JP2017117265A - 診療支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の薬剤の投薬データと複数の検査項目の検査データとを医師に提供する際に、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握しやすくすることが可能な診療支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システムを提供する。
【解決手段】表示画面19の第1表示領域60には、少なくとも1つの薬剤の投薬データと、薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットについて、薬剤の投与量と検査項目の検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄80A〜80Cが表示される。関連データセット表示欄80A〜80Cによって、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握することが可能となる。
【選択図】図9

Description

本発明は、診療支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システムに関する。
医療分野において、医師の診療を支援するため、患者の診療過程で取得された様々な診療データを加工して医師に提供する診療支援装置が提案されている。診療データには検査データと投薬データが含まれる。検査データは、バイタルサイン、あるいは血液検査、尿検査といった検体検査等、患者に実施した医療検査に関するデータである。検査データは、検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶されたものである。検査項目には、例えばバイタルサインであれば体温、脈拍、血圧等があり、血液検査であれば血糖値、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット等がある。投薬データは、患者に投与した薬剤に関するデータである。投薬データは、薬剤の種類(名称)、投与量、および投与期間が関連付けて記憶されたものである。
特許文献1には、検査データの表示欄(数値データ表示欄)と、投薬データの表示欄(投薬期間表示欄)とを有する表示画面(診療情報表示画面)を生成して、これをクライアント端末(診療科端末)のモニタに出力させる診療支援装置(診療情報表示制御装置)が記載されている。検査データの表示欄には、複数の検査項目の検査値の時系列変化を示す折れ線グラフが表示される。投薬データの表示欄には、複数の薬剤の投与量を示す数値と投与期間を示すバーとが表示される。
特開2015−095217号公報
医師は、患者の疾患あるいは病態の進行状況を確認したり、今後の治療方針を決定する際に、投薬による主作用(薬効)の有無、あるいは投薬による副作用の有無等、投薬と患者の状態の因果関係を重要な判断材料としている。
投薬と患者の状態の因果関係は、ある薬剤の投与量の時系列変化と、例えば薬剤が降圧剤の場合はバイタルサインの血圧、インスリンの場合は血液検査の血糖値等、その薬剤の投与により影響を受ける検査項目の検査値の時系列変化とを見比べれば把握することができる。しかし、医師は各薬剤について影響を受ける検査項目を全て分かっている訳ではなく、たとえ分かっていたとしても、薬剤の種類が多くなり、かつ影響を受ける検査項目の数が増えるほど、投薬と患者の状態の因果関係の把握は面倒になる。
このため、複数の薬剤の投薬データと複数の検査項目の検査データとを医師に提供する際には、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握することができる工夫が必要である。しかしながら、特許文献1では、検査データの表示欄と投薬データの表示欄が分かれていて、検査データと投薬データの関連性が一見して明らかでないため、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握しづらかった。
本発明は、複数の薬剤の投薬データと複数の検査項目の検査データとを医師に提供する際に、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握しやすくすることが可能な診療支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の診療支援装置は、患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置において、少なくとも1つの薬剤の投薬データと、薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットを取得する取得部と、関連データセットについて、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備える。
表示画面は、第1表示領域と第2表示領域とに分かれており、第1表示領域は関連データセット表示欄を含み、さらに、関連データセット表示欄に表示される検査項目以外の検査項目の検査値を時系列に表示し、第2表示領域は、第1表示領域の表示期間内の一時点における複数の検査項目の検査値をリスト表示し、第1表示領域に表示される検査項目を第1検査項目、第2表示領域に表示される検査項目を第2検査項目とした場合、第2検査項目には、第1検査項目以外の検査項目が含まれることが好ましい。
画面出力制御部は、取得部で取得した検査データに係る全検査項目の中から、第1表示領域に第1検査項目として表示する検査項目、および第2表示領域に第2検査項目として表示する検査項目を設定することが好ましい。
画面出力制御部で設定されていない検査項目を第1検査項目に追加する、手動入力による追加指定を受け付ける指定受付部を備え、画面出力制御部は、指定受付部で追加指定を受け付けた検査項目を第1検査項目に追加し、かつ第2検査項目にも追加することが好ましい。
指定受付部で追加指定を受け付けた検査項目を、既に第2検査項目に設定していた場合、画面出力制御部は、既に設定していた第2検査項目を他の第2検査項目と異なる態様で表示することが好ましい。
指定受付部で追加指定を受け付けた検査項目を第2検査項目にも追加する場合、画面出力制御部は、追加する第2検査項目の検査値について、他の第2検査項目と同じ検査日時の検査値が存在しない場合、別の検査日時の検査値を表示することが好ましい。この場合、画面出力制御部は、別の検査日時の検査値を、他の第2検査項目の検査値と異なる態様で表示することが好ましい。
本発明の診療支援装置の作動方法は、患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置の作動方法において、少なくとも1つの薬剤の投薬データと、薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットを取得する取得ステップと、関連データセットについて、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御ステップとを備える。
本発明の診療支援装置の作動プログラムは、患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置の作動プログラムにおいて、少なくとも1つの薬剤の投薬データと、薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットを取得する取得機能と、関連データセットについて、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御機能とを、コンピュータに実行させる。
本発明の診療支援システムは、患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置と、診療支援装置にネットワークを介して接続され、診療支援装置から検査データおよび投薬データの提供を受けるクライアント端末とを備える診療支援システムにおいて、少なくとも1つの薬剤の投薬データと、薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットを取得する取得部と、関連データセットについて、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備える。
本発明によれば、少なくとも1つの薬剤の投薬データと、薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットについて、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面を出力するので、複数の薬剤の投薬データと複数の検査項目の検査データとを医師に提供する際に、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握しやすくすることが可能な診療支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システムを提供することができる。
診療支援システムを示す図である。 カルテDBに格納された電子カルテの内容を示す図である。 画像DBに格納された検査画像の内容を示す図である。 クライアント端末および診療支援サーバを構成するコンピュータを示すブロック図である。 クライアント端末および診療支援サーバのCPUの各機能部を示すブロック図である。 検査項目設定情報の内容を示す図である。 関連情報の内容を示す図である。 表示画面を示す図である。 第1表示領域の表示内容を示す図である。 第1表示領域の表示内容を示す図である。 第2表示領域の表示内容を示す図である。 第3表示領域の表示内容を示す図である。 第4表示領域の表示内容を示す図である。 診療支援サーバの処理手順を示すフローチャートである。 項目設定ダイアログを示す図である。 新たに第1検査項目を追加した場合の第1表示領域の表示内容を示す図である。 投薬表示設定ダイアログを示す図である。 投薬データを1つの段にまとめた場合の第1表示領域の表示内容を示す図である。 第3実施形態の説明図である。 第4実施形態の説明図である。 ある対象患者の尿検査の検査データの内容を示す図である。 第5実施形態の説明図である。
[第1実施形態]
図1において、診療支援システム10は、医療施設内に構築され、クライアント端末11、および診療支援装置に相当する診療支援サーバ12等を備える。クライアント端末11と診療支援サーバ12は、医療施設内に敷設されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク13を介して相互に通信可能に接続されている。
ネットワーク13には、電子カルテサーバ14および画像サーバ15(以下、まとめてサーバ群16と表記)も接続されている。電子カルテサーバ14はカルテデータベース(以下、DB(Data Base)と略記)14Aを有し、カルテDB14Aには電子カルテ17が検索可能に記録されている。画像サーバ15は画像DB15Aを有し、画像DB15Aには各種画像検査で得られた検査画像18が検索可能に記録されている。なお、サーバ群16には、これら各サーバ14、15の他にも、検査画像18を読影医が読影した結果である所見をまとめた医用レポートが検索可能にDBに記録されたレポートサーバ等が設けられている。患者の遺伝子情報が検索可能にDBに記録された遺伝子情報サーバを設けてもよい。
クライアント端末11、診療支援サーバ12、およびサーバ群16は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステム等の制御プログラム、および各種アプリケーションプログラムをインストールして構成される。
診療支援サーバ12は、医師の診療を支援するため、患者の診療過程で取得された様々な診療データを加工して医師に提供する。より具体的には、診療支援サーバ12は、診療の対象となる1人の患者(以下、対象患者と表記)の各種診療データを、医師が分析しやすいように一画面にまとめた表示画面19(図8等も参照)を出力する機能を有する。
診療データには検査データと投薬データが含まれる。検査データは、バイタルサイン、あるいは血液検査、尿検査といった検体検査等、患者に実施した医療検査に関するデータである。投薬データは、患者に投与した薬剤に関するデータである。なお、診療データには、これらの他にも、画像サーバ15から取得される検査画像18、あるいはレポートサーバから取得される医用レポート等がある。
クライアント端末11は、患者を診療する医師、患者を看護する看護師、各種医療検査を実施する検査技師等の医療スタッフにより操作される。クライアント端末11は、内科、外科、検査科、リハビリ科等の診療科毎、または医療スタッフ毎に複数台配備されている。クライアント端末11は、診療支援サーバ12およびサーバ群16が提供する各種機能を利用して患者の診療を行う際、具体的には電子カルテ17、検査画像18、あるいは表示画面19を閲覧する際、および電子カルテ17に各種診療データを入力する際等に使用される。なお、クライアント端末11は、図1に示すように各診療科に据え置かれる据え置き型でもよいし、各医療スタッフが持ち運ぶ携帯型でもよい。
診療支援サーバ12は、クライアント端末11からの配信要求を受け付ける。診療支援サーバ12は、配信要求に応じた診療データをサーバ群16から取得し、取得した診療データに基づいて表示画面19を生成する。診療支援サーバ12は、生成した表示画面19を、配信要求の要求元のクライアント端末11に送信する。
また、診療支援サーバ12は、クライアント端末11からの編集要求を受け付ける。診療支援サーバ12は、編集要求に応じて表示画面19を編集し、編集した表示画面19を、編集要求の要求元のクライアント端末11に送信する。
診療支援サーバ12は、ウェブブラウザ上で閲覧可能な表示画面19を生成し、これをクライアント端末11に送信する。診療支援サーバ12は、クライアント端末11に対して認証キーを発行して、診療支援サーバ12へのアクセス権限を与える。診療支援サーバ12にアクセスして認証を行った後、クライアント端末11には、診療支援サーバ12から送信された表示画面19が表示される。
診療支援サーバ12は、表示画面19を、例えば、XML(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語によって作成されるウェブ配信用の画面データの形式で出力する。クライアント端末11は、画面データに基づき表示画面19をウェブブラウザ上に再現して表示する。なお、XMLに代えて、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等の他のデータ記述言語を利用してもよい。
図2において、カルテDB14Aの電子カルテ17は、「P001」といった個々の患者を識別するための記号および番号である患者ID(Identification Data)が関連付けられて患者単位で管理される。電子カルテサーバ14は、この患者IDを検索キーとしてカルテDB14Aから電子カルテ17を検索することが可能である。
電子カルテ17は、複数の検査データと複数の投薬データとを有する。検査データは、バイタルサイン、血液検査、尿検査等の検査種類別に整理され、検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶されている。検査項目には、例えばバイタルサインであれば体温、脈拍、血圧(上下)等があり、血液検査であれば白血球数、血小板、随時血糖等がある。投薬データは、薬剤A、薬剤B等の薬剤の種類別に整理され、投与量、および投与期間が関連付けて記憶されている。
なお、電子カルテ17には、患者IDの他、患者の氏名、性別、年齢、生年月日、嗜好(喫煙、飲酒の有無)、既往症、アレルギーといった患者情報が記録されている。また、医療検査、医用レポート作成、手術、投薬等の指示を記したオーダ、初診、入退院等の患者の診療過程で生じたイベント、あるいは患者主訴、診療記録、看護記録、家族からの情報等も時系列に記録されている。
図3において、画像DB15Aの検査画像18は、電子カルテ17と同じく患者IDが関連付けられて患者単位で管理される。電子カルテサーバ14と同じく、画像サーバ15は、患者IDを検索キーとして画像DB15Aから検査画像18を検索することが可能である。
検査画像18は、各種画像検査で得られた画像である。各種画像検査には、例えばCR(Computed Radiography;コンピュータX線撮影)検査、CT(Computed tomography;コンピュータ断層撮影)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging;核磁気共鳴画像法)検査、ECG(Electro cardiogram;心電図)検査、CAG(Coronary Angiography;冠動脈カテーテル)検査、US(Ultrasonography;超音波)検査、内視鏡検査等がある。CR検査、CT検査、MRI検査等の検査画像18は、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格のデータファイル形式で作成される。
検査画像18の1件分のファイルは、検査画像18の本体と、検査日時、画像ID、オーダID、画像検査の種類、撮影部位、方向といった様々な付帯情報とで構成される。画像サーバ15は、こうした付帯情報とともに検査画像18を診療データとして診療支援サーバ12に送信する。
画像IDは、各検査画像18を識別するための記号および番号であり、オーダIDは、各種画像検査を指示するオーダを識別するための記号および番号である。CT検査およびCAG検査等、1回に複数枚の検査画像18が撮影される画像検査の場合は、複数枚の検査画像18が1回の画像検査で得られたことを示すために各検査画像18に共通のオーダIDが付与され、1まとめの検査画像18として管理される。
図4において、クライアント端末11および診療支援サーバ12を構成するコンピュータは、基本的な構成は同じであり、それぞれ、ストレージデバイス25、メモリ26、CPU(Central Processing Unit)27、通信部28、ディスプレイ29、および入力デバイス30を備えている。これらはデータバス31を介して相互接続されている。
ストレージデバイス25は、クライアント端末11等を構成するコンピュータに内蔵、またはケーブルあるいはネットワークを通じて接続されたハードディスクドライブ、もしくはハードディスクドライブを複数台連装したディスクアレイである。ストレージデバイス25には、オペレーティングシステム等の制御プログラム、各種アプリケーションプログラム、およびこれらのプログラムに付随する各種画面の表示データ等が記憶されている。
メモリ26は、CPU27が処理を実行するためのワークメモリである。CPU27は、ストレージデバイス25に記憶されたプログラムをメモリ26へロードして、プログラムにしたがった処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。
通信部28は、ネットワーク13を介した各種情報の伝送制御を行うネットワークインターフェースである。ディスプレイ29は、マウスおよびキーボード等の入力デバイス30の操作に応じた各種画面を表示する。画面にはGUI(Graphical User Interface)による操作機能が備えられる。クライアント端末11等を構成するコンピュータは、画面を通じて入力デバイス30からの操作指示の入力を受け付ける。
なお、以下の説明では、クライアント端末11を構成するコンピュータの各部には添え字の「A」を、診療支援サーバ12を構成するコンピュータの各部には添え字の「B」をそれぞれ符号に付して区別する。
図5において、ウェブブラウザが起動されると、クライアント端末11のCPU27Aは、メモリ26等と協働して、GUI制御部35、およびブラウザ制御部36として機能する。
GUI制御部35は、各種画面をディスプレイ29Aに表示し、かつ各種画面を通じて入力デバイス30Aから入力される操作指示を受け付ける。操作指示には、診療支援サーバ12への表示画面19の配信指示、編集指示がある。GUI制御部35は、受け付けた操作指示をブラウザ制御部36に出力する。
ブラウザ制御部36は、ウェブブラウザの動作を制御する。ブラウザ制御部36は、GUI制御部35からの配信指示に応じた配信要求、および編集指示に応じた編集要求を診療支援サーバ12に対して発行する。
また、ブラウザ制御部36は、診療支援サーバ12からの表示画面19の画面データを受け取る。ブラウザ制御部36は、画面データに基づきウェブブラウザ上に表示する表示画面19を再現し、これをGUI制御部35に出力する。GUI制御部35は、表示画面19をディスプレイ29Aに表示する。
診療支援サーバ12のストレージデバイス25Bには、作動プログラム40が記憶されている。作動プログラム40は、診療支援サーバ12を構成するコンピュータを、診療支援装置として機能させるためのアプリケーションプログラムである。
ストレージデバイス25Bには、作動プログラム40の他に、表示画面19の生成に必要な検査項目設定情報41(図6参照)および関連情報42(図7参照)が記憶されている。
作動プログラム40が起動されると、診療支援サーバ12のCPU27Bは、メモリ26等と協働して、要求受付部50、取得部51、および画面出力制御部52として機能する。
要求受付部50は、クライアント端末11からの配信要求および編集要求を受け付ける。要求受付部50は、配信要求を取得部51に、編集要求を画面出力制御部52にそれぞれ出力する。
取得部51は、配信要求に応じて、サーバ群16に対して取得要求を発行する。そして、取得要求に応じてサーバ群16から送信された診療データを取得する。取得部51は、診療データを画面出力制御部52に出力する。
画面出力制御部52は、診療データに基づき表示画面19を生成する。また、画面出力制御部52は、編集要求に応じて表示画面19を編集する。画面出力制御部52は、表示画面19を配信要求または編集要求の要求元のクライアント端末11に送信する。
図6において、検査項目設定情報41には、心不全、糖尿病といった疾患・病態別に、表示画面19に表示する検査項目が登録されている。表示画面19に表示する検査項目は、検査種類毎に第1検査項目と第2検査項目とに分かれている。第1検査項目には、その疾患・病態において特に注視すべき検査項目が設定される。一方、第2検査項目には、その疾患・病態において網羅的に見ておくべき検査項目が設定される。このため、第2検査項目には、第1検査項目以外の検査項目が含まれ、第2検査項目は第1検査項目よりも数が多い。
例えば疾患・病態が心不全の場合のバイタルサインの第1検査項目には、体温、脈拍、血圧(上下)が設定され、第2検査項目には、体温、脈拍、血圧(上下)に加えてサチュレーション(血中酸素濃度)が設定されている。また、疾患・病態が糖尿病の場合の血液検査の第1検査項目には、HbA1c(HemoglobinA1c;グリコヘモグロビン)、随時血糖が設定され、第2検査項目には、HbA1c、随時血糖に加えて、クレアチニン、BUN(Blood Urea Nitrogen;血液尿素窒素)、空腹時血糖等が設定されている。
画面出力制御部52は、対象患者の疾患・病態に応じた第1検査項目および第2検査項目を検査項目設定情報41から読み出し、読み出した第1検査項目および第2検査項目を元に、取得部51からの診療データのうちの検査データに係る全検査項目の中から、第1検査項目として表示する検査項目、および第2検査項目として表示する検査項目を設定する。
図7において、関連情報42は、薬剤の投与により影響を受ける検査項目を薬剤の種類別に登録したものである。例えば薬剤A、薬剤Bは、影響を受ける検査項目に血圧(上下)が登録されている。また、薬剤Fは、影響を受ける検査項目に体温、脈拍、血圧(上下)、随時血糖、および空腹時血糖が登録されている。このように、影響を受ける検査項目の中には複数の薬剤に共通するものがあり、また、薬剤の中には影響を受ける検査項目が複数存在するものがある。
取得部51で取得されて画面出力制御部52に出力された投薬データと検査データの中には、関連情報42に登録された少なくとも1つの薬剤の投薬データと、その薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの検査項目の検査データとで構成される関連データセットが複数含まれている場合がある。
なお、「薬剤の投与により影響を受ける」とは、ここでは降圧剤の投与による血圧低下、解熱剤の投与による発熱沈静化等の投薬による主作用(薬効)と、抗癌剤の投与による白血球数の減少、抗生物質の投与による肝機能低下等の投薬による副作用の両方の概念を含む。
画面出力制御部52は、関連情報42に基づいて、表示画面19に複数の関連データセット表示欄80A〜80C(図9参照)を表示する。
医師がクライアント端末11を通じて診療支援サーバ12にアクセスして認証を行った後、クライアント端末11のディスプレイ29Aのウェブブラウザ上には、患者IDの入力画面が表示される。入力画面には、例えば患者IDの入力ボックスと送信ボタンとが用意されている。入力ボックスに対象患者の患者IDが入力されて送信ボタンが選択された場合、クライアント端末11のブラウザ制御部36から診療支援サーバ12の要求受付部50に対象患者の患者IDを含む配信要求が発行される。
取得部51からサーバ群16に発行される取得要求には、配信要求に含まれる対象患者の患者IDが検索キーとして付される。サーバ群16は、対象患者の患者IDが付された電子カルテ17および検査画像18等を診療データとして取得部51に送信する。画面出力制御部52は、このサーバ群16からの対象患者の診療データに基づき、図8に示す表示画面19を生成する。
図8において、表示画面19は、第1表示領域60、第2表示領域61、第3表示領域62、第4表示領域63のおおよそ4つの表示領域に分かれている。第1表示領域60は表示画面19の左側に配され、例えば表示画面19の約1/3の面積を占める。第2表示領域61は第1表示領域60の右側に並べて配され、例えば表示画面19の約2/3の面積を占める。第3表示領域62は表示画面19の最上部に配されている。第4表示領域63は第2表示領域61と第3表示領域62の間に配されている。
図9および図10において、第1表示領域60には、トピックス表65が表示される。トピックス表65の上部には行方向に沿って日時軸66が、左横には列方向に沿って項目軸67がそれぞれ割り当てられている。なお、ここでは対象患者の疾患・病態が心不全の場合を例示している。以降の図11等も同様である。
日時軸66は列方向に関して3つの段に分かれており、上段に年月、中段に日付、下段に時刻がそれぞれ表示される。中段の日付は1週間分用意されており、カーソル68で選択することが可能である。日付がカーソル68で選択された場合、ブラウザ制御部36から要求受付部50に選択された日付を含む編集要求が発行される。
図9および図10では、ハッチングH1で強調表示するように、対象患者の診療データを取得した最新の日付である「2015.12.19」が選択された状態を示している。画面出力制御部52は、配信要求に応じて、対象患者の診療データを取得した最新の日付が日時軸66の最右端に配され、かつ最新の日付が選択された、図9および図10に示す表示画面19を最初に生成する。
日時軸66には、左側にいくにつれて過去の日時が配される。上段の年月の右横には、折り畳み・展開ボタン69が配されている。折り畳み・展開ボタン69がカーソル68で選択されると、例えば日時軸66の表示期間が最新の日と最新の日の直前の診療日の2日間に折り畳まれたり、図示のように1週間に展開されたりする。また、中段の日付の左右には、日付戻しボタン70Aと日付送りボタン70Bが配されている。日付戻しボタン70Aがカーソル68で選択されると、日時軸66の日付が過去に向かって1日ずつ戻される。一方、日付送りボタン70Bがカーソル68で選択されると、日時軸66の日付が最新の日付に向かって1日ずつ送られる。
項目軸67も列方向に関して複数の段に分かれている。最上段の診療/検査の行方向には、その日時に診療または検査を担当した医療スタッフの氏名の頭文字(ここでは「山」)が表示される。2〜6段目には、疾患・病態が心不全の場合の第1検査項目(図6参照)である、バイタルサインの体温、脈拍、血圧(上下)、血液検査のBNP(Brain Natriuretic Peptide;脳性ナトリウム利尿ペプチド)、および尿検査の尿量の各検査項目と数値目盛りとが表示される。尿量以外の各検査項目の数値目盛りには、正常値または基準値が表示される。
各検査項目の段の行方向には、検査値の時系列変化が表示される。具体的には、体温の段および脈拍の段の行方向には、各時刻の検査値をプロットして線で結んだ折れ線グラフ71Aおよび71Bがそれぞれ表示される。血圧(上下)の段の行方向には、血圧(上)の検査値を上辺、血圧(下)の検査値を下辺でそれぞれ表した矩形を時刻毎に並べた箱グラフ71Cが表示される。BNPの段の行方向には、血液検査を実施した日付毎に、検査値を表す棒グラフ71Dが、尿量の段の行方向には、各日付の水分摂取量と尿量を示す棒グラフ71Eがそれぞれ表示される。また、尿量を除く各検査項目の段の行方向には、正常値または基準値を示す線72あるいは正常値または基準値の範囲を示すバー73が表示される。
各検査項目のうち、血圧(上下)、BNP、および尿量のそれぞれの段には、当該検査項目が影響を受ける薬剤が投与されたことを示す錠剤マーク74Aまたは点滴マーク74Bが表示される。各マーク74A、74Bの行方向には、薬剤の種類および投与量を示す文字情報75と投与期間を示すバー76とが表示される。薬剤の投与開始日時、および薬剤の投与量変更日時に該当するバー76の位置には、矢印状のマーク77が表示される。薬剤の投与終了日時は、バー76の終端で示される。
血圧(上下)、BNP、および尿量の段は、図7の関連情報42に登録された関連データセットについて、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄80A、80B、80Cに該当する。より詳しくは、関連データセット表示欄80Aには、薬剤A、Bの投与量と血圧(上下)の検査値とが隣接した位置に並べて時系列に表示される。関連データセット表示欄80Bには、薬剤C、D、Jの投与量とBNPの検査値とが隣接した位置に並べて時系列に表示される。関連データセット表示欄80Cには、薬剤E、Mの投与量と尿量の検査値とが隣接した位置に並べて時系列に表示される。
ここで、「隣接した位置に並べて表示」とは、文字通りに解釈すると、投与量の時系列変化を表す段と検査値の時系列変化を表す段を隣り合わせで並べて表示することであるが、本発明では、投与量の時系列変化を表す段と検査値の時系列変化を表す段の間に、多少のスペースがある場合も「隣接した位置に並べて表示」に含まれる。投与量と検査値の間に関連性があることが想起される配置であればよい。
このように、複数の薬剤に対して、影響を受ける検査項目が1つである場合、画面出力制御部52は、複数の薬剤の投薬データと1つの検査項目の検査データとを1つの関連データセットとして扱い、複数の薬剤の投与量と1つの検査項目の検査値とを1つの関連データセット表示欄80にまとめて表示する。
上述のように、これら関連データセット表示欄80A〜80Cはトピックス表65に表示され、トピックス表65は第1表示領域60に表示される。すなわち第1表示領域60は関連データセット表示欄80A〜80Cを含み、表示画面19は3つの関連データセット表示欄80A〜80Cを有する。さらに上述のように、第1表示領域60は、関連データセット表示欄80A〜80Cに表示される検査項目である血圧(上下)、BNP、および尿量以外の検査項目である体温、脈拍の検査値を時系列に表示する。
カーソル68で選択された日付(ここでは「2015.12.19」)には、各検査項目の検査値を示す文字情報85が表示される。また、カーソル68で選択された日付には、薬剤の種類および投与量を文字情報75よりも拡大して表示した文字情報86が表示される。これら文字情報85、86は、カーソル68で選択された日付のみに表示され、それ以外の日付には表示されない。このため、文字情報85、86に邪魔されて検査値および投与量の時系列変化が見にくくなることが防がれる。
図10に示すように、各検査項目の下の段には、画像およびリハビリテーションの段が設けられている。画像の段の行方向には、各種画像検査を実施した日付毎に、検査画像18のサムネイル87が表示される。リハビリテーションの段の行方向には、リハビリテーションの段階を示すイラスト88が表示される。
図11において、第2表示領域61には、診療データの詳細を表示する複数のウィンドウ90A〜90Hが並べて表示される。各ウィンドウ90A〜90Hには、日時軸66で選択された日付における最新の診療データが表示される。
ウィンドウ90Aにはバイタルサインの複数の検査項目の検査値、ウィンドウ90Bには血液検査の複数の検査項目の検査値、ウィンドウ90Cには尿検査の複数の検査項目の検査値がそれぞれリスト表示される。すなわち、第2表示領域61には、第1表示領域60の日時軸66の表示期間内の一時点における複数の検査項目の検査値がリスト表示される。
ウィンドウ90A〜90Cに表示される検査項目は、図6に示す検査項目設定情報41の疾患・病態が心不全の場合の第2検査項目である。例えばバイタルサインの検査値をリスト表示するウィンドウ90Aには、体温、脈拍、サチュレーション、血圧(上下)の各検査項目が表示され、血液検査の検査値をリスト表示するウィンドウ90Bには、白血球数、クレアチニン、BNP、随時血糖等の各検査項目が表示される。
ウィンドウ90Dには薬剤の種類と投与量がリスト表示される。ウィンドウ90Dにリスト表示される薬剤には、第1表示領域60に表示された薬剤以外の薬剤も含まれる。こうした第1表示領域60に表示されず第2表示領域61に表示される薬剤は、その薬剤の投与により影響を受ける検査項目が第1検査項目として設定されていないものである。
ウィンドウ90Eには前回と今回のCR検査の検査画像18、ウィンドウ90FにはUS検査の検査画像18および医用レポートの縮小画像91、ウィンドウ90GにはECG検査の検査画像18および医用レポートの縮小画像91がそれぞれ表示される。ウィンドウ90Hにはリハビリテーション科の医療スタッフによるリハビリテーション記録が表示される。
各ウィンドウ90A〜90Hは、カーソル68で選択することが可能である。各ウィンドウ90A〜90Hがカーソル68で選択された場合、各ウィンドウ90A〜90Hの拡大ウィンドウが表示画面19上にポップアップ表示される。拡大ウィンドウによって、各検査項目の検査値の全容、あるいはフルサイズの検査画像18および医用レポートを確認することができる。
各ウィンドウ90A〜90Hには、日時軸66で選択された日付に診療データが存在する場合、その診療データが表示される。一方、日時軸66で選択された日付に診療データが存在しない場合には、日時軸66で選択された日付よりも過去に取得された診療データのうちの最新の診療データが各ウィンドウ90A〜90Hに表示される。
図11の場合、日時軸66で選択された日付である「2015.12.19」に診療データが存在するものは、バイタルサイン、血液検査、投薬、CR検査、リハビリテーション記録であり、これらのウィンドウ90A、90B、90D、90E、90Hには、「2015.12.19」に取得された診療データが表示される。
一方、「2015.12.19」に診療データが存在しないものは、尿検査、US検査、ECG検査であり、これらのウィンドウ90C、90F、90Gには、「2015.12.19」よりも過去に取得された診療データのうちの最新の診療データ(例えば尿検査のウィンドウ90Cの「2015.12.14」等)が表示される。
なお、日時軸66で選択された日付に診療データが存在するウィンドウ90に、そのことを示す枠を表示したり、日時軸66で選択された日付に診療データが存在するウィンドウ90の背景色を変更する等して、日時軸66で選択された日付に診療データが存在するウィンドウ90を、診療データが存在しないウィンドウ90と異なる態様で表示してもよい。
図12は、第3表示領域62を3分割して拡大表示したものである。第3表示領域62には、左端部から中央部に掛けて、対象患者の患者情報(患者ID、氏名、性別、年齢、生年月日、嗜好、既往症、アレルギー)がまとめて表示される。また、第3表示領域62の右端部には、対象患者の担当医師の所属診療科および氏名、並びに対象患者の主担当看護師の氏名が表示される。
第3表示領域62の下部には、病歴ログメーター95と、過去入院ボタン96およびフェーズ切替ボタン97が設けられている。病歴ログメーター95は、トピックス表65の日時軸66が1週間という比較的短い期間であるのに対し、対象患者の過去から現在までの比較的長い期間(ここでは50歳から80歳までの30年間)における病歴を簡易的に表したものである。病歴ログメーター95は、対象患者の年齢毎に区切ったコマ98を複数並べた構成で、入退院、手術等のイベントが発生した年齢のコマ98には、そのことを示す矢印状のマーク99が表示される。
コマ98は、対象患者の現在の年齢のコマ98(ここでは80歳のコマ98)の長さが最も長くなっている。そして、1年前から5年前のコマ98(ここでは75歳〜79歳のコマ98)の長さは、現在の年齢のコマ98よりも短くなっており、それ以前のコマ98(ここでは50歳〜74歳のコマ98)の長さは、1年前から5年前のコマ98よりもさらに短くなっている。すなわち、病歴ログメーター95は、現時点から所定の時間遡った期間(ここでは75歳から80歳の期間)の単位時間当たりの長さが、それ以外の期間(ここでは50歳から74歳の期間)よりも長く設定されている。この病歴ログメーター95により、医療スタッフは対象患者の生涯にわたる病歴を簡単に把握することができる。
過去入院ボタン96は、対象患者の過去の入院歴を示すボタンである。このため、対象患者に過去の入院歴がない場合は、過去入院ボタン96は表示されない。
過去入院ボタン96は、対象患者が過去に入院した期間に該当する病歴ログメーター95の下部の位置に表示される。過去入院ボタン96をカーソル68で選択すると、当該入院期間に実施した医療検査の検査結果の要約が記述された退院サマリが表示画面19上にポップアップ表示される。
フェーズ切替ボタン97には、初診、CCU(Coronary Care Unit;集中治療室)、入院、通院の各診療フェーズに対応したボタン97A、97B、97C、97Dが用意されている。フェーズ切替ボタン97も過去入院ボタン96と同様に、各診療フェーズの期間に該当する病歴ログメーター95の下部の位置に表示される。
フェーズ切替ボタン97をカーソル68で選択すると、ブラウザ制御部36から要求受付部50に編集要求が発行され、表示画面19の表示が各診療フェーズに適応した表示に切り替わる。例えば初診ボタン97Aが選択された場合、第1表示領域60には、トピックス表65の代わりに、対象患者の疾患・病態の発生部位(心不全の場合は心臓、糖尿病の場合は肝臓等)をマークしたシェーマ図と、初診時に対象患者が受けた医療検査の検査結果の簡単なまとめが表示される。また、通院ボタン97Dが選択された場合は、第1表示領域60には日時軸67が最新の日と最新の日の直前の診療日の2日間に折り畳まれたトピックス表65が表示される。
画面出力制御部52は、配信要求に応じて、対象患者に直近で発生したイベントに該当するフェーズ切替ボタン97が選択された状態の表示画面19を最初に生成する。なお、ここでは対象患者に直近で発生したイベントが入院であり、ハッチングH2で強調表示するように入院ボタン97Cが選択された場合を示している。
図13において、第4表示領域63には、第2表示領域61と同様に複数のウィンドウ105A〜105Cが並べて表示される。各ウィンドウ105A〜105Cには、第2表示領域61と同様に日時軸66で選択された日付における最新の診療データが表示される。
ウィンドウ105Aには患者主訴、ウィンドウ105Bには表示画面19を閲覧している医師の所属診療科の診療記録、ウィンドウ105Cには看護記録がそれぞれ記録日時とともに表示される。
なお、これら各ウィンドウ105A〜105Cに加えて、あるいは代えて、既往症、アレルギーを表示するウィンドウ、家族からの情報を表示するウィンドウ、入院前に服用していた薬剤を表示するウィンドウ、入院後または通院中に罹患した他の疾患を表示するウィンドウ等を第4表示領域63に表示してもよい。
また、例えば既往症、アレルギーを表示するウィンドウと入院前に服用していた薬剤を表示するウィンドウは初診ボタン97Aが選択された場合のみ表示し、家族からの情報を表示するウィンドウは初診ボタン97Aが選択された場合と通院ボタン97Dが選択された場合に表示する等、フェーズ切替ボタン97の選択に応じてこれら各種ウィンドウの表示を切り替えてもよい。
第3表示領域62のウィンドウ90および第4表示領域63のウィンドウ105の並び順あるいはサイズといった表示レイアウトは、作動プログラム40によって予め規定されていてもよいし、医師が自由にカスタマイズ可能に構成してもよい。
以下、上記構成による作用について、図14のフローチャートを参照して説明する。まず医師は、クライアント端末11を通じて診療支援サーバ12にアクセスして認証を行う。認証後、クライアント端末11のディスプレイ29Aには患者IDの入力画面が表示される。
医師は、入力画面の入力ボックスに対象患者の患者IDを入力し、カーソル68で入力画面の送信ボタンを選択する。これによりクライアント端末11から診療支援サーバ12に表示画面19の配信要求が送信される。
診療支援サーバ12では、要求受付部50により配信要求が受け付けられる(ステップS100でYES)。配信要求は取得部51に出力される。これにより取得部51からサーバ群16に取得要求が発行され(ステップS110)、取得要求に応じてサーバ群16から送信された対象患者の診療データが取得部51で取得される(ステップS120)。診療データには関連データセットが含まれる。すなわち、ステップS120は、関連データセットを取得する取得ステップに相当する。
対象患者の診療データは取得部51から画面出力制御部52に出力される。ステップS130に示すように、画面出力制御部52により対象患者の診療データに基づく表示画面19が生成される。そして、生成された表示画面19が配信要求の要求元のクライアント端末11に送信される。
クライアント端末11では、診療支援サーバ12からの表示画面19がブラウザ制御部36で受け取られ、GUI制御部35によりディスプレイ29Aに表示される。
対象患者に直近で発生したイベントが入院で、対象患者の疾患・病態が心不全であった場合、図8〜図13に示す表示画面19がディスプレイ29Aに表示される。
図9に示すように、この場合の表示画面19の第1表示領域60には、投与量と検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示した関連データセットを1セットとし、この関連データセットを複数並べて3つの関連データセット表示欄80A〜80Cが表示される。これら関連データセット表示欄80A〜80Cによれば、投薬データと検査データとが複数表示されていても、薬剤の投与量とその薬剤の投与により影響を受ける検査項目の検査値の時系列変化との関連性が一見して明らかとなり、投薬と患者の状態の因果関係を医師が一目で把握しやすくなる。したがって医師は、容易に対象患者の疾患あるいは病態の進行状況を確認したり、今後の治療方針を決定することができる。
例えば、薬剤A、Bの投与量と血圧(上下)の検査値とが隣接した位置に並べて時系列に表示された関連データセット表示欄80Aによれば、「2015.12.15」に薬剤Aに加えて薬剤Bを投与したことで、その後血圧低下の主作用が顕著に現れたことが分かり、薬剤Bの投与の判断が正しかったことを裏付けることができる。
第1表示領域60には、関連データセット表示欄80A〜80Cに表示される検査項目以外の検査項目の検査値が時系列に表示されるので、薬剤の投与により影響を受ける検査項目の検査値の時系列変化だけでなく、それ以外の検査項目の検査値の時系列変化も一緒に見比べることができ、一覧性に優れている。
また、図11に示すように、第2表示領域61には、第1表示領域60の表示期間内の一時点における複数の検査項目の検査値がリスト表示され、リスト表示される検査項目、すなわち第2検査項目には、第1表示領域60に表示される検査項目、すなわち第1検査項目以外の検査項目が含まれるので、より詳細かつ網羅的に対象患者の状態を把握することができる。
第1表示領域60に第1検査項目として表示する検査項目、および第2表示領域61に第2検査項目として表示する検査項目は、図6に示す検査項目設定情報41を元に、画面出力制御部52により設定される。このため、医師は手間を掛けることなく対象患者の疾患・病態に適合した検査項目の検査値の時系列変化および詳細を見ることができる。
医師は、表示画面19を閲覧し、必要に応じて日時軸66の日付あるいはフェーズ切替ボタン97をカーソル68で選択する。これによりクライアント端末11から診療支援サーバ12に表示画面19の編集要求が送信される。
診療支援サーバ12では、要求受付部50により編集要求が受け付けられる(ステップS140でYES)。編集要求は画面出力制御部52に出力される。
日時軸66の日付がカーソル68で選択された場合、画面出力制御部52により、第1表示領域60のハッチングH1で示す強調表示、および文字情報85、86の表示がカーソル68で選択された日付に切り替えられ、かつ第2表示領域61の各ウィンドウ90の診療データが、カーソル68で選択された日付における最新の診療データに更新される。また、フェーズ切替ボタン97がカーソル68で選択された場合、画面出力制御部52により、表示画面19の表示が各診療フェーズに適応した表示に切り替えられる。こうして編集された表示画面19は、画面出力制御部52により編集要求の要求元のクライアント端末11に出力される(ステップS150)。これら一連の処理は、表示画面19の表示終了の指示(ステップS160でYES)があるまで繰り返し続けられる。
初診の際は対象患者の容態を詳細に把握する必要があり、入院の際は投薬による治療効果を見分けて今後の治療方針を決定する必要があり、通院の際は前回と今回の医療検査の検査結果を見比べて対象患者が快方に向かっているか否かを見極める必要がある等、診療フェーズに応じて検査結果の分析の視点が異なる。このため、本実施形態のように表示画面19の表示を各診療フェーズに適応した表示に切り替えることで、各診療フェーズに応じた的確な検査結果の分析が可能となる。
上記第1実施形態で示した関連データセット表示欄80では、同じ薬剤の投薬データが複数の関連データセット表示欄80にわたって重複して表示される例は挙げられていないが、図7における薬剤Fのように、投与により影響を受ける検査項目が複数存在する薬剤の場合は、同じ薬剤の投薬データが複数の関連データセット表示欄80にわたって表示される。なお、投与により影響を受ける検査項目が複数存在する場合、同じ薬剤の投薬データの重複表示を避けるために、関連データセット表示欄80として表示する1つの検査項目を予め設定しておいてもよい。
なお、第2検査項目は、第1検査項目以外の検査項目を含んでいればよく、必ずしも第1検査項目を含んでいなくともよい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、検査項目設定情報41を元に第1検査項目として表示する検査項目を設定しているが、図15および図16に示す第2実施形態では、第1検査項目として表示する検査項目を医師が自由に設定可能とする。
図15において、項目設定ダイアログ110は、血液検査の検査項目を第1検査項目に追加または第1検査項目から除外する、手動入力による追加指定または除外指定を受け付けるためのものである。項目設定ダイアログ110は、例えば項目軸67の血液検査の段にカーソル68を合わせてマウスをダブルクリックすることでトピックス表65上にポップアップ表示される。
項目設定ダイアログ110には、取得部51で取得した血液検査の検査データに係る全検査項目がリスト表示され、その下部にはCancelボタン111とOKボタン112が配されている。
各検査項目の横にはチェックボックス113が設けられている。チェックマークが表示されたチェックボックス113の検査項目が第1検査項目として設定される。医師は、第1検査項目に追加する検査項目のチェックボックス113をカーソル68で選択してチェックマークを出現させるか、第1検査項目から除外する検査項目のチェックボックス113をカーソル68で選択してチェックマークの表示を消す。カーソル68でOKボタン112が選択されると、ブラウザ制御部36から要求受付部50に、チェックボックス113の選択状態、すなわち第1検査項目の追加指定または除外指定を含む編集要求が発行される。この編集要求は要求受付部50で受け付けられる。つまり、要求受付部50は指定受付部として機能する。
図15では、第1検査項目としてBNPが既に設定されていて、新たにAST(Aspartate Transaminase;アスパラギン酸アミノ基転移酵素)(GOT(Glutamic Oxaloacetic Transaminase;グルタミン酸オキサロ酢酸アミノ基転移酵素))とALT(Alanine Aminotransferase;アラニンアミノ基転移酵素)(GPT(Glutamic Pyruvic Transaminase;グルタミン酸ピルビン酸アミノ基転移酵素))を第1検査項目に追加指定する場合を示している。
画面出力制御部52は、要求受付部50で追加指定を受け付けた検査項目を第1検査項目に追加する。図15の場合はAST(GOT)とALT(GPT)の追加指定であるため、画面出力制御部52は、AST(GOT)とALT(GPT)を第1検査項目に追加する。
画面出力制御部52は、追加指定を受け付けた検査項目を第1検査項目に追加した表示画面19を、編集要求の要求元のクライアント端末11に送信する。より具体的には図16に示すように、項目軸67の血液検査のBNPの段の下に、AST(GOT)の段およびALT(GPT)の段が追加される。AST(GOT)の段およびALT(GPT)の段の行方向には、各日付の検査値をプロットして線で結んだ折れ線グラフ71Fおよび71Gがそれぞれ表示される。
新たに第1検査項目の段を追加した分、トピックス表65が列方向に幅が広がり、そのままでは表示画面19内にトピックス表65が収まらなくなることがある。この場合、画面出力制御部52は、他の段の列方向の幅を縮める。
図16では、画像の段の列方向の幅が縮められている。すなわち、画像の段の行方向に、上記第1実施形態のサムネイル87に代えて、サムネイル87の1/5程度の表示サイズの矩形状のマーク115を表示することで、画像の段の列方向の幅を縮め、トピックス表65が表示画面19内に収まるようにしている。
画像の段には、日時軸66の年月の右横に配された折り畳み・展開ボタン69と同様の機能を有する折り畳み・展開ボタン116が配される。折り畳み・展開ボタン116がカーソル68で選択されると、画像の段の表示態様が、図16に示すようにマーク115が表示された態様と、上記第1実施形態の図10に示すようにサムネイル87が表示された態様とに切り替わる。なお、図示は省略するが、サムネイル87が表示された態様の場合は、表示画面19内にトピックス表65が収まらなくなるため、トピックス表65に縦スクロールバーが設けられる。
このように、第1検査項目として表示する検査項目を設定可能とすれば、注目したい検査項目を第1検査項目に追加して、その検査値の時系列変化をトピックス表65に表示して簡単に閲覧することができたり、逆にさほど重要視しない検査項目を第1検査項目から除外して、その検査値の時系列変化を簡単に非表示とすることができる。
トピックス表65上にポップアップ表示される項目設定ダイアログ110で追加指定または除外指定が可能であるため、わざわざ別画面に遷移して追加指定または除外指定を行う手間を省くことができる。
なお、図15および図16では、血液検査の検査項目を第1検査項目に追加または除外する場合を例示したが、他のバイタルサインあるいは尿検査の検査項目についても同様に、項目設定ダイアログ110で検査項目を第1検査項目に追加または第1検査項目から除外することができる(図19等参照)。
第1検査項目だけでなく第2検査項目も医師が設定可能としてもよい。また、図17に示す投薬表示設定ダイアログ120を表示し、トピックス表65に投薬データを表示する薬剤、および投薬データの表示態様を医師が設定可能としてもよい。
投薬表示設定ダイアログ120には、取得部51で取得した投薬データに係る全薬剤がリスト表示され、その下部にはCancelボタン121とOKボタン122が配されている。
各薬剤の横にはチェックボックス123が設けられている。チェックマークが表示されたチェックボックス123の薬剤は、トピックス表65に投薬データを表示する薬剤である。医師は、トピックス表65に投薬データを表示する薬剤のチェックボックス123をカーソル68で選択してチェックマークを出現させるか、トピックス表65に投薬データを表示しない薬剤のチェックボックス123をカーソル68で選択してチェックマークの表示を消す。
ラジオボタン124は、投薬データの表示態様を設定するためのものである。「一括」は、上記第1実施形態とは異なり関連データセット表示欄80内ではなく1つの段にまとめて各薬剤の投薬データを表示する態様であり、「個別」は、上記第1実施形態のように関連データセット表示欄80内に検査データと投薬データを並べて表示する態様である。ラジオボタン124により、「一括」、「個別」の2つの表示態様のうちのいずれかが択一的に選択される。
カーソル68でOKボタン122が選択されると、ブラウザ制御部36から要求受付部50に、チェックボックス123およびラジオボタン124の選択状態を含む編集要求が発行される。画面出力制御部52は、要求受付部50で表示の指定を受け付けた薬剤の投薬データをトピックス表65に追加する。あるいは要求受付部50で非表示の指定を受け付けた薬剤の投薬データをトピックス表65から消す。
ラジオボタン124で「一括」の表示態様が選択された場合、画面出力制御部52は、図18に示すように、各薬剤の投薬データを1つの段にまとめたトピックス表65を第1表示領域60に表示する。図18では、投薬の段を点滴マーク74Bと錠剤マーク74Aの段に分け、点滴薬の投薬データを点滴マーク74Bの段の行方向に、錠剤の投薬データを錠剤マーク74Aの段の行方向にそれぞれまとめて表示している。
このように、トピックス表65に投薬データを表示する薬剤を設定可能とすれば、注目したい薬剤の投与量の時系列変化をトピックス表65に表示して簡単に閲覧することができたり、逆に検討にさほど必要ない薬剤の投与量の時系列変化を簡単に非表示とすることができる。
また、投薬データの表示態様を設定可能とすれば、投薬データと検査データの関連性を見たい場合には「個別」を選択して関連データセット表示欄80に投薬データと検査データを並べて表示し、投薬データと検査データの関連性をさほど重要視しない場合には「一括」を選択して投薬データを1つの段にまとめて表示する等、医師の好みに合った表示態様に簡単に切り替えることができる。
[第3実施形態]
上記第2実施形態において、第1検査項目への追加指定を受け付けた検査項目が、追加指定前に第2検査項目として設定されていなかった場合、追加指定後の第2表示領域61には、第1検査項目への追加指定を受け付けた検査項目が第2検査項目として表示されない。追加指定した検査項目は医師が特に注目したい検査項目であるため、追加指定した検査項目が第2検査項目として表示されないと、追加指定した検査項目を注目して検討を行いたいという医師の要望に応えることができない。
そこで図19に示す第3実施形態では、第1検査項目への追加指定を受け付けた検査項目が、追加指定前に第2検査項目として設定されていなかった場合、追加指定を受け付けた検査項目を第2検査項目にも追加する。
図19は、尿検査の検査項目を追加指定する場合の例である。上部は追加指定前、下部は追加指定後をそれぞれ示す。追加指定前は、項目設定ダイアログ110および項目軸67に示すように尿蛋白、尿糖の各検査項目が第1検査項目として設定され、ウィンドウ90Cに示すように尿蛋白、尿糖の各検査項目に加えて尿潜血、尿ウロビリノーゲンが第2検査項目として設定され、尿比重は第2検査項目として設定されていない状態である。
この追加指定前の状態から、追加指定後の項目設定ダイアログ110に示すように尿比重が第1検査項目として設定された場合、画面出力制御部52は、追加指定後の項目軸67に示すように尿比重を第1検査項目に追加し、かつ追加指定後のウィンドウ90Cに示すように尿比重を第2検査項目にも追加する。
このように、第1検査項目への追加指定を受け付けた検査項目を第2検査項目にも追加することで、追加指定した検査項目が必ず第1表示領域60および第2表示領域61の両方に表示されるので、追加指定した検査項目を注目して検討を行いたいという医師の要望に応えることができる。
[第4実施形態]
図20に示す第4実施形態では、第1検査項目への追加指定を受け付けた検査項目が、既に第2検査項目に設定されていた場合、既に設定されていた第2検査項目を他の第2検査項目と異なる態様で表示する。
図20は、図19と同様に尿検査の検査項目を追加指定する場合の例で、上部は追加指定前、下部は追加指定後をそれぞれ示す。追加指定前は、項目設定ダイアログ110および項目軸67に示すように、図19と同様に尿蛋白、尿糖の各検査項目が第1検査項目として設定されている状態である。一方、第2検査項目は、ウィンドウ90Cに示すように尿蛋白、尿糖の各検査項目に加えて尿潜血、尿ウロビリノーゲン、さらには尿比重が設定されている状態である。ウィンドウ90Cには尿蛋白、尿糖、尿潜血、尿ウロビリノーゲン、尿比重の順に各検査項目が表示されている。
この追加指定前の状態から、追加指定後の項目設定ダイアログ110に示すように尿比重が第1検査項目として設定された場合、画面出力制御部52は、追加指定後の項目軸67に示すように尿比重を第1検査項目に追加し、かつ追加指定後のウィンドウ90Cに示すように尿比重をリストの最下位から最上位に移動させ、他の第2検査項目と異なる態様で表示する。
このように、既に設定していた第2検査項目を他の第2検査項目と異なる態様で表示することで、上記第3実施形態と同様に追加指定した検査項目を注目して検討を行いたいという医師の要望に応えることができる。
なお、既に設定していた第2検査項目を他の第2検査項目と異なる態様で表示する方法としては、図20のようにリストの表示順位を変更する方法に代えて、あるいは加えて、既に設定していた第2検査項目を枠で囲んだり点滅表示させる、もしくは既に設定していた第2検査項目の背景色を他の第2検査項目と別にする等の方法を用いてもよい。
[第5実施形態]
図21および図22に示す第5実施形態では、第1検査項目への追加指定を受け付けた検査項目を第2検査項目にも追加する場合、追加する第2検査項目の検査値について、他の第2検査項目と同じ検査日時の検査値が存在しない場合、別の検査日時の検査値を表示する。そして、別の検査日時の検査値を、他の第2検査項目の検査値と異なる態様で表示する。
図21は、ある対象患者の尿検査の検査データの内容を示している。検査日時「2015.12.14」以外の検査日時では、尿量、尿蛋白、尿糖、尿潜血、尿比重、尿PH(Potential Hydrogen;水素イオン指数)の各検査項目の検査値が存在し、検査日時「2015.12.14」においては、尿PHの検査値が存在しない。
図22は、図21に示す尿検査の検査データを有する対象患者について、図19および図20と同様に尿検査の検査項目を追加指定する場合の例である。上部は追加指定前、下部は追加指定後をそれぞれ示す。追加指定前は、図20と同様に、項目設定ダイアログ110および項目軸67に示すように、尿蛋白、尿糖の各検査項目が第1検査項目として設定され、ウィンドウ90Cに示すように尿蛋白、尿糖の各検査項目に加えて尿潜血、尿ウロビリノーゲン、尿比重が第2検査項目として設定され、尿PHは第2検査項目として設定されていない状態である。また、ウィンドウ90Cには「2015.12.14」の各検査項目の検査値が表示されている状態である。
この追加指定前の状態から、追加指定後の項目設定ダイアログ110に示すように尿PHが第1検査項目として設定された場合、画面出力制御部52は、追加指定後の項目軸67に示すように尿PHを第1検査項目に追加し、かつ追加指定後のウィンドウ90Cに示すように、尿PHについては、「2015.12.09」の検査値「4.8」を表示し、かつ上部に「2015.12.09」を表示して他の第2検査項目と異なる態様で表示する。
このように、追加する第2検査項目の検査値について、他の第2検査項目と同じ検査日時の検査値が存在しない場合、別の検査日時の検査値を表示することで、上記第3、第4実施形態と同様に追加指定した検査項目を注目して検討を行いたいという医師の要望に応えることができる。また、別の検査日時の検査値を、他の第2検査項目の検査値と異なる態様で表示することで、その検査値が他の第2検査項目の検査値とは別の検査日時に取得されたものであることを医師に明示することができる。
なお、別の検査日時の検査値を、他の第2検査項目の検査値と異なる態様で表示する方法としては、図22のように別の検査日時を表示する方法に代えて、あるいは加えて、別の検査日時の検査値を枠で囲んだり点滅表示させる、もしくは別の検査日時の検査値の背景色を他の第2検査項目の検査値と別にする等の方法を用いてもよい。
また、表示する別の検査日時の検査値としては、なるべく検査値の取得タイミングの一致を図るため、他の第2検査項目の検査日時と比較的近い検査日時、例えば他の第2検査項目の検査日時の直前または直後の検査日時の検査値であることが好ましい。
上記各実施形態では、トピックス表65の行方向に日時軸66、列方向に項目軸67をそれぞれ割り当てているが、逆に行方向に項目軸67、列方向に日時軸66を割り当ててもよい。
なお、対象患者が表示画面19を閲覧している医師の所属診療科以外の他科の診療を受けている場合、マウスをクリックする等の簡単な操作で他科の診療記録を表示画面19上にポップアップ表示させてもよい。この場合、他科の退院サマリを閲覧するためのボタン、あるいは他科の医師宛ての電子メールを作成する電子メールソフトを起動させるボタン等を診療記録と併せて表示すれば、利便性が高まる。
本発明の診療支援装置に相当する診療支援サーバ12を構成するコンピュータのハードウェア構成は種々の変形が可能である。例えば、診療支援サーバ12を、処理能力および信頼性の向上を目的として、ハードウェアとして分離された複数台のサーバコンピュータで構成することも可能である。例えば、要求受付部50および画面出力制御部52の機能と、取得部51の機能とを、2台のサーバコンピュータに分散して担わせる。この場合は2台のサーバコンピュータで診療支援装置を構成する。
また、上記第1実施形態では、診療支援サーバ12で表示画面19を生成し、診療支援サーバ12からの表示画面19の画面データに基づいて、クライアント端末11側で表示画面19を再現してディスプレイ29Aに表示する態様を例示したが、表示画面19の生成の元となる診療データを診療支援サーバ12からクライアント端末11に送信し、クライアント端末11側で表示画面19を生成してもよい。この場合、画面出力制御部52はクライアント端末11のCPU27Aに構築される。
さらに、診療支援サーバ12のCPU27Bに構築した各機能部をクライアント端末11のCPU27Aに構築し、クライアント端末11を診療支援装置として稼働させてもよい。この場合、要求受付部50は、配信要求等に代えて、GUI制御部35からの指示を直接受け付ける。また、画面出力制御部52は、生成した表示画面19をGUI制御部35に出力する。
このように、コンピュータのハードウェア構成は、処理能力、安全性、信頼性等の要求される性能に応じて適宜変更することができる。さらに、ハードウェアに限らず、作動プログラム40等のアプリケーションプログラムについても、安全性および信頼性の確保を目的として、二重化したり、あるいは、複数のストレージデバイスに分散して格納することももちろん可能である。
上記各実施形態では、診療支援サーバ12を1つの医療施設内で利用する形態で説明したが、診療支援サーバ12を複数の医療施設が利用可能な形態としてもよい。
上記各実施形態では、診療支援サーバ12は、1つの医療施設内に設置されるクライアント端末11がLAN等のネットワーク13を介して通信可能に接続され、クライアント端末11からの配信要求等に応じた表示画面19を提供する形態である。これを複数の医療施設で利用可能とするためには、診療支援サーバ12を、例えば、インターネットあるいは公衆通信網等のWAN(Wide Area Network)を介して、複数の医療施設に設置される各クライアント端末11と通信可能に接続する。そして、複数の医療施設の各クライアント端末11からの配信要求等を、WANを介して診療支援サーバ12で受け付けて、各クライアント端末11に対して表示画面19を提供する。なお、WANを利用する場合には、情報セキュリティを考慮して、VPN(Virtual Private Network)を構築したり、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)等のセキュリティレベルの高い通信プロトコルを使用することが好ましい。
なお、この場合は電子カルテ17および検査画像18等は医療施設毎に管理される。また、この場合の診療支援サーバ12の設置場所および運営主体は、例えば医療施設とは別の会社が運営するデータセンタでもよいし、複数の医療施設のうちの1つでもよい。
本発明は、上述の種々の実施形態あるいは種々の変形例を適宜組み合わせることも可能である。また、上記各実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採用し得ることはもちろんである。さらに、本発明は、プログラムに加えて、プログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶ。
10 診療支援システム
11 クライアント端末
12 診療支援サーバ(診療支援装置)
13 ネットワーク
14 電子カルテサーバ
14A カルテデータベース(DB)
15 画像サーバ
15A 画像データベース(DB)
16 サーバ群
17 電子カルテ
18 検査画像
19 表示画面
25、25B ストレージデバイス
26 メモリ
27、27A、27B CPU
28 通信部
29、29A ディスプレイ
30、30A 入力デバイス
31 データバス
35 GUI制御部
36 ブラウザ制御部
40 作動プログラム
41 検査項目設定情報
42 関連情報
50 要求受付部(指定受付部)
51 取得部
52 画面出力制御部
60 第1表示領域
61 第2表示領域
62 第3表示領域
63 第4表示領域
65 トピックス表
66 日時軸
67 項目軸
68 カーソル
69、116 折り畳み・展開ボタン
70A 日付戻しボタン
70B 日付送りボタン
71A、71B、71F、71G 折れ線グラフ
71C 箱グラフ
71D、71E 棒グラフ
72 線
73、76 バー
74A 錠剤マーク
74B 点滴マーク
75、85、86 文字情報
77、99、115 マーク
80、80A〜80C 関連データセット表示欄
87 サムネイル
88 イラスト
90A〜90H、105A〜105C ウィンドウ
91 縮小画像
95 病歴ログメーター
96 過去入院ボタン
97、97A〜97D フェーズ切替ボタン
98 コマ
110 項目設定ダイアログ
111、121 Cancelボタン
112、122 OKボタン
113、123 チェックボックス
120 投薬表示設定ダイアログ
124 ラジオボタン

Claims (10)

  1. 患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、前記患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置において、
    少なくとも1つの前記薬剤の前記投薬データと、前記薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの前記検査項目の前記検査データとで構成される関連データセットを取得する取得部と、
    前記関連データセットについて、前記投与量と前記検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備える診療支援装置。
  2. 前記表示画面は、第1表示領域と第2表示領域とに分かれており、
    前記第1表示領域は前記関連データセット表示欄を含み、さらに、前記関連データセット表示欄に表示される前記検査項目以外の前記検査項目の前記検査値を時系列に表示し、
    前記第2表示領域は、前記第1表示領域の表示期間内の一時点における複数の前記検査項目の前記検査値をリスト表示し、
    前記第1表示領域に表示される前記検査項目を第1検査項目、前記第2表示領域に表示される前記検査項目を第2検査項目とした場合、前記第2検査項目には、前記第1検査項目以外の前記検査項目が含まれる請求項1に記載の診療支援装置。
  3. 前記画面出力制御部は、前記取得部で取得した前記検査データに係る全検査項目の中から、前記第1表示領域に前記第1検査項目として表示する前記検査項目、および前記第2表示領域に前記第2検査項目として表示する前記検査項目を設定する請求項2に記載の診療支援装置。
  4. 前記画面出力制御部で設定されていない前記検査項目を前記第1検査項目に追加する、手動入力による追加指定を受け付ける指定受付部を備え、
    前記画面出力制御部は、前記指定受付部で前記追加指定を受け付けた前記検査項目を前記第1検査項目に追加し、かつ前記第2検査項目にも追加する請求項3に記載の診療支援装置。
  5. 前記指定受付部で前記追加指定を受け付けた前記検査項目を、既に前記第2検査項目に設定していた場合、前記画面出力制御部は、既に設定していた前記第2検査項目を他の前記第2検査項目と異なる態様で表示する請求項4に記載の診療支援装置。
  6. 前記指定受付部で前記追加指定を受け付けた前記検査項目を前記第2検査項目にも追加する場合、前記画面出力制御部は、追加する前記第2検査項目の前記検査値について、他の前記第2検査項目と同じ前記検査日時の前記検査値が存在しない場合、別の前記検査日時の前記検査値を表示する請求項4または5に記載の診療支援装置。
  7. 前記画面出力制御部は、前記別の前記検査日時の前記検査値を、他の前記第2検査項目の前記検査値と異なる態様で表示する請求項6に記載の診療支援装置。
  8. 患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、前記患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置の作動方法において、
    少なくとも1つの前記薬剤の前記投薬データと、前記薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの前記検査項目の前記検査データとで構成される関連データセットを取得する取得ステップと、
    前記関連データセットについて、前記投与量と前記検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御ステップとを備える診療支援装置の作動方法。
  9. 患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、前記患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置の作動プログラムにおいて、
    少なくとも1つの前記薬剤の前記投薬データと、前記薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの前記検査項目の前記検査データとで構成される関連データセットを取得する取得機能と、
    前記関連データセットについて、前記投与量と前記検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御機能とを、コンピュータに実行させる診療支援装置の作動プログラム。
  10. 患者に実施した医療検査の検査項目、検査値、および検査日時が関連付けて記憶された複数の検査データと、前記患者に投与した薬剤の種類、投与量、および投与期間が関連付けて記憶された複数の投薬データとを提供する診療支援装置と、前記診療支援装置にネットワークを介して接続され、前記診療支援装置から前記検査データおよび前記投薬データの提供を受けるクライアント端末とを備える診療支援システムにおいて、
    少なくとも1つの前記薬剤の前記投薬データと、前記薬剤の投与により影響を受ける少なくとも1つの前記検査項目の前記検査データとで構成される関連データセットを取得する取得部と、
    前記関連データセットについて、前記投与量と前記検査値とを隣接した位置に並べて時系列に表示する関連データセット表示欄を複数有する表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備える診療支援システム。
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