…パージ装置、32…キャニスタ、33…大気連通路、40…パージ通路、41…第1通路、41a…上流通路、41b…下流通路、43…分岐箇所、45…第2通路、51…パージポンプ、60…制御装置、61…イグニッションスイッチ。
Claims (1)
- 吸気通路に吸気上流側からエアフロメータ、コンプレッサ、スロットル弁の順でこれらを備えた内燃機関に搭載され、燃料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタに捕集し、前記キャニスタに捕集した蒸発燃料を含むパージガスをパージ通路を介して前記吸気通路に導入するパージ装置であって、
前記パージ通路が、前記キャニスタから前記吸気通路における前記コンプレッサより上流に接続された第1通路と、同第1通路から分岐されるとともに前記吸気通路における前記スロットル弁より下流に接続された第2通路とによって構成されており、
前記第1通路にパージポンプが設けられており、
イグニッションオフがなされたときに前記パージポンプを駆動させ、前記パージポンプを駆動させているときに、前記エアフロメータによって流れが検知されない場合に、前記第1通路にリークが生じていると判定する制御装置を備える
ことを特徴とするパージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016009542A JP2017129073A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | パージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016009542A JP2017129073A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | パージ装置 |
Publications (1)
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JP2017129073A true JP2017129073A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59396032
Family Applications (1)
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JP2016009542A Pending JP2017129073A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | パージ装置 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2016
- 2016-01-21 JP JP2016009542A patent/JP2017129073A/ja active Pending
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