JP2014222396A - 管理装置、機器管理方法、管理システム - Google Patents

管理装置、機器管理方法、管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014222396A
JP2014222396A JP2013101337A JP2013101337A JP2014222396A JP 2014222396 A JP2014222396 A JP 2014222396A JP 2013101337 A JP2013101337 A JP 2013101337A JP 2013101337 A JP2013101337 A JP 2013101337A JP 2014222396 A JP2014222396 A JP 2014222396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
threshold
prediction
unit
power consumption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013101337A
Other languages
English (en)
Inventor
毅波 張
Kiha Cho
毅波 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013101337A priority Critical patent/JP2014222396A/ja
Priority to CN201480027349.2A priority patent/CN105229893B/zh
Priority to PCT/JP2014/002279 priority patent/WO2014185014A1/ja
Publication of JP2014222396A publication Critical patent/JP2014222396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/003Load forecast, e.g. methods or systems for forecasting future load demand
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/12Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks for adjusting voltage in ac networks by changing a characteristic of the network load
    • H02J3/14Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks for adjusting voltage in ac networks by changing a characteristic of the network load by switching loads on to, or off from, network, e.g. progressively balanced loading
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J2310/00The network for supplying or distributing electric power characterised by its spatial reach or by the load
    • H02J2310/10The network having a local or delimited stationary reach
    • H02J2310/12The local stationary network supplying a household or a building
    • H02J2310/16The load or loads being an Information and Communication Technology [ICT] facility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの快適性を確保しつつ機器での消費電力の削減効果が得られる管理装置、機器管理方法、管理システムを提供する。【解決手段】管理装置1は、機器2の運転パターンを複数通り記憶した記憶部11と、計測器3で計測された機器2での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における機器2での消費電力の積算値を第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測部12とを備えている。管理装置1は、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する選択部13を備えている。さらに、管理装置1は、選択部13で選択された運転パターンに従って機器2を制御する制御部14を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、機器での消費電力が抑制されるように機器を管理する管理装置、機器管理方法、管理システムに関する。
従来から、使用電力量を予測し、設定された目標を基に機器(電力消費機器)の動作を制御する(電力)管理装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の管理装置は、使用電力の検出履歴に基づいて、消費電力検出時から予め定める目標期間終了時までの予測使用電力量を算出する。この管理装置は、算出された予測使用電力量と予め定める目標使用電力量とに基づいて、使用電力検出時から目標期間終了までの予定使用電力を算出し、現在の使用電力が予定使用電力を超えているとき、機器の電力モードを制御して機器の動作を制限する。予定使用電力は、目標使用電力量を達成するために使用可能な最大の電力を単位時間ごとに示す。
また、特許文献1には、管理装置が、目標期間における上限使用電力量である目標使用電力量を複数段階設定することも記載されている。たとえば目標期間が1か月単位である場合、管理装置は、前年同月の使用電力量に0.9を乗じた標準目標と、標準目標に0.9を乗じた努力目標とを設定する。この場合、管理装置は、最初は達成が厳しい方の努力目標を当面の目標とし、努力目標が達成できないと分かった時点で、目標を標準目標に設定し直す。
特開2012−19579号公報
しかし、特許文献1に記載の管理装置は、現在の消費(使用)電力が予定使用電力を超えると機器の動作を制限するので、消費電力が一時的に増加したような場合でも機器の動作が制限されることになる。したがって、機器の動作が過剰に制限されて、ユーザの快適性が損なわれる可能性がある。
また、この管理装置は、努力目標が達成できないと分かった時点で目標を下げるので、努力目標が達成できないと一旦判断されると、挽回が可能な場合でも目標が下げられることになり、結果的に、機器での消費電力の削減効果が十分に得られない可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されており、ユーザの快適性を確保しつつ機器での消費電力の削減効果が得られる管理装置、機器管理方法、管理システムを提供することを目的とする。
本発明の管理装置は、機器の運転パターンを複数通り記憶した記憶部と、計測器で計測された前記機器での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における前記機器での消費電力の積算値を前記第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測部と、前記予測部の予測値が第1の閾値を超える場合に、当該予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択する選択部と、前記選択部で選択された前記運転パターンに従って前記機器を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
この管理装置において、前記選択部は、前記予測部の予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とする前記運転パターンが存在しない場合、当該予測値が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下となるように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択するように構成されていることが望ましい。
この管理装置において、前記選択部は、前記予測部の予測値が前記第2の閾値以下となる前記運転パターンが存在しない場合、当該予測値の前記第2の閾値からの超過率または当該予測値が前記第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とするように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択するように構成されていることがより望ましい。
この管理装置において、前記選択部は、前記予測部の予測値の前記第2の閾値からの超過率または当該予測値が前記第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする前記運転パターンが存在しない場合、前記記憶部に記憶されている前記運転パターンを変更するように構成されていることがより望ましい。
この管理装置において、前記選択部は、前記予測部の予測値の前記第2の閾値からの超過率または当該予測値が前記第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする前記運転パターンが存在しない場合、前記第2の閾値を変更するように構成されていることが望ましい。
この管理装置において、前記予測部は、前記機器の仕様情報と前記機器の運転スケジュールとを用いて前記機器での消費電力の積算値を予測するように構成されていることがより望ましい。
この管理装置において、気象データを取得する取得部をさらに備え、前記予測部は、前記取得部が取得した前記気象データを用いて前記機器での消費電力の積算値を予測するように構成されていることがより望ましい。
本発明の機器管理方法は、計測器で計測された機器での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における前記機器での消費電力の積算値を前記第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測過程と、前記予測過程の予測値が第1の閾値を超える場合に、当該予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、前記機器の複数通りの運転パターンの中から、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択する選択過程と、前記選択過程で選択された前記運転パターンに従って前記機器を制御する制御過程とを有することを特徴とする。
本発明の管理システムは、複数の機器と、前記機器での消費電力を計測する計測器と、前記機器を制御する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記機器の運転パターンを複数通り記憶した記憶部と、前記計測器で計測された前記機器での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における前記機器での消費電力の積算値を前記第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測部と、前記予測部の予測値が第1の閾値を超える場合に、当該予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択する選択部と、前記選択部で選択された前記運転パターンに従って前記機器を制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明は、予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値の第1の閾値からの超過率または予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。これにより、予測値が第1の閾値を超えることを許容しつつ、機器での消費電力の削減効果は得られるので、ユーザの快適性を確保しつつ機器での消費電力の削減効果が得られる、という利点がある。
実施形態に係る管理システムの概略ブロック図である。 電気料金単価の説明図である。 実施形態2に係る予測部の予測値の分布を表す説明図である。
下記実施形態で説明する管理システムは、機器での消費電力が抑制されるように機器を管理するシステムである。以下では、電力需要家としての戸建て住宅に管理システムが用いられる場合を例として説明する。
ここで、管理システムが用いられる電力需要家は、発電および送電を行う電力会社、あるいは電力会社に代わって電力管理を行うサービス事業者との契約の一例として、電力使用量の増加に伴い電気料金単価が段階的に上昇する段階式電気料金を採用している。この例では、電力需要家は、所定の第1の期間毎の電力使用量に応じて電気料金単価が決定する。具体的には、電力使用量が、第1の閾値以下であれば第1段階料金、第1の閾値より大きく第2の閾値以下であれば第2段階料金(>第1段階料金)、第2の閾値より大きければ第3段階料金(>第2段階料金)がそれぞれ適用される。なお、第2の閾値は第1の閾値より大きく設定されている。
たとえば第1の期間が1月1日〜12月31日の1年間である場合、図2に示すように、8月の時点で、同年1月からの消費電力の積算値(電力使用量)が第1の閾値E1を超えることにより、電気料金単価は第1段階料金R1から第2段階料金R2へ移行する。さらに、10月の時点で同年1月からの消費電力の積算値(電力使用量)が第2の閾値E2(>E1)を超えることにより、電気料金単価は第2段階料金R2から第3段階料金R3へ移行する。なお、図2では、横軸が第1の期間における電力使用量、縦軸が電気料金単価を表しており、斜線部の面積が電気料金に相当する。
そこで、管理システムは、電力需要家での電気料金単価を安く抑えるため、第1の期間毎の使用電力量が予め設定される目標値(第1の閾値、第2の閾値)を超過しないように、電力需要家における機器での消費電力を抑制する。ただし、管理システムは、戸建て住宅に限らず、たとえば集合住宅の各住戸、事務所、店舗等の電力需要家に用いられていてもよい。
なお、図2は段階式電気料金を説明するためのモデルケースとしてある電力需要家の電気料金を例示しているに過ぎず、管理システムが用いられるケースを限定する趣旨ではなく、第1の期間についても1年間に限らずたとえば30分、1か月等であってもよい。また、管理システムが用いられる電力需要家と電力会社あるいはサービス事業者との契約についても、上述の段階式電気料金は一例に過ぎず、その他の料金形態が採用されていてもよい。
管理システム10は、図1に示すように、複数の機器21,22,23…(以下、各々を区別しないときにはまとめて「機器2」という)と、機器2での消費電力を計測する計測器3と、機器2を制御する管理装置1とを備えている。
管理装置1は、機器2の運転パターンを複数通り記憶した記憶部11と、計測器3で計測された機器2での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における機器2での消費電力の積算値を第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測部12とを備えている。管理装置1は、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値の第1の閾値からの超過率または予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する選択部13を備えている。さらに、管理装置1は、選択部13で選択された運転パターンに従って機器2を制御する制御部14を備えている。
また、選択部13は、予測部12の予測値の第1の閾値からの超過率または予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とする、という条件を満たす運転パターンが存在しない場合、次のように運転パターンを選択することが望ましい。すなわち、選択部13は、上記条件を満たす運転パターンが存在しない場合、予測値が第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下となるように、第2の期間単位で運転パターンを選択することが望ましい。
さらに、選択部13は、予測部12の予測値が第2の閾値以下となる、という条件を満たす運転パターンが存在しない場合、次のように運転パターンを選択することが望ましい。すなわち、選択部13は、上記条件を満たす運転パターンが存在しない場合、予測値の第2の閾値からの超過率または予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択することが望ましい。
また、選択部13は、予測値の第2の閾値からの超過率または予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする、という条件を満たす運転パターンが存在しない場合、記憶部11に記憶されている運転パターンを変更することが望ましい。あるいは、選択部13は、予測値の第2の閾値からの超過率または予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする、という条件を満たす運転パターンが存在しない場合、第2の閾値を変更するように構成されていることが望ましい。
さらにまた、予測部12は、機器2の仕様情報と機器2の運転スケジュールとを用いて機器2での消費電力の積算値を予測するように構成されていることが望ましい。
また、管理装置1は、気象データを取得する取得部15をさらに備え、予測部12は、取得部15が取得した気象データを用いて機器2での消費電力の積算値を予測するように構成されていることが望ましい。
(実施形態1)
本実施形態に係る管理システム10において、複数の機器2は、電力需要家で使用される各種の家電機器や設備機器等であって、図1の例ではエアコン(空調装置)21、電気給湯器22、冷蔵庫23等を含んでいる。その他の機器2としては、IHクッキングヒータ、炊飯器、電子レンジ、空気清浄機、全熱交換器、照明器具などがある。
ここで、機器2は、消費エネルギーの比較的小さい省エネモードと、消費エネルギーの比較的大きい通常モードとの少なくとも2つの運転モードを切替可能に構成されている。つまり、機器2は、運転モードが1種類ではなく、消費エネルギーの大きさが異なる2つ以上の運転モードを切替可能に構成されている。
たとえば、エアコン21は、冷房運転時の設定温度が規定温度より低い、または暖房運転時の設定温度が規定温度より高いと通常モードとなり、冷房運転時の設定温度が規定温度より高い、または暖房運転時の設定温度が規定温度より低いと省エネモードとなる。電気給湯器22であれば、沸き上げ湯量が規定量より多ければ通常モードとなり、沸き上げ湯量が規定量より少なければ省エネモードとなる。冷蔵庫23は、庫内の設定温度が規定温度より低ければ通常モード、規定温度より高ければ省エネモードとなる。
電力需要家には、系統電源(商用電源)41の引込線に接続された分電盤4が設けられている。分電盤4には、系統電源41に接続される主幹系統に挿入された主幹ブレーカ(図示せず)と、主幹ブレーカの二次側から分岐する複数の分岐系統ごとに挿入された分岐ブレーカ(図示せず)とが収納されている。
計測器3は、分電盤4内に設けられており、機器2での消費電力の実績値を計測して計測結果を管理装置1に送信する。計測器3は、主幹系統並びに各分岐系統に流れる電流値と、主幹系統の電圧値とをそれぞれ計測し、これらの電流値および電圧値に基づいて、主幹系統および各分岐系統の所定箇所に設定された計測点を通して供給される電力値(瞬時電力)を求める。さらに、計測器3は、電力値の積算処理を行い、瞬時電力だけでなく電力量(積算電力)についても算出している。
計測器3は、管理装置1との間で通信を行う通信部(図示せず)を有しており、定期的にあるいは管理装置1からの要求に応答する形で、計測結果(瞬時電力および積算電力)を通信部から管理装置1へ送信する。なお、計測器3は、他の内器(主幹ブレーカや分岐ブレーカ)と一緒に分電盤4内に収納されているが、この構成に限らず、分電盤4と並べて設置されていてもよい。また、計測器3は、機器2での消費電力の実績値を計測して計測結果を管理装置1へ出力する機能があればよく、たとえばスマートメータのように通信機能を有した検針用のメータや、計測機能および通信機能を有するスマートコンセントなどであってもよい。
本実施形態では、管理装置1は、種々の情報を表示したりユーザからの操作入力を受け付けたりするためのユーザインタフェースとして表示端末5を利用する。そのため、管理装置1は、それ自身には表示部やユーザからの操作入力を受け付ける操作入力部を持たない構成とするが、それ自身に表示部や操作入力部が設けられていてもよい。表示端末5は、タッチパネルディスプレイを採用しており、管理装置1から取得した情報を表示したり、ユーザの操作入力に応じた信号を管理装置1へ出力したりする。管理装置1は、専用の表示端末5の代わりに、タブレット端末やスマートフォン、パーソナルコンピュータやテレビ受像機等をユーザインタフェースに用いる構成であってもよい。
また、管理装置1は、ルータ6を介してインターネットなどのネットワーク61に接続されている。管理装置1は、ネットワーク61に接続されたサーバ7との間で情報の授受が可能に構成されている。
<管理装置の構成>
管理装置1は、上述したように記憶部11と予測部12と選択部13と制御部14とを備え、本実施形態ではさらに取得部15と表示制御部16とを備えている。また、管理装置1は、機器2および表示端末5との間で通信を行う第1通信部111と、計測器3との間で通信を行う第2通信部112と、ルータ6に接続された第3通信部113とをさらに備えている。
ここでは、第1通信部111および第2通信部112の各々は、電波を伝送媒体に用いた無線通信により通信相手との間で双方向に通信を行い、第3通信部113はルータ6に有線接続されている。無線通信方式としては、たとえば400MHz帯特定小電力無線や900MHz帯特定小電力無線やWi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などの方式が適用される。ただし、第1通信部111および第2通信部112の各々と通信相手との間の通信は、無線通信に限らず有線通信であってもよく、また、中継器を介しての通信であってもよい。
本実施形態では、管理装置1は、マイコン(マイクロコンピュータ)を主構成としており、メモリ(図示せず)に記憶されている所定のプログラムを実行することにより、各部の機能を実現する。
本実施形態における管理装置1は、その基本的な機能として、制御部14にて機器2を制御する機能と、計測器3から取得した機器2での消費電力の実績値に基づく表示情報を表示制御部16にて表示端末5に表示させる機能とを有している。
要するに、管理装置1は、HEMS(Home Energy Management System)のコントローラとして機能し、機器2を制御したり、機器2での消費電力を可視化(見える化)したりする。そのため、本実施形態の管理システム10によれば、機器2での電力の消費状況を管理することが可能になり、機器2での無駄な電力消費を抑えることができる。
具体的には、管理装置1は、第1通信部111にて機器2と通信を行い、且つ第2通信部112にて計測器3と通信を行うことにより、計測器3での計測結果に基づいて制御部14にて機器2を自動的に制御するように構成されている。さらに、管理装置1は、表示端末5においてユーザによる所定の操作が為されることにより発生する操作コマンドに従って機器2を制御する機能も有している。つまり、管理装置1は、第1通信部111にて表示端末5と通信することにより表示端末5から操作コマンドを取得し、この操作コマンドに対応する制御コマンドを機器2に対して第1通信部111から送信し、機器2の制御を実行する。
また、管理装置1は、第1通信部111にて表示端末5と通信を行うことにより、計測器3での計測結果に基づく表示情報を表示制御部16にて表示端末5に表示させるように構成されている。管理装置1は、たとえば計測器3での計測結果としての電力需要家の全機器2での消費電力(主幹系統の電力)、並びに分岐系統ごとの消費電力を表示情報とし、この表示情報を表す伝送データを表示端末5に送信する。ここで、管理装置1は、計測器3が一定時間間隔(たとえば5秒間隔)で計測結果(消費電力)を更新する都度、伝送データを送信し表示端末5にて表示される表示情報を更新する。
なお、表示端末5に表示される表示情報は、表示端末5の操作によって切替可能であり、ユーザは、電力需要家の全機器2での消費電力と分岐系統ごとの消費電力とを切り替えて表示させたり、瞬時電力と積算電力とを切り替えて表示させたりすることができる。
次に、本実施形態に係る管理装置1の各部の詳細について説明する。
記憶部11は、機器2の運転パターンを複数通り記憶している。ここでいう運転パターンは、複数の機器21,22,23…の動作状態の組み合わせを意味している。動作状態には、各機器2における運転(稼動)/停止の別、並びに運転時における運転モードを含んでいる。そのため、エアコン21、電気給湯器22、冷蔵庫23の運転パターンの一例としては、エアコン21が通常モードで、電気給湯器22が省エネモードで、冷蔵庫23が通常モードであるような動作状態の組み合わせがある。さらに、運転パターンは、たとえば1日に6時間まで、20時〜24時の時間帯のみ、というように機器2を運転(稼動)させる時間の制限を含んでいてもよい。記憶部11は、このような機器2の運転パターンを予め複数通り記憶している。
選択部13は、記憶部11に記憶されている運転パターンの中から任意の運転パターンを選択する。制御部14は、選択部13で選択された運転パターンに従って機器2を制御する。本実施形態では、選択部13は全ての機器2の運転モードが通常モードであるような運転パターンをデフォルトとして選択する。ただし、選択部13がデフォルトとして選択する運転パターンは、表示端末5を用いてユーザが任意に設定して記憶部11に予め記憶されていてもよい。
予測部12は、計測器3で計測された機器2での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における機器2での消費電力の積算値を第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測するように構成されている。ここで、機器2での消費電力の積算値は、電力需要家の全機器2での消費電力(主幹系統の電力)の積算値である。本実施形態では一例として、第1の期間が1月1日〜12月31日の1年間であって、第2の期間が0:00〜24:00の24時間(1日)であると仮定する。
すなわち、予測部12は、計測器3の計測結果を用いて、当年の1月1日〜12月31日の機器2での消費電力の積算値を1日毎に予測する。なお、予測部12は、毎日決められた時刻(たとえば0:00)に、当年の機器2での消費電力の積算値を予測するように構成されている。
具体的には、当年(1月1日〜12月31日)のうち1月1日から現時点までの期間については計測器3で計測された消費電力量の実績値があるので、予測部12は、当年のうち現時点から12月31日までの期間について1日単位で消費電力量を推測する。このとき、予測部12は、選択部13で現在選択されている運転パターンを用いて、当年のうち現時点から12月31日までの期間についての消費電力量を推測する。予測部12は、1月1日から現時点までの期間の消費電力量(実績値)に、推測した現時点以降の各日の消費電力量(推測値)を加算することにより、当年の機器2での消費電力の積算値を予測する。
ここで、本実施形態における予測部12は、機器2の仕様情報と機器2の運転スケジュールとを用いて機器2での消費電力の積算値を予測するように構成されている。つまり、予測部12は、計測器3の計測結果に加えて、運転モードごとの定格電力や待機電力などの各機器2の仕様を表す仕様情報と、曜日や時間帯ごとの機器2の運転予定を表す運転スケジュールとを用いて、当年の消費電力の積算値を予測する。
管理装置1は、仕様情報や運転スケジュールについては、機器2の識別子(型番など)に基づいてネットワーク61を介して第3通信部113にてサーバ7から取得してもよいし、表示端末5にてユーザが入力した情報を用いてもよい。また、管理装置1は、計測器3の計測結果を記憶部11に随時記憶しており、統計データから仕様情報や運転スケジュールを求めてもよい。
さらに、本実施形態の予測部12は、取得部15がサーバ7から取得する気象データを用いて、機器2での消費電力の積算値を予測するように構成されている。取得部15は、季節予報などの気象データを、ネットワーク61を介して第3通信部113にてサーバ7から取得するように構成されており、予測部12では、この気象データを消費電力の積算値の予測に用いる。
ここで、現時点以降の各日の消費電力量の推測方法は機器2の種別によっても異なり、代表的な機器2についての推測方法は次のようになる。
たとえば暖房運転時のエアコン21については、予測部12は、A11・(ΔT)+A12・(ΔT)+A13・P11により消費電力量を推定する。ここで、A11、A12、A13は係数、ΔTは設定温度−外気温度、P11は暖房運転時のエアコン21の定格消費電力である。冷房運転時のエアコン21については、予測部12は、A14・(ΔT)+A15・(ΔT)+A16・P12により消費電力量を推定する。ここで、A14、A15、A16は係数、ΔTは外気温度−設定温度、P12は冷房運転時のエアコン21の定格消費電力である。
電気給湯器22については、予測部12は、A21・(ΔT)+A22・(ΔT)+A23・Pにより消費電力量を推定する。ここで、A21、A22、A23は係数、ΔTは設定温度−給水(水道水)温度、Pは電気給湯器22の定格消費電力である。冷蔵庫23については、予測部12は、A31・(ΔT)+A32・(ΔT)+A33・Pにより消費電力量を推定する。ここで、A31、A32、A33は係数、ΔTは室内温度−設定温度、Pは冷蔵庫23の定格消費電力である。
IHクッキングヒータについては、予測部12は、A41・T+A42・Pにより消費電力量を推定する。ここで、A41、A42は係数、Tは設定温度、PはIHクッキングヒータの定格消費電力である。温度に関係のない他の機器2については、予測部12は、A51・Pにより消費電力量を推定する。ここで、A51は係数、Pは機器2の定格消費電力である。
なお、上記の各係数は、統計的データに基づいて初期値が予め決められており、電力需要家ごとに実績値に基づいて回帰分析法等により随時修正される。
以下では、予測部12で予測された当年の機器2での消費電力の積算値を「予測値」という。
選択部13は、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。すなわち、選択部13は、予測部12の予測値(第1の期間における機器2での消費電力の積算値の予測値)と所定の第1の閾値とを比較し、その結果に応じて、第2の期間単位で機器2の運転パターンを選択する。
ここで、第1の閾値は、上述のように段階式電気料金において第1段階料金から第2段階料金へと切り替わる電力使用量であって、表示端末5を用いてユーザが設定して記憶部11に予め記憶される。第1の許容値は、たとえば0〜100〔%〕の範囲でユーザが任意に設定する値であって、表示端末5を用いてユーザが設定し第1の閾値と組にして記憶部11に予め記憶される。
選択部13は、予測部12の予測値が第1の閾値以下であれば、現在選択中の運転パターンを継続して選択する。つまり、予測値が第1の閾値以下であれば、選択部13は運転パターンを変更しない。一方、予測部12の予測値が第1の閾値を超えていれば、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
具体的には、予測値が第1の閾値を超えると、選択部13は、記憶部11内の運転パターンのうち現在選択している以外の運転パターンを選択した場合のシミュレーションを予測部12にて行い、その場合の予測値と第1の閾値とを比較する。その結果、予測値の第1の閾値からの超過率が第1の許容値以下となるような運転パターンを、選択部13は第2の期間単位で選択する。予測値の第1の閾値からの超過率が第1の許容値以下となる運転パターンが複数あれば、選択部13は、これら複数の運転パターンのうち予測値が最大の、つまり機器2の動作制限が最も緩い運転パターンを選択する。
ここにおいて、予測値の第1の閾値からの超過率は以下のようにして算出される。
すなわち、予測値の第1の閾値からの超過率は、第1の閾値からの予測値の超過分を、第1の閾値で除することによって算出される。つまり、予測値の第1の閾値からの超過率は、超過率=(予測値−第1の閾値)/(第1の閾値)×100〔%〕で表され、たとえば予測値が第1の閾値の1.1倍であれば“10%”となる。
管理装置1は、上述したように予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とする運転パターンを選択するので、ユーザが設定した第1の許容値で決まる範囲内で予測値が第1の閾値を超えることが許容される。すなわち、上述したように選択部13が運転パターンを選択することで、予測値が第1の閾値を超えることをある程度許容しつつ、第1の期間における機器2での消費電力の削減効果が十分に得られる。
ところで、記憶部11に記憶されている運転パターンの中に、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とする、という条件を満たす運転パターンが存在しない可能性もある。そこで、本実施形態では、選択部13は、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、予測値が第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下となるように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
ここで、第2の閾値は、第1の閾値よりも大きく、上述のように段階式電気料金において第2段階料金から第3段階料金へと切り替わる電力使用量であって、表示端末5を用いてユーザが設定して記憶部11に予め記憶される。
具体的には、上記条件を満たす運転パターンが存在しなければ、選択部13は、記憶部11内の運転パターンのうち現在選択している以外の運転パターンを選択した場合のシミュレーションを予測部12にて行い、その場合の予測値と第2の閾値とを比較する。その結果、予測値が第2の閾値以下となるような運転パターンを、選択部13は第2の期間単位で選択する。予測値が第2の閾値以下となる運転パターンが複数あれば、選択部13は、これら複数の運転パターンのうち予測値が最大の、つまり機器2の動作制限が最も緩い運転パターンを選択する。
また、記憶部11に記憶されている運転パターンの中に、予測部12の予測値が第2の閾値以下となる、という条件を満たす運転パターンが存在しない可能性もある。そこで、本実施形態では、選択部13は、予測部12の予測値が第2の閾値以下となる運転パターンが存在しない場合、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
ここで、第2の許容値は、たとえば0〜100〔%〕の範囲でユーザが任意に設定する値であって、表示端末5を用いてユーザが設定し第2の閾値と組にして記憶部11に予め記憶される。
具体的には、上記条件を満たす運転パターンが存在しなければ、選択部13は、記憶部11内の運転パターンのうち現在選択している以外の運転パターンを選択した場合のシミュレーションを予測部12にて行い、その場合の予測値と第2の閾値とを比較する。その結果、予測値の第2の閾値からの超過率が第2の許容値以下となるような運転パターンを、選択部13は第2の期間単位で選択する。予測値の第2の閾値からの超過率が第2の許容値以下となる運転パターンが複数あれば、選択部13は、これら複数の運転パターンのうち予測値が最大の、つまり機器2の動作制限が最も緩い運転パターンを選択する。
さらにまた、記憶部11に記憶されている運転パターンの中に、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とする、という条件を満たす運転パターンが存在しない可能性もある。そこで、本実施形態では、選択部13は、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、記憶部11に記憶されている運転パターンを変更するように構成されている。
具体的には、上記条件を満たす運転パターンが存在しなければ、選択部13は、機器2での消費電力が削減されるように、記憶部11内の運転パターンを変更する。選択部13は、既存の運転パターンに対して、たとえば停止させる機器2を増やしたり、1日に6時間まで、20時〜24時の時間帯のみ、というように機器2を運転(稼動)させる時間の制限を加えたりすることで、運転パターンを変更する。選択部13は、変更後の運転パターンを選択することで、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とすることが可能になる。
あるいは、選択部13は、予測部12の予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、第2の閾値を変更するように構成されていてもよい。
具体的には、上記条件を満たす運転パターンが存在しなければ、選択部13は、第2の閾値を大きくするように、記憶部11内の第2の閾値を変更する。このとき、選択部13は、第2の閾値を自動的に変更してもよいし、ユーザに新たな第2の閾値を設定させることによって第2の閾値を変更してもよい。予測部12は変更後の第2の閾値を適用することで、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とすることが可能になる。
<管理装置の動作>
次に、本実施形態に係る管理装置1の動作、つまり管理装置1を用いた機器管理方法について説明する。ここでは、第1の閾値が3600kWh、第2の閾値が5400kWhに設定されている場合を例として説明する。また、第1の許容値は電力需要家ごとに任意に設定されており、第1の電力需要家では100%、第2の電力需要家では70%、第3の電力需要家では0%に設定されていると仮定する。第3の許容値は電力需要家ごとに任意に設定されており、第1の電力需要家では80%、第2の電力需要家では10%、第3の電力需要家では0%に設定されていると仮定する。
管理装置1は、まず計測器3で計測された機器2での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における機器2での消費電力の積算値を第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する(予測過程)。
予測値が第1の閾値を超える場合、管理装置1は、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように、機器2の複数通りの運転パターンの中から、第2の期間単位で運転パターンを選択する(選択過程)。すなわち、管理装置1は、予測値が3600kWhを超える場合、予測値の3600kWhからの超過率を第1の許容値以下とするように、機器2の複数通りの運転パターンの中から運転パターンを選択する。
ここで、第1の電力需要家では第1の許容値は100%であるから、予測値の3600kWhからの超過率が100%以下、つまり予測値が7200kWh以下となるような運転パターンが選択される。第2の電力需要家では第1の許容値は70%であるから、予測値の3600kWhからの超過率が70%以下、つまり予測値が6120kWh以下となるような運転パターンが選択される。第3の電力需要家では第1の許容値は0%であるから、予測値の3600kWhからの超過率が0%、つまり予測値が3600kWh以下となるような運転パターンが選択される。
その後、管理装置1は、選択過程で選択された運転パターンに従って機器2を制御する(制御過程)。
また、選択過程において、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、管理装置1は、予測値が第2の閾値以下となるように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。さらに、予測値が第2の閾値以下となる運転パターンが存在しない場合、管理装置1は、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
ここで、第1の電力需要家では第2の許容値は80%であるから、予測値の5400kWhからの超過率が80%以下、つまり予測値が9720kWh以下となるような運転パターンが選択される。第2の電力需要家では第2の許容値は10%であるから、予測値の5400kWhからの超過率が10%以下、つまり予測値が5940kWh以下となるような運転パターンが選択される。第3の電力需要家では第2の許容値は0%であるから、予測値の5400kWhからの超過率が0%、つまり予測値が5400kWh以下となるような運転パターンが選択される。
<本実施形態の効果>
以上説明した本実施形態の管理システム10によれば、選択部13は、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。これにより、予測値が第1の閾値を超えることを許容しつつ、機器2での消費電力の削減効果は得られるので、管理システム10は、ユーザの快適性を確保しつつ機器2での消費電力の削減効果が得られる、という利点がある。
また、選択部13は、予測部12の予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、予測値が第2の閾値以下となるように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。したがって、管理システム10は、予測値の第1の閾値からの超過率が第1の許容値以下となる運転パターンがない場合でも、第1の閾値から第2の閾値へと目標を下げて機器2での消費電力の削減効果を得ることができる。
さらに、選択部13は、予測部12の予測値が第2の閾値以下となる運転パターンが存在しない場合、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。したがって、管理システム10は、予測値が第2の閾値以下となる運転パターンがない場合でも、予測値が第2の閾値を超えることをある程度許容し、機器2での消費電力の削減効果を十分に得ることができる。
また、選択部13は、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、記憶部11に記憶されている運転パターンを変更する。したがって、管理システム10は、予測値の第2の閾値からの超過率が第2の許容値以下となる運転パターンがない場合でも、運転パターンを変更して機器2での消費電力の削減効果を得ることができる。
あるいは、選択部13は、予測部12の予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、第2の閾値を変更する。したがって、管理システム10は、予測値の第2の閾値からの超過率が第2の許容値以下となる運転パターンがない場合でも、第2の閾値を変更して機器2での消費電力の削減効果を得ることができる。
さらにまた、予測部12は、機器2の仕様情報と機器2の運転スケジュールとを用いて機器2での消費電力の積算値を予測するように構成されているので、仕様情報や運転スケジュールを用いない場合に比べ、機器2での消費電力の積算値の予測精度が高くなる。
また、予測部12は、取得部15が取得した気象データを用いて機器2での消費電力の積算値を予測するので、気象データを用いない場合に比べ、機器2での消費電力の積算値の予測精度が高くなる。
(実施形態2)
本実施形態の管理システム10は、選択部13が、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する点で、実施形態1の管理システム10と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については共通の符号を付して適宜説明を省略する。
すなわち、実施形態1においては、選択部13は、予測値が第1の閾値を超える場合、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように、運転パターンを選択していた。これに対し、本実施形態では、選択部13は、予測値が第1の閾値を超える場合、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、運転パターンを選択する。
ここにおいて、予測値が第1の閾値を超える確率は以下のようにして算出される。
すなわち、予測値が第1の閾値を超える確率は、図3に示すような確率密度関数を用いて表される。その前提として、予測値は確定した値ではなく、ユーザの生活パターンや気象データなどの不確定要素によって様々な値をとり得る。ここでは、予測値は正規分布すると仮定する。
そのため、本実施形態では、予測値の平均値μおよび標準偏差σで表されるμ+3σを第1の閾値E1と比較して、μ+3σ>E1となる場合を、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合と定義する。要するに、選択部13は、μ+3σ>E1となる場合に、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
予測値が第1の閾値を超える確率は、第1の閾値E1を超える範囲の確率密度関数の面積(図3の斜線部分の面積)×100〔%〕によって表される。たとえば予測値の平均値が第1の閾値E1であれば、予測値が第1の閾値を超える確率は“50%”となる。
ところで、記憶部11に記憶されている運転パターンの中に、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とする、という条件を満たす運転パターンが存在しない可能性もある。そこで、本実施形態では、選択部13は、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、予測値が第2の閾値以下となるように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
また、本実施形態では、選択部13は、予測部12の予測値が第2の閾値以下となる運転パターンが存在しない場合、予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。
さらにまた、本実施形態では、選択部13は、予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、記憶部11に記憶されている運転パターンを変更するように構成されている。あるいは、選択部13は、予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合に第2の閾値を変更する構成であってもよい。
<本実施形態の効果>
以上説明した本実施形態の管理システム10によれば、選択部13は、予測部12の予測値が第1の閾値を超える場合に、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。これにより、予測値が第1の閾値を超えることを許容しつつ、機器2での消費電力の削減効果は得られるので、管理システム10は、ユーザの快適性を確保しつつ機器2での消費電力の削減効果が得られる、という利点がある。
また、選択部13は、予測部12の予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、予測値が第2の閾値以下となるように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。したがって、管理システム10は、予測値が第1の閾値を超える確率が第1の許容値以下となる運転パターンがない場合でも、第1の閾値から第2の閾値へと目標を下げて機器2での消費電力の削減効果を得ることができる。
さらに、選択部13は、予測部12の予測値が第2の閾値以下となる運転パターンが存在しない場合、予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とするように、第2の期間単位で運転パターンを選択する。したがって、管理システム10は、予測値が第2の閾値以下となる運転パターンがない場合でも、予測値が第2の閾値を超えることをある程度許容し、機器2での消費電力の削減効果を十分に得ることができる。
また、選択部13は、予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、記憶部11に記憶されている運転パターンを変更する。したがって、管理システム10は、予測値が第2の閾値を超える確率が第2の許容値以下となる運転パターンがない場合でも、運転パターンを変更して機器2での消費電力の削減効果を得ることができる。
あるいは、選択部13は、予測部12の予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする運転パターンが存在しない場合、第2の閾値を変更する。したがって、管理システム10は、予測値が第2の閾値を超える確率が第2の許容値以下となる運転パターンがない場合でも、第2の閾値を変更して機器2での消費電力の削減効果を得ることができる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
ところで、実施形態1では、選択部13は、予測値の第1の閾値からの超過率を第1の許容値以下とするように運転パターンを選択し、また、予測値の第2の閾値からの超過率を第2の許容値以下とするように運転パターンを選択する。つまり、実施形態1では、選択部13は、第1の閾値と第2の閾値とのいずれについても予測値の閾値からの超過率を許容値(第1の許容値または第2の許容値)以下とするように運転パターンを選択する。
これに対して、実施形態2では、選択部13は、予測値が第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように運転パターンを選択し、また、予測値が第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とするように運転パターンを選択する。つまり、実施形態2では、選択部13は、第1の閾値と第2の閾値とのいずれについても予測値が閾値を超える確率を許容値(第1の許容値または第2の許容値)以下とするように運転パターンを選択する。
ただし、上述した例に限らず、実施形態1の構成と実施形態2の構成とを適宜組み合わせてもよい。すなわち、選択部13は、第1の閾値と第2の閾値との一方については予測値の閾値からの超過率を許容値以下とし、他方については予測値が閾値を超える確率を許容値以下とするように運転パターンを選択してもよい。
1 管理装置
11 記憶部
12 予測部
13 選択部
14 制御部
15 取得部
2,21,22,23… 機器
3 計測器

Claims (9)

  1. 機器の運転パターンを複数通り記憶した記憶部と、
    計測器で計測された前記機器での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における前記機器での消費電力の積算値を前記第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測部と、
    前記予測部の予測値が第1の閾値を超える場合に、当該予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択する選択部と、
    前記選択部で選択された前記運転パターンに従って前記機器を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする管理装置。
  2. 前記選択部は、前記予測部の予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とする前記運転パターンが存在しない場合、当該予測値が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下となるように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記選択部は、前記予測部の予測値が前記第2の閾値以下となる前記運転パターンが存在しない場合、当該予測値の前記第2の閾値からの超過率または当該予測値が前記第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とするように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記選択部は、前記予測部の予測値の前記第2の閾値からの超過率または当該予測値が前記第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする前記運転パターンが存在しない場合、前記記憶部に記憶されている前記運転パターンを変更するように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記選択部は、前記予測部の予測値の前記第2の閾値からの超過率または当該予測値が前記第2の閾値を超える確率を第2の許容値以下とする前記運転パターンが存在しない場合、前記第2の閾値を変更するように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  6. 前記予測部は、前記機器の仕様情報と前記機器の運転スケジュールとを用いて前記機器での消費電力の積算値を予測するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 気象データを取得する取得部をさらに備え、
    前記予測部は、前記取得部が取得した前記気象データを用いて前記機器での消費電力の積算値を予測するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 計測器で計測された機器での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における前記機器での消費電力の積算値を前記第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測過程と、
    前記予測過程の予測値が第1の閾値を超える場合に、当該予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、前記機器の複数通りの運転パターンの中から、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択する選択過程と、
    前記選択過程で選択された前記運転パターンに従って前記機器を制御する制御過程と
    を有することを特徴とする機器管理方法。
  9. 複数の機器と、
    前記機器での消費電力を計測する計測器と、
    前記機器を制御する管理装置とを備え、
    前記管理装置は、
    前記機器の運転パターンを複数通り記憶した記憶部と、
    前記計測器で計測された前記機器での消費電力の実績値を用いて、第1の期間における前記機器での消費電力の積算値を前記第1の期間よりも短い第2の期間毎に予測する予測部と、
    前記予測部の予測値が第1の閾値を超える場合に、当該予測値の前記第1の閾値からの超過率または当該予測値が前記第1の閾値を超える確率を第1の許容値以下とするように、前記第2の期間単位で前記運転パターンを選択する選択部と、
    前記選択部で選択された前記運転パターンに従って前記機器を制御する制御部と
    を有することを特徴とする管理システム。
JP2013101337A 2013-05-13 2013-05-13 管理装置、機器管理方法、管理システム Pending JP2014222396A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013101337A JP2014222396A (ja) 2013-05-13 2013-05-13 管理装置、機器管理方法、管理システム
CN201480027349.2A CN105229893B (zh) 2013-05-13 2014-04-23 管理装置、设备管理方法、管理系统
PCT/JP2014/002279 WO2014185014A1 (ja) 2013-05-13 2014-04-23 管理装置、機器管理方法、管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013101337A JP2014222396A (ja) 2013-05-13 2013-05-13 管理装置、機器管理方法、管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014222396A true JP2014222396A (ja) 2014-11-27

Family

ID=51898007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013101337A Pending JP2014222396A (ja) 2013-05-13 2013-05-13 管理装置、機器管理方法、管理システム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2014222396A (ja)
CN (1) CN105229893B (ja)
WO (1) WO2014185014A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019193333A (ja) * 2018-04-18 2019-10-31 株式会社デンソー 端末、プログラム、およびエネルギー管理システム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6191897B1 (ja) * 2016-07-29 2017-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 エネルギー管理装置およびエネルギー管理方法
CN110419151B (zh) * 2017-03-13 2022-11-15 松下知识产权经营株式会社 电力控制装置和电力系统
CN107689671A (zh) * 2017-08-31 2018-02-13 珠海格力电器股份有限公司 用电量控制方法及装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60190124A (ja) * 1984-03-08 1985-09-27 川崎製鉄株式会社 契約電力量の超過防止方法
JP4785298B2 (ja) * 2001-08-17 2011-10-05 四国電力株式会社 予測電気料金計算サーバコンピュータ
EP1850440B1 (en) * 2005-02-08 2017-07-05 Kazuo Miwa Building energy management system
JP4841001B2 (ja) * 2007-11-22 2011-12-21 日本電信電話株式会社 分散エネルギーシステム及びその制御方法
JP2009171823A (ja) * 2007-12-21 2009-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力供給制御システムとその制御方法
JP2011078182A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力監視システム
JP2011078168A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力管理システム
US8996184B2 (en) * 2010-05-13 2015-03-31 Lsis Co., Ltd. Apparatus and method for energy management
JP2012019579A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Sharp Corp 電力管理装置、電力管理プログラムおよび記録媒体
JP2013033401A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Panahome Corp 住宅用エネルギー消費量予測装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019193333A (ja) * 2018-04-18 2019-10-31 株式会社デンソー 端末、プログラム、およびエネルギー管理システム
JP7052520B2 (ja) 2018-04-18 2022-04-12 株式会社デンソー 端末、プログラム、およびエネルギー管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014185014A1 (ja) 2014-11-20
CN105229893A (zh) 2016-01-06
CN105229893B (zh) 2018-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Weranga et al. Smart Metering Applications
JP5635005B2 (ja) エネルギーの削減
US11271400B2 (en) Power control device, operation plan planning method, and recording medium
KR101736900B1 (ko) 전기기기, 그를 가지는 전력 관리 시스템 및 그 제어 방법
US9819186B2 (en) Automated demand response system and method
Iwayemi et al. Knowing when to act: An optimal stopping method for smart grid demand response
Lakshmanan et al. Impact of thermostatically controlled loads' demand response activation on aggregated power: A field experiment
JP4906368B2 (ja) 省エネルギ支援システム
US20130218360A1 (en) Aggregate load management at a system level
JP2012094077A (ja) 家庭用エネルギー管理システム
JP5788591B2 (ja) 電力監視装置および電力監視システム
US9257840B2 (en) Synchronized PWM randomization for coordinated load management
JP6965747B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
KR20130066814A (ko) 최대전력 제어 알고리즘을 이용한 전기장치에 대한 전력 제어방법 및 시스템
WO2014185014A1 (ja) 管理装置、機器管理方法、管理システム
JPWO2013168814A1 (ja) エネルギー管理装置、エネルギー管理方法およびプログラム
EP3508799B1 (en) Hot water supply control system, server, hot water supply control method and program
JP2012155713A (ja) 電力網に結合された負荷を制御するための方法および装置
JP2016205739A (ja) 電力制御方法、電力制御装置、および電力制御システム
JP2019190824A (ja) 空調管理システム
JPWO2017109957A1 (ja) 電力管理装置、サーバ、電力管理システム、電力管理方法、及び、プログラム
JP2018026912A (ja) 電力管理システム
JP6395954B2 (ja) 制御装置、制御システム、制御方法、及び、プログラム
Kuzlu et al. Impacts of house sizes, appliance ratings and usage patterns on demand response applications: a case-based study
JP2018200148A (ja) 空調管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141006