JP2017119516A - ドラム缶用異物吸込み防止治具 - Google Patents

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【課題】ドラム缶の缶内負圧に起因した開栓時の異物吸込みを確実に防止することにより、ドラム缶の缶内清浄度及びドラム缶の品質に対する信頼性を容易にして高めることができる、ドラム缶用異物吸込み防止治具を提供する。
【解決手段】ドラム缶用異物吸込み防止治具(1、32)は、天板(8)に形成されたフランジ(18)と該フランジに着脱自在に取り付けたプラグ(20)とを有する口金部(16)からプラグを開栓する際に口金部に装着して使用するドラム缶用異物吸込み防止治具であって、口金部の周囲の天板を覆う本体(26)と、プラグを開栓可能に本体に開口された開口部(28)とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドラム缶用異物吸込み防止治具に関する。
特許文献1には、開栓時に缶内の陽圧によって内容物の粉粒体が噴出して飛散するのを防止するために、フィルム製蓋を貼り付けたフルオープン簡易開口式容器が開示されている。
また、特許文献2には、ドラム缶等の容器の天板の外周のチャイムに跨る縦断面略逆U型の吸水性部材によって天板の上面の雨水を外部に排出することにより、雨水が天板の口金部に浸入するのを阻止し、また、プラグを開ける際に雨水が容器内に混入しないようにした、雨水吸上げ排出装置が開示されている。
特開2009−18839号公報 特開2014−84127号公報
ドラム缶の製造過程では、仕上げの塗装工程等により、ある程度の熱を帯びた状態で天板に設けられた注水口を形成する口金部をプラグで閉栓することでドラム缶が密閉される。保管中、搬送中、或いは納入先においてドラム缶が外気等の環境下に曝されて冷却されると、ドラム缶内に密閉された空気は収縮することにより体積が減少し、ドラム缶内が減圧される。このため、ドラム缶に内容物を充填するために口金部からプラグを外して開栓すると、ドラム缶内に空気が吸い込まれて缶内負圧が瞬時に解消される。
缶内負圧解消の際、ドラム缶の天板の口金部の周囲に微小なゴミや埃等の異物が存在すると、開栓時に空気とともに当該異物がドラム缶内に吸込まれてしまう。しかしながら、上記特許文献1、2では、上記ドラム缶の缶内負圧に起因した開栓時の異物吸込みについては格別な配慮がなされていない。
ドラム缶の開栓前にドラム缶の天板及び胴体を布で拭取りしたり、或いは吸引機で吸込んだりして清掃を行い、異物吸込みを防止することが考えられる。しかしながら、大量のドラム缶を取り扱う場合、汚れた布を使用し続けたり、拭き取り等の清掃作業が乱雑になったり、或いは、清掃作業を実施しないでドラム缶を開栓したりする場合もあり得る。
これら場合には、ドラム缶に埃等の異物が付着している状態で開栓作業を行うこととなり、缶内への異物吸引を回避できない。このようなドラム缶の缶内負圧に起因した開栓時の異物吸込みは、内容物を充填する前のドラム缶の缶内清浄度を著しく損なうともに、ドラム缶の製造過程でドラム缶内に異物が既に混入していたのではないかという誤解をユーザに与えかねず、従前よりこのような問題の解決が望まれていた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドラム缶の缶内負圧に起因した開栓時の異物吸込みを確実に防止することにより、ドラム缶の缶内清浄度及びドラム缶の品質に対する信頼性を容易にして高めることができる、ドラム缶用異物吸込み防止治具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のドラム缶用異物吸込み防止治具は、天板に形成されたフランジと該フランジに着脱自在に取り付けたプラグとを有する口金部からプラグを開栓する際に口金部に装着して使用するドラム缶用異物吸込み防止治具であって、口金部の周囲の天板を覆う本体と、プラグを開栓可能に本体に開口された開口部とを有する。
好ましくは、フランジは、ドラム缶用異物吸込み防止治具の口金部への装着に伴い開口部に当接する上端部を有する。
好ましくは、本体は、ドラム缶用異物吸込み防止治具の口金部への装着に伴いプラグよりも上側に位置付けられる上面を有する。
好ましくは、開口部は、ドラム缶用異物吸込み防止治具の口金部への装着に伴い上端部の上面が全周に亘って当接される内側フランジを有する。
好ましくは、開口部は、ドラム缶用異物吸込み防止治具の口金部への装着に伴い上端部の外周面が全周に亘って当接される内周面を有する。
好ましくは、本体は、ドラム缶用異物吸込み防止治具の口金部への装着に伴い開口部の少なくとも一部を変形させて、上端部を開口部に密着させる弾性部を有する。
好ましくは、フランジは、天板から一体に立ち上げ加工された筒部に下側から圧入され、上端部は、フランジの上端をフランジの径方向外側に折り曲げて筒部の上端に巻き締められたカール部である。
本発明のドラム缶用異物吸込み防止治具によれば、ドラム缶の缶内負圧に起因した開栓時の異物吸込みを確実に防止することにより、ドラム缶の缶内清浄度及びドラム缶の品質に対する信頼性を容易にして高めることができる、ドラム缶用異物吸込み防止治具を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るドラム缶用異物吸込み防止治具をドラム缶に装着した状態を示した斜視図である。 図1のドラム缶用異物吸込み防止治具をドラム缶の口金部に装着した状態を示した断面図である。 図2の要部を拡大した図である。 図1のドラム缶用異物吸込み防止治具の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るドラム缶用異物吸込み防止治具の断面図である。 図5のドラム缶用異物吸込み防止治具をドラム缶の口金部に装着した状態を示した断面図である。 図6の要部を拡大した図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態に係るドラム缶用異物吸込み防止治具1(以下、単に治具と称することもある)ついて説明する。
図1に示すように、治具1が装着されるドラム缶2は、例えばクローズ缶であって、円筒状をなした中空の胴体4と、この胴体4の下端開口を閉塞する地板6と、胴体4の上端開口を閉塞する天板8とを備えている。
胴体4の上端縁と天板8の外周縁、及び胴体4の下端縁と地板6の外周縁は、それぞれ、充填剤を介在させた状態で巻締めにより相互に接合されてチャイム10、12を形成している。また、天板8の上面8aにはドラム缶2内に内容物を充填するための注入口(大栓)14が設けられ、治具1は注入口14に装着されている。なお、天板8の上面8aに図示しない換気口(小栓)を設ける場合もある。
<第1実施形態>
図2に示すように、注入口14を形成する口金部16は、いわゆる内ネジ式口金であって、天板8に形成されたフランジ18、フランジ18に着脱自在に取り付けたプラグ20、天板8とフランジ18との間に装着されたフランジ用ガスケット22、プラグ20に装着されたプラグ用ガスケット24を備えている。
詳しくは、図3に示すように、フランジ18は、筒状の座金であって、その内周面に雌ネジ18aが形成され、天板8の下面8bに当接される座部18bを有している。また、フランジ18は、天板8の上面8aからプレス成形等により一体に立ち上げ加工された筒部8cに下側から圧入されている。また、天板8の上面8aと筒部8cとの間には段差部8dが形成されている。
また、フランジ18は、その上端がフランジ18の径方向外側に折り曲げられて筒部8cの上端に巻き締められ、これよりフランジ18にカール部(上端部)18cが形成されている。
フランジ用ガスケット22は、環状パッキンであって、フランジ18の座部18bから外周面18dと、天板8の段差部8dから筒部8cとの間に装着され、フランジ18と天板8との間からのドラム缶2内の内容物の漏洩を防ぎ、口金部16のシール性を確保している。
プラグ20は、有底筒状の蓋であって、その外周面にはフランジ18の雌ネジ18aに螺合される雄ネジ20aが形成されている。
プラグ用ガスケット24、環状パッキンであって、プラグ20の上端外周面20bに装着され、閉栓時におけるフランジ18とプラグ20との間からのドラム缶2内の内容物の漏洩を防ぎ、口金部16のシール性を確保している。
図4に示すように、治具1は、治具1を口金部16に装着した状態で口金部16の周囲の天板8の上面8aを覆う本体26と、プラグ20を開栓可能な直径Dで本体26の上面26aのほぼ中央に貫通、開口された開口部28と有している。治具1は、径方向幅W、厚さtを有する環状部材として、例えば可撓性を有する硬質の合成樹脂材料から形成され、新規製作したドラム缶2の口金部16からプラグ20を開栓する際に口金部16に装着して使用する。
図3に示すように、開口部28は、治具1の口金部16への装着に伴いカール部18cに当接する。具体的には、開口部28には、その径方向内側に突出した内側フランジ28aが形成され、内側フランジ28aにはカール部18cの上面18c1が全周に亘って当接されている。また、開口部28の内側フランジ28aよりも下側に形成された内周面28bには、カール部18cの外周面18c2が全周に亘って当接されている。
このように、治具1の口金部16への装着に伴い、開口部28とカール部18cとがカール部18cの上面18c1及び外周面18c2の2箇所で二重にシールされることにより、口金部16の開栓時において天板8の上面8aから治具1の下側を経由しプラグ20に至る異物吸引下側ルートが確実に遮断される。
また、本実施形態では、開口部28の内側フランジ28aの下部に内周溝28cが形成され、この内周溝28cには環状の治具用ガスケット(弾性部)30が装着されている。すなわち、カール部18cの上面18c1は内側フランジ28aの一部をなす治具用ガスケット30に当接されている。天板8の段差部8dと本体26の下面26bとは離間しており、治具1自体の重量によってカール部18cの上面18c1に治具用ガスケット30が押圧される。
治具1の口金部16への装着に伴い、開口部28の一部である治具用ガスケット30が治具1の自重によってカール部18cの上面18c1に押圧され、上面18c1に沿って湾曲変形することにより、治具用ガスケット30は上面18c1へのシール面積を増大させながらカール部18cに密着される。当該密着によって、口金部16の開栓時における異物吸引下側ルートが更に好適に遮断される。
一方、本体26の上面26aは治具1を口金部16に装着した状態でプラグ20よりも上側に位置付けられ、プラグ20の上端開口端20cから本体26の上面26aに至るまでは距離L1が確保されている。この距離L1に、本体26の径方向幅Wである距離L2と、本体26の上面26aから天板8の上面8aに至るまでの距離L3とを加算した距離が異物吸引上側ルートの長さとなる。なお、本体26の径方向幅W及び厚みtは缶内の想定負圧による異物吸引が不可能となる大きさに設定され、径方向幅W(すなわち距離L2)は例えば30cm以上に設定される。
ドラム缶1内に生じる想定負圧、天板8の上面8aに存在する異物の想定荷重等に応じて、治具1の径方向幅W、厚さt、及び開口部28における治具用ガスケット30の高さ位置等を設定することにより、距離L1からL3を加算した異物吸引上側ルートの長さを設定することで、異物吸引上側ルートからの異物吸引が好適に阻止される。
以上のように本実施形態では、治具1を口金部16に装着することにより、口金部16におけるプラグ20の取り外しを可能としながら、ドラム缶2の缶内負圧解消に伴い生じる空気流を天板8の上面8aに沿う方向から天板8の上面8aの上方に偏向することができる。これにより、口金部16の開栓時における缶内負圧解消に伴いドラム缶1内に異物が吸引されるのを効果的に防止することができる。
具体的には、治具1の口金部16への装着に伴い開口部28がカール部18cに当接することにより、異物吸引下側ルートを遮断することができる。
特に、開口部28とカール部18cとが、カール部18cの上面18c1及び外周面18c2の2箇所で二重にシールされることにより、口金部16の開栓時の異物吸引下側ルートを効果的に遮断することができる。
また、本体26の上面26aは治具1を口金部16に装着した状態でプラグ20よりも上側に位置付けられ、プラグ20の上端開口端20cから本体26の上面26aに至るまでは距離L1が確保されている。これにより、開栓時に発生する空気流の風圧等によって口金部16に対し治具1がずれたり外れたりすることを確実に抑制することができるため、異物吸引を確実に防止可能である。
また、距離L1を確保したことで、ドラム缶2の缶内負圧解消に伴い生じる空気流の上方への偏向をより効果的に行うことができ、ひいては異物吸引上側ルートを長く確保することができる。従って、口金部16の開栓時における缶内負圧解消に伴い缶内に異物が吸引されるのを更に効果的に防止することができる。なお、距離L1を大きくすることにより、ドラム缶1の缶内負圧解消に伴い缶内吸引される空気の流れは上方のみに生じ易くなるため、治具1の径方向幅W、厚さtは小さくて済む場合もあり、この場合には治具1の更なる小型化を実現可能である。
また、治具用ガスケット30が治具1の自重によりカール部18cに押圧されて変形することで、治具用ガスケット30が上面18c1へのシール面積を増大させながら、カール部18cの上面18c1に密着される。これにより、カール部18cの上面18c1におけるシール性を高めることができるため、口金部16の開栓時における異物吸引下側ルートを更に効果的に遮断することができる。
以上により、ドラム缶2の缶内負圧に起因した開栓時の異物吸込みを確実に防止することができ、ドラム缶2の缶内清浄度及び品質に対する信頼性を容易にして高めることができる。具体的には、以下の実施例により本発明の効果が実証されている。
(実施例)
天板8の上面8aに樹脂粉末(平均粒径約85μm)又は紙片(シュレッダー裁断片)を模擬埃として配置し、治具1を口金部16に装着した状態で、缶内負圧を生じたドラム缶2のプラグ20を外した。この結果、上面8aの模擬埃は、ドラム缶2の缶内負圧解消に伴い生じた空気流によって注入口14に吸引されることはおろか、移動することもなかった。
<第2実施形態>
以下、図5から図7を参照して本発明の第2実施形態に係る治具32について説明する。第1実施形態と同内容(特にドラム缶2ひいては口金部16の構成)については図面に主要な符号のみ付して説明を省略する。
図5及び図6に示すように、本実施形態の治具32は、第1実施形態の治具用ガスケット30を備えていない。その代わりに、本体26に形成された開口部28は、内側フランジ28aよりも下側に、治具32の口金部16への装着に伴い開口部28の径方向外側に湾曲可能な薄厚t1を有する可撓壁(弾性部)34を有している。
また、カール部18cの外周面18c2の外径D1と、可撓壁34の内周面34aの内径d1とは、締め代を有するしまりばめ、又は中間ばめとなる、すきまばめ以外のはめあい公差を有している。
図7に示すように、治具32を口金部16に装着すると、内側フランジ28aにカール部18cの上面18c1が直接に全周に亘って当接される。この際、カール部18cの外周面18c2が可撓壁34を径方向外側に押し広げるようにして湾曲させ、可撓壁34の内周面34aがカール部18cの外周面18c2の全周に亘って押圧されて当接される。
また、本体26に可撓壁34を形成したことにより、本体26の下面26bには可撓壁34の変位空間としての環状の減肉部36が形成されている。また、本体26の外周面26cは下面26bに掛けて環状に切り欠いた切欠部38が形成されている。
以上のように本実施形態では、第1実施形態の場合と同様に、治具32を口金部16に装着することで、口金部16におけるプラグ20の取り外しを可能としながら、開栓時において二重シールで異物吸引下側ルートを遮断することができる。更には、異物吸引上側ルートを長く確保することができるため、口金部16の開栓時における缶内負圧解消に伴い缶内に異物が吸引されるのを効果的に防止することができ、ドラム缶2の缶内清浄度及び品質に対する信頼性を容易にして高めることができる。
特に本実施形態の場合には、治具32の本体26に減肉部36及び切欠部38を形成したことにより、治具32の軽量化及び材料コスト低減を図ることができるため、治具32の生産性を高めることができる。
また、可撓壁34の内周面34aがカール部18cの外周面18c2の全周に亘って押圧されるため、カール部18cに対して治具32を嵌合させて固定することができる。これによりカール部18cの外周面18c2におけるシール性を高めることができるため、口金部16の開栓時における異物吸引下側ルートを更に効果的に遮断することができる。
また、カール部18cに対して治具32を嵌合固定するとともに距離L1を確保したことにより、開栓時に発生する空気流の風圧等によって口金部16に対し治具32がずれたり外れたりすることをより一層確実に抑制することができるため、異物吸引をより一層確実に防止可能である。なお、本実施形態においても第1実施形態の実施例と同じ実験により本発明の効果が実証されている。
以上で本発明の各実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、治具1、32は、合成樹脂材料に限らず、ゴムや金属から形成しても良いし、上述した形状に限定されない。但し、治具1、32を合成樹脂材料又はゴムから形成することにより、治具1、32を口金部16に装着したとき、ドラム缶2が傷付いたり変形したりすることを回避可能である。
また、第1実施形態において治具用ガスケット30を設けず、内側フランジ28aにカール部18cの上面18c1が直接に当接されるようにしても良い。また、各実施形態において開口部28とカール部18cとの二重シールは必須ではなく、開口部28とカール部18cとが当接し、少なくとも1箇所の環状のシール部が形成されれば良い。
また、治具1、32はクローズ缶に限らず、胴体4の上端開口を図示しない締結ハンドで開閉可能に取り付けられた天蓋で閉塞するオープン缶の口金部にも適用可能であるのは勿論である。
1、32 ドラム缶用異物吸込み防止治具
8 天板
8c 筒部
16 口金部
18 フランジ
18c カール部(上端部)
18c2 外周面
20 プラグ
26 本体
26a 上面
28 開口部
28a 内側フランジ
28b 内周面
30 治具用ガスケット(弾性部)
34 可撓部(弾性部)
34a 内周面

Claims (7)

  1. 天板に形成されたフランジと該フランジに着脱自在に取り付けたプラグとを有する口金部から前記プラグを開栓する際に前記口金部に装着して使用するドラム缶用異物吸込み防止治具であって、
    前記口金部の周囲の前記天板を覆う本体と、
    前記プラグを開栓可能に前記本体に開口された開口部と
    を有する、ドラム缶用異物吸込み防止治具。
  2. 前記フランジは、前記ドラム缶用異物吸込み防止治具の前記口金部への装着に伴い前記開口部に当接する上端部を有する、請求項1に記載のドラム缶用異物吸込み防止治具。
  3. 前記本体は、前記ドラム缶用異物吸込み防止治具の前記口金部への装着に伴い前記プラグよりも上側に位置付けられる上面を有する、請求項2に記載のドラム缶用異物吸込み防止治具。
  4. 前記開口部は、前記ドラム缶用異物吸込み防止治具の前記口金部への装着に伴い前記上端部の上面が全周に亘って当接される内側フランジを有する、請求項3に記載のドラム缶用異物吸込み防止治具。
  5. 前記開口部は、前記ドラム缶用異物吸込み防止治具の前記口金部への装着に伴い前記上端部の外周面が全周に亘って当接される内周面を有する、請求項3又は4に記載のドラム缶用異物吸込み防止治具。
  6. 前記本体は、前記ドラム缶用異物吸込み防止治具の前記口金部への装着に伴い前記開口部の少なくとも一部を変形させて、前記上端部を前記開口部に密着させる弾性部を有する、請求項2から5の何れか一項に記載のドラム缶用異物吸込み防止治具。
  7. 前記フランジは、前記天板から一体に立ち上げ加工された筒部に下側から圧入され、
    前記上端部は、前記フランジの上端を前記フランジの径方向外側に折り曲げて前記筒部の上端に巻き締められたカール部である、請求項2から6の何れか一項に記載のドラム缶用異物吸込み防止治具。
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