JP2017128301A - 船外機の燃料タンク - Google Patents
船外機の燃料タンク Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017128301A JP2017128301A JP2016010724A JP2016010724A JP2017128301A JP 2017128301 A JP2017128301 A JP 2017128301A JP 2016010724 A JP2016010724 A JP 2016010724A JP 2016010724 A JP2016010724 A JP 2016010724A JP 2017128301 A JP2017128301 A JP 2017128301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- tank
- outboard motor
- fuel tank
- tank body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
Description
燃料タンク40は、タンク本体41、フィラーパイプ43、燃料タンクキャップ60などを備えている。
タンク本体41は、上壁41a、下壁41b、前壁41c、後壁41d、側壁により構成され、内部に燃料を貯留するための空間42を有する。タンク本体41は、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい略扁平状であって、例えば合成樹脂で形成されている。また、タンク本体41は、エンジンカバー17のアッパカバー17a内に配置される。
フィラーパイプ43は、タンク本体41の空間42と外部とを連通させ、燃料をタンク本体41の空間42内に流入させる。本実施形態のフィラーパイプ43は、タンク本体41と一体に成形され、上方延出部44Aと下方延出部44Bとを有する。上方延出部44Aと下方延出部44Bとはそれぞれ筒状であり、内部が連通することで鉛直方向に沿った空気室45が形成される。
上方延出部44Aは、円筒状の側壁部46を有する。側壁部46は、外周面に雄ネジ部47が形成され、上部に給油口48を有する。なお、上方延出部44Aは、エンジンカバー17のアッパカバー17aから露出された位置に配置される。
下方延出部44Bは、円筒状の側壁部49と、下部に底部50とを有する。側壁部49は、底部50から所定の高さの位置に、内周面からフィラーパイプ43の鉛直中心線Cに向かって突出する段部51が形成される。段部51は、一部を除いて内周面に沿った環状に形成されている。段部51は、図示しないストレーナを支持する。また、側壁部49は、段部51よりも僅かに高い位置に、前側の内周面から鉛直中心線Cに向かって突出する突起部52が形成される。突起部52は、ストレーナが上方延出部44Aの給油口48から抜け出ないようにストレーナを保持する。
図4は、フィラーパイプ43を図3の矢印A方向から見た斜視図である。図4に示すように、突起部52は、側壁部49の内周面のうち段部51が欠落している一部の上方に位置する。
キャップ本体61は、側部62と蓋部64とを有し、カップ状に形成される。側部62は、内周面に雌ネジ部63が形成され、タンク本体41の上方延出部44Aの雄ネジ部47に螺合する。蓋部64の内側には、給油口48の開口面に当接するパッキン材65が設けられる。蓋部64は、鉛直中心線Cと同軸上に雌ネジ66が形成される。また、蓋部64は、雌ネジ66に近接した位置に鉛直中心線Cと平行にブリーザ孔67が形成される。ブリーザ孔67は、摘み部70によって閉塞されていない状態ではフィラーパイプ43の空気室45を介してタンク本体41の空間42と外部とを連通させる。したがって、ブリーザ孔67は、タンク本体41の空間42内を外部と同一の圧力(大気圧)にすることができる。
図5は、チルトアップ前におけるタンク本体41内に貯留されている燃料の状態を示す図である。図5では、フィラーパイプ43の空気室45には燃料が所定の高さまで満たされている。また、タンク本体41の空間42内には燃料が空気室45内の燃料の油面の同じ高さまで貯留されている。このとき、タンク本体41の空間42内の燃料の油面は、タンク本体41の上壁41aに近接する高さまで到っている。
本実施形態では、下方延出部44Bの側壁部49に切除部56を形成し、切除部56の上端の位置を上壁41aの下面に近接させたことから、空気室45から切除部56を通ってタンク本体41内の空間42内に燃料を導くことができる。すなわち、燃料は切除部56の上端の直下まで満たすことができる。したがって、タンク本体41の空間42内の燃料を、タンク本体41の上壁41aの下面に近接する位置まで満たすことができる。
上述した実施形態では、タンク本体41の形状が略扁平状である場合について説明したが、この場合に限られない。本実施形態は、船外機本体13をチルトアップしたときに、タンク本体41の後壁41dの高さが給油口48よりも高くなるような構造の燃料タンク40に用いることができる。
Claims (3)
- 船体に対してチルトアップ可能な船外機本体に内蔵される船外機の燃料タンクであって、
燃料が貯留されるタンク本体と、
前記タンク本体の上面から上向きに延出し上部に給油口を有する上方延出部、および、前記タンク本体内に延出し下部に底部を有する下方延出部が設けられた筒状のフィラーパイプと、
前記給油口を塞ぐ燃料タンクキャップと、を備え、
前記下方延出部の底部は、前記船外機の前側に偏倚した位置に前記タンク本体内に燃料を流入させる燃料流入口が設けられていることを特徴とする船外機の燃料タンク。 - 前記燃料タンクキャップは、ブリーザ孔が設けられ、
前記船外機本体をチルトアップして前記燃料タンクが前方に傾斜した状態では、前記燃料流入口の上端が、前記ブリーザ孔を通る水平線よりも低い位置であることを特徴とする請求項1に記載の船外機の燃料タンク。 - 前記下方延出部は、側壁部の一部を切り欠いて前記燃料流入口と繋がる切除部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の船外機の燃料タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016010724A JP6519491B2 (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | 船外機の燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016010724A JP6519491B2 (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | 船外機の燃料タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017128301A true JP2017128301A (ja) | 2017-07-27 |
JP6519491B2 JP6519491B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=59394262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016010724A Active JP6519491B2 (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | 船外機の燃料タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6519491B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58126585U (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-27 | スズキ株式会社 | 燃料タンクの注入口 |
JPH02126993U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-19 | ||
JP2003201856A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-18 | Yamaha Marine Co Ltd | 船外機 |
JP2013144518A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 燃料タンク |
-
2016
- 2016-01-22 JP JP2016010724A patent/JP6519491B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58126585U (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-27 | スズキ株式会社 | 燃料タンクの注入口 |
JPH02126993U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-19 | ||
JP2003201856A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-18 | Yamaha Marine Co Ltd | 船外機 |
JP2013144518A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 燃料タンク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6519491B2 (ja) | 2019-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018071446A (ja) | 船外機および船舶 | |
US6183323B1 (en) | Outboard marine drive powered by an air-cooled internal combustion engine | |
JP4007788B2 (ja) | スクータ型自動二輪車の燃料供給装置 | |
JP2016023585A (ja) | エンジンユニット | |
JP6519491B2 (ja) | 船外機の燃料タンク | |
JP2015093518A (ja) | 船舶推進機 | |
JP2007064162A (ja) | 小型滑走艇のスロットル開度制御装置 | |
JP2006002741A (ja) | 船外機用の2気筒v型ohvエンジン | |
US9599063B2 (en) | Engine unit for vehicle | |
US20170183993A1 (en) | Breather apparatus for engine | |
JP2008223594A (ja) | 内燃機関およびそれを備えた車両 | |
JP2010071212A (ja) | 内燃機関およびそれを備えた車両 | |
JPH0443837B2 (ja) | ||
US6033274A (en) | Exhaust arrangement for an outboard marine drive engine | |
JP6557404B2 (ja) | 船外機 | |
JP2015038341A (ja) | 船舶推進機 | |
US6132275A (en) | Lubricating oil managing arrangement for an outboard marine drive engine | |
JP2017089415A (ja) | 燃料タンク内蔵型の船外機 | |
US6682374B2 (en) | Tilt support mechanism for outboard motor | |
US6790111B2 (en) | Outboard motor | |
JP3752826B2 (ja) | 船外機の燃料タンクキャップ | |
EP1101696B1 (en) | Outboard motor with supporting structure | |
JP2015094230A (ja) | 船外機 | |
JP6795632B2 (ja) | エンジン | |
JP4571906B2 (ja) | 水中スクータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190408 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6519491 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |