JP2017117234A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣銭機で再計算(再精査)した場合に、再計算後の在り高情報と再計算前の在り高情報とを容易に認識できると共に、両者の違いを容易に見分けることができる商品販売データ処理装置を提供すること。【解決手段】売上データを集計処理するPOS端末10と、POS端末10に接続されて売上データに基づき入出金を行う釣銭機50と、を有する商品販売データ処理装置1である。POS端末10は、釣銭機50に釣銭機50内の在り高の再計算を指示する再計算指示手段(ステップST5−6等)と、釣銭機50から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得手段(ステップST5−8等)とを有する。取得手段(ステップST5−8等)により取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを、POS端末10のタッチパネル17と印字出力部21に出力する(ステップST5−13,ST5−14)。【選択図】図10

Description

本発明は、釣銭機をPOS端末等のデータ処理部に接続してなる商品販売データ処理装置に関するものである。
従来、釣銭機(自動釣札釣銭機)とPOS端末等のデータ処理部(精算装置、会計装置)とを備えた商品販売データ処理装置が利用されている。この種の商品販売データ処理装置は、POS端末(POSレジスタ)において客が買い上げる商品の売上登録を行い、次に釣銭機に対して現金を預けると、この釣銭機から釣銭相当の金銭が自動的に払い出される構成となっている。
そして例えば1日の売上金を回収して売上集計を行う際は、前記釣銭機から1日の売上金を排出させる。同時に、POS端末によって、日計レポートと釣銭回収レシートとを印刷し、回収した売上金の確認作業を行う。
特開2013−016058号公報
ところで、上記従来の商品販売データ処理装置において、釣銭機に何らかの異常が発生した場合(例えば、エラーが発生した場合や、釣銭機が人によって開閉されたような場合等)には、釣銭機からPOS端末に通知される釣銭機内の金額と実際の釣銭機内の金額とが異なるような場合が生じるため、この釣銭機内に入っている在り高を再度計算することで金額を合致させる必要が生じる。
そして従来、在り高を再計算(再精査)する機能を有する釣銭機はあったが、再計算後の在り高情報と再計算前の在り高情報とを同時に利用者が知ることはできず、このため両在り高の総額や、両在り高に相違が生じていたこと等を容易に認識することができなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、釣銭機で再計算(再精査)した場合に、再計算後の在り高情報と再計算前の在り高情報とを容易に認識することができると共に、両者の違いを容易に見分けることができる商品販売データ処理装置を提供することにある。
本発明は、売上データを集計処理し、前記処理内容を出力する出力部を有するデータ処理部と、前記データ処理部に接続され、前記売上データに基づき入出金を行う釣銭機と、を有する商品販売データ処理装置において、前記釣銭機に釣銭機内の在り高の再計算を指示する再計算指示手段と、前記釣銭機から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得手段と、を有し、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを前記出力部により出力することを特徴としている。
これによって、利用者は、再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報の両者を容易に認識することができる。このため両在り高の総額を容易に確認できると共に、もし両在り高間に相違がある場合でもこれを容易に見分けることができ、さらには、その相違の原因を突き止めることも容易に行うことができる。
また本発明は、前記出力部が、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と、再計算後の在り高情報とに差異があった場合に、その差異を識別可能に出力することを特徴としている。識別する手段としては、差異のある部分(文字や数字等)の色彩を変更したり、その大きさを変更したり、その字体を変更したり、その付近にマークを付したりすればよい。
これによって、より容易且つ確実に両者の差異を識別できるようになる。
また本発明は、前記出力部が、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と、再計算後の在り高情報において少なくとも金種、枚数、合計金額を出力することを特徴としている。
これによって、少なくとも金種、枚数、合計金額の各々における相違を詳細に認識することができる。
また本発明は、前記出力部が、印字による出力を行う印字出力部であって、前記再計算前の在り高情報と前記再計算後の在り高情報を同一の用紙に並べて出力することを特徴としている。再計算前後の在り高情報を並べる方向は、用紙の出力方向に向かって直列方向(前後位置)でも良いし、並列方向(左右位置)でも良い。並列方向に印字した場合は、再計算前後の在り高情報をより簡単に比較することが可能になる。また、再計算前後の在り高情報の間で用紙が切断されていても、同じ用紙である以上、同一の用紙に並べて出力するという本発明の概念に含まれる。
再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを、同一の用紙に並べて出力するので、両在り高情報を容易に比較でき、確実に利用者に認識させることができる。
また本発明は、前記出力部が、表示部であって、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と、再計算後の在り高情報を表示することを特徴としている。
再計算前後の在り高情報を表示部に表示することで、両者間に相違が生じていたこと及び差異の状態を容易且つ正確に認識することが可能になる。
また本発明は、前記データ処理部が、前記釣銭機から再計算が必要である情報を取得した場合に、前記表示部に再計算が必要である旨を報知すると共に、閉設処理を禁止することを特徴としている。
これによって、閉設処理の前に、確実に再計算を行わせることができる。
また本発明は、前記データ処理部が、前記釣銭機から再計算が必要である情報を取得した場合に、前記表示部に再計算が必要である旨を報知すると共に、前記再計算指示手段を有効とすることを特徴としている。
これによって、再計算が必要なときのみに、再計算を行わせることができる。
また本発明は、売上データを集計処理するデータ処理部と、売上データに基づき入出金を行う釣銭機と、釣銭機内の在り高の再計算を指示する再計算指示手段と、釣銭機から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得手段と、取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを出力する出力部と、を有することを特徴とする商品販売データ処理システムにある。再計算指示手段と取得手段と出力部は、前記データ処理部が備えていても良いが、データ処理部と釣銭機以外の機器、例えばデータ処理部と釣銭機を含む商品販売データ処理システム全体を制御する上位装置である管理装置(ストアコントローラ)や、この商品販売データ処理装置に通信可能に接続されているアテンダント端末や店員用の携帯端末等に設置しても良い。また再計算指示手段と取得手段と出力部は、別々の機器に設置しても良い。
これによって、利用者は、再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報の両者を容易に認識することができる。このため両在り高の総額を容易に確認できると共に、もし両在り高間に相違がある場合でもこれを容易に見分けることができ、さらには、その相違の原因を突き止めることも容易に行うことができる。
また本発明は、売上データを集計処理する集計処理ステップと、前記売上データに基づき入出金を行う釣銭機に釣銭機内の在り高の再計算を指示する再計算指示ステップと、前記釣銭機から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを出力する出力ステップと、を、コンピュータに実行させることを特徴とする商品販売データ処理用プログラムにある。
これによって、利用者は、再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報の両者を容易に認識することができる。
本発明によれば、釣銭機で再計算(再精査)した場合に、再計算後の在り高情報と再計算前の在り高情報とを容易に認識することができると共に、両者の違いを容易に見分けることができる。
POSシステム100のシステム構成図である。 商品販売データ処理装置1の1構成例を示すブロック図である。 釣銭機50の機能構成図である。 釣銭機50における入出金処理手順を、POS端末10との関係で示す概略処理フロー図である。 釣銭機50に異常が発生した場合の処理フロー図である。 メインメニュー画面G1の一例を示す図である。 レジ釣銭機速報画面G2を示す図である。 レジ釣銭機速報画面G2を示す図である。 売上点検(精算)画面G3を示す図である。 再精査を行う場合の概略処理フロー図(その1)である。 再精査を行う場合の概略処理フロー図(その2)である。 再精査画面G4を示す図である。 再精査実行確認画面G5を示す図である。 実行中画面G6を示す図である。 POS端末10から再精査の指示を受信した際の釣銭機50における動作フロー図である。 パスワード入力画面G7を示す図である。 再精査結果表示画面G8を示す図である。 レシート140の一例を示す図である。 レシート140−2の一例を示す図である。 閉設処理を行う場合の概略フロー図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる商品販売データ処理装置1を有するPOSシステム100のシステム構成図である。同図に示すように、POSシステム100は、管理装置110と、複数台の商品販売データ処理装置1とをLAN210によって接続して構成されている。管理装置110は、ネットワーク130を介して、図示しない上位コンピュータ(本部の管理装置等)に接続されている。また商品販売データ処理装置1は、POS端末(データ処理部)10と釣銭機(自動釣銭釣札機)50とを、データ通信可能に接続して構成されている。
図2は、商品販売データ処理装置1の1構成例を示すブロック図である。同図に示すように、商品販売データ処理装置1のPOS端末(データ処理部)10は、CPU11と、ROM13と、RAM15と、表示部(以下「タッチパネル」という)17と、客側表示部19と、印字出力部21と、キー操作部23と、スキャナ部25と、通信部27とを有し、これらをバス29によって接続して構成されている。なお、POS端末10は、実際には、さらにカード決済に用いるカードリーダライタ等を有するが、この実施形態では、説明の簡素化のため、現金での精算処理のみについて説明する。
CPU11は、ROM13に記憶されているプログラムを実行することで、POS端末10の各種動作を制御する。ROM13は、CPU11が実行するプログラム等を記憶する。このプログラムには、下記する図4(そのPOS端末10側)、図10、図11、図20等の処理をCPU11に実行させる商品販売データ処理用プログラムを含んでいる。RAM15は、CPU11が利用する各種データを記憶し、CPU11の作業領域として利用される。タッチパネル17は、所定の操作画面を表示する表示部であり、またタッチ操作が行われるのに応じてそのタッチされた位置情報を出力する操作部でもある(即ちタッチパネル17は、表示部兼操作部である)。CPU11は、この位置情報を操作情報として処理し、これによってタッチパネル17に対するタッチ操作に応答し動作が行われる。客側表示部19には、客に対して提示すべき情報、例えば買上金額や、釣銭の金額等が表示される。
印字出力部21は、取引毎に応じて、買上商品、預かり金及び釣銭等の取引に関連する項目を用紙に印字し、レシートとして発行する。また印字出力部21は、釣銭機50において再計算が行われた場合に発行する下記する再精査用のレシート140,140−2 や日計レポート等の発行も行う。キー操作部23は、テンキー、合計キー、手入力現金キー、売上回収キー、商品登録に関する各種キー等が設けられ、これらキーを操作することで、CPU11に操作信号が出力される。CPU11は、入力した操作信号に応じた処理を行う。スキャナ部25は、商品のバーコードからその商品の各種情報を読み出す。通信部27は、ドロアー31や釣銭機50(その通信部59)と通信可能に接続されている。
釣銭機50は、CPU51と、ROM53と、RAM55と、ソレノイド制御部57と、通信部59と、モータ制御部61と、センサ制御部63とを、バス65によって接続して構成されている。
CPU51は、ROM53に記憶されているプログラムを実行することで、釣銭機50の各種動作を制御する。ROM53は、CPU51が実行するプログラム等を記憶する。RAM55は、CPU51が利用する各種データを記憶し、CPU51の作業領域として利用される。ソレノイド制御部57は、釣銭機50を駆動操作するための各種ソレノイド67を制御する。通信部59は、前記通信部27と相互通信を行う。モータ制御部61は、釣銭機50を駆動制御するための各種モータ68を制御する。センサ制御部63は、釣銭機50を駆動制御するための各種センサ69を制御する。モータ68は、釣銭機50の内部において、貨幣の搬送等に用いられる。ソレノイド67は、硬貨の払出し動作等に用いられる。センサ69は、貨幣の検出などに用いられる。
図3は、釣銭機50の機能構成図である。同図に示すように、釣銭機50は、制御部71と、貨幣収納部73と、搬送部75と、紙幣投入部77と、硬貨投入部79と、紙幣払出部81と、硬貨払出部83とを具備して構成されている。
制御部71は、前記CPU51とROM53とRAM55等からなり、前記ソレノイド制御部57、モータ制御部61、センサ制御部63等を制御することで、この釣銭機50を駆動制御する。また前述のように、制御部71は前記POS端末10と通信を行う。貨幣収納部73は、搬送部75から搬送されてきた紙幣と硬貨を、それぞれ金種別に格納する。なお、貨幣収納部73内には、貨幣の入出金が行え且つ釣銭機50の開閉扉を開くことで内部の貨幣を人によって出し入れできる収納庫と、一度入金すると内部に別途設けた鍵を開錠して手作業でしか開けない金庫とが設置されている。搬送部75は、貨幣(紙幣と硬貨)を搬送する機構である。搬送部75は、入金のため紙幣投入部77に投入された紙幣と、入金のため硬貨投入部79に投入された硬貨を、それぞれ貨幣収納部73に搬送する。また搬送部75は、出金(お釣又は回収のための出金、以下同様)のため制御部71により指定された金種及び枚数の紙幣を貨幣収納部73から紙幣払出部81に搬送し、また制御部71により指定された金種及び枚数の硬貨を貨幣収納部73から硬貨払出部83に搬送する。
搬送部75は、入金金種内訳検出部751と出金金種内訳検出部753とを備える。入金金種内訳検出部751は、預かり金として入金された現金の入金金種内訳を検出する。つまり、入金金種内訳検出部751は、紙幣投入部77と硬貨投入部79に投入(入金)された紙幣と硬貨毎の金種と、金種毎の枚数を検出する。そして制御部71は、この検出結果を示す入金金種内訳情報を生成し、RAM55に記憶し、またPOS端末10にその情報を送信する。制御部71は、上記預かり金として入金された金額と、POS端末10から通知された買上情報に基づいて釣銭の金額を算出し、算出された釣銭を出金するにあたり、その金種毎の枚数を決定し、搬送部75に通知する。搬送部75は、通知された金種と金種毎の枚数に従って、貨幣収納部73から貨幣(紙幣、硬貨)を搬送し、紙幣払出部81や硬貨払出部83から排出する。その際、出金金種内訳検出部753は、貨幣収納部73から紙幣払出部81と硬貨払出部83に搬送された紙幣と硬貨のそれぞれについて、その金種と金種毎の枚数を検出する。そして制御部71は、この検出結果を示す出金金種内訳情報を生成し、RAM55に記憶する。
また釣銭機50は、POS端末10からの指令に基づかないで、釣銭機50に対する単独操作でも釣銭機50内から貨幣を取り出せる構成となっており、そのような釣銭機単独操作による貨幣の取り出しや収納があった場合、制御部71は、前記取り出しや収納があった旨と、その金額及び金種毎の枚数をRAM55に記憶させる。
図4は、釣銭機50における入出金処理手順を、POS端末10との関係で示す概略処理フロー図である。同図に示すように、釣銭機50は、POS端末10において商品の登録が完了して買上情報が釣銭機50に送信される(ステップST1−1)のに応じて、この買上情報を受信する(ステップST2−1)。買上情報には、今回の取引における買上金額が示されている。次に、制御部71(CPU51、以下同様)は、紙幣投入部77と硬貨投入部79からの入金処理を行う(ステップST2−2)。入金が完了してその入金額をPOS端末10が受信(ステップST1−2)すると、CPU11は、上記買上情報において示される買上金額と、上記預かり金の入金合計金額とに基づいて釣銭が必要か否かを判定する(ステップST1−3)。そして、釣銭が必要と判断した場合は、CPU11は釣銭機50に出力指示を行い(ステップST1−4)、制御部71は、釣銭の出金処理を行う(ステップST2−3,ST2−4)。つまり、CPU11は、上記買上金額と入金合計金額との差分に基づいて釣銭の金額を算出し、その出金を指示する。そして、制御部71は、その釣銭を出金するにあたっての出金金種の内訳を決定し、決定された出金金種の内訳に従って紙幣払出部81と硬貨払出部83から紙幣と硬貨が排出されるように搬送部75を駆動制御する。なお、出金金種の内訳の決定はCPU11において行い、これを出金指示に合わせて釣銭機50に指示しても良い。一方、CPU11が、ステップST1−3において釣銭は必要ないと判定して釣銭機50に出金不要指示を行った場合(ステップST1−5)、または上記ステップST2−4による出金処理が終了した場合、制御部71は、今回の取引に係る会計処理が終了した旨を示す会計終了通知を、POS端末10に対して送信する(ステップST2−5)。一方、POS端末10は、釣銭機50から会計終了通知を受信すると(ステップST1−6)、そのCPU11が、会計終了処理を実行する(ステップST1−7)。
ところで、上記釣銭機50においては、何らかの異常が発生する場合がある。例えば、釣銭機50においてその動作等にエラーが発生した場合や、釣銭機50が何れかのタイミングで人によって開閉されたような場合等である。そしてこのように釣銭機50に何らかの異常が発生した場合は、釣銭機50からPOS端末10に通知される釣銭機50内の金額と、実際の釣銭機50内の金額とが異なるような場合が生じるため、この釣銭機50内に入っている在り高を再度計算(再精査)することで金額を合致させる必要が生じる。
図5は、釣銭機50に異常が発生した場合の処理フロー図である。同図に示すように、釣銭機50に何らかの異常が発生した場合(ステップST3−1)は、釣銭機50内に収納している貨幣の状態(各金種とそれぞれの枚数等)について再精査が必要である旨の要再精査信号をPOS端末10に送信する(ステップST3−2)。なお、POS端末10では、上記要再精査信号を受け取ると、これをRAM15に記憶しておく。
図6は、POS端末10のタッチパネル17に表示されるメインメニュー画面G1の一例を示す図である。同図に示すように、メインメニュー画面G1中には、売上速報ボタンG11、売上点検ボタンG12、売上精算ボタンG13等の各種メニューを選択するボタンが表示されている。売上速報ボタンG11は、使用中のPOS端末10の現在の釣銭機50の状態を確認するためのものであり、売上点検ボタンG12は、使用中のPOS端末10においてこれを操作する店員が交代する場合に現在の釣銭機50の状態を確認するためのものであり、売上精算ボタンG13は、一日の業務が終了して売上回収を行う際に釣銭機50の状態を確認するためのものである。
そして例えば、売上速報ボタンG11が押下されると、直後又は他の所定の画面を介して、図7又は図8に示すようなレジ釣銭機速報画面G2が表示される。一方、売上点検ボタンG12又は売上精算ボタンG13が押下されると、直後又は他の所定の画面を介して、図9に示すような売上点検(精算)画面G3が表示される。ここで図7に示すレジ釣銭機速報画面G2は、POS端末10が前記要再精査信号を受信しなかった場合(即ち釣銭機50に何ら異常が発生しなかった場合)を示し、図8に示すレジ釣銭機速報画面G2は、POS端末10が前記要再精査信号を受信した場合(即ち釣銭機50に異常が発生した場合)を示している。このため、図8に示すレジ釣銭機速報画面G2には、「釣機在高不確定」の表示G23が表示されているのに対し、図7に示すレジ釣銭機速報画面G2には、前記表示G23が表示されていない。表示G23は点滅させても良いし、他の部分とは色彩を異ならせても良い。またこれら図7,図8に示すレジ釣銭機速報画面G2は、硬貨の各金種についてその枚数の表示等が行われており、紙幣の各金種についてその枚数の表示等を行うには、これら画面G2と同等の別の画面に切り換える必要がある。切り換える場合は、硬貨紙幣切換ボタンG25を押下する。もちろん1つの画面に硬貨と紙幣の全ての金種についてその枚数の表示等をするように構成しても良い。またこの例では、図7,図8の両図に示すレジ釣銭機速報画面G2に精査ボタンG21を表示しているが、精査ボタンG21は図8に示すレジ釣銭機速報画面G2のみに表示しても良い。即ち精査ボタンG21は、要再精査信号を受信した場合に「釣機在高不確定」の表示G23と共に表示させても良い。
図10,図11は、前記図8に示すレジ釣銭機速報画面G2、または図9に示す売上点検(精算)画面G3において、再精査を行う場合の概略処理フロー図である。即ち、図8に示すレジ釣銭機速報画面G2において、精査ボタン(再精査ボタン)G21が押下された場合、または図9に示す売上点検(精算)画面G3において、釣機再精査ボタン(再精査ボタン)G31が押下された場合(ステップST5−1)は、図12に示す再精査画面G4が表示される(ステップST5−2)。次に、再精査画面G4において、再精査を行う内容を、全部ボタンG41、紙幣のみボタンG42、硬貨のみボタンG43の内から選んで何れかのボタンを押下した後、実行ボタンG44を押下し、再精査を指示する(ステップST5−3)。なお、実行ボタンG44は、釣銭機50から再計算が必要であるとの情報を取得したときのみ、表示する(又はその押圧を有効にする)ように構成されている。これによって、再計算が必要なときのみに、再計算を行わせることができる。
これによって、図13に示す再精査実行確認画面G5が、前記再精査画面G4中に、ポップアップにて表示される(ステップST5−4)。再精査実行確認画面G5には、再精査には時間がかかる旨が表示されており、再精査を実行するか否かを判断させる。そして再精査実行確認画面G5中の承認ボタンG51(「はい」)が押下されると(ステップST5−5)、釣銭機50に再精査の開始を指示する(ステップST5−6)。同時に前記図14に示す実行中画面G6が、前記再精査画面G4中に、ポップアップにて点滅しながら表示される(ステップST5−7)。即ち、ステップST5−6やこれを実行するCPU11等は、釣銭機50に釣銭機50内の在り高の再計算を指示する再計算指示手段である。
図15は、POS端末10から再精査の指示を受信した際の釣銭機50における動作フロー図である。同図に示すように、POS端末10から再精査の指示が入力されると(ステップST4−1)、釣銭機50内で再精査処理が行われる(ステップST4−2)。再精査の結果、判読不能貨幣が検出されなかった場合は、再精査処理前と再精査処理後の金種別枚数をPOS端末10に出力する(ステップST4−3→ST4−4)。一方、再精査の結果、判読不能貨幣が検出された場合は、判読不能貨幣が検出されたことをPOS端末10に出力すると共に(ステップST4−5)、再精査処理前と再精査処理後の金種別枚数をPOS端末10に出力する(ステップST4−4)。
上述のように、釣銭機50による再精査が終了すると、POS端末10では、図10に示すステップST5−8に移行し、釣銭機50から、判読不能貨幣の有無の情報と、再精査処理前後の金種毎の枚数情報を入力する。即ち、ステップST5−8やこれを実行するCPU11等は、釣銭機50から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得手段である。そして、再精査中に判読不能貨幣が検出されていた場合は、判読不能貨幣が検出されていたことを表示すると共にパスワードの入力を求める図16に示す判読不能貨幣検出表示兼パスワード入力画面G7を、前記再精査画面G4中に、ポップアップにて表示する(ステップST5−9、ST5−10)。そしてパスワードが入力されると、釣銭機50から判読不能貨幣が排出される(ステップST5−12)。
前記パスワードが入力されて判読不能貨幣が排出された場合(ステップST5−12)、または前記再精査中に判読不能貨幣が検出されなかった場合(ステップST5−9)は、再精査の結果を表示する(ステップST5−13)。図17は再精査結果表示画面G8である。同図に示すように、再精査結果表示画面G8には、再精査後(再計算後)の在り高情報G81と、再精査前(再計算前)の在り高情報G83と、補充枚数との差G85と、ニアエンド設定枚数G87と、充填割合表示G89と、各種ボタンとが表示されている。
再精査後の在り高情報G81には、再精査によって集計した、収納庫内に収納されている各硬貨の枚数と、金庫内に収納されている各硬貨の枚数と、合計金額とが表示される。一方、再精査前の在り高情報G83には、再精査前(前回精査した後に出金と入金が行われたデータを加減算した結果)の、計算上収納庫内に収納されている各硬貨の枚数と、計算上金庫内に収納されている各硬貨の枚数と、計算上の合計金額とが表示される。そして、再精査後の在り高情報G81中の各硬貨の枚数の内、再精査前の在り高情報G83中の各硬貨の枚数と相違する枚数の硬貨a1,a2、a3については、これを違う色(例えば通常は黒色のところ、異なる枚数の場合は赤色)で表示している。異なる色彩の代りに、数字の大きさを変えたり、別途マークを付したりする等しても良く、要は識別可能表示を行うものであればよい。これによって、計算上の在り高(再計算前の在り高情報)と実際の在り高(再計算後の在り高情報)の両者について、両者の違いを、硬貨の種類毎に、容易に確認、認識することができる。さらには、その相違の原因を突き止めることも容易に行うことができる。
補充枚数との差の欄G85には、釣銭機50に入っていてほしい枚数(基準枚数)が予め設定されているので、その枚数と実際に収納されている枚数との差を、貨幣の種類毎に表示している。これによって、補充の要否とその必要枚数とを、貨幣の種類毎に容易に把握することができる。ニアエンド設定枚数G87の欄には、貨幣の種類毎の最低必要収納枚数が表示されている。そして表示されている枚数以下になったときには、これを報知する構成となっている。充填割合表示の欄G89には、釣銭機50内の最大許容枚数に対する現在入っている枚数を、貨幣の種類毎にパーセント表示(棒グラフ表示)するものであるが、この図では、実際の表示は省略している。各種ボタンの内、硬貨紙幣切換ボタンG91は、再精査結果表示画面G8において、硬貨に関して表示する場合と、紙幣に関して表示する場合とを切り換えるボタンである。図17が硬貨に関して表示していることは言うまでもない。なお、硬貨と紙幣に関する表示を1つの画面において行うように構成しても良い。
図11に戻って、前記再精査結果表示画面G8のタッチパネル17への表示と共に、再精査の結果を、レシートに印字し出力する(ステップST5−14)。図18は、印字されたレシート140の一例を示す図である。レシート140は、判読不能貨幣があって、ステップST5−12で、これら判読不能貨幣を釣銭機50の外部に排出した場合のレシートである。レシート140には、レジ番号141と、精査前金種等表示欄143と、精査後金種等表示欄145と、判読不能貨幣枚数欄147と、判読不能貨幣異常排出表示欄149とが印字されている。精査前金種等表示欄143と精査後金種等表示欄145は、何れも金種別に、収納庫内の貨幣の数、金庫内の貨幣の数、金種毎の合計枚数、金種毎の合計金額、全体の合計金額が表示されている。そして、精査前金種等表示欄143と精査後金種等表示欄145で、貨幣の枚数が相違するものについては、合計金額の隣に、印(マーク)b1,b2、b3を印字している。印の代りに、白抜き、色彩を変える、文字を大きくする等しても良く、要は識別可能表示を行うものであればよい。
判読不能貨幣枚数欄147には、ステップST5−12において釣銭機50の外部に排出された判読不能貨幣の枚数が表示されている。判読不能貨幣がない場合、即ちステップST5−9からST5−13に直接移行した場合は、この判読不能貨幣枚数欄147は表示しない(または「0」として表示してもよい)。判読不能貨幣異常排出表示欄149は、判読不能貨幣を排出する際に異常が発生した場合に表示される欄であり、正常に排出された場合は表示しない。このように、再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを、印字によって表示すれば、両在り高情報を確実に利用者に認識させることができる。
一方、ステップST5−5において、非承認ボタンG52(「いいえ」)が押下された場合は、再精査は行わず、この処理フローを終了する。
図19は、図18のレシート140とは異なる印字を行ったレシート140−2の一例を示す図である。このレシート140−2において、前記レシート140と同一又は相当部分には同一符号を付す。なお以下で説明する事項以外の事項については、前記図18に示すレシート140と同じである。このレシート140−2は、上記レシート140とは相違し、前記判読不能貨幣があっても、この判読不能貨幣を釣銭機50の内部の図示しないリジェクト庫に格納するように構成した場合のレシートである。前記レシート140との相違点は、判読不能貨幣枚数欄147の位置が、精査後金種表示欄145の外側(下側)にあるか、内側にあるかの点である。レシート140の場合、判読不能貨幣が釣銭機50から外部に排出されているため、精査後金種等表示欄145の全体の合計金額の下(外)に、判読不能貨幣枚数欄147を位置させており、レシート140−2の場合、判読不能貨幣が釣銭機50内にあるため、精査後金種等表示欄145の全体の合計金額の上に(つまり精査後金種等表示欄145の中に)、判読不能貨幣枚数欄147を位置させている。
ところで、上記レシート140,140−2に印字した、判読不能貨幣枚数欄147や、判読不能貨幣異常排出表示欄149は、図17に示す再精査結果表示画面G8中に表示しても良い。
図20は、この商品販売データ処理装置1において、閉設処理(レジ締め処理)を行う場合の概略フロー図である。この閉設処理フローは、再精査の必要がある状態で閉設処理が指示された際に、閉設処理を禁止し、再精査を優先して行う処理フローである。このように処理するのは、再精査が必要であるにもかかわらず閉設処理を行ってしまうと、売上金額と回収金額に誤差が生じてしまい(俗に言う違算)、後になって何が原因で誤差が生じたのかが分からなくなってしまう虞があるからである。即ち、図20に示すように、POS端末10のタッチパネル17に表示された、図示しない閉設処理の指示ボタンが押下されたことをCPU11が受信すると(ステップST6−1)、CPU11は、前記釣銭機50から再精査が必要である旨の情報を取得していたか否かを判断し(ステップST6−2)、取得してなかった場合は、そのまま閉設処理を行う(ステップST6−4)。一方、取得していた場合は、再精査を既に行ったか否かを判断し(ステップST6−3)、行っていたら、閉設処理を行う(ステップST6−4)。一方、ステップST6−3において、再精査を行っていなかった場合は、タッチパネル17に、再精査が必要であることを表示(報知)し(ステップST6−5)、閉設処理を行うことなく、この処理を終了する。なおステップST6−3において、再精査を行っていなかった場合に、ステップST6−3の上に戻すことで、再精査が行われるまで、閉設処理の実行を待つように構成しても良い。その場合も、再精査が必要であることをタッチパネル17に表示(報知)することが好ましい。
即ち、この処理フローによれば、再精査が必要ではあるが、その処理が行われていない場合に、閉設処理の指示が行われると、上述のようにタッチパネル17に再精査が必要である旨を報知すると共に、閉設処理を禁止する。これによって、閉設処理の前に、確実に再精査を行わせることができる。また、自動で閉設処理を行うような場合、要再精査情報を取得している場合は、自動で再精査を行うようにし、再精査前後の情報も自動で出力されるようになっていても良い。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの構成であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施形態では、再計算(再精査)前後の在り高情報に差異がある場合の再計算の結果を、タッチパネルの画面とレシートの両者に出力する構成とし、これによって両在り高間に相違が生じていること及び差異の状態を容易且つ正確に認識することを可能としているが、本発明はこれに限定されず、画面表示のみ、またはレシート発行のみとしても良い。また上記実施形態では、POS端末として、登録装置と精算装置が一体である装置を使用したが、両者が分かれている場合でも同様に適用できる。
また上記例では、精査ボタンG21と「釣機在高不確定」の表示G23とをレジ釣銭機速報画面G2に表示する例を示したが、これら再計算が必要である旨の報知(G21,G23等)は、上記レジ釣銭機速報画面G2以外の画面において必要なタイミングで表示しても良く、例えば図6のメインメニュー画面G1中に表示しても良い。また出力部から出力するのは、再計算前後の差異があるものだけとしてもよく、差異の無いものは出力しない構成としても良い。なお「釣銭機内の在り高」は、POS端末が持っている「実在り高」と同じである。また出力された印字データは出力したイメージと同じ形で電子ジャーナルに記憶される。
また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 商品販売データ処理装置 10 POS端末(データ処理部)
11 CPU 13 ROM
15 RAM 17 タッチパネル(表示部、出力部)
19 客側表示部 21 印字出力部(出力部)
23 キー操作部 25 スキャナ部
27 通信部 29 バス
31 ドロアー 50 釣銭機(自動釣銭釣札機)
51 CPU 53 ROM
55 RAM 57 ソレノイド制御部
59 通信部 61 モータ制御部
63 センサ制御部 65 バス
67 ソレノイド 68 モータ
69 センサ 71 制御部
73 貨幣収納部 75 搬送部
751 入金金種内訳検出部 753 出金金種内訳検出部
77 紙幣投入部 79 硬貨投入部
81 紙幣払出部 83 硬貨払出部
100 POSシステム 110 管理装置
130 ネットワーク 140 レシート
140−2 レシート 141 レジ番号
143 精査前金種等表示欄 145 精査後金種等表示欄
147 判読不能貨幣枚数欄 149 判読不能貨幣異常排出表示欄
210 LAN G1 メインメニュー画面
G11 売上速報ボタン G12 売上点検ボタン
G13 売上精算ボタン G2 レジ釣銭機速報画面
G21 精査ボタン G23 「釣機在高不確定」の表示
G25 硬貨紙幣切換ボタン G3 売上点検(精算)画面
G31 釣機再精査ボタン G4 再精査画面
G41 全部ボタン G42 紙幣のみボタン
G43 硬貨のみボタン G44 実行ボタン
G5 再精査実行確認画面 G51 承認ボタン
G52 非承認ボタン G6 実行中画面
G7 判読不能貨幣検出表示兼パスワード入力画面
G8 再精査結果表示画面
G81 再精査後(再計算後)の在り高情報
G83 再精査前(再計算前)の在り高情報
G85 補充枚数との差 G87 ニアエンド設定枚数
G89 充填割合表示 G91 硬貨紙幣切換ボタン

Claims (9)

  1. 売上データを集計処理し、前記処理内容を出力する出力部を有するデータ処理部と、
    前記データ処理部に接続され、前記売上データに基づき入出金を行う釣銭機と、
    を有する商品販売データ処理装置において、
    前記釣銭機に釣銭機内の在り高の再計算を指示する再計算指示手段と、前記釣銭機から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得手段と、を有し、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを前記出力部により出力することを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記出力部は、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と、再計算後の在り高情報とに差異があった場合は、その差異を識別可能に出力することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記出力部は、前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と、再計算後の在り高情報において少なくとも金種、枚数、合計金額を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記出力部は、印字による出力を行う印字出力部であって、
    前記再計算前の在り高情報と前記再計算後の在り高情報を同一の用紙に並べて出力することを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記出力部は、表示部であって、
    前記取得手段により取得した再計算前の在り高情報と、再計算後の在り高情報を表示することを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の商品販売データ処理装置。
  6. 前記データ処理部は、前記釣銭機から再計算が必要である情報を取得した場合に、前記表示部に再計算が必要である旨を報知すると共に、閉設処理を禁止することを特徴とする請求項5に記載の商品販売データ処理装置。
  7. 前記データ処理部は、前記釣銭機から再計算が必要である情報を取得した場合に、前記表示部に再計算が必要である旨を報知すると共に、前記再計算指示手段を有効とすることを特徴とする請求項5又は6に記載の商品販売データ処理装置。
  8. 売上データを集計処理するデータ処理部と、
    売上データに基づき入出金を行う釣銭機と、
    釣銭機内の在り高の再計算を指示する再計算指示手段と、
    釣銭機から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得手段と、
    取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを出力する出力部と、
    を有することを特徴とする商品販売データ処理システム。
  9. 売上データを集計処理する集計処理ステップと、
    前記売上データに基づき入出金を行う釣銭機に釣銭機内の在り高の再計算を指示する再計算指示ステップと、
    前記釣銭機から再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得した再計算前の在り高情報と再計算後の在り高情報とを出力する出力ステップと、
    を、コンピュータに実行させることを特徴とする商品販売データ処理用プログラム。
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