JP2017114090A - ボールペン - Google Patents

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章太 本荘
Shota Honjo
章太 本荘
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Abstract

【課題】ボール受け座を有する押圧部材を備えたにもかかわらず、ボールへの円滑なインキ流通性が得られるボールペンを提供する。【解決手段】筒体4が、前端にボール3が抱持された直円筒状の小径筒部41と、該小径筒部41より後方に一体に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ筒部42と、該テーパ筒部42より後方に一体に連設される直円筒状の大径筒部43とを備える。押圧部材5が、前端にボール受け座51aが形成された小径部51と、該小径部51より後方に連設され且つ該小径部51より大きい外径を有する大径部52とを備える。弾発部材6が押圧部材5を前方付勢する。押圧部材5の後方移動を規制する規制壁部43aが筒体4内に形成される。小径部51が、筒体4の小径筒部41の内部及びテーパ筒部42の内部に収容され、大径部52が、筒体4の大径筒部43の内部に摺動可能に収容される。【選択図】 図2

Description

本発明は、ボールペンに関する。
従来この種のボールペンにおいて、例えば、特許文献1には、修正液を充填する液タンクに先端ホルダーを介してチップが装着され、該チップに抱持されている球状塗布体を、スプリングによりチップ先端の液塗布口方向に付勢せしめてその一部を該液塗布口から突出臨かせて置き、球状塗布体をスプリングに抗して液塗布口から後退離間せしめて同液塗布口を開弁する弁機構を備えた塗布具に於いて、前記チップ内に押し子と、この押し子を液塗布口方向に弾発するスプリングとを装填してなり、前記押し子に球状塗布体を回転自在に保持させる座部を設け、且つチップにはスプリングに抗した球状塗布体の後退移動範囲を規制する押し子当接部を設けて、液塗布口の開弁時に押し子が前記押し子当接部に当接する様に構成したことを特徴とする塗布具が開示されている。
また、特許文献2には、前端に転写用ボールを回転自在に抱持させたチップを、インク収容部を設けたチューブの前端に嵌着させてなるボールペンにおいて、前記転写用ボールの後面を、前記チップの軸線を前後方向にして前向きに弾性付勢させたボール受座で押圧して、転写用ボールを、チップの前端のボール抱持部の内面の全周に亘って密接させたことを特徴とするボールペンが記載されている。
特開平8−183285号公報 特開2003−25786号公報
前記特許文献1のボールペンは、チップ内に押し子とスプリングとが同心状に重ねて収容されているため、ボールへの円滑なインキ流通性が得られないおそれがある。また、前記特許文献2のボールペンは、ボール受座の後端面が当接する内向段部が、チップ前端部のボールの近傍に形成されている。そのため、ボールへの円滑なインキ流通性が得られないおそれがある。
本発明は、前記従来の不具合を解消するものであって、ボール受け座を有する押圧部材を備えたにもかかわらず、ボールへの円滑なインキ流通性が得られるボールペンを提供しようとするものである。
尚、本発明において、「前」とはボールペンチップ側を指し、「後」とはその反対側を指す。
本願の第1の発明は、金属製の筒体4の前端に形成された内向きの前端縁部41aと、前記前端縁部41aの後方の筒体4内に前後方向の移動可能に収容され且つ前端にボール受け座51aが形成された押圧部材5と、前記前端縁部41aと前記押圧部材5のボール受け座51aとの間で回転可能に抱持されたボール3と、前記筒体4内に形成され且つ前記押圧部材5の後方移動を規制する規制壁部43aと、前記押圧部材5を前方に付勢する弾発部材6と、を備え、非筆記状態において前記弾発部材6が押圧部材5を前方付勢することにより前記ボール3が前記前端縁部41aの内面に密接されてなるボールペンであって、前記筒体4が、前端にボール3が抱持された直円筒状の小径筒部41と、該小径筒部41より後方に一体に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ筒部42と、該テーパ筒部42より後方に一体に連設される直円筒状の大径筒部43と、を備え、前記押圧部材5が、前端にボール受け座51aが形成された小径部51と、該小径部51より後方に連設され且つ該小径部51より大きい外径を有する大径部52と、を備え、前記小径部51が、前記筒体4の小径筒部41の内部及びテーパ筒部42の内部に収容され、前記大径部52が、前記筒体4の大径筒部43の内部に摺動可能に収容されることを特徴とする。
前記第1の発明のボールペン1は、前記押圧部材5の小径部51が、前記筒体4の小径筒部41の内部及びテーパ筒部42の内部に収容され、前記大径部52が、前記筒体4の大径筒部43の内部に摺動可能に収容されることにより、ボール後方の大きなボールペンチップ2内の空間が確保でき、ボールへの円滑なインキ流通性が得られる。
本願の第2の発明は、前記第1の発明のボールペンにおいて、前記規制壁部43aが前記大径筒部43の内面に形成されることを要件とする。
前記第2の発明のボールペン1は、前記規制壁部43aが前記大径筒部43の内面に形成されることにより、より一層、ボールへの円滑なインキ流通性が得られる。
本発明のボールペンによれば、ボール受け座を有する押圧部材を備えたにもかかわらず、ボールへの円滑なインキ流通性が得られる
本発明の実施の形態の要部縦断面図である。 図1の非筆記状態を示す要部拡大縦断面図である。 図2の要部拡大縦断面図である。 図1の筆記状態を示す要部拡大縦断面図である。 図4の要部拡大縦断面図である。 図1の押圧部材の斜視図である。
図1乃至図6に本発明の実施の形態を示す。
・ボールペン
本実施の形態のボールペン1は、前端部にボール3を回転可能に抱持したボールペンチップ2と、該ボールペンチップ2の後部がその前部に圧入固着されたホルダー7と、該ホルダー7の後部がその前端開口部に圧入固着されたインキ収容筒8と、前記ボールペンチップ2の内部に収容配置された押圧部材5及び弾発部材6とを備える。
・ボールペンチップ
前記ボールペンチップ2は、金属製の筒体4とボール3と押圧部材5と弾発部材6とを備える。前記筒体4が、直円筒状の小径筒部41と、該小径筒部41より後方に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ筒部42と、該テーパ筒部42より後方に連設される直円筒状の大径筒部43とからなる。前記筒体4は、例えば、SUS304、SUS305、SUS321等のオーステナイト系ステンレス鋼により得られる。また、前記筒体4の前端には、周状に内方に押圧変形されることにより、内向きの前端縁部41aが形成される。
・規制壁部、係止壁部
前記大径筒部43の中間部内壁には規制壁部43aが形成される。前記規制壁部43aは、内方突起(例えば、環状の内方突起、または周状に分散配置される複数の内方突起)により形成される。前記内方突起は内方への押圧変形により形成される。
前記大径筒部43の後端内壁には係止壁部43bが形成される。前記係止壁部43bは、内方突起(例えば、環状の内方突起、または周状に分散配置される複数の内方突起)により形成される。前記内方突起は内方への押圧変形により形成される。尚、前記係止壁部43bは、これ以外にも、ホルダー7の内面に形成することもできる。
・ホルダー
前記ホルダー7は合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)の射出成形によって得られる筒状体である。前記ホルダー7は、ボールペンチップ2が取り付けられる先細状の前部と、インキ収容筒8の先端面に当接する鍔部と、インキ収容筒8の前端開口部に圧入される後部とからなる。
・インキ収容筒
前記インキ収容筒8は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)の押出成形により得られる、両端が開口された円筒状部材である。前記インキ収容筒8の内部には、インキと、該インキの消費に伴って前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
・押圧部材
前記押圧部材5が、前端にボール受け座51aが形成された棒状(直円柱状)の小径部51と、該小径部51より後方に連設され且つ該小径部51より大きい外径を有する大径部52とからなる。
前記筒体4の前端縁部41aと規制壁部43aの間に、ボール及び押圧部材5が前後方向に移動可能に収容される。前記大径部52の後端が前記規制壁部43aに当接され、後方移動が規制される。
・小径部
前記小径部51が、筒体4の小径筒部41の内部及びテーパ筒部42の内部に収容される。
前記小径部51の前端のボール受け座51aは、小径部51の前端面に凹面(ボール3の曲率と同じ曲率の凹面)または平面により形成される。前記ボール受け座51aの前面と前記前端縁部41aの後面との間でボール3が回転可能に抱持される。前記小径部51の外径は、筒体4の小径筒部41の内径及びテーパ筒部42の内径より小さく設定される。それにより、小径部51の外面と、筒体4の小径筒部41の内面及びテーパ筒部42の内面との間にインキ流通間隙を形成できる。特に、小径部51の前端のボール受け座51aは、凹面により形成することにより、ボールの径方向のがたつきを防止できる。
・大径部
前記大径部52が、筒体4の大径筒部43の内部に摺動可能に収容される。前記大径部52の外周面には、前後方向に延びる複数本のインキ流通溝52aが貫設される。前記大径部52が大径筒部43の内面に摺動可能に収容されることにより、前記大径部52の外面が大径筒部43の内面にガイドされるため、小径部51の径方向のがたつきが抑えられ、安定した筆記が可能となる。
・弾発部材
前記弾発部材6は、金属線材(例えば、ステンレス鋼製線材)を螺旋状(コイル状)に巻回された圧縮コイルスプリングよりなる。前記弾発部材6の前端部が先細形状に形成される。前記弾発部材6の前端が規制壁部43aを前後に通過して押圧部材5の後端(大径部52の後端)に当接される。前記弾発部材6の後端が、ボールペンチップ2後端(大径筒部43の後端)の係止壁部43bに当接される。弾発部材6により、押圧部材5及びボール3が常時前方に付勢される。
非筆記状態において、前記前端縁部41aの内面とボール3とが密接され、ペン先からのインキ漏出が防止される。筆記状態において、ボール3と前端縁部41aとの密接が解除されるとともに、ボール3の後方移動に伴い前記押圧部材5が後退され、前記押圧部材5の後端が規制壁部43aに当接され、一定のインキ吐出量を維持しながらボール3を安定してボール受け座51aに接触させ、円滑な筆記が可能となる。
本実施の形態のボールペン1は、前記押圧部材5の小径部51が、前記筒体4の小径筒部41の内部及びテーパ筒部42の内部に収容され、前記大径部52が、前記筒体4の大径筒部43の内部に摺動可能に収容されることにより、ボール後方の大きなボールペンチップ2内の空間が確保でき、ボールへの円滑なインキ流通性が得られる。
本実施の形態のボールペン1は、前記規制壁部43aが前記大径筒部43の内面に形成されることにより、より一層、ボールへの円滑なインキ流通性が得られる。
1 ボールペン
2 ボールペンチップ
3 ボール
4 筒体
41 小径筒部
41a 前端縁部
42 テーパ筒部
43 大径筒部
43a 規制壁部
43b 係止壁部
5 押圧部材
51 小径部
51a ボール受け座
52 大径部
52a インキ流通溝
6 弾発部材
7 ホルダー
8 インキ収容筒

Claims (2)

  1. 金属製の筒体の前端に形成された内向きの前端縁部と、前記前端縁部の後方の筒体内に前後方向の移動可能に収容され且つ前端にボール受け座が形成された押圧部材と、前記前端縁部と前記押圧部材のボール受け座との間で回転可能に抱持されたボールと、前記筒体内に形成され且つ前記押圧部材の後方移動を規制する規制壁部と、前記押圧部材を前方に付勢する弾発部材と、を備え、非筆記状態において前記弾発部材が押圧部材を前方付勢することにより前記ボールが前記前端縁部の内面に密接されてなるボールペンであって、前記筒体が、前端にボールが抱持された直円筒状の小径筒部と、該小径筒部より後方に一体に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ筒部と、該テーパ筒部より後方に一体に連設される直円筒状の大径筒部と、を備え、前記押圧部材が、前端にボール受け座が形成された小径部と、該小径部より後方に連設され且つ該小径部より大きい外径を有する大径部と、を備え、前記小径部が、前記筒体の小径筒部の内部及びテーパ筒部の内部に収容され、前記大径部が、前記筒体の大径筒部の内部に摺動可能に収容されることを特徴とするボールペン。
  2. 前記規制壁部が前記大径筒部の内面に形成される請求項1記載のボールペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023074505A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 三菱鉛筆株式会社 ボールペンリフィル及びボールペン

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