JP2017117379A - 学習支援システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

学習支援システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】学習者にマッチングする支援者を自動で検索し、マッチングした双方においてリアルタイムに質問及び回答を行うことが可能となる仕組みを提供する。【解決手段】学習支援システムは、各学習者に関する学習者情報を記憶する第1記憶部と、学習者の支援を行う各支援者に関する支援者情報を記憶する第2記憶部と、各支援者から所定のサーバへアクセスが有るか否かを表すアクセス情報を記憶する第3記憶部と、所定のサーバにアクセスした所定の学習者を特定する特定部と、アクセス情報に基づき、所定のサーバにアクセス中であると特定された支援者の中から、学習者情報及び支援者情報に基づき、所定の学習者にマッチングする1又は複数の支援者を検索する検索部と、検索された1又は複数の支援者を表す一覧情報を、所定の学習者が操作する第1処理端末に通知する通知部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、学習支援システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、情報処理端末を用いた学習を支援する学習支援システムが知られている。例えば、学習者及び学習支援者それぞれが登録した条件が満足され、双方が合意した場合に、双方に学習のための情報を提供し、双方の仲介業務を支援する学習支援システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−318859号公報
しかしながら、従来技術では、学習者、及び学習支援者の仲介業務を支援するシステムであり、学習者にマッチングする学習支援者を自動で検索し、マッチングした双方においてリアルタイムに質問及び回答を行うことができなかった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、学習者にマッチングする支援者を自動で検索し、マッチングした双方においてリアルタイムに質問及び回答を行うことが可能となる仕組みを提供することを目的の一つとする。
上記課題を解決するため、開示技術の一態様における学習支援システムは、各学習者に関する学習者情報を記憶する第1記憶部と、前記学習者の支援を行う各支援者に関する支援者情報を記憶する第2記憶部と、各支援者から所定のサーバへアクセスが有るか否かを表すアクセス情報を記憶する第3記憶部と、前記所定のサーバにアクセスした所定の学習者を特定する特定部と、前記アクセス情報に基づき、前記所定のサーバにアクセス中であると特定された支援者の中から、前記学習者情報及び前記支援者情報に基づき、前記所定の学習者にマッチングする1又は複数の支援者を検索する検索部と、検索された1又は複数の支援者を表す一覧情報を、前記所定の学習者が操作する第1処理端末に通知する通知部と、を備える。
本発明によれば、学習者にマッチングする支援者を自動で検索し、マッチングした双方においてリアルタイムに質問及び回答を行うことが可能となる仕組みを提供することができる。
本発明の一実施形態による学習支援システムの概略構成図である。 実施形態におけるサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態における処理端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態における学習支援サービスの概要を説明するための図である。 実施形態におけるサーバ装置の機能的な観点から示す概略構成図である。 記憶部に記憶される学習者情報Aの一例を示す図である。 記憶部に記憶される学習者情報Bの一例を示す図である。 記憶部に記憶される支援者情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるアクセス情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるアドバイザーのアドバイス情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるアドバイザーと学習者とのコミュニケーション情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるチューターと学習者とのコミュニケーション情報の一例を示す図である。 実施形態における学習者の処理端末を機能的な観点から示す概略構成図である。 実施形態におけるアドバイザーの処理端末を機能的な観点から示す概略構成図である。 実施形態におけるチューターの処理端末を機能的な観点から示す概略構成図である。 アドバイザーによる学習アドバイスルームの画面例を示す図である。 アドバイザーによるメッセージが拡大表示された吹き出しの一例を示す図である。 チューターと学習者とのチャット画面(その1)の一例を示す図である。 チューターと学習者とのチャット画面(その2)の一例を示す図である。 チューターと学習者とのチャット画面(その3)の一例を示す図である。 アドバイザーと学習者とのチャット画面の一例を示す図である。 情報の登録及びアドバイザーと学習者とのコミュニケーションに関する処理の一例を示すシーケンス図である。 チューターと学習者とのコミュニケーションに関する処理の一例を示すシーケンス図である。 アドバイザーからチューターに対する指示に関する処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。また、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<学習支援システム1の概略構成>
図1は、本発明の一実施形態による学習支援システム1の概略構成図(システム構成図)である。同図に示すように、サーバ装置100と、各学習者が操作する各処理端末200と、学習者に対して学習に関する助言を行う助言者が操作する処理端末300と、学習者に対して学習に関する支援を行う各支援者が操作する各処理端末400とが、ネットワークNを介して相互に通信可能に設定されることにより、学習支援システム1が構成される。各処理端末200A、200B、200Cについて、区別する必要がない場合は処理端末200と表記する。各処理端末400A、400B、400Cについて、区別する必要がない場合は処理端末400と表記する。また、学習支援システム1は、図1に示す全ての装置を含む必要はなく、サーバ装置100を少なくとも含むシステムであればよい。
サーバ装置100は、ネットワークNに接続されたサーバ用の情報処理装置(コンピュータ)であり、そのサーバ用コンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。実施形態において、サーバ装置100は、例えば、学習支援システム1により学校における協働学習や一斉学習等を支援する事業者等によって提供され得る。なお、サーバ装置100は、1又は複数の装置において、その機能を実行できるようにしてもよい。
処理端末200は、ネットワークNに接続され、サーバ装置100にアクセス可能なコンピュータ(情報処理装置)である。実施形態では、処理端末200は、例えば、サーバ装置100からダウンロードした、学習支援アプリケーションを実行し、助言者又は支援者に対して、進路や問題に関する質問をしたり、コミュニケーションを取ったりすることができる。
実施形態の一例として、処理端末200は、貸与や購入により学習者により所有され、学習者が進路相談や質問等を行うために使用することなどが想定されている。また、処理端末200は、もともと学習者が所有している処理端末でもよい。学習者は、例えば受験を控える中学生や高校生などの生徒として説明するが、生徒に限らず、何かを学びたい人でもよい。生徒は、現役生、浪人生どちらでもよい。
実施形態において、処理端末200は、好適にはタブレットコンピュータ(以下「タブレット端末」ともいう。)が想定される。そこで、以下においては、理解を容易にするべく、処理端末200がタブレット端末である実施形態を例にとって説明する。
しかしながら、本発明において、処理端末200はタブレット端末に限られるものではなく、PC(パーソナルコンピュータ。ノートパソコンを含む。)や、家庭用ゲーム機器(携帯型ゲーム機を含む)、携帯電話機(いわゆるフィーチャーフォン)、スマートフォン(多機能携帯電話機)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant;PDA)、携帯音楽プレイヤ、電子書籍リーダ、その他のコンピュータ機器を採用してもよい。
ネットワークNは、例えばインターネットや施設内に構築するLAN(local area network)等を含む情報処理に係る通信回線又は通信網である。ネットワークNの具体的な構成は、サーバ装置100と処理端末200,300,400との間でデータの送受信が可能なように構成されていれば特に制限されず、有線であるか無線であるかも問わない。
また、ネットワークNは、複数種の通信回線や通信網及び種々のネットワーク機器を含んで構成され得る。例えば、ネットワークNは、処理端末200、300、400に無線接続される基地局や無線LANのアクセスポイント(WiFiルータ等)、基地局に接続された移動体通信網、アクセスポイントからルータやモデムを介して接続された電話回線、ケーブルテレビ回線又は光通信回線などの公衆回線、サーバ装置100に接続されたインターネット、移動体通信網や公衆回線とインターネットを接続するゲートウェイ装置を含む。
<ハードウェア構成>
≪サーバ装置のハードウェア構成≫
図2は、実施形態におけるサーバ装置100のハードウェア構成の一例を示す図(システムブロック図)である。同図に示すように、サーバ装置100は、CPUやMPUといった演算処理部(プロセッサ)101、記憶装置としてのROM102及びRAM103、入力部105及び外部メモリ106が接続された外部インターフェース104、ディスプレイモニタ111が接続された画像処理部107、ディスク又はメモリデバイス等が収容又は接続されるスロットドライブ108、スピーカ装置112が接続された音声処理部109、並びに、ネットワークインターフェース110を備える。
各部は、例えば、内部バス、外部バス、及び拡張バスを含むシステムバスといった伝送路120を介して互いに接続されて構成される。なお、入力部105、外部メモリ106、ディスプレイモニタ111、スピーカ装置112等の入出力を担うデバイス装置は、必要に応じて適宜省略してもよいし、それらを備える場合であっても、それらは伝送路120に常時接続されていなくてもよい。
演算処理部101は、サーバ装置100全体の動作を制御し、上述した他の構成要素との間で制御信号及び情報信号(データ)の送受信を行うとともに、学習支援の実行に必要な各種の演算処理を行う。そのため、演算処理部101は、いわゆるレジスタ等の高速アクセス可能な記憶領域に対して、数値演算ユニット等を用いた加減乗除等の算術演算、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算等、更に必要に応じて、飽和演算、三角関数演算、ベクトル演算等を行うことが可能なように構成されている。
ROM102には、一般に、電源投入後、最初に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録されている。このIPLが実行されることにより、スロットドライブ108に収容又は接続されるディスクやメモリデバイスに記録されたサーバ用プログラムや学習支援プログラムが、演算処理部101によって一旦RAM103に読み出され、そのプログラムが演算処理部101によって実行される。さらに、ROM102には、サーバ装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムやその他の各種データが記録されている。
RAM103は、サーバ用プログラム、学習支援プログラム、及び、各種データを一時的に記憶するためのものである。上記の如く、読み出されたサーバ用プログラムや学習支援プログラム、その他、学習の進行や複数の処理端末200、300、400間の通信に必要なデータ等がRAM103に保持される。学習支援プログラムは、外部の記録媒体に記録されて、外部の記録媒体からRAM103にインストールされてもよい。
さらに、演算処理部101は、RAM103に変数領域を設定し、その変数領域に格納された値に対しても数値演算ユニットを用いた直接演算を行ったり、或いは、RAM103に格納された値をレジスタに一旦複製又は移設格納してそのレジスタに対しても直接演算を行ったり、さらには、それらの演算結果をRAM103に書き戻したりといった処理を行う。
外部インターフェース104を介して接続された入力部105は、サーバ装置100を用いて学習支援サービスを提供する事業者側のユーザが行う各種の操作入力を受け付けるものである。入力部105としては、キーボード、タッチパッド、タッチパネルの他、例えば、音声入力装置を採用することができ、種々の操作入力、決定操作、取消操作、メニュー表示等の指示入力を行うことが可能であれば、デバイスの種類は特に制限されない。
RAM103や、外部インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、サーバ装置100の作動状況、各処理端末200、300、400のアクセス状況、各処理端末200,300,400におけるコミュニケーション情報等を示すデータ、処理端末200間の通信のログ(記録)のデータ等が書き換え可能に記憶される。
画像処理部107は、スロットドライブ108から読み出された各種データを、演算処理部101により、又は、画像処理部107自体により加工処理した後、その処理後の画像情報をフレームメモリ等に記録する。このフレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、画像処理部107に接続されるディスプレイモニタ111へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。また、学習支援に関する画像情報は、演算処理部101との協働処理等によって、画像処理部107及び/又は演算処理部101から各処理端末200,300,400へ送出される。
また、音声処理部109は、スロットドライブ108から読み出された各種データを音声信号に変換し、音声処理部109に接続されたスピーカ装置112から出力する。また、学習支援に関する音声情報は、演算処理部101との協働処理等によって、音声処理部109及び/又は演算処理部101から各処理端末200,300,400へ送出される。
また、ネットワークインターフェース110は、サーバ装置100をネットワークNへ接続するためのものであり、例えば、LANの構築に使用される諸規格に準拠するもの、アナログモデム、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネット等に接続するためのケーブルモデム等、及び、これらを、伝送路120を介して演算処理部101と接続するための通信インターフェース回路とから構成される。ネットワークインターフェース110は、外部のデータベースと接続されてもよい。
なお、サーバ装置100は、単一のコンピュータより構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータより構成される、いわゆるクラウドコンピューティングの形態のものであってもよい。また、単一のコンピュータが複数のサーバ機能を備えるようなものでもよい。
≪処理端末のハードウェア構成≫
図3、実施形態における処理端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示す処理端末200は、タッチパネル202、スピーカ204、マイクロフォン206、ハードボタン208、ハードキー210、移動体通信用アンテナ212、移動体通信部214、無線LAN通信用アンテナ216、無線LAN通信部218、記憶部220、主制御部250、カメラ230、及び音声出力端子242を含む外部インターフェース240などを備える。
タッチパネル202は、表示装置および入力装置の両方の機能を備え、表示機能を担うディスプレイ(表示画面)202Aと、入力機能を担うタッチセンサ202Bとで構成される。ディスプレイ202Aは、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの一般的な表示デバイスにより構成される。タッチセンサ202Bは、ディスプレイ202Aその上面に配置された接触操作を検知するための素子およびその上に積層された透明な操作面を備えて構成される。タッチセンサ202Bの接触検知方式としては、静電容量式、抵抗膜式(感圧式)、電磁誘導式など既知の方式のうちの任意の方式を採用することができる。
タッチパネル202は、主制御部250による記憶部220に記憶されているプログラム222の実行により生成される画像を表示する。入力装置としてのタッチパネル202は、操作面に対して接触する接触物(ユーザの指やタッチペンなどを含む。以下、「指」である場合を代表例として説明する)の動作を検知することで、操作入力を受け付け、その接触位置の情報を主制御部250に与える。指の動作は、接触点の位置または領域を示す座標情報として検知され、座標情報は、例えば、タッチパネル202の短辺方向および長辺方向の二軸上の座標値として表される。
処理端末200は、移動体通信用アンテナ212や無線LAN通信用アンテナ216を通じてネットワーク(インターネット)Nに接続され、サーバ装置100との間でデータ通信をすることが可能である。また、処理端末200は、処理端末300、400ともネットワークNを介して通信可能である。
実施形態に係るプログラム222は、処理端末200にインストールされたものであってもよいし、オンライン上でサーバ(サーバ装置100に限らない)から進路相談等が提供されるものであってもよい。プログラム222が実行されることで、進路相談等の学習支援サービスを提供可能なアプリケーションが動作する。
また、処理端末300、400のハードウェア構成は、処理端末200におけるハードウェア構成と同様であるため、その説明を省略し、同符号を用いる。
<学習支援サービスの概要>
次に、実施形態における学習支援システム1により提供される学習支援サービスの概要について説明する。図4は、実施形態における学習支援サービスの概要を説明するための図である。図4に示す例では、学習者「XXX」が学習支援サービスにアクセスし、プロフィール情報を入力すると、このプロフィール情報を含む登録情報に基づいて、受験戦略アドバイザー(単に、アドバイザー又は助言者ともいう。)「AAB」がシステム1や責任者等により割り当てられる。プロフィール情報は、例えば、志望大学に関する情報等である。アドバイザーは、学習支援システム1を提供する事業者が行う訓練等を受けた学生や専任者等である。
次に、割り当てられたアドバイザー「AAB」は、学習者「XXX」の総合窓口として全てをサポートし、学習支援サービスが終了するまで、志望大に合格するよう導く。また、アドバイザー「AAB」は、例えば学生である大学生や専任者のチューター(単に、支援者ともいう。)「CCA」、「CCB」、「CCD」達を割り当てるよう検討してもよい。アドバイザー「AAB」、及び/又はチューター「CCA」達は、学習者「XXX」の志望、添削や模試の成績等を踏まえ、学習者「XXX」をサポートする。また、例えば、アドバイザー「AAB」や、各チューター「CCA」、「CCB」、「CCD」は、学習者「XXX」の現在の状況に応じた「XXX」への働きかけを行い、自身の実体験を踏まえた進路・志望教科を踏まえた進路・教科に関するアドバイスを行う。
また、アドバイザー「AAB」や、各チューター「CCA」、「CCB」、「CCD」は、学習者「XXX」の登録済みの学習者情報(カルテともいう。)を参照することが可能である。学習者情報は、学習者に関する情報であり、進路関連、学習関連、学校生活、及び優先キー等を含む。アドバイザー「AAB」、各チューター「CCA」、「CCB」、「CCD」は、学習者情報を参照することで、学習者「XXX」に対して適切なアドバイス等を行うことが可能になる。
また、学習者「XXX」とアドバイザー「AAB」との間の通信、学習者「XXX」と各チューター「CCA」、「CCB」、「CCD」との間の通信は、例えばPUSH型の通信であり、アドバイザー「AAB」と各チューター「CCA」、「CCB」、「CCD」との間の通信は、例えばPULL型の通信である。以下、上述した学習支援サービスを実現するため、各装置の各機能について説明する。
<機能構成>
≪サーバ装置の機能構成≫
図5は、実施形態におけるサーバ装置100を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。サーバ装置100は、処理端末200からの要求等に応じて、学習を支援するためのものであり、そのための機能として、少なくとも第1通信部150、記憶部160、及びアプリ制御部170を備える。
第1通信部150は、処理端末200,300,400とネットワークNとの間で通信を行うものである。例えば、第1受信部154は、各処理端末200等から受信したデータを、アプリ制御部170に供給するとともに、第1送信部152は、アプリ制御部170から供給されたデータを、各処理端末200等へ送信する機能を有する。第1通信部150は、具体的には、少なくとも上述した図2に示すネットワークインターフェース110から構成される。
記憶部160は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図2に示すROM102、RAM103、外部メモリ106、及びスロットドライブ108の少なくとも何れか1つから構成され得る。ここで、記憶部160に記憶されるプログラムは、後述する処理手順を実行する学習支援アプリケーションのプログラムである。また、記憶部160には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
例えば、記憶部160には、学習者情報162、支援者情報164、及びアクセス情報166が記憶される。これらの情報は、物理的に別の記憶部に記憶されてもよいし、1つの記憶部が論理的に分割されて記憶されてもよい。また、記憶部160には、学習者とアドバイザーとのコミュニケーション情報や、学習者とチューターとのコミュニケーション情報などを記憶してもよい。記憶部160に記憶される各情報の詳細は、図6〜12を用いて後述する。なお、記憶部160は、サーバ装置100とは別体のデータベースでもよい。
(記憶部に記憶されるデータ例)
図6は、記憶部160に記憶される学習者情報Aの一例を示す図である。図6に示す学習者情報Aは、例えば、学習者が処理端末200を用いた入力した情報が含まれる。図6に示す例では、学習者情報Aは、学習者「XXX」により入力された情報であり、進路関連情報、学習関連情報、学校生活情報及び優先キー情報を含む。
進路関連情報は、学習者が志望する学校の志望情報を含む。例えば学校が大学である場合、大学名、学部名、学科名について、第2志望まで入力可能であり、さらに、興味のある学問分野キーワードが進路関連情報に含まれる。興味のある学問分野キーワードは、例えば、助言者や支援者のマッチングの際に用いられる。なお、入力可能な志望数は、1校でもよいし、3校以上でもよい。例えば、学習者「XXX」の場合、進路関連情報は、第1志望大「AAA大学」、第1志望学科「教育学部」、第1志望学科「英語英文科」、第2志望大「AAA大学」、第2志望学科「国際教養学部」、興味のある学問分野キーワード「教育/国際/英語」である。
学習関連情報は、受験科目、克服したい苦手科目、得意科目、及び直近の志望大の模試判定情報を含む。例えば、学習者「XXX」の場合、学習関連情報は、受験科目「英語/国語/日本史」、克服したい苦手科目「日本史、数学」、得意科目「英語」、直近の志望大の模試判定情報「BB模試11月 E判定」である。
学校生活情報は、部活動有無、部活頻度、通学時間(往復)、及び通学手段を含む。例えば、学習者「XXX」の場合、学校生活情報は、部活動有無「有」、部活頻度「週3回」、通学時間(往復)「1時間」、通学手段「電車」である。
優先キー情報は、例えば、支援者とのマッチングを行う際に優先的に用いられる情報であり、1〜3位までキーワードを設定することが可能である。例えば、学習者「XXX」の場合、優先キー情報は、優先度1位「第1志望大」、優先度2位「第2志望学部」、優先度3位「日本史の勉強法アドバイスが得意な先輩」である。設定可能な優先キーの数は、3つに限られない。
図7は、記憶部160に記憶される学習者情報Bの一例を示す図である。図7に示す学習者情報Bは、例えば、学習支援サービスに入会するときに設定された学習者の情報や、本サービスの利用状況に関連する情報等であり、基本属性情報、履歴情報を含む。
基本属性情報は、名前、学年、高校、性別、ゼミ受講プラン、ゼミ受講科目の各情報を含む。例えば、学習者「XXX」の場合、基本属性情報は、名前「XXX」、学年「高2」、高校「CCC高校(普通科)」、性別「女性」、ゼミ受講プラン「難関私立プラン」、ゼミ受講科目「英語/国語/日本史」である。
履歴情報は、アセス提出履歴、添削課題提出履歴、学習アプリ取組状況、志望大登録状況を含む。学習支援サービスを提供する事業者が、問題を提供したり解答を解説したりする他のサービスを提供している場合であり、かつ学習者がこの他のサービスを受けているとき、この他のサービスのデータベースと連携して、基本属性情報や履歴情報が取得されてもよい。図5に示す学習者情報162は、上述した学習者情報Aと学習者情報Bとを含む。
図8は、記憶部160に記憶される支援者情報164の一例を示す図である。図8に示す支援者情報は、支援者により処理端末400を用いて入力された情報であり、チューター(支援者)ごとに、在籍する大学、学部、学科などの在籍情報、及び克服した苦手科目等の各情報を含む。例えば、図8に示す支援者情報は、チューターが「CCA」に対し、大学「AAA大学」、学科「教育学部」、学科「英語英文科」、克服した苦手科目「数学」等を含む。例えば、学部及び学科の情報は、学習者情報162内の興味のある学問分野キーワードに設定された情報とマッチングされる。なお、在籍情報は、チューターが卒業生の場合もありうるので、卒業した大学、学部、学科などの情報でもよい。
図9は、記憶部160に記憶されるアクセス情報166の一例を示す図である。図9に示すアクセス情報は、チューターごとに、サーバ装置100にアクセスしているか否かを表す情報である。また、アクセス情報は、チューターごとに、この学習支援サービスにログインしているか否かを示す情報でもよい。図9に示す例では、チューター「CCA」と「CCB」は、サーバ装置100にアクセス中であり、チューター「CCD」は、サーバ装置100にアクセスしていない。なお、図9に示すアクセス情報は、図8に示す支援者情報に「アクセス有無」の項目を追加して統合してもよい。
図10は、記憶部160に記憶されるアドバイザーのアドバイス情報の一例を示す図である。図10に示す例では、アドバイス情報は、アドバイスの送信時刻、アドバイザー「AAB」から学習者「XXX」へのアドバイス内容を含む。図10に示す例では、アドバイザー「AAB」が、「2015/10/25 9:30」に、「AAA大学・教育学部に、決まったのですね!これから・・・」というアドバイスを、学習者「XXX」に送信したことを表す。
図11は、記憶部160に記憶されるアドバイザーと学習者とのコミュニケーション情報の一例を示す図である。図11に示すコミュニケーション情報は、発言者の名前、送信時刻、トークの内容を含む。図11に示す例では、アドバイザー「AAB」が、時刻「2015/10/25 10:32」に、「CCA先輩に話が聞けたようで良かったね!・・・」というメッセージを、学習者「XXX」に送信し、次に、アドバイザー「AAB」が、時刻「2015/10/25 10:45」に、「模試の結果に一喜一憂するのではなく、・・・」というアドバイスを、学習者「XXX」に送信したことを表す。
図12は、記憶部160に記憶されるチューターと学習者とのコミュニケーション情報の一例を示す図である。図12に示すコミュニケーション情報は、発言者の名前、送信時刻、トークの内容を含む。図12に示す例では、チューター「CCA」が、時刻「2015/11/10 20:25」に、「AAA大学・教育学部のCCAです。XXXさんは日本史が苦手なのね。・・・」というコメントを、学習者「XXX」に送信したことを表す。
上述した各情報は一例を示すに過ぎず、例えば、名前は、ユーザのニックネームや識別情報等でもよい。
図5に戻り、アプリ制御部170は、図2に示す演算処理部101から構成されており、演算処理部101による制御指令に基づいて後述の各機能モジュールによる処理が実行される。すなわち、演算処理部101が、実施形態におけるアプリ制御部170として機能する。実施形態における学習支援を例にして更に説明すれば、機能モジュールとして、登録部172、取得部176、特定部178、割当部180、検索部182、通知部184、第1処理部186、及び第2処理部188を備える。機能モジュールは、演算処理部101のプロセッサで実行される上記各種プログラムにより実現され、或いは、ファームウェアとして演算処理部101に実装されていてもよい。
登録部172は、処理端末200から学習者情報162に含まれる情報の登録要求を受けた場合に、この情報を、記憶部160に記憶された学習者情報162に登録する。また、登録部172は、処理端末400から支援者情報164に含まれる情報の登録要求を受けた場合に、この情報を、記憶部160に記憶された支援者情報164に登録する。また、登録部172は、サーバ装置100の管理者の操作に基づき、各種情報の登録を行ってもよい。
登録部172は、設定部174を含み、設定部174は、チューターと学習者とのマッチングが行われる際の優先キーを設定する。この優先キーは、学習者からキーワードを適宜設定される。優先キーは、入力記述式で自由に入力されてもよいし、複数の項目の中から選択式で選択されてもよい。
(アドバイザー及び/又はチューター検索機能)
次に、学習支援システム1の支援者検索機能について説明する。取得部176は、記憶部160から、各学習者に関する学習者情報162を取得する。また、取得部176は、記憶部160から、各チューターに関する支援者情報164を取得する。また、取得部176は、記憶部160から、各チューターからサーバ装置100(自装置)へアクセスが有るか否かを表すアクセス情報を取得する。
なお、学習者情報162は、第1記憶部に記憶され、支援者情報164は、第2記憶部に記憶され、アクセス情報166は、第3記憶部に記憶されるとし、第1記憶部、第2記憶部及び第3記憶部は、物理的又は論理的に分けられた記憶領域であればよい。
特定部178は、サーバ装置100にアクセスした所定の学習者を特定する。例えば、特定部178は、サーバ装置100に対し、アクセス要求又はログイン要求を送信した処理端末200を特定し、この処理端末200を操作する学習者を特定する。具体的には、特定部178は、処理端末200の端末IDやログインIDなどから学習者を特定してもよい。
割当部180は、新規の学習者に関する学習者情報162が登録された際に、学習者情報162と、予め登録されたアドバイザーに関する情報とを照合することで、新規の学習者にマッチングするアドバイザーを割り当てる。割り当てについては、新規に登録された学習者情報162を参照した人が、経験則等に基づきアドバイザーを人為的に割り当てて、割り当てたアドバイザーの情報が学習支援システム1に登録されてもよい。
なお、一度割り当てられたアドバイザーは、基本的には変更されないが、学習者情報に変更が生じた場合に、必要に応じてアドバイザーは変更されてもよい。また、アドバイザーは、主担当、副担当というように、1人の学習者に対して複数人を割り当ててもよい。
検索部182は、学習者情報162、支援者情報164、及びアクセス情報166に基づいて、所定の学習者にマッチングする1又は複数のチューターを検索する。例えば、検索部182は、アクセス情報166に基づき、サーバ装置100(自装置)にアクセス中であると特定された支援者の中から、学習者情報162及び支援者情報164に基づき、所定の学習者にマッチングする1又は複数の支援者を検索する。これにより、学習者情報162、支援者情報164、及びアクセス情報166を考慮するため、所定の学習者にとって、リアルタイムに連絡が可能であり、適切なアドバイスが可能なチューターを1又は複数検索し、抽出することが可能になる。
より具体的には、検索部182は、アクセス情報166に基づき、サーバ装置100にアクセス中であると特定されたチューターの中から、学習者情報162に含まれる志望情報及び支援者情報164に含まれる在籍情報に基づき、所定の学習者が志望する学校又は分野に在籍するチューターを1又は複数検索して抽出してもよい。これにより、アクセス可能なチューターの中から、学習者が志望する学校又は分野に対して、適切なアドバイス等が可能なチューターを自動的に検索することが可能になる。
また、検索部182は、図6に示す優先キーを用いて、支援者を検索してもよい。これにより、学習者が優先キーとして設定した情報を用いて、学習者にとって、よりマッチングするチューターを検索して抽出することが可能になる。また、検索部182は、学習者情報162と支援者情報164との類似度を求め、類似度の高い順に上位所定数のチューターを検索結果として抽出してもよい。これにより、よりマッチングする上位のチューターのみを検索結果として抽出することが可能になる。
通知部184は、検索部182により検索された1又は複数のチューターを表す一覧情報を、所定の学習者が操作する処理端末200に通知する。これにより、所定の学習者は、自分にマッチングするチューターが抽出されて通知されるので、アドバイスを希望するチューターを容易に見つけ、選択することが可能であり、かつ、そのチューターは学習支援システム1にアクセス中であるため、リアルタイムに質問等を行うことが可能となる。
また、通知部184は、例えば公知のPUSH機能を用いて、処理端末200にアドバイザーのコメントやアドバイス等を通知することができる。
(双方向のコミュニケーション機能)
第1処理部186は、アドバイザーが操作する処理端末300と、学習者が操作する処理端末400とがサーバ装置100を介して双方向通信可能に接続され、アドバイザーと学習者とのコミュニケーションを可能にする。第1処理部186は、例えば公知のチャット機能を用いて、双方向かつリアルタイム性を有する、学習者とアドバイザーとのコミュニケーションツールを提供し、学習者の学習支援を円滑に行うことを可能にする。
第2処理部188は、チューターが操作する処理端末400と、学習者が操作する処理端末200とがサーバ装置100を介して双方向通信可能に接続され、チューターと学習者とのコミュニケーションを可能にする。第2処理部188は、例えば公知のチャット機能を用いて、双方向かつリアルタイム性を有する、学習者とチューターとのコミュニケーションツールを提供し、学習者の学習支援を円滑に行うことを可能にする。
なお、上述したチャット機能はコミュニケーションツールの一例を挙げたにすぎず、学習者と、アドバイザー又はチューターとが円滑にコミュニケーションを取ることができるツールであれば、いずれを用いてもよい。
(予約機能)
次に、学習支援システム1のチューター予約機能について説明する。各チューターは、サーバ装置100にアクセスする日時が予め決められていてもよい。この場合、例えば、チューターAは、毎週水曜の20時から23時、チューターBは、毎週土曜の10時から12時にサーバ装置100にアクセスし、学習者の質問等に回答するようにする。
このとき、アプリ制御部170は、学習者が、特定のチューターに対して、所定の時間にコミュニケーションを取ることができるよう予約サービスを提供する。例えば、所定の学習者が、特定のチューター(チューターA)に質問をしたいとき、特定のチューターのアクセス日時内の所定時間(第2水曜の21時から22時)を予約することができる。予約機能については、例えばスケジュール管理機能を用いることで実現することができる。
例えば、第1受信部154は、所定の処理端末200から、特定のチューターのアクセス日時内の所定時間を予約するための予約情報、及び所定の処理端末200を操作する学習者の識別情報を受信する。
通知部184は、予約情報に含まれる特定のチューターが所定時間に、識別情報により識別される所定の学習者に連絡するという内容を、特定のチューターが操作する処理端末400に通知する。これにより、特定のチューター(例えばチューターA)は、第2処理部188が提供するコミュニケーションツールを用いて、予約された所定時間の開始時刻(例えば第2水曜の21時)になると、学習者に対して所定のコミュニケ−ションツールを用いて連絡を取ることができる。
≪学習者の処理端末の機能構成≫
図13は、実施形態における学習者の処理端末200を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。処理端末200は、サーバ装置100からの要求等に応じて、学習支援サービスを受けるためのものであり、そのための機能として、少なくとも第2通信部260、記憶部270、及び第1アプリ実行部280を備える。
第2通信部260は、サーバ装置100とネットワークNとの間で通信を行うものである。例えば、第2受信部264は、サーバ装置100から受信したデータを、第1アプリ実行部280に供給するとともに、第2送信部262は、第1アプリ実行部280から供給されたデータを、サーバ装置100へ送信する機能を有する。第2通信部260は、具体的には、少なくとも上述した図3に示す無線LAN通信部218等から構成され得る。
記憶部270は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図3に示す記憶部220等から構成され得る。ここで、記憶部270に記憶されるプログラムは、学習者に対して提供される第1アプリケーションの第1プログラムである。また、記憶部270には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
第1アプリ実行部280は、例えば主制御部250等から構成され得る。第1アプリ実行部280は、第1プログラムが実行されることで、第1アプリケーション、例えば、学習支援サービスを受ける各機能を有する。第1アプリ実行部280は、この学習支援サービスを受ける各機能として、受付部282、アクセス部284、表示制御部288を備える。
受付部282は、学習者の操作を受け付ける。受付部282は、タッチセンサ202B、マイクロフォン206、ハードボタン208、ハードキー210、カメラ230等を用いて、学習者が入力した操作内容や情報を受け付ける。例えば、受付部282は、学習者によるサーバ装置100へのアクセス要求や、文字入力や、画像情報、音声情報等を受け付ける。
アクセス部284は、受付部282からアクセス要求を取得した場合、サーバ装置100にアクセスする。アクセス部284は、ログイン部286を有してもよく、ログイン部286は、学習者のログインIDやパスワードを含むログイン要求を、第2送信部262を介してサーバ装置100に送信する。
また、アクセス部284によりサーバ装置100との接続が確立された後に、受付部282が文字情報や画像情報や音声情報などを取得すると、第2送信部262を介して、各情報をサーバ装置100に送信するようにする。
第2受信部264は、サーバ装置100から、学習者情報162、支援者情報164、及びアクセス情報166に基づき生成された、学習者にマッチングするチューターを表す一覧情報を受信する。
表示制御部288は、第2受信部264が受信した一覧情報を、タッチパネル202に表示するよう制御する。これにより、学習者は、自身にマッチングしたチューターの一覧を見ることができ、その中から自分の質問に的確に答えそうなチューターを選択することができる。
また、第1アプリ実行部280は、サーバ装置100を介して、例えばPUSH型によりアドバイザーの処理端末300にメッセージを送信することができる。また、第1アプリ実行部280は、公知のチャット機能を有することで、サーバ装置100を介して、アドバイザーとチャットを行うことができる。これにより、学習者からアドバイザーに対して、進路相談などのメッセージを送信したり、回答を受信したりすることができる。
また、第1アプリ実行部280は、サーバ装置100を介して、例えばPULL型によりチューターの処理端末400にメッセージを送信することができる。また、第1アプリ実行部280は、公知のチャット機能を有することで、サーバ装置100を介して、チューターとチャットを行うことができる。これにより、学習者からチューターに対して、問題や志望大に関する質問などのメッセージを送信することができる。
表示制御部288は、第2受信部264が受信したチャットに関する情報等を、タッチパネル202に表示するよう制御する。これにより、学習者は、リアルタイムに質問をしたり、回答を得たりすることができる。
≪アドバイザーの処理端末の機能構成≫
図14は、実施形態におけるアドバイザーの処理端末300を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。処理端末300は、サーバ装置100からの要求等に応じて、学習支援サービスの一部を担うものであり、そのための機能として、少なくとも第3通信部360、記憶部370、及び第2アプリ実行部380を備える。
第3通信部360は、サーバ装置100とネットワークNとの間で通信を行うものである。例えば、第3受信部364は、サーバ装置100から受信したデータを、第2アプリ実行部380に供給するとともに、第3送信部362は、第2アプリ実行部380から供給されたデータを、サーバ装置100へ送信する機能を有する。第3通信部360は、具体的には、少なくとも上述した図3に示す無線LAN通信部218等から構成され得る。
記憶部370は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図3に示す記憶部220等から構成され得る。ここで、記憶部370に記憶されるプログラムは、アドバイザーに対して提供される第2アプリケーションの第2プログラムである。また、記憶部370には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
第2アプリ実行部380は、例えば主制御部250等から構成され得る。第2アプリ実行部380は、第2プログラムが実行されることで、第2アプリケーション、例えば、学習支援サービスの一部を担う各機能を有する。第2アプリ実行部380は、この学習支援サービスの一部を担う各機能として、受付部382、アクセス部384、表示制御部388を備える。
受付部382は、アドバイザーの操作を受け付ける。受付部382は、タッチセンサ202B、ハードボタン208、ハードキー210等を用いて、学習者が入力した操作内容や情報を受け付ける。例えば、受付部382は、アドバイザーによるサーバ装置100へのアクセス要求や、文字入力等を受け付ける。
アクセス部384は、受付部382からアクセス要求を取得した場合、サーバ装置100にアクセスする。アクセス部384は、ログイン部386を有してもよく、ログイン部386は、アドバイザーのログインIDやパスワードを含むログイン要求を、第3送信部362を介してサーバ装置100に送信する。
また、アクセス部384によりサーバ装置100との接続が確立された後に、受付部382が文字情報等を取得すると、第3送信部362を介して、各情報をサーバ装置100に送信するようにする。
第2アプリ実行部380は、サーバ装置100を介して、例えばPUSH型により学習者の処理端末200にメッセージを送信することができる。また、第2アプリ実行部380は、公知のチャット機能を有することで、サーバ装置100を介して、学習者とチャットを行うことができる。これにより、アドバイザーから学習者に対して、適時、学習状況や励ましなどのメッセージを送信することができる。
また、第2アプリ実行部380は、サーバ装置100を介して、例えばPUSH型によりチューターの処理端末400にメッセージを送信することができる。これにより、アドバイザーからチューターに対して、学習者の状況や、学習者に伝えてほしいことをメッセージとして送信することができる。
表示制御部388は、第3受信部364が受信したチャットに関する情報を、タッチパネル202に表示するよう制御する。これにより、アドバイザーは、リアルタイムに学習者の質問等に回答をすることができる。
≪チューターの処理端末の機能構成≫
図15は、実施形態におけるチューターの処理端末400を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。処理端末400は、サーバ装置100からの要求等に応じて、学習支援サービスの一部を担うものであり、そのための機能として、少なくとも第4通信部460、記憶部470、及び第3アプリ実行部480を備える。
第4通信部460は、サーバ装置100とネットワークNとの間で通信を行うものである。例えば、第4受信部464は、サーバ装置100から受信したデータを、第3アプリ実行部480に供給するとともに、第4送信部462は、第3アプリ実行部480から供給されたデータを、サーバ装置100へ送信する機能を有する。第4通信部460は、具体的には、少なくとも上述した図3に示す無線LAN通信部218等から構成され得る。
記憶部470は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図3に示す記憶部220等から構成され得る。ここで、記憶部470に記憶されるプログラムは、チューターに対して提供される第3アプリケーションの第3プログラムである。また、記憶部470には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
第3アプリ実行部480は、例えば主制御部250等から構成され得る。第3アプリ実行部480は、第3プログラムが実行されることで、第3アプリケーション、例えば、学習支援サービスの一部を担う各機能を有する。第3アプリ実行部480は、この学習支援サービスの一部を担う各機能として、受付部482、アクセス部484、表示制御部488を備える。
受付部482は、チューターの操作を受け付ける。受付部482は、タッチセンサ202B、マイクロフォン206、ハードボタン208、ハードキー210等を用いて、学習者が入力した操作内容や情報を受け付ける。例えば、受付部482は、アドバイザーによるサーバ装置100へのアクセス要求や、文字入力、音声入力等を受け付ける。
アクセス部484は、受付部482からアクセス要求を取得した場合、サーバ装置100にアクセスする。アクセス部484は、ログイン部486を有してもよく、ログイン部486は、アドバイザーのログインIDやパスワードを含むログイン要求を、第4送信部462を介してサーバ装置100に送信する。
また、アクセス部484によりサーバ装置100との接続が確立された後に、受付部482が文字情報等を取得すると、第4送信部462を介して、各情報をサーバ装置100に送信するようにする。
また、第3アプリ実行部480は、サーバ装置100を介して、例えばPUSH型により学習者の処理端末200にメッセージを送信することができる。また、第3アプリ実行部480は、公知のチャット機能を有することで、サーバ装置100を介して、学習者とチャットを行うことができる。これにより、チューターから学習者に対して、適時、学校に関する情報や、質問に対する回答等のメッセージや音声等を送信することができる。
また、第3アプリ実行部480は、サーバ装置100を介して、例えばPUSH型によりアドバイザーの処理端末300にメッセージを送信することができる。これにより、チューターからアドバイザーに対して、学習者の状況や、アドバイザーから聞きたいことをメッセージとして送信することができる。
表示制御部488は、第4受信部464が受信したチャットに関する情報等を、タッチパネル202に表示するよう制御する。これにより、チューターは、リアルタイムに学習者の質問等に回答をすることができる。なお、上述したチャット機能は、サーバ装置100とは異なるサーバ装置を用いて、その機能を実現するようにしてもよい。
<画面例>
次に、学習支援システム1により提供される学習支援サービスの画面例について説明する。以下に示す画面例は、学習者の処理端末200に表示される画面例である。図16は、アドバイザーによる学習アドバイスルームの画面例を示す図である。図16に示す例では、画面左上にアドバイザー「AAB」のイメージキャラクタが表示され、アドバイザーからのメッセージが、画面中央上に表示される吹き出しAR10の中に表示される。また、イメージキャラクタは、アドバイザーを表すものであればよく、例えば写真画像等でもよい。
また、この吹き出しAR10内に表示できないメッセージについては、「続きを読む」が学習者により押されると、吹き出しが拡大され、さらに多くのメッセージを読むことができる(例えば図17参照)。
また、学習アドバイスルームの画面右下には、学習者とチューターとがリアルタイムにチャットをすることが可能になる「志望大チュータートークルーム」ボタンB12が表示される。また、このボタンB12内の各チューターの表示領域が学習者により押されると、押された表示領域に対応するチューターと学習者とのチャット画面に切り替わる(例えば図18〜20参照)。
また、学習アドバイスルームの画面左下には、学習者とアドバイザーとがリアルタイムにチャットをすることが可能になる「受験戦略アドバイザートークルーム」ボタンB10が表示される。このボタンB10が学習者により押されると、アドバイザーと学習者とのチャット画面に切り替わる(例えば図21参照)。
図17は、アドバイザーによるメッセージが拡大表示された吹き出しの一例を示す図である。図17に示す例では、吹き出しAR12が、図16に示す吹き出しAR10よりも拡大され、アドバイザー「AAB」のメッセージ内容が吹き出しAR12内に表示される。このとき、例えば、吹き出しAR12以外の領域を学習者がタッチすることにより、図16に示す元の画面に戻る。
なお、学習アドバイスルームに表示されるメッセージは、図10に示すアドバイス情報に基づき、サーバ装置100が、学習者の処理端末200にPUSH通知することで実現が可能である。
図18は、チューターと学習者とのチャット画面(その1)の一例を示す図である。図18に示す例では、画面左端にチャットをしているチューター「CCA」のイメージキャラクタが表示される。このイメージキャラクタは、チューターを表すものであればよく、例えば、写真画像等でもよい。
図18に示す例では、画面左からの吹き出しは、チューターからのメッセージを示し、画面右からの吹き出しは、学習者からのメッセージを示す。また、チューターと学習者とのチャット画面では、画像を張り付けることも可能である。図18に示す画像G10は、チューター「CCA」が処理端末400を用いてサーバ装置100にアップロードした画像である。
図19は、チューターと学習者とのチャット画面(その2)の一例を示す図である。図19に示す例では、図18に示すチャット画面以降にチャットされた内容が表示されている。図19に示すチャット画面には、画像G12が表示され、画像G12は、学習者が処理端末200を用いてサーバ装置100にアップロードした画像である。また、図19に示すチャット画面の最後のメッセージにあるように、チューター「CCA」から学習者「XXX」に対して、音声を用いて問題解説を行うこともできる。
図20は、チューターと学習者とのチャット画面(その3)の一例を示す図である。図21に示す例では、公知のホワイトボード機能を用いて、チューターが学習者に解説を行っている。図20に示すボードWは、ホワイトボード機能を用いたホワイトボードの表示領域である。このとき、学習者は、音声通話を用いて、ボードWに書き込む図形等を見ながら、チューターの問題解説を受けたり、質問したりすることができる。
図18〜20に示すメッセージ等は、図12に示すコミュニケーション情報に基づき、学習者の処理端末200及びチューターの処理端末400に表示される。
図21は、アドバイザーと学習者とのチャット画面の一例を示す図である。図21に示す例では、画面左端にチャットをしているアドバイザー「AAB」のイメージキャラクタが表示される。このイメージキャラクタは、アドバイザーを表すものであればよく、例えば、写真画像等でもよい。図21に示す例では、画面左からの吹き出しは、アドバイザーからのメッセージを示し、画面右からの吹き出しは、学習者からのメッセージを示す。
図21に示すメッセージは、図11に示すコミュニケーション情報に基づき、学習者の処理端末200及びアドバイザーの処理端末300に表示される。
<動作>
次に、学習支援システム1における動作について説明する。図22は、情報の登録及びアドバイザーと学習者とのコミュニケーションに関する処理の一例を示すシーケンス図である。
図22に示すステップS101で、処理端末400は、チューターの操作を受けて、サーバ装置100に対し、自身のプロフィール情報を登録するよう要求する。
ステップS104で、サーバ装置100の登録部172は、チューターのプロフィール情報を支援者情報164として記憶部160に登録する。支援者情報164は、適宜編集可能である。
ステップS106で、処理端末200は、学習者の操作を受けて、サーバ装置100に対し、自身のプロフィール情報(基本属性情報、進路関連情報など)、学習関連情報などを登録するよう要求する。
ステップS108で、サーバ装置100の登録部172は、学習者の各情報を学習者情報162として記憶部160に登録する。学習者情報162は、適宜編集可能である。なお、ステップS102〜S104と、ステップS106〜108との順序は特に問わない。
ステップS110で、サーバ装置100の割当部180は、学習者情報162と、アドバイザーに関する助言者情報とを照合し、学習者にマッチングするアドバイザーを決定する。なお、アドバイザーは、学習者情報を参照した人が経験則等に基づき人為的に決定してもよい。
ステップS112で、サーバ装置100の通知部184は、学習者の処理端末200に、決定したアドバイザーの情報を送信し、通知する。
ステップS114で、処理端末200は、サーバ装置100から通知されたアドバイザー情報を表示部(タッチパネル202)に表示するよう制御する。
ステップS116で、処理端末200は、学習者からの操作に基づき、アドバイザーとのコミュニケーションを要求されたこと(図16に示す「受験戦略アドバイザートークルーム」ボタンB10を押されたこと)を検知し、例えばチャット機能を実行し、質問等の入力を受け付ける。ステップS116の処理は、ステップS114の後に行われなくてもよく、任意のタイミングで行われてもよい。
ステップS118で、処理端末200は、入力された質問等を、チャット機能を用いて、サーバ装置100に送信する。
ステップS120で、サーバ装置100は、チャット機能を用いて処理端末200から受け付けた情報をログとして記録する。
ステップS122で、サーバ装置100の第1処理部186は、学習者の質問等を、処理端末300に送信する。
ステップS124で、処理端末300は、学習者の質問等を、チャット機能を用いて表示部に表示するよう制御する。
ステップS126で、処理端末300は、アドバイザーの操作を受け付けて、チャット機能を用いて学習者の質問等に対する回答の入力を受け付ける。
ステップS128で、処理端末300は、入力された回答を、チャット機能を用いて、サーバ装置100に送信する。
ステップS130で、サーバ装置100は、チャット機能を用いて処理端末300から受け付けた情報をログとして記録する。
ステップS132で、サーバ装置100の第1処理部186は、アドバイザーの回答を、処理端末200に送信する。
ステップS134で、処理端末200は、アドバイザーの回答を、チャット機能を用いて表示部に表示するよう制御する。ステップS116〜S134は、必要に応じて繰り返し処理される。また、チャット機能の実行の契機として、アドバイザーから学習者にアドバイス等を送ってもよい。
以上の処理により、学習者とアドバイザーとは、リアルタイムにコミュニケーションを取ることができる機能を用いて、進路相談などのメッセージを送受信することができる。
図23は、チューターと学習者とのコミュニケーションに関する処理の一例を示すシーケンス図である。ステップS202で、処理端末400は、チューターの操作を受けて、サーバ装置100にログインを要求する。なお、ここでは、アクセス要求の一例をして、ログイン要求を用いる。
ステップS204で、サーバ装置100は、処理端末400からのログイン要求に対し、ログインIDやパスワード等を用いて認証処理を行う。なお、認証処理は、認証サーバに実行させてもよい。
ステップS206で、処理端末200は、学習者の操作を受けて、サーバ装置100にログインを要求する。
ステップS208で、サーバ装置100は、処理端末200からのログイン要求に対し、ログインIDやパスワード等を用いて認証処理を行う。このとき、サーバ装置100の特定部178は、ログインした学習者を特定する。また、サーバ装置100の取得部176は、特定した学習者の学習者情報162、支援者情報164、及びアクセス情報166を取得する。
ステップS210で、サーバ装置100の検索部182は、特定された学習者にマッチングするチューターを、学習者情報162、支援者情報164、及びアクセス情報166に基づいて検索する。例えば、検索部182は、アクセス情報166に基づき、サーバ装置100にアクセス中であると特定されたチューターの中から、学習者の志望校に関する情報及びチューターの学校の在籍情報に基づき、特定された学習者が志望する学校に在籍するチューターを検索する。
ステップS212で、サーバ装置100は、検索され、抽出された1又は複数のチューターを表す一覧情報を、処理端末200に送信する。
ステップS214で、処理端末200は、受信した一覧情報を、表示部に表示するよう制御する。
ステップS216で、処理端末200は、学習者の操作に基づき、一覧情報の中から、一のチューターの選択を受け付ける。処理端末200は、この選択を受け付けた際に、チューターとのコミュニケーションが要求されたこと(図16に示す「志望大チュータートークルーム」内の所定のチューターの表示領域が押されたこと)を検知し、例えばチャット機能を実行する。
ステップS218で、処理端末200は、学習者からの操作に基づき、質問等の入力を受け付ける。
ステップS220で、処理端末200は、入力された質問等を、チャット機能を用いて、サーバ装置100に送信する。
ステップS222で、サーバ装置100は、チャット機能を用いて処理端末200から受け付けた情報をログとして記録する。
ステップS224で、サーバ装置100の第2処理部188は、学習者の質問等を、処理端末400に送信する。
ステップS226で、処理端末400は、学習者の質問等を、チャット機能を用いて表示部に表示するよう制御する。
ステップS228で、処理端末400は、チューターの操作を受け付けて、チャット機能を用いて学習者の質問等に対する回答の入力を受け付ける。
ステップS230で、処理端末400は、入力された回答を、チャット機能を用いて、サーバ装置100に送信する。
ステップS232で、サーバ装置100は、チャット機能を用いて処理端末400から受け付けた情報をログとして記録する。
ステップS234で、サーバ装置100の第2処理部188は、チューターの回答を、処理端末200に送信する。
ステップS236で、処理端末200は、チューターの回答を、チャット機能を用いて表示部に表示するよう制御する。ステップS218〜S236は、必要に応じて繰り返し処理される。また、チャット機能の実行の契機として、チューターから学習者にアドバイス等を送ってもよい。
以上の処理により、学習者とチューターとは、リアルタイムにコミュニケーションを取ることができる機能を用いて、学校に関する質問や問題に対する回答などのメッセージを送受信することができる。
図24は、アドバイザーからチューターに対する指示に関する処理の一例を示すシーケンス図である。図24に示すステップS302で、処理端末300は、アドバイザーからの操作に基づき、アドバイザーからチューターに対し、学習者への働きかけをして欲しい内容等を指示として、サーバ装置100に要求する。
ステップS304で、サーバ装置100は、メール機能や学習支援システム1内のコミュニケーションツールを用いて、処理端末400に、指示内容を送信する。
ステップS306で、処理端末400は、受信した指示内容を、表示部に表示するよう制御する。
ステップS308で、処理端末400は、チューター操作により、指示内容に基づく学習者への励まし等の入力を受け付ける。
ステップS310で、処理端末400は、入力された励まし等を、例えばチャット機能を用いて、サーバ装置100に送信し、連絡する。
ステップS312で、サーバ装置100は、チャット機能を用いて処理端末400から受け付けた情報をログとして記録する。
ステップS314で、サーバ装置100の第2処理部188は、学習者の質問等を、処理端末200に送信し、連絡する。
ステップS316で、処理端末200は、チューターの励まし等を、チャット機能を用いて表示部に表示するよう制御する。
ステップS318で、処理端末200は、学習者の操作を受け付けて、チャット機能を用いてチューターの励まし等に対する回答の入力を受け付ける。
ステップS320で、処理端末200は、入力された回答を、チャット機能を用いて、サーバ装置100に送信する。
ステップS322で、サーバ装置100は、チャット機能を用いて処理端末200から受け付けた情報をログとして記録する。
ステップS324で、サーバ装置100の第2処理部188は、学習者の回答を、処理端末400に送信する。
ステップS326で、処理端末400は、学習者の回答を、チャット機能を用いて表示部に表示するよう制御する。ステップS328〜S326は、必要に応じて繰り返し処理される。
以上の処理により、学習支援システム1側で、アドバイザーからチューターに指示出しを行うことができ、チューターから学習者に対し、励ましやアドバイス等を適時送ることができるようになる。
上述した処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。
以上、学習支援システム1は、学習者にマッチングする支援者を自動で検索し、マッチングした双方においてリアルタイムに質問及び回答を行うことが可能となる仕組みを提供することができる。
また、学習支援システム1は、学習者は生徒に限らず、法律や趣味等を学びたい人にも適用でき、アドバイザーやチューターは、学習者の学習内容に応じて適切な人材を割り当てるようにすればよい。
なお、上述したとおり、本発明は、上記の実施形態、及び、既に述べた変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な変形が可能である。すなわち、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。また、上述の各処理フローは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
1 学習支援システム
100 サーバ装置
200、300、400 処理端末
150 通信部
160 記憶部
170 アプリ制御部
172 登録部
176 取得部
178 特定部
180 割当部
182 検索部
184 通知部
186 第1処理部
188 第2処理部

Claims (8)

  1. 各学習者に関する学習者情報を記憶する第1記憶部と、
    前記学習者の支援を行う各支援者に関する支援者情報を記憶する第2記憶部と、
    各支援者から所定のサーバへアクセスが有るか否かを表すアクセス情報を記憶する第3記憶部と、
    前記所定のサーバにアクセスした所定の学習者を特定する特定部と、
    前記アクセス情報に基づき、前記所定のサーバにアクセス中であると特定された支援者の中から、前記学習者情報及び前記支援者情報に基づき、前記所定の学習者にマッチングする1又は複数の支援者を検索する検索部と、
    検索された1又は複数の支援者を表す一覧情報を、前記所定の学習者が操作する第1処理端末に通知する通知部と、
    を備える学習支援システム。
  2. 前記学習者情報は、各学習者が志望する学校または分野を表す志望情報を含み、
    前記支援者情報は、各支援者が在籍する学校または分野を表す在籍情報を含み、
    前記検索部は、
    前記特定された支援者の中から、前記志望情報及び前記在籍情報に基づき、前記所定の学習者が志望する学校または分野に在籍する支援者を検索する、請求項1に記載の学習支援システム。
  3. 前記検索部は、
    前記学習者情報に含まれる情報の中に、優先キーが設定された情報が有る場合、当該優先キーに設定された情報を用いて、前記支援者を検索する、請求項1又は2に記載の学習支援システム。
  4. 前記学習者情報に基づき、前記学習者に対して助言を行う助言者を割り当てる割当部と、
    前記助言者が操作する第2処理端末と、前記学習者が操作する第1処理端末とが前記所定のサーバを介して通信可能に接続され、前記助言者と前記学習者とのコミュニケーションを可能にする第1処理部と、
    前記支援者が操作する第3処理端末と、前記第1処理端末とが前記所定のサーバを介して通信可能に接続され、前記支援者と前記学習者とのコミュニケーションを可能にする第2処理部と、
    を備える請求項1乃至3いずれか一項に記載の学習支援システム。
  5. 前記所定のサーバに対する各支援者のアクセス日時が予め決められている場合、
    前記第1処理端末から、特定の支援者のアクセス日時内の所定時間を予約する予約情報、及び前記所定の学習者の識別情報を受信する受信部と、
    前記予約情報及び前記識別情報に基づいて、前記所定時間に前記所定の学習者に連絡するよう、前記特定の支援者が操作する第3処理端末に通知する通知部と、
    をさらに備える請求項1乃至4いずれか一項に記載の学習支援システム。
  6. 第1記憶部に記憶された、各学習者に関する学習者情報を取得する第1取得部と、
    第2記憶部に記憶された、前記学習者の支援を行う各支援者に関する支援者情報を取得する第2取得部と、
    第3記憶部に記憶された、各支援者からのアクセスが有るか否かを表すアクセス情報を取得する第3取得部と、
    アクセス要求をした所定の学習者を特定する特定部と、
    前記アクセス情報に基づき、アクセス中であると特定された支援者の中から、前記学習者情報及び前記支援者情報に基づき、前記所定の学習者にマッチングする1又は複数の支援者を検索する検索部と、
    検索された1又は複数の支援者を表す一覧情報を、前記所定の学習者が操作する第1処理端末に通知する通知部と、
    を備えるサーバ装置。
  7. 第1記憶部に記憶された、各学習者に関する学習者情報を取得し、
    第2記憶部に記憶された、前記学習者の支援を行う各支援者に関する支援者情報を取得し、
    第3記憶部に記憶された、各支援者からのアクセスが有るか否かを表すアクセス情報を取得し、
    アクセス要求をした所定の学習者を特定し、
    前記アクセス情報に基づき、アクセス中であると特定された支援者の中から、前記学習者情報及び前記支援者情報に基づき、前記所定の学習者にマッチングする1又は複数の支援者を検索し、
    検索された1又は複数の支援者を表す一覧情報を、前記所定の学習者が操作する第1処理端末に通知する、
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  8. 学習者の操作に応じて、所定のサーバにアクセスし、
    前記所定のサーバにアクセス中であると特定された前記学習者の支援を行う各支援者の中から、前記学習者に関する学習者情報及び前記各支援者に関する支援者情報に基づき、前記学習者にマッチングする1又は複数の支援者を表す一覧情報を、前記所定のサーバから受信し、
    前記一覧情報を表示部に表示するよう制御する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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