JP2017122966A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017122966A
JP2017122966A JP2016000495A JP2016000495A JP2017122966A JP 2017122966 A JP2017122966 A JP 2017122966A JP 2016000495 A JP2016000495 A JP 2016000495A JP 2016000495 A JP2016000495 A JP 2016000495A JP 2017122966 A JP2017122966 A JP 2017122966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
main body
opening
vending machine
body cabinet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016000495A
Other languages
English (en)
Inventor
葛山 悟
Satoru Katsurayama
悟 葛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2016000495A priority Critical patent/JP2017122966A/ja
Publication of JP2017122966A publication Critical patent/JP2017122966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】扉を開いて商品の補充や点検などの作業を行いながら、ディスプレイ装置やタッチパネルを利用しての様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供する。【解決手段】本体キャビネット1上部の右側端部には延伸部30b、30cが手前方向に延伸自在なスライドレール30の本体30aが配設され、延伸部30c先端に設けられている回動軸30dは扉10の右側縁部に配設され、本体キャビネット1上部および下部の前端部には移動部40b、50bが左右方向に移動自在なスライドレール40、50の本体40a、50aが配設され、移動部40b、50bに設けられている回動軸40c、50cは扉10の左側縁部に配設され、扉10を開くと、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開く。【選択図】図5

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、前面が開口している本体キャビネットの開口を覆う態様で取り付けられる扉を開閉自在に支持する扉支持装置に関する。
例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの各種商品を販売する自動販売機は、その外周面を形成する機体が、内部に各種商品を収容し、前面が開口した直方状の本体キャビネットと、この本体キャビネットの前面開口を開閉自在に覆う扉とで構成されている。この扉は、左右何れか一方の縁部が本体キャビネットに回動自在に支持されており、本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業は扉を開いて行われる。
この種の自動販売機の従来例を図14および図15に示す。図14は自動販売機を前方斜め右上より示す斜視図、図15は図14の扉を開放した状態の自動販売機の内部構造を示す斜視図である。かかる図14および図15を適宜利用して自動販売機の構成について説明する。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット1には、その内部に例えば2つの断熱仕切板2によって仕切られた3つの独立した商品収容庫(庫内)3(3a、3b、3c)が左右に並んだ態様で設けてある。この商品収容庫3は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を所望の温度に維持した状態で収容するための断熱構造を有している。
また、商品収容庫3には、商品収納ラック6、搬出機構7および搬出シュータ8が設けてある。商品収納ラック6は、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構7は、商品収納ラック6の下部に設けてあり、この商品収納ラック6に収納された商品群の最下位にある商品を1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ8は、搬出機構7から搬出された商品を内扉5に配設された搬出扉5aを介して扉10に設けられた商品取出口12に導くためのものである。
そして、例えば、ホット商品を販売する場合には、商品収納庫3の内部を冷媒回路装置により55℃程度に加熱する一方、コールド商品を販売する場合には、商品収納庫3の内部を冷媒回路装置により5℃程度に冷却しており、利用者の選択した商品をそれぞれ最適販売温度で提供するようにしている。
扉10は、前面が開口した直方状の本体キャビネット1の前面開口1aを覆うためのもので、左側縁部が本体キャビネット1に回動自在に支持されて本体キャビネット1の前面開口1aを開閉自在に配設してある。この扉10には、表示窓部11、商品取出口12、情報交信部13、紙幣挿入口14、硬貨投入口15、第1センサ窓部16、第2センサ窓部17など、商品を販売する上で必要となる構成が設けてある。
表示窓部11は、図14に示すように、扉10に設置されたディスプレイ装置21の表示部22を前方側より視認させるとともに操作させるための開口である。このディスプレイ装置21の表示部22は、タッチパネル式画面となっており、販売対象となる商品及び商品価格を表示する表示手段としての機能を有するとともに、利用者により商品を表示する部分が押圧されると、当該商品が選択された旨の信号を図示せぬ制御装置に与える入力手段としての機能を有するものである。また、かかる表示部22は、図示しないセンサにより所定の範囲内に対象となる人を検知しない場合には、予め設定された広告などを表示する機能を有している。
商品取出口12は、本体キャビネット1に収納された商品が払い出された場合に、これを外部に取り出すための開口である。情報交信部13は、携帯端末を翳すことによりイベント情報などの種々の情報を無線により該携帯端末に書き込むものである。
紙幣挿入口14は、利用者が紙幣を投入するための開口である。この紙幣挿入口14を通じて投入された紙幣は、ビルバリデータと称される紙幣処理装置141(図15参照)において処理されることになる。紙幣処理装置141は、紙幣挿入口14を通じて投入された紙幣が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した紙幣を内部に取り込む一方、損傷や偽造などの理由により正規な紙幣として識別できなかった紙幣を返却するものである。また、紙幣処理装置141は、紙幣が投入された直後に返却レバー18が操作された場合、これを返却するように機能する。尚、紙幣挿入口14は、紙幣を返却する際の紙幣返却口としても機能するように構成してある。
硬貨投入口15は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口15を通じて投入された硬貨は、コインメックと称される硬貨処理装置151(図15参照)において処理されることになる。硬貨処理装置151は、硬貨投入口15を通じて投入された硬貨が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した硬貨を内部に取り込む一方、損傷や偽造などの理由により正規なものとして識別できなかった硬貨を返却するものである。また、硬貨処理装置151は、硬貨が投入された直後に返却レバー18が操作された場合、これを返却するように機能する。尚、硬貨処理装置151によって正規なものとして内部に取り込まれた硬貨は、硬貨処理装置151に内蔵される金種別の釣銭筒にそれぞれ収容され、当該釣銭筒が満杯の場合には、図示していない硬貨回収箱に回収されることになる。また、硬貨投入口15から投入した硬貨を返却する場合には、扉10の下部に設けた硬貨返却口19を通じて行われる。リーダライタ部20は、電子マネーなどの金銭情報が格納されたICカード(記録媒体)が翳された場合に該ICカードとの間で通信を行い必要な情報の読み出しおよび書き込みを行うためのものである。扉10には、上記構成の他に、センサ取付装置17a(取付部材17b)および扉開閉装置23を備えて構成している(例えば、特許文献1参照)。
また、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの各種商品を販売する自動販売機として、缶やペットボトルなどの商品見本を陳列して展示し、各商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンや商品販売可表示装置を備えたディスプレイ室を扉の表側面に設けて構成している例も多数存在している(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−103907号公報(図1、図2) 特開2008−102799号公報(図1、図2)
このような缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの各種商品を販売する自動販売機では、扉表側面に設置されたディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられた商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用して自動販売機の様々な設定や確認などを行うことが可能である。
しかしながら、扉を開いて自動販売機内部の操作を行っているときには扉の表側面が本体キャビネット開口とは反対側を向いているため、ディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられた商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業時に行われる様々な設定や確認を行うことが困難であるという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉表側面に設置されたディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、前面が開口する本体キャビネットと、前記開口を覆う態様で開閉自在な扉とを備えた自動販売機において、
前記扉を閉じて前記本体キャビネット開口を閉塞すると、前記扉の内側面が前記開口側に向いて閉塞し、
前記扉を開くと、前記扉の表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記本体キャビネット上部の一側端部には延伸部が手前方向に延伸自在なスライドレールの本体が配設されるとともに、前記延伸部先端に設けられている回動軸は前記扉の一側縁部に配設され、
前記本体キャビネット上部および下部の前端部には移動部が左右方向に移動自在なスライドレールの本体が配設されるとともに、前記移動部に設けられている回動軸は前記扉の他側縁部に配設され、
前記扉を開くと、前記扉の前記表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項1または請求項2において、前記扉の表側面には、ディスプレイ装置の表示部やタッチパネルが備えられ、前記扉を開くと、前記扉の前記表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、前記開口側から前記ディスプレイ装置の表示部を視認可能とし、また、前記開口側から前記タッチパネルの操作を可能としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る自動販売機は、前面が開口する本体キャビネットと、前記開口を覆う態様で開閉自在な扉とを備えた自動販売機において、
前記扉を開くと、前記扉の表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、前記開口側から前記扉の前記表側面に備えられているディスプレイ装置の表示部を視認可能とし、また、前記開口側から前記扉の前記表側面に備えられているタッチパネルの操作を可能としたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、前面が開口する本体キャビネットと、前記開口を覆う態様で開閉自在な扉とを備えた自動販売機において、前記扉を閉じて前記本体キャビネット開口を閉塞すると、前記扉の内側面が前記開口側に向いて閉塞し、前記扉を開くと、前記扉の表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉表側面に設置されたディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、前記本体キャビネット上部の一側端部には延伸部が手前方向に延伸自在なスライドレールの本体が配設されるとともに、前記延伸部先端に設けられている回動軸は前記扉の一側縁部に配設され、前記本体キャビネット上部および下部の前端部には移動部が左右方向に移動自在なスライドレールの本体が配設されるとともに、前記移動部に設けられている回動軸は前記扉の他側縁部に配設され、前記扉を開くと、前記扉の前記表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、扉を開くと、扉の右側縁部は手前方向に移動し、左側縁部は右側方向に移動することで、扉の表側面が本体キャビネットの開口側に向く態様で開くことにより、扉の開放角度が90度以上開くことがなくなり、自動販売機に隣接して扉を開く際に障害となる、建造物の外壁面や内壁面などの障害物を避けながら扉を開くことができるようになるので、自動販売機設置上の制約を減少させることが可能となる。
そして、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉表側面に設置されたディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
また、請求項3の発明によれば、前記扉の表側面には、ディスプレイ装置の表示部やタッチパネルが備えられ、前記扉を開くと、前記扉の前記表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、前記開口側から前記ディスプレイ装置の表示部を視認可能とし、また、前記開口側から前記タッチパネルの操作を可能としたことにより、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充時にコラム番号と、その商品の確認や、収容本数、前回の補充以降に販売された本数などの表示にしたがい商品の補充作業を容易にするとともに、扉を開けて作業を行っている間に商品を購入する動作が行われることを防止することが可能な自動販売機を提供することができる。
さらに、取り扱い方法、技術マニュアル、パーツリストなどを現物に照らし合わせながら作業が行え、画面と音声の中継により、遠方からネット回線などによる指導ができる、インターネット情報を検索できるなどの様々な活用ができるようになる。
そして、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉表側面に設置されたディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
また、請求項4の発明によれば、前面が開口する本体キャビネットと、前記開口を覆う態様で開閉自在な扉とを備えた自動販売機において、前記扉を開くと、前記扉の表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、前記開口側から前記扉の前記表側面に備えられているディスプレイ装置の表示部を視認可能とし、また、前記開口側から前記扉の前記表側面に備えられているタッチパネルの操作を可能としたことにより、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充時にコラム番号と、その商品の確認や、収容本数、前回の補充以降に販売された本数などの表示にしたがい商品の補充作業を容易にするとともに、扉を開けて作業を行っている間に商品を購入する動作が行われることを防止することが可能な自動販売機を提供することができる。
さらに、取り扱い方法、技術マニュアル、パーツリストなどを現物に照らし合わせながら作業が行え、画面と音声の中継により、遠方からネット回線などによる指導ができる、インターネット情報を検索できるなどの様々な活用ができるようになる。
そして、自動販売機の扉を開いて本体キャビネット内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉表側面に設置されたディスプレイ装置の表示部やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態である自動販売機を前方斜め左上より示す斜視図である。 図1に示した自動販売機の扉を開く状態を前方斜め左上より示す斜視図である。 図2に示した自動販売機の扉をより開いた状態を前方斜め左上より示す斜視図である。 図3に示した自動販売機の扉をより開いた状態を前方斜め左上より示す斜視図である。 図4に示した自動販売機の扉を開放した状態を前方斜め左上より示す斜視図である。 図1から図5に示した自動販売機の状態を前方斜め右上より示す斜視図である。 図1から図5に示した自動販売機の状態を示す上面図である。 図1に示したスライドレールを前方斜め右上より示す斜視図である。 図1に示したスライドレールを前方斜め左上より示す斜視図である。 図1に示したスライドレールを前方斜め左上より示す斜視図である。 図5に示した自動販売機の扉を開いた状態を前方斜め左上より示す斜視図である。 図5に示した自動販売機の扉を開いた状態を前方斜め左上より示す斜視図である。 図5に示した自動販売機の扉を開いた状態を前方斜め右上より示す斜視図である。 従来の自動販売機を前方斜め右上より示す斜視図である。 従来の自動販売機の扉を開放した状態の内部構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1から図5は自動販売機を前方斜め左上より示す斜視図である。かかる図1から図5を適宜利用して自動販売機の構成について説明する。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成すものであり、その内部には図示しない商品収容庫(庫内)が設けられ、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を収容している。
扉10は、前面が開口した直方状の本体キャビネット1の前面開口1aを覆うためのもので、本体キャビネット1に支持されて本体キャビネット1の前面開口1aを開閉自在に配設してある。この扉10には、表示窓部11、商品取出口12、紙幣挿入口14、硬貨投入口15、扉開閉装置23などが設けてある。尚、本実施の形態においては、右側とは、自動販売機を正面から見た場合の右方を示し、左側とは、自動販売機を正面から見た場合の左方を示すものとして説明する。
表示窓部11は、扉10に設置されたディスプレイ装置21の表示部22を前方側より視認させるとともに操作させるための開口である。このディスプレイ装置21の表示部22は、タッチパネル式画面となっており、販売対象となる商品及び商品価格を表示する表示手段としての機能を有するとともに、利用者により商品を表示する部分が押圧されると、当該商品が選択された旨の信号を図示せぬ制御装置に与える入力手段(タッチパネル)としての機能を有するものである。
商品取出口12は、本体キャビネット1に収納された商品が払い出された場合に、これを外部に取り出すための開口である。
紙幣挿入口14は、利用者が紙幣を投入するための開口である。この紙幣挿入口14を通じて投入された紙幣は、ビルバリデータと称される紙幣処理装置(図示せず)において処理されることになる。紙幣処理装置は、紙幣挿入口14を通じて投入された紙幣が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した紙幣を内部に取り込む一方、損傷や偽造などの理由により正規な紙幣として識別できなかった紙幣を返却するものである。また、紙幣処理装置は、紙幣が投入された直後に返却レバー18が操作された場合、これを返却するように機能する。尚、紙幣挿入口14は、紙幣を返却する際の紙幣返却口としても機能するように構成してある。
硬貨投入口15は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口15を通じて投入された硬貨は、コインメックと称される硬貨処理装置(図示せず)において処理されることになる。硬貨処理装置は、硬貨投入口15を通じて投入された硬貨が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した硬貨を内部に取り込む一方、損傷や偽造などの理由により正規なものとして識別できなかった硬貨を返却するものである。また、硬貨処理装置は、硬貨が投入された直後に返却レバー18が操作された場合、これを返却するように機能する。尚、硬貨処理装置によって正規なものとして内部に取り込まれた硬貨は、硬貨処理装置に内蔵される金種別の釣銭筒にそれぞれ収容され、当該釣銭筒が満杯の場合には、図示していない硬貨回収箱に回収されることになる。また、硬貨投入口15から投入した硬貨を返却する場合には、扉10の下部に設けた硬貨返却口19を通じて行われる。
金額表示部25は、紙幣挿入口14や硬貨投入口15から投入された紙幣や硬貨の金額を示すための表示部である。また、26は、販売促進用のパネルなどを展示することができるように設けられているパネル展示用窓である。27は電子マネー装置などを配設可能とするためのデバイス窓である。
本体キャビネット1上部の右側端部(一側端部)には延伸部30b、30cが手前方向に延伸自在なスライドレール30の本体30aが配設され、延伸部30c先端に設けられている回動軸30dが扉10の右側縁部(一側縁部)に配設されている(図6、図7、図8参照)。
また、本体キャビネット1上部の前端部には移動部40bが左右方向に移動自在なスライドレール40の本体40aが配設され、移動部40bに設けられている回動軸40cは扉10の左側縁部(他側縁部)上部に配設されている(図6、図7、図9参照)。
さらに、本体キャビネット1下部の前端部には移動部50bが左右方向に移動自在なスライドレール50の本体50aが配設され、移動部50bに設けられている回動軸50cは扉10の左側縁部(他側縁部)下部に配設されている(図1、図10参照)。
このように、本体キャビネット1上部の右側端部には延伸部30b、30cが手前方向に延伸自在なスライドレール30の本体30aが配設されるとともに、延伸部30c先端に設けられている回動軸30dが扉10の右側縁部に配設され、また、本体キャビネット1上部の前端部には移動部40bが左右方向に移動自在なスライドレール40の本体40aが配設されるとともに、移動部40bに設けられている回動軸40cは扉10の左側縁部上部に配設され、さらに、本体キャビネット1下部の前端部には移動部50bが左右方向に移動自在なスライドレール50の本体50aが配設されるとともに、移動部50bに設けられている回動軸50cは扉10の左側縁部下部に配設されている。
このようにスライドレール30、40、50の各部が配設されていることにより、図1および図6(a)、図7(a)に示している、扉10が本体キャビネット1の開口1aを閉塞している状態から扉10を開けると、図2〜図5および図6(b)〜(e)、図7(b)〜(e)に示しているように、延伸部30c先端に設けられている回動軸30dが扉10の右側縁部に配設され、手前方向に延伸自在な延伸部30b、30cを有しているスライドレール30により、扉10の右側縁部は手前方向に移動する。また、移動部40b、50bに設けられている回動軸40c、50cは扉10の左側縁部上部、下部に配設され、左右方向に移動自在な移動部40b、50bを有しているスライドレール40、50により、扉10の左側縁部は手前方向には移動することなく、右側方向に移動する。このように、スライドレール30、40、50が協働することで、扉10の右側縁部は手前方向に移動し、左側縁部は手前方向には移動することなく、右側方向に移動することで、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことができるようになる。そして、扉10を閉じるときには、上記の逆の手順で扉10の内側面が本体キャビネット1の開口1aを閉塞させることで閉じられる。
このように、扉10を開くと、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、開口1a側から扉10の表側面に備えられているディスプレイ装置21の表示部22を視認可能とし、また、開口1a側から扉10の表側面に備えられているタッチパネルの操作を可能としたことで、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充時にコラム番号と、その商品の確認や、収容本数、前回の補充以降に販売された本数などの表示にしたがい商品の補充作業を容易にするとともに、扉10を開けて作業を行っている間に商品を購入する動作が行われることを防止することが可能な自動販売機を提供することができる。
また、取り扱い方法、技術マニュアル、パーツリストなどを現物に照らし合わせながら作業が行え、画面と音声の中継により、遠方からネット回線などによる指導ができる、インターネット情報を検索できるなどの様々な活用ができるようになる。
さらに、扉10を開くと、扉10の右側縁部は手前方向に移動し、左側縁部は右側方向に移動することで、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、扉10開放角度が90度以上開くことがなくなり、自動販売機に隣接して扉10を開く際に障害となる、建造物の外壁面や内壁面などの障害物を避けながら扉10を開くことができるようになるので、自動販売機設置上の制約を減少させることが可能となる。
そして、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉10表側面に設置されたディスプレイ装置21の表示部22やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
なお、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業中に金銭を搾取される虞があるが、図13に示しているように、金銭部(紙幣処理装置141や硬貨処理装置151)は扉内部を金銭部扉29で閉構造とし、図11、図12に示しているように、扉10の表側面から庫扉28を開放して金銭の回収を行うようにすることにより、作業中に悪戯などの被害に合うことのない自動販売機とすることができる。
以上説明したように本発明によれば、前面が開口する本体キャビネット1と、開口1aを覆う態様で開閉自在な扉10とを備えた自動販売機において、扉10を閉じて本体キャビネット1の開口1aを閉塞すると、扉10の内側面が開口1a側に向いて閉塞し、扉10を開くと、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉10の表側面に設置されたディスプレイ装置21の表示部22やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
また、本体キャビネット1上部の右側端部には延伸部30b、30cが手前方向に延伸自在なスライドレール30の本体30aが配設されるとともに、延伸部30c先端に設けられている回動軸30dは扉10の右側縁部に配設され、本体キャビネット1上部および下部の前端部には移動部40b、50bが左右方向に移動自在なスライドレール40、50の本体40a、50aが配設されるとともに、移動部40b、50bに設けられている回動軸40c、50cは扉10の左側縁部に配設され、扉10を開くと、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、扉10を開くと、扉10の右側縁部は手前方向に移動し、左側縁部は右側方向に移動することで、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、扉10の開放角度が90度以上開くことがなくなり、自動販売機に隣接して扉10を開く際に障害となる、建造物の外壁面や内壁面などの障害物を避けながら扉を開くことができるようになるので、自動販売機設置上の制約を減少させることが可能となる。
そして、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉10の表側面に設置されたディスプレイ装置21の表示部22やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
また、扉10の表側面には、ディスプレイ装置21の表示部22やタッチパネルが備えられ、扉10を開くと、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、開口1a側からディスプレイ装置21の表示部22を視認可能とし、また、開口1a側からタッチパネルの操作を可能としたことにより、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充時にコラム番号と、その商品の確認や、収容本数、前回の補充以降に販売された本数などの表示にしたがい商品の補充作業を容易にするとともに、扉10を開けて作業を行っている間に商品を購入する動作が行われることを防止することが可能な自動販売機を提供することができる。
さらに、取り扱い方法、技術マニュアル、パーツリストなどを現物に照らし合わせながら作業が行え、画面と音声の中継により、遠方からネット回線などによる指導ができる、インターネット情報を検索できるなどの様々な活用ができるようになる。
そして、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉10の表側面に設置されたディスプレイ装置21の表示部22やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
また、前面が開口する本体キャビネット1と、開口1aを覆う態様で開閉自在な扉10とを備えた自動販売機において、扉10を開くと、扉10の表側面が本体キャビネット1の開口1a側に向く態様で開くことにより、開口1a側から扉10の表側面に備えられているディスプレイ装置21の表示部22を視認可能とし、また、開口1a側から扉10の表側面に備えられているタッチパネルの操作を可能としたことにより、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充時にコラム番号と、その商品の確認や、収容本数、前回の補充以降に販売された本数などの表示にしたがい商品の補充作業を容易にするとともに、扉10を開けて作業を行っている間に商品を購入する動作が行われることを防止することが可能な自動販売機を提供することができる。
さらに、取り扱い方法、技術マニュアル、パーツリストなどを現物に照らし合わせながら作業が行え、画面と音声の中継により、遠方からネット回線などによる指導ができる、インターネット情報を検索できるなどの様々な活用ができるようになる。
そして、自動販売機の扉10を開いて本体キャビネット1内への各種商品の補充や点検、清掃、整備などの作業を行いながらでも、扉10の表側面に設置されたディスプレイ装置21の表示部22やタッチパネル、ディスプレイ室に備えられる商品選択ボタン、商品販売可表示装置を利用しての自動販売機の様々な設定や確認を行うことができる自動販売機を提供することが可能となる。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機の前面が開口している本体キャビネットの前面開口を覆う態様で取り付けられる扉を開閉自在に支持するのに有用である。
1 本体キャビネット
10 扉
12 商品取出口
14 紙幣挿入口
15 硬貨投入口
18 返却レバー
19 硬貨返却口
21 ディスプレイ装置
22 表示部
30 スライドレール
30a 本体
30b 延伸部
30c 延伸部
30d 回動軸
40 スライドレール
40a 本体
40b 移動部
40c 回動軸
50 スライドレール
50a 本体
50b 移動部
50c 回動軸




























Claims (4)

  1. 前面が開口する本体キャビネットと、前記開口を覆う態様で開閉自在な扉とを備えた自動販売機において、
    前記扉を閉じて前記本体キャビネット開口を閉塞すると、前記扉の内側面が前記開口側に向いて閉塞し、
    前記扉を開くと、前記扉の表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記本体キャビネット上部の一側端部には延伸部が手前方向に延伸自在なスライドレールの本体が配設されるとともに、前記延伸部先端に設けられている回動軸は前記扉の一側縁部に配設され、
    前記本体キャビネット上部および下部の前端部には移動部が左右方向に移動自在なスライドレールの本体が配設されるとともに、前記移動部に設けられている回動軸は前記扉の他側縁部に配設され、
    前記扉を開くと、前記扉の前記表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記扉の表側面には、ディスプレイ装置の表示部やタッチパネルが備えられ、前記扉を開くと、前記扉の前記表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、前記開口側から前記ディスプレイ装置の表示部を視認可能とし、また、前記開口側から前記タッチパネルの操作を可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前面が開口する本体キャビネットと、前記開口を覆う態様で開閉自在な扉とを備えた自動販売機において、
    前記扉を開くと、前記扉の表側面が前記本体キャビネット開口側に向く態様で開くことにより、前記開口側から前記扉の前記表側面に備えられているディスプレイ装置の表示部を視認可能とし、また、前記開口側から前記扉の前記表側面に備えられているタッチパネルの操作を可能としたことを特徴とする自動販売機。


JP2016000495A 2016-01-05 2016-01-05 自動販売機 Pending JP2017122966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016000495A JP2017122966A (ja) 2016-01-05 2016-01-05 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016000495A JP2017122966A (ja) 2016-01-05 2016-01-05 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017122966A true JP2017122966A (ja) 2017-07-13

Family

ID=59305854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016000495A Pending JP2017122966A (ja) 2016-01-05 2016-01-05 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017122966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112770654A (zh) * 2018-11-12 2021-05-07 富士电机株式会社 饮料供给装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112770654A (zh) * 2018-11-12 2021-05-07 富士电机株式会社 饮料供给装置
CN112770654B (zh) * 2018-11-12 2024-01-23 富士电机株式会社 饮料供给装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5884395B2 (ja) 自動販売機
JP4893215B2 (ja) 自動販売機
US6994230B2 (en) Rear loading vending machine
JP5113628B2 (ja) 自動販売機
JP2017122966A (ja) 自動販売機
KR100771978B1 (ko) 캡슐을 이용한 사은상품 추출용 자동 판매기
JP4872598B2 (ja) 自動販売機
JP2012155537A (ja) 自動販売機
JP2006350858A (ja) 自動販売機
KR20090110027A (ko) 자동판매기능을 갖춘 매장용 진열대
JP4839926B2 (ja) 扉体の支持構造
JP6390235B2 (ja) 釣銭チャージ機能付き自動販売機及びその販売制御方法
JP5621247B2 (ja) 自動販売機
JP4797746B2 (ja) 自動販売機
JP2018163392A (ja) 自動販売機
JP2010238073A (ja) 自動販売機
JP2009039520A (ja) 商品取出装置、および商品販売システム
JP5283304B2 (ja) 自動販売機
JP4083885B2 (ja) 自動販売機
JP5712708B2 (ja) 自動販売機
JP4734918B2 (ja) ショーケース
JP2021125132A (ja) 自動販売機
JP4306492B2 (ja) 自動販売機
JP5549294B2 (ja) 自動販売機
CN113129500A (zh) 自动售货机及其显示控制方法、自动售货机系统