JP2020172126A - 転舵ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】従動プーリ及びボール螺子ナット間の異物の挟み込みを抑制できる転舵ユニットを提供する。【解決手段】転舵ユニットは、モータ31の回転を伝達するベルト機構32と、ベルト機構32を介して伝達された回転をラック軸4の往復動に変換するボール螺子機構33とを備える。ベルト機構32を構成する従動プーリ62には、径方向内側に延出されたフランジ部64が設けられるとともに、フランジ部64には、軸方向に貫通した挿通孔65が形成される。ボール螺子機構33を構成するボール螺子ナット71におけるフランジ部64とのナット側対向面71aには、ボルト穴81が形成される。従動プーリ62とボール螺子ナット71とは、挿通孔65を介してボルト穴81に螺着されるボルト82により一体回転可能に締結される。そして、ナット側対向面71aには、フランジ側対向面64aとの間に軸方向の隙間Sを形成する段差部83が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、転舵ユニットに関する。
従来、車両用の操舵装置には、モータを駆動源とするアクチュエータにより転舵輪を転舵させる転舵ユニットを備えたものがある。例えば特許文献1には、転舵ユニットのアクチュエータが付与する転舵力を運転者による操舵を補助するためのアシスト力とする電動パワーステアリング装置(EPS)として構成された操舵装置が開示されている。
特許文献1の転舵ユニットでは、モータの回転をベルト機構を介してボール螺子機構に伝達し、該ボール螺子機構において転舵軸の軸方向移動に変換することで、アシスト力を付与する。詳しくは、ベルト機構は、モータに連結された駆動プーリと、転舵軸の外周に回転可能に配置された従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとの間に巻き掛けられたベルトとを有する。ボール螺子機構は、従動プーリの内周に嵌合されるとともに、複数のボールを介して転舵軸に螺合するボール螺子ナットを有している。そして、従動プーリには、径方向内側に延出されたフランジ部が形成されており、ボール螺子ナットと従動プーリとは、フランジ部を介して螺着されるボルトによって一体回転可能に締結されている。
特開2014−184739号公報
ところで、上記特許文献1の構成では、例えば従動プーリとボール螺子ナットとの組み付け時等において、ボール螺子ナットとフランジ部との間に異物を挟み込むおそれがある。その結果、従動プーリがボール螺子ナットに対して傾斜した状態で組み付けられ、該従動プーリが振れ回ることで、例えば異音が発生する。
なお、このような問題は、EPSを構成する転舵ユニットに限らず、運転者により操舵される操舵ユニットと運転者の操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵ユニットとの間の動力伝達が分離されたステアバイワイヤ式の操舵装置を構成する転舵ユニットにおいても、同様に生じ得る。
本発明の目的は、従動プーリ及びボール螺子ナット間の異物の挟み込みを抑制できる転舵ユニットを提供することにある。
上記課題を解決する転舵ユニットは、ハウジング内に軸方向に往復動可能に収容された転舵軸と、モータに連結された駆動プーリと、前記転舵軸の外周に回転可能に配置された従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に巻き掛けられたベルトとを有するベルト機構と、前記従動プーリと一体回転可能に連結されるボール螺子ナットを有し、該ボール螺子ナットの回転を前記転舵軸の往復動に変換するボール螺子機構とを備えたものにおいて、前記従動プーリには、径方向内側に延出されたフランジ部が設けられるとともに、前記フランジ部には、軸方向に貫通した挿通孔が形成され、前記ボール螺子ナットにおける前記フランジ部と対向するナット側対向面には、ボルト穴が形成され、前記従動プーリと前記ボール螺子ナットとは、前記挿通孔を介して前記ボルト穴に螺着されるボルトにより一体回転可能に締結されるものであって、前記ナット側対向面には、前記フランジ部における前記ボール螺子ナットと対向するフランジ側対向面との間に軸方向の隙間を形成する段差部が設けられた。
上記構成によれば、段差部により軸方向の隙間が形成されることで、ボール螺子ナットとフランジ部との接触面積が減少するため、これらの間で異物の挟み込みが発生することを抑制できる。また、ボール螺子ナットは、内周に螺旋状の螺子溝を有するものであり、軸方向に延びる筒状の部材であるため、例えばフランジ部に段差部を形成する場合に比べ、必要な強度を確保しつつ、軸方向寸法の増大を抑制できる。
上記転舵ユニットにおいて、前記段差部は、前記隙間が前記ボール螺子ナットの内外を連通するように形成されることが好ましい。
ボール螺子ナットとフランジ部との間の隙間が径方向内側又は外側に閉塞した形状となるように段差部を形成した場合、例えばボール螺子ナットの製造時に発生した摩耗粉等が隙間に留まり易くなる。この点、上記構成では、隙間がボール螺子ナットの内外を連通するため、異物が隙間に留まり難くなり、異物の挟み込みが発生することを好適に抑制できる。
上記転舵ユニットにおいて、前記段差部は、前記隙間が径方向に沿う直線状となるように形成されることが好ましい。
上記構成によれば、ボール螺子ナットの形状が複雑化することを抑制でき、その製造が容易になる。
上記転舵ユニットにおいて、前記フランジ側対向面は、該フランジ側対向面の全面が径方向に沿う平面状に形成されることが好ましい。
上記構成によれば、フランジ側対向面が平面状に形成されるため、例えばフランジ部にナット側対向面との間に隙間を形成する段差部を設ける場合に比べ、軸方向寸法の増大を抑制しつつ、フランジ部の強度が低下することを抑制できる。
本発明によれば、従動プーリ及びボール螺子ナット間の異物の挟み込みを抑制できる。
操舵装置の概略構成図。 (a)はEPSアクチュエータ近傍の軸方向に沿った断面図、(b)は従動プーリとボール螺子ナットとの締結部分の拡大断面図。 ボール螺子ナットを軸方向他端側から見た側面図。
以下、転舵ユニットを備えた操舵装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、操舵装置1は、ステアリングホイール2が連結されるステアリングシャフト3と、転舵軸としてのラック軸4の両端に連結される転舵輪5を転舵させる転舵ユニット6と、ステアリングシャフト3の回転をラック軸4の往復動に変換する変換機構としてのラックアンドピニオン機構7とを備えている。
ステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2が位置する側から順にコラム軸11、中間軸12、及びピニオン軸13を連結することにより構成されている。ピニオン軸13には、その外周の全周に亘ってピニオン歯13aが形成されている。
転舵ユニット6は、上記ラック軸4と、ラック軸4が往復動可能に挿通されるハウジングとしてのラックハウジング21と、転舵輪5を転舵させる転舵力を運転者の操舵を補助するためのアシスト力として付与するアクチュエータとしてのEPSアクチュエータ22とを備えている。つまり、本実施形態の操舵装置1は、電動パワーステアリング装置として構成されている。
ラック軸4には、所定の軸方向範囲に亘ってラック歯4aが形成されている。ラックハウジング21は、それぞれ円筒状に形成された第1ハウジング23と第2ハウジング24とを連結してなる。ピニオン軸13とラック軸4とは、第1ハウジング23内に所定の交差角をもって配置されている。そして、ラックアンドピニオン機構7は、ピニオン軸13のピニオン歯13aとラック軸4のラック歯4aとが噛合されることで構成されている。また、ラック軸4の両端には、タイロッド25が連結されており、タイロッド25の先端は、転舵輪5が組み付けられた図示しないナックルに連結されている。したがって、操舵装置1では、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転がラックアンドピニオン機構7によりラック軸4の軸方向移動に変換され、この軸方向移動がタイロッド25を介してナックルに伝達されることにより、転舵輪5の転舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
EPSアクチュエータ22は、駆動源であるモータ31と、モータ31の回転を伝達するベルト機構32と、ベルト機構32を介して伝達された回転をラック軸4の往復動に変換するボール螺子機構33とを備えており、第1ハウジング23と第2ハウジング24との連結部分に設けられている。そして、EPSアクチュエータ22は、ラック軸4の往復動に変換することで得られる転舵力をアシスト力として付与する。
次に、EPSアクチュエータ22の構成について詳細に説明する。なお、以下では、説明の便宜上、ラック軸4におけるラックアンドピニオン機構7と反対側、すなわち図2の左側を軸方向一端側とし、ラックアンドピニオン機構7側、すなわち図2の右側を軸方向他端側とする。
図2(a)及び図2(b)に示すように、第1ハウジング23は、第1筒状部41と、第1筒状部41の軸方向一端側に形成された第1収容部42とを有している。第1収容部42は、第1筒状部41よりも大径の筒状に形成されている。第1収容部42には、その周壁の一部をモータ31が配置された側に膨出させた形状の膨出部43が形成されている。膨出部43の端壁には、ラック軸4の軸方向に貫通した挿入孔44が形成されている。
第2ハウジング24は、第2筒状部45と、第2筒状部45の軸方向他端側に形成された第2収容部46とを有している。第2収容部46は、第2筒状部45よりも大径の円筒状に形成されている。第2収容部46には、第1ハウジング23の膨出部43を覆うカバー部47が形成されている。
モータ31の回転軸51は、挿入孔44を介して膨出部43内に挿入されている。そして、モータ31は、回転軸51がラック軸4と平行になる姿勢で、ボルト52を介して第1ハウジング23に取り付けられている。
ベルト機構32は、駆動プーリ61と、従動プーリ62と、ベルト63とを備えている。駆動プーリ61は、円筒状に形成されており、モータ31の回転軸51に対して同軸上で一体回転可能に連結されている。従動プーリ62は、円筒状に形成されている。そして、従動プーリ62は、後述するボール螺子ナット71の外周に嵌合されることにより、駆動プーリ61と同じ軸方向位置でラック軸4の外周に回転可能に配置されている。従動プーリ62の軸方向他端側には、径方向内側に延出された円環状のフランジ部64が形成されている。フランジ部64には、軸方向に貫通した複数の挿通孔65が形成されている。また、フランジ部64におけるボール螺子ナット71と対向するフランジ側対向面64aは、その全面が径方向に沿う平面状に形成されている。換言すると、フランジ側対向面64aは、その全面が軸方向と直交する一様な平面状に形成されている。なお、フランジ側対向面64aは、研磨加工が施されることにより、滑らかな面に仕上げられている。ベルト63は、ゴム等の弾性材料からなり、駆動プーリ61と従動プーリ62との間で所定の張力が発生するように巻き掛けられている。
ボール螺子機構33は、螺子軸となる上記ラック軸4と、ラック軸4の外周に同軸配置されたボール螺子ナット71と、ラック軸4とボール螺子ナット71との間に設けられた複数のボール72とを備えている。
ボール螺子ナット71は、外径が異なる段付きの円筒状に形成されており、小径筒部73と、小径筒部73の軸方向他端側に設けられた大径筒部74とを有している。小径筒部73の外径は、大径筒部74の外径よりも小さく設定されている。小径筒部73の外周には、転がり軸受75がロックナット76により小径筒部73と大径筒部74との段差面に押し付けられた状態で固定されている。これにより、ボール螺子ナット71は、第1収容部42及び第2収容部46内で回転可能に支持されている。
なお、転がり軸受75には、複列アンギュラ玉軸受が採用されており、その内部隙間が予め設定された隙間となるように、ロックナット76によって予圧が付与されている。また、転がり軸受75の両側には、断面L字状の保持器77がその外輪に隣接して配置されるとともに、保持器77には、ゴム等の弾性体78が第1ハウジング23及び第2ハウジング24との間でそれぞれ圧縮された状態で配置されている。
大径筒部74の外径は、従動プーリ62の内径と略等しく設定されている。大径筒部74の軸方向他端面であるフランジ部64と対向するナット側対向面71aには、複数のボルト穴81が形成されている。また、大径筒部74の外周には、従動プーリ62が嵌合されている。そして、ボール螺子ナット71は、挿通孔65を介してボルト穴81にボルト82が螺着されることにより、従動プーリ62と一体回転可能に連結されている。
図2(b)及び図3に示すように、ナット側対向面71aには、フランジ部64のフランジ側対向面64aとの間に軸方向の隙間Sを形成するような溝状の段差部83が設けられている。詳しくは、ナット側対向面71aには、4つの段差部83が周方向に等角度間隔で形成されている。各段差部83は、隙間Sがボール螺子ナット71の内外を連通するとともに、隙間Sが径方向に沿う直線状となるように形成されている。これにより、ナット側対向面71aとフランジ側対向面64aとの間には、軸方向視で略十字状の隙間Sが形成されている。なお、ナット側対向面71aのフランジ側対向面64aとの接触部分は、研磨加工が施されることにより、滑らかな面に仕上げられている。
図2(a)に示すように、ボール螺子ナット71の内周には、螺子溝91が形成されている。一方、ラック軸4の外周には、螺子溝91に対応する螺子溝92が形成されている。そして、螺子溝91,92が互いに対向することによって螺旋状のボール軌道R1が形成されている。ボール軌道R1内には、複数のボール72が螺子溝91,92に挟まれた状態で配設されている。つまり、ボール螺子ナット71は、ラック軸4の外周に各ボール72を介して螺合されている。
これにより、各ボール72は、ラック軸4とボール螺子ナット71との間の相対回転に伴い、その負荷を受けつつ、ボール軌道R1内を転動する。そして、各ボール72の転動によってラック軸4とボール螺子ナット71との軸方向の相対位置が変位することにより、モータ31のトルクがアシスト力としてラック軸4に付与される。なお、ボール軌道R1内を転動するボール72は、ボール螺子ナット71に設けられたボール軌道R1の二点間を短絡する循環路R2を通過することで無限循環する。
なお、転舵ユニット6の組み付けに際しては、ボール螺子ナット71に対して従動プーリ62を一体回転可能に締結した後に、螺子軸となるラック軸4がボール螺子ナット71内に挿入される。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)ナット側対向面71aに、フランジ側対向面64aとの間に軸方向の隙間Sを形成する段差部83を設けたため、ボール螺子ナット71とフランジ部64との接触面積が減少する。そのため、例えばナット側対向面71aの全体がフランジ部64と接触する場合に比べ、ボール螺子ナット71を研磨する際に生じた摩耗粉等の異物がこれらの間に挟み込まれることを抑制できる。
また、ボール螺子ナット71は、内周に螺旋状の螺子溝91を有するものであり、軸方向に延びる筒状の部材であるため、例えばフランジ部64に段差部を形成する場合に比べ、必要な強度を確保しつつ、軸方向寸法の増大を抑制できる。これにより、隙間Sの軸方向に沿った寸法である深さを深くすることができ、当該隙間Sに大きな異物の挟み込みが発生しても、従動プーリ62がボール螺子ナット71に対して傾斜した状態で組み付けられることを抑制できる。
(2)隙間Sがボール螺子ナット71の径方向内側又は外側に閉塞した形状となるように段差部83を形成した場合、例えばボール螺子ナット71の製造時に発生した摩耗粉等が隙間に留まり易くなる。この点、本実施形態では、段差部83を、隙間Sがボール螺子ナット71の内外を連通するように形成したため、異物が隙間Sに留まり難くなり、異物の挟み込みが発生することを好適に抑制できる。
(3)段差部83を、隙間Sが径方向に沿った直線状となるように形成したため、ボール螺子ナット71の形状が複雑化することを抑制でき、その製造が容易になる。
(4)フランジ部64のフランジ側対向面64aの全面を、径方向に延びる平面状、換言すると軸方向と直交する平面状に形成したため、例えばフランジ部64にナット側対向面71aとの間に軸方向の隙間を形成するような段差部を設ける場合に比べ、軸方向寸法の増大を抑制しつつ、フランジ部64の強度が低下することを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、フランジ側対向面64aの少なくとも一部を非平面状に形成してもよい。
・上記実施形態において、段差部83の形状、すなわち隙間Sの形状は適宜変更可能である。例えば隙間Sが円弧状となるように段差部83を形成してもよく、また径方向に沿って隙間Sの軸方向の大きさが変化するように段差部83を形成してもよい。さらに、例えば隙間Sがボール螺子ナット71の径方向内側及び外側の少なくとも一方に閉塞した形状となるように段差部83を形成してもよい。
・上記実施形態において、ナット側対向面71aに形成する段差部83の数は適宜変更可能であり、例えば単一の段差部83のみを形成してもよい。
・上記実施形態では、操舵装置1を電動パワーステアリング装置として構成したが、これに限らず、運転者により操舵される操舵ユニットと、運転者の操舵に応じて転舵輪5を転舵させる転舵ユニットとの間の動力伝達が分離したステアバイワイヤ式の操舵装置として構成してもよい。
次に、上記実施形態及び変形例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)上記いずれかの構成の転舵ユニットと、ステアリングホイールが連結されるステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトの回転を前記転舵軸の往復動に変換する変換機構とを備えた操舵装置。
1…操舵装置、2…ステアリングホイール、3…ステアリングシャフト、4…ラック軸、5…転舵輪、6…転舵ユニット、7…ラックアンドピニオン機構、13…ピニオン軸、21…ラックハウジング、22…EPSアクチュエータ、31…モータ、32…ベルト機構、33…ボール螺子機構、61…駆動プーリ、62…従動プーリ、63…ベルト、64…フランジ部、64a…フランジ側対向面、65…挿通孔、71…ボール螺子ナット、71a…ナット側対向面、81…ボルト穴、82…ボルト、83…段差部、S…隙間。

Claims (4)

  1. ハウジング内に軸方向に往復動可能に収容された転舵軸と、
    モータに連結された駆動プーリと、前記転舵軸の外周に回転可能に配置された従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に巻き掛けられたベルトとを有するベルト機構と、
    前記従動プーリと一体回転可能に連結されるボール螺子ナットを有し、該ボール螺子ナットの回転を前記転舵軸の往復動に変換するボール螺子機構とを備えた転舵ユニットにおいて、
    前記従動プーリには、径方向内側に延出されたフランジ部が設けられるとともに、前記フランジ部には、軸方向に貫通した挿通孔が形成され、
    前記ボール螺子ナットにおける前記フランジ部と対向するナット側対向面には、ボルト穴が形成され、
    前記従動プーリと前記ボール螺子ナットとは、前記挿通孔を介して前記ボルト穴に螺着されるボルトにより一体回転可能に締結されるものであって、
    前記ナット側対向面には、前記フランジ部における前記ボール螺子ナットと対向するフランジ側対向面との間に軸方向の隙間を形成する段差部が設けられた転舵ユニット。
  2. 請求項1に記載の転舵ユニットにおいて、
    前記段差部は、前記隙間が前記ボール螺子ナットの内外を連通するように形成された転舵ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の転舵ユニットにおいて、
    前記段差部は、前記隙間が径方向に沿う直線状となるように形成された転舵ユニット。
  4. 請求項1又は2に記載の転舵ユニットにおいて、
    前記フランジ側対向面は、該フランジ側対向面の全面が径方向に沿う平面状に形成された転舵ユニット。
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