JP2017121820A - 操作装置及び手押し移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】手押し移動体を操作した際のグリップ部のガタ付きを抑え、操作時の質感を向上させる。【解決手段】操作部30は、電動アシストシルバーカーのハンドル部14に設けられたハンドルパイプ31と、筒状をなし、内側にハンドルパイプ31が挿入されたグリップ部30Gと、ハンドルパイプ31に対するグリップ部30Gの変位を検出する変位検出部34と、を備え、グリップ部30Gは、ハンドルパイプ31に回転自在に連結される支持軸36,36と、支持軸36,36とはハンドルパイプ31の中心軸に沿って離間した位置に設けられ、ハンドルパイプ31に、電動アシストシルバーカーの前後方向に移動可能に支持される変位ガイド部50と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、シルバーカー、ベビーカー、ショッピングカート、リハビリテーション用歩行車、台車等の手押し移動体に適用される操作装置及び手押し移動体に関するものである。
従来から、シルバーカー、ベビーカー、ショッピングカート、リハビリテーション用歩行車、台車等の手押し移動体においては、手動で移動させるものが一般的である。
一方、車椅子においては、車輪をモータにより回転駆動させる電動のものも用いられている。また、老人等がもたれ掛かりながら手押しすることで歩行を補助するシルバーカー等の手押し移動体においても、モータによって車輪を回転駆動させ、アシストを行うことが検討されている。
モータで車輪を回転駆動させる手押し移動体には、ハンドル部にモータの操作装置が設けられたものがある。このような操作装置は、操作者が操作装置を把持しつつ、手押し移動体を手押しすると、操作装置に操作力が入力される。これによって、モータが作動し、車輪が回転駆動される。
特許文献1には、ハンドル部の基体に対して手押し移動体の前後方向に移動可能に設けられたグリップ部と、基体とグリップ部との間に設けられて前後方向に伸縮するばねと、基体に対するグリップ部の変位を検出し、検出した変位に応じてモータを駆動するための信号を出力する位置検出部と、を備える操作装置が開示されている。
特許第3944282号公報
ところで、上述の特許文献1の操作装置においては、グリップ部を基体に対して前後方向に押し引きする際に、グリップ部が円滑に動くよう、グリップ部の内周面と基体の外周面との間にクリアランス(隙間)が形成されている。このクリアランスにより、手押し移動体を押し引きするため、操作者がグリップ部を把持して力を加えると、グリップ部が基体に対して、前後方向以外の方向、例えば基体の中心軸に交差する方向に、クリアランスの範囲内でガタつくこととなる。このようなガタつきがあると、手押し移動体の操作時の質感が損なわれる。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、手押し移動体を操作した際のグリップ部のガタ付きを抑え、操作時の質感を向上させることのできる操作装置及び手押し移動体を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る操作装置は、手押し移動体のハンドル部に設けられた固定部材と、筒状をなし、内側に前記固定部材が挿入されるとともに、前記固定部材に対して変位可能に設けられたグリップ部と、前記固定部材に対する前記グリップ部の変位を検出する変位検出部と、を備え、前記グリップ部は、前記固定部材に回転自在に連結される第一支持部と、前記第一支持部とは前記固定部材の中心軸に沿って離間した位置に設けられ、前記固定部材に、前記手押し移動体の前後方向に移動可能に支持される第二支持部と、を備える。
このような構成によれば、利用者がグリップ部を把持して手押し移動体を前後方向の一方側に移動させると、グリップ部には、これを固定部材に対して前後方向の一方側に移動させようとする利用者の操作力が作用する。この操作力によって、第一支持部ではグリップ部が固定部材に対して回転するとともに、第一支持部から離間した第二支持部ではグリップ部が前後方向に移動する。このように、利用者の操作力によって固定部材に対して移動(変位)するグリップ部は、第一支持部と第二支持部とで支持されているため、ガタ付きが生じにくい。
本発明に係る操作装置において、前記第二支持部は、前記固定部材及び前記グリップ部のいずれか一方に形成され、前記前後方向に連続するガイド部と、前記固定部材及び前記グリップ部のいずれか他方に設けられ、前記ガイド部に沿って前記前後方向に移動可能とされた被ガイド部材と、を備えるのが好ましい。
このような構成によれば、利用者の操作力によって、グリップ部が第二支持部で前後方向に移動する際には、被ガイド部材が、前後方向に連続するガイド部に沿って移動する。このように、被ガイド部材の動作がガイド部によって案内されることで、グリップ部の移動がスムーズなものとなる。
本発明に係る操作装置において、前記被ガイド部材は、前記中心軸回りに回転自在に設けられたローラ部材であるようにしてもよい。
このような構成によれば、利用者の操作力によって、グリップ部が第二支持部で前後方向に移動する際には、被ガイド部材がガイド部と接触することで、被ガイド部材は回転しながらガイド部に沿って移動する。これにより、グリップ部の移動が、より一層スムーズなものとなる。
本発明に係る操作装置において、前記グリップ部を付勢して前記固定部材に対する中立位置に復元させる復元機構をさらに備えるようにしてもよい。
このような構成によれば、利用者の操作力によってグリップ部が中立位置から前後方向の一方側に移動した後、利用者が操作力を解除すると、復元機構によって、グリップ部が付勢されて中立位置に復元する。
本発明に係る操作装置において、前記復元機構は、前記固定部材及び前記グリップ部のいずれか一方に設けられ、前記前後方向に交差する交差方向に窪む凹部を有する被係合部材と、前記固定部材及び前記グリップ部の他方に設けられ、前記凹部に挿入されることで、前記グリップ部を前記固定部材に対する前記中立位置に保持する係合部材と、前記被係合部材と前記係合部材とを相互に近づける方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記被係合部材は、前記凹部に対して前記前後方向の両側に、前記凹部に近づくにしたがって窪み寸法が漸次増大する案内面を有している。
このような構成によれば、利用者の操作力によって、グリップ部が前後方向の一方側に移動すると、被係合部材の凹部に対し、係合部材が案内面に沿って凹部から離間する方向に相対的に移動する。利用者の操作力が解除されると、付勢部材の付勢力によって、係合部材と被係合部材とが接近する方向に付勢されることで、係合部材が案内面に沿って凹部に近づく方向に相対的に移動する。これによって、利用者の操作力が解除すれば、係合部材が被係合部材の凹部に挿入されて係合し、グリップ部を固定部材に対する中立位置に保持することができる。
本発明に係る操作装置は、前記手押し移動体のブレーキ機構を操作するブレーキレバーをさらに備え、前記ブレーキレバーが、前記グリップ部に支持されているようにしてもよい。
ここで、例えば、ブレーキレバーを固定部材に設けると、利用者が、グリップ部を把持しながらブレーキレバーを操作すると、ブレーキレバーの操作とともにグリップ部が固定部材に対して不用意に変位してしまう。これに対し、上記したように、ブレーキレバーをグリップ部に設けることで、利用者が、グリップ部を把持しながらブレーキレバーを操作したとき、利用者の手指でブレーキレバーを操作するときの力がブレーキレバーとグリップ部とに伝達され、固定部材に伝わることがない。したがって、ブレーキレバーの操作時に、グリップ部が変位して不用意に手押し移動体が移動してしまうのを防ぐことができる。
また、本発明の手押し移動体は、上記したような操作装置を備える。
このような構成によれば、利用者の操作力によって固定部材に対して移動(変位)するグリップ部が、第一支持部と第二支持部とで支持されているため、ガタ付きが生じにくい。
本発明によれば、手押し移動体を操作した際のグリップ部のガタ付きを抑え、操作時の質感を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態における操作装置を備えた手押し移動体の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態における操作装置の外観を示す斜視図である。 上本発明の実施形態における操作装置の構成を示す図であり、操作装置の上下方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態における操作装置の構成を示す図であり、操作装置の前後方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態における操作装置に設けられた変位ガイド部(第二支持部)の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態における操作装置に設けられた復元機構の構成を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態に係る電動アシスト車輪ユニット、およびそれを備えた手押し移動体について、図面を参照して説明をする。
(電動アシストシルバーカー)
図1は、本発明の実施形態における操作装置を備えた手押し移動体の一例を示す斜視図である。
同図に示すように、電動アシストシルバーカー(手押し移動体)10は、フレーム11と、収納部12と、車輪13と、を備えている。
フレーム11は、収納部12を支持する座部フレーム11aと、座部フレーム11aの一端に設けられ、上方に向けて延びる背部フレーム11bと、座部フレーム11aから下方に向けて延びる脚部フレーム11cと、を備える。
ここで、以下の説明においては、平面視した状態で、座部フレーム11aに対して背部フレーム11bが設けられた側を後方、その反対側を前方、前後方向に向かって左右両側を側方と称することがある。
収納部12は、内部に物品等を収容できる物品収容部12aと、物品収容部12aの上方を覆い、上面に物品を載置したり着座したりすることが可能な台部12bと、を備えている。
車輪13は、脚部フレーム11cの下端部に設けられている。車輪13は、ホイール13wと、ホイール13wの外周部に装着されたタイヤ13tと、を備えている。
この実施形態において、脚部フレーム11cは、上方から下方に向かって、平面視した状態で電動アシストシルバーカー10の四隅に向けて延びている。これにより、車輪13は、電動アシストシルバーカー10の四隅に配されている。ここで、4つの車輪13のうち、フレーム11の前方の幅方向両側に設けられている車輪13fは、脚部フレーム11cを挟んでその両側に二個一対で設けられている。また、フレーム11の後方の幅方向両側に設けられている車輪13rは、脚部フレーム11cの側方に設けられている。
フレーム11の背部フレーム11b,11bの上端部には、ハンドル部14が設けられている。本実施形態のハンドル部14は、幅方向両側に一対設けられ、フレーム11の背部フレーム11b,11bの上端部から幅方向両側に延びている。
電動アシストシルバーカー10は、例えば後方の幅方向両側の車輪13rを回転駆動させる電動アシスト機構を備えている。電動アシスト機構は、車輪13rを回転駆動する駆動ユニット20と、ハンドル部14に設けられた操作部(操作装置)30と、収納部12内に収納され、操作部30で利用者によってなされる操作に応じて駆動ユニット20の動作を制御する制御部18と、を備えている。
(操作部)
図2は、操作部の外観を示す斜視図である。図3は、操作部の構成を示す図であり、操作部の上下方向に沿った断面図である。図4は、操作部の構成を示す図であり、操作部の前後方向に沿った断面図である。
図2〜図4に示すように、操作部30は、ハンドルパイプ(固定部材)31と、グリップ部30Gと、変位検出部34(図3参照)と、位置復元機構(復元機構)35(図4参照)と、ブレーキレバー部60(図2参照)と、を備えている。
(ハンドルパイプ)
ハンドルパイプ31は、円筒状をなしている。ハンドルパイプ31は、背部フレーム11b(図1参照)の上端部に連結されることで、ハンドル部14を構成する。
(グリップ部)
図3に示すように、ハンドルパイプ31の外周面の上下には、所定位置に凹部31a,31aが形成されている。ハンドルパイプ31の上下の凹部31a,31aには、ハンドルパイプ31の径方向外方、かつ上下方向に延びる支持軸(第一支持部)36,36が設けられている。支持軸36は、凹部31a内に固定されたベース部36aと、ベース部36aからハンドルパイプ31の径方向外方に向かって延びる軸部36bと、を一体に有している。
グリップ部30Gは、可動筒部32と、グリップラバー33と、を備えている。
可動筒部32は、ハンドルパイプ31の外径よりも所定寸法大きな内径を有した円筒状をなしている。可動筒部32は、その内側にハンドルパイプ31が挿通されて設けられている。可動筒部32は、ハンドルパイプ31の所定位置の上下に設けられた支持軸36,36を介して回動自在に支持されている。可動筒部32の一端部32aの上下には、それぞれ円環状のリング37が固定されている。各リング37の内側に支持軸36の軸部36bが挿通されている。リング37と支持軸36の軸部36bとの間に、樹脂、金属等からなる円環状のカラー38が設けられている。
これにより、可動筒部32は、上下方向に延びる支持軸36,36回りに回動可能となり、他端部32b側が、可動筒部32の内周面がハンドルパイプ31の外周面との隙間の範囲内で前後方向FRに揺動可能となっている。すなわち、図4に示すように、可動筒部32は、他端部32b側が、可動筒部32の内周面がハンドルパイプ31の前側の外周面31fと後ろ側の外周面31gとに突き当たる位置まで、前後方向FRに揺動可能となっている。
図3に示すように、可動筒部32の他端部32bには、ハウジング40が装着されている。ハウジング40は、可動筒部32の他端部32bの内側に挿入される挿入部40aと、可動筒部32の他端部32bから外方に突出したボス部40bと、を一体に備えている。ボス部40bは、挿入部40aよりも大きな外径を有し、挿入部40aとボス部40bとの間には、径方向外方に突出する段部40cが形成されている。ハウジング40は、挿入部40aを可動筒部32の他端部32bの内側に挿入した状態で、段部40cを可動筒部32の他端部32bに突き当てて設けられている。
可動筒部32の他端部32bと、ハンドルパイプ31の他端部31bとの間には、可動筒部32の他端部32bの変位方向をガイドする変位ガイド部(第二支持部)50が設けられている。
変位ガイド部50は、ハウジング40においてハンドルパイプ31の他端部31b側に対向して形成されたガイド溝(ガイド部)51と、ハンドルパイプ31の他端部31bに設けられた被ガイド部52と、を備えている。
図5は、上記操作部に設けられた変位ガイド部(第二支持部)の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、ガイド溝51は、前後方向FRを長径とした長円形状に形成されている。ガイド溝51は、その上部と下部とに、前後方向FRに連続する直線状(平坦状)のガイド面51a,51bが形成されている。
図3に示すように、被ガイド部52は、ハンドルパイプ31の他端部31bに嵌め込まれたブッシュ53と、ブッシュ53の中心部に設けられてハウジング40側に突出したシャフト54と、シャフト54に回転自在に支持された円環状のベアリング(被ガイド部材、ローラ部材)55と、を備えている。図5に示すように、ベアリング55は、ガイド溝51内に配置されている。ベアリング55の外径は、ガイド溝51の前後方向FRの長さよりも十分に小さく、かつ、ガイド溝51の上下のガイド面51a,51bの間隔よりも僅かに小さく形成されている。
図3、図5に示すように、このような変位ガイド部50は、可動筒部32の他端部32b側が前後方向FRに揺動したときに、ハンドルパイプ31側に設けられたベアリング55に対し、可動筒部32側のハウジング40に設けられたガイド溝51が前後方向FRに相対的に変位する。このとき、可動筒部32自体の弾性変形、リング37の変形、可動筒部32と支持軸36(カラー38)との間のガタ等により、可動筒部32の他端部32b側が、上下方向UD(図5参照)に僅かに変位することがある。
この場合、可動筒部32に設けられたハウジング40が一体に上下方向に変位し、ガイド溝51のガイド面51a,51bの何れか一方がベアリング55に接触する。これにより、可動筒部32の上下方向への変位が規制され、上下方向へのガタが小さく抑えられる。
また、ガイド溝51のガイド面51a,51bの何れか一方がベアリング55に接触したまま、可動筒部32の他端部32b側が前後方向FRに変位すると、ベアリング55の外周面とガイド溝51のガイド面51a,51bの何れか一方との摩擦によって、ベアリング55が回転する。
図3、図4に示すように、グリップラバー33は、可動筒部32の外径よりも僅かに大きな内径を有した円筒状をなしている。このグリップラバー33は、少なくともその外周面が、ゴム系材料、軟質樹脂材料等、利用者がグリップラバー33を把持したときに、利用者の手が滑りにくい材料で形成されている。
グリップラバー33は、その内側に可動筒部32が挿入された状態で装着されている。グリップラバー33の一端部33aは、可動筒部32の一端部32aの外周面に、円筒状のカラー41を介して嵌め込まれている。また、グリップラバー33の他端部33bは、その内側に、可動筒部32の他端部32bから突出したハウジング40のボス部40bが嵌め込まれている。このグリップラバー33は、可動筒部32と一体に、支持軸36,36回りに回動可能で、他端部32b側が前後方向FRに揺動可能となっている。
このような可動筒部32及びグリップラバー33からなるグリップ部30Gは、利用者がグリップ部30Gを把持した状態で電動アシストシルバーカー10を前方に押すと、利用者の操作力によってグリップ部30Gが支持軸36回りに回動し、可動筒部32の他端部32b側が前方に揺動する。また、グリップ部30Gは、利用者が電動アシストシルバーカー10を後方に引くと、支持軸36回りに回動し、可動筒部32の他端部32b側が後方に揺動する。
ハウジング40のボス部40bには、凹部40dが形成され、この凹部40dに、キャップ42が装着されている。キャップ42は、凹部40dの内側に嵌め込まれる断面C字状のスリーブ部42aと、可動筒部32の一端部32aよりも大きく、さらにグリップラバー33とほぼ同じ外径を有した閉塞プレート部42bと、を一体に有している。キャップ42は、スリーブ部42aをハウジング40の凹部40d内に挿入して係合させるとともに、閉塞プレート部42bによって、可動筒部32の他端部33b及びグリップラバー33の他端部を閉塞している。
(復元機構)
図6は、上記グリップ部に設けられた復元機構の構成を示す斜視図である。
図4、図6に示すように、位置復元機構35は、可動筒部32側に設けられたアーム(被係合部材)56と、ハンドルパイプ31側に設けられた係止ローラ(係合部材)57と、を備えている。
アーム56は、ハウジング40(図4参照)に固定されたアーム支持部材56aに、回転軸57sを介して回動自在に連結されている。アーム56は、回転軸57s側から、ハウジング40の径方向反対側に向かって延びて形成されている。アーム56は、回転軸57sから離間した先端部56b側に、ハンドルパイプ31の他端部31b側に対向し、他端部31bから離間する方向に窪んだ凹部56sが形成されている。
アーム56は、凹部56sに対して前後方向FRの両側に、凹部56sに近づくにしたがって窪み寸法が漸次増大する案内面56g,56gを有している。
ハウジング40には、アーム56の先端部56bをハンドルパイプ31側に付勢するコイルスプリング(付勢部材)58が設けられている。
係止ローラ57は、ハンドルパイプ31の他端部31bに嵌め込まれたブッシュ53からハンドルパイプ31とは反対側に延びるローラ支持部59に回転自在に支持されている。係止ローラ57は、コイルスプリング58によって付勢されたアーム56の凹部56sに嵌まり込むことで、可動筒部32を、ハンドルパイプ31に対して前後方向FRにおける基準位置である中立位置に位置決めする。
このような位置復元機構35は、利用者が前後方向FRの何れ一方にグリップ部30Gを押圧することで可動筒部32の他端部32b側が前後方向FRに揺動すると、アーム56の56sから係止ローラ57が前後方向FRに外れ、案内面56gに移動する。すると、アーム56は、係止ローラ57に押圧され、先端部56bがハンドルパイプ31から離間する側に変位する。
この状態で、利用者がグリップ部30Gの押圧を解除すると、コイルスプリング58の付勢力によって、アーム56の凹部56s内に係止ローラ57が嵌まり込むよう、係止ローラ57が案内面56gに沿って凹部56s側に移動する。これにより、可動筒部32が前後方向FRに沿って変位する。
係止ローラ57が凹部56sに嵌まり込むと、可動筒部32は、中立位置から前後方向FRに揺動した位置から、揺動前の状態、つまり可動筒部32とハンドルパイプ31とが同心上に位置に位置する中立位置に復元される。
(変位検出部)
図3に示すように、変位検出部34は、マグネット34Mと、ホールIC基板34Pと、を備えている。
マグネット34Mは、ハウジング40の挿入部40aから、ハンドルパイプ31の外周側に沿って延びる延長プレート部40pに固定されている。マグネット34Mは、ハンドルパイプ31の外周面と僅かな間隔を開けて対向するよう配置される。
ホールIC基板34Pは、ハンドルパイプ31の下面に形成された凹部31dに収容され、マグネット34Mと僅かな間隔を開けて対向している。ホールIC基板34Pには、図示しないホールICが設けられ、可動筒部32のハンドルパイプ31に対する動きにともなって生じる、ホールICに対するマグネット34Mの変位を、磁束の変化により検出する。
また、ハンドルパイプ31の下面には、静電容量センサ基板34Sが設けられている。静電容量センサ基板34Sは、図示しない静電容量センサが実装されており、グリップ部30Gを利用者が把持している否かを、静電容量の変化により検出する。
ホールIC基板34P、静電容量センサ基板34Sには、それぞれ図示しない配線が接続され、ハンドルパイプ31の内側を通して、メイン基板34Rに電気的に接続されている。メイン基板34Rは、ハンドルパイプ31の内側を通して、制御部18(図1参照)に電気的に接続されている。
利用者がグリップ部30Gを把持している状態で、電動アシストシルバーカー10に押し引きするため、前後方向FRのいずれか一方に操作力を加えると、グリップ部30Gが支持軸36回りに回動する。制御部18は、グリップ部30Gの可動筒部32の他端部32b側が前後方向FRに揺動すると、静電容量センサ基板34Sで、その変位方向(前方または後方)をマグネット34MとホールIC基板34Pとで検出する。制御部18は、検出したグリップ部30Gの変位方向と同じ方向に電動アシストシルバーカー10が移動するよう、電動アシスト機構の駆動ユニット20を作動させ、車輪13rに回転駆動力(アシスト力)を伝達する。
また、利用者によるグリップ部30Gへの操作力の印加が解除されると、位置復元機構35によりグリップ部30Gが元の中立位置に戻る。このようにしてグリップ部30Gが中立位置に戻ったとき、又は利用者がグリップラバー33を把握していないときには、制御部18は、駆動ユニット20から車輪13rへの回転駆動力の伝達を停止する。
(ブレーキレバー)
図2に示すように、ブレーキレバー部60は、ホルダ61と、ブレーキレバー62と、を備えている。
ホルダ61は、可動筒部32と一体に設けられたホルダ支持部32hに固定されている。ホルダ支持部32hは、可動筒部32の一端部32aからハンドル部14の幅方向内方に向かって延びる筒状で、可動筒部32よりも小さな外径を有して形成されている。ホルダ61は、このホルダ支持部32hに固定されている。
ブレーキレバー62は、基端部62aがホルダ61に、図示しない軸を介して回動可能に設けられている。ブレーキレバー62は、基端部62aから先端部62sに向かって、ハンドル部14の幅方向外方に延びている。このようなブレーキレバー62は、先端部62s側をグリップラバー33側に引くように操作することで、操作ケーブル21(図1参照)を介して、車輪13rに設けられたブレーキ機構22を作動させ、車輪13rに制動力を発揮させる。
(効果)
このように、操作部30は、電動アシストシルバーカー10のハンドル部14に設けられたハンドルパイプ31と、筒状をなし、内側にハンドルパイプ31が挿入されたグリップ部30Gと、ハンドルパイプ31に対するグリップ部30Gの変位を検出する変位検出部34と、を備えている。グリップ部30Gは、ハンドルパイプ31に回転自在に連結される支持軸36,36と、支持軸36,36とはハンドルパイプ31の中心軸に沿って離間した位置に設けられ、ハンドルパイプ31に、電動アシストシルバーカー10の前後方向FRに移動可能に支持される変位ガイド部50と、を備える。
このような構成によれば、利用者がグリップ部30Gを把持して電動アシストシルバーカー10を前後方向FRの一方側に移動させると、グリップ部30Gには、これをハンドルパイプ31に対して前後方向FRの一方側に移動させようとする利用者の操作力が作用する。この操作力によって、支持軸36,36ではグリップ部30Gがハンドルパイプ31に対して回転するとともに、支持軸36,36から離間した変位ガイド部50ではグリップ部30Gが前後方向FRに移動する。
このように、利用者の操作力によってハンドルパイプ31に対して移動(変位)するグリップ部30Gは、支持軸36,36と変位ガイド部50とで支持されているため、ガタ付きが生じにくい。これにより、支持軸36に操作力によるモーメントが集中することも抑えることができる。
したがって、電動アシストシルバーカー10を操作した際のグリップ部30Gのガタ付きを抑え、操作時の質感を向上させることが可能となる。
また、変位ガイド部50は、グリップ部30G側に形成され、前後方向FRに連続するガイド溝51と、ハンドルパイプ31側に設けられ、ガイド溝51に沿って前後方向FRに移動可能とされたベアリング55と、を備える。
このような構成によれば、利用者の操作力によってグリップ部30Gが変位ガイド部50で前後方向FRに移動する際には、ベアリング55が、前後方向FRに連続するガイド溝51に沿って移動する。このように、ベアリング55の動作がガイド溝51によって案内されることで、グリップ部30Gの移動がスムーズなものとなる。
さらに、グリップ部30Gが変位ガイド部50で前後方向FRに移動する際には、ベアリング55がガイド溝51と接触することで、ベアリング55は回転しながらガイド溝51に沿って移動する。これにより、グリップ部30Gの移動が、より一層スムーズなものとなる。
また、操作部30は、グリップ部30Gを付勢してハンドルパイプ31に対する中立位置に復元させる位置復元機構35をさらに備えている。このような構成によれば、利用者の操作力によってグリップ部30Gが前後方向FRの一方側に移動した後、利用者が操作力を解除すると、位置復元機構35によって、グリップ部30Gが付勢されて中立位置に復元する。したがって、利用者がグリップ部30Gから手を離せば、アシスト機能を自動的に停止させることができる。
また、位置復元機構35は、グリップ部30G側に設けられ、前後方向FRに交差する交差方向に窪む凹部56sを有するアーム56と、ハンドルパイプ31側に設けられ、凹部56sに挿入されることで、グリップ部30Gをハンドルパイプ31に対する中立位置に保持する係止ローラ56と、アーム56と係止ローラ56とを相互に近づける方向に付勢するコイルスプリング58と、を備えている。さらに、アーム56は、凹部56sに対して前後方向FRの両側に、凹部56sに近づくにしたがって窪み寸法が漸次増大する案内面56gを有している。
このような構成によれば、利用者の操作力によって、グリップ部30Gが前後方向FRの一方側に移動すると、アーム56の凹部56sに対し、係止ローラ56が案内面56gに沿って凹部56sから離間する方向に相対的に移動する。利用者の操作力が解除されると、コイルスプリング58の付勢力によって、係止ローラ56とアーム56とが接近する方向に付勢されることで、係止ローラ56が案内面56gに沿って凹部56sに近づく方向に相対的に移動する。これによって、利用者の操作力が解除すれば、係止ローラ56がアーム56の凹部56sに確実に挿入されて係合し、グリップ部30Gをハンドルパイプ31に対する中立位置に保持することができる。
さらに、操作部30においては、ブレーキレバー62が、グリップ部30Gに支持されている。
ここで、例えば、ブレーキレバー62をハンドルパイプ31に設けると、利用者が、グリップ部30Gを把持しながらブレーキレバー62を操作すると、その操作力は、ブレーキレバー62とハンドルパイプ31とを互いに接近させる方向に作用する。その結果、ブレーキレバー62の操作とともにグリップ部30Gがハンドルパイプ31に対して不用意に変位してしまうことがある。
これに対し、上記したように、ブレーキレバー62をグリップ部30Gに設けることで、利用者が、グリップ部30Gを把持しながらブレーキレバー62を操作しても、利用者の手指では、ブレーキレバー62を操作するときの力は、ブレーキレバー62とグリップ部30Gとに伝達され、ハンドルパイプ31に伝わることがない。したがって、ブレーキレバー62の操作時に、グリップ部30Gが変位して不用意に電動アシストシルバーカー10が移動してしまうのを防ぐことができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上述の各実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上記実施形態において、ハンドルパイプ31側にベアリング55を設け、このベアリング55がガイド溝51内で前後方向FRに相対的に移動する構成としたが、ベアリング55に代えて、リテーナ等、回転しない部材を用いることもできる。
また、ベアリング55やリテーナをグリップ部30G側に設け、ガイド溝51をハンドルパイプ31側に設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、電動アシストシルバーカー10の全体構成を説明したが、各部の構成については、適宜変更することが可能である。
また、本発明の操作装置は、上記実施形態のようなシルバーカーに限らず、ベビーカー、ショッピングカート、リハビリテーション用歩行車、ハンディカート、台車など、歩行者が手押しで移動させる各種の手押し移動体に適用可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
10…電動アシストシルバーカー(手押し移動体)
14…ハンドル部
22…ブレーキ機構
30…操作部(操作装置)
30G…グリップ部
31…ハンドルパイプ(固定部材)
35…位置復元機構(復元機構)
36…支持軸(第一支持部)
50…変位ガイド部(第二支持部)
51…ガイド溝(ガイド部)
55…ベアリング(被ガイド部材、ローラ部材)
56…アーム(被係合部材)
56g…案内面
56s…凹部
57…係止ローラ(係合部材)
58…コイルスプリング(付勢部材)
62…ブレーキレバー

Claims (7)

  1. 手押し移動体のハンドル部に設けられた固定部材と、
    筒状をなし、内側に前記固定部材が挿入されるとともに、前記固定部材に対して変位可能に設けられたグリップ部と、
    前記固定部材に対する前記グリップ部の変位を検出する変位検出部と、を備え、
    前記グリップ部は、
    前記固定部材に回転自在に連結される第一支持部と、
    前記第一支持部とは前記固定部材の中心軸に沿って離間した位置に設けられ、前記固定部材に、前記手押し移動体の進行方向の前後方向に移動可能に支持される第二支持部と、
    を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 前記第二支持部は、
    前記固定部材及び前記グリップ部のいずれか一方に形成され、前記前後方向に連続するガイド部と、
    前記固定部材及び前記グリップ部のいずれか他方に設けられ、前記ガイド部に沿って前記前後方向に移動可能とされた被ガイド部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記被ガイド部材は、前記中心軸回りに回転自在に設けられたローラ部材であることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記グリップ部を付勢して前記固定部材に対する中立位置に復元させる復元機構をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の操作装置。
  5. 前記復元機構は、
    前記固定部材及び前記グリップ部のいずれか一方に設けられ、前記前後方向に交差する交差方向に窪む凹部を有する被係合部材と、
    前記固定部材及び前記グリップ部の他方に設けられ、前記凹部に挿入されることで、前記グリップ部を前記固定部材に対する前記中立位置に保持する係合部材と、
    前記被係合部材と前記係合部材とを相互に近づける方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記被係合部材は、前記凹部に対して前記前後方向の両側に、前記凹部に近づくにしたがって窪み寸法が漸次増大する案内面を有している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の操作装置。
  6. 前記手押し移動体のブレーキ機構を操作するブレーキレバーをさらに備え、
    前記ブレーキレバーが、前記グリップ部に支持されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の操作装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の操作装置を備えることを特徴とする手押し移動体。
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