JP2017116215A - 給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることのできる給湯機を提供する。
【解決手段】制御装置140は、再演算により沸き上げ計画が変更されると、浴室リモコン201や台所リモコン202が使用されたことに応じて、浴室リモコン201や台所リモコン202に報知や承認要求のための画面を表示させる。また、浴室リモコン201や台所リモコン202が使用されていなくても、水位センサ118によって、一定以上の浴槽水位の変化が検知されると、浴室リモコン201に同画面を表示させる。更に、一般給湯温度センサ114及び一般給湯流量計115からの入力に基づいて、湯の使用が検知されると、浴室リモコン201及び台所リモコン202に同画面を表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザの利便性を向上させることのできる給湯機に関する。
近年、家庭内の様々な家電機器をネットワークで接続してコントロールし、快適性と省エネ性を実現するホームシステム(一例として、HEMS:Home Energy Management System)が注目を集めている。このホームシステムには、給湯機(一例として、貯湯式ヒートポンプ給湯機)が含まれている場合も多い。
給湯機の運転計画(一例として、沸き上げ計画)は、従来であれば、ほぼ画一化されたものであったが、このようなホームシステムによって、多様な運転計画が選択可能となっている。例えば、ホームシステムでは、太陽光パネル(太陽電池)の発電状況や、他の家電機器の動作状況に応じて、給湯機の運転計画をより柔軟に組み替えることができる。
また、2016年から始まる電力自由化を受け、電気料金体系は、今後ますます複雑多岐にわたることが予想されている。それに伴い、給湯機の運転計画は、これまでよりも複雑化することが予想されている。このような運転計画の中には、非常に高い省エネ効果を有するものの、予期しない天候の変化や他の家電機器の予期しない動作が生じてしまうと、必要時に十分な貯湯量を担保できない運転計画が含まれることも想定される。
これらの状況を鑑みると、給湯機の運転計画について、その計画内容だけでなく、効果(一例として、省エネや低料金)やリスク(一例として、貯湯量の低下や沸き上げ完了時刻の遅延)といった重要な情報をユーザに報知し、その承認を得るという手続きが必要となる。
太陽光発電の電力を給湯器(電気給湯器)の給湯に利用する先行技術が、特許文献1に開示されている。この特許文献1の給湯機では、運転計画についての承認画面を、リモコンに表示している。つまり、運転計画に使用する電力種別をリモコンの画面上に選択可能に表示することで、運転計画についての承認をユーザに求めている。
特開2008−2702号公報
しかしながら、特許文献1に開示された先行技術では、ユーザへの報知と、ユーザの承認という動作が確実に遂行されるとは限らない。これは、リモコンに承認画面を表示している時に、タイミング良くユーザがリモコンを見る必要が生じるためである。また、一般的な通知音による報知を行うとしても、報知の瞬間にユーザがリモコン付近にいない場合では、何ら効き目が生じない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ユーザの挙動に応じた報知を行うことで、ユーザへの報知の実効性や、ユーザから承認を得る際の回答率を高め、ひいては、ユーザの利便性を向上させることのできる給湯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る給湯機は、
貯湯式の給湯機であって、
前記給湯機を制御する制御装置と、
前記給湯機についての情報を報知し、ユーザからの操作を受け付けるリモコンとを備え、
前記制御装置は、ユーザに報知すべき報知情報が生じ、又は、ユーザに要求する承認事項が生じると、ユーザが前記リモコンを使用したことに応答して、前記リモコンから前記報知情報を報知させ、又は、前記リモコンから前記承認事項の承認を要求させる、
給湯機。
本発明によれば、ユーザの挙動に合わせた報知を実施するため、ユーザへの報知の実効性や、ユーザから承認を得る際の回答率が高まる。この結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明が適用されるホームシステムの全体構成の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る貯湯式ヒートポンプ給湯機の詳細構成の一例を示す模式図である。 貯湯式ヒートポンプ給湯機の接続構成を説明するためのブロック図である。 変更報知画面の一例を示す模式図である。 承認要求画面の一例を示す模式図である。 テレビに表示される変更報知画面の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る沸き上げ計画変更処理の一例を示すフローチャートである。 操作要求画面の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。以下では、具体例として、本発明が貯湯式の給湯機(後述する貯湯式ヒートポンプ給湯機100)を中心としたホームシステムに適用される場合について説明するが、ユーザへの報知を行い、また、ユーザから承認を得る必要のある各種システム(例えば、空調システムや照明システム)についても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素又は全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(実施形態)
<システム構成>
図1は、本発明が適用されるホームシステム1の全体構成の一例を示す模式図である。図示するように、ホームシステム1は、室外に設置された貯湯式ヒートポンプ給湯機100と、浴室BRに設置された浴室リモコン201、浴室シャワー301、浴槽用ヘッダ302、及び、浴槽304と、リビングLRに配置された携帯端末401、及び、テレビ402と、台所KTに設置された台所リモコン202、及び、台所水道303と、屋根RFに設置された太陽電池500と、を含んでいる。
なお、浴室シャワー301、浴槽用ヘッダ302、及び、台所水道303は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の給湯端末であり、貯湯式ヒートポンプ給湯機100とは水配管により接続されている。
貯湯式ヒートポンプ給湯機100は、タンクユニット101と、ヒートポンプユニット102とから構成される給湯機である。この貯湯式ヒートポンプ給湯機100は、後述するように、太陽電池500にて発電された電力を用いて、運転することが可能となっている。なお、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の詳細については、後述する。
浴室リモコン201、及び、台所リモコン202は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100へ指令を発すると共に貯湯式ヒートポンプ給湯機100の運転状態を表示するために用いられるリモートコントローラであり、貯湯式ヒートポンプ給湯機100と電気的に接続されている。つまり、両リモコン(浴室リモコン201、及び、台所リモコン202)には、表示部及び操作部が含まれている(なお、操作部は、表示部に重畳されたタッチパネルであってよい)。また、両リモコンには、後述するように、連絡音を発するスピーカやユーザの音声を入力するマイクも含まれている。
携帯端末401、及び、テレビ402は、家庭内のネットワークを介して貯湯式ヒートポンプ給湯機100と接続されており、機器間の連携が可能となっている。携帯端末401は、例えば、タブレット端末やスマートフォンといった端末機器であり、通信部、表示部、及び、操作部が含まれている(なお、操作部は、表示部に重畳されたタッチパネルであってよい)。また、テレビ402は、例えば、ネットワーク対応の表示装置であり、通信部、表示部、及び、操作部(リモコン)が含まれている。
なお、貯湯式ヒートポンプ給湯機100と通信可能な機器として、携帯端末401、及び、テレビ402を用いる場合について説明しているが、一例であり、他の機器を用いてもよい。
太陽電池500は、例えば、ソーラーパネルからなり、太陽光を受けて発電を行う。太陽電池500は、発電した電力(直流)を、図示せぬパワーコンディショナを介して交流の電力に変換して出力する。太陽電池500から出力された電力は、図示せぬブレーカを介して商用電力系統(商業電源)へ供給(逆潮流)することが可能となっている。
ところで、商用電力系統の需給バランスを保つために、電気事業者が需要家に対して時間帯(抑制期間)を指定して逆潮流の抑制を指示するための制度の整備が進められている。このような抑制期間において、太陽電池500は、パワーコンディショナから出力する電力を指示に従って抑制する。なお、抑制期間において、自家消費が発生している場合には、太陽電池500は、パワーコンディショナからその自家消費分まで(発電量が十分ある場合)、電力を出力できることが認められている。
そのため、例えば、太陽電池500は、抑制期間において、貯湯式ヒートポンプ給湯機100を運転するために必要な電力を含めて出力できるようになっている。なお、このような抑制期間に限らずに、太陽電池500にて発電された電力を貯湯式ヒートポンプ給湯機100を運転するために使用してもよい。
<機器構成>
図2は、本発明の実施形態に係る貯湯式ヒートポンプ給湯機100の詳細構成の一例を示す模式図である。
貯湯式ヒートポンプ給湯機100は、加熱手段であるヒートポンプユニット102で加熱された湯をタンクユニット101内のタンク111に蓄える。ヒートポンプユニット102は、例えば、圧縮機と、水冷媒熱交換器と、膨張弁と、空気熱交換器とを含んでいる。これらは、環状に接続され、冷媒を循環させるための冷凍サイクル回路(冷媒回路ともいう。)が形成されている。
タンクユニット101には、給水口124を通し、市水が供給される。給水口124は、一般混合弁112、及び、ふろ混合弁113の入り口に接続されている。同様に、タンク111上部のタンク出湯口125は、一般混合弁112、及び、ふろ混合弁113の入り口に接続されている。一般混合弁112の出口は、一般給湯流量計115を経由して、一般給湯端121へと接続されている。一般給湯温度センサ114は、一般混合弁112の出口の湯温を計測する。ふろ混合弁113の出口は、電磁弁120、及び、ふろ給湯流量計116を経由して、ふろ往き管口122へと接続されている。
ふろ往き管口122は、ふろ往き配管126を経由し、浴槽用ヘッダ302へと接続され、この経路をもって、浴槽304に湯水が供給される。浴槽用ヘッダ302は、ふろ戻り配管127を経由し、ふろ戻り管口123へと接続されている。この経路をもって、浴槽304からタンクユニット101へと湯水が送られる。ふろ戻り管口123は、ふろ循環ポンプ117、水位センサ118、及び、追い焚き熱交換器119を経由してふろ往き配管126へと接続されている。また、追い焚き熱交換器119は、切り替え弁128を経由してタンク111の下部と接続されている。
タンクユニット101には、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の動作を制御する制御装置140が搭載されている。制御装置140は、浴室リモコン201、及び、台所リモコン202と電気的に接続されている。また、制御装置140は、通信装置130と接続されており、この通信装置130を利用し、上述した携帯端末401、及び、テレビ402(他の機器であってもよい)と、家庭内のネットワークを介して情報をやり取りすることができる。
次に、制御装置140を中心として、貯湯式ヒートポンプ給湯機100を説明する。図3は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の接続構成を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の制御を行う制御装置140は、測定部141、演算部142、制御部143、及び、記憶部144を含んで構成される。
このような制御装置140には、入力として、一般給湯温度センサ114、一般給湯流量計115、ふろ給湯流量計116、及び、水位センサ118が接続されている。また、制御装置140には、入出力として、浴室リモコン201、台所リモコン202、及び、通信装置130が接続されている。更に、制御装置140には、出力として、ヒートポンプユニット102、ふろ循環ポンプ117、切り替え弁128、一般混合弁112、ふろ混合弁113、及び、電磁弁120が接続されている。
測定部141は、一般給湯温度センサ114、一般給湯流量計115、ふろ給湯流量計116、及び、水位センサ118から入力した情報に従って、各諸量を測定する。
演算部142は、測定部141が計測した各諸量に基づいて、制御動作を演算する。例えば、演算部142は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100における沸き上げ計画を演算する。
制御部143は、演算部142が演算した制御動作に基づいて、ヒートポンプユニット102、ふろ循環ポンプ117、切り替え弁128、一般混合弁112、ふろ混合弁113、及び、電磁弁120を制御する。
記憶部144は、予め定められた定数や両リモコン(浴室リモコン201、及び、台所リモコン202)から送信される設定値といった種々の情報を記憶する。演算部142や制御部143は、必要に応じて、記憶部144に記憶された情報を参照し、また、書き換えを行うことが可能である。
なお、このような測定部141、演算部142、及び、制御部143は、例えば、マイコンにより構成される。また、記憶部144は、例えば、半導体メモリによって構成される。
浴室リモコン201、及び、台所リモコン202は、ユーザによって、貯湯式ヒートポンプ給湯機100への操作や、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の運転状態を確認するために使用される。つまり、ユーザは、両リモコン(浴室リモコン201、及び、台所リモコン202)を使用して、運転動作の指令を発し、設定値の変更を行い、又は、運転状態の確認を行うことができる。
両リモコンには、上述したように、表示部、操作部、スピーカ、及び、マイクが搭載されている。つまり、表示部は、例えば、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の運転状態を表示する。また、操作部は、例えば、スイッチからなり、ユーザの操作を受け付ける。そして、制御装置140は、両リモコンを使用したユーザの操作や両リモコンの設定値も活用して、ヒートポンプユニット102、ふろ循環ポンプ117、切り替え弁128、一般混合弁112、ふろ混合弁113、及び、電磁弁120を駆動させ、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の制御を実行する。
<沸き上げ計画の作成>
制御装置140において、測定部141は、一般給湯温度センサ114、一般給湯流量計115、ふろ給湯流量計116、及び、水位センサ118から入力した情報に従って、各諸量を測定する。
演算部142は、測定部141が計測した各諸量を処理し、日々の給湯負荷(負荷データ)を算出する。算出された負荷データは、記憶部144に蓄積される。蓄積された過去の負荷データを用いて演算部142は、当日の沸き上げ量、沸き上げ温度、及び、沸き上げタイミングを決定する。つまり、演算部142は、沸き上げ量、沸き上げ温度、及び、沸き上げタイミングを含む沸き上げ計画を演算する。
沸き上げ計画は、通常、記憶部144に蓄積された負荷データのみを用いて決定されるが、特殊な電力事情や気象条件が生じた場合には、演算部142によって再度演算される。そのため、制御部143は、通信装置130を介して外部のサーバにアクセスし、太陽電池500からの出力(逆潮流)を抑制するための電力情報(電力抑制情報)や、日照量の予想(一例として、1日における単位時間毎の日照量の推移)を含む天気情報を入手する。そして、入手した情報から、特殊な電力事情や気象条件を認識すると、演算部142は、その条件において、最も省エネルギー性の高い沸き上げ計画を、再度演算する。
<台所リモコン202による報知・承認動作>
演算部142により再演算された沸き上げ計画は、台所リモコン202から、ユーザに報知される。この報知は、音声によってなされ、例えば、沸き上げ計画に変更がある旨、変更の内容、及び、計画変更による効果とリスクが伝えられる。その際、台所リモコン202は、図4に示すような変更報知画面P1を表示し、ユーザが沸き上げ計画の変更を視覚的にも認識できるようにする。
このようにして、沸き上げ計画の変更が報知された後、台所リモコン202は、図5に示すような承認要求画面P2を表示し、計画変更への承認をユーザに求める。ユーザによる承認又は否認の操作は、台所リモコン202の表示パネルやボタン(スイッチ)への直接接触のほか、ユーザの音声によっても可能である。制御装置140は、ユーザから承認があった場合に、報知した内容に沿って、沸き上げ計画を変更する。一方、ユーザから否認があった場合、あるいは、ユーザからの回答が無い場合に、制御装置140は、沸き上げ計画を変更しない。
<浴室リモコン201による報知・承認動作>
沸き上げ計画の報知・承認動作は、浴室リモコン201によってもなされる。上述した台所リモコン202と同様に、浴室リモコン201においても、報知は音声によってなされ、沸き上げ計画に変更がある旨、変更の内容、及び、計画変更による効果とリスクが伝えられる。その際、浴室リモコン201は、上述した図4の変更報知画面P1と同様の画面を表示し、ユーザが沸き上げ計画の変更を視覚的にも認識できるようにする。
沸き上げ計画の変更が報知された後、浴室リモコン201は、上述した図5の承認要求画面P2と同様の画面を表示し、計画変更への承認をユーザに求める。ユーザによる承認又は否認の操作は、浴室リモコン201の表示パネルやボタン(スイッチ)への直接接触のほか、ユーザの音声によっても可能である。制御装置140は、ユーザから承認があった場合に、報知した内容に沿って、沸き上げ計画を変更する。一方、ユーザから否認があった場合、あるいは、ユーザからの回答が無い場合に、制御装置140は、沸き上げ計画を変更しない。
<携帯端末401による報知・承認動作>
沸き上げ計画の報知・承認動作は、携帯端末401によってもなされる。報知は、携帯端末401の機能に応じて、メールやお知らせ機能を用いてなされ、沸き上げ計画に変更がある旨、変更の内容、及び、計画変更による効果とリスクが伝えられる。例えば、メールが用いられる場合、上記報知内容の後に、承認手順が記載されており、ユーザはその手順に従い、沸き上げ計画の変更に対する回答を行うことができる。また、お知らせ機能が用いられる場合、携帯端末401は、上述した図4の変更報知画面P1と同様の画面を表示した後、上述した図5の承認要求画面P2と同様の画面を表示し、計画変更への承認をユーザに求める。ユーザによる承認又は否認の操作は、携帯端末401の表示パネルやボタン(スイッチ)への直接接触のほか、ユーザの音声によっても可能である。制御装置140は、ユーザから承認があった場合に、報知した内容に沿って、沸き上げ計画を変更する。一方、ユーザから否認があった場合、あるいは、ユーザからの回答が無い場合に、制御装置140は、沸き上げ計画を変更しない。
なお、携帯端末401の機能不足により、携帯端末401からの承認が難しい場合には、台所リモコン202や浴室リモコン201と連携し、ユーザが台所リモコン202や浴室リモコン201から承認要求に対する回答を入力できるようにしてもよい。
<テレビ402による報知・承認動作>
沸き上げ計画の報知・承認動作は、テレビ402によってもなされる。報知は、図6に示すように、テレビ402における画面の中央部を遮ることの無いよう、画面の端部に変更報知画面P1が表示される。また、テレビ402は、現在の放映内容を判断し、コマーシャル時のみ変更報知画面P1を表示するようにしてもよい。変更報知画面P1を表示した後、テレビ402は、上述した図5の承認要求画面P2と同様の画面を表示し、計画変更への承認をユーザに求める。ユーザによる承認又は否認の操作は、テレビ402のリモコンボタンへの直接接触のほか、ユーザの音声によっても可能である。制御装置140は、ユーザから承認があった場合に、報知した内容に沿って、沸き上げ計画を変更する。一方、ユーザから否認があった場合、あるいは、ユーザからの回答が無い場合に、制御装置140は、沸き上げ計画を変更しない。
なお、ユーザがテレビ402からの回答(視聴中の回答)を希望しない場合には、台所リモコン202や浴室リモコン201と連携し、ユーザが台所リモコン202や浴室リモコン201から承認要求に対する回答を入力できるようにしてもよい。例えば、ユーザは、テレビ402からは報知内容のみを確認する旨を設定しておき、変更報知画面P1が表示された際に、テレビ402のリモコンボタンから確認のみを入力する。そして、承認要求に対する回答は、後に、浴室リモコン201や台所リモコン202から行うようにする。
<両リモコンによる注意喚起>
浴室リモコン201、及び、台所リモコン202は、計画変更によりユーザの承認が必要な時、画面の発光や連絡音を発することで、ユーザの注意を喚起することができる。両リモコンは、画面を発光させ、スピーカから連絡音を発した後、上述した図4の変更報知画面P1や図5の承認要求画面P2を表示する。
<浴槽304内にいるユーザの検出>
浴槽304に湯や水が張られている状態において、浴槽水位が急激に変化した場合(一例として、一定時間内に水位センサ118の出力が一定値以上変化した場合)に、制御装置140は、浴槽304(浴室BR)内に人がいることを検出することができる。この場合、ユーザが浴室リモコン201の近傍にいることになるため、計画変更によりユーザの承認が必要であれば、浴室リモコン201から上述した注意喚起を行うと共に、上述した図4の変更報知画面P1や図5の承認要求画面P2を浴室リモコン201に表示させる。この場合、ユーザへの報知の実効性や、ユーザから承認を得る際の回答率を高めることができる。
<両リモコンの付近にいるユーザの検出>
一般給湯温度センサ114、及び、一般給湯流量計115から入力した各諸量によって、制御装置140は、湯が、浴室あるいは台所で利用されていることを検出することができる。このとき、ユーザが、浴室リモコン201あるいは台所リモコン202の近傍にいることが予想されるため、計画変更によりユーザの承認が必要であれば、両リモコン(浴室リモコン201、及び、台所リモコン202)から上述した注意喚起を行うと共に、上述した図4の変更報知画面P1や図5の承認要求画面P2を両リモコンに表示させる。この場合、ユーザへの報知の実効性や、ユーザから承認を得る際の回答率を高めることができる。
<動作についての詳細な説明>
図7は、本発明の実施形態に係る沸き上げ計画変更処理の一例を示すフローチャートである。この沸き上げ計画変更処理は、制御装置140によって、実行される。
まず、制御装置140は、電力・天気情報を入手する(ステップS101)。例えば、制御装置140は、通信装置130を介して外部のサーバにアクセスし、太陽電池500からの出力(逆潮流)を抑制するための電力情報(電力抑制情報)や、日照量の予想(一例として、1日における単位時間毎の日照量の推移)を含む天気情報を入手する。
なお、他の電力情報として、ホームシステム1内で消費された過去の電力消費量(一例として、1日における単位時間毎の電力消費量の推移)も、外部のサーバ又はホームシステム1内の図示せぬ管理装置から入手する。
制御装置140は、沸き上げ計画を再演算する(ステップS102)。すなわち、演算部142は、入手した電力情報や天気情報に基づいて、省エネとなる沸き上げ計画を再演算する。
具体例を挙げて説明すると、電力情報によって、翌日の昼間の時間帯N(一例として、10:00〜12:00)に、太陽電池500からの出力を抑制することが定められている場合に、演算部142は、その時間帯Nにおける、太陽電池500の発電量と、ホームシステム1内で消費される電力消費量とを予測する。なお、太陽電池500の発電量は、天気情報に含まれる日照量の予想と、太陽電池500の規格や設置条件とに基づいて求められる。また、ホームシステム1内の電力消費量は、過去の電力消費量に基づいて求められる。その際、別途、スケジュール情報に従って使用される機器が消費する分を加味して、電力消費量を求めてもよい。
このようにして、時間帯Nにおける発電量と電力消費量とを予測した結果、その時間帯Nに、一定以上の電力量(貯湯式ヒートポンプ給湯機100の沸き上げ制御に必要な電力量以上)が確保できる場合に、演算部142は、時間帯Nも含めて沸き上げ制御を行うように、沸き上げ計画を再演算する。なお、時間帯Nに一定以上の電力量が確保できない場合には、通常通り、電気料金の安い深夜時間帯に沸き上げ制御を行う沸き上げ計画を再演算する。
制御装置140は、再演算の結果、沸き上げ計画が変更されているか否かを判別する(ステップS103)。つまり、制御装置140は、上記のステップS102にて再演算した沸き上げ計画が、以前の沸き上げ計画から変更されているかどうかを判別する。
制御装置140は、沸き上げ計画が変更されていないと判別すると(ステップS103;No)、後述するステップS123へ処理を進める。
一方、沸き上げ計画が変更されていると判別した場合(ステップS103;Yes)に、制御装置140は、ユーザが台所リモコン202を使用しているか否かを判別する(ステップS104)。例えば、制御装置140は、台所リモコン202にアクセスし、現在、ユーザによって台所リモコン202が利用されているかどうかを判別する。
制御装置140は、ユーザが台所リモコン202を使用していると判別すると(ステップS104;Yes)、後述するステップS115に処理を進める。
一方、ユーザが台所リモコン202を使用していないと判別した場合(ステップS104;No)に、制御装置140は、ユーザが浴室リモコン201を使用しているか否かを判別する(ステップS105)。例えば、制御装置140は、浴室リモコン201にアクセスし、現在、ユーザによって浴室リモコン201が利用されているかどうかを判別する。
制御装置140は、ユーザが浴室リモコン201を使用していると判別すると(ステップS105;Yes)、後述するステップS117に処理を進める。
一方、ユーザが浴室リモコン201を使用していないと判別した場合(ステップS105;No)に、制御装置140は、浴槽水位に変化があるか否かを判別する(ステップS106)。例えば、制御装置140は、水位センサ118によって、一定以上の浴槽水位の変化が検知されたかどうかを判定する。
制御装置140は、浴槽水位に変化があったと判別すると(ステップS106;Yes)、ユーザが浴槽304内にいる(浴室リモコン201の付近にいる)ものとして、浴室リモコン201からユーザへ注意喚起する(ステップS107)。例えば、制御装置140は、浴室リモコン201の表示部を発光させ、また、浴室リモコン201のスピーカから連絡音を出力させる。そして、制御装置140は、後述するステップS115に処理を進める。
上述したステップS106にて、浴槽水位の変化がないと判別した場合(ステップS106;No)に、制御装置140は、ユーザが湯を使用しているか否かを判別する(ステップS108)。例えば、制御装置140は、一般給湯温度センサ114及び一般給湯流量計115からの入力に基づいて、湯の使用が検知されたかどうかを判定する。
制御装置140は、ユーザが湯を使用していると判別すると(ステップS108;Yes)、ユーザが台所リモコン202あるいは浴室リモコン201の付近にいるものとして、台所リモコン202及び浴室リモコン201からユーザへ注意喚起する(ステップS109)。例えば、制御装置140は、両リモコン(台所リモコン202及び浴室リモコン201)の表示部を発光させ、また、両リモコンのスピーカから連絡音を出力させる。
制御装置140は、台所リモコン202及び浴室リモコン201に変更通知画面を表示し、その後、承認要求画面を表示する(ステップS110)。例えば、制御装置140は、上述した図4に示す変更通知画面P1を両リモコンの表示部に表示することで、沸き上げ計画の変更をユーザに報知し、その後、上述した図5に示す承認要求画面P2を両リモコンの表示部に表示することで、計画変更について、ユーザに承認を求める。そして、制御装置140は、後述するステップS119に処理を進める。
上述したステップS108にて、ユーザが湯を使用していないと判別した場合(ステップS108;No)に、制御装置140は、ユーザが携帯端末401やテレビ402を使用しているか否かを判別する(ステップS111)。すなわち、制御装置140は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100とネットワークにて接続された機器(この場合、一例として、携帯端末401やテレビ402)が、ユーザによって、現在利用されているかどうかを判別する。
制御装置140は、ユーザが携帯端末401やテレビ402を使用していると判別すると(ステップS111;Yes)、携帯端末401やテレビ402に変更通知画面を表示し、その後、承認要求画面を表示する(ステップS112)。つまり、制御装置140は、実際に使用されている機器の表示部に、図4に示す変更通知画面P1を表示することで、沸き上げ計画の変更をユーザに報知し、その後、図5に示す承認要求画面P2を表示することで、計画変更について、ユーザに承認を求める。そして、制御装置140は、後述するステップS119に処理を進める。
上述したステップS111にて、ユーザが携帯端末401やテレビ402を使用していないと判別した場合(ステップS111;No)に、制御装置140は、計画変更についての報知動作が開始されてから、時間T1が経過したか否かを判別する(ステップS112)。なお、時間T1は、一定時間の経過を判別するための値であり、予め記憶部144に記憶されている。また、制御装置140は、上述したステップS103にてYesと判別されたことを契機に、経過時間の計時を開始しているものとする。そして、制御装置140は、現在の経過時間と時間T1とを比較し、一定時間が経過しているかどうかを判別する。
制御装置140は、時間T1が経過していないと判別すると(ステップS112;No)、上述したステップS104に処理を戻す。
一方、時間T1が経過していると判別した場合(ステップS112;Yes)に、制御装置140は、浴室リモコン201及び台所リモコン202からユーザへ注意喚起を行うと共に、両リモコンに操作要求画面を表示する(ステップS113)。つまり、制御装置140は、両リモコンの表示部に、図8に示すような操作要求画面P3を表示することで、ユーザに操作を促す。
制御装置140は、ユーザが台所リモコン202を操作したか否かを判別する(ステップS114)。
制御装置140は、ユーザが台所リモコン202を操作したと判別すると(ステップS114;Yes)、台所リモコン202に変更通知画面を表示し、その後、承認要求画面を表示する(ステップS115)。例えば、制御装置140は、図4に示す変更通知画面P1を台所リモコン202の表示部に表示することで、沸き上げ計画の変更をユーザに報知し、その後、図5に示す承認要求画面P2を台所リモコン202の表示部に表示することで、計画変更について、ユーザに承認を求める。
一方、ユーザが台所リモコン202を操作していないと判別した場合(ステップS114;No)に、ユーザが浴室リモコン201を操作したか否かを判別する(ステップS116)。
制御装置140は、ユーザが浴室リモコン201を操作したと判別すると(ステップS116;Yes)、浴室リモコン201に変更通知画面を表示し、その後、承認要求画面を表示する(ステップS117)。例えば、制御装置140は、図4に示す変更通知画面P1を浴室リモコン201の表示部に表示することで、沸き上げ計画の変更をユーザに報知し、その後、図5に示す承認要求画面P2を浴室リモコン201の表示部に表示することで、計画変更について、ユーザに承認を求める。
一方、ユーザが浴室リモコン201を操作していないと判別した場合(ステップS116;No)に、携帯端末401に変更通知画面を表示し、その後、承認要求画面を表示する(ステップS118)。例えば、制御装置140は、図4に示す変更通知画面P1を携帯端末401の表示部に表示することで、沸き上げ計画の変更をユーザに報知し、その後、図5に示す承認要求画面P2を携帯端末401の表示部に表示することで、計画変更について、ユーザに承認を求める。
制御装置140は、ユーザから回答があったか否かを判別する(ステップS119)。つまり、制御装置140は、浴室リモコン201、台所リモコン202、携帯端末401、及び、テレビ402の何れか(複数の場合もあり)の表示部に表示した承認要求画面(一例として、図5の承認要求画面P2)に対して、ユーザからの回答が得られたかどうかを判別する。
制御装置140は、ユーザから回答がないと判別すると(ステップS119;No)、時間T2が経過したか否かを判別する(ステップS120)。なお、時間T2は、一定時間の経過を判別するための値であり、予め記憶部144に記憶されている。また、制御装置140は、例えば、承認要求画面を何れか(複数の場合もあり)の表示部に表示したことを契機に、経過時間の計時を開始しているものとする。そして、制御装置140は、現在の経過時間と時間T2とを比較し、一定時間が経過しているかどうかを判別する。
制御装置140は、時間T2が経過していないと判別すると(ステップS120;No)、上述したステップS119に処理を戻す。一方、時間T2が経過していると判別した場合(ステップS120;Yes)に、後述するステップS123に処理を進める。
上述したステップS119にて、ユーザから回答があったと判別した場合(ステップS119;Yes)に、制御装置140は、ユーザからの回答が承認であるか否かを判別する(ステップS121)。つまり、制御装置140は、沸き上げ計画の変更がユーザに承認されたかどうかを判別する。
制御装置140は、ユーザからの回答が承認であると判別すると(ステップS121;Yes)、沸き上げ計画を変更する(ステップS122)。つまり、制御装置140は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100を、省エネとなる沸き上げ計画に基づいて制御する。
一方、ユーザからの回答が承認でない(否認である)と判別した場合(ステップS121;No)に、沸き上げ計画を変更しない(ステップS123)。つまり、制御装置140は、貯湯式ヒートポンプ給湯機100を、以前の沸き上げ計画に基づいて制御する。
このような沸き上げ計画変更処理によって、ユーザの挙動に応じた報知を行うことで、ユーザへの報知の実効性や、ユーザから承認を得る際の回答率を高めることができる。この結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、沸き上げ計画の変更を報知する動作例、及び、計画変更について承認を得るための動作例について示したが、これら、報知内容や承認内容は一例であり、他の内容を報知し、その内容について承認を得る場合にも適宜適用可能である。
また、上述した図7に係る沸き上げ計画変更処理では、浴室リモコン201,台所リモコン202,ネットワーク上の機器(携帯端末401,テレビ402),...のように、報知先及び承認先の機器に優先順位を設けた場合について説明したが、このような優先順位は一例であり、適宜変更可能である。また、各機器の報知手法は一例であり、他の報知手法を用いてもよい。
上記の実施形態では、貯湯式ヒートポンプ給湯機100の制御装置140が、浴室リモコン201、台所リモコン202、及び、ネットワーク上の機器(携帯端末401,テレビ402)に対して、報知・承認動作を行う場合について説明したが、ネットワーク上の他の機器が、制御装置140に代わって報知・承認動作を行うようにしてもよい。
例えば、ホームシステム1が、一般家庭で使用される電力の管理を行う、いわゆる、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるシステムである場合に、HEMSコントローラ(管理装置)が、制御装置140に代わって、浴室リモコン201、台所リモコン202、及び、ネットワーク上の機器(携帯端末401,テレビ402)に対して、報知・承認動作を行う。
更に、HEMSコントローラに限られず、報知・承認動作を行うための動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器に適用することで、当該パーソナルコンピュータをHEMSコントローラと同様に機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
1 ホームシステム、100 貯湯式ヒートポンプ給湯機、101 タンクユニット、102 ヒートポンプユニット、111 タンク、112 一般混合弁、113 ふろ混合弁、114 一般給湯温度センサ、115 一般給湯流量計、116 ふろ給湯流量計、117 ふろ循環ポンプ、118 水位センサ、119 追い焚き熱交換器、120 電磁弁、121 一般給湯端、122 ふろ往き管口、123 ふろ戻り管口、124 給水口、125 タンク出湯口、126 ふろ往き配管、127 ふろ戻り配管、128 切り替え弁、130 通信装置、140 制御装置、141 測定部、142 演算部、143 制御部、144 記憶部、201 浴室リモコン、202 台所リモコン、301 浴室シャワー、302 浴槽用ヘッダ、303 台所水道、304 浴槽、401 携帯端末、402 テレビ、500 太陽電池

Claims (6)

  1. 貯湯式の給湯機であって、
    前記給湯機を制御する制御装置と、
    前記給湯機についての情報を報知し、ユーザからの操作を受け付けるリモコンとを備え、
    前記制御装置は、ユーザに報知すべき報知情報が生じ、又は、ユーザに要求する承認事項が生じると、ユーザが前記リモコンを使用したことに応答して、前記リモコンから前記報知情報を報知させ、又は、前記リモコンから前記承認事項の承認を要求させる、
    給湯機。
  2. 前記リモコンは、
    前記給湯機についての情報を表示する表示部と、
    音を出力するスピーカとを備えており、
    前記制御装置は、前記リモコンの近傍にユーザが存在する場合に、前記表示部又は前記スピーカを作動させて注意喚起を行った後に、前記表示部又は前記スピーカから前記報知情報を報知させ、又は、前記表示部又は前記スピーカから前記承認事項の承認を要求させる、
    請求項1に記載の給湯機。
  3. 給湯先の浴槽の水位を検出する水位センサを更に備え、
    前記制御装置は、前記水位センサが検出した水位の変化に基づいて、浴槽への入浴を検知し、前記リモコンの近傍にユーザが存在することを検出する、
    請求項2に記載の給湯機。
  4. 給湯する湯水の温度を計測する温度センサと、
    給湯する湯水の流量を検出する流量センサとを更に備え、
    前記制御装置は、前記温度センサが検出した湯水の温度、及び、前記流量センサが検出した湯水の流量に基づいて、湯水の使用を検知し、前記リモコンの近傍にユーザが存在することを検出する、
    請求項2に記載の給湯機。
  5. 情報を報知しユーザからの操作を受け付ける機器と、通信を行う通信装置を更に備え、
    前記制御装置は、ユーザが前記機器を使用したことに応答して、前記通信装置を介して前記機器から前記報知情報を報知させ、又は、前記機器から前記承認事項の承認を要求させる、
    請求項1又は2に記載の給湯機。
  6. 前記報知情報は、沸き上げ計画の変更を報知するための情報であり、前記承認事項は、沸き上げ計画の変更についての承認である、
    請求項1から5の何れか1項に記載の給湯機。
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