JP2953887B2 - ボルテージレギュレータ - Google Patents

ボルテージレギュレータ

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JP2953887B2
JP2953887B2 JP30941992A JP30941992A JP2953887B2 JP 2953887 B2 JP2953887 B2 JP 2953887B2 JP 30941992 A JP30941992 A JP 30941992A JP 30941992 A JP30941992 A JP 30941992A JP 2953887 B2 JP2953887 B2 JP 2953887B2
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transistor
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terminal
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power supply
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司 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフリーク電流による出
力電圧の変動を抑えたボルテージレギュレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のボルテージレギュレータは、図3
に示すように、オペアンプOP3と、Pチャネルトラン
ジスタQ3と、抵抗R4,R5とで構成されている。即
ち、オペアンプOP3の出力端をPチャネルトランジス
タQ3のゲートに接続し、そのソースを電源端子1に接
続し、ドレインを出力端子4及び抵抗R4,R5を介し
て電源端子2に接続する。また、オペアンプOP3の反
転入力端には入力端子3を接続し、非反転入力端には抵
抗R4,R5の分圧電圧を入力させている。この構成に
よれば、電源端子1に電源を加え、電源端子2を接地し
たとき、入力端子3に入力される電圧VIと、出力端子
4から出力される電圧VOと、抵抗R4,R5の抵抗値
の関係は次のようになる。 VO=VI(R4/R5+1) つまり、出力電圧VOは入力電圧VIと抵抗R4,R5
の比で決められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のボルテ
ージレギュレータは、電源電圧を通常よりも低い電圧で
使用したい場合(例えば2V以下)、Pチャネルトラン
ジスタQ3のしきい値電圧VTを低く設定する必要があ
る。また、出力端子4が無負荷の状態では電源電圧が低
いため、PチャネルトランジスタQ3のゲート・ソース
間電圧をVT以下にバイアスし、出力端子4に負荷電流
が流れたときに、PチャネルトランジスタQ3のゲート
・ソース間電圧を大きく取れるようにする必要がある。
そのため、オペアンプOP3の出力は、略電源近くでバ
イアスさせなければならい。
【0004】一般的にMOSトランジスタのオフリーク
電流はVTが低くなれば増大し、更に温度に対して指数
関数的に増大するという性質をもっている。そのため、
出力端子4が無負荷で温度が高いとき、オペアンプOP
3の出力ゲインがないのでPチャネルトランジスタQ3
のオフリーク電流が抵抗R4,R5に流れて出力電圧V
Oが高くなるという問題がある。つまり、安定したボル
テージレギュレータとして使用できなくなる。本発明の
目的は、トランジスタのオフリーク電流が増大した場合
でも、出力電圧の変動を抑制することが可能なボルテー
ジレギュレータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1電源と第
2電源との間に一導電チャネル型の第1のトランジスタ
のソース・ドレインと第1乃至第3の抵抗を直列に接続
し、前記第1のトランジスタと第1の抵抗との接続点に
出力端子を接続し、反転入力端を入力端子に、非反転入
力端を前記第1と第2の抵抗の接続点にそれぞれ接続し
た第1のオペアンプの出力端を前記第1のトランジスタ
のゲートに接続し、前記第1乃至第3の抵抗と並列に逆
導電チャネル型の第2のトランジスタのソース・ドレイ
ンを接続し、反転入力端を前記入力端子に、非反転入力
端を前記第2の抵抗と第3の抵抗の接続点にそれぞれ接
続した第2のオペアンプの出力端を前記第2のトランジ
スタのゲートに接続する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。図1のよ
うに、オペアンプOP1,OP2と、Pチャネルトラン
ジスタQ1と、NチャネルトランジスタQ2と、抵抗R
1,R2,R3で構成されている。即ち、オペアンプO
P1の出力端をPチャネルトランジスタQ1のゲートに
接続し、そのソースを電源端子1に接続し、ドレインを
出力端子4及び抵抗R1,R2,R3を介して電源端子
2に接続する。また、オペアンプOP1の反転入力端に
は入力端子3を接続し、非反転入力端には抵抗R1,R
2の接続点の分圧電圧を入力させている。一方、オペア
ンプOP2の出力端をNチャネルトランジスタQ2のゲ
ートに接続し、そのソースを出力端子4に接続し、ドレ
インを電源端子2に接続する。また、オペアンプOP2
の反転入力端は入力端子3を接続し、非反転入力端には
抵抗R2,R3の接続点の分圧電圧を入力させている。
【0007】この構成において、電源端子1に電源を加
え、電源端子2を接地したとき、入力電圧VIと出力電
圧VOとR1,R2,R3の関係は次のようになる。 VO=VI(R1/(R2+R3)+1) 定常状態ではPチャネルトランジスタQ1のアイドリン
グ電流は抵抗R1,R2,R3のみに流れ、Nチャネル
トランジスタQ2には流れないように設定しておく。こ
のNチャネルトランジスタQ2に電流を流れないように
するためには、入力電圧VIとオペアンプOP2の非反
転入力との間にオフセットを持たせて実現させている。
つまり、PチャネルトランジスタQ1のアイドリング電
流をIB、抵抗R2の両端電圧差をVAとすると、 VA=IB・R2 となり、VA(略数十mV)を発生させることで、入力
電圧VIとのオフセットを作り、Nチャネルトランジス
タQ2をカットオフさせている。
【0008】そこで、出力端子4が無負荷状態で高温に
なった場合を考える。PチャネルトランジスタQ1のし
いき値電圧VTは低く、更にPチャネルトランジスタQ
1のゲート・ソース間電圧をVT以下にバイアスし、オ
ペアンプOP1の出力ゲインがないためにPチャネルト
ランジスタQ1のオフリーク電流は指数関数的に増え、
その電流が抵抗R1,R2,R3に流れ込み、出力端子
4からの出力電圧VOを高くさせる。しかし、オペアン
プOP2の非反転入力がΔVAだけ高くなると、オペア
ンプOP2がハイゲインとなり、Nチャネルトランジス
タQ2が導通し、PチャネルトランジスタQ1のオフリ
ーク電流をNチャネルトランジスタQ2で吸収させ、出
力電圧VOの上昇を抑えるのである。
【0009】抵抗R1,R2,R3に流れ込むオフリー
ク電流をIOFF 、オフリーク電流による出力電圧の上昇
分をΔVOとすると、 VO=IOFF (R1+R2+R3) で表せることができる。オフリーク電流により出力電圧
VOは上昇するものの、抵抗R2を小さくすることで、
ΔVOを小さく抑えることができる。
【0010】図2は本発明の第2実施例であり、Pチャ
ネルトランジスタQ1をNチャネルトランジスタQ1′
に、又NチャネルトランジスタQ2をPチャネルトラン
ジスタQ2′にそれぞれ置き換え、かつ電源の接続を逆
にしたものである。この構成においても、図1に示した
ものと全く同じ理由により出力電圧の変動ΔVOを抑制
することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1のト
ランジスタと第1のオペアンプで構成されるボルテージ
レギュレータに、出力電圧の上昇に伴って非反転入力が
増大される第2のオペアンプと、この第2のオペアンプ
の出力増大によって導通される第2のトランジスタを設
け、この導通によって第1のトランジスタのオフリーク
電流を吸収させるので、第1のトランジスタのオフリー
ク電流が指数関数的に増えても、出力電圧の変動を抑
え、安定したボルテージレギュレータが得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2実施例の回路図である。
【図3】従来の一例の回路図である。
【符号の説明】
Q1,Q1′ 第1のトランジスタ Q2,Q2′ 第2のトランジスタ 1 第1電源 2 第2電源 3 入力端子 4 出力端子 OP1 第1のオペアンプ OP2 第2のオペアンプ R1〜R3 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 1/618 310 G05F 1/56 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電源と第2電源との間に一導電チャ
    ネル型の第1のトランジスタのソース・ドレインと第1
    乃至第3の抵抗を直列に接続し、前記第1のトランジス
    タと第1の抵抗との接続点に出力端子を接続し、反転入
    力端を入力端子に、非反転入力端を前記第1と第2の抵
    抗の接続点にそれぞれ接続した第1のオペアンプの出力
    端を前記第1のトランジスタのゲートに接続し、前記第
    1乃至第3の抵抗と並列に逆導電チャネル型の第2のト
    ランジスタのソース・ドレインを接続し、反転入力端を
    前記入力端子に、非反転入力端を前記第2の抵抗と第3
    の抵抗の接続点にそれぞれ接続した第2のオペアンプの
    出力端を前記第2のトランジスタのゲートに接続したこ
    とを特徴とするボルテージレギュレータ。
JP30941992A 1992-10-24 1992-10-24 ボルテージレギュレータ Expired - Lifetime JP2953887B2 (ja)

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