JP2017124585A - 計算データ印刷装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】計算データを入力する毎に印刷し、入力した計算データを修正する際に無駄な印刷を防いで印刷を節約する計算データ印刷装置を提供する。
【解決手段】ユーザ操作に応じて、数値と計算機能からなる計算データを入力すると、計算データを入力する毎に同計算データが記憶され、入力された計算データに応じた計算が行われ、計算された計算結果を含む一連の計算データが順次記録紙Pに印刷される。前記一連の計算データのうち何れかの計算データを修正すると、修正した計算データと同修正した計算データよりも後の計算データうち変化する計算データに修正フラグが付加される。ECO PRINTモード“ECO-4”設定の場合、各修正フラグ付きの計算データのみがそれぞれ再印刷され、再印刷された各計算データを修正前に印刷した計算データの各該当する部分に重ねることで、修正後の全体の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、計算データの印刷機能を備えた電子式卓上計算機(プリンタ付き電卓)等の計算データ印刷装置及びその制御プログラムに関する。
従来、1回目に入力した計算式を保存しておき、2回目に同じ計算式を入力して正誤判定する2度打ち検算を行なえるプリンタ付き電卓が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
前記プリンタ付き電卓では、1回目の計算に伴う計算データは印刷せず、2回目の計算式の入力が終わった時点で、一連の計算データを印刷する。これにより、1回目の計算に入力ミスがあっても、2回目の計算の確認後に正しい入力内容を印刷することができるので、無駄な印刷を防ぐことができる。
特開平08−241285号公報
一般に、プリンタ付き電卓は、計算式の演算数、被演算数を入力する毎にそれを計算データとして順次印刷して行き、入力した一連の計算式を確認しながら計算作業を行なえる利点があるが、前記従来のプリンタ付き電卓のように、1回目の計算に伴う計算データを印刷しないと前記利点が得られない。
すなわち、2回目に同じ計算式を入力してその計算式を正誤判定する2度打ち検算ではなく、入力した計算データをその都度表示や印刷にして確認する検算の仕方では、前記従来のプリンタ付き電卓の印刷方式で無駄な印刷を防ぐことはできない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、計算データが入力されて印刷された後に、入力した計算データを修正する場合に、無駄な印刷を防いで印刷を節約することが可能になる計算データ印刷装置及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る計算データ印刷装置は、ユーザ操作に応じて複数の計算データを入力する計算データ入力手段と、前記複数の計算データと前記複数の計算データの計算結果データとを印刷する計算データ印刷手段と、前記複数の計算データのうちのいずれかの計算データを、ユーザ操作に応じて修正する計算データ修正手段と、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの計算結果データと、を再印刷する再印刷手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、計算データが入力されて印刷された後に、入力した計算データを修正する場合に、無駄な印刷を防いで印刷を節約することが可能になる。
本発明の計算データ印刷装置の実施形態に係るプリンタ付き電卓10の外観構成を示す正面図。 前記プリンタ付き電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記プリンタ付き電卓10の計算データ記憶エリア22fに登録された計算データの内容を示す図。 前記プリンタ付き電卓10の計算データ印刷処理(その1)を示すフローチャート。 前記計算データ印刷処理(その2)を示すフローチャート。 前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた表示・印刷動作(実施例1)を示す図。 前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた印刷動作(実施例2)を示す図。 前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた印刷動作(実施例3)を示す図。 前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた印刷動作(実施例4)を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の計算データ印刷装置の実施形態に係るプリンタ付き電卓10の外観構成を示す正面図である。
前記プリンタ付き電卓10は、図1(A)に示すように、机上に置いて操作し易い置き型の本体ケースの手前側にキー入力部11を備え、前記キー入力部11の奥側に表示部12、印刷部13を備えている。
前記キー入力部11には、数値入力用の各キー([0][00][1]〜[9][.])、計算機能指定用の各キー([+=][−][×][÷][G*(グランドトータル)][*(トータル)][%][M*(メモリリコールクリア)]〜[M+(メモリプラス)][MU(マークアップ)/MD(マークダウン)][IT(アイテム/アベレージ)]等)、クリアオールキー[CA]、クリアキー[C]、入力済み計算データの呼び出しキー[△][▽]、修正指示キー[CORRECT]、挿入指示キー[INSERT]、削除指示キー[DELETE]、再印刷指示キー[REPRINT]等が備えられる。
また、前記キー入力部11には、プリントモードスイッチ11a、ラウンド(丸めモード)スイッチ11bが備えられる。
前記プリントモードスイッチ11aは、“OFF”“ON”“PRINT”の切り替え位置を有し、“OFF”の位置では電源OFF、“ON”の位置では電源ONになりプリントモードOFFの状態に設定され、“PRINT”の位置では電源ONになりプリントモードONの状態(計算操作に応じた数値、計算機能、計算結果の各計算データを全て印刷する状態)に設定される。
前記ラウンド(丸めモード)スイッチ11bは、小数点以下をどのように求めるかの端数処理を指定するスイッチであり、“F”“3,2,0-(5/4)”“ADD2-(5/4)”の切り替え位置を有する。“F”の位置(浮動小数点計算)では、小数部を処理せずに計算結果を求め、“3,2,0-(5/4)”の位置では、指定した数の下1桁を「四捨五入」で求め、“ADD2-(5/4)”の位置(小数第2位指定計算)では、加減算を行なうとき[.]を押さなくても置数の下2桁に自動的に小数点が入力される。
前記再印刷指示キー[REPRINT]は、プリントモードOFFの状態では、キー操作直前に計算された一連の計算データが先頭から再計算されて全て印刷され、プリントモードONの状態では、キー操作直前に修正して再計算された一連の計算データのち、修正により変化する部分を含む範囲の計算データが、後述のECO PRINTモード(図1(B)参照)の何れかに応じて設定された範囲で再印刷される。
前記ECO PRINTモードは、前記キー入力部11の[CA]キーと[REPRINT]キーとの組合せ操作により、図1(B)に示すように、前記表示部12に表示された設定画面を確認して設定可能な状態になる。
前記ECO PRINTモードは、図1(B1)に示すように、初期状態は“FULL”に設定されており、図1(B2)〜(B5)に示すように、[▽]([△(戻る)])キーを入力する毎に“ECO−1”→“ECO−2”→“ECO−3”→“ECO−4”に切替えられて設定される。
“FULL”:修正により変化する部分を含む全ての範囲の計算データを再印刷する。
“ECO−1”:修正により最初に変化する部分の直前の未変化部分から最後までの範囲の計算データと修正により変化する計算結果データとを再印刷する。
“ECO−2”:修正により最初に変化する部分の直前の未変化部分から最後に変化する直後の未変化部分までの範囲の計算データと修正により変化する計算結果データとを再印刷する。
“ECO−3”:修正により変化する部分とその前後の未変化部分を含む範囲の計算データと修正により変化する計算結果データとを、複数の範囲がある場合はそれぞれ纏めて再印刷する。
“ECO−4”:修正により変化する部分のみの範囲の計算データと修正により変化する計算結果データとを再印刷する。
前記表示部12は、12桁のセグメントからなる液晶表示パネルを備え、入力された計算式や計算結果の計算データがその都度表示される。
前記印刷部13は、例えば熱転写式の印刷機構を備え、前記プリントモードOFF/ONの設定状態、前記[REPRINT]キーの入力状態、前記ECO PRINTモードの設定状態に基づいて、前記計算データを記録紙Pに印刷して出力する。
図2は、前記プリンタ付き電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
前記プリンタ付き電卓10の電子回路は、コンピュータであるCPU(プロセッサ)11を備えている。前記CPU11は、メモリ22に記憶される計算機制御プログラムに従い回路各部の動作を制御し、前記キー入力部11のユーザ操作に応じた各種の計算機能や計算データの印刷機能を実行する。
前記CPU(プロセッサ)21には、前記キー入力部11、表示部12、印刷部13、記憶部22、記録媒体読取部24が接続される他に、外部機器(30)との通信を行なう通信部25も接続される。
前記計算機制御プログラムは、前記メモリ22に予め記憶されるか、メモリカード等の外部記録媒体23から記録媒体読取部24により読み取られて前記メモリ22に記憶されるか、通信ネットワークN上のWebサーバ(プログラムサーバ)30から通信部25を介してダウンロードされ前記メモリ22に記憶される。
前記計算機制御プログラムには、ユーザ操作に応じた各種の計算処理プログラムの他、同計算処理プログラムに従い実行された計算処理の計算データを印刷するための計算データ印刷処理プログラム22aが含まれる。
また、前記メモリ22には、PRINTモード記憶エリア22b、未印刷フラグ記憶エリア22c、丸めモード(端数処理モード)記憶エリア22d、計算モード記憶エリア22e、計算データ記憶エリア22fが確保される。
前記PRINTモード記憶エリア22bには、前記プリントモードスイッチ11aが“ON”の位置でプリントモードOFFの設定データが記憶され、“PRINT”の位置でプリントモードONの設定データが記憶される。
前記未印刷フラグ記憶エリア22cには、ユーザ操作に応じた計算処理での一連の計算データに対応付けられて、前記PRINTモードOFFの状態で未印刷フラグONのデータが記憶される。
前記丸めモード(端数処理モード)記憶エリア22dには、前記ラウンド(丸めモード)スイッチ11bの位置に応じて指定された、“F”「浮動小数点計算」、“3,2,0-(5/4)”「四捨五入」、“ADD2-(5/4)”「小数第2位指定計算」の何れかの設定データが記憶される。
前記計算モード記憶エリア22eには、ユーザ操作に応じて入力される数値と計算機能からなる計算式の計算データを順次ジャーナルデータとして登録する計算登録モードの設定データか、同計算登録モードで登録された計算データを前記呼び出しキー[△][▽]の入力に応じて呼び出して表示させる計算確認(検算)モードの設定データが記憶される。
前記計算データ記憶エリア22fには、前記計算登録モードにおいて、ユーザ操作に応じて入力された一連の計算データが、順次ジャーナルデータとして記憶され登録される。
図3は、前記プリンタ付き電卓10の計算データ記憶エリア22fに登録された計算データの内容を示す図である。
前記計算機能指定用の各キーが入力される毎に、入力された数値と計算機能の計算データが入力順に記憶される。
図3(A)(B)は加減乗除算を行なった場合の計算データの具体例を示し、図3(C)は複数の加減乗除算から総合計の計算を行った場合の計算データの具体例を示し、図3(D)はメモリ計算機能を利用して計算を行った場合の計算データの具体例を示す。
前記修正指示キー[CORRECT]の入力に応じた計算データの修正処理において計算データを修正した際に、前記加減乗除算(四則算)の場合は、修正した部分の計算データと、修正した部分から後にあるトータル(合計)[*]、グランドトータル(総合計)[G*]の修正により変化する計算結果データに修正フラグが付加され、前記メモリ計算機能を利用した計算の場合は、修正した部分の計算データと、修正した部分から後にあるメモリリコール[MR]の計算データに修正フラグが付加される。
このように構成されたプリンタ付き電卓10は、前記CPU21が前記計算機制御プログラム(計算データ印刷処理プログラム22a含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、各種の計算機能や計算データの印刷機能を実現する。
次に、前記構成のプリンタ付き電卓10の動作について説明する。
図4A、図4Bは、前記プリンタ付き電卓10の計算データ印刷処理(その1)(その2)を示すフローチャートである。
前記プリントモードスイッチ11aが“OFF”から“ON”又は“PRINT”の位置に切替えられることにより電卓10の電源が入り、前記CPU11により計算データ印刷処理プログラム22aの実行が開始されると、前記プリントモードスイッチ11aの状態がCPU11に読み取られ、前記PRINTモード記憶エリア22bにプリントモードOFF又はプリントモードONの設定データが記憶される(ステップS1)。
また、前記ラウンド(丸めモード)スイッチ11bの状態がCPU11により読み取られ、前記丸めモード(端数処理モード)記憶エリア22dに、“F”「浮動小数点計算」、“3,2,0-(5/4)”「四捨五入」、“ADD2-(5/4)”「小数第2位指定計算」の何れかの設定データが記憶される(ステップS2)。
[CA]キーと[REPRINT]キーが組合されて入力(同時操作)されると、ECO PRINTモードを設定可能な状態になり(ステップS3(Yes))、図1(B)で示したように、[▽]([△(戻る)])キーを入力する毎に、現在のECO PRINTモードが“FULL”“ECO−1”“ECO−2”“ECO−3”“ECO−4”の何れかに変更されて設定され表示部12に表示される(ステップS4)。
以下に説明する各実施例では、前記プリントモードスイッチ11aが“PRINT”の位置にあることでプリントモードONの設定データが記憶された状態での動作について説明する。
(実施例1)
図5は、前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた表示・印刷動作(実施例1)を示す図であり、図5(A)はECO PRINTモード“ECO−4”の場合を示す図、図5(B)は“ECO−3”の場合を示す図である。
図5(A)に示すように、キー入力部11のユーザ操作に応じて、クリアオールキー[CA]が入力された後、“1”[+=]“2”[+=]…“6”[+=][*]と入力されると、図3(A)に示すように、入力された計算データが[+=]キーが入力される毎に前記計算データ記憶エリア22fに記憶される。そして、前記丸めモードの設定データに応じた計算が実行され、計算結果の計算データが“21”と表示部12に表示される(ステップS5〜S7)。
この際、前記PRINTモード記憶エリア22bには、プリントモードONの設定データが記憶されているので、前記印刷部13により、前記[CA]キーと [+=]キーが入力される毎に、“・・0・・”“1.+”“2.+”…“6.+”と順次記録紙Pに印刷される(ステップS8(Yes)→S9)。
ここで、トータルキー[*]が入力されると、前記一連の計算データの合計計算の計算結果データ“21”が表示部12に表示される(ステップS5〜S7)。
そして、前記印刷部13により、“21.*”と記録紙Pに印刷される(テップS8(Yes)→S9)。
なお、前記ステップS5〜S7に従った計算データの入力・登録・計算・計算結果の表示において、前記PRINTモード記憶エリア22bにプリントモードOFFの設定データが記憶されている場合は(ステップS8(No))、前記未印刷フラグ記憶エリア22cに未印刷フラグONのデータを記憶させる。
ここで、前記記録紙Pに印刷された一連の計算データ“1.+”〜“6.+”と計算結果データ“21.+”を確認し、3つ目の計算データ“3.+”を“9.+”修正するために、入力済み計算データの呼び出しキー[▽]が3回入力される。すると、前記計算データ記憶エリア22fに記憶された一連の計算データのうち、3行目“03”の計算データ(入力データ)“3.+”が呼び出され、検算シンボル“REV”と併せて表示部12に表示される。
前記表示部12に表示された3行目“03”の計算データ(入力データ)“3.+”を修正するために、修正指示キー[CORRECT]が入力され、修正した計算データが“9”[+=]と入力されると、同修正した計算データ“9.+”が修正シンボル“CRT”と併せて表示部12に表示される(ステップS11(Yes)→S12)。
すると、前記計算データ記憶エリア22f(図3(A)参照)に記憶されている前記一連の計算データのうち、前記修正した3行目“03”の計算データが“9.+”に修正され、修正フラグが付加される(ステップS13)。
そして、修正後の計算データが加減乗除算(四則算)であると判断されると(ステップS14(Yes))、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている一連の計算データのうち、修正した3行目よりも後ろにあるトータル[*]の計算データにも修正フラグが付加される。この際トータルの合計計算の計算結果の値が変化するときのみトータル[*]の計算データにも修正フラグが付加されるようにしてもよい(ステップS15)。
前記修正した計算データを再印刷するために、[REPRINT]キーが入力されると(ステップS18(Yes))、現在、未印刷フラグOFFに設定されている場合は(ステップS19(No))、ECO PRINTモードの設定状態に応じた再印刷が実行される(ステップS20〜S28)。
なお、現在、未印刷フラグONに設定されている場合(ステップS19(Yes))、又は前記未印刷フラグOFFに設定されていても、ECO PRINTモード“FULL”に設定されている場合は(ステップS20(Yes))、前記計算データ記憶エリア22f(図3(A)参照)に記憶されている修正後の一連の計算データ“1+”…“9+”…“6+”“*”について、その先頭行から再計算され、同再計算に伴う各計算データが順次印刷部13により記録紙Pに印刷されて出力される(ステップS21)。
前記図5(A)に示したように、計算データの修正後、[REPRINT]キーを入力した際に(ステップS18(Yes))、未印刷フラグOFF、ECO PRINTモード“ECO−4”に設定されていると判断されると(ステップS26(No))、前記計算データ記憶エリア22f(図3(A)参照)に記憶されている修正後の一連の計算データ“1+”…“9+”…“6+”“*”が順に計算され、そのうち修正フラグ付きの計算データの範囲のみ、“9.+”“27.+”として各計算データの前後に切る貼るマークkh1〜kh3を付加して記録紙Pに印刷される(ステップS28)。
これにより、ユーザは、前記記録紙Pに印刷された修正後に変化した行の計算データ“9.+”“27.+”のみを、前記切る貼るマークkh1〜kh3から切り離し、矢印m1,m2に示すように、修正前に印刷された該当する計算データの部分“3.+”“21.*”に重ねて貼付けることで、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、無駄な印刷を防いで印刷を節約できる。
次に、前記図5(A)に示した場合と同様に、計算データの修正後、[REPRINT]キーを入力した際に(ステップS18(Yes))、図5(B)に示すように、未印刷フラグOFF、ECO PRINTモード“ECO−3”に設定されていると判断されると(ステップS26(Yes))、前記計算データ記憶エリア22f(図3(A)参照)に記憶されている修正後の一連の計算データ“1+”…“9+”…“6+”“*”が順に計算され、そのうち修正フラグ付きの計算データの直前の行の計算データから直後の行の計算データまでの範囲が、“2.+”“9.+”“4.+”と“27.*”(トータル[*]の計算結果データは1行のみ)として、それぞれ各計算データの前後に切る貼るマークkh1〜kh3を付加して記録紙Pに印刷される(ステップS27)。
これにより、ユーザは、前記記録紙Pに印刷された修正後に変化した行とその直前直後の変化しない行を含む範囲の計算データ(“2.+”〜“4.+”と“27.*”)だけを、前記切る貼るマークkh1〜kh3から切り離し、矢印m1,m2に示すように、修正前に印刷された該当する計算データの範囲に重ねて貼付けることで、前記同様に、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、無駄な印刷を防いで印刷を節約できる。
この際、前記修正後に変化した行の計算データとその直前直後の変化しない行の計算データとを含む範囲を再印刷することで、修正前に印刷された該当する計算データの範囲を容易に見つけ出して簡単に貼り付けることができる。
(実施例2)
図6は、前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた印刷動作(実施例2)を示す図であり、図6(A)はECO PRINTモード“ECO−3”の場合を示す図、図6(B)は“ECO−1´(ECO−1の変形例)”の場合を示す図である。
図6(A)に示すように、キー入力部11のユーザ操作に応じて、“2”〜“6”の加算が2回含まれる計算データ[CA]“1”[+=]“2”[+=]…“6”[+=]が入力されると、入力された計算データは、前記同様に計算データ記憶エリア22fに記憶され、前記丸めモードの設定データに応じた計算が実行され、順次表示部12に表示される(ステップS5〜S7)。
また、前記同様に印刷部13により、[CA]キーと[+=]キーが入力される毎に、各計算データ“・・0・・”“1.+”“2.+”…“6.+”が順次記録紙Pに印刷される(ステップS8(Yes)→S9)。
そして、トータルキー[*]が入力されると、合計計算の計算結果データ“49”が表示部12に表示され(ステップS5〜S7)、前記印刷部13により、“49.*”と記録紙Pに印刷される(テップS8(Yes)→S9)。
ここで、前記“1”[+=]…“6”[+=]の一連の計算データのうち、前記同様に入力済み計算データの呼び出しキー[▽]を繰り返し入力して2回目の“3”[+=]を呼び出し、修正指示キー[CORRECT]と“9”[+=]を入力して修正すると(ステップS11,S12)、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている前記一連の計算データのうち、前記2回目の“3.+”が“9.+”に修正され、修正フラグが付加される(ステップS13)。
そして、修正後の計算データが加減乗除算(四則算)であると判断され(ステップS14(Yes))、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている一連の計算データのうち、修正した計算データ“9.+”の行よりも後ろにあるトータル[*]の計算結果データにも修正フラグが付加される。この際トータルの合計計算の計算結果データの値が変化するときのみトータル[*]の計算結果データにも修正フラグが付加されるようにしてもよい(ステップS15)。
この後、[REPRINT]キーが入力されると(ステップS18(Yes))、未印刷フラグOFF、ECO PRINTモード“ECO−3”に設定されていると判断される(ステップS26(Yes))。
すると、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている修正後の一連の計算データが順に計算され、そのうち修正フラグ付きの計算データ“9.+”の直前の行の計算データから直後の行の計算データまでの範囲(直前直後1行ずつの範囲で修正前の計算データに複数の類似箇所がある場合は直前直後2行ずつの範囲)“8.+”“2.+”“9.+”“4.+”“5.+”と、合計計算の計算結果データ“55.*”が、それぞれ各計算データの前後に切る貼るマークkh1〜kh3を付加して記録紙Pに印刷される(ステップS27)。
これにより、ユーザは、前記記録紙Pに印刷された修正後に変化した行とその直前直後の変化しない行を含む範囲の計算データ(“8.+”〜“5.+”)と計算結果データ(“55.*”)とだけを、前記切る貼るマークkh1〜kh3から切り離し、矢印m1,m2に示すように、修正前に印刷された該当する計算データの範囲に重ねて貼付けることで、前記同様に、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、無駄な印刷を防いで印刷を節約できる。
また前記同様に、修正後に変化した行の計算データとその直前直後の変化しない行の計算データとを含む範囲を再印刷することで、修正前に印刷された該当する計算データの範囲を容易に見つけ出して簡単に貼り付けることができる。
次に、図6(B)に示すように、“1”〜“6”を加算する計算を行なうと(図3(B)参照)、前記同様に、入力された計算データと合計計算の計算結果データが、記録紙Pに“・・0・・”“1.+”“2.+”…“6.+”“21.*”と印刷される(ステップS5〜S9)。
ここで、前記同様に、入力済み計算データの呼び出しキー[▽]を入力して“4”[+=]を呼び出し、修正指示キー[CORRECT]と“40”[+=]を入力して修正し、更に同様に“6”[+=]を呼び出し、修正指示キー[CORRECT]と“60”[+=]を入力して修正すると、計算データ記憶エリア22f(図3(B)参照)に記憶されている一連の計算データのうち、“4.+”が“40.+”に“6.+”が“60.+”に修正され、修正フラグが付加される(ステップS11〜S13)。
すると、修正後の計算データが加減乗除算(四則算)であると判断され(ステップS14(Yes))、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている一連の計算データのうち、修正した計算データ“40.+”“60.+”の行よりも後ろにあるトータル[*]の計算データにも修正フラグが付加される。この際トータルの合計計算の計算結果データの値が変化するときのみトータル[*]の計算データにも修正フラグが付加されるようにしてもよい(ステップS15)。
この後、[REPRINT]キーが入力されると(ステップS18(Yes))、未印刷フラグOFF、ECO PRINTモード“ECO−1´(ECO−1の変形例)”に設定されていると判断される(ステップS22(Yes))。
すると、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている修正後の一連の計算データが順に計算され、そのうち最初の修正フラグ付きの計算データ“40.+”の行の計算データから最後の行の計算データまでの範囲“40.+”“5.+”“60.+”“102.*”が、末尾に末尾重ねマークtmを付加して記録紙Pに印刷される(ステップS23)。
これにより、ユーザは、前記記録紙Pに印刷された修正後に変化した最初の行から他に変化した途中の行も含めて計算結果のある最後までの範囲の計算データを、前記末尾重ねマークtmを目印にして、矢印tに示すように、修正前に印刷された該当する計算データの範囲に折り畳み重ねて貼り付けることで、前記同様に、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、無駄な印刷を防いで印刷を節約できる。
(実施例3)
図7は、前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた印刷動作(実施例3)を示す図であり、図7(A)はECO PRINTモード“ECO−1”での計算データ挿入の場合を示す図、図7(B)は“ECO−1”での計算データ削除の場合を示す図である。
図7(A)に示すように、“1”〜“6”を加算する計算を行なうと、前記同様に、入力された計算データと合計計算の計算結果データが、記録紙Pに“・・0・・”“1.+”“2.+”…“6.+”“21.*”と印刷される(ステップS5〜S9)。
ここで、前記同様に、入力済み計算データの呼び出しキー[▽]を入力して2行目の計算データ“2”[+=]を呼び出し、挿入指示キー[INSERT]と“100”[+=]を入力することで、3行目に計算データを挿入して修正する。すると、計算データ記憶エリア22fに記憶されている一連の計算データのうち、3行目に“100.+”が挿入されて修正され、修正フラグが付加される(ステップS11〜S13)。
すると、修正後の計算データが加減乗除算(四則算)であると判断され(ステップS14(Yes))、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている一連の計算データのうち、修正した計算データ“100.+”の行よりも後ろにあるトータル[*]の計算結果データにも修正フラグが付加される。この際トータルの合計計算の計算結果の値が変化するときのみトータル[*]の計算データにも修正フラグが付加されるようにしてもよい(ステップS15)。
この後、[REPRINT]キーが入力されると(ステップS18(Yes))、未印刷フラグOFF、ECO PRINTモード“ECO−1”に設定されていると判断される(ステップS22(Yes))。
すると、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている修正後の一連の計算データが順に計算され、そのうち最初の修正フラグ付きの計算データ“100.+”の直前の行の計算データ“2.+”から最後の行の計算データと計算結果データまでの範囲“2.+”“100.+”“3.+”〜“118.*”が、切る貼るマークkh1,kh2を前後に付加して記録紙Pに印刷される(ステップS23)。
これにより、ユーザは、前記記録紙Pに印刷された修正後に変化した最初の行の直前の行から計算結果のある最後までの範囲の計算データと計算結果データを、前記切る貼るマークkh1,kh2から切り離し、矢印mに示すように、修正前に印刷された該当する計算データの範囲に重ねて貼付けることで、前記同様に、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、無駄な印刷を防いで印刷を節約できる。
図7(B)は、前記図7(A)と同様に“1”〜“6”を加算する計算を行なった後に(ステップS5〜S9)、4行目の計算データ“4”[+=]を呼び出し、同4行目の計算データを削除指示キー[DELETE]により削除して修正した場合の動作を示している(ステップS11〜S15)。
この場合、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている4行目の計算データ“4”[+=]は削除されるがデータ無しのままの空白に変更され、前記同様に修正フラグが付加される。また、前記修正した4行目より後ろにあるトータル[*]の計算結果データにも修正フラグが付加される。
ここでも、前記同様にECO PRINTモード“ECO−1”に設定されているので、[REPRINT]キーが入力されると(ステップS18(Yes))、前記計算データ記憶エリア22fに記憶されている修正後の一連の計算データが順に計算され、そのうち最初の修正フラグ付きの計算データ“空白”の直前の行の計算データ“3.+”から最後の行の計算データまでの範囲“3.+”“ ”“5.+”〜“17.*”が、切る貼るマークkh1,kh2を前後に付加して記録紙Pに印刷される(ステップS21(Yes),S23)。
これにより、前記同様に、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、印刷を節約できるだけでなく、削除して修正した計算データの行を空白に変更することで、再印刷した修正後の計算データと変化した計算結果データを、修正前に印刷した計算データの該当する範囲に位置ずれなく重ねて貼り付けることができる。
なお、前記ECO PRINTモード“ECO−1”(又はECO−1´)では、修正前に計算した一連の計算データうち、最初の修正フラグ付きの計算データの直前の行(又は最初の修正フラグ付きの行)の計算データから最後の計算データまでの範囲を順に印刷するが、ECO PRINTモード“ECO−2”では、最初の修正フラグ付きの再計算データの直前の行の計算データから最後の修正フラグ付きの計算データの直後の行の計算データまでの範囲を順に再印刷する(ステップS24(Yes),S25)。
このECO PRINTモード“ECO−2”でも、前記同様に、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、印刷を節約できる。
(実施例4)
図8は、前記プリンタ付き電卓10のユーザ操作に応じた印刷動作(実施例4)を示す図である。
図8に示す実施例4は、“1”〜“99”を加算する計算と印刷を行なった後に(ステップS5〜S9)、9行目の計算データ“9”[+=](矢印a)を呼び出し、同9行目の計算データを“90”[+=](矢印b)に修正した場合の動作を示している(ステップS11〜S15)。
このような所定数(例えば50ステップ)以上の長い計算と計算データの印刷を行ない、任意の行の計算データを修正した際に、修正した行が計算データ全体に対し先頭から10%以内と同先頭に近い位置にある場合は、例えば前記ECO PRINTモード“ECO−1”に設定されていても、作業性を重視し、各計算データの先頭から最後までの全範囲Rを再印刷する構成としてもよい。
なお、前記各実施例では示していないが、図3(C)に示すように、グランドトータル[G*]が含まれる一連の計算データを対象に任意の行(ここでは12行目)の計算データを修正(“700+”→“720+”)した場合は、計算データ記憶エリア22fに記憶されている修正した行(12行目)の計算データ“720+”に修正フラグを付加し、修正した行よりも後ろにあるトータル[*]、グランドトータル[G*]の計算結果データにも修正フラグが付加される。この際トータルの合計計算の計算結果の値が変化するときのみトータル[*]の計算データにも修正フラグが付加されるようにしてもよい(ステップS11〜S15)。
また、図3(D)に示すように、メモリ計算[M+]([M−])が含まれる一連の計算データを対象に任意の行(ここでは3行目)の計算データを修正(“5[M+]”→“25[M+]”)した場合でも、計算データ記憶エリア22fに記憶されている修正した行(3行目)の計算データ“25[M+]”に修正フラグを付加し、修正した行(3行目)よりも後ろにあるメモリリコール[MR](メモリリコール/メモリリコールクリア)の計算データにも修正フラグが付加される(ステップS11〜S13,S16,S17)。
これにより、前記グランドトータル[G*]が含まれる一連の計算データを対象に任意の行の計算データを修正した場合、及び前記メモリ計算[M+]([M−])が含まれる一連の計算データを対象に任意の行の計算データを修正した場合の何れであっても、前記各実施例と同様に、修正後の計算データを、前記ECO PRINTモード“ECO−1”〜“ECO−4”の設定に従い再印刷することで(ステップS18〜S28)、修正後の一連の計算データの全てを再印刷しなくても同一連の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができ、無駄な印刷を防いで印刷を節約できる。
したがって、前記構成のプリンタ付き電卓10の計算データ印刷機能によれば、ユーザ操作に応じて、数値と計算機能からなる計算データを入力すると、計算データを入力する毎に同計算データがその入力順に計算データ記憶エリア22fに記憶され、同計算データに応じた計算が行われ、計算された計算結果を含む一連の計算データが順次印刷部13により記録紙Pに印刷される。そして、前記計算データ記憶エリア22fに記憶された一連の計算データのうち何れかの計算データを修正すると、修正した計算データと同修正した計算データよりも後の計算データうち変化する計算データに修正フラグが付加される。
前記計算データの修正後、[REPRINT]キーを入力すると、ECO PRINTモード“ECO−1”設定の場合は、修正後の一連の計算データのうち、最初の修正フラグ付きの計算データの直前の計算データから最後の計算データまでの範囲が再印刷され、再印刷された計算データを修正前に印刷した計算データの該当する範囲に重ねることで、修正後の全体の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができる。
また、ECO PRINTモード“ECO−2”設定の場合は、最初の修正フラグ付きの計算データの直前の計算データから最後の修正フラグ付きの計算データの直後の計算データまでの範囲が再印刷され、再印刷された計算データを修正前に印刷した計算データの該当する範囲に重ねることで、修正後の全体の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができる。
また、ECO PRINTモード“ECO−3”設定の場合は、各修正フラグ付きの計算データの直前の計算データから直後の計算データまでの範囲がそれぞれ再印刷され、再印刷されたそれぞれの計算データを修正前に印刷した計算データの各該当する範囲に重ねることで、修正後の全体の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができる。
さらに、ECO PRINTモード“ECO−4”設定の場合は、各修正フラグ付きの計算データのみがそれぞれ再印刷され、再印刷されたそれぞれの計算データを修正前に印刷した計算データの各該当する部分に重ねることで、修正後の全体の計算データを印刷した記録紙Pを得ることができる。
これにより、前記ECO PRINTモード“ECO−1”〜“ECO−4”の何れの設定状態でも、修正後の全体の計算データを印刷する必要なく印刷を節約することができるのは勿論、ユーザは、作業性優先のECO PRINTモード“ECO−1”〜節約優先のECO PRINTモード“ECO−4”を選択的に設定することができる。
なお、前記各実施形態において記載したプリンタ付き電卓10による各処理の手法、すなわち、図4A,図4Bのフローチャートに示す計算データ印刷処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、印刷機能を備えた電子式計算機のコンピュータ(CPU)は、前記外部記憶装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した計算データ印刷機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、前記通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記プログラムのデータを、印刷機能を備えた電子式計算機に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した計算データ印刷機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、前記構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
ユーザ操作に応じて複数の計算データを入力する計算データ入力手段と、
前記複数の計算データと前記複数の計算データの計算結果データとを印刷する計算データ印刷手段と、
前記複数の計算データのうちのいずれかの計算データを、ユーザ操作に応じて修正する計算データ修正手段と、
前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの計算結果データと、を再印刷する再印刷手段と、
を備えたことを特徴とする計算データ印刷装置。
[2]
前記再印刷手段は、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データとして、前記複数の計算データのうちの前記修正された計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの再計算結果データとを再印刷する第1の再印刷手段を有する、
ことを特徴とする[1]に記載の計算データ印刷装置。
[3]
前記再印刷手段は、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データとして、前記計算データ印刷手段により印刷された前記複数の計算データうち、前記修正された計算データより前の計算データから前記修正された計算データより後の計算データまでを再印刷する第2の再印刷手段を有する、
ことを特徴とする[2]に記載の計算データ印刷装置。
[4]
前記再印刷手段は、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データとして、前記計算データ印刷手段により印刷された複数の計算データうち、前記修正された計算データ以降の計算データを再印刷する第3の再印刷手段を有する、
ことを特徴とする[3]に記載の計算データ印刷装置。
[5]
前記再印刷手段は、前記計算データ印刷手段により印刷された複数の計算データうち、前記計算データ修正手段により修正された計算データの部分が前記複数の計算データの全体に対して先頭から所定の範囲内にある場合は、前記修正された計算データを含む前記複数の計算データの全範囲を再印刷する第4の再印刷手段を有する、
ことを特徴とする[4]に記載の計算データ印刷装置。
[6]
前記第1乃至第3の再印刷手段の何れかをユーザ操作に応じて設定する再印刷モード設定手段を備えたことを特徴とする[4]又は[5]に記載の計算データ印刷装置。
[7]
印刷機能を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザ操作に応じて複数の計算データを入力する計算データ入力手段、
前記複数の計算データと前記複数の計算データの計算結果データとを印刷する計算データ印刷手段、
前記複数の計算データのうちのいずれかの計算データを、ユーザ操作に応じて修正する計算データ修正手段、
前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの計算結果データと、を再印刷する再印刷手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …プリンタ付き電卓
11 …キー入力部
11a…プリントモードスイッチ
11b…ラウンド(丸めモード)スイッチ
12 …表示部
13 …印刷部
21 …CPU
22 …記憶部
22a…計算データ印刷処理プログラム
22b…PRINTモード記憶エリア
22c…未印刷フラグ記憶エリア
22d…丸めモード(端数処理モード)記憶エリア
22e…計算モード記憶エリア
22f…計算データ記憶エリア
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
30 …Webサーバ(プログラムサーバ)
P …記録紙
khn…切る貼るマーク
tm …末尾重ねマーク

Claims (7)

  1. ユーザ操作に応じて複数の計算データを入力する計算データ入力手段と、
    前記複数の計算データと前記複数の計算データの計算結果データとを印刷する計算データ印刷手段と、
    前記複数の計算データのうちのいずれかの計算データを、ユーザ操作に応じて修正する計算データ修正手段と、
    前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの計算結果データと、を再印刷する再印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする計算データ印刷装置。
  2. 前記再印刷手段は、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データとして、前記複数の計算データのうちの前記修正された計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの再計算結果データとを再印刷する第1の再印刷手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算データ印刷装置。
  3. 前記再印刷手段は、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データとして、前記計算データ印刷手段により印刷された前記複数の計算データうち、前記修正された計算データより前の計算データから前記修正された計算データより後の計算データまでを再印刷する第2の再印刷手段を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の計算データ印刷装置。
  4. 前記再印刷手段は、前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データとして、前記計算データ印刷手段により印刷された複数の計算データうち、前記修正された計算データ以降の計算データを再印刷する第3の再印刷手段を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の計算データ印刷装置。
  5. 前記再印刷手段は、前記計算データ印刷手段により印刷された複数の計算データうち、前記計算データ修正手段により修正された計算データの部分が前記複数の計算データの全体に対して先頭から所定の範囲内にある場合は、前記修正された計算データを含む前記複数の計算データの全範囲を再印刷する第4の再印刷手段を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の計算データ印刷装置。
  6. 前記第1乃至第3の再印刷手段の何れかをユーザ操作に応じて設定する再印刷モード設定手段を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の計算データ印刷装置。
  7. 印刷機能を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    ユーザ操作に応じて複数の計算データを入力する計算データ入力手段、
    前記複数の計算データと前記複数の計算データの計算結果データとを印刷する計算データ印刷手段、
    前記複数の計算データのうちのいずれかの計算データを、ユーザ操作に応じて修正する計算データ修正手段、
    前記修正された計算データを含む少なくとも1つの計算データと、前記修正された計算データに応じて修正された前記複数の計算データの計算結果データと、を再印刷する再印刷手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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