JP2017181997A - 学習支援プログラム、学習支援サーバ装置及び学習支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの学習意欲及び記憶定着のさらなる向上を図ることである。
【解決手段】学習支援プログラムは、端末装置200のコンピュータに、地球儀データ320内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータをサーバ装置100からネットワークを介して記憶する記憶手段であって、複数のトピックデータは、第1トピックデータと、第2トピックデータとを含み、複数のトピックデータのうち第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータが相互に関連付けられて記憶された、記憶手段、及び、地球儀データ320上の指定された地域について、第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示する表示手段として機能させる。
【選択図】図8
【解決手段】学習支援プログラムは、端末装置200のコンピュータに、地球儀データ320内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータをサーバ装置100からネットワークを介して記憶する記憶手段であって、複数のトピックデータは、第1トピックデータと、第2トピックデータとを含み、複数のトピックデータのうち第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータが相互に関連付けられて記憶された、記憶手段、及び、地球儀データ320上の指定された地域について、第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示する表示手段として機能させる。
【選択図】図8
Description
本発明は、学習支援プログラム、学習支援サーバ装置及び学習支援方法に関する。
近年、タッチパネルを有するタブレット型端末を利用した次世代型教育システムの開発が行われている。例えば、下記特許文献1には、簡単な操作で多項目及び多量の知識を楽しみながら容易に取得するために、タブレット型コンピュータのディスプレイに白地図を表示して地理に関する知識を取得できる地理教科の学習支援装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1の学習支援装置によれば、各地域と関連付けて学習し得る教科は特定の分野(例えば地理)のみであって、他の教科と関連付けて学習することは何ら考慮されておらず、例えば当該分野に興味がない児童などにとっては、学習意欲及び記憶定着の支援が十分に果たされているとは言い難い。また、このような学習支援においては、単なるその教科の暗記にとどまることなく、その背景事情や他の教科と関連付けなど様々な視点から学習することが望まれる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの学習意欲及び記憶定着のさらなる向上を図ることができる学習支援プログラム、学習支援サーバ装置及び学習支援方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係る学習支援プログラムは、端末装置のコンピュータに、地球儀データ内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータをサーバ装置からネットワークを介して記憶する記憶手段であって、複数のトピックデータは、地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第1トピックデータと、地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた地域に関する第2トピックデータとを含み、複数のトピックデータのうち第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータが相互に関連付けられて記憶された、記憶手段、及びトピックデータを画面表示された地球儀データ上に表示する表示手段であって、地球儀データ上の指定された地域について、第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示する表示手段として機能させる。
上記構成によれば、地球儀データ上の指定された地域について、第1又は第2トピックのいずれか一方のトピックが表示されているとき、併せて他方のトピックへの表示変更を促す内容が表示されている。これによれば、ある地域について、様々な分野からトピックの提供を受けることができる。すなわち、地球儀データ内の地域について、異なる分野を含む多様な視点から、又は、それらの分野を融合した新たな視点から学習することができるため、例えば、ある分野に興味はないが別の分野には興味があるといった児童などにおいても興味をもって学習に取り組むができ、学習意欲を向上させることができる。また、単に特定の分野のみを書籍などで学習することに比べて、地球儀を触れつつ、その地域について異なる分野に関する様々な背景事情から学習に取り組むことからユーザの記憶定着を向上させることができる。
上記学習支援プログラムにおいて、トピックデータは、地球儀データ内の地域に対する位置情報に関連付けられたアイコン情報をさらに含んでもよい。
上記学習支援プログラムにおいて、第1トピックデータは地理的トピックを示し、第2トピックデータは歴史的トピックを示してもよい。
上記学習支援プログラムにおいて、表示手段は、複数の表示モードに応じて表示するように構成され、複数の表示モードのうち、地理表示モードのとき地球儀データ上に第1トピックデータに関する情報を表示し、歴史表示モードのとき地球儀データ上に第2トピックデータに関する情報を表示してもよい。
上記学習支援プログラムにおいて、トピックデータは、地球儀データの画面表示の縮尺の大きさに応じて表示する優先度を規定した表示優先度情報をさらに含んでもよい。
上記学習支援プログラムにおいて、第2トピックデータは、トピックの時系列に関する情報を含んでもよい。
上記学習支援プログラムにおいて、表示手段は、画面表示されたスライドバーによるユーザの選択に基づいていずれかの前記トピックデータを表示させることをさらに含んでもよい。
本発明の一態様に係る学習支援サーバ装置は、端末装置のコンピュータにネットワークを介して通信可能に接続された学習支援サーバ装置であって、地球儀データ内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータを記憶するトピックデータ記憶部であって、複数のトピックデータは、地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第1トピックデータと、地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第2トピックデータとを含み、複数のトピックデータのうち第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータが相互に関連付けられて記憶された、トピックデータ記憶部と、端末装置によってトピックデータを画面表示された地球儀データ上に表示させるために、トピックデータを端末装置にネットワークを介して配信するトピックデータ配信部であって、地球儀データ上の指定された地域について、端末装置によって第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示させる、トピックデータ配信部とを備える。
本発明の一態様に係る学習支援方法は、端末装置のコンピュータにネットワークを介して通信可能に接続されたサーバ装置を用いた学習支援方法であって、サーバ装置が、地球儀データ内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータを記憶するステップであって、複数のトピックデータは、地球儀データの地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第1トピックデータと、地球儀データの地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第2トピックデータとを含み、複数のトピックデータのうち第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータを相互に関連付けて記憶するステップと、端末装置によってトピックデータを画面表示された地球儀データ上に表示させるために、トピックデータを端末装置にネットワークを介して配信するステップであって、地球儀データ上の指定された地域について、端末装置によって第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示させるためにトピックデータを配信するステップとを含む。
本発明によれば、ユーザの学習意欲及び記憶定着のさらなる向上を図ることができる学習支援プログラム、学習支援サーバ装置及び学習支援方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。また、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態による学習支援システム1の概略構成図(システム構成図)である。同図に示すように、サーバ装置100と、複数の端末装置200とが、ネットワークNを介して相互に通信可能に設定されることにより、学習支援システム1が構成される。
サーバ装置100は、ネットワークNに接続されたサーバ用コンピュータであり、そのサーバ用コンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。本実施形態において、サーバ装置100は、学校教育の一環として学習支援を行う事業者等によって提供されてもよい。
端末装置200は、ネットワークNに接続され、サーバ装置100にアクセス可能なコンピュータである。本実施形態では、端末装置200は、サーバ装置100からネットワークを介して受信した学習支援プログラムを実行し、端末装置200を操作するユーザに対して学習支援を行う。ユーザは例えば学校教育を受ける学習者(小学生、中学生及び高校生等)であってもよいし、あるいは学習支援を受けることを自ら希望する社会人を含むその他の者であってもよい。
本実施形態において、端末装置200は、好適にはタブレットコンピュータ(以下「タブレット端末」という。)が想定される。そこで、以下においては、理解を容易にするべく、端末装置200がタブレット端末である実施の形態を例にとって説明する。しかしながら、本発明において、端末装置200はタブレット端末に限られるものではなく、PC(パーソナルコンピュータ。ノートパソコンを含む。)を採用してもよいことは言うまでもない。なお、端末装置200は、タブレット端末やPCの他に、スマートフォン(多機能携帯電話機)やその他のコンピュータ機器を採用してもよい。
ネットワークNは、例えばインターネットや学校内に構築するLAN(local area network)等を含む情報処理に係る通信回線又は通信網であり、その具体的な構成は、サーバ装置100と端末装置200との間でデータの送受信が可能なように構成されていれば特に制限されず、有線であるか無線であるかも問わない。また、ネットワークNは、複数種の通信回線や通信網及び種々のネットワーク機器を含んで構成され得る。例えば、ネットワークNは、端末装置200に無線接続される基地局や無線LANのアクセスポイント(WiFiルータ等)、基地局に接続された移動体通信網、アクセスポイントからルータやモデムを介して接続された電話回線、ケーブルテレビ回線又は光通信回線などの公衆回線、サーバ装置100に接続されたインターネット、移動体通信網や公衆回線とインターネットを接続するゲートウェイ装置を含む。
図2は、本実施形態におけるサーバ装置100の好適な一実施形態を示す概略構成図(システムブロック図)である。同図に示すように、サーバ装置100は、CPUやMPUといった演算処理部(プロセッサ)101、記憶装置としてのROM102及びRAM103、入力部105及び外部メモリ106が接続された外部インターフェース104、ディスプレイモニタ111が接続された画像処理部107、ディスク又はメモリデバイス等が収容又は接続されるスロットドライブ108、スピーカ装置112が接続された音声処理部109、並びに、ネットワークインターフェース110を備え、これらが、例えば、内部バス、外部バス、及び拡張バスを含むシステムバスといった伝送路120を介して互いに接続されて構成される。なお、入力部105、外部メモリ106、ディスプレイモニタ111、スピーカ装置112等の入出力を担うデバイス装置は、必要に応じて適宜省略してもよいし、それらを備える場合であっても、それらは伝送路120に常時接続されていなくてもよい。
演算処理部101は、サーバ装置100全体の動作を制御し、上述した他の構成要素との間で制御信号及び情報信号(データ)の送受信を行うとともに、学習支援の実行に必要な各種の演算処理を行う。そのため、演算処理部101は、いわゆるレジスタ等の高速アクセス可能な記憶領域に対して、数値演算ユニット等を用いた加減乗除等の算術演算、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算等、更に必要に応じて、飽和演算、三角関数演算、ベクトル演算等を行うことが可能なように構成されている。
また、ROM102には、一般に、電源投入後、最初に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録されており、これが実行されることにより、スロットドライブ108に収容又は接続されるディスクやメモリデバイスに記録されたサーバ用プログラムや学習支援プログラムが、演算処理部101によって一旦RAM103に読み出され、そのプログラムが演算処理部101によって実行される。さらに、ROM102には、サーバ装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムやその他の各種データが記録されている。
さらに、RAM103は、サーバ用プログラム、学習支援プログラム、及び、各種データを一時的に記憶するためのものであり、上記の如く、読み出されたサーバ用プログラムや学習支援プログラム、その他、学習の進行や複数の端末装置200間の通信に必要なデータ等がRAM103に保持される。さらに、演算処理部101は、RAM103に変数領域を設定し、その変数領域に格納された値に対しても数値演算ユニットを用いた直接演算を行ったり、或いは、RAM103に格納された値をレジスタに一旦複製又は移設格納してそのレジスタに対しても直接演算を行ったり、さらには、それらの演算結果をRAM103に書き戻したりといった処理を行う。
また、外部インターフェース104を介して接続された入力部105は、サーバ装置100を用いて問題や教材を含む講座を提供する事業者側のユーザが行う各種の操作入力を受け付けるものであり、入力部105としては、キーボード、タッチパッド、タッチパネルの他、例えば、音声入力装置を採用することができ、種々の操作入力、決定操作、取消操作、メニュー表示等の指示入力を行うことが可能であれば、デバイスの種類は特に制限されない。
さらに、RAM103や、外部インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、サーバ装置100の作動状況、各端末装置200のアクセス状況、各端末装置200における学習の進行状況や過去の成績等を示すデータ、端末装置200間の通信のログ(記録)のデータ等が書き換え可能に記憶される。
また、画像処理部107は、スロットドライブ108から読み出された各種データを、演算処理部101により、又は、画像処理部107自体により加工処理した後、その処理後の画像情報をフレームメモリ等に記録する。このフレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、画像処理部107に接続されるディスプレイモニタ111へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。また、学習支援に関する画像情報は、演算処理部101との協働処理等によって、画像処理部107及び/又は演算処理部101から各端末装置200へ送出される。
またさらに、音声処理部109は、スロットドライブ108から読み出された各種データを音声信号に変換し、音声処理部109に接続されたスピーカ装置112から出力する。また、学習支援に関する音声情報(キャラクタの声や効果音など)は、演算処理部101との協働処理等によって、音声処理部109及び/又は演算処理部101から各端末装置200へ送出される。
さらにまた、ネットワークインターフェース110は、サーバ装置100をネットワークNへ接続するためのものであり、例えば、LANの構築に使用される諸規格に準拠するもの、アナログモデム、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネット等に接続するためのケーブルモデム等、及び、これらを、伝送路120を介して演算処理部101と接続するための通信インターフェース回路とから構成される。
なお、サーバ装置100は、単一のコンピュータより構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータより構成される、いわゆるクラウドコンピューティングの形態のものであってもよい。また、単一のコンピュータが複数のサーバ機能を備えるようなものでもよい。
サーバ装置100のハードウェア構成は、上述したとおりであるが、図3は、図1及び図2に示すサーバ装置100を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。サーバ装置100は、端末装置200からの指示等に応じて、学習を支援するためのものであり、そのための機能として、少なくともサーバ通信部131、サーバ記憶部132、及びサーバ処理部133を備える。
サーバ通信部131は、サーバ装置100とネットワークNとの間で通信を行うものであり、端末装置200等から受信したデータを、サーバ処理部133に供給するとともに、サーバ処理部133から供給されたデータを、端末装置200へ送信する機能を有する。かかるサーバ通信部131は、具体的には、少なくとも上述した図2に示すネットワークインターフェース110から構成される。
サーバ通信部131は、後述するトピックデータを外部へ配信するためのトピックデータ配信部131aを有する。トピックデータ配信部131aは、サーバ記憶部132に格納されたトピックデータを読み出して、端末装置200において本実施形態に係る学習支援プログラムを実行するために必要なトピックデータを、ネットワークを介して端末装置200へ配信する。
また、サーバ記憶部132は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図2に示すROM102、RAM103、外部メモリ106、及びスロットドライブ108の少なくとも何れか1つから構成され得る。ここで、サーバ記憶部132に記憶される学習支援プログラムは、後述する処理手順を実行する学習支援アプリケーションのプログラムであり、サーバ記憶部132には、かかる学習支援に係る表示データや各種演算結果のデータも記録される。
サーバ記憶部132には、本実施形態に係る学習支援プログラムを実行するために必要な各種データが記憶されている。各種データは、端末装置200の表示画面に表示する地球儀データ及び複数のトピックデータを含む。地球儀データは、端末装置200の表示画面に地球表面の状況を表現した球体等を表示するためのデータであり、地球表面の状況としては衛星写真、地図、地形、3D描写などが挙げられる。トピックデータは、地球儀データ内の各地域に関するトピックを示すものであり、学校教育として学習対象となっている内容のほか、時事ニュース等を含む地域に何らか関係がある内容であってもよい。トピックデータは、サーバ記憶部132に含まれるトピックデータ記憶部132aに格納される。トピックデータに含まれる情報の詳細は後述する。
サーバ処理部133は、図2に示す演算処理部101から構成されており、演算処理部101による制御指令に基づいて、後述する端末装置200において学習支援プログラムを実行するために必要な処理が実行される。
サーバ装置100では、複数のトピックデータをトピックデータ記憶部132aに記憶するステップと、端末装置200を介して行われるユーザ操作の要求に応じて、複数のトピックデータをトピックデータ記憶部132aから読み出してトピックデータ配信部131aによって配信するステップが行われる。具体的には、予めトピックデータ記憶部132aに記憶された複数のトピックデータが、端末装置200を介して行われるユーザ操作の要求に応じて、トピックデータ配信部131aによってネットワークを介して端末装置200に配信される。
図4は、図1に示す端末装置200の概略構成図であり、機能的な観点を含む機能構成図でもある。なお、端末装置200の好適なシステム構成(ハードウェア構成)は、図2に示すサーバ装置100のシステム構成と共通する構成を備えることに加え、例えば、デジタルカメラやタッチパネル等を含んでいる。本実施形態において、端末装置200は、上述の如く、例えばタブレット端末であり、図4に示すように、端末通信部231、端末記憶部232、操作部233、表示部234、及び端末処理部235を備えている。
端末通信部231は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む通信インターフェース回路を備え、端末装置200を、無線通信ネットワークを介してネットワークNに接続する。その場合の通信形態としては、特に制限されず、例えば、通信用の基地局やアクセスポイント等により割り当てられるチャネルを介して、その基地局やアクセスポイントとの間でWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)方式やWiFi(Wireless Fidelity)方式等による無線信号回線を確立し、基地局やアクセスポイントとの間で通信を行う。そして、端末通信部231は、端末処理部235から供給されたデータをサーバ装置100に送信するとともに、サーバ装置100から受信したデータを端末処理部235に供給する。
端末記憶部232は、例えば、フラッシュメモリ、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも何れか1つを備え、端末処理部235での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。これらのうち、ドライバプログラムとしては、例えば、操作部233を制御するための入力デバイスドライバプログラム、表示部234を制御するための出力デバイスドライバプログラム等が挙げられる。なお、端末記憶部232は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部233は、例えば、上述したサーバ装置100の入力部105と同等の構成のものを例示することができる。本実施形態においては、操作部233として、例えば、タッチパネルを用いる。しかし、端末装置200の操作が可能であり、プレイヤが文字、数字等を入力することができるものであれば、どのようなデバイスでもよい。例えば、キーボードやマウス、タッチパッド等を用いてもよい。
タッチパネルは、表示部234の画面に対応する形状及び大きさの略矩形の検出面を備えており、この検出面上に物体が接触した場合に、当該物体の接触位置を検出する。本実施形態では、タッチパネルは、物体の接触位置を所定の時間間隔で順次検出する。タッチパネルの検出面は、表示部234の画面と重なるよう配置されている。また、タッチパネルは、必ずしも物体が検出面に接触した場合だけ物体の位置を検出するのではなく、検出面上の検出可能範囲まで物体が近接した場合に、当該物体の検出面に対する位置を検出するようにしてもよい。タッチパネルは、例えば、静電容量式や感圧式、光学式など、検出面上における物体の位置を検出可能なデバイスであれば、どのような方式のものであってもよい。
ユーザは、自分の指やスタイラス等の物体をタッチパネルに接触させて操作入力を行う。ユーザにより操作部233が操作されると、操作部233は、その操作に対応する信号を発生し、その信号を端末処理部235に供給する。端末装置200は、ユーザによる操作信号を、上記の端末通信部231を介してサーバ装置100へ送信することにより、学習の支援処理に必要な動作を要求する。
また、表示部234は、端末処理部235から供給された映像データに応じた映像、画像データに応じた画像等を表示するものであり、後述する端末装置200の画面の主要部を構成する。かかる表示部234としては、テキスト、映像、画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等が挙げられる。
さらに、端末処理部235は、CPUやMPUといった一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備え、端末装置200全体の動作を統括制御するものであり、例えば、上述したサーバ装置100の演算処理部101と同等の構成のものを例示することができる。また、端末処理部235は、端末装置200の各種処理が、端末記憶部232に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に沿って、且つ、操作部233の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、端末通信部231、表示部234等の動作を制御する。
この端末処理部235は、上記の各種プログラムによって実現される、又は、ファームウェアとして端末装置200に実装された機能モジュールとして、少なくとも操作制御部236と表示制御部237とを備えている。操作制御部236は、タッチパネルへの入力を制御する。表示制御部237は、サーバ装置100から受信した学習支援プログラムに関わる情報に基づいて、地球儀データ及びトピックデータについての画面情報を生成し、表示部234への表示や音声などの出力を制御する。
次に、図5を参照して、サーバ装置100のサーバ記憶部132に記憶されるトピックデータについて説明する。図5はサーバ記憶部132に記憶されるトピックデータの一例を示したものである。
図5に示すように、各トピックデータは、トピック単位に設けられた識別情報であるトピックIDを有しており、かかるトピックIDに関連付けられた複数の情報を有する。図5に示す例では、各トピックデータは、ID、地域、国、ユーザ範囲、アイコン、分野、表示優先度、年号、トピック及び関連IDなどの各種項目を含む。以下各項目の概要について説明する。
「地域」は、トピックデータが属する地域を示したものであり、この地域は例えばアングロアメリカ、東アジア又は東南アジアなど、地球儀データの地球表面を所定の基準に応じて区分したものである。「国」は、世界各国の国名を示したものであり、ここでは地域をさらに細分化したものとして示している。なお、図5に示す例とは別に、「地域」及び「国」に加えて、さらに国をさらに細分化した「都市」の項目を追加してもよい。
「ユーザ範囲」は、トピックデータを提供するユーザの属性範囲を規定したものであり、例えば「共通」であれば全てのユーザにそのトピックデータを提供し、「小学生」、「中学生」又は「高校生」であれば、その属性のみ又はその属性を含むように当該トピックデータを提供する。例えば、トピックデータのユーザ範囲が「小学生」であれば、そのトピックデータを小学生に限定して提供してもよいし、あるいは小学生以上の中学生及び高校生を含む学習者に提供してもよい。なお、ユーザ範囲はこれらに限定されるものではなく、例えば、「年齢」で範囲を規定してもよいし、トピックの「難易度」(ランク)に応じてその範囲を規定してもよい。
「アイコン」は、トピックデータを表す画像や記号などである。アイコンは、トピックデータのトピック内容を想起し得るシンボル又はモニュメントであってもよい。例えば図5に示すように、スペースシャトルに関わるトピックであればアイコンはスペースシャトルのイメージ画像であってもよい。アイコンがそのトピックを想起し得るものであれば、ユーザはアイコンの表示に従って希望するトピックを容易に指定することができる。なお、全てのトピックデータに必ずしもアイコンを割り当てる必要はなく、例えば、アメリカの国そのものに関するトピック(トピックID:T001参照)などの基本的な情報についてはアイコンを省略してもよい。
「位置」は、トピックデータに関連付けられた地球儀データ内の場所を示した情報であり、具体的には、地球儀データ内の地域に対応する位置を特定する情報である。この位置は、地球儀データの緯度及び経度に対応するXY座標によって特定することができる。トピックデータがアイコン情報を含む場合には、この位置情報によって特定された地球儀データ上の位置にアイコンが表示される。この場合、アイコンは、座標によって特定された一点の位置に厳密に表示される必要はなく、当該位置の近傍を含む範囲に表示されればよい。なお、一つの地域又は国について複数のトピックデータが存在する場合には、トピックデータ毎に異なる位置情報が割り当てられていてもよい。すなわち、一つの地域又は国に対してトピックデータ毎に複数の位置情報が割り当てられていてもよい。あるいは、一つの地域又は国に対してトピックデータ間で同じ位置情報が割り当てられたものを含めてもよい。
「分野」は、トピックデータが属する分野を示したものであり、ここでは、基本、地理又は歴史の3つの分野に分けられる。ここで、基本は、例えばアメリカの国そのものに関するトピック(トピックID:T001参照)など、地球儀の一般的な情報に関わるトピックを指し、他方、地理は地域の地理的トピックであり、歴史は歴史的トピックである。地理又は歴史の分類は、学校教育又は世間一般の常識に基づいてサーバ装置100の管理主体が適宜分類することができる。
「表示優先度」は、トピックデータの表示優先度であり、具体的には、端末装置200において表示される地球儀データの画面表示の縮尺の大きさに応じて表示する優先度を規定したものである。図5に示す例では、表示優先度は、5段階で規定しており、例えば表示優先度が「5」のように大きければ優先的に表示される。すなわち地球儀データの画面表示の縮尺が小さい場合(縮尺分母が大きい場合)、地球儀データ上に表示し得るトピックデータの数(例えばアイコンの数)を減らす必要があることから、表示優先度が大きいトピックデータのみを表示させることができる。逆に、地球儀データの画面表示の縮尺が大きい場合(縮尺分母が小さい場合)、地球儀データ上に表示し得るトピックデータの数(例えばアイコンの数)を増やすことができることから、表示優先度が小さいトピックデータも含めて表示させることができる。なお、アメリカの国そのものに関するトピック(トピックID:T001参照)などの基本的な情報について表示優先度を大きくしてもよい。
「年号」は、トピックデータのトピックの事実が発生した年を示す情報である。一例として年号が示されているが、これに限定されることなく、年月日や各地域において認識されている時代などトピックの時系列に関する情報であってもよい。図5に示す例では、歴史の分野に属するトピックデータ(トピックID:T003及びT016)について年号の情報が割り当てられている。
「トピック」は、トピックデータの内容を示したものであり、図5では、テキストデータとして説明文が示されている。あるいは、トピックの表現形式は、テキスト以外にも、画像(静止画又は動画)又は音声を含んでもよい。
「関連ID」は、トピックデータ同士が関連付けられている場合の他のトピックデータのトピックIDを示したものである。図5に示す例では、T002及びT003の各トピックデータが相互に関連付けられている。すなわち、アングロアメリカという地域における位置(X2,Y2)に関連付けられた地理的トピックを示すトピックデータ(T002)と、同じアングロアメリカという地域における位置(X3,Y3)に関連付けられた歴史的トピックを示すトピックデータ(T003)とが相互に関連付けられている。本実施形態では、このように、地理的トピックを示すトピックデータと歴史的トピックを示すトピックデータとが相互に関連付けられている。また、各トピックデータの相互の関連付けは、地理的トピック及び歴史的トピックの相互の関連付けに限らず、例えば、地理的トピック同士を相互に関連付けてもよいし、歴史的トピック同士を相互に関連付けてもよい。関連IDとして、他の一つのトピックデータIDが関連付けられてもよいし、あるいは他の複数のトピックデータIDが関連付けられてもよい。なお、複数のトピックデータの全てを他のトピックデータと関連付ける必要はなく、関連付け可能であるものを関連付ければよい。
次に、図6〜図9を参照しつつ、学習支援システム1の動作の実施形態について説明する。ここで、図6は、本実施形態に係るプログラムをサーバ装置100からネットワークを介してダウンロードした後の端末装置200の動作について説明するためのフローチャートである。また、図7〜図9は、端末装置200の表示画面の一例を示す図である。
以下の説明では、図7に示すように地理表示モードを示す画面表示から、図8に示すように地理的トピックを示すトピックデータを表示させた後、図9に示すように当該トピックに関連付けられた歴史的トピックを示すトピックデータへ表示変更する態様を具体例として説明する。
図6のステップS10において、端末装置200の操作制御部236は、操作部233を用いたユーザ操作により、ログイン情報の入力を受け付けたか否かを判定する。ログイン情報は、ユーザを識別するユーザ識別情報とパスワードなどの認証するための認証情報とを含む。ログイン情報の受け付けがない場合(S10 NO)、ステップS10に戻り、他方、ログイン情報の受け付けがあった場合(S10 YES)、ステップS11へ進む。
ステップS11において受け付けられたログイン情報を用いて認証処理を行う。認証処理は、端末装置200がネットワークを介してサーバ装置100と通信を確立し、サーバ装置100のサーバ処理部133によって予め登録されたユーザ識別情報とパスワードなどの認証するための認証情報とが一致するか否かによって行うことができる。ステップS11において、認証処理が失敗するとステップS10に戻り、他方、認証処理が成功するとステップS12へ進む。
認証処理が成功すると、本実施形態に係るプログラムの実行により端末装置200の表示部234に地球儀データが画面表示される。ここで、地球儀データの画面表示は、複数の表示モードに応じて表示してもよい。複数の表示モードは、例えば、地球儀の一般的な情報(例えば地域、国、都市、地形、緯度経度など)を表示する基本表示モード、地理の分野に属するトピックデータに関する情報を表示する地理表示モード、及び、歴史の分野に属するトピックデータに関する情報を表示する歴史表示モードを含む。地理表示モード又は歴史表示モードにおいては、基本表示モードにおいて表示される全て又は一部の情報を併せて表示してもよい。また初期設定では、認証成功後に表示される地球儀データは基本表示モードであってもよい。
次に、ステップS13において、操作部233を用いたユーザ操作により、表示制御部237によって地球儀データの画面表示を地理表示モードへ表示変更する。具体的には、表示画面300の左上に示された表示モード切替部310の基本312、地理314及び歴史316の各表示モードのうち、地理312を選択し、表示画面300を地理表示モードに表示変更する。こうして図7に示すように、現在の表示モードである地理表示モードに応じて、地球儀データ320上に、地理的トピックの各トピックデータのアイコン330,340,350が表示される。各アイコン330,340,350は、トピックデータの位置情報に基づいた位置にそれぞれ表示される。また、地球儀データ320は操作部233を用いたユーザ操作によりその画面表示の縮尺の大きさを変更することができ、上述したとおり、地球儀データ320上に表示されるトピックデータのアイコンは表示優先度の情報に基づいて表示可能となったものが表示される。
そして、ステップS14において、操作部233を用いたユーザ操作により、いずれかのアイコンを選択し、トピック表示する地域を指定する。例えば、図7において地球儀データ320上に表示された3つのアイコン330,340,350のうち、スペースシャトルのアイコン330(図5のトピックID:T002参照)を選択し、これによりアングロアメリカの地域を指定すると、図8に示すように指定地域の地理的トピックの表示画面302が表示される。このように特定のトピックを指定して表示される表示画面302は、地球儀データ320上の一部にオーバーラップさせて表示してもよい。
図8に示すように、表示画面302は、スペースシャトルについての拡大表示されたアイコン331、トピックのコンテンツとして動画332及びテキスト334、及び、他の表示画面への変更を促す内容として地理ボタン336、歴史ボタン337、履歴ボタン338を含む。こうして、ステップS15に示すように、指定地域の地理的トピックとともに、当該トピックに関連付けられた歴史的トピックへの変更を促す内容が表示される。
そして、ステップS16において、ユーザが操作部233を用いたユーザ操作によって歴史ボタン337を選択すると、図9に示すように、スペースシャトルのトピックデータT002に関連付けられた他の歴史的トピックのトピックデータT003の表示画面402が表示される。表示画面402は、上記表示画面302と同様であってもよく、そのトピックについての拡大表示されたアイコン431、トピックのコンテンツとして動画432及びテキスト434、及び、他の表示画面への変更を促す内容として地理ボタン436、歴史ボタン437、履歴ボタン438を含む。ステップS16において歴史ボタン337が選択されたことによって、表示画面300に画面表示される地球儀データ320が歴史表示モードへ変更されてもよい。
歴史表示モードでは、表示画面300の下欄に示されるように例えば年号のスライドバー440が表示されてもよい。例えば、図9の画面から表示画面402を閉じた後、地球儀データ320上に表示される歴史的トピックの各トピックデータのアイコン(図示しない)を、スライドバー440上のカーソル442を左右に操作することによって、その年号に応じたアイコン(トピックデータに関する情報)を表示させてもよい。なお、年号に応じたトピックデータに関する情報の表示形式はスライドバーを用いたものに限定されるものではない。
図8に戻り、地理的トピックの表示画面302について補足すると、図5の例では、スペースシャトルのトピックは、他の地理的トピックのトピックデータと関連付けられていないため地理ボタン336は不要であってもよいが、仮に他の地理的トピックのトピックデータと関連付けられたトピックを表示する場合は、地理ボタン336を選択することによって当該他のトピックデータへ表示変更してもよい。
また、履歴ボタン338を選択することによって、ログインしたユーザが最近チェックしたいくつかのトピックデータのアイコンを表示してもよい。これらのアイコンを選択することによって当該アイコンのトピックデータへ表示変更してもよい。
以上のとおり、本実施形態では、地球儀データ320上の指定された地域について、地理表示モードにおいて表示されたトピックデータの地理的トピックが表示されているとき、併せて歴史的トピックへの表示変更を促す歴史ボタン337が表示されている。これによれば、ユーザが操作部233を用いたユーザ操作によって、例えばアングロアメリカという地域について、地理的視点に加えて、歴史的視点からもトピックの提供を受けることができる。すなわち、地球儀データ内の地域について、地理及び歴史を含む多様な視点から、又は、地理及び歴史を融合した新たな視点から学習することができるため、例えば、地理に興味はないが歴史には興味があるといった児童などにおいても興味をもって学習に取り組むができ、学習意欲を向上させることができる。また、単に地理のみ又は歴史のみを書籍などで学習することに比べて、地球儀を触れつつ、その地域について地理及び歴史の様々な背景事情から学習に取り組むことからユーザの記憶定着を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。
例えば、上記実施形態では、他のトピックへの表示画面の変更を促す内容を、トピックのコンテンツ332,334の表示欄外にボタン表示する例を説明したが、例えば、トピックのコンテンツ内に表示してもよい。この場合、例えば、トピックのコンテンツ内に、キーワードやアイコンなど何らかの他のトピックを想起させる内容を表示し、ユーザが当該内容を選択することによって他のトピックへ表示画面の変更を行ってもよい。
また、上記実施形態では、トピックデータが属する分野が地理又は歴史である態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、トピックデータが属する分野は、例えば「美術・芸術」、「スポーツ」、「食文化」、「地学」、「生物」など地域に関わる様々な分野を適用することができ、このうちのいずれか2つ以上のトピックデータを相互に関連付けしてもよい。
また、上記実施形態では、「表示優先度」の情報に基づいてトピックデータの表示を制御する態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ある期間に属する年号の情報を有するトピックデータは全て画面表示させるなど、トピックの時系列に関する情報などの他の項目の情報に基づいて、複数のトピックデータの全て又はその一部を表示させるよう制御してもよい。
なお、上述したとおり、本発明は、上記の実施の形態、及び、既に述べた変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な変形が可能である。すなわち、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。また、上述の各処理フローは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
100…サーバ装置、131a…トピックデータ配信部、132a…トピックデータ記憶部、200…端末装置、320…地球儀データ、330,340,350…アイコン
Claims (9)
- 端末装置のコンピュータに、
地球儀データ内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータをサーバ装置からネットワークを介して記憶する記憶手段であって、前記複数のトピックデータは、前記地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第1トピックデータと、前記地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第2トピックデータとを含み、前記複数のトピックデータのうち前記第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータが相互に関連付けられて記憶された、記憶手段、及び
前記トピックデータを画面表示された前記地球儀データ上に表示する表示手段であって、前記地球儀データ上の指定された地域について、前記第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが前記地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに前記第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示する表示手段
として機能させる、学習支援プログラム。 - 前記トピックデータは、前記地球儀データ内の地域に対する位置情報に関連付けられたアイコン情報をさらに含む、請求項1記載の学習支援プログラム。
- 前記第1トピックデータは地理的トピックを示し、前記第2トピックデータは歴史的トピックを示す、請求項1又は2に記載の学習支援プログラム。
- 前記表示手段は、複数の表示モードに応じて表示するように構成され、前記複数の表示モードのうち、地理表示モードのとき前記地球儀データ上に前記第1トピックデータに関する情報を表示し、歴史表示モードのとき前記地球儀データ上に前記第2トピックデータに関する情報を表示する、請求項3記載の学習支援プログラム。
- 前記トピックデータは、前記地球儀データの画面表示の縮尺の大きさに応じて表示する優先度を規定した表示優先度情報をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の学習支援プログラム。
- 前記トピックデータは、トピックの時系列に関する情報を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の学習支援プログラム。
- 前記表示手段は、画面表示されたスライドバーによるユーザの選択に基づいていずれかの前記トピックデータを表示させることをさらに含む、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の学習支援プログラム。
- 端末装置のコンピュータにネットワークを介して通信可能に接続された学習支援サーバ装置であって、
地球儀データ内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータを記憶するトピックデータ記憶部であって、前記複数のトピックデータは、前記地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第1トピックデータと、前記地球儀データ内の地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第2トピックデータとを含み、前記複数のトピックデータのうち前記第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータが相互に関連付けられて記憶された、トピックデータ記憶部と、
前記端末装置によって前記トピックデータを画面表示された前記地球儀データ上に表示させるために、前記トピックデータを前記端末装置にネットワークを介して配信するトピックデータ配信部であって、前記地球儀データ上の指定された地域について、前記端末装置によって前記第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが前記地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに前記第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示させる、トピックデータ配信部と
を備える、学習支援サーバ装置。 - 端末装置のコンピュータにネットワークを介して通信可能に接続されたサーバ装置を用いた学習支援方法であって、前記サーバ装置が、
地球儀データ内の各地域に関するトピックを示す複数のトピックデータを記憶するステップであって、前記複数のトピックデータは、前記地球儀データの地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第1トピックデータと、前記地球儀データの地域に対応する位置情報に関連付けられた当該地域に関する第2トピックデータとを含み、前記複数のトピックデータのうち前記第1及び第2トピックデータを含む2以上のトピックデータを相互に関連付けて記憶するステップと、
前記端末装置によって前記トピックデータを画面表示された前記地球儀データ上に表示させるために、前記トピックデータを前記端末装置にネットワークを介して配信するステップであって、前記地球儀データ上の指定された地域について、前記端末装置によって前記第1及び第2トピックデータのいずれか一方のトピックが前記地球儀データ上に表示されているとき、当該トピックとともに前記第1及び第2トピックデータの他方のトピックへの表示変更を促す内容を表示させるために前記トピックデータを配信するステップと
を含む、学習支援方法。
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JP2016073222A JP2017181997A (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 学習支援プログラム、学習支援サーバ装置及び学習支援方法 |
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JP2019105786A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 国立大学法人電気通信大学 | 時空間情報提示システム及びプログラム |
-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016073222A patent/JP2017181997A/ja active Pending
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