JP6561626B2 - 電子機器、計算処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器、計算処理方法及びプログラムに関する。
従来から、計算履歴を表示させて確認し、一部を修正して、再計算できる計算チェック電卓が開発されている。また1回目の計算履歴を保存し、2回目の計算と比較できる2度打ちの検算電卓が開発されている。
また、特許文献1には、演算のために入力された前回データと今回データとを記録し、前回のデータと今回のデータとが一致しない場合に告知し、前回と同じ正しい入力がされた場合に修正を終了させる電子計算機について記載されている。
特開平08−227399号公報
このように従来技術では、1回目の計算データを登録し、2回目に入力される計算データと比較して検算できるものの、2回目の計算データを修正するものであった。すなわち、2回目の計算データを入力している間に、1回目に入力された計算データの修正が必要となったとしても、登録済みの1回目の計算データを修正することができなかった。
本発明は、前記のような課題に考慮してなされたもので、1回目の計算データを検算するために2回目の計算データを入力しながら、1回目の計算データを修正することが可能な電子機器、計算処理方法及び計算処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の電子機器は
ユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第1計算データを入力順に登録する計算データ登録手段と、
前記計算データ登録手段により入力順に登録された複数の第1計算データに対応して、検算のためにユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第2計算データのうち少なくとも1つ以上の第2計算データを入力毎に登録する検算データ登録手段と、
前記検算データ登録手段により前記少なくとも1つ以上の第2計算データが登録される毎に、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データと、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データに対応する入力順の前記第1計算データとが、一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データをユーザ操作に応じて修正対象として特定し、ユーザ操作に応じて修正する第1修正手段と、
前記第1修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの登録を再開する第2計算データ登録再開手段と、
前記第2計算データ登録再開手段による前記第2計算データの登録を再開の際に、再開時における各第2計算データが計算された途中の計算結果を表示させる第2計算結果表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、1回目の計算データを検算するために2回目の計算データを入力しながら、1回目の計算データを修正することが可能となる。
本実施形態に係る電子機器の外観構成を示す正面図。 本実施形態における電卓の電子回路の構成を示すブロック図。 本実施形態における電卓の計算処理を示すフローチャート。 本実施形態における電卓の計算処理を示すフローチャート。 本実施形態における電卓の計算処理を示すフローチャート。 本実施形態における電卓による計算処理の具体例な数値を説明するための図。 本実施形態における電卓の計算処理の具体例を説明するための表示例を示す図。 本実施形態における電卓の計算処理の具体例を説明するための表示例を示す図。 本実施形態における電卓の計算処理の具体例を説明するための表示例を示す図。
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1(A)(B)は、本実施形態に係る電子機器の外観構成を示す正面図である。本実施形態では、電子機器を計算専用の電卓10A,10Bとして実現している。
なお、電子機器は、電卓10A,10Bとして構成する他、計算機能を有する(計算処理プログラムが実装された)パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン、携帯電話機、タッチパネル式PDA(personal digital assistants)、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成することができる。なお、電卓10のような物理的なキー(ボタン)が実装されていない電子機器は、電卓10のキーと同様なソフトウェアキーボードを表示し、このソフトウェアキーボードに対するキー操作に応じて計算処理を実行する。
図1(A)(B)に示す電卓10A,10Bは、筐体に実装されるキーが異なるだけで、実質的に同じ処理を実行可能である。まず、図1(A)に示す電卓10Aについて説明する。
電卓10Aの筐体正面には、複数のキーを含むキー入力部11および表示部12が設けられる。
キー入力部11には、数値入力キー、演算キー、機能キーが設けられる。数値入力キーには、[00][0]〜[9]の数字キー、[・](小数点キー)、メモリ内容を表示するための[MR]キー等を含み、これらのキーが1又は複数操作されることにより数値データが入力される。演算キーには、例えば[+](加算)、[−](減算)、[×](乗算)、[÷](除算)の演算子キー、[=](演算実行キー)、[M+]/[M−](メモリ計算実行キー;計算結果をメモリに加算/メモリから減算)などが含まれ、これらのいずれかのキーが操作されることにより演算データ(演算子データ、演算実行データ)が入力される。機能キーには、例えばオールクリアキー([AC]キー11a)、クリアキー([C]キー)、複数のメモリキー([MC])、グランドトータルキー([GT]キー)、ルートキー([√]キー)、[%]キー、上キー11b、下キー11c、シフトキー11dなどが含まれる。
さらに、電卓10のキー入力部11には、検算機能の実行を指示するための検算キー([Re-check]キー)11e、検算機能において入力済みの一連の計算データ(複数の「数値データと演算データ」)のうちのいずれかの計算データ(数値データ又は演算データ)の修正を指示するための修正キー([correct]キー)11f、オートレビューキー([AUTO]キー)11gとが設けられる。
表示部12は、ドットマトリクス型の液晶表示ユニットからなる。表示部12には、キー入力部11のキーに対する操作により入力された数式が表示される他、表示部12の辺に沿って設けられた状態表示エリアに、設定中の計算モードや各種設定状態、計算データや検算データの入力履歴行を示す文字や記号(シンボル)が表示される。
図1(B)に示す電卓10Bは、図1(A)に示す電卓10Aと同じ機能が割り当てられたキーが設けられている。電卓10Aと同じ機能が割り当てられたキーには、電卓10Aと符号を付して説明を省略する。図1(C)に示すように、電卓10Bに設けられたチェックバックキー11jとチェックフォワードキー11kは、それぞれ電卓10Aに設けられた上キー11b、下キー11cと同じ機能が割り当てられている。
図2は、本実施形態における電卓10(電卓10A,10B)の電子回路の構成を示すブロック図である。電卓10の電子回路は、CPU21を含む、コンピュータを構成する複数のユニットを備えている。
CPU21は、メモリ22に記憶された計算処理プログラム22aを実行することにより、回路各部の動作を制御し、キー入力部11からのキー入力信号に応じた各種の演算処理を実行する。電卓10は、CPU21が計算処理プログラム22aに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウェアとハードウェアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる検算機能による処理を含む計算処理を実現する。
計算処理プログラム22aは、予めメモリ22に記憶されていても良いし、記録媒体読取部23を介してメモリカード等の外部記録媒体23から読み込まれても良いし、あるいは通信部25を介して通信ネットワーク(インターネット等を含む)上のサーバからダウンロードされても良い。
メモリ22には、計算処理プログラム22aが記憶される他に、計算モード記憶エリア22b、修正モード記憶エリア22c、データモード記憶エリア22d、今回データバッファ22e、前回データバッファ22f、計算入力バッファ22g、計算データ記憶エリア22hなど各データを記憶するエリアが設けられる。
計算モード記憶エリア22bは、電卓10の現在の計算モードを示すモードデータである(1)計算登録(通常)モード、(2)検算モード、(3)確認(レビュー)モードのいずれかを記憶するエリアである。(1)計算登録(通常)モードは、ユーザのキー操作に応じて順次入力された数値データと演算データを含む計算データを、計算データ記憶エリア22hに順次記憶(登録)するモードである。なお、入力された計算データにより計算実行された計算結果データは、表示されると共に、計算データ記憶エリア22hに記憶(登録)される。(2)検算モードは、本検算モードにおいて順次入力された各計算データ(数値データと演算データ)と、前記計算登録モードにて登録された複数の計算データ(数値データと演算データ)のうちの対応する計算データ(数値データと演算データ)とを順次比較し、一致又は不一致を報知するモードである。(3)確認(レビュー)モードは、計算データ記憶エリア22hに登録された各計算データ(数値データと演算データ)と計算結果データとを表示するモードである。
修正モード記憶エリア22cは、検算モード時の修正モードのオン/オフが記憶される。
データモード記憶エリア22dは、検算データ中に、修正対象としている計算データが登録済みの対応する計算データ(前回データ(1回目の入力データ))を対象とする前回(Prev)データモードであるか、あるいは検算モードで(前記計算登録モードでの入力を1回目とした場合に、2回目に)入力された計算データを対象とする今回データモードの何れかのデータモードが記憶される。
今回データバッファ22eは、検算モード時の検算のために今回(2回目)に入力された、チェック対象とする数値データと演算データを含む計算データ(今回データ)を1組記憶するためのバッファである。今回データバッファ22eは、検算モードの今回データモード時に入力される計算データを記憶するためのバッファのため、後述する登録済み計算データ(前回データ:登録済みの一連の計算データ(数値データと演算データ))を記憶するための計算データ記憶エリア22hより大幅に記憶容量が小さい。
前回データバッファ22fは、検算モード時の検算対象とする、前回(1回目)に入力された計算データのうち、順次比較していく際の現在のチェック対象となる計算データ(1組の数値データと演算データ)を記憶するためのバッファである。
計算入力バッファ22gは、ユーザのキー入力部11の操作によって入力される数値データと演算データを含む計算データと、この入力データに応じた計算結果データ(数値データ)を記憶するバッファである。計算入力バッファ22gは、例えば第1の数値データを記憶する領域(Xレジスタ)、第2の数値データを記憶する領域(Yレジスタ)、及び演算子データを記憶する領域(レジスタ)を含む。計算入力バッファ22gに記憶される第1の数値データと第2の数値データは、演算子データに応じた演算に用いられて、第2の数値データまでの演算結果データが求められる。演算結果データは、第1の数値データとして記憶され、次の数値データ(第2の数値データ)との計算に用いられる。
計算データ記憶エリア22hには、計算登録モードにおいて通常の計算用に入力される数式の計算データが記憶される。より詳細には、計算データ記憶エリア22hには、ユーザのキー操作に応じて順次入力された数値データと演算データを含む計算データが順次登録される。また入力された計算データにより計算実行されて計算結果データが表示され、この計算結果データも、計算データ記憶エリア22hに記憶(登録)される。検算モードにおいて、計算データ記憶エリア22hに記憶された一連の計算データのうちの対応する計算データが、前回データ(登録データ)として読み出されて前回データバッファ22fに記憶(登録)される。計算データ記憶エリア22hは、複数の入力行(例えば、300行(step)分)が確保され、ユーザによるキー操作により入力される数値データと演算データを含む計算データが順次記憶(登録)される。
なお、本実施形態では、演算キーの操作により演算データが入力された場合に、演算データの入力前に入力された数値データと演算データとを同じ入力行に記憶させるものとする。
また、電卓10は、計算処理プログラム22aに基づくCPU21の制御により、各種パターンの電子音を出力する音出力部27を有する。
次に、本実施形態における電卓10の動作について説明する。
図3、図4及び図5は、本実施形態における電卓10の計算処理を示すフローチャートである。図6は、本実施形態における電卓10による計算処理の具体例な数値を説明するための図、図7、図8及び図9は、本実施形態における電卓10の計算処理の具体例を説明するための表示例を示す図である。
まず、ユーザは、計算を開始前に表示をクリアするため、[AC]キー11aを操作(押下)する。CPU21は、[AC]キー11aが操作されると(ステップA1、Yes)、計算モードを通常の計算を実行する計算登録モードに設定する。すなわち、CPU21は、計算モード記憶エリア22bに計算登録モードを示すモードデータを記録し、表示部12の状態表示エリアにおける検算シンボル/レビューシンボルをオフする。なお、初期状態では、行番号を[000]に設定する(ステップA6)。
次に、計算の対象とする数値を入力するためにユーザにより数値キーが操作されると(ステップA3、Yes)、CPU21は、入力操作された数値キーに応じた数値データを入力して計算入力バッファ22gに記憶させる。また、CPU21は、行番号を更新(+1)して状態表示エリアの行番号を変更すると共に、入力された数値を表示部12において表示させる(ステップA8)。
続いて、演算キーが操作されると(ステップA4、Yes)、CPU21は、入力操作された演算キーに応じた演算データ(演算子データ)を入力して計算入力バッファ22gに記憶させると共に、入力された演算の演算(記号)シンボルを表示部12の状態表示エリアにおいて表示させる(ステップA9)。
CPU21は、計算登録モード中であれば(ステップA11、Yes)、計算入力バッファ22gに記憶された数値データと演算データを計算データ記憶エリア22hに登録し、次の計算データを入力するため行番号を1増やす(ステップA12)。CPU21は、入力された演算データと入力済みの数値データをもとに演算を実行し、演算途中の結果を表示部12に表示させる(ステップA13)。
以下、同様にして、数値データと演算データの入力が繰り返されることにより、CPU21は、入力された数値データと演算データとを、行番号を更新しながら、計算データ記憶エリア22hに順次記録していく。
そして、ユーザ操作により「=」(イコール)キーが操作されると(ステップA5、Yes)、CPU21は、入力操作された演算キー(「=」キー)に応じた演算データ(演算実行データ)を入力し、それまでに入力された数値データと演算データ(演算実行データ)に応じた計算を実行し、計算結果を表示部12に表示させる(ステップA10)。CPU21は、計算入力バッファ22gに記憶された数値データと演算データ(演算実行データ)を計算データ記憶エリア22hに登録し、次の計算データを入力するため行番号を1増やす(ステップA12)。CPU21は、入力された演算データと入力済みの数値データをもとに演算を実行し、演算途中の結果を表示部12に表示させる(ステップA13)。
また、CPU21は、「=」キーに応じた演算データ(演算実行データ)が入力されているため(ステップA14、Yes)、計算データ記憶エリア22hの対象行に、表示部12に表示中の計算結果データと演算データ(演算結果マーク)とを格納し、次の入力のために履歴入力行の行番号を1増やす(ステップA15)。
ここで、計算処理の具体例を示す。例えば、図6(A)に示すように、交通費、ランチ、ディナーの予算を計算する場合を例にする。
図7(A)は、[AC]キー11aの操作により表示部12の表示がクリアされた状態の表示例を示す。なお、図7(A)では、音声出力部27から警告音等を出力するブザーモードがオンに設定されていることを示すシンボルが表示されている。ブザーモードは、デフォルトではオンに設定されている。ブザーモードは、図7(N)(O)に示すように、[AC]キー11aとシフトキー11dの同時押しの操作によって、オン/オフを切り替えることができる。[AC]キー11aとシフトキー11dとが同時押しされた場合、CPU21は、ブザーモードのオン/オフを切り替えると共に、音声出力部27からブザーモードの切り替えが完了したことを示す音「ピッ」を出力させる。
図7(B)は、数値キーにより数値データ「10」が入力され、「+」キー(加算キー)により演算データ「+」が入力された時の表示部12の表示例を示している。CPU21は、表示部12に入力された数値データ「10」を表示させると共に、演算シンボル「+」を状態表示エリアに表示させる。そして数値データ「10」と演算データ「+」を計算データ記憶エリア22hの行番号[001]に登録し、次の計算データを入力するため行番号を1増やして行番号[002]とする(ステップA12)。
続いて、ユーザによる数値キー「2」「0」と「+」キー(加算キー)の操作により数値データと演算データが入力されると、CPU21は、図7(C)に示すように、それまでの計算結果の数値データ「30」と演算シンボル「+」を表示させる。そして数値データ「20」と演算データ「+」を計算データ記憶エリア22hの行番号[002]に登録し、次の計算データを入力するため行番号を1増やして行番号[003]とする(ステップA12)。さらに、数値データ「40」が入力されると、CPU21は、図7(D)に示すように、入力された数値データ「40」を表示させる。次に「=」キーの操作により計算実行が指示されると、CPU21は、図7(E)に示すように、計算結果とする数値「70」を表示させると共に、表示部12に「=」シンボルを表示させる。そして数値データ「40」と演算データ「=」を計算データ記憶エリア22hの行番号[003]に登録し、次の計算データを入力するため行番号を1増やして行番号[004]とする(ステップA12)。さらに先の入力が「=」であるので、計算結果データ「70」と演算データ「計算結果」とを行番号[004]に登録する(図6(A)参照)。
以上により1回目の計算データが入力され、計算結果が求められる。1回目の計算データ(図6(A)の登録データ)は、以下の説明において、適宜、前回データとして扱われる。
次に、本実施形態における検算機能について説明する。
まず、検算キー11e([Re-check]キー)が操作されると(ステップA2、Yes)、CPU21は、計算モードを検算モードに設定し(ステップA7)、検算モードにあることを明示するために検算シンボル「RECHECK」を状態表示エリアに表示させる。また、CPU21は、検算用の新規の計算データを入力するため、指定行の行番号を初期値[000]に設定する。なお、検算モード移行時のデフォルト(初期)のデータモードは、今回データモードとなる。
ユーザは、計算登録モードにおいて先に実行した計算(1回目の計算)を検算するために、同じ計算のための計算データ(今回データ)の入力を開始する。
検算のための計算の対象とする数値を入力するためにユーザにより数値キーが操作されると(ステップA3、Yes)、CPU21は、入力操作された数値キーに応じた数値データを入力し、入力された数値データを表示部12において表示させる。そして行番号の表示を[001]に更新する(ステップA8)。続いて、演算キーが操作されると(ステップA4、Yes)、CPU21は、入力操作された演算キーに応じた演算データを入力し、入力された演算の演算記号を表示部12の状態表示エリア16aにおいて表示させる。CPU21は、連続計算時(計算途中)であれば、演算データに応じた演算を実行して、演算途中の結果を表示部12に表示させる(ステップA13)。
CPU21は、検算モード中である場合(ステップA16、Yes)、入力された数値データと演算データを今回データバッファ22eに記憶させる。すなわち、検算モードで入力された数値データと演算データは、今回データとして扱う。また、CPU21は、計算データ記憶エリア22hの指定行番号[001]に登録された数値データと演算データを読み出し、前回データバッファ22fに記憶させる(ステップA17)。
CPU21は、前回データバッファ22fに記憶された前回データの数値と演算コードと、今回データバッファ22eに記憶された検算のために入力された今回データの数値と演算コードとを比較する。ここで、前回データと今回データが一致する場合(ステップA18、Yes)、CPU21は、入力データ(今回データ)を表示し、計算途中であれば(「=」キーが操作されていない)、計算入力バッファ22gに記憶されたコードをもとに算出される計算途中の結果(数値)を表示する(ステップA19)。
CPU21は、前回データ(計算データ)の最終行まで検算が終了していなければ(ステップA20、Yes)、前述と同様にして、ユーザのキー入力部11に対する操作に応じて数値及び演算のコードを入力して、前回データの該当する数値及び演算のコードとを比較する。
こうして、最終行までの検算によって不一致がない場合(ステップA20、Yes)、CPU21は、検算のために入力された計算データの計算完了(検算完了)を報知する(ステップA21)。報知の出力形態としては、例えば表示部12の状態表示エリアに検算完了を示す「OK」シンボルを表示したり、特定パターンの音(例えば、「ピッピ」)を出力したりすることができる。なお、報知は、表示あるいは音の出力の何れか一方だけでも良いし、ユーザが予め選択できるようにしても良い。
ここで、キー入力部11の上キー11bあるいは下キー11cが操作された場合(ステップA22、Yes)、CPU21は、前回データ(登録済みの計算データ)の計算結果と、今回データ(計算データ)の計算結果とを切り替えて表示する(ステップA23)。すなわち、CPU21は、現在、今回データの演算結果(数値)を表示している時に、上キー11bあるいは下キー11cが操作された場合、今回データの演算結果に代えて前回データの演算結果を表示する。また、CPU21は、前回データの演算結果を表示中であることを明示するため、プレビュー(Prev)シンボルを表示部12に表示させる。
さらに、前回データの演算結果を表示している時に、上キー11bあるいは下キー11cが操作された場合、前回データの演算結果に代えて今回データの演算結果を表示し、プレビュー(Prev)シンボルを消す。
こうして、検算データにおいて入力された今回データの演算結果と前回データの演算結果とを簡単に切り替えて表示させることができる。前述した説明では、正しく検算が実行されているため、今回データと前回データの演算結果は同じとなる。本実施形態の電卓10は、後述するように、検算モードにおいて、今回データと前回データとを、それぞれ異なる数値及び演算により修正することができる。この場合、今回データと前回データの演算結果を切り替えて表示できるようにすることで、修正後の演算結果の比較を容易にすることが可能となる。
一方、前回データと今回データとが一致しないと判別した場合(ステップA18、No)、CPU21は、前回データと今回データとが不一致であることを報知する(ステップA24)。報知の出力形態としては、例えば表示部12の状態表示エリアに誤りを示す「NOT OK」シンボル(OKに斜め線で字消し)を表示したり、特定パターンの音(例えば、「ピー」)を出力したりすることができる。この報知により、ユーザは、前回(1回目)の計算データ入力時のキー操作と、今回(検算(2回目))の計算データ入力時のキー操作とが不一致であること、すなわちキー操作が誤りであることを認識することができる。
ここで、CPU21は、データモードを今回データモードに設定する。次に、検算キー11eが操作された場合(ステップA26、Yes)、CPU21は、計算モードを検算モードに設定し(ステップA7)、検算用の新規の計算データを入力するため、指定行の行番号を初期値[000]に設定する。すなわち、検算のための計算データ(今回データ)を、初めから再入力できるようにする。この場合、前述と同様にして、ユーザ操作によって今回データが入力される。
また、修正([correct])キー11fがユーザにより操作された場合(ステップA27、Yes)、CPU21は、修正モードをオンにセットすると共に、表示部12の状態表示エリアに修正モード中を表す修正シンボル「CRT」を表示させる(ステップA30)。
ここで、数値キーが操作された場合(ステップA31、Yes)、CPU21は、入力操作された数値キーに応じた数値データを入力し、入力された数値データを表示部12において表示させる(ステップA32)。続いて、演算キーが操作された場合(ステップA33、Yes)、CPU21は、入力操作された演算キーに応じた演算データを入力して、入力された演算データの演算シンボルを表示部12の状態表示エリアにおいて表示させる。
さらに、修正キー11fが操作された場合(ステップA34、Yes)、CPU21は、ユーザにより数値データ又は(及び)演算データの入力完了が指示されものと判別する。この時、今回データモードである場合(ステップA35、No)、CPU21は、表示データ(直前に入力された数値データ及び演算子データ)を、修正後の正しいデータ(今回値)として入力し、この今回値をもとにした演算結果とする数値を表示する(ステップA37)。CPU21は、修正後の演算結果を表示した後、修正モードをオフして、状態表示エリアの修正シンボル「CRT」を消去させる(ステップA39)。
CPU21は、検算の対象とする指定行の行番号が最終行でなければ(ステップA40、No)、行番号を1増やして(ステップA41)、前述したように、ユーザにより数値データ及び演算データを入力して、前回データと今回データとの比較を行う。前回データは、前回データバッファ22fのデータに登録された、計算データ記憶エリア22hの指定行番号に登録された数値データと演算データと同じデータである。
一方、指定行の行番号が計算データ記憶エリア22hの最終行である場合(ステップA40、Yes)、CPU21は、検算のために入力された計算データの計算完了(検算完了)を報知する(ステップA21)。また、CPU21は、前述と同様にして、上キー11bあるいは下キー11cの操作に応じて、修正されたデータを含む今回データについてレビュー表示をする(ステップA23)。
なお、前述した説明では、今回データモードにおいて今回データを修正しているが、本実施形態の電卓10は、前回モードデータに切り替えることで、検算モードにおいて、前回データを修正することができる。すなわち、計算データ記憶エリア22hに登録済みの指定行番号の計算データは、前回データバッファ22fのデータと同じデータに更新される。
CPU21は、検算モードにおいて入力された今回データが前回データと一致しないと判別した場合に(ステップA18)、例えば上キー11bあるいは下キー11cがユーザにより操作されると(ステップA28、Yes)、今回データモードを前回データモードに切り替える。また、CPU21は、前回データモードへの切り替えに伴い、前回データ(計算データ)を表示させると共に、前回データを処理対象としていることを明示するために、プレビュー(Prev)シンボルを表示部12に表示させる(ステップA29)。こうして、前回データについて修正可能な状態にすることができる。
前回データモードに切り替えた後、CPU21は、前述した今回データモードと同様にして、ユーザ操作に応じて数値及び演算のデータを入力して、前回データを修正することができる(ステップA27〜A33)。すなわち、計算データ記憶エリア22hに登録済みの指定行番号の計算データは、前回データバッファ22fのデータと同じデータに更新される。
前回データが修正された後に、さらに修正([correct])キー11fがユーザにより操作されると、CPU21は、修正モードオフ(通常の検算モードに戻る)する。CPU21は、前回モード中の修正モードオフか、今回モード中の修正モードオフかに応じて、以下に説明するように異なる処理を実行する。
前回データモードにおいて修正([correct])キー11fがユーザにより操作され(ステップA34、Yes)、修正モードのオフが指示された場合(ステップA35、Yes)、CPU21は、前回データを修正対象(前回データが要修正(誤り))として、表示データ(直前に入力された数値データ及び演算データ)を、前回データ(計算データ記憶エリア22hに登録済みの指定行番号の計算データ:前回データバッファ22fのデータと同じデータ)として修正する(ステップA36)。CPU21は、前回データの修正が完了すると、データモードを今回データモードに設定する(ステップA38)。CPU21は、修正モードをオフして、状態表示エリアの修正シンボル「CRT」を消去させ、今回データの対象行の計算データによる計算結果データ(又は途中計算結果データ)を表示部12に表示させる(ステップA39)。これにより、前回データの修正が完了した後に、今回データの次行の入力を続行することができる。
このように、本実施形態における電卓10の検算機能では、1回目に入力した登録済みの計算データ(前回データ)について、再入力された2回目の計算データ(今回データ)をもとに簡単に検算することができる。そして、計算データの不一致が検出された場合には、簡単な操作により1回目の前回データ、もしくは2回目の今回データを修正して検算を続けることができる。たとえば、1回目の前回データが誤りで2回目の今回データが正しい場合には、1回目の前回データを修正して検算を続けることができる。また1回目の前回データが正しく、2回目の今回データが誤り場合には、2回目の今回データを修正して検算を続けることができる。
ここで、検算機能実行時の計算処理の具体例について説明する。
例えば、図7(E)に示すように、計算結果とする数値「70」が表示され状態で検算キー11e([Re-check]キー)が操作されると、検算モードに移行される。図7(F)は、検算モードへの移行により、検算シンボル「RECHECK」が表示された表示例を示している。
ここで、前回データの検算をするために、数値「10」が入力され、「+」キー(加算キー)により演算データが入力されると、CPU21は、図7(G)に示すように、入力された数値「10」を表示させると共に、「+」シンボルを状態表示エリアに表示させる。
次に、前回データと異なる(誤った)数値「80」が入力され、「+」キーが操作されると、CPU21は、前回データと今回データとが不一致であるため不一致を示す音「ビー」を出力すると共に、「NOT OK」(OKに斜め線で字消し)シンボルを表示させる。
図6(E)には、図7(F)〜(H)に対応する検算のために入力されたデータ(今回データ)の一例を示す。
次に、図7(H)に示す前回データと異なる今回データの入力を修正する場合について説明する。
この場合、図7(H)に示す状態において、修正キー([correct]キー)11fが操作されると、CPU21は、修正モードをオンにし、図7(I)に示すように、修正シンボル「CRT」を表示させる。
次に、正しい数値「20」が入力され、「+」キー(加算キー)により演算データが入力されると、CPU21は、図7(J)に示すように、入力された数値「20」を表示させると共に、「+」シンボルを状態表示エリアに表示させる。
修正のための入力が完了して、再度、修正キー11fが操作されると、CPU21は、図7(K)に示すように、入力された数値「20」と加算の演算データ(+)に応じた演算結果「30」を表示させる。引き続き、検算のために数値データ「40」が入力され(図7(L))、「=」(イコール)キーが操作されると、CPU21は、入力された数値データ「40」を表示し、図7(M)に示すように、演算結果とする数値データ「70」を表示する。また、CPU21は、検算完了を示す「OK」シンボルを表示すると共に、音声「ピッピ」を出力する。
次に、図7(H)に示す今回データの入力を修正する場合について説明する。ここでは、検算モードにおいて入力された今回データ(計算データ)を変更して、例えば新たな予算の計算に用いる。
この場合、図7(H)に示す状態において、修正キー11fが操作されると、CPU21は、修正モードをオンにし、図8(A)に示すように、修正シンボル「CRT」を表示させる。
次に、変更する数値データ「5」が入力され、「+」キー(加算キー)により演算データが入力されると、CPU21は、図8(B)に示すように、入力された数値「5」データを表示させると共に、「+」シンボルを状態表示エリアに表示させる。
変更のための入力が完了して、再度、修正キー11fが操作されると、CPU21は、図8(C)に示すように、入力された数値データ「5」と加算の演算データ(+)に応じた演算結果データ「15」を表示させる。引き続き、検算のために数値データ「40」が入力されると、CPU21は、入力された数値データ「40」を表示し(図8(D))、「=」(イコール)キーが操作されると、CPU21は、図8(E)に示すように、演算結果データ「55」を表示する。また、CPU21は、検算完了を示す音声「ピッピ」を出力する。ここでは、今回データは、前回データと異なる計算データとなっている。すなわち、前回データについて検算が実行されていないため、CPU21は、検算完了を示す「OK」シンボルは表示しない。
図6(H)には、図8(A)〜(E)に対応する検算のために入力されたデータ(今回データ)の一例を示す。図6(H)に示す数値は、例えばランチの予算を「20」から「5」に変更した場合の予算合計を表している。
ここで、上キー11bあるいは下キー11cが操作された場合、CPU21は、図8(F)に示す前回データの計算結果データ「70」と、図8(E)(G)に示す今回データの計算結果データ「55」とを切り替えて表示する。前回データの計算結果データ「70」を表示する場合には、プレビュー(Prev)シンボルが表示される。こうして、前回データと今回データの計算結果を切り替えて表示することで、例えば、図6(A)に示す予算と図6(H)に示す予算を簡単に比較することができる。
次に、今回データに合わせて前回データを修正する場合について説明する。例えば、今回データの入力によって、図6(F)に示す数値が入力されたものとする。
この場合、図7(H)の状態において(行番号[002]の数値データ「80」が入力された状態)、例えば上キー11bが操作されると、CPU21は、今回データモードから前回データモードに切り替え、図8(H)に示すように、前回データ(行番号[002])を表示させる。図8(H)では、前回データの数値データ「20」が表示されると共に、プレビュー(Prev)シンボルが表示されている。
ここで、修正キー11fがユーザにより操作されると、CPU21は、修正モードをオンにし、図8(I)に示すように、修正シンボル「CRT」を表示させる。
次に、修正後の数値データ「80」が入力され、「+」キー(加算キー)により演算データが入力されると、CPU21は、図8(J)に示すように、入力された数値データ「80」を表示させると共に、「+」シンボルを状態表示エリアに表示させる。
修正のための入力が完了して、再度、修正キー11fがユーザにより操作されると、CPU21は、前回データモードから今回データモードに切り替え、図8(K)に示すように、プレビュー(Prev)シンボルを消去する。また、CPU21は、前回データの対象行([002])まで入力された数値「80」と加算の演算コード(+)に応じた演算結果「90」を表示させる。
引き続き、数値データ「40」が入力され、「=」(イコール)キーが操作されると、CPU21は、入力された数値データ「40」を表示し(図8(L))、図8(M)に示すように、演算結果とする数値データ「130」を表示する。また、CPU21は、検算完了を示す「OK」シンボルを表示すると共に、音声「ピッピ」を出力する。
ここで、上キー11bあるいは下キー11cが操作された場合、CPU21は、図8(M)に示す、今回データの計算結果データ「130」と、図8(M)に示す、先に修正した数値を反映させた前回データの計算結果データ「130」とを切り替えて表示する。前回データの計算結果「130」を表示する場合には、プレビュー(Prev)シンボルが表示される。こうして、修正された前回データと今回データの計算結果を切り替えて表示することで、例えば、図6(B)(F)に示す数値による演算結果を簡単に比較することができる。
次に、前回データを修正して今回データと異なる計算データに修正する場合について説明する。例えば、今回データの入力によって、図6(G)に示す数値が入力されたものとし(図6(F)と同じ)、前回データが図6(C)に示す数値データに修正されるものとする。例えば、図6(A)に示す予算を、図6(G)に示す予算(今回データ)と図6(C)に示す予算(前回データ)にそれぞれ変更し、異なる予算を比較できるようにする。
この場合、図7(H)の状態において(行番号[002]の数値データ「80」が入力された状態)、例えば上キー11bが操作されると、CPU21は、今回データモードから前回データモードに切り替え、図9(A)に示すように、前回データ(行番号[002])を表示させる。図9(A)では、前回データの数値データ「20」が表示されると共に、プレビュー(Prev)シンボルが表示されている。
ここで、修正キー11fが操作されると、CPU21は、修正モードをオンにし、図9(B)に示すように、修正シンボル「CRT」を表示させる。
次に、修正後の数値データ「18」が入力され、「+」キー(加算キー)により演算コードが入力されると、CPU21は、図9(C)に示すように、入力された数値データ「18」を表示させると共に、「+」シンボルを状態表示エリアに表示させる。
修正のための入力が完了して、再度、修正キー11fがユーザにより操作されると、CPU21は、前回データモードから今回データモードに切り替え、図9(D)に示すように、プレビュー(Prev)シンボルを消去する。また、CPU21は、今回データの対象行([002])まで入力された数値データ「80」と加算の演算コード(+)に応じた途中演算結果データ(10+80+→)「90」を表示させる。
引き続き、数値データ「40」が入力され、「=」(イコール)キーが操作されると、CPU21は、入力された数値データ「40」を表示し(図9(L))、図9(F)に示すように、演算結果データ「130」を表示する。また、CPU21は、検算完了を示す「OK」シンボルを表示させる。
ここで、上キー11bあるいは下キー11cが操作された場合、CPU21は、図9(F)(H)に示す、今回データの計算結果データ「130」と、図9(G)に示す、先に修正した数値を反映させた前回データの計算結果データ「68」とを切り替えて表示する。前回データの計算結果データ「68」を表示する場合には、プレビュー(Prev)シンボルが表示される。こうして、修正された前回データと今回データの計算結果を切り替えて表示することで、例えば、図6(C)(G)に示す数値による演算結果を簡単に比較することができる。具体的には、図6(G)に示すように、ランチを18ドルに変更した場合と、80ドルに増やした場合の見積額(合計金額)を比較表示することができる。
次に、本実施形態における確認(レビュー)機能について説明する。
CPU21は、[AC]キー11aの操作に応じて計算モードを計算登録モードに設定した後(ステップA1、Yes)、上キー11bあるいは下キー11cが操作されると(図5、ステップA50、Yes)、計算モードを確認モードに設定する。確認モードは、計算データ記憶エリア22hに登録済みの計算データを、数値データと演算データの単位で確認しながら修正可能にするモードである。
CPU21は、計算モードを確認モードに設定すると、確認モード状態にあることを示すレビュー(REV)シンボルを表示部12の状態表示エリアに表示させる。CPU21は、確認対象とする数値データと演算データが記憶された指定行を示す行番号を初期値[001]に設定する(ステップA51)。
CPU21は、計算データ記憶エリア22hの指定行の行番号に記録された数値データと演算データを読み出して、CPU21に表示させる(ステップA52)。ここで、上キー11bあるいは下キー11cが操作されると(ステップA54、Yes)、CPU21は、指定行の行番号を更新して(ステップA55)、更新後の行番号の数値データと演算データを読み出して表示部12に表示させる(ステップA52)。すなわち、CPU21は、上キー11bが操作された場合には、現在表示中の数値の直前に入力された数値データと演算シンボルを表示し、下キー11cが操作された場合には、現在表示中の数値の直後に入力された数値と演算シンボルを表示する。
こうして、 ユーザは、上キー11bあるいは下キー11cの操作により、登録済みの計算データに含まれる数値データと演算データの組を順次読み出し、計算過程の内容を表示部12に表示させて確認することができる(ステップA52、A54、A55)。
修正対象とする数値が表示された状態において、修正キー11fが操作された場合(ステップA53、Yes)、CPU21は、修正モードに設定すると共に、表示部12の状態表示エリアに修正モード中を表す修正シンボル「CRT」を表示させる(ステップA53)。
ここで、数値キーが操作された場合(ステップA56、Yes)、CPU21は、入力操作された数値キーに応じた数値データを入力し、入力された数値データを表示部12において表示させる(ステップA57)。続いて、演算キーが操作された場合(ステップA58、Yes)、CPU21は、入力操作された演算キーに応じた演算データを入力して、入力された演算データの演算シンボルを表示部12の状態表示エリアにおいて表示させる。
さらに、修正キー11fが操作された場合(ステップA59、Yes)、CPU21は、ユーザにより数値データ及び演算データの入力完了が指示されものと判別する。CPU21は、表示データ(直前に入力された数値及び演算子)を、修正後の正しいデータとして入力し、登録済み計算データの対象行のデータとして修正する(ステップA60)。CPU21は、修正された数値データ及び演算データを含む計算データの計算結果を表示部12に表示させる。
こうして、確認(レビュー)機能では、登録済みの計算データから任意の数値を読み出して修正することができる。ユーザは、計算データの内容を確認しながら、必要に応じて修正することができる。
次に、本実施形態における自動確認(オートレビュー)機能について説明する。前述した確認機能では、ユーザの上キー11bあるいは下キー11cに応じて、登録済みの計算データの数値を切り替えて表示しているが、自動確認機能ではユーザ操作無しで表示を切り換える。
CPU21は、[AC]キー11aの操作に応じて計算モードを計算登録モードに設定した後(ステップA1、Yes)、オートレビューキー11gが操作されると(図5、ステップA61、Yes)、計算モードを自動確認モードに設定する。CPU21は、計算モードを自動確認モードに設定すると、確認モード状態にあることを示すレビュー(REV)シンボルを表示部12の状態表示エリアに表示させる。CPU21は、確認対象とする数値データと演算データが記憶された指定行を示す行番号を初期値[001]に設定する(ステップA62)。
CPU21は、計算データ記憶エリア22hの指定行の行番号に記録された数値データと演算データを読み出して、CPU21に表示させる(ステップA63)。CPU21は、予め決められた所定時間(例えば2秒)が経過すると、指定行の行番号を1増やして(ステップA64)、最終行の表示が完了していなければ(ステップA65、No)、更新後の行番号の数値データと演算データを読み出して表示部12に表示させる(ステップA63)。すなわち、CPU21は、所定時間が経過する毎に、登録済みの計算データに含まれる数値データと演算データの組を順次読み出し、計算過程の内容を表示部12に表示させる(ステップA63〜A65)。
こうして、自動確認機能では、登録済みの計算データの先頭から順番に数値を読み出して表示させることができる。ユーザは、表示切換の操作をすることなく、計算データの内容を確認することができる。
なお、前述した自動確認機能では、計算データの内容を表示するだけであるが、確認機能と同様にして、ユーザ操作により修正できるようにしても良い。すなわち、計算データの何れかの数値が表示されている時に、修正キー11fが操作された場合、CPU21は、修正モードをオンにセットして、前述と同様にして修正後の数値データと演算データを入力して計算データを修正する。修正キー11fの操作により修正完了が指示された場合、CPU21は、所定時間毎の表示切り替えを再開して、修正後の数値から、あるいは計算データの最初の数値から表示する。
これにより、ユーザ操作を少なくして、登録済みの計算データについての修正が可能となる。
ここで、確認機能実行時の計算処理の具体例について説明する。ここでは、図6(C)に示す登録済みの計算データ(修正済み)を、確認機能によって図6(D)に示す数値に修正する例について説明する。
図9(I)は、ユーザにより[AC]キー11aが操作された時の表示例を示す。CPU21は、[AC]キー11aの操作に応じて、クリア状態にする(数値0を表示)。
ここで、例えば下キー11cが操作された場合、CPU21は、確認モードを設定し、図9(J)に示すように、レビューシンボルを表示させると共に、図6(C)の行番号[001]の数値データ「10」と演算データ「+」を読み出して表示させる。同様にして、下キー11cが連続して操作されると、CPU21は、図9(K)(L)に示すように、行番号[002][003]の数値データ「18」と演算データ「+」、数値データ「40」と演算データ「=」を順次読み出して表示させる。
図9(M)に示すように、行番号[003]の数値データ「40」が表示されている時に修正キー11fが操作されると、CPU21は、修正モードをオンに設定すると共に、修正シンボル「CRT」を表示させる。ここで、図6(D)に示す行番号[003]の修正後の数値データ「85」が入力され、「=」(イコール)キーが操作されると、CPU21は、入力された数値データ「85」を表示し(図9(N))、図9(O)に示すように「=」シンボルを表示する。
ここで、再度、修正キー11fが操作されると、CPU21は、図9(P)に示すように、修正後の数値「85」に応じた演算結果データ「113」を表示させる共に、修正シンボル「CRT」を消去する。
なお、前述したように、図6(D)に示す数値に登録済みの計算データを修正した後、オートレビューキー11gの操作により自動確認モードに設定された場合、CPU21は、図9(J)(K)(N)(P)に示す各行番号[001]〜[004]のデータを所定時間毎に読み出して表示する。
こうして、登録済みの計算データ(図6(C))を確認モードにおいて修正し、修正後の計算結果(図6(D))と比較することができる。具体的には、図6(D)に示すように、ディナーを85ドルに変更した場合の見積額(合計金額)を求めることができる。従って、前述した検算機能を利用することで、図6(G)に示す高額予算の見積、図6(C)に示す低額予算の見積、さらに図6(D)に示す高額予算と低額予算の間の中間予算の見積をそれぞれ算出して比較することができる。
このようにして、本実施形態における電卓10では、1回目の登録済みの計算データ(前回データ)を検算するために2回目の計算データ(今回データ)を入力しながら、1回目の計算データを修正することが可能となる。すなわち、検算処理を利用しているために、登録済みの計算データの一部を簡単な操作により修正して、別の計算データを作成して計算結果を得ることができる。従って、前述したように複数の見積を出す必要がある場合であっても、それぞれの計算データを初めから全て入力する必要がない。
なお、実施形態において記載した手法、すなわち図3〜図5のフローチャートに示す処理等の各手法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記録媒体に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、外部記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、実施形態において説明した機能と同様の処理を実現することができる。
また、各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワーク(インターネット)上を伝送させることができ、このネットワーク(インターネット)に接続されたコンピュータ(サーバ装置等)からプログラムデータを取り込み、前述した実施形態と同様の機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
ユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第1計算データを入力順に登録する計算データ登録手段と、
前記計算データ登録手段により入力順に登録された複数の第1計算データに対応して、検算のためにユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第2計算データのうち少なくとも1つ以上の第2計算データを入力毎に登録する検算データ登録手段と、
前記検算データ登録手段により前記少なくとも1つ以上の第2計算データが登録される毎に、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データと、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データに対応する入力順の前記第1計算データとが、一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データをユーザ操作に応じて修正する第1修正手段と、
前記第1修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの登録を再開する第2計算データ登録再開手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
[2]
前記判別手段により一致しないと判別された場合に、第1計算データと一致しないと判別された前記第2計算データをユーザ操作に応じて修正する第2修正手段をさらに有し、
前記第2計算データ登録再開手段は、前記第2修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの入力を再開することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
[3]
前記計算データ登録手段により登録された複数の第1計算データが計算された計算結果を表示する第1計算結果表示手段と、
前記検算データ登録手段により登録された各第2計算データが計算された計算結果を表示する第2計算結果表示手段と、
を備え、
前記第2計算結果表示手段による計算結果の表示状態から、前記第1修正手段による修正後の前記複数の第1計算データが計算された計算結果の表示状態に、切替表示する切替表示手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
[4]
前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データを表示させる不一致第1計算データ表示制御手段と、
前記第2計算データ登録再開手段により前記第2計算データの登録を再開の際に、再開時における各第2計算データが計算された途中の計算結果を表示させる第2計算結果表示制御手段と、
を備える請求項3に記載の電子機器。
[5]
前記第1修正手段により前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データが修正された後に、当該修正された第1計算データを含む複数の第1計算データを入力順に表示する登録データ表示手段を備える
請求項1〜4の何れか1項に記載の電子機器。
[6]
コンピュータを、
ユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第1計算データを入力順に登録する計算データ登録手段と、
前記計算データ登録手段により入力順に登録された複数の第1計算データに対応して、検算のためにユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第2計算データのうち少なくとも1つ以上の第2計算データを入力毎に登録する検算データ登録手段と、
前記検算データ登録手段により前記少なくとも1つ以上の第2計算データが登録される毎に、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データと、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データに対応する入力順の前記第1計算データとが、一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データをユーザ操作に応じて修正する第1修正手段と、
前記第1修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの登録を再開する第2計算データ登録再開手段として機能させるための計算処理プログラム。
10(10A,10B)…電卓、11…キー入力部、12…表示部、21…CPU、22…メモリ、22a…計算処理プログラム、22b…計算モード記憶エリア、22c…修正モード記憶エリア、22d…データモード記憶エリア、22h…計算データ記憶エリア。

Claims (7)

  1. ユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第1計算データを入力順に登録する計算データ登録手段と、
    前記計算データ登録手段により入力順に登録された複数の第1計算データに対応して、検算のためにユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第2計算データのうち少なくとも1つ以上の第2計算データを入力毎に登録する検算データ登録手段と、
    前記検算データ登録手段により前記少なくとも1つ以上の第2計算データが登録される毎に、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データと、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データに対応する入力順の前記第1計算データとが、一致するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データをユーザ操作に応じて修正対象として特定し、ユーザ操作に応じて修正する第1修正手段と、
    前記第1修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの登録を再開する第2計算データ登録再開手段と、
    前記第2計算データ登録再開手段による前記第2計算データの登録を再開の際に、再開時における各第2計算データが計算された途中の計算結果を表示させる第2計算結果表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記判別手段により一致しないと判別された場合に、第1計算データと一致しないと判別された前記第2計算データをユーザ操作に応じて修正対象として特定し、ユーザ操作に応じて修正する第2修正手段をさらに有し、
    前記第2計算データ登録再開手段は、前記第2修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの入力を再開することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記計算データ登録手段により登録された複数の第1計算データが計算された計算結果を表示する第1計算結果表示手段と、
    前記検算データ登録手段により登録された各第2計算データが計算された計算結果を表示する第2計算結果表示手段と、
    前記第2計算結果表示手段による計算結果の表示状態から、前記第1修正手段による修正後の前記複数の第1計算データが計算された計算結果の表示状態に、切替表示する切替表示手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データを表示させる不一致第1計算データ表示制御手段
    備える請求項1〜3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1修正手段により前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データが修正された後に、当該修正された第1計算データを含む複数の第1計算データを入力順に表示する登録データ表示手段を備える請求項1〜4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 電子機器の制御部により実行される方法であって、
    ユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第1計算データを入力順に登録する計算データ登録処理と、
    前記計算データ登録処理により入力順に登録された複数の第1計算データに対応して、検算のためにユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第2計算データのうち少なくとも1つ以上の第2計算データを入力毎に登録する検算データ登録処理と、
    前記検算データ登録処理により前記少なくとも1つ以上の第2計算データが登録される毎に、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データと、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データに対応する入力順の前記第1計算データとが、一致するか否かを判別する判別処理と、
    前記判別処理により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データをユーザ操作に応じて修正対象として特定し、ユーザ操作に応じて修正する第1修正処理と、
    前記第1修正処理による修正後に、前記検算データ登録処理による前記第2計算データの登録を再開する第2計算データ登録再開処理と、
    前記第2計算データ登録再開処理による前記第2計算データの登録を再開の際に、再開時における各第2計算データが計算された途中の計算結果を表示させる第2計算結果表示制御処理と、
    を実行する、計算処理方法。
  7. コンピュータを、
    ユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第1計算データを入力順に登録する計算データ登録手段と、
    前記計算データ登録手段により入力順に登録された複数の第1計算データに対応して、検算のためにユーザ操作により入力された数値データとユーザ操作により入力された演算データとを含む複数の第2計算データのうち少なくとも1つ以上の第2計算データを入力毎に登録する検算データ登録手段と、
    前記検算データ登録手段により前記少なくとも1つ以上の第2計算データが登録される毎に、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データと、前記登録された少なくとも1つ以上の第2計算データに対応する入力順の前記第1計算データとが、一致するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により一致しないと判別された場合に、前記第2計算データと一致しないと判別された前記第1計算データをユーザ操作に応じて修正対象として特定し、ユーザ操作に応じて修正する第1修正手段と、
    前記第1修正手段による修正後に、前記検算データ登録手段による前記第2計算データの登録を再開する第2計算データ登録再開手段と
    前記第2計算データ登録再開手段による前記第2計算データの登録を再開の際に、再開時における各第2計算データが計算された途中の計算結果を表示させる第2計算結果表示制御手段と、
    として機能させるための計算処理プログラム。
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