JP2017123243A - 電池パック - Google Patents

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Yuki Nakajo
祐貴 中條
加藤 崇行
Takayuki Kato
崇行 加藤
浩生 植田
Hiromi Ueda
浩生 植田
賢志 濱岡
Kenji Hamaoka
賢志 濱岡
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Abstract

【課題】異音の発生を抑制可能な電池パックを提供すること。【解決手段】電池パック1は、筐体2と、電池モジュール3と、凸部Dと、を備えている。筐体2は、カバー22と、カバー23と、電池モジュール3が固定された一対の側壁部26と、を有し、電池モジュール3を収容している。凸部Dは、制振機構として、カバー22及びカバー23に設けられている。電池パック1では、カバー22及びカバー23に凸部Dが設けられていることにより、電池モジュール3が固定された一対の側壁部26だけでなく、カバー22及びカバー23でも振動が減衰され、音が響き難い。このため、異音の発生を抑制することが可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、電池パックに関する。
電気自動車及びフォークリフト等の車両のバッテリーとして使用される電池パックが知られている。例えば、特許文献1には、電池モジュールと、電池モジュールを内部に収容するケースと、を備える電池パックが開示されている。特許文献1に記載の電池パックでは、ケースは蓋部材を有している。蓋部材の第1面には、電池モジュールに向けて突出する押圧部が形成され、押圧部により電池モジュールの振動が抑制される。
特開2014−80282号公報
上述のような電池パックでは、ケースを構成する壁部のうち電池モジュールが取り付けられている壁部は、電池モジュールの重さにより、動き難い状態にある。このような壁部では、変形が生じ難いので、剛性が高いと言える。これに対して、電池モジュールが取り付けられていない壁部では、変形が生じ易いので、剛性が低いと言える。低剛性の壁部では、振動が減衰され難く、音が響き易い。したがって、電池パックを車両に搭載した際、低剛性の壁部に起因して、異音が発生する場合がある。
本発明は、異音の発生を抑制可能な電池パックを提供する。
本発明の一側面に係る電池パックは、電池モジュールと、第1壁部、及び電池モジュールが固定された第2壁部を有し、電池モジュールを収容する筐体と、第1壁部に設けられた制振機構と、を備える。
この電池パックでは、第1壁部に制振機構が設けられていることにより、電池モジュールが固定された第2壁部だけでなく、第1壁部でも振動が減衰され、音が響き難い。このため、異音の発生を抑制することが可能となる。
第1壁部は、第1面と、第1面と反対側の第2面と、を有し、制振機構は、第1面及び第2面の一方に設けられた複数の凸部であってもよい。この場合、第1壁部の表面形状を加工することにより第1壁部の剛性を高めることができる。これにより、異音の発生を抑制することが可能となる。したがって、異音の発生を抑制するための他の部材を第1壁部に更に設ける必要がない。
第1壁部は、筐体に設けられた開口を閉塞し、第1面は、開口側に配置され、筐体は、第1面と開口の周縁部との間に配置されるシール部材を更に有し、複数の凸部は、第1面に設けられた第1凸部を含み、第1凸部の頂部は、周縁部に当接してもよい。この場合、第1凸部の第1面からの高さにより、第1面と周縁部との間の距離が規定される。したがって、第1凸部の第1面からの高さにより、シール部材の圧縮率を規定することができる。
第1壁部は、筐体内の圧力が高まると、周縁部から離間して開口を開放する可動部を含んでもよい。この場合、第1壁部の可動部は、筐体内の圧力が高まることを防ぐ、いわゆる安全弁として機能する。このように第1壁部が可動部を含んでいたとしても、可動部の動きに起因する振動が制振機構により減衰される。したがって、異音の発生を抑制することが可能となる。
制振機構は、制振層を有する制振板であってもよい。この場合、制振板により第1壁部の振動を抑制することができる。これにより、異音の発生を抑制することが可能となる。したがって、第1壁部の剛性を高めるために、第1壁部の表面を加工する必要がない。
制振板は、端部を有し、端部は、第2壁部に固定されていてもよい。この場合、制振板の端部は、剛性の高い第2壁部に固定されているので、制振板は、第1壁部の振動を一層抑制することができる。
本発明の種々の側面によれば、異音の発生を抑制可能となる。
第1実施形態に係る電池パックを示す斜視図である。 図1に示されるカバーの取り付け方を説明するための分解斜視図である。 図1のIII−III線に沿っての断面図である。 図1に示されるカバーの内面の平面図である。 第1実施形態の変形例に係る凸部を示す断面図である。 第2実施形態に係る電池パックの側面図である。 第2実施形態の変形例に係る電池パックを示す側面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一または同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
(第1実施形態)
まず、図1〜4を参照して、第1実施形態に係る電池パックについて説明する。図1は、第1実施形態に係る電池パックを示す斜視図である。図2は、図1に示されるカバーの取り付け方を説明するための分解斜視図である。図3は、図1のIII−III線に沿っての断面図である。図4は、図1に示されるカバーの内面の平面図である。
図1〜図3に示されるように、電池パック1は、筐体2と、複数の電池モジュール3と、コネクタ4と、を備えている。電池パック1は、例えば電気自動車及びフォークリフト等の車両のバッテリーとして使用される装置である。電池パック1は、所定のバッテリー収容部に収容される。
筐体2は、全体として略直方体を呈する箱体である。筐体2は、筐体2の内部に電池モジュール3を収容している。本実施形態では、筐体2は、例えば、4つの電池モジュール3を収容している。筐体2は、例えば、SS400及びSPHC等の一般的な鋼材により形成されている。
筐体2は、本体21と、カバー(第1壁部)22と、カバー(第1壁部)23と、シール部材S1と、シール部材S2と、を有している。本体21は、全体として略直方体を呈し、開口A1〜開口A4が設けられた箱体である。本体21は、底壁部24と、上壁部25と、一対の側壁部(第2壁部)26と、前壁部27と、後壁部28と、を含んでいる。本体21は、溶接又はボルト(不図示)による締結により一体化されている。
底壁部24、上壁部25、一対の側壁部26、前壁部27及び後壁部28は、略矩形状を呈している。一対の側壁部26、前壁部27及び後壁部28は、底壁部24の周縁をなす4辺に沿って立設されている。一対の側壁部26は、互いに対向している。側壁部26には、電池モジュール3をボルトB1により側壁部26に固定するための複数のネジ穴H1が設けられている。
前壁部27及び後壁部28は、互いに対向している。上壁部25は、一対の側壁部26、前壁部27、及び後壁部28のそれぞれの底壁部24と反対側の端部に接続され、底壁部24と互いに対向している。なお、一対の側壁部26の対向する方向をX方向、前壁部27及び後壁部28の対向する方向をY方向、底壁部24及び上壁部25の対向する方向をZ方向として、説明する。
底壁部24は、例えば、厚さが45mmの板材により形成されている。上壁部25は、例えば、厚さが8mmの板材により形成されている。側壁部26は、例えば、厚さが22mmの板材により形成されている。前壁部27は、例えば、厚さが6mmの板材により形成されている。後壁部28は、例えば、厚さが6mmの板材により形成されている。
上壁部25には、開口A1〜開口A4が設けられている。開口A1〜開口A4は、いずれも略矩形状を呈している。開口A1及び開口A2は、X方向に並設されている。開口A1及び開口A2は、開口A3よりも前壁部27側に設けられている。開口A3及び開口A4は、Y方向に並設されている。開口A3は、開口A4よりも前壁部27側に設けられている。上壁部25は、周縁部Raと、周縁部Rbと、を有している。
周縁部Raは、開口A1及び開口A2の周縁をなす部分である。周縁部Raは、部分R1〜部分R3を含んでいる。部分R1は、開口A1と開口A2との間に位置し、Y方向に延びている。部分R2は、開口A1を挟んで部分R1と対向し、Y方向に延びている。部分R3は、開口A2を挟んで部分R1と対向し、Y方向に延びている。部分R1及び部分R2には、カバー22をボルトB2により部分R1及び部分R2に固定するための複数のネジ孔H2が設けられている。
周縁部Rbは、開口A3及び開口A4の周縁をなす部分である。周縁部Rbは、部分R4〜部分R6を含んでいる。部分R4は、開口A3と開口A4との間に位置し、X方向に延びている。部分R5は、開口A3を挟んで部分R4と対向してX方向に延びている。部分R6は、開口A4を挟んで部分R4と対向してX方向に延びている。部分R4には、カバー23をボルトB3により部分R4に固定するための複数のネジ孔H3が設けられている。
カバー22は、矩形状を呈し、上壁部25上に配置されている。カバー22は、例えば、厚さが4.5mmの板材により形成されている。カバー22は、周縁部Raと対向している。カバー22は、開口A1及び開口A2を閉塞している。カバー22は、固定部22aと、可動部22bとを含んでいる。固定部22aは、開口A1を閉塞している。固定部22aには、ネジ孔H2に対応する位置に貫通孔H4が設けられている。固定部22aは、貫通孔H4に挿通され且つネジ孔H2に締結されるボルトB2により、部分R1及び部分R2に固定されている。
可動部22bは、開口A2を閉塞している。可動部22bは、上壁部25に固定されていない。このため、可動部22bは、固定部22aとの境界部分を回転軸として、周縁部Raから離間する方向に回転可能である。これにより、カバー22は、いわゆる安全弁として機能する。具体的には、カバー22は、筐体2内の圧力が高まり、規定圧力に達すると、周縁部Raから離間して、開口A2を開放する。より具体的には、可動部22bは、周縁部Raのうち、可動部22bと対向する部分から離間する。なお、この規定圧力は、筐体2内の圧力が高まることにより、筐体2が破損する圧力よりも低く設定されている。
図1〜図4に示されるように、カバー22は、内面(第1面)22iと、外面(第2面)22oと、を有している。内面22iは、開口A1及び開口A2側に配置され、筐体2の内面をなす面である。外面22oは、内面22iと反対側に配置され、筐体2の外面をなす面である。内面22iには、複数の凸部(制振機構)Dが設けられている。
カバー23は、矩形状を呈し、上壁部25上に配置されているカバー23は、例えば、厚さが4.5mmの板材により形成されている。カバー23は、周縁部Rbと対向している。カバー23は、開口A3及び開口A4を閉塞している。カバー23は、固定部23aと、可動部23bと、可動部23cとを含んでいる。固定部23aは、部分R4上に配置されている。固定部23aには、ネジ孔H3に対応する位置に貫通孔H5が設けられている。固定部23aは、貫通孔H5に挿通され且つネジ孔H3に締結されるボルトB3により、部分R4に固定されている。
可動部23bは、開口A3を閉塞している。可動部23cは、開口A4を閉塞している。可動部23b及び可動部23cは、上壁部25に固定されていない。このため、可動部23b及び可動部23cは、固定部23aとの境界部分を回転軸として、周縁部Rbから離間する方向に回転可能である。これにより、カバー23は、いわゆる安全弁として機能する。具体的には、カバー23は、筐体2内の圧力が高まり、規定圧力に達すると、周縁部Rbから離間して、開口A3及び開口A4を開放する。より具体的には、可動部23bは、周縁部Rbのうち、可動部23bと対向する部分から離間する。可動部23cは、周縁部Rbのうち、可動部23cと対向する部分から離間する。なお、この規定圧力は、筐体2内の圧力が高まることにより、筐体2が破損する圧力よりも低く設定されている。
カバー23は、内面(第1面)23iと、外面(第2面)23oと、を有している。内面23iは、開口A3及び開口A4側に配置され、筐体2の内面をなす面である。外面23oは、内面23iと反対側に配置され、筐体2の外面をなす面である。内面23iには、カバー22の内面22iと同様に、複数の凸部(制振機構)Dが設けられている。
凸部Dは、このように内面22i及び内面23iに設けられている。凸部Dは、例えば、半球状を呈している。凸部Dの直径は、例えば2mmであり、内面23iからの高さは、例えば1mmである。凸部Dは、例えば5mm間隔で配置されている。凸部Dは、例えばプレス加工により形成される。なお、凸部Dは、円柱状、多角柱状、円錐状、及び多角錐状等を呈していてもよい。
凸部Dは、第1凸部D1及び第2凸部D2を含んでいる。内面22iのうち周縁部Raと対向する部分には、第1凸部D1が設けられ、内面22iのそれ以外の部分には、第2凸部D2が設けられている。内面23iのうち周縁部Rbと対向する部分には、第1凸部D1が設けられ、内面23iのそれ以外の部分には、第2凸部D2が設けられている。即ち、第1凸部D1は、周縁部Ra又は周縁部Rbと対向している。第2凸部D2は、開口A1〜開口A4上に配置されている。
第1凸部D1は、頂部Daを含んでいる。頂部Daは、第1凸部D1の頂点を含む部分である。即ち、頂部Daは、第1凸部D1のうち本体21側に位置する部分であって、第1凸部D1のうち内面22i又は内面23iから最も遠くに位置する部分である。内面22iに設けられた第1凸部D1の頂部Daは、周縁部Raに当接している。また、内面23iに設けられた第1凸部D1の頂部Daは、周縁部Rbに当接している。したがって、内面22iに設けられた第1凸部D1の内面22iからの高さにより、内面22iと周縁部Raとの間の距離が規定されている。また、内面23iに設けられた第1凸部D1の内面23iからの高さにより、内面23iと周縁部Rbとの間の距離が規定されている。
シール部材S1は、電池パック1の内部に水などが浸入することを防止するための矩形環状の部材である。シール部材S1は、樹脂から構成されており、可撓性を有する。シール部材S1は、カバー22と周縁部Raとの間に配置されている。シール部材S1は、カバー22と部分R1との間には配置されていない。シール部材S1は、カバー22によって周縁部Raに押し付けられて、所定の圧縮率で圧縮されている。これにより、シール部材S1は、カバー22と上壁部25との間の密閉性を確保する。なお、シール部材S1は、部分R2において、ネジ孔H2よりも開口A1から遠い位置に配置されているが、ネジ孔H2よりも開口A1に近い位置に配置されていてもよい。
シール部材S2は、電池パック1の内部に水などが浸入することを防止するための矩形環状の部材である。シール部材S2は、樹脂から構成されており、可撓性を有する。シール部材S2は、カバー23と周縁部Rbとの間に配置されている。シール部材S2は、カバー23と部分R4との間には配置されていない。シール部材S2は、カバー23によって周縁部Rbに押し付けられて、所定の圧縮率で圧縮されている。これにより、シール部材S2は、カバー23と上壁部25との間の密閉性を確保する。
電池モジュール3は、複数の電池セル(不図示)、一対のエンドプレート11、及び一対のブラケット12を有している。電池セルは、リチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池といった蓄電池、または電気二重層キャパシタ等である。複数の電池セルは、互いに電気的に接続されて、Y方向に配列されている。一対のエンドプレート11は、このように配列された複数の電池セルのY方向の両側に配置されている。一対のエンドプレート11は、複数の電池セルを互いに固定し、一体化している。
ブラケット12は、複数の電池セルを筐体2に固定して取り付けるための部材である。ブラケット12は、複数の電池セルのY方向の両側で、エンドプレート11に取り付けられている。ブラケット12は、例えば、ボルト(不図示)でエンドプレート11に取り付けられている。ブラケット12には、電池モジュール3を側壁部26に固定するための複数の貫通孔H6が設けられている。貫通孔H6は、ネジ穴H1とX方向から見て重なっている。電池モジュール3は、貫通孔H6に挿通され且つネジ穴H1に締結されるボルトB1により、側壁部26に固定されている。
コネクタ4は、電池パック1と外部装置とを接続する部分である。コネクタ4は、例えば前壁部27の上壁部25側に配置されている。
以上説明したように、電池パック1の筐体2は、電池モジュール3が固定された一対の側壁部26と、電池モジュール3が固定されていない底壁部24、上壁部25、前壁部27、後壁部28、カバー22及びカバー23と、を有している。電池モジュール3の重さにより、側壁部26は動き難い状態にある。このため、側壁部26では、変形が生じ難いので、電池モジュール3が固定されていない場合に比べて、剛性が高いと言える。ここでは、側壁部26は、電池モジュール3をボルトB1で固定するので、カバー22及びカバー23等よりも比較的厚い板材により形成されており、その点でも剛性が高い。
これに対して、カバー22及びカバー23には、複数の凸部Dが設けられている。これにより、カバー22及びカバー23の剛性が高まるので、電池パック1を車両に搭載した際、振動が減衰され、音が響き難くなる。即ち、複数の凸部Dは、制振機構として機能し、カバー22及びカバー23には、制振機構が設けられていると言える。このような構成により、電池パック1では、異音の発生を抑制することが可能となる。
特に、カバー22は、可動部22bを含み、安全弁として機能している。このため、可動部22bの動きに起因して振動が生じ易いところ、本実施形態では、カバー22に制振機構が設けられている。また、カバー23は、可動部23b及び可動部23cを含み、安全弁として機能している。このため、可動部23b及び可動部23cの動きに起因して振動が生じ易いところ、本実施形態では、カバー23に制振機構が設けられている。したがって、カバー22及びカバー23では、振動が減衰され、音が響き難くなる。この結果、異音の発生を抑制することが可能となる。
また、複数の凸部Dは、カバー22及びカバー23の表面形状を加工することにより形成されるので、制振機構として、異音の発生を抑制するための他の部材をカバー22及びカバー23に更に設ける必要がない。したがって、電池パック1の構成を簡易化することができる。
内面22iに設けられた第1凸部D1の頂部Daは、周縁部Raに当接しているので、第1凸部D1の内面22iからの高さにより、内面22iと周縁部Raとの間の距離が規定されている。したがって、第1凸部D1の内面22iからの高さにより、シール部材S1の圧縮率を容易に規定することができる。また、内面23iに設けられた第1凸部D1の頂部Daは、周縁部Rbに当接しているので、第1凸部D1の内面23iからの高さにより、内面23iと周縁部Rbとの間の距離が規定されている。したがって、第1凸部D1の内面23iからの高さにより、シール部材S2の圧縮率を容易に規定することができる。
これにより、シール部材S1及びシール部材S2を所望の圧縮率で圧縮することができるので、シール部材S1及びシール部材S2を圧縮し過ぎて破損させることを抑制することが可能となる。逆に、シール部材S1及びシール部材S2の圧縮が弱過ぎて、筐体2の密閉性が確保できないといったことも抑制することが可能となる。
図5は、第1実施形態の変形例に係る凸部を示す断面図である。図5に示されるように、凸部DAは、筐体2の外部に向かって外面22oから突出している凸部であり、筐体2の外部に向かって内面22iから窪んでいる凹部でもある。凸部DAは、例えば、板厚が一様な板材をエンボス加工することにより得られる。凸部DAが設けられる場合、凸部D(図3参照)が設けられる場合よりも、カバー22の体積が減る。このため、凸部DAによれば、カバー22を軽量化することができる。また、凸部DAは、筐体2の外部に向かって突出しているので、筐体2内の熱を、筐体2の外部に放出し易くなる(冷却フィン効果)。なお、凸部DAがカバー23に設けられてもよい。
(第2実施形態)
図6を参照して、第2実施形態に係る電池パックについて説明する。図6は、第2実施形態に係る電池パックの側面図である。図6に示されるように、電池パック1Aでは、主に、制振機構として凸部D(図3参照)の代わりに制振鋼板(制振板)15が設けられている点で、電池パック1(図3参照)と相違している。具体的には、後壁部28には、ボルトB4及びボルトB5により、一対の制振鋼板15が固定されている。なお、図6では、電池パック1Aを後壁部28側から見た側面図が示されている。
制振鋼板15は、細長い略矩形状の部材であり、制振鋼板15の厚さ方向で互いに対向する一対の鋼板と、一対の鋼板の間に挟まれた制振層と、を有している。制振層は、例えば粘弾性樹脂で形成され、変形時に粘弾性樹脂がずり変形を生じることにより、振動エネルギーを熱エネルギーに変換する。これにより、制振鋼板15は、振動を抑制する。一対の制振鋼板15は、互いに交差し、X字状を呈した状態で後壁部28に固定されている。制振鋼板15は、長手方向の一対の端部15aと、長手方向の中央部15bと、を有している。端部15a及び中央部15bには、貫通孔(不図示)が設けられている。
後壁部28の4つの角部C1〜C4、及び重心部C5には、一対の制振鋼板15を固定するためのネジ穴(不図示)が設けられている。角部C1及び角部C2は、上壁部25側の角部であり、角部C3及び角部C4は、底壁部24側の角部である。角部C1〜角部C4は、図6に示された状態において、時計回りに配置されている。即ち、角部C1及び角部C3は、互いに対角をなし、角部C2及び角部C4は互いに対角をなしている。角部C1〜角部C4に設けられたネジ穴は、側壁部26まで達している。重心部C5は、角部C1及び角部C3同士を結んだ直線の中央に位置する部分である。重心部C5は、角部C2及び角部C4同士を結んだ直線の中央に位置する部分でもある。
制振鋼板15を後壁部28に固定する方法について以下に説明する。まず、一方の制振鋼板15を後壁部28上に配置する。このとき、一方の制振鋼板15の一対の端部15aの貫通孔が角部C1及び角部C3のネジ穴とY方向から見て重なると共に、中央部15bの貫通孔が重心部C5のネジ穴とY方向から見て重なるように、一方の制振鋼板15を配置する。続いて、ボルトB4を端部15aの貫通孔に挿通し、角部C1及び角部C3のネジ穴に締結する。
次に、他方の制振鋼板15を後壁部28上に配置し、一対の制振鋼板15が互いに交差し、X字状を呈する状態とする。このとき、他方の制振鋼板15の一対の端部15aの貫通孔が角部C2及び角部C4のネジ穴とY方向から見て重なると共に、中央部15bの貫通孔が重心部C5のネジ穴及び一方の制振鋼板15の中央部15bの貫通孔とY方向から見て重なるように、他方の制振鋼板15を配置する。一方の制振鋼板15の中央部15bは、他方の制振鋼板15の中央部15bと後壁部28との間に挟まれた状態となる。
続いて、ボルトB4を端部15aの貫通孔に挿通すると共に、角部C2及び角部C4のネジ穴に締結する。更に、ボルトB5を一対の制振鋼板15の中央部15bに挿通すると共に、重心部C5のネジ穴に締結する。以上のようにして、一対の制振鋼板15がボルトB4及びボルトB5により後壁部28に固定される。
後壁部28の振動の振幅は、重心部C5で大きく、角部C1〜角部C4で小さい。制振鋼板15は、重心部C5と角部C1〜角部C4と、を接続しているので、重心部C5の振動を一層減衰させることができる。これにより、後壁部28の振動を効率的に減衰させ、異音の発生を抑制することができる。
図7は、第2実施形態の変形例に係る電池パックを示す側面図である。図7に示されるように、電池パック1Bでは、主に、制振鋼板15の数、形状及び後壁部28への取り付け方の点で、電池パック1A(図6参照)と相違している。具体的には、電池パック1Bには、3つの制振鋼板15が設けられている。3つの制振鋼板15は、X方向に延び、Z方向に並んで配置された状態で後壁部28に固定されている。
後壁部28のX方向の一対の端部C6、及びX方向の中央部C7のそれぞれには、一対の制振鋼板15を固定するための複数のネジ穴(不図示)がZ方向に並んで設けられている。端部C6に設けられたネジ穴は、側壁部26まで達している。制振鋼板15の端部15aの貫通孔は、端部C6のネジ穴とY方向から見て重なる。制振鋼板15の中央部15bの貫通孔は、中央部C7のネジ穴とY方向から見て重なる。
制振鋼板15は、端部C6にボルトB6により固定されると共に、中央部C7にボルトB7により固定されている。即ち、制振鋼板15は、端部C6と、中央部C7とを接続するように固定されている。ボルトB6は、端部15aの貫通孔に挿通され、端部C6のネジ穴に締結されている。ボルトB6は、側壁部26に達し、側壁部26に締結されている。即ち、端部15aは、側壁部26に固定されている。ボルトB7は、中央部15bの貫通孔に挿通され、中央部C7のネジ穴に締結されている。
後壁部28の振動の振幅は、中央部C7で大きく、端部C6で小さい。制振鋼板15は、中央部C7と端部C6と、を接続しているので、中央部C7の振動を一層減衰させることができる。これにより、後壁部28の振動を効率的に減衰させ、異音の発生を抑制することができる。
以上説明したように、電池パック1A及び電池パック1Bでは、制振機構として、制振層を有する制振鋼板15を備えている。これにより、後壁部28の振動を抑制することができるので、異音の発生を抑制することが可能となる。また、後壁部28の表面を加工する必要がないので、例えば、表面の加工が困難な材料によっても、後壁部28を形成することができる。
また、制振鋼板15の端部15aは、電池モジュール3が固定されて剛性が高い側壁部26に固定されている。このため、制振鋼板15は、後壁部28の振動を一層抑制することができる。これにより、異音の発生を更に抑制することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、または他のものに適用したものであってもよい。
制振機構(凸部D、制振鋼板15)は、電池モジュール3が固定されていない壁部に設けられればよく、例えば、底壁部24、上壁部25、前壁部27、後壁部28、カバー22及びカバー23の少なくとも一つに設けられればよい。制振機構は、更に一対の側壁部26に設けられてもよい。制振機構の数が増えるほど、異音を抑制する効果が高まる。
電池パック1では、凸部D及び制振鋼板15の両方が設けられてもよい。カバー22において、凸部Dは、内面22i及び外面22oの両面に設けられてもよい。同様に、カバー23において、凸部Dは、内面23i及び外面23oの両面に設けられてもよい。このように凸部が両面に設けられることで、異音の発生を更に抑制することが可能となる。また、変形例に係る凸部DAは、筐体2の内部に向かって外面22oから窪んでいる凹部であり、筐体2の内部に向かって内面22iから突出している凸部であってもよい。
電池パック1A及び電池パック1Bでは、底壁部24、上壁部25、前壁部27、後壁部28、カバー22及びカバー23の一部又は全体を制振鋼板により形成してもよい。
電池パック1Aでは、端部15aが必ずしも角部C1〜角部C4に取り付けられていなくてもよく、中央部15bが必ずしも重心部C5に取り付けられていなくてもよい。また、電池パック1Bでは、端部15aが必ずしも端部C6に取り付けられていなくてもよく、中央部15bが必ずしも中央部C7に取り付けられていなくてもよい。特に、制振鋼板15が可動部22b、可動部23b及び可動部23cに設けられる場合、制振鋼板15は、可動部22b、可動部23b及び可動部23c内に設けられてもよい。これにより、例えば、固定部22aと可動部22bとに跨って制振鋼板15が設けられる場合、及び、固定部23aと可動部23b又は可動部23cとに跨って制振鋼板15が設けられる場合等に比べて、可動部22b、可動部23b及び可動部23cの動きが阻害され難い。
電池パック1A及び電池パック1Bでは、制振鋼板15は、必ずしもボルトB4〜ボルトB7によって後壁部28に取り付けられる必要はなく、制振鋼板15は、例えば、磁石及び接着剤等によって後壁部28に取り付けられてもよい。
1,1A,1B…電池パック、2…筐体、3…電池モジュール、15…制振鋼板(制振機構)、15a…端部、22,23…カバー(第1壁部)、22b,23b,23c…可動部、22i,23i…内面(第1面)、22o,23o…外面(第2面)、26…側壁部(第2壁部)、A1〜A4…開口、D、DA…凸部(制振機構)、Da…頂部、D1…第1凸部、Ra,Rb…周縁部、S1,S2…シール部材。

Claims (6)

  1. 電池モジュールと、
    第1壁部、及び前記電池モジュールが固定された第2壁部を有し、前記電池モジュールを収容する筐体と、
    前記第1壁部に設けられた制振機構と、を備える、電池パック。
  2. 前記第1壁部は、第1面と、前記第1面と反対側の第2面と、を有し、
    前記制振機構は、前記第1面及び前記第2面の一方に設けられた複数の凸部である、請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記第1壁部は、前記筐体に設けられた開口を閉塞し、
    前記第1面は、前記開口側に配置され、
    前記筐体は、前記第1面と前記開口の周縁部との間に配置されるシール部材を更に有し、
    前記複数の凸部は、前記第1面に設けられた第1凸部を含み、
    前記第1凸部の頂部は、前記周縁部に当接する、請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記第1壁部は、前記筐体内の圧力が高まると、前記周縁部から離間して前記開口を開放する可動部を含む、請求項3に記載の電池パック。
  5. 前記制振機構は、制振層を有する制振板である、請求項1に記載の電池パック。
  6. 前記制振板は、端部を有し、
    前記端部は、前記第2壁部に固定されている、請求項5に記載の電池パック。
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