JP2017123091A - レギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータを提供することを目的とする。
【解決手段】レギュレータ100は、誤差増幅回路104の出力によって制御される出力トランジスタM1と、第1の端子101にゲートが接続された第1のMOSトランジスタM2と、ソースが第2の端子102に接続され、ゲートとドレインが前記第1のMOSトランジスタM2のドレインに接続された第2のMOSトランジスタM3と、ドレインが出力トランジスタM1のドレインと接続され、ゲートが第2のMOSトランジスタM3のゲートに接続され、ソースが第2の端子102に接続された第3のMOSトランジスタM4と、を有し、誤差増幅回路104の出力が、信号処理回路110又は210を介して第1のMOSトランジスタM2のソースに接続されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レギュレータに関する。
ボルテージレギュレータ(以下、レギュレータと呼ぶ)において、出力トランジスタに流れるオフリーク電流の影響により、出力電流が少なく、温度が高いときに、レギュレータの出力電圧が上昇する場合がある。この出力電圧の上昇を防ぐため、出力トランジスタのオフリーク電流と同程度の大きさの電流を流す回路を付加したレギュレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5に、特許文献1に開示された従来のレギュレータの構成の一例を示す。図5において、トランジスタM502には、出力トランジスタM501とトランジスタM502とのサイズ比に応じて、出力トランジスタM501のオフリーク電流Ioutに比例したオフリーク電流Iが流れる。例えば、出力トランジスタM501のゲート長をL1、ゲート幅をW1、トランジスタM502のゲート長をL2、ゲート幅をW2とするとIとIoutの比は、I/Iout=(W2/L2)/(W1/L1)となる。
この比に応じた電流がトランジスタM502に流れる。そして、トランジスタM502と同一の電流がトランジスタM503に流れ、トランジスタM503とM504のトランジスタサイズの比に応じてトランジスタM503とM504には比例した電流が流れる。上記の構成で、出力トランジスタM501のオフリーク分の電流値と同等の電流値をトランジスタM504に引き込むことにより、出力トランジスタのオフリークによる出力電圧の上昇を押さえることができる。
なお、上記の構成では、レギュレータの出力電流の大小に関わらず、高温になると、トランジスタM502のリーク電流に応じたトランジスタM504の電流が流れる。従って、レギュレータの負荷が重いとき(出力電流が多いとき)、出力トランジスタM501のオフリーク電流を補正する回路で無駄な電流が消費される。
図6に、特許文献1に開示された従来のレギュレータの構成の別の一例を示す。図5において、レギュレータの負荷が軽い場合、誤差増幅回路2は出力トランジスタM501をオフさせる方向に制御する。このとき、同じ誤差増幅回路2の制御により、トランジスタM502がオフされる方向に制御される。これにより、インバータ回路601の入力は定電流回路12によって低レベルに引かれているため、低レベルとなる。このため、インバータ回路11はトランジスタM506をオンし、出力トランジスタM501のオフリークを補正する回路(M502、M503、及びM504)は動作する。
一方、レギュレータの負荷が重くなると、トランジスタM505はオンし、インバータ回路11の入力は高レベルとなり、トランジスタM506をオフする。トランジスタM506がオフされるためトランジスタM502のオフリーク電流は流れず、出力トランジスタ3のオフリーク電流を補正する回路は停止する。
上記の構成により、レギュレータの負荷が重いとき(出力電流が多いとき)、出力トランジスタM501のオフリーク電流を補正する回路による、消費電流を減らすことができる。
特開平10−301642号公報
特許文献1に開示されたレギュレータによれば、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減させることができる。しかし、レギュレータを搭載する装置等の小型化、低価格化等に伴い、より少ない素子数で、軽負荷、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータが求められている。
本発明の実施の形態は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、従来の技術より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータを提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によるレギュレータ(100)は、レギュレータ(100)の出力電圧が出力される出力端子(107)と、前記レギュレータ(100)の第1の端子(101)と第2の端子(102)との間に接続された基準電圧回路(103)と、2つの入力を有し、一方の入力に前記基準電圧回路(103)の出力が接続された誤差増幅回路(104)と、前記誤差増幅回路(104)の出力によって制御され、前記出力電圧を出力する第1導電型(Pチャネル)の出力トランジスタ(M1)と、前記第1の端子(101)と前記第2の端子(102)との間に前記出力トランジスタ(M1)と直列に接続され、前記出力トランジスタ(M1)の前記出力電圧を分圧し、分圧した分圧電圧が前記誤差増幅回路(104)の他方の入力に接続された分圧抵抗(R1、R2)と、前記第1の端子(101)にゲートが接続された第1のMOSトランジスタ(M2)と、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続され、ソースが前記第2の端子(102)に接続され、ゲートとドレインが接続された第2導電型(Nチャネル)の第2のMOSトランジスタ(M3)と、ドレインが前記出力トランジスタ(M1)のドレインと接続され、ゲートが前記第2のMOSトランジスタ(M3)のゲートに接続され、ソースが前記第2の端子(102)に接続された第2導電型(Nチャネル)の第3のMOSトランジスタ(M4)と、信号処理回路(110又は210)と、を有し、前記誤差増幅回路(104)の出力が、前記信号処理回路(110又は210)を介して前記第1のMOSトランジスタ(M2)のソースに接続されていることを特徴とする。
好ましくは、信号処理回路(110)は、ゲートが前記誤差増幅回路(104)の出力に接続され、ソースが前記第1の端子(101)に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタ(M5)と、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続された電流源(106)と、入力と出力を有するインバータ(105)と、を有し、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインが、前記インバータ(105)の前記入力に接続され、前記インバータ(105)の前記出力が、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のソースに接続されていることを特徴とする。
好ましくは、信号処理回路(210)は、ゲートが前記誤差増幅回路(104)の出力に接続され、ソースが前記第1の端子(101)に接続された第1導電型(Pチャネル)の第4のMOSトランジスタ(M5)と、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続された電流源(106)と、二つの入力を有するコンパレータ(211)と、を有し、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインが、前記コンパレータ(211)の一方の入力に接続され、前記コンパレータ(211)の他方の入力に基準電圧(212)が接続され、前記コンパレータ(211)の出力が、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のソースに接続されていることを特徴とする。
また、本発明の別の一実施態様によるレギュレータ(100)は、レギュレータ(100)の出力電圧が出力される出力端子(107)と、前記レギュレータ(100)の第1の端子(101)と第2の端子(102)との間に接続された基準電圧回路(103)と、2つの入力を有し、一方の入力に前記基準電圧回路(103)の出力が接続された誤差増幅回路(104)と、前記誤差増幅回路(104)の出力によって制御され、前記出力電圧を出力する第1導電型(Pチャネル)の出力トランジスタ(M1)と、前記第1の端子(101)と前記第2の端子(102)との間に前記出力トランジスタと(M1)直列に接続され、前記出力トランジスタ(M1)の前記出力電圧を分圧し、分圧した分圧電圧が前記誤差増幅回路(104)の他方の入力に接続された分圧抵抗(R1、R2)と、ゲートとソースが接続された第1のMOSトランジスタ(M2)と、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続され、ソースが前記第2の端子(102)に接続され、ゲートとドレインが接続された第2導電型(Nチャネル)の第2のMOSトランジスタ(M3)と、ドレインが前記出力トランジスタ(M1)のドレインと接続され、ゲートが前記第2のMOSトランジスタ(M3)のゲートに接続され、ソースが前記第2の端子(102)に接続された第2導電型(Nチャネル)の第3のMOSトランジスタ(M4)と、信号処理回路(110又は210)と、を有し、前記誤差増幅回路(104)の出力が、信号処理回路(110又は210)を介して前記第1のMOSトランジスタ(M2)のゲートとソースに接続されていることを特徴とする。
好ましくは、前記信号処理回路(110)は、ゲートが前記誤差増幅回路(104)の出力に接続され、ソースが前記第1の端子(101)に接続された第1導電型(Pチャネル)の第4のMOSトランジスタ(M5)と、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続された電流源(106)と、入力と出力を有するインバータ(105)と、を有し、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインが、前記インバータ(105)の前記入力に接続され、前記インバータ(1059の前記出力が、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のゲートとソースに接続されていることを特徴とする。
好ましくは、前記信号処理回路(210)は、ゲートが前記誤差増幅回路(104)の出力に接続され、ソースが前記第1の端子(101)に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタと、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続された電流源(106)と、二つの入力を有するコンパレータ(211)と、を有し、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインが、前記コンパレータ(211)の一方の入力に接続され、前記コンパレータ(211)の他方の入力に基準電圧(212)が接続され、前記コンパレータ(211)の出力が、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のゲートとソースに接続されていることを特徴とする。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、第1のMOSトランジスタを高温時のリーク電流の発生源として、又スイッチ素子として兼用させることにより、従来の技術より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータを提供することができる。
第1の実施形態に係るレギュレータの構成図である。 第2の実施形態に係るレギュレータの構成図である。 第3の実施形態に係るレギュレータの構成図である。 第4の実施形態に係るレギュレータの構成図である。 従来のレギュレータの構成の一例を示す図である。 従来のレギュレータの構成の別の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るレギュレータの構成図である。
図1において、レギュレータ100は、電源電圧Vinが供給される第1の端子101、接地電圧GNDに接続される第2の端子102、及び出力電圧Voutを出力する出力端子107を有する。レギュレータ100は、第1の端子101に入力された電源電圧Vinを所定の出力電圧Voutに降圧して出力する定電圧回路である。
図1に示すレギュレータ100は、基準電圧回路103、誤差増幅回路104、出力トランジスタM1、分圧抵抗R1、R2、第1のMOSトランジスタM2、第2のMOSトランジスタM3、第3のMOSトランジスタM4、及び信号処理回路110等を有する。
基準電圧回路103は、第1の端子101と第2の端子102との間に接続され、出力電圧Voutに応じた基準電圧(以下、Vrefと呼ぶ)を出力する。
誤差増幅回路104は、2つの入力のうち、一方の入力(−)に基準電圧回路103の出力であるVrefが接続され、他方の入力(+)には、出力電圧Voutを分圧抵抗R1、R2で分圧した分圧電圧が接続されている。誤差増幅回路104は、基準電圧回路103が出力するVrefと、分圧抵抗R1、R2が出力する分圧電圧との差を増幅し出力する差動増幅器である。
出力トランジスタM1は、誤差増幅回路104の出力によって制御され、出力電圧Voutを出力するPチャネル型(第1導電型)のトランジスタ(例えば、MOS−FET)である。出力トランジスタM1は、そのソースが第1の端子101に接続され、そのドレインが出力端子107に接続されると共に、分圧抵抗R1、R2を介して第2の端子102に接続されている。
分圧抵抗R1、R2は、第1の端子101と第2の端子102との間に、出力トランジスタM1と直列に接続され、出力トランジスタM1の出力電圧を分圧して、分圧した分圧電圧が誤差増幅回路104の他方の入力(+)に接続されている。例えば、2つの分圧抵抗R1、R2の抵抗値をそれぞれ、r1、r2、出力電圧をVoutとすると、分圧電圧(以下、Vpと呼ぶ)は、Vp=Vout×r2/(r1+r2)となる。
誤差増幅回路104は、基準電圧回路103から入力されるVfと、分圧抵抗R1、R1から入力されるVpとを比較し、VrefとVsとが常に等しくなるように出力トランジスタM1を制御する。
上記の構成において、出力トランジスタM1は、電流能力を高くするため、大面積で微細化された素子が用いられる。また、出力トランジスタM1には、ジャンクションにリーク電流が発生し、高温時には、さらに大きなリーク電流が発生する。
また、レギュレータ100を搭載するウェアラブル端末等のモバイル機器は、低消費電力化のため消費電流が少なくなる場合があり、レギュレータの消費電流を低減するため分圧抵抗R1、R2の抵抗値は高く設定される。
そのため、レギュレータ100は、軽負荷、高温時の出力トランジスタM1のリーク電流により、分圧抵抗R1、R2に流れる電流が増加し、出力電圧が設定値よりも上昇する場合がある。
本実施形態に係るレギュレータは、軽負荷、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するために、以下の構成を有する。
第1のMOSトランジスタM2は、Pチャネル型(第1導電型)のMOSトランジスタである。第1のMOSトランジスタM2のゲートは第1の端子101に接続され、ソースは信号処理回路110の出力に接続されている。
例えば、信号処理回路110からの出力が高レベル(例えば、電源電圧Vinと同等の電圧)であるものとする。この場合、第1のMOSトランジスタM2には、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比に応じて、出力トランジスタM1のリーク電流Ioutに比例したリーク電流Iが流れる。例えば、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比が100対1である場合、第1のMOSトランジスタM2には、出力トランジスタM1のリーク電流Ioutに比例したリーク電流I(I=Iout/100)が流れる。一方、信号処理回路110からの出力が低レベル(例えば、接地電位GNDと同等の電圧)である場合、第1のMOSトランジスタM2には、リーク電流が流れない。
第2のMOSトランジスタM3は、第1のMOSトランジスタM2のドレインと第2の端子102との間に接続されたNチャネル型(第2導電型)のMOSトランジスタである。第2のMOSトランジスタM3のソースは第2の端子102に接続され、そのゲートとドレインが接続されている。この第2のMOSトランジスタM3には、第1のMOSトランジスタM2のリーク電流Iが流れる。
第3のMOSトランジスタM4は、そのドレインが出力トランジスタM1のドレインと接続され、そのゲートが第2のMOSトランジスタM3のゲートに接続され、そのソースが第2の端子102に接続されたNチャネル型のMOSトランジスタである。第3のMOSトランジスタM4には、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4との比に応じて、第2のMOSトランジスタM3を流れる電流Iに比例した電流iが流れる。
例えば、信号処理回路110からの出力が高レベルであり、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4とのサイズ比が1対100である場合、第3のMOSトランジスタM4には、電流i(i=100×I=Iout)が流れる。この場合、第3のMOSトランジスタM4には、出力トランジスタM1のリーク電流Ioutと同等の電流が流れることになる。一方、信号処理回路110からの出力が低レベルである場合、第3のMOSトランジスタM4には電流が流れない。
信号処理回路110は、第1の端子101と第2の端子102に接続され、入力された誤差増幅回路104の出力に基づいて、出力トランジスタM1の出力電流Ioutが所定の値より減少したことを検知する。また、信号処理回路110は出力トランジスタM1の出力電流Ioutが所定の値より減少したことを検知したとき、高レベル(例えば、電源電圧Vinと同等の電圧)を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。
図1において、第1の実施形態に係る信号処理回路110は、第4のMOSトランジスタM5、電流源106、及びインバータ105を有する。
第4のMOSトランジスタM5は、ゲートが誤差増幅回路104に接続され、ソースが第1の端子101に接続されたPチャネル型(第1導電型)のMOSトランジスタである。
電流源106は、第4のMOSトランジスタM5と第2の端子102との間に接続され、所定の電流が流れる定電流回路である。
インバータ105は、その入力が第4のMOSトランジスタM5のドレインに接続され、その出力が第1のMOSトランジスタM2のソースに接続された反転回路である。インバータ105は、例えば、電源電圧Vinが供給され、入力レベルが低レベルである場合、高レベル(電源電圧Vinと同等の電圧)の信号を出力し、入力レベルが高レベルである場合、低レベル(接地電圧GNDと同等の電圧)の信号を出力する。
信号処理回路110において、誤差増幅回路104の出力によって出力トランジスタM1の出力電流Ioutが減少すると、それに比例して第4のMOSトランジスタM5に流れる電流も減少する。また、電流源106を流れる電流値は、出力トランジスタM1を流れる出力電流Ioutが所定の値より少なくなり、第4のMOSトランジスタM5に流れる電流がしきい値以下となったとき、インバータ105の入力レベルが低レベルとなるように予め設定されている。
上記の構成により、信号処理回路110は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値より少ない(負荷が軽い)ことを検知したとき、第1の端子101と同等の電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。これにより、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタには、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比(例えば、100対1)に応じたリーク電流I(例えば、I=Iout/100)が流れる。また、第3のMOSトランジスタM4には、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4とのサイズ比(例えば、100対1)に応じた電流i(例えば、i=100×I=Iout)が流れる。
従って、レギュレータ100は、負荷が軽いとき、出力トランジスタM1のリーク電流Ioutと同等の電流iが、第3のMOSトランジスタM4に引き込まれ、出力トランジスタM1のリーク電流による出力電圧Voutの上昇を抑えることができる。
一方、信号処理回路110は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値以上のとき(負荷が重いとき)、第2の端子102と同じ電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。これにより、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタM3には、リーク電流Iが流れない。
従って、レギュレータ100は、負荷が重いとき、出力トランジスタM1のリーク電流を補正する回路(第1のMOSトランジスタM2、第2のMOSトランジスタM3、及び第3のMOSトランジスタM4)による消費電流を減らすことができる。
以上より、本実施形態によれば、従来のレギュレータ(例えば、図6に示すレギュレータ)より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータ100を提供することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、図1に示した第1の実施形態に係るレギュレータ100の信号処理回路110の別の一例について説明する。
図2は、第2の実施形態に係るレギュレータの構成図である。図2において、レギュレータ100は、信号処理回路210の構成が、図1に示す第1の実施形態に係る信号処理回路110の構成と異なっている。なお、レギュレータ100の信号処理回路210以外の構成は、図1に示す第1の実施形態に係るレギュレータと同じなので、ここでは差分を中心に説明を行う。
信号処理回路210は、第1の端子101と第2の端子102とに接続され、入力された誤差増幅回路104の出力に基づいて、出力トランジスタM1の出力電流Ioutが所定の値より減少したことを検知する。また、信号処理回路210は出力トランジスタM1の出力電流Ioutが所定の値より減少したことを検知したとき、高レベル(例えば、電源電圧Vinと同等の電圧)を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。
図2において、第2の実施形態に係る信号処理回路210は、第4のMOSトランジスタM5、電流源106、及びコンパレータ211を有する。
なお、第4のMOSトランジスタ、及び電流源106については、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
コンパレータ211は、負(−)の入力と正(+)の入力との2つの入力を有し、負の入力は、第4のMOSトランジスタM5のドレインに接続され、正の入力は、基準電圧212に接続されている。コンパレータ211は、例えば、電源電圧Vinが供給され、負の入力の電圧が正の入力の電圧より高いとき、低レベル(接地電圧GNDと同等の電圧)の信号を出力し、負の入力の電圧が正の入力の電圧より低いとき、高レベル(電源電圧Vinと同等の電圧)の信号を出力する。
図2の例では、コンパレータ211は、負の入力に接続された第4のMOSトランジスタM4のドレインの電圧が、基準電圧212(例えば、Vin/2)より低いとき、高レベル(電源電圧Vinと同等の電圧)の信号を出力する。また、コンパレータ211は、第4のMOSトランジスタM5のドレインの電圧が、基準電圧212より低いとき、低レベル(接地電圧GNDと同等の電圧)の信号を出力する。
図2において、誤差増幅回路104の出力によって出力トランジスタM1の出力電流Ioutが減少すると、それに比例して第4のMOSトランジスタM5に流れる電流も減少する。
また、電流源106を流れる電流値は、出力トランジスタM1を流れる出力電流Ioutが所定の値より少なくなり、第4のMOSトランジスタM5に流れる電流がしきい値以下となったとき、第4のMOSトランジスタM5のドレインの電圧が低レベルとなるように予め設定されている。
上記の構成により、本実施形態に係る信号処理回路210は、第1の実施形態に係る信号処理回路110と同様に動作する。すなわち、信号処理回路210は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値より少ない(負荷が軽い)ことが検知されたとき、第1の端子101と同じ電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。また、信号処理回路210は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値以上(負荷が重い)のとき、第2の端子102と同じ電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。
なお、本実施形態に係る信号処理回路210は、コンパレータ211を用いて、第1のMOSトランジスタM2の制御を行うので、第1のMOSトランジスタM2のオン、オフのしきい値を精度良く設定することができる。
以上より、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、従来の技術より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータ100を提供することができる。また、本実施形態に係るレギュレータ100によれば、コンパレータ211と基準電圧212とを用いて、第1のMOSトランジスタM2のオン、オフのしきい値を精度良く設定することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、図1に示した第1の実施形態に係るレギュレータ100の別の一例について説明する。
図3は、第3の実施形態に係るレギュレータの構成図である。図3において、第3の実施形態に係るレギュレータ100は、第1のMOSトランジスタM2のゲートが、第1のMOSトランジスタM2のソース、及びインバータ105の出力に接続されている。なお、他の構成は、図1に示す第1の実施形態に係るレギュレータ100の構成と同様である。
第1の実施形態と同様に、信号処理回路110は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値より少ないことを検知したとき、第1の端子101の電圧(Vin)と同等の電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のゲート、及びソースに出力する。
このとき、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタには、第1の実施形態と同様に、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比に応じたリーク電流I(例えば、I=Iout/100)が流れる。また、第3のMOSトランジスタM4には、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4とのサイズ比(例えば、100対1)に応じた電流i(例えば、i=100×I=Iout)が流れる。
従って、レギュレータ100は、負荷が軽いとき、出力トランジスタM1のリーク電流Ioutと同等の電流iが、第3のMOSトランジスタM4に引き込まれ、出力トランジスタM1のリーク電流による出力電圧Voutの上昇を抑えることができる。
一方、信号処理回路110は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値以上のとき(負荷が重いとき)、第2の端子102の電圧と同等の電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。これにより、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタM3には、リーク電流Iが流れない。
従って、レギュレータ100は、負荷が重いとき、出力トランジスタM1のリーク電流を補正する回路(第1のMOSトランジスタM2、第2のMOSトランジスタM3、及び第3のMOSトランジスタM4)による消費電流を減らすことができる。
以上より、本実施形態によれば、従来のレギュレータ(例えば、図6に示すレギュレータ)より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータ100を提供することができる。また、本実施形態に係るレギュレータ100によれば、第1のMOSトランジスタM2のゲートを第1の端子101に接続しなくても良いので、素子間の配線が容易になる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、図2に示した第2の実施形態に係るレギュレータ100の別の一例について説明する。
図4は、第4の実施形態に係るレギュレータの構成図である。図4において、第4の実施形態に係るレギュレータ100は、第1のMOSトランジスタM2のゲートが、第1のMOSトランジスタM2のソース、及びコンパレータ211の出力に接続されている。なお、他の構成は、図2に示す第2の実施形態に係るレギュレータ100の構成と同様である。
第2の実施形態と同様に、信号処理回路210は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値より少ないことを検知したとき、第1の端子101の電圧(Vin)と同等の電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のゲート、及びソースに出力する。
このとき、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタには、第2の実施形態と同様に、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比に応じたリーク電流I(例えば、I=Iout/100)が流れる。また、第3のMOSトランジスタM4には、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4とのサイズ比(例えば、100対1)に応じた電流i(例えば、i=100×I=Iout)が流れる。
従って、レギュレータ100は、負荷が軽いとき、出力トランジスタM1のリーク電流Ioutと同等の電流iが、第3のMOSトランジスタM4に引き込まれ、出力トランジスタM1のリーク電流による出力電圧Voutの上昇を抑えることができる。
一方、信号処理回路210は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値以上のとき(負荷が重いとき)、第2の端子102の電圧と同等の電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。これにより、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタM3には、リーク電流Iが流れない。
従って、レギュレータ100は、負荷が重いとき、出力トランジスタM1のリーク電流を補正する回路(第1のMOSトランジスタM2、第2のMOSトランジスタM3、及び第3のMOSトランジスタM4)による消費電流を減らすことができる。
以上より、本実施形態によれば、従来の技術より少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータ100を提供することができる。また、本実施形態に係るレギュレータ100によれば、第1のMOSトランジスタM2のゲートを第1の端子101に接続しなくても良いので、素子間の配線が容易になる。さらに、本実施形態に係るレギュレータ100によれば、コンパレータ211と基準電圧212とを用いて、第1のMOSトランジスタM2のオン、オフのしきい値を精度良く設定することができる。
100 レギュレータ
101 第1の端子
102 第2の端子
103 基準電圧回路
104 誤差増幅回路
105 インバータ
106 電流源
107 出力端子
110、210 信号処理回路
211 コンパレータ
212 基準電圧
M1 出力トランジスタ
M2 第1のMOSトランジスタ
M3 第2のMOSトランジスタ
M4 第3のMOSトランジスタ
M5 第4のMOSトランジスタ
図6に、特許文献1に開示された従来のレギュレータの構成の別の一例を示す。図6において、レギュレータの負荷が軽い場合、誤差増幅回路502は出力トランジスタM501をオフさせる方向に制御する。このとき、同じ誤差増幅回路502動作により、トランジスタM505がオフされる方向に制御される。これにより、インバータ回路601の入力は定電流回路602によって低レベルに引かれているため、低レベルとなる。このため、インバータ回路601はトランジスタM506をオンし、出力トランジスタM501のオフリーク電流を補正する回路(M502、M503、及びM504)は動作する。
一方、レギュレータの負荷が重くなると、トランジスタM505はオンし、インバータ回路601の入力は高レベルとなり、トランジスタM506をオフする。トランジスタM506がオフされるためトランジスタM502のオフリーク電流は流れず、出力トランジスタM501のオフリーク電流を補正する回路は動作を停止する。
特許文献1に開示されたレギュレータによれば、軽負荷時に、高温時のオフリーク電流による出力電圧の上昇を低減させることができる。しかし、レギュレータを搭載する装置等の小型化、低価格化等に伴い、より少ない素子数で、軽負荷、高温時のオフリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータが求められている。
本発明の実施の形態は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、従来のレギュレータより少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のオフリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータを提供することを目的とする。
好ましくは、前記信号処理回路(110)は、ゲートが前記誤差増幅回路(104)の出力に接続され、ソースが前記第1の端子(101)に接続された第1導電型(Pチャネル)の第4のMOSトランジスタ(M5)と、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続された電流源(106)と、入力と出力を有するインバータ(105)と、を有し、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインが、前記インバータ(105)の前記入力に接続され、前記インバータ(105の前記出力が、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のゲートとソースに接続されていることを特徴とする。
好ましくは、前記信号処理回路(210)は、ゲートが前記誤差増幅回路(104)の出力に接続され、ソースが前記第1の端子(101)に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタ(M5)と、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインと前記第2の端子(102)との間に接続された電流源(106)と、二つの入力を有するコンパレータ(211)と、を有し、前記第4のMOSトランジスタ(M5)のドレインが、前記コンパレータ(211)の一方の入力に接続され、前記コンパレータ(211)の他方の入力に基準電圧(212)が接続され、前記コンパレータ(211)の出力が、前記第1のMOSトランジスタ(M2)のゲートとソースに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1のMOSトランジスタを高温時のオフリーク電流の発生源として、又スイッチ素子として兼用させることにより、従来のレギュレータより少ない素子数で、軽負荷時に、高温時のオフリーク電流による出力電圧の上昇を低減するレギュレータを提供することができる。
誤差増幅回路104は、基準電圧回路103から入力されるVrefと、分圧抵抗R1、R1から入力されるVpとを比較し、VrefとVpとが常に等しくなるように出力トランジスタM1を制御する。
上記の構成により、信号処理回路110は、出力トランジスタM1の出力電流が所定の値より少ない(負荷が軽い)ことを検知したとき、第1の端子101と同等の電圧の信号を第1のMOSトランジスタM2のソースに出力する。これにより、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタM3には、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比(例えば、100対1)に応じたリーク電流I(例えば、I=Iout/100)が流れる。また、第3のMOSトランジスタM4には、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4とのサイズ比(例えば、100対1)に応じた電流i(例えば、i=100×I=Iout)が流れる。
なお、第4のMOSトランジスタM5、及び電流源106については、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
図2の例では、コンパレータ211は、負の入力に接続された第4のMOSトランジスタM5のドレインの電圧が、基準電圧212(例えば、Vin/2)より低いとき、高レベル(電源電圧Vinと同等の電圧)の信号を出力する。また、コンパレータ211は、第4のMOSトランジスタM5のドレインの電圧が、基準電圧212より高いとき、低レベル(接地電圧GNDと同等の電圧)の信号を出力する。
このとき、第1のMOSトランジスタM2、及び第2のMOSトランジスタM3には、第1の実施形態と同様に、出力トランジスタM1と第1のMOSトランジスタM2とのサイズ比に応じたリーク電流I(例えば、I=Iout/100)が流れる。また、第3のMOSトランジスタM4には、第2のMOSトランジスタM3と第3のMOSトランジスタM4とのサイズ比(例えば、100対1)に応じた電流i(例えば、i=100×I=Iout)が流れる。

Claims (6)

  1. レギュレータの出力電圧が出力される出力端子と、
    前記レギュレータの第1の端子と第2の端子との間に接続された基準電圧回路と、
    2つの入力を有し、一方の入力に前記基準電圧回路の出力が接続された誤差増幅回路と、
    前記誤差増幅回路の出力によって制御され、前記出力電圧を出力する第1導電型の出力トランジスタと、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に前記出力トランジスタと直列に接続され、前記出力トランジスタの前記出力電圧を分圧し、分圧した分圧電圧が前記誤差増幅回路の他方の入力に接続された分圧抵抗と、
    前記第1の端子にゲートが接続された第1のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記第2の端子との間に接続され、ソースが前記第2の端子に接続され、ゲートとドレインが接続された第2導電型の第2のMOSトランジスタと、
    ドレインが前記出力トランジスタのドレインと接続され、ゲートが前記第2のMOSトランジスタのゲートに接続され、ソースが前記第2の端子に接続された第2導電型の第3のMOSトランジスタと、
    信号処理回路と、
    を有し、
    前記誤差増幅回路の出力が、前記信号処理回路を介して前記第1のMOSトランジスタのソースに接続されていることを特徴とするレギュレータ。
  2. 前記信号処理回路は、
    ゲートが前記誤差増幅回路の出力に接続され、ソースが前記第1の端子に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第2の端子との間に接続された電流源と、
    入力と出力を有するインバータと、
    を有し、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインが、前記インバータの前記入力に接続され、
    前記インバータの前記出力が、前記第1のMOSトランジスタのソースに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のレギュレータ。
  3. 前記信号処理回路は、
    ゲートが前記誤差増幅回路の出力に接続され、ソースが前記第1の端子に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第2の端子との間に接続された電流源と、
    二つの入力を有するコンパレータと、
    を有し、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインが、前記コンパレータの一方の入力に接続され、前記コンパレータの他方の入力に基準電圧が接続され、
    前記コンパレータの出力が、前記第1のMOSトランジスタのソースに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のレギュレータ。
  4. レギュレータの出力電圧が出力される出力端子と、
    前記レギュレータの第1の端子と第2の端子との間に接続された基準電圧回路と、
    2つの入力を有し、一方の入力に前記基準電圧回路の出力が接続された誤差増幅回路と、
    前記誤差増幅回路の出力によって制御され、前記出力電圧を出力する第1導電型の出力トランジスタと、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に前記出力トランジスタと直列に接続され、前記出力トランジスタの前記出力電圧を分圧し、分圧した分圧電圧が前記誤差増幅回路の他方の入力に接続された分圧抵抗と、
    ゲートとソースが接続された第1のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記第2の端子との間に接続され、ソースが前記第2の端子に接続され、ゲートとドレインが接続された第2導電型の第2のMOSトランジスタと、
    ドレインが前記出力トランジスタのドレインと接続され、ゲートが前記第2のMOSトランジスタのゲートに接続され、ソースが前記第2の端子に接続された第2導電型の第3のMOSトランジスタと、
    信号処理回路と、
    を有し、
    前記誤差増幅回路の出力が、前記信号処理回路を介して前記第1のMOSトランジスタのゲートとソースに接続されていることを特徴とするレギュレータ。
  5. 前記信号処理回路は、
    ゲートが前記誤差増幅回路の出力に接続され、ソースが前記第1の端子に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第2の端子との間に接続された電流源と、
    入力と出力を有するインバータと、
    を有し、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインが、前記インバータの前記入力に接続され、
    前記インバータの前記出力が、前記第1のMOSトランジスタのゲートとソースに接続されていることを特徴とする請求項4に記載のレギュレータ。
  6. 前記信号処理回路は、
    ゲートが前記誤差増幅回路の出力に接続され、ソースが前記第1の端子に接続された第1導電型の第4のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第2の端子との間に接続された電流源と、
    二つの入力を有するコンパレータと、
    を有し、
    前記第4のMOSトランジスタのドレインが、前記コンパレータの一方の入力に接続され、前記コンパレータの他方の入力に基準電圧が接続され、
    前記コンパレータの出力が、前記第1のMOSトランジスタのゲートとソースに接続されていることを特徴とする請求項4に記載のレギュレータ。
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