JP2017119630A - ヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料キット及び毛髪処理方法 - Google Patents

ヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料キット及び毛髪処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】損傷を受けた毛髪への付着性に優れ、毛髪の機能・特性を改善・保護又は補修できるヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料キット及び毛髪処理方法を提供する。【解決手段】本開示のヘアトリートメント増強剤は、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質(第1成分)と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種(第2成分)と、を含有する。本開示の毛髪化粧料キットは、前記第1成分を含む第1剤と、前記第2成分を含む第2剤と、を備え、前記第1剤及び前記第2剤をそれぞれ対象者の毛髪に対して接触させて使用する。本開示の毛髪処理方法は、タンパク質を毛髪に接触させる工程と、前記第2成分を毛髪に接触させる工程と、を含む。【選択図】なし

Description

本発明はヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料キット及び毛髪処理方法に関し、更に詳しくは、毛髪への付着性に優れ、毛髪の機能・特性を改善・保護又は補修することができるヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料キット及び毛髪処理方法に関する。
毛髪化粧料は、単に外観を美しく整えるだけでなく、毛髪を保護するため、あるいは毛髪の機能・特性を改善又は補修するために用いられることがある。このような毛髪化粧料に含まれる成分として、タンパク質は従来から知られている。例えば、毛髪等に含まれるタンパク質であるケラチンは、毛髪に対してなじみやすく、皮膚及び毛髪の保湿、感触改良、及び肌荒れ防止に有効であることが知られている。
従来、有効成分であるケラチン等のタンパク質の効果を高めるために、タンパク質と他の物質とを併用することが提案されている。例えば、特許文献1には、ケラチン分解ペプチド等の水溶性有効成分の浸透性を高めるために、特定のジカルボン酸とポリオキシエチレンモノアルキルエーテルとのジエステルを含有する浸透促進剤及び水溶性有効成分を含む毛髪化粧料が記載されている。
通常、化粧品成分は水溶性であることが求められる。従来、毛髪化粧料の有効成分であるタンパク質として、水溶性を高めたタンパク質が用いられている。例えば、毛髪化粧料の有効成分として、タンパク質を加水分解したペプチドを用いることが行われている。また、ジスルフィド結合を有するタンパク質(ケラチン等)では、かかるジスルフィド結合を還元してチオール基(−SH)又はその誘導基とすることにより、ジスルフィド結合を開裂して可溶化することが行われている。特許文献2には、−SS−(CHCOO−を側鎖基として備えるペプチドが配合されたヘアケア剤が記載されている。特許文献3には、水に不溶なタンパク質のジスルフィド結合をチオール基に還元し、その一部又は全部をカルボキシメチルジルスフィド基(−SSCHCOOH)とすることにより得られる可溶化タンパク質が記載されている。
特開2013−53171号公報 特開2010−285401号公報 特開平7−126296号公報
毛髪の機能・特性を改善・保護又は補修するためには、毛髪化粧料中の有効成分が毛髪に付着しなければならない。よって、毛髪化粧料の有効成分は、単に水に可溶であるだけでなく、毛髪における付着性に優れることも求められる。しかし、上記のように、毛髪化粧料の有効成分であるタンパク質として、水溶性を高めたタンパク質が用いられているところ、通常、毛髪は疎水性であることから、水溶性が高い有効成分は毛髪に付着しにくいという問題がある。
また、非常に強いダメージを受けた毛髪は、毛髪のタンパク質構造が壊れ毛髪内部へ水が入りやすくなる。健常な毛髪より親水的な性質に傾いているダメージを受けた毛髪では、環境中の水分等によりセットされた髪型が崩れ、また毛髪同士の引っ掛かりや表面摩擦が高くなり櫛通りが悪くなる。このような高損傷毛を補修するためには、親水的となった損傷部位を疎水性に戻す必要があるが、毛髪化粧料に含まれるタンパク質は水溶性であるため、損傷毛を補修し疎水性に戻すことができないことも大きな課題の一つである。
毛髪化粧料には、ヘアトリートメントなどダメージを受けた毛髪を補修し、静電気の帯電の抑制、櫛通りの改善などの効果を持つものも多くあるが、これらには前記水溶性のタンパク質以外にシリコーンオイルなどの油性被膜剤が含まれている。上記のように、水溶性タンパク質は、ダメージを受けた毛髪を疎水的に戻すことはできず、一方、シリコーンオイルなどの被膜剤は疎水性であることから、損傷を受けた毛髪ほど被膜効果は弱くなるか持続性に欠ける。
本発明は、損傷を受けた毛髪への付着性に優れ、毛髪の機能・特性を改善・保護又は補修することができるヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料キット及び毛髪処理方法を提供することを目的とする。
本発明のヘアトリートメント増強剤は、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種と、を含有する。
本発明の毛髪化粧料キットは、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質を含む第1剤と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種を含む第2剤と、を備え、前記第1剤及び前記第2剤をそれぞれ対象者の毛髪に対して接触させるための、毛髪化粧料キットである。
本発明の毛髪処理方法は、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質を毛髪に接触させる工程と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種を毛髪に接触させる工程と、を含む。
本発明のヘアトリートメント増強剤、毛髪化粧料及び毛髪処理方法によれば、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質とC12〜30の側鎖と塩基性官能基をもつ脂質又はこれらの塩類の少なくとも1種が毛髪への付着性に優れていることから、毛髪の機能・特性を改善・保護又は補修することができる。
1.ヘアトリートメント増強剤
本発明のヘアトリートメント増強剤は、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質(以下、「第1成分」ともいう。)を含有する。前記タンパク質は、通常、毛髪化粧料に用いられるものである限り、その種類に特に限定はない。前記タンパク質として具体的には、例えば、ケラチン、コラーゲン、エラスチン、絹タンパク、カゼイン、大豆・納豆タンパク及び小麦タンパクからなる群より選択される1種又は2種以上が挙げられる。前記タンパク質として好ましくはケラチンである。
前記タンパク質として、該タンパク質の加水分解物及び/又は誘導体を用いてもよい。前記タンパク質の加水分解物として、例えば、前記タンパク質を加水分解して得られるペプチドが挙げられる。また、前記誘導体として、側鎖の一部又は全部を他の官能基に変換した前記タンパク質又はその加水分解物が挙げられる。前記誘導体として具体的には、例えば、ジスルフィド結合(−S−S−)を含むタンパク質(ケラチン等)の場合、このジスルフィド結合の一部又は全部を還元してチオール基(−SH)又はその誘導基(例えば、カルボキシメチルジルスフィド基(−SSCHCOOH)及びアミノエチルジスルフィド基(−S−S−CH−CHR−NH)とした可溶化タンパク質が挙げられる。
前記タンパク質の由来に特に限定はない。精製・単離された該タンパク質を用いてもよく、あるいは該タンパク質を含む天然成分(例えば、抽出物)を用いてもよい。また発酵法により製造された納豆エキス若しくは精製物(例えば、ポリグルタミン酸)でもよい。
前記タンパク質は、側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含む。かかる構成を有することにより、毛髪に対する効果を向上させることができるので好ましい。この効果の向上は以下のように考えられる。即ち、前記タンパク質の酸性官能基が、プラス電荷に荷電するC12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質とイオン結合することにより複合体を形成し、この複合体がバインダーとなって、トリートメント成分の付着性を向上させ、効果を増強することができると考えられる(尚、当該見解は発明者の見解の1つに過ぎず、何ら本発明を定義付ける記載ではなく、本発明の範囲を限定する趣旨の説明でもなく、本発明の範囲を限定する意図もない。)。
前記タンパク質の分子量は、本発明の作用効果を阻害しない限り特に限定はない。前記タンパク質(例えば、ケラチン)の重量平均分子量は通常、5,000〜100,000である。前記タンパク質の分子量は、必要に応じて酵素、酸又はアルカリで加水分解を行うことにより、適宜調節することができる。
本発明のヘアトリートメント増強剤中、前記タンパク質の含有量は、本発明の作用効果を阻害しない限り特に限定はない。前記タンパク質の含有量は、ヘアトリートメント増強剤全量を100質量%とした場合、通常0.01〜5質量%である。
本発明のヘアトリートメント増強剤は、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種(以下、「第2成分」という。)を含有する。前記ヘアトリートメント増強剤は、前記C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの1種を含んでいてもよく、2種以上を含んでいてもよい。
前記C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類として、例えば、ベタイン誘導体、スルタイン誘導体及びココアンホ酢酸誘導体が挙げられる。ベタイン誘導体は1種単独でもよく、2種以上を併用してもよい。同様に、前記スルタイン誘導体及びココアンホ酢酸誘導体も1種単独でもよく2種以上を併用してもよい。
前記第2成分の含有量は、本発明の作用効果を阻害しない限り特に限定はない。前記第2成分の含有量は、化粧料全量を100質量%とした場合に、通常0.1〜20質量%である。
前記ベタイン誘導体は、正電荷と負電荷(−COO)を同一分子内の隣り合わない位置に持ち、正電荷をもつ原子には解離しうる水素原子が結合しておらず、分子全体として電荷を持たない化合物(分子内塩)であれば、その構造に限定はない。前記ベタイン誘導体として具体的には、以下の式(1)の化合物が挙げられる。
Figure 2017119630
式(1)中、RはC8〜24の直鎖若しくは分岐アルキル基若しくはアルケニル基、又はR1a−C(=O)−X−R−である(式中、R1aはH又はC1〜24の直鎖若しくは分岐アルキル基若しくはアルケニル基であり、XはO又はCONHであり、Rは直鎖若しくは分岐アルキレン基であり、好ましくは−(CH−(n;1〜5の整数)である。)。R及びR1aは、鎖中に他の原子(例えば、O及びSi)を有していてもよい。また、R及びR1aは、側鎖として他の官能基(例えば、−OH)を有していてもよい。R1a−C(=O)−X−R−として好ましくは、R1a−CONH(CH−である。
式(1)中、R及びRはC1〜3アルキル基又はC1〜3ヒドロキシアルキル基である。R及びRは同一の基でもよく、異なる基でもよい。
式(1)中、RはC1〜3アルキレン基である。該アルキレン基は側鎖に他の官能基(例えば、アルキル基及び−OH)を有してもよい。
前記ベタイン誘導体として好ましくは、式(1−1)の化合物が挙げられる。式(1−1)中、Rは上記の説明が妥当する。
Figure 2017119630
前記ベタイン誘導体として具体的には、例えば、ラウリルアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレイルベタイン、カプリルプロピルベタイン、ステアリルベタイン、ジメチコンプロピルPGベタイン、イソステアラミドプロピルベタイン、及びウンデシレナミドプロピルベタインから選択される1種又は2種以上が挙げられる。
また、前記ベタイン誘導体として、天然由来の油(例えば、牛乳、ヤシ油、パーム核油、馬油、ババス油、大豆油、オリーブ油)に含まれる脂肪酸残基を含むベタイン誘導体を用いてもよい。このようなベタイン誘導体として、式(1)又は式(1−1)中、RがR1a−C(=O)−X−R−であり、且つR1a−C(=O)が天然由来の油に含まれる脂肪酸残基であるベタイン誘導体が挙げられる。X及びRについては上記の説明が妥当する。このようなベタイン誘導体として好ましくは、式(1)又は式(1−1)中、RがR1a−CONH(CH−であり、且つR1a−C(=O)が天然由来の油に含まれる脂肪酸残基であるベタイン誘導体が挙げられる。このようなベタイン誘導体として具体的には、オリーブアミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、ババスアミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、及び馬油脂肪酸アミドプロピルベタインから選択される1種又は2種以上が挙げられる。
前記スルタイン誘導体は、正電荷と負電荷(−SO )を同一分子内の隣り合わない位置に持ち、正電荷をもつ原子には解離しうる水素原子が結合しておらず、分子全体として電荷を持たない化合物(分子内塩)であれば、その構造に限定はない。前記スルタイン誘導体として具体的には、以下の式(2)の化合物が挙げられる。
Figure 2017119630
式(2)中、RはC8〜24の直鎖若しくは分岐アルキル基若しくはアルケニル基、又はR5a−CONH(CH−である(R5aはC8〜24の直鎖若しくは分岐アルキル基若しくはアルケニル基であり、nは1〜5の整数である。)。
式(2)中、R及びRはC1〜3アルキル基である。R及びRは同一の基でもよく、異なる基でもよい。
はC1〜3アルキレン基である。該アルキレン基は鎖中に他の官能基(例えば、−OH)を有してもよい。
前記スルタイン誘導体として好ましくは、式(2−1)のプロピルヒドロキシスルタインが挙げられる。式(2−1)中、R〜Rは上記の説明が妥当する。前記スルタイン誘導体としてより好ましくは、R及びRがメチル基である式(2−1)の化合物である。
Figure 2017119630
前記スルタイン誘導体として具体的には、例えば、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、メトキシシンナミドプロピルヒドロキシスルタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、及びラウリルヒドロキシスルタインから選択される1種又は2種以上が挙げられる。
ココアンホ酢酸誘導体として具体的には、式(3)の化合物が挙げられる。
Figure 2017119630
式(3)中、R−C(=O)はヤシ油脂肪酸アシル基である。R10及びR11はC1〜3アルキレン基である。該アルキレン基は側鎖に他の官能基(例えば、アルキル基及び−OH)を有してもよい。R10及びR11は同一の基でもよく、異なる基でもよい。式(3)の化合物として好ましくは、R10及びR11がエチレン基(−CHCH−)である化合物である。
前記ベタイン誘導体、スルタイン誘導体、及びココアンホ酢酸誘導体として、これらの塩を用いてもよい。該塩は通常、アルカリ金属塩(Na,K等)である。
上記のように、本発明のヘアトリートメント増強剤では、前記タンパク質及び前記第2成分を含有する。ここで、「含有する」の語は、本発明のヘアトリートメント増強剤中で、前記タンパク質及び前記第2成分が個々に存在する場合だけでなく、前記タンパク質と前記第2成分との間で化学結合することにより形成される複合体(例えば、前記タンパク質の酸性官能基が、プラス電荷に荷電するC12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質とイオン結合することにより形成される複合体)として存在する場合も含む。
前記ヘアトリートメント増強剤は、本発明の作用効果を阻害しない限り、必要に応じて他の成分を1種又は2種以上含んでいてもよい。該他の成分として、従来から毛髪化粧料に添加含有されている公知成分、あるいは他の機能性成分が挙げられる。該他の成分として具体的には、例えば、油脂、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコーン油、アニオン界面活性剤(アニオン系、カチオン系、両性、非イオン系)、保湿剤、水溶性高分子、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖類、アミノ酸、pH調整剤、ビタミン、酸化防止剤、色素、防腐剤、及び香料の1種又は2種以上が挙げられる。
前記ヘアトリートメント増強剤の剤形及び使用形態には特に限定はない。前記ヘアトリートメント増強剤は、例えば、液状(例えば、ローション、エマルション)、半固形状(例えば、ゲル、軟膏・ワックス)、フォーム状、固体・粉末、又は霧状で使用することができる。
前記ヘアトリートメント増強剤として具体的には、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、コンディショナー、整髪剤、パーマネントウェーブ剤、カーリング剤、ヘアーカラー剤、育毛・養毛剤、及びこれらの剤を使用する前又は後処理剤が挙げられる。好ましくは、前処理剤として使用する方法であり、毛髪化粧料に含まれるトリートメント成分の付着性を上げ、補修効果を増強する。
2.毛髪化粧料キット
前記第1剤には前記第1成分が含まれる。該第1成分については、前記ヘアトリートメント増強剤における説明が妥当する。また、前記第2剤には、前記第2成分が含まれる。これらについても、前記ヘアトリートメント増強剤における説明が妥当する。
前記第1剤中の前記第1成分及び前記第2剤中の前記第2成分の含有量は、本発明の作用効果を阻害しない限り特に限定はない。前記第1成分の含有量は、第1剤と第2剤の合計量を100質量%とした場合に、通常0.01〜5質量%である。前記第2成分の含有量は、第1剤と第2剤の合計量を100質量%とした場合に、通常0.1〜20質量%である。
前記第1剤及び第2剤は、本発明の作用効果を阻害しない限り、必要に応じて他の成分を1種又は2種以上含んでいてもよい。該他の成分については、前記ヘアトリートメント増強剤における説明が妥当する。
尚、前記第1剤と同様に、前記第2剤も前記第1成分を含んでいてもよい。また、前記第2剤と同様に、前記第2成分を含んでいてもよい。前記第1剤及び前記第2剤が前記第1成分を含む場合、該第1成分は同じタンパク質でもよく、異なるタンパク質でもよい。また、前記第1剤及び前記第2剤が前記第2成分を含む場合、両者は同じ化合物でもよく、異なる化合物でもよい。
本発明のキットでは、前記第1剤及び前記第2剤をそれぞれ対象者の毛髪と接触させることにより使用する。前記第1剤及び前記第2剤の接触方法には特に限定はない。前記第1剤及び前記第2剤を同時に対象者の毛髪に接触させてもよく、あるいはいずれか一方を先に接触させた後、他方を接触させてもよい。上記のように、前記1成分及び第2成分の複合体がバインダーとなって、トリートメント成分の付着性を向上させ、効果を増強することができると考えられるところ、この方法によれば、毛髪表面で複合体を形成させることにより、効果を増強することができると考えられる(当該見解は発明者の見解の1つに過ぎず、何ら本発明を定義付ける記載ではなく、本発明の範囲を限定する趣旨の説明でもなく、本発明の範囲を限定する意図もない。)。
前記第1剤及び前記第2剤の剤形及び使用形態には特に限定はない。前記第1剤及び前記第2剤は、例えば、液状(例えば、ローション、エマルション)、半固形状(例えば、ゲル、軟膏・ワックス)、フォーム状、固体・粉末、又は霧状で使用することができる。前記第1剤及び前記第2剤の剤形及び使用形態は同じでもよく、異なっていてもよい。
前記毛髪化粧料キットとして具体的には、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、コンディショナー、整髪剤、パーマネントウェーブ剤、カーリング剤、ヘアーカラー剤、育毛・養毛剤、及びこれらの剤を使用する前又は後処理剤が挙げられるが、好ましくは、前処理剤として使用する方法であり、毛髪化粧料に含まれるトリートメント成分の付着性を上げ、補修効果を増強する。
3.毛髪処理方法
本発明の毛髪処理方法において、前記第1成分及び前記第2成分については、前記毛髪化粧料における説明が妥当する。
本発明の毛髪処理方法は、前記第1成分及び前記第2成分を毛髪に接触させる工程を含む限り、具体的な手順及び方法に特に限定はない。例えば、前記第1成分及び前記第2成分の両者を同時に毛髪に接触させてもよい。また、前記第1成分及び前記第2成分のうちの一方を毛髪に接触させた後、他方を毛髪に接触させてもよい。
前記第1成分及び前記第2成分を毛髪に接触させる工程として具体的には、本発明のヘアトリートメント増強剤又は毛髪化粧料キットを用いる方法が挙げられる。後者の場合、前記第1剤及び前記第2剤を同時に毛髪に接触させてもよく、あるいはいずれか一方を毛髪に接触させた後、他方を毛髪に接触させてもよい。
前記第1成分及び前記第2成分を毛髪に接触させる量は、本発明の作用効果を阻害しない限り特に限定はない。この量は、必要に応じて適宜調節することができる。
本発明の方法において、前記第1成分及び前記第2成分を毛髪に接触させる工程は1回でもよく、2回以上行ってもよい。また、本発明の方法において、必要に応じて、前記第1成分及び前記第2成分を毛髪に接触させる工程以外の工程を含んでもよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。尚、本発明は、実施例に示す形態に限定されない。本発明の実施形態は、目的及び用途等に応じて、本発明の範囲内で種々変更することができる。
(処方例1)毛髪処理剤(プレトリートメント) 質量%
SHスルホン化ケラチン 1.0
シア脂アミドプロピルベタイン 3.0
ステアリン酸ポリグリセリル 1.0
ヒメフウロエキス 0.5
カキタンニン 0.1
グリセリン 5.0
ブチレンレングリコール 5.0
L−グルタミン酸 0.6
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残量
(処方例2)毛髪処理剤(プレトリートメント) 質量%
加水分解ケラチン(硫酸基割合12%品) 1.0
ステアリルベタイン 3.0
ステアリン酸ポリグリセリル 1.0
ヒメフウロエキス 0.5
カキタンニン 0.1
グリセリン 5.0
ブチレンレングリコール 5.0
L−グルタミン酸 0.6
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残量
(処方例3)毛髪処理剤(プレトリートメント) 質量%
加水分解ケラチン 1.0
コカミドプロピルヒドロキシスルタイン 3.0
ステアリン酸ポリグリセリル 1.0
ヒメフウロエキス 0.5
カキタンニン 0.1
グリセリン 5.0
ブチレンレングリコール 5.0
L−グルタミン酸 0.6
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残量
(処方例4)毛髪処理剤(プレトリートメント) 質量%
加水分解ケラチン 1.0
オリーブアミドプロピルベタイン 3.0
ステアリン酸ポリグリセリル 1.0
ヒメフウロエキス 0.5
カキタンニン 0.1
グリセリン 5.0
ブチレンレングリコール 5.0
L−グルタミン酸 0.6
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残量
(処方例5)毛髪処理剤(プレトリートメント) 質量%
加水分解ケラチン 1.0
ココアンホ酢酸ナトリウム 3.0
ステアリン酸ポリグリセリル 1.0
ヒメフウロエキス 0.5
カキタンニン 0.1
グリセリン 5.0
ブチレンレングリコール 5.0
L−グルタミン酸 0.6
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残量
(処方例6)シャンプー 質量%
ポリグルタミン酸Na 0.5
ラウリル硫酸アンモニウム 10.0
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸Na 4.0
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 3.0
ラウリン酸イソプロパノールアミド 2.0
ジステアリン酸グリセリル 1.0
カチオン化セルロース 0.1
トレハロース 1.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
サクラ葉エキス 0.3
カテキン 0.1
防腐剤 0.1
香料 適量
精製水 残量
(処方例7)シャンプー 質量%
水溶性シルクタンパク質 3.0
ココアンホプロピオン酸Na 1.0
塩化アルキルトリメチルアンモニウム 10.0
ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウム 8.0
ミリスチン酸 1.0
モノカプリン酸グリセリル 1.0
パントテン酸カルシウム 0.2
リンゴ酸 0.1
ビフィズス菌発酵エキス 0.5
PEG−6000 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3
オレンジ油 0.1
ウコン色素 適量
精製水 残量
(処方例8)リンス 質量%
水溶性コラーゲン液 5.0
ラウラミドプロピルベタイン 2.0
アミドアミノ酸型両性活性剤 4.0
ベヘニルアルコール 3.0
タンニン酸 0.2
コンフリーエキス 0.3
セテス−40 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.8
トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
ラベンダー油 適量
乳酸 1.0
精製水 残量
(処方例9)リンス 質量%
大豆タンパク質カルボキシメチル化誘導体 3.5
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.5
塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.5
セタノール 2.5
トリエチルヘキサノイン 2.0
ステアレス−10 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
プラセンタエキス 0.3
ハチミツ 0.8
ヒドロキシプロピルキトサン 0.8
アミノ変性シリコーン 1.0
加水分解ヒアルロン酸 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
香料 適量
防腐剤 適量
精製水 残量
(処方例10)トリーメント 質量%
トリエチルヘキサン酸グリセリル 4.0
ジメチコン 2.0
アモジメチコン 2.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
ステアリルアルコール 1.5
ベヘニルアルコール 2.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
1,3−ブチレングリコール 7.0
カチオン化セルロース 0.1
ヨクイニンエキス 0.5
PEG−60水添ヒマシ油 1.5
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残量
毛髪の疎水性改善試験
サンプルとして、以下の化粧料(A)〜(D)を用いた。
(A)処方例1のSH基スルホン化ケラチンの代わりに水を添加したもの。
(B)処方例1のSH基スルホン化ケラチンの代わりにケラチン加水分解物(重量平均分子量1,000以下)を同濃度添加したもの。
(C)処方例1のSH基スルホン化ケラチンの代わりにSH基スルホン化未処理ケラチンを同濃度添加したもの。
(D)処方例1。
ヒトの毛髪(直毛)100gを1.0%SDS水溶液200mLに10分間含浸し、精製水で洗浄後、40℃に保温したブリーチ剤(28%アンモニア水7mL、30%過酸化水素水26mLを含む全量200mLの水溶液)に24時間含浸した。その後、再度精製水にて毛髪を洗浄し、室温で24時間風乾した。風乾後の毛髪を各サンプル100mLに、それぞれ20gずつ20分間含浸した。その後、精製水にて毛髪を洗浄し、毛髪の質量が一定になるまで30℃にて風乾した。風乾後、それぞれの毛髪の質量を測定した後、相対湿度75%に設定したデシケーター内に3時間静置し、吸水した状態でのそれぞれの毛髪の質量を測定した。測定後、相対湿度5%に設定したデシケーター内に24時間静置し、それぞれの毛髪の質量を測定した。毛髪の水分吸収率(%)及び毛髪の保水率(%)は、以下の式により算出した。結果を表1に示す。
毛髪の水分吸収率(%)=(H75−H)×100/H
毛髪の保水率(%)=(H−H)×100/(H75−H
;風乾時の毛髪の質量(g)
;相対湿度5%デシケーター内静置後の毛髪の質量(g)
75;相対湿度75%デシケーター内静置後の毛髪の質量(g)
Figure 2017119630
(結果)
処方例1のスルホン化ケラチンの代わりに水を添加したもの(サンプル(A))を対照として比較した場合、ケラチン加水分解物(重量平均分子量1,000以下)が含まれるサンプル(B)においては、低分子のアミノ酸が多く含まれることにより、毛髪の吸湿性が増加した。SH基(タンパク質に含まれるSH基を硫酸基としたケラチン誘導体)の有無に関して、サンプル(C)と(D)との比較により、硫酸基を導入した誘導体(サンプルD)で明らかな水分の吸収性の抑制および毛髪内部の水分の蒸散抑制が認められた。この結果は、SH基スルホン化ケラチンとベタイン類とのイオン結合により形成された複合体は、ケラチン単独より疎水性が高く、また、この複合体が接着した毛髪はSH基スルホン化未処理ケラチンの場合より優位に疎水性となっているためと考えらえる(結果に対する当該見解は、発明者の見解の1つに過ぎず、何ら本発明を定義付ける記載ではなく、本発明の範囲を限定する趣旨の説明でもなく、本発明の範囲を限定する意図もない。)。
ヘアトリートメント補修効果増強試験
前記毛髪の疎水性改善試験において測定に用いた各サンプル処理毛髪を更に(処方例10)100mLに20分間含浸した。その後、精製水にて毛髪を洗浄し、毛髪の質量が一定になるまで30℃にて風乾した。風乾後、それぞれの毛髪の質量を測定した後、相対湿度75%に設定したデシケーター内に3時間静置し、吸水した状態でのそれぞれの毛髪の質量を測定した。測定後、相対湿度5%に設定したデシケーター内に24時間静置し、それぞれの毛髪の質量を測定した。その結果を表2に示す。
Figure 2017119630
前記試験において処理した毛髪に対して、一般的なヘアトリートメントで処理した結果、ヘアトリートメントの効果により全体として各サンプルの毛髪は疎水的な挙動が認められた。その中で、SH基スルホン化ケラチンを用いたサンプル(D)において、ヘアトリートメント単独(サンプル(A))の効果以上の疎水化が顕著に認められた。一方、SH基スルホン化未処理のケラチン(サンプル(C))の場合、その疎水化の増強は弱い結果となった。この結果は以下のように考えられる。即ち、損傷を受け健常な毛髪より親水的となっている毛髪に対して、低分子の水溶性成分は毛髪の疎水化には寄与せず、また、ヘアトリートメントなどの疎水性成分は、親水性に傾いたダメージを受けた毛髪への接着性は弱い。しかし、サンプル(D)に含まれている水溶性成分と疎水性成分(あるいは、水溶性成分と疎水性成分とのイオン結合により形成された、両性を有する複合体)が、損傷を受けた毛髪とヘアトリートメントとのバインダーとなり、ヘアトリートメントの効果を増強させたと考えられる。(結果に対する当該見解は、発明者の見解の1つに過ぎず、何ら本発明を定義付ける記載ではなく、本発明の範囲を限定する趣旨の説明でもなく、本発明の範囲を限定する意図もない。)。

Claims (8)

  1. 側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種と、を含有するヘアトリートメント増強剤。
  2. 前記タンパク質が、ケラチンタンパク、コラーゲンタンパク、エラスチンタンパク、絹タンパク、カゼインタンパク、大豆・納豆タンパク、小麦タンパク及びこれらタンパク質の誘導体からなる群より選択される1種又は2種以上である、請求項1記載のヘアトリートメント増強剤。
  3. 前記C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質が、ベタイン誘導体、スルタイン誘導体、又はココアンホ酢酸誘導体である、請求項1又は2記載のヘアトリートメント増強剤。
  4. 側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質を含む第1剤と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種を含む第2剤と、を備え、前記第1剤及び前記第2剤をそれぞれ対象者の毛髪に対して接触させるための、毛髪化粧料キット。
  5. 前記タンパク質が、ケラチンタンパク、コラーゲンタンパク、エラスチンタンパク、絹タンパク、カゼインタンパク、大豆・納豆タンパク、小麦タンパク及びこれらタンパク質の誘導体からなる群より選択される1種又は2種以上である、請求項4記載の毛髪化粧料キット。
  6. 前記C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質が、ベタイン誘導体、スルタイン誘導体、又はココアンホ酢酸誘導体である、請求項4又は5記載の毛髪化粧料キット。
  7. 側鎖にカルボキシル基若しくは硫酸基のいずれかを有するアミノ酸残基又はその誘導体残基を全アミノ酸残基のうち1/10以上含むタンパク質を毛髪に接触させる工程と、C12〜30の側鎖及び塩基性官能基を有する脂質又はこれらの塩類のうちの少なくとも1種を毛髪に接触させる工程と、を含む、毛髪処理方法。
  8. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘアトリートメント増強剤又は請求項4〜6のいずれか1項に記載の毛髪化粧料キットを用いて行う、請求項7記載の毛髪処理方法。
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