JP2017116394A - 測温体 - Google Patents

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【課題】 使用時に継続的に熱等を受けても、絶縁基体上の電極とリードとの接続固定が、長期にわたり安定して維持される、信頼性が高く寿命の長い測温体を提供すること。【解決手段】 測温体10は、絶縁基体1と、絶縁基体1の内部に設けられた内部抵抗配線5と、絶縁基体1の主面に設けられた電極2と、内部抵抗配線5と電極2とを接続するビア導体6と、電極2に接続されたリード3と、電極2とリード3の電極側端部とを覆うガラス製の第1の被覆部材4とを備えており、第1の被覆部材4は、その熱膨張係数が、リード3の熱膨張係数よりも大きい。【選択図】 図1

Description

本発明は、セラミック焼結体からなる絶縁基体の内部に、内部抵抗配線が設けられてなる測温体に関するものである。
排気ガス等の高温(例えば数百〜一千℃程度)の流体等における温度検知用のセンサとして、絶縁基体の内部に抵抗配線を設け、抵抗配線の電気抵抗の温度による変化を利用した多層配線基板が知られている。抵抗配線を構成する金属材料としては、高温における耐酸化性等の観点から、白金(Pt)または白金を主成分とするものが用いられている。
前記金属材料を含む温度検知用のセンサ素子(以下、「測温体」という)を構成する部品としては、例えば、セラミック焼結体等からなり、互いに積層された複数の絶縁層の層間に白金等のメタライズ層または薄膜層からなる線状の導体が設けられた配線基板を、複数枚積層したもの等が知られている。
また、測温体と、温度監視および記録システム等の制御手段との間の電気的な接続は、絶縁基体の主面に配置された電極に接続されたリードを介して行われる。なお、これら電極とリードとの接続部位は、その接続を補強して熱等による剥離(断線)等を予防するために、ガラス材料等からなる被覆部材により覆われている。
特開平8−201131号公報 特開平11−121214号公報
ところで、前記測温体を製造する工程では、前述のような補強用被覆部材のガラス材料を、電極とリードの端部全体を覆うように供給し、これを焼き付け(焼結)等により固化させることが行われる。その際、測温体製品を冷却する過程で、前記ガラス製の被覆部材にひびが入ったり、前記リードが前記電極から浮き上がってしまう(離間する)等の不具合が発生する場合があった。
また、これらの不具合は、目視で発見可能な範囲のものであれば、検査等によって簡単に取り除くことができるが、微細なものは発見が難しいため、使用に供されると、センサ使用中の加熱および冷却の繰り返しによって前記ひびや亀裂等が拡大し、検知精度の低下やセンサの断線等を招いてしまうおそれがある。
上記課題について検討した結果、本発明者は、前記のようなガラス製の被覆部材におけるひび等の発生は、測温体の加熱および冷却時に生じる、被覆部材と他の部材との間の熱伸縮率の違いに起因していることを突き止め、本発明を完成させた。
すなわち、本発明の一つの態様の測温体は、複数の絶縁層が積層された絶縁基体と、該絶縁基体の内部に設けられた内部抵抗配線と、前記絶縁基体の主面に設けられた電極と、前記絶縁基体を厚み方向に貫通して前記内部抵抗配線と前記電極とを導通させるビア導体と、前記電極に接続されたリードと、前記電極と前記リードの電極側端部とを覆う、ガラ
ス材料からなる第1の被覆部材とを備えており、該第1の被覆部材は、その熱膨張係数が、前記リードの熱膨張係数よりも大きい。
なお、本発明における「熱膨張係数」とは、JIS R 1618「ファインセラミックスの熱機械分析による熱膨張の測定方法」を準用して求めた、固体の「線膨張率」(線膨張係数ともいう)のことをいい、その大小は、原材料ではなく、その部材の最終形態における「線膨張率」の値〔単位:1/K(K−1)〕で比較した。
本発明の一つの態様による測温体は、上記構成を有していることから、製造時に、電極およびリードの電極側端部を覆う、ガラス材料からなる第1の被覆部材を作製して冷却する際も、この第1の被覆部材に割れやびび等の発生がなく、上記リードが電極にしっかりと固定された状態を、維持することができる。このため、製品個々の性能が安定するとともに、その製品歩留まりを向上させることができる。
また、使用時に継続的に熱等を受けても、前記電極とリードとの接続固定が、長期にわたり安定して確実に維持される。したがって、信頼性が高く、寿命の長い測温体を提供することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態の測温体を示す斜視図であり、(b)は(a)の分解斜視図である。 (a)は本発明の第2の実施形態の測温体を示す斜視図であり、(b)は(a)の分解斜視図である。
本発明の実施形態の測温体を、添付の図面を参照して説明する。以下の説明における上下の区別は便宜的なものであり、実際に配線基板等が使用される際の上下を限定するものではない。
図1は本発明の第1の実施形態の測温体10を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)の分解斜視図である。
図1(b)に示すように、最上層の絶縁層1aと、複数の絶縁層1b(図1の例では5層)とが積層されて、絶縁基体1が形成されている。また、絶縁基体1の主面(図1の例では上面)に配置された電極2には、図示しない制御手段等に繋がるリード3が接続されている。そして、電極2と、接続されたリード3(図1の例では2本)の端部との上側には、これら電極2−リード3間の接続を保護して補強するための被覆部材(第1の被覆部材4)が設けられて、測温体10が形成されている。
絶縁基体1は、例えば四角板状等の平板状(層状)の絶縁層1a,1bを積層して形成されており、各絶縁層1a,1bは、例えば酸化アルミニウム質焼結体や窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミック焼結体等のセラミック焼結体によって形成されている。
絶縁基体1の内部で、かつ、下側の各絶縁層1bの上面には、例えばミアンダ状パターンの内部抵抗配線5が設けられている。これら各絶縁層1bの内部抵抗配線5は、絶縁基体1の厚み方向に形成されたビア導体6(いわゆる、貫通導体)により、接続されている。
ビア導体6は、例えば内部抵抗配線5と同様の金属材料(白金等)を主成分とする導体材料(金属材料)によって形成されており、絶縁基体1内を上下方向に貫通して、その上側の一端が、絶縁基体1の最上層の絶縁層1aの上面(主面)に露出している。
電極2は、前記絶縁基体1の上面に露出する、ビア導体6の上側端面(頂部6a)の上に設けられており、内部抵抗配線5と同様の金属材料(白金等)を主成分とする金属材料を用いて、方形状、円形状等に形成される。
電極2に接続されるリード3は、例えば内部抵抗配線5等と同様に、白金を含む金属材料からなり、純白金からなる場合もある。リード3の電極2に対する接続(接合)は、例えば抵抗溶接や、金を含むろう材を用いたろう付け法等の接合手段によって行なわれる。なお、リード3が白金を含む合金である場合、その代表的な熱膨張係数(線膨張率)は、8.8×10−6/Kである。
また、本発明の第1の実施形態の測温体10は、絶縁基体1の主面上に、前記電極2と前記リード3との接続(接合)部位を覆う、接続部保護用の第1の被覆部材4が設けられている。
この第1の被覆部材4は、例えばバリウム珪酸系ガラスやホウ珪酸ガラス等、ガラス材料でもって形成されており、以下の方法で製作することができる。
まず、バリウム珪酸系ガラスやホウ珪酸ガラス等の原料粉末に、適当な有機バインダーおよび溶剤等を添加混合して作製したスラリーを、ディスペンサ等を用いて、電極2とリード3との接続部の上に、これらを完全に覆う山状に過剰に供給する。ついで、このスラリー含む絶縁基体1を、高温(約800〜1200℃)で焼成し、常温まで冷却(放冷)することによって、上記接続部を完全に覆う第1の被覆部材4が作製される。
ここで、前記第1の被覆部材4は、焼結後の熱膨張係数(線膨張率)が、前記リード3の熱膨張係数より大きくなっている。具体的には、リード3が白金を含む合金である場合の熱膨張係数(8.8×10−6/K)より大きな、通常9〜16×10−6/K、好ましくは9〜14×10−6/K、より好ましくは 9〜11×10−6/Kになっている。
そのため、例えば前述のように上記ガラスの焼成のために高温を加え、その後常温まで冷却した場合でも、前記第1の被覆部材4に割れやびび等が発生することがなく、前記リード3が電極2にしっかりと固定された状態を、維持することができる。
また、このような構成の測温体10によれば、製品として出荷され、使用時に繰り返し加熱および冷却を受けた場合でも、前記第1の被覆部材4に、ひびの発生や亀裂の拡大等がなく、前記電極2とリード3との接続固定(溶接やろう付け等による接合)が、長期にわたり安定して維持される。したがって、本実施形態の測温体10は、温度検知精度の低下やセンサの断線等の不具合の発生が少なく、信頼性の高い、長寿命な測温体とすることができる。
なお、リード3等に用いられる、白金を主成分とする金属材料における白金以外の成分については、温度抵抗係数(TCR)の調整や、耐熱性の向上等を目的に、適宜、その成分(種類)や添加量が選択される。白金以外の成分としては、例えばパラジウム、ロジウム、イリジウム等の白金族元素の金属材料および金等が挙げられる。
白金を主成分とする金属材料は、白金を約80質量%以上の割合で含有している。白金
を主成分とする金属材料において、白金と他の成分とは合金を形成していていもよく、互いに独立した結晶粒子として存在していてもよい。内部抵抗配線5の場合は、金属成分以外の添加材を含有していてもよく、添加材としては、例えば酸化アルミニウム等の、絶縁層1a,1bに含まれているのと同様の無機物の粒子等が挙げられる。添加材は、内部抵抗配線5と絶縁層1a,1bとの焼成収縮率の整合等のために添加される。
前記絶縁基体1の絶縁層1a,1bは、先にも述べたように、例えば酸化アルミニウム質焼結体や窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミック焼結体等のセラミック焼結体によって形成されており、酸化アルミニウム質焼結体からなる場合であれば、以下の方法で製作することができる。まず、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムおよび酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有機バインダーおよび溶剤等を添加混合して作製したスラリーを、ドクターブレード法等によってシート状に成形してセラミックグリーンシートを作製する。次に、これらのセラミックグリーンシートを適当な寸法に切断加工した後、これらを複数枚積層して積層体を作製する。その後、この積層体を高温(約1600℃)で焼成することによって、絶縁層1a,1bが製作される。複数のセラミックグリーンシートがそれぞれ、絶縁層1a,1bになる。
上記のようにして作製された各絶縁層1a,1bが酸化アルミニウム質焼結体からなる場合は、焼結後の熱膨張係数(線膨張率)が、前記リード3の熱膨張係数より小さくなっている。具体的には、リード3が白金を含む合金である場合の熱膨張係数(8.8×10−6/K)より小さな、6〜8×10−6/Kに設定されている。
また、前記第1の被覆部材4の熱膨張係数を考慮すると、これらの間には、(第1の被覆部材の熱膨張係数>リードの熱膨張係数>絶縁基体の熱膨張係数)の関係が成り立つようになっている。これにより、前記測温体10の主面において、電極2よりはみ出すようにして絶縁層1a上に塗布された第1の被覆部材4〔(図1(a)参照〕の部分も、電極2上の部位と同様、焼成−冷却後に被覆部材にひびや浮き等の発生がなく、該第1の被覆部材4が測温体10の主面に密着した状態が維持される。したがって、前記リード3が電極2にしっかりと接合固定された状態を、補強することができる。
なお、前記第1の被覆部材4の測温体10の主面に対する密着を、より確実なものとするために、先に述べた第1の被覆部材4の作製時における材料(スラリー)の塗布の際には、この材料を、図1(b)に示す絶縁基体1(絶縁層1a)のリード3側の両角部1c,1cを覆うように、絶縁層1aの縁部まで塗布することが望ましい。これにより、両角部1c,1cを起点とする、冷却後の被覆部材の浮きや剥がれ等を、防止することができる。
また、測温体10の主面(絶縁層1aの上面)に、第1の被覆部材4または電極2や金属製配線等との密着性を向上させる、プラズマ処理、ブラスト加工等の処理を予め行っておいてもよい。
前記絶縁層1aの上面に配置される電極2は、高温時の安定性を考慮して、白金等を主成分とする金属材料から形成されている。なお、下側の絶縁層1a(ビア導体6)および上側のリード3への密着性を考慮すると、電極2は、ガラス成分を含有していないことが好ましい。ガラス成分を含有していないと、焼成時に、電極2の金属材料と電極2に接続されるビア導体6の金属材料とが、良好に接続されるものとなり、好ましい。また、ガラス成分を含有していないと、リード3を抵抗溶接やろう付け法等により接続する際、これを良好に接合でき、好ましい。
図2は本発明の第2の実施形態の測温体20を示す図であり、(a)は斜視図、(b)
は(a)の分解斜視図である。図2において、図1に記載の第1の実施形態と同様の機能を有する構成部材には、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図2の例では、絶縁基体1の主面(上面)における電極2が設けられた領域以外の領域(図示左方の表面領域1d)に、測温体20の抵抗調整手段となる配線(抵抗調整用配線1e)が設けられており、図2(b)のように、この抵抗調整用配線1eの上側に、前記電極2と重ならないようにして、抵抗調整用配線1eを保護する被覆部材(第2の被覆部材7)が設けられている。
抵抗調整用配線1eは、内部抵抗配線5と同様の金属材料(白金等)を主成分とする金属材料によって形成されており、トリミング用の補助配線を含むその全てが、絶縁基体1の主面(絶縁層1a上)に形成されている場合と、抵抗調整用配線の主幹部分が、内部抵抗配線5と同様に絶縁基体1の内部に形成され、絶縁基体1の主面には、トリミング用の補助配線部位だけが配置されて、この補助配線と内部の主幹配線とが、絶縁基体1内を上下方向に貫通する抵抗調整配線用ビア導体で接続される場合と、がある。
上記抵抗調整用配線1eの上側に形成される第2の被覆部材7は、先に述べた第1の被覆部材4と近似または同様の材料が使用されるが異なっていてもよい、例えばバリウム珪酸系ガラスやホウ珪酸ガラス等、ガラス材料でもって形成されており、前記第1の被覆部材4と同様の方法で製作することができる。
また、第2の被覆部材7は、前記電極2に重ならない範囲で該電極2に近い主面領域〔図2(b)において、絶縁基体1の主面における電極2が設けられた領域以外の領域〕に配置されており、前記第1の被覆部材4の作製後には、図2(a)に示すように、その電極2側の端部7aが、該第1の被覆部材4の下に潜り込むようになっている。すなわち、前記第1の被覆部材4は、第2の被覆部材7の電極2側の端部7aを覆うように形成されている。
なお、上記第2の被覆部材7は、その熱膨張係数(線膨張率)が、前記第1の被覆部材4の熱膨張係数と同等、または小さく、かつ、前記絶縁層1aの熱膨張係数と同等、または大きい。具体的には、第2の被覆部材7の熱膨張係数は、通常2〜16×10−6/K、好ましくは4〜14×10−6/K、より好ましくは 6〜11×10−6/Kになっている。
そのため、前記第1の被覆部材4と同様の効果を奏することができる。すなわち、例えばガラスの焼成のために高温を加え、その後常温まで冷却した場合でも、この第2の被覆部材7に割れやびび等の発生がなく、前記リード3と前記電極2との接続を固定する第1の被覆部材4のリード側とは反対側の端部を、ガラス同士の接合により、しっかりと接合することができる。また、前記絶縁層1a側も、同様に確実に接合される。
したがって、上記測温体20も、製品として出荷され、使用時に繰り返し加熱および冷却を受けた場合でも、第1の被覆部材4および第2の被覆部材7に、ひびの発生や亀裂の拡大等がなく、これら第1の被覆部材4および第2の被覆部材7による、前記電極2とリード3との接続固定の補強が、長期にわたり安定して維持される。これにより、本実施形態の測温体20は、温度検知精度の低下やセンサの断線等の不具合の発生が少なく、信頼性の高い、長寿命な測温体とすることができる。
なお、前記リード3の熱膨張係数を考慮すると、これらの部材の間には、(第1の被覆部材の熱膨張係数>リードの熱膨張係数>第2の被覆部材の熱膨張係数>絶縁基体の熱膨張係数)の関係が成り立つようになっている。このように構成することにより、前記電極
2と前記リード3との接続固定の補強を、最適な状態で、長期にわたり安定して維持することができる。
また、本発明は以上の実施形態の例に限定されるものではく、本発明の要旨の範囲内であれば種々の変更は可能である。例えば、セラミックスを材料とする被覆部材がある。
1・・・絶縁基体
1a・・絶縁層
1b・・絶縁層
1c・・角部
1d・・表面領域
1e・・抵抗調整用配線
2・・・電極
3・・・リード
4・・・第1の被覆部材
5・・・内部抵抗配線
6・・・ビア導体
6a・・頂部
7・・・第2の被覆部材
7a・・端部
10・・測温体
20・・測温装置

Claims (4)

  1. 複数の絶縁層が積層された絶縁基体と、該絶縁基体の内部に設けられた内部抵抗配線と、前記絶縁基体の主面に設けられた電極と、前記絶縁基体を厚み方向に貫通して前記内部抵抗配線と前記電極とを導通させるビア導体と、前記電極に接続されたリードと、前記電極と前記リードの電極側端部とを覆う、ガラス材料からなる第1の被覆部材とを備えており、
    該第1の被覆部材は、その熱膨張係数が、前記リードの熱膨張係数よりも大きいことを特徴とする測温体。
  2. 前記絶縁基体の主面における電極が設けられた領域以外の領域に配置された抵抗調整手段と、該抵抗調整手段を覆う、ガラス材料からなる第2の被覆部材とを備えており、
    前記第1の被覆部材が、該第2の被覆部材の端部と、前記電極と、前記リードの電極側端部とを覆うように配設されていることを特徴とする請求項1記載の測温体。
  3. 前記第2の被覆部材の熱膨張係数が、前記第1の被覆部材の熱膨張係数より小さく、かつ、前記絶縁基体の熱膨張係数より大きいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の測温体。
  4. 前記リードが、白金または白金を主成分とする金属材料からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の測温体。
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