JP2017128298A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従動回転部材の慣性モーメントをより低減したステアリング装置を提供する。【解決手段】ボールねじ機構30は、ラックシャフト12に複数のボール32を介して螺合する円筒状のナット31を備えている。減速機40は、モータ20の回転軸21に一体的に取り付けられた駆動プーリ41、ナット31に一体的に回転可能に取り付けられた従動プーリ42、および駆動プーリ41と従動プーリ42との間に巻き掛けられたベルト43を備えている。従動プーリ42は、ラックシャフト12の軸方向において、ナット31と並んで設けられている。ナット31と従動プーリ42とは、止めねじ50を介して連結されている。止めねじ50の一端はねじ溝31dに、止めねじ50の他端はねじ溝42cにねじ込まれている。これにより、ナットおよび従動プーリ42は、一体的に回転する。【選択図】図2
Description
本発明は、ステアリング装置に関する。
従来、モータの回転運動を歯付きベルトおよびプーリを介してボールねじ機構に伝達して、モータの回転運動を転舵シャフトであるラックシャフトの直線運動に変換することにより、運転者のステアリング操作を補助するステアリング装置がある。例えば、特許文献1のEPSでは、ボールねじ機構のナットの外周面に従動プーリが固定されている。ラックシャフトと平行に取り付けられたモータの回転軸には駆動プーリが取り付けられている。駆動プーリと従動プーリとの間には、歯付きベルトが巻き掛けられている。モータの回転トルクは、歯付きベルトを介して、従動プーリおよびナットに伝達される。ナットが回転することにより、モータの回転トルクがラックシャフトの直線運動に変換され、運転者のステアリング操作が補助される。
ところで、縁石乗り上げなどに伴う大きな逆入力(荷重)がラックシャフトに作用した場合、ラックシャフトが急速に動かされた後、ラックシャフトの可動範囲の末端に達するエンド当てが生じる。エンド当てにより、回転していた従動プーリおよびナットの回転が急激に止められてしまう。このとき、慣性によって回り続けようとする従動プーリおよびナットなどを含む従動回転部材の慣性力(トルク)が、ラックシャフトに伝達される。この慣性力により、ラックシャフトが軸周りに回転すると、ラックシャフトのラック歯が偏摩耗するおそれがある。
従動回転部材の慣性モーメントが大きいほど、従動回転部材の回転エネルギーもより大きくなるため、逆入力により従動回転部材の回転が止められたとき、ラック歯の偏摩耗が進みやすい。
このため、従動回転部材の慣性モーメントをより低減したステアリング装置が求められていた。
上記目的を達成しうるステアリング装置は、モータと、ねじ溝を有し、軸方向に往復移動する転舵シャフトと、前記ねじ溝に複数のボールを介して螺合する円筒状のナットを有し、前記ナットの回転に基づき前記転舵シャフトに軸方向の力を付与するボールねじ機構と、前記ナットと一体回転可能に設けられる従動プーリと、前記モータの回転軸と一体回転可能に設けられる駆動プーリと、前記従動プーリと前記駆動プーリとの間に巻き掛けられるベルトと、を有する減速機と、前記転舵シャフト、前記ボールねじ機構、および前記減速機を収容するハウジングと、前記ナットおよび前記従動プーリを前記ハウジングに対して回転可能に支持する軸受と、を備えている。前記従動プーリは、前記転舵シャフトの軸方向において、前記ナットと並べて配置されており、前記転舵シャフトの軸方向から見たとき、前記従動プーリは、前記ナットの外周面よりも径方向の内側に位置している。
この構成によれば、従動プーリとナットとが、軸方向において並べて配置し、従動プーリがナットの内周面よりも径方向の内側に位置していることにより、従動プーリがナットの外周面に配置される場合と比べて、ナットおよび従動プーリなどを含む従動回転部材の外径を小さくすることができる。なお、従動回転部材とは、ナットおよび従動プーリなどの従動側で回転する部材を全体として1つと見たときの総称である。そして、従動回転部材の外径を小さくできるため、従動回転部材の慣性モーメントを低減できる。
上記のステアリング装置において、前記転舵シャフトの軸方向から見たとき、前記軸受の内輪は、前記ナットの内周面および前記従動プーリの内周面よりも径方向の内側に位置していることが好ましい。
この構成によれば、軸受の内輪がナットの内周面および従動プーリの外周面よりも内側に位置していることにより、さらに従動回転部材の外径を小さくでき、従動回転部材の慣性モーメントを小さくできる。
上記のステアリング装置において、前記ナットおよび前記従動プーリを、前記転舵シャフトの軸方向において連結する結合部材を有し、前記結合部材の第1の端部は前記ナットに設けられた第1の結合部に結合され、前記結合部材の第2の端部は前記従動プーリに設けられた第2の結合部に結合されていることが好ましい。
この構成によれば、ナットと従動プーリとを結合部材によって、転舵シャフトの軸方向において連結できる。また、ナットと従動プーリとは、結合部材を介して一体的に回転可能となる。
上記のステアリング装置において、前記ナットおよび前記従動プーリは、前記転舵シャフトの軸方向において、互いに隣り合うように連結されてもよい。
この構成によれば、ナットと従動プーリとは互いに隣り合うように連結されることにより、一体的に回転可能となる。
この構成によれば、ナットと従動プーリとは互いに隣り合うように連結されることにより、一体的に回転可能となる。
上記のステアリング装置において、前記軸受は、前記ナットおよび前記従動プーリが連結されたものの両端部にそれぞれ配置されていることが好ましい。
この構成によれば、ナットおよび従動プーリが軸方向に固定されることにより、従動回転部材の軸方向の長さが長くなることによって生じる、転舵シャフトや従動回転部材の振動(揺れ)を抑制できる。
この構成によれば、ナットおよび従動プーリが軸方向に固定されることにより、従動回転部材の軸方向の長さが長くなることによって生じる、転舵シャフトや従動回転部材の振動(揺れ)を抑制できる。
本発明のステアリング装置によれば、従動回転部材の慣性モーメントを低減できる。
以下、ステアリング装置の一実施形態であるEPS(電動パワーステアリング装置)について説明する。
図1に示すように、EPS1は運転者のステアリングホイール10の操作に基づいて転舵輪15を転舵させる操舵機構2、および運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構3を備えている。
図1に示すように、EPS1は運転者のステアリングホイール10の操作に基づいて転舵輪15を転舵させる操舵機構2、および運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構3を備えている。
操舵機構2は、ステアリングホイール10およびステアリングホイール10と一体回転するステアリングシャフト11を備えている。ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール10と連結されたコラムシャフト11aと、コラムシャフト11aの下端部に連結されたインターミディエイトシャフト11bと、インターミディエイトシャフト11bの下端部に連結されたピニオンシャフト11cとを有している。ピニオンシャフト11cの下端部はラックアンドピニオン機構13を介して、転舵シャフトであるラックシャフト12に連結されている。ピニオンシャフト11cの下端部(ピニオン歯)は、ラックシャフト12(ラック歯)に噛み合わされている。したがって、ステアリングシャフト11の回転運動は、ピニオンシャフト11cの先端に設けられたピニオン歯とラックシャフト12に設けられたラック歯からなるラックアンドピニオン機構13を介して、ラックシャフト12の軸方向(図1の左右方向)の往復直線運動に変換される。当該往復直線運動は、ラックシャフト12の両端にそれぞれ連結されたタイロッド14を介して、左右の転舵輪15にそれぞれ伝達されることにより、転舵輪15の転舵角が変更される。
アシスト機構3は、ラックシャフト12の周囲に設けられている。アシスト機構3は、アシスト力の発生源であるモータ20と、ラックシャフト12の周囲に一体的に取り付けられたボールねじ機構30と、モータ20の回転軸21の回転力をボールねじ機構30に伝達する減速機40からなる。アシスト機構3は、モータ20の回転軸21の回転力を減速機40およびボールねじ機構30を介してラックシャフト12の軸方向の力に変換することにより、運転者のステアリング操作を補助する。
ボールねじ機構30、減速機40、ピニオンシャフト11c、およびラックシャフト12はラックハウジング16により覆われている。ラックハウジング16は、減速機40の付近でラックシャフト12の軸方向に分割された第1ラックハウジング16aおよび第2ラックハウジング16bを連結することにより構成されている。ラックハウジング16には、減速機40の一部を収容する減速機ハウジング17が設けられている。第1ラックハウジング16aおよび第2ラックハウジング16bを連結する端部は、それぞれラックシャフト12の延びる方向に対して交わる方向(図1中の上方)へ突出するように設けられている。第1ラックハウジング16aおよび第2ラックハウジング16bの突出する端部が軸方向に組み合わせられることにより、減速機ハウジング17が形成されている。
図2に示すように、第2ラックハウジング16bの突出部分の外壁(図2中の右側壁)には、貫通孔22が設けられている。モータ20の回転軸21は、貫通孔22を通じて減速機ハウジング17の内部に延びている。回転軸21は、ラックシャフト12に対して平行である。
つぎに、アシスト機構3について詳細に説明する。
図2に示すように、ボールねじ機構30は、ラックシャフト12に複数のボール32を介して螺合する円筒状のナット31を備えている。ナット31は、軸受34を介してラックハウジング16の内周面に対して回転可能に支持されている。ラックシャフト12の外周面には、螺旋状のねじ溝12aが設けられている。ナット31の内周面には、ラックシャフト12のねじ溝12aに対応する螺旋状のねじ溝33が設けられている。ナット31のねじ溝33とラックシャフト12のねじ溝12aにより囲まれる螺旋状の空間は、ボール32が転動する転動路Rとして機能する。また、図示しないが、ナット31には転動路Rの2箇所に開口して、当該2箇所の開口を短絡する循環路が設けられている。したがって、ボール32は、ナット31内の循環路を介して転動路R内を無限循環することができる。なお、転動路Rにはたとえばグリース等の潤滑剤が塗布されて、ボール32が転動する際の摩擦抵抗等が低減されている。
図2に示すように、ボールねじ機構30は、ラックシャフト12に複数のボール32を介して螺合する円筒状のナット31を備えている。ナット31は、軸受34を介してラックハウジング16の内周面に対して回転可能に支持されている。ラックシャフト12の外周面には、螺旋状のねじ溝12aが設けられている。ナット31の内周面には、ラックシャフト12のねじ溝12aに対応する螺旋状のねじ溝33が設けられている。ナット31のねじ溝33とラックシャフト12のねじ溝12aにより囲まれる螺旋状の空間は、ボール32が転動する転動路Rとして機能する。また、図示しないが、ナット31には転動路Rの2箇所に開口して、当該2箇所の開口を短絡する循環路が設けられている。したがって、ボール32は、ナット31内の循環路を介して転動路R内を無限循環することができる。なお、転動路Rにはたとえばグリース等の潤滑剤が塗布されて、ボール32が転動する際の摩擦抵抗等が低減されている。
ナット31の第1の端部(図2中の左端部)付近には、その全周にわたって段付部31aが設けられている。ナット31における段付部31aの設けられた部分の外径は、ナット31における段付部31aの設けられていない部分の外径よりも小さく設定されている。また、段付部31aより末端にある第1の端部(図2中の左端部)には、その外周面にねじ溝35が設けられている。段付部31aの外周には、軸受34が取り付けられている。軸受34は、ナット31の第1の端部から第2の端部(図2中の右端部)へ向けて段付部31aに挿入される。また、ナット31のねじ溝35には、ロックナット36が締め付けられている。軸受34の内輪34aは、ロックナット36と段付部31aの周面と直交する当接面31bとの間に挟まれることにより固定される。軸受34の内輪34aは、ナット31の外周面よりもナット31の半径方向の内側に設けられている。軸受34の外輪34bは、第1ラックハウジング16aの内壁の一部分と固定部材38とにより、その軸方向両側の部分が挟みこまれている。一例として、固定部材38は、ベルト43と当たらないように一部が切り欠かれた円筒部材である。また、ナット31の第2の端部の内周面には、第2の端部から第1の端部に向かう一定範囲にわたってねじ穴部31cが設けられている。ねじ穴部31cの内径は、ナット31におけるねじ穴部31cの設けられていない部分の内径よりも大きく設定されている。ねじ穴部31cの内周面には、ねじ溝31dが設けられている。
減速機40は、モータ20の回転軸21に一体的に取り付けられた駆動プーリ41、ナット31と一体的に回転可能に取り付けられた従動プーリ42、および駆動プーリ41と従動プーリ42との間に巻き掛けられたベルト43を備えている。ベルト43は、たとえば芯線を含むゴム製の歯付きベルトが採用される。回転軸21、駆動プーリ41、およびベルト43の一部は、減速機ハウジング17に収容されている。なお、駆動プーリ41および従動プーリ42には、強度の高い材料が採用される。駆動プーリ41および従動プーリ42は、たとえば鋼製である。
従動プーリ42は、ラックシャフト12の軸方向において、ナット31と並んで設けられている。従動プーリ42の外周面には、2つのつば42aが軸方向に間隔をおいて設けられている。従動プーリ42における2つのつば42aの間には、全周にわたって図示しないプーリ歯が設けられている。2つのつば42aの間には、ベルト43が配置される。従動プーリ42の第1の端部(図2中の左端部)の内周面には、第1の端部から第2の端部(図2中の右端部)に向かう一定範囲にわたって、ねじ穴部42bが設けられている。ねじ穴部42bの内径は、従動プーリ42におけるねじ穴部42bの設けられていない部分の内径よりも大きく設定されている。なお、ねじ穴部42bの内径は、ねじ穴部31cの内径と同程度に設定されている。ねじ穴部42bの内周面には、ねじ溝42cが設けられている。ナット31と従動プーリ42とは、止めねじ50を介して連結されている。止めねじ50の外周面には、ねじ溝31dおよびねじ溝42cと螺合するねじ溝51が設けられている。止めねじ50の第1の端部はねじ穴部31cに、止めねじ50の第2の端部はねじ穴部42bに締め付けられている。これにより、ナット31および従動プーリ42は、一体的に回転可能に連結されている。なお、ナット31と従動プーリ42とは、軸方向において接触している。従動プーリ42の第2の端部(図2中の右端部)付近には、その全周にわたって段付部42dが設けられている。段付部42dより末端にある第2の端部の外周面には、ねじ溝44が設けられている。段付部42dには、軸受45が取り付けられている。軸受45は、従動プーリ42における第2の端部から第1の端部へ向けて、段付部42dに挿入される。また、従動プーリ42の第2の端部のねじ溝44には、ロックナット46が締め付けられている。軸受45の内輪45aは、ロックナット46と段付部42dの周面と直交する当接面42eとの間に挟まれることにより固定される。外輪45bは、第2ラックハウジング16bの内壁面の一部分と固定部材38とにより、その軸方向両側の部分が挟みこまれている。すなわち、第1ラックハウジング16aと第2ラックハウジング16bとの間に、軸受34の外輪34b、固定部材38、および軸受45の外輪45bが挟み込まれている。
したがって、モータ20の回転軸21が回転すると、回転軸21と一体となって駆動プーリ41が回転する。駆動プーリ41の回転は、ベルト43を介して従動プーリ42に伝達される。これにより、従動プーリ42はナット31と一体的に回転する。ナット31は、ラックシャフト12に対して相対回転するため、ナット31とラックシャフト12との間に介在される複数のボール32が無限循環することにより、ナット31に付与されたトルクがラックシャフト12の軸方向に付与される力に変換される。このため、ラックシャフト12はナット31に対して軸方向に移動する。このラックシャフト12に付与される軸方向の力がアシスト力となり、運転者のステアリング操作を補助する。
本実施形態の作用および効果を説明する。
図3(a)では、本実施形態のラックシャフト12、ナット31、従動プーリ42、止めねじ50、および軸受34,45を模式的に図示している。図2では、軸受34の外輪34bの外径はナット31の外径よりも大きく設定されていたが、図3では、便宜上(計算を簡単にするため)、軸受34の外輪34bの外径をナット31の外径と同程度に設定している。ここでは、ナット31、従動プーリ42、および止めねじ50、および内輪45aは、モータトルクが伝達されることにより、一体回転する1つの部材である従動回転部材として取り扱う。図3(a)に示すように、ラックシャフト12の外径は、外径D1aである。また、ナット31および従動プーリ42の外径は、外径D2aである。また、従動回転部材の軸方向における長さは、長さLaである。また、便宜上、ナット31、従動プーリ42、止めねじ50、および軸受34,45の密度は同じとする。
図3(a)では、本実施形態のラックシャフト12、ナット31、従動プーリ42、止めねじ50、および軸受34,45を模式的に図示している。図2では、軸受34の外輪34bの外径はナット31の外径よりも大きく設定されていたが、図3では、便宜上(計算を簡単にするため)、軸受34の外輪34bの外径をナット31の外径と同程度に設定している。ここでは、ナット31、従動プーリ42、および止めねじ50、および内輪45aは、モータトルクが伝達されることにより、一体回転する1つの部材である従動回転部材として取り扱う。図3(a)に示すように、ラックシャフト12の外径は、外径D1aである。また、ナット31および従動プーリ42の外径は、外径D2aである。また、従動回転部材の軸方向における長さは、長さLaである。また、便宜上、ナット31、従動プーリ42、止めねじ50、および軸受34,45の密度は同じとする。
ここで、円柱体の慣性モーメントIは、円柱体の密度ρ、軸方向の長さL、および外径Dに基づいて、次式(1)で表される。
I=(π/32)*ρ*L*D^4 …(1)
式(1)を用いると、本実施形態の従動回転部材の軸周りにおける慣性モーメントIaは、次式(2)で表される。
I=(π/32)*ρ*L*D^4 …(1)
式(1)を用いると、本実施形態の従動回転部材の軸周りにおける慣性モーメントIaは、次式(2)で表される。
Ia=(π/32)*ρ*La*(D2a^4−D1a^4) …(2)
次に、比較例として、ナット31の外周面に従動プーリ42が取り付けられている場合の従動回転部材の軸周りにおける慣性モーメントIについて説明する。なお、ナット31の外周面に従動プーリ42を取り付けるための仕様変更を除けば、従動回転部材の各構成の大きさは本実施形態とほとんど同じであるとする。なお、本実施形態との類似した箇所の説明は省略する。
次に、比較例として、ナット31の外周面に従動プーリ42が取り付けられている場合の従動回転部材の軸周りにおける慣性モーメントIについて説明する。なお、ナット31の外周面に従動プーリ42を取り付けるための仕様変更を除けば、従動回転部材の各構成の大きさは本実施形態とほとんど同じであるとする。なお、本実施形態との類似した箇所の説明は省略する。
図3(b)に模式的に示すように、ナット31の外周面には、従動プーリ42、軸受60、ロックスクリュー61が配置されている。ナット31のフランジ部62とロックスクリュー61との間には、軸受60と従動プーリ42とが挟み込まれている。
比較例のラックシャフト12と本実施形態のラックシャフト12とは同じものであるため、比較例のラックシャフト12の外径D1bは、本実施形態のラックシャフト12の外径D1aと等しい。これに対して、従動回転部材の外径D2bは、ナット31の外周面に従動プーリ42が取り付けられる分、本実施形態の従動回転部材の外径D2aよりも大きくなる。一例としては、比較例の従動回転部材の外径D2bは、本実施形態の従動回転部材の外径D2aの1.2倍(外径1.2*D2a)程度である。また、比較例の従動回転部材の軸方向の長さLbは、ナット31の外周面に従動プーリ42が取り付けられる分、本実施形態の従動回転部材の軸方向の長さLaよりも短く設定されている。一例としては、比較例の従動回転部材の長さLbは、本実施形態の従動回転部材の長さLaの0.9倍(長さ0.9*La)程度である。
式(1)を用いると、比較例の従動回転部材の軸周りにおける慣性モーメントIbは、次式(3)で表される。
Ib=(π/32)*ρ*Lb*(D2b^4−D1b^4) …(3)
さらに、長さLbおよび外径D2b,D1bを、本実施形態の従動回転部材の長さLaおよび外径D2a,D1aで書き換えると、式(3)は次式(4)で表される。
Ib=(π/32)*ρ*Lb*(D2b^4−D1b^4) …(3)
さらに、長さLbおよび外径D2b,D1bを、本実施形態の従動回転部材の長さLaおよび外径D2a,D1aで書き換えると、式(3)は次式(4)で表される。
Ib=(π/32)*ρ*(0.9*La)*(2*D2a^4−D1a^4) …(4)
このように、軸周りにおける慣性モーメントIは、軸方向の長さLに対してはその1乗に比例するのに対し、径方向の外径Dに対してはその4乗に比例する。すなわち、慣性モーメントIは、回転する物体の軸方向の長さよりも径方向の大きさに、より大きく依存する。なお、式(4)は、「1.2」の4乗を「2」と近似している。
このように、軸周りにおける慣性モーメントIは、軸方向の長さLに対してはその1乗に比例するのに対し、径方向の外径Dに対してはその4乗に比例する。すなわち、慣性モーメントIは、回転する物体の軸方向の長さよりも径方向の大きさに、より大きく依存する。なお、式(4)は、「1.2」の4乗を「2」と近似している。
ここで、本実施形態の従動回転部材と比較例の従動回転部材とを比較すると、本実施形態ではナット31および従動プーリ42を軸方向に並べて配置している分、軸方向の長さLは長くなっているが、径方向の外径Dは小さくなっている。このため、本実施形態の従動回転部材の慣性モーメントIaは、比較例の従動回転部材の慣性モーメントIbよりも小さくすることが容易である。
ここで、慣性モーメントIaと慣性モーメントIbの比Ia/Ibを計算する。この比が「1」より小さければ、本実施形態の従動回転部材の慣性モーメントIaは、比較例の従動回転部材の慣性モーメントIbよりも小さくなっている。ここで、一例としてD2aを「50」、D1aを「20」として、比Ia/Ibの概略値を計算する。
Ia/Ib=(D2a^4−D1a^4)/{0.9*(2*D2a^4−D1a^4)}
=(50^4−30^4)/{0.9*(2*50^4−30^4)}
=0.52 …(5)
このように、本実施形態の従動回転部材の慣性モーメントIaを小さくすることが可能である。なお、従動回転部材の寸法によって、慣性モーメントIaは変化するが、極端な設計をしない限り、ナット31および従動プーリ42を軸方向に並べて配置することにより従動回転部材の外径が小さくなるため、慣性モーメントIaは小さくなる。
=(50^4−30^4)/{0.9*(2*50^4−30^4)}
=0.52 …(5)
このように、本実施形態の従動回転部材の慣性モーメントIaを小さくすることが可能である。なお、従動回転部材の寸法によって、慣性モーメントIaは変化するが、極端な設計をしない限り、ナット31および従動プーリ42を軸方向に並べて配置することにより従動回転部材の外径が小さくなるため、慣性モーメントIaは小さくなる。
慣性モーメントIaが小さくなると、従動回転部材がラックシャフト12周りに回転している際の回転エネルギーも小さくなる。なお、回転エネルギーは、慣性モーメントIaに比例し、従動回転部材の回転する角速度の2乗に比例する。
ところで、縁石乗り上げ等に伴う大きな逆入力(荷重)がラックシャフト12に作用した場合には、ラックシャフト12の端部に取り付けたラックエンドがラックハウジング16の端部に当接する、いわゆるエンド当てが生じることがある。これにより、ラックシャフト12は軸方向に移動できなくなってしまう。これに伴って、従動回転部材のナット31もボール32を介してラックシャフト12に当接するため、ナット31が回転することが規制される。ナット31の回転が止められると、従動プーリ42を含む従動回転部材の回転も止められる。
エンド当てによって、ラックシャフト12が止められるとき、慣性によって回り続けようとするナット31の慣性力が、ボール32を介してラックシャフト12に伝達される。これにより、ラックシャフト12が軸周りに回転すると、ラックシャフト12のラック歯のうち、歯すじ方向の端部がピニオンシャフト11cのピニオン歯に強く押し当てられる。これにより、ラックシャフト12のラック歯やピニオンシャフト11cのピニオン歯の偏摩耗が促進されるおそれがある。この点、本実施形態では、ナット31の軸方向に従動プーリ42が並べて配置されるので、従動回転部材の外径を小さくできるため、従動回転部材の慣性モーメントIaを小さくできる。そのため、ラックシャフト12に伝達されるナット31の慣性力を小さくでき、ラックシャフト12の歯およびピニオンシャフト11cの歯の偏摩耗が抑制される。同様に、逆入力がラックシャフト12に作用した場合であっても、従動回転部材の慣性モーメントIaが小さくなっている分、EPS1の各部に与える影響は低減され、逆入力に対するEPS1の耐久性が高められる。
また、比較例のようにナット31の外周面に従動プーリ42を取り付ける場合には、従動回転部材の径方向の大きさ、ひいては減速機ハウジング17が径方向に大きくなり、結果としてEPS1の体格が径方向に大きくなるおそれがあった。この点、本実施形態では、ナット31の軸方向に従動プーリ42を並べて配置することにより、従動回転部材の径方向の体格を小さくすることができる。これに伴い、減速機ハウジング17におけるナット31の径方向に突出する部分の体格を小さくでき、EPS1の体格を径方向に小さくすることも可能になる。
また、ナット31および従動プーリ42を軸方向に一体回転可能に固定することにより、従動回転部材の軸方向における長さが長くなってしまうことによって、ラックシャフト12および従動回転部材が振動(揺れ)するおそれがある。この点、本実施形態では、軸受34および軸受45が、従動回転部材の軸方向両端部に設けられていることにより、ラックシャフト12および従動回転部材が振動することが抑制されている。
なお、本実施形態は次のように変更してもよい。以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・本実施形態では、従動回転部材を構成するナット31、従動プーリ42、止めねじ50、および軸受34,45を便宜上それぞれ同じ密度としたが、異なる密度であってよい。また、本実施形態では、大トルクを伝達できるように、従動プーリ42は鋼製としたが、小さいトルクを伝達すればよい場合は、従動プーリ42をアルミニウム合金製や樹脂製としてもよい。
・本実施形態では、従動回転部材を構成するナット31、従動プーリ42、止めねじ50、および軸受34,45を便宜上それぞれ同じ密度としたが、異なる密度であってよい。また、本実施形態では、大トルクを伝達できるように、従動プーリ42は鋼製としたが、小さいトルクを伝達すればよい場合は、従動プーリ42をアルミニウム合金製や樹脂製としてもよい。
・本実施形態では、ナット31の外径と従動プーリ42の外径とを同程度に設定したが、これに限らない。たとえば、ラックシャフト12の軸方向から見たとき、従動プーリ42がナット31よりも内側に位置していることが好ましい。
・本実施形態では、軸受34,45を設けたが、いずれか一方だけを設けてもよい。1つだけ軸受を設ける場合、ナット31と従動プーリ42との間に軸受が配置されることが好ましい。ラックシャフト12の振動(揺れ)を抑制するためである。
・本実施形態では、ベルト43に歯付きベルトが採用されたが、これに限らない。摩擦ベルトであってもよい。
・本実施形態では、外輪34bが第1ラックハウジング16aと固定部材38とにより挟み込まれ、内輪34aがナット31の段付部42dの外周面に取り付けられることにより、ナット31は軸受34を介して第1ラックハウジング16aに対して支持されたが、これに限らない。たとえば、図4(a)に示すように、軸受34の外輪34bは、第1ラックハウジング16aの一部分と固定部材38とにより軸方向において挟み込む。軸受34の内輪34aは、そのナット31側の側面に設けられた凸部31eをナット31の凹部34cに嵌合する。凸部31eが凹部34cに係合することによって、ナット31は第1ラックハウジング16aに対して径方向に支持される。
・本実施形態では、外輪34bが第1ラックハウジング16aと固定部材38とにより挟み込まれ、内輪34aがナット31の段付部42dの外周面に取り付けられることにより、ナット31は軸受34を介して第1ラックハウジング16aに対して支持されたが、これに限らない。たとえば、図4(a)に示すように、軸受34の外輪34bは、第1ラックハウジング16aの一部分と固定部材38とにより軸方向において挟み込む。軸受34の内輪34aは、そのナット31側の側面に設けられた凸部31eをナット31の凹部34cに嵌合する。凸部31eが凹部34cに係合することによって、ナット31は第1ラックハウジング16aに対して径方向に支持される。
また、つぎのようにしてナット31を第1ラックハウジング16aに対して支持してもよい。以下、軸受34の外輪34bの固定方法は図4(a)の場合と同様であるため、軸受34の内輪34aとナット31との固定方法のみを説明する。図4(b)に示すように、内輪34aのナット31側の側面に設けられた凹部34dにナット31の凸部31fを嵌合させる。また、図4(c)に示すように、内輪34aに設けられた傾斜面34eにナット31の傾斜面31gを当接させる。また、図4(d)に示すように、内輪34aのナット31側の側面に設けられた凹部34fおよびナット31の内輪34a側の側面に設けられた凹部31hに嵌合部材70を嵌合させる。
・本実施形態では、止めねじ50が設けられたが、設けなくてもよい。この場合、たとえば図5に示すように、ナット31の圧入部分31iに従動プーリ42の圧入部分42fを圧入することによって、ナット31と従動プーリ42とを一体的に回転可能に固定してもよい。また、ナット31に設けられたキーと従動プーリ42に設けられたキー溝とが係合することにより、周方向に一体的に回転するようにしてもよいし、ナット31と従動プーリ42とをピンを介して連結してもよい。
・本実施形態では、止めねじ50により、ナット31と従動プーリ42との径方向の相対的な位置決め(移動の規制)が行われたが、他の構造を追加して径方向の相対的な位置決めを行ってもよい。たとえば止めねじ50に雄のテーパ面、ナット31のねじ穴部31cと従動プーリ42のねじ穴部42bに雌のテーパ面を追加し、これらの雌雄のテーパ面を当接させることにより、径方向の相対的な位置決めを行ってもよい。また、雌雄のテーパ面の代わりに、径方向にわずかな隙間を持たせた雌雄の円筒面を設け、この円筒面同士の嵌合により、径方向の相対的な位置決めを行ってもよい。
・本実施形態では、ラックシャフト12に対して平行に配置された回転軸21を有するモータ20によってラックシャフト12にアシスト力を付与するEPS1に具体化して示したが、これに限らない。すなわち、ボールねじ機構30および減速機40を備えるステアリング装置であればよい。また、ステアリング操作に連動するラックシャフト12の直線運動を、モータ20の回転力を利用して補助する電動パワーステアリング装置を例に挙げたが、ステアバイワイヤ(SBW)に適用してもよい。なお、SBWに具体化する場合には、前輪操舵装置としてだけでなく、後輪操舵装置あるいは4輪操舵装置(4WS)として具体化することもできる。
1…EPS、2…操舵機構、3…アシスト機構、10…ステアリングホイール、11…ステアリングシャフト、11a…コラムシャフト、11b…インターミディエイトシャフト、11c…ピニオンシャフト、12…ラックシャフト(転舵シャフト)、12a…ねじ溝、13…ラックアンドピニオン機構、14…タイロッド、15…転舵輪、16…ラックハウジング、16a…第1ラックハウジング、16b…第2ラックハウジング、17…減速機ハウジング、20…モータ、21…回転軸、22…貫通孔、23…貫通孔、24…貫通孔、25…嵌合孔、30…ボールねじ機構、31…ナット、31a…段付部、31b…当接面、31c…ねじ穴部(第1の結合部)、31d…ねじ溝、32…ボール、33…ねじ溝、34…軸受、34a…内輪、34b…外輪、35…ねじ溝、36…ロックナット、38…固定部材、40…減速機、41…駆動プーリ、42…従動プーリ、42a…つば、42b…ねじ穴部(第2の結合部)、42c…ねじ溝、42d…段付部、42e…当接面、43…ベルト、44…ねじ溝、45…軸受、45a…内輪、45b…外輪、46…ロックナット、47…ねじ溝、50…止めねじ(結合部材)、51…ねじ溝、60…軸受、61…ロックスクリュー、62…フランジ部、70…嵌合部材、R…転動路、ρ…密度、D,D1a,D2a,D1b,D2b…外径、I,Ia,Ib…慣性モーメント、L,La,Lb…長さ。
Claims (5)
- モータと、
ねじ溝を有し、軸方向に往復移動する転舵シャフトと、
前記ねじ溝に複数のボールを介して螺合する円筒状のナットを有し、前記ナットの回転に基づき前記転舵シャフトに軸方向の力を付与するボールねじ機構と、
前記ナットと一体回転可能に設けられる従動プーリと、前記モータの回転軸と一体回転可能に設けられる駆動プーリと、前記従動プーリと前記駆動プーリとの間に巻き掛けられるベルトと、を有する減速機と、
前記転舵シャフト、前記ボールねじ機構、および前記減速機を収容するハウジングと、
前記ナットおよび前記従動プーリを前記ハウジングに対して回転可能に支持する軸受と、を備え、
前記従動プーリは、前記転舵シャフトの軸方向において、前記ナットと並べて配置されており、
前記転舵シャフトの軸方向から見たとき、
前記従動プーリは、前記ナットの外周面よりも径方向の内側に位置しているステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記転舵シャフトの軸方向から見たとき、
前記軸受の内輪は、前記ナットの外周面または前記従動プーリの外周面よりも径方向の内側に位置しているステアリング装置。 - 請求項1または2に記載のステアリング装置において、
前記ナットおよび前記従動プーリを、前記転舵シャフトの軸方向において連結する結合部材を有し、
前記結合部材の第1の端部は前記ナットに設けられた第1の結合部に結合され、前記結合部材の第2の端部は前記従動プーリに設けられた第2の結合部に結合されているステアリング装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のステアリング装置において、
前記ナットおよび前記従動プーリは、前記転舵シャフトの軸方向において、互いに隣り合うように連結されているステアリング装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のステアリング装置において、
前記軸受は、前記ナットおよび前記従動プーリが連結されたものの両端部にそれぞれ配置されているステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016010655A JP2017128298A (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | ステアリング装置 |
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JP2016010655A Pending JP2017128298A (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | ステアリング装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020011590A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ステアリング装置 |
-
2016
- 2016-01-22 JP JP2016010655A patent/JP2017128298A/ja active Pending
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