JP2017111220A - 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法 - Google Patents

調光フィルム及び調光フィルムの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】FFS方式により調光フィルムを構成する場合に、線状電極の断線による動作不良の領域が発生を防止し、さらに輝度ムラを低減する。
【解決手段】第1及び第2の積層体13、12により液晶層14を挟持し、液晶層14に係る液晶分子14Aの配向を制御して透過光を制御する調光フィルム10において、第1の積層体13には、透明基材21Aの一方の面に、透明電極22A、絶縁層23、線状電極22Bが順次形成され、第1の積層体13の透明電極22A及び線状電極22B間の電界により液晶分子14Aの配向を制御し、隣接する線状電極22Bを短絡するブリッジが設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗用車の窓等に貼り付けて外来光の透過を制御する調光フィルムに関する。
従来、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する調光フィルムに関する工夫が種々に提案されている(特許文献1、2)。このような調光フィルムの1つに、液晶を利用したものがある。この液晶を利用した調光フィルムは、透明電極を作製した透明フィルム材により液晶材料を挟持して液晶セルが作製され、この液晶セルを直線偏光板により挟持して作成される。これによりこの調光フィルムでは、液晶に印加する電界の可変により液晶の配向を可変して外来光を遮光したり透過したりし、さらには透過光量を可変したりし、これらにより外来光の透過を制御する。
この液晶セルの駆動には、液晶表示パネルについて提案されている種々の駆動方法を適用することができ、具体的には、例えばTN(Twisted Nematic)方式、IPS(In−Place−Switching)方式、VA(Virtical Alignment)方式等の駆動方式を適用することができる。しかしながら調光フィルムでは、例えば窓ガラスに貼り付けて種々の方向より見て取られる特長がある。これにより視野角依存性の少ないIPS方式により駆動することが好ましいと考えられる。
またこのIPS方式のうちの、FFS(フリンジフィールドスイッチング)方式によれば、透過率を高くすることができ、これによりこの種の調光フィルムにおける液晶セルの駆動に適用して好ましいと考えられる。ここでFFS方式では、液晶層を挟持する1対の基材のうちの一方の基材に駆動用の透明電極をまとめて作製する構成である。FFS方式では、この一方の基材の全面に、透明電極を作製した後、絶縁層を間に挟んで一定のピッチにより線状電極を作製し、この全面の透明電極と線状電極との間で発生する基材表面の面内方向の電界であるいわゆる横電界により液晶の配向を制御する。
ここでこのように全面の透明電極の上に絶縁層を間に挟んで線状電極を作製する場合、この線状電極の上では、液晶の配向に供する横電界が充分に発生しないことになる。従ってFFS方式において、線状電極の幅が大きくなると、この横電界が充分に発生しない領域が増大して透過率が低下することになる。これによりFFS方式において高い透過率を得るためには、電極幅10μm以下の微細幅により線状電極を作製することが必要である。
またFFS方式では、隣接する線状電極間の中央の部位でも、液晶の配向に供する横電界が充分に形成されないことになる。これによりFFS方式では、線状電極の間隔が広くなると、横電界が充分に発生しない領域が線状電極間で増大して透過率が低下することになる。これによりFFS方式で高い透過率を得るためには、線状電極の間隔も10μm以下とすることが必要になる。
ところでこのようにFFS方式により調光フィルムを作製する場合、電極幅10μm以下の微細幅の線状電極を10μm以下の間隔により大面積の調光を図る部位に配置することが必要になる。この場合、調光フィルムでは、この線状電極が局所的に断線すると、この断線した部位より先端側(電源より遠い側)では、駆動用の電源が供給されないことになる。これによりこのような部位では、液晶駆動用の電界を作製して調光することが困難になり、これにより動作不良の領域が発生する問題がある。特に、調光フィルムでは、大面積の領域で調光を図ることにより、断線により調光することができない動作不良領域も大面積により発生する問題がある。
またFFS方式による調光フィルムにおいて、電極幅10μm以下の微細幅の線状電極を10μm以下の間隔により大面積に配置する場合には、一方向に延長するように線状電極を並べて配置することになるものの、このようにすると線状電極の抵抗による電圧降下により各部で均一に電界を形成することが困難になり、その結果、調光フィルムに輝度ムラが発生する恐れもある。
特開平03−47392号公報 特開平08−184273号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、FFS方式により調光フィルムを構成する場合に、線状電極の断線による動作不良領域の発生を防止し、さらに輝度ムラを低減することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ね、隣接する線状電極を短絡するブリッジを設ける、との着想に至り、本発明を完成するに至った。
具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
(1)第1及び第2の積層体により液晶層を挟持し、前記液晶層に係る液晶分子の配向を制御して透過光を制御する調光フィルムにおいて、
前記第1の積層体には、透明基材の一方の面に、透明電極、絶縁層、線状電極が順次形成され、
前記第1の積層体の前記透明電極及び線状電極間の電界により前記液晶分子の配向を制御し、
隣接する前記線状電極を短絡するブリッジが設けられた調光フィルム。
(1)によれば、このブリッジにより隣接する線状電極間で駆動電源を相互に送受できることにより、線状電極が断線した場合にあっても、駆動用電源の供給が困難になる箇所の発生を防止することができ、これにより動作不良の領域の発生を有効に回避することができる。またブリッジを設けることにより線状電極の各部における駆動用電源の電圧も均一化することができ、これにより輝度ムラを低減することができる。
(2) (1)によれば、
前記ブリッジは、前記線状電極の部材により形成された調光フィルム。
(2)によれば、線状電極の作製工程を有効に利用して、何ら工程数を増大させることなくブリッジを作製することができる。
(3) (1)又は(2)において、
前記ブリッジが、10mm以上100mm以下の間隔により前記線状電極の延長方向に繰り返し設けられた調光フィルム。
(3)によれば、ブリッジを設けたことによる透過率の低下を有効に回避し、さらにはブリッジによる干渉縞の発生等を有効に回避することができる。
(4) 透明フィルム材による基材に透明電極、絶縁層、線状電極、配向層を順次作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、
透明フィルム材による基材に配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程と、
液晶層を間に挟んで前記第1及び第2の積層体を積層して液晶セルを作製する積層工程とを備え、
前記第1の積層体作製工程は、
前記透明電極を作製する透明電極の作製工程と、
前記絶縁層を作製する絶縁層の作製工程と、
前記線状電極を作製する線状電極の作製工程とを備え、
前記線状電極の作製工程は、
前記絶縁層に導電層を作製する導電層作製工程と、
前記導電層をパターンニングして前記線状電極を作製するパターンニング工程を備え、
前記パターンニング工程におけるパターンニングにより、隣接する前記線状電極を短絡するブリッジを形成する調光フィルムの製造方法。
(4)によれば、このブリッジにより隣接する線状電極間で駆動電源を相互に送受できることにより、線状電極が断線した場合にあっても、駆動用電源の供給が困難になる箇所の発生を防止することができ、これにより動作不良の領域の発生を有効に回避することができる。またブリッジを設けることにより線状電極の各部における駆動用電源の電圧も均一化することができ、これにより輝度ムラを低減することができる。
(5) 透明フィルム材による基材に透明電極、絶縁層、線状電極、配向層を順次作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、
透明フィルム材による基材に配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程と、
液晶層を間に挟んで前記第1及び第2の積層体を積層して液晶セルを作製する積層工程とを備え、
前記第1の積層体作製工程は、
前記透明電極を作製する透明電極の作製工程と、
前記絶縁層を作製する絶縁層の作製工程と、
前記線状電極を作製する線状電極の作製工程とを備え、
前記線状電極の作製工程は、
前記絶縁層に導電層を作製する導電層作製工程と、
前記導電層に、前記液晶層の厚みを規制するスペーサーを作製するスペーサー作製工程と、
前記導電層をパターニングして、前記スペーサーによりマスクされる部位が隣接する前記線状電極を短絡するブリッジであるようにして、前記線状電極を作製するパターニング工程とを備える調光フィルムの製造方法。
(5)によれば、このブリッジにより隣接する線状電極間で駆動電源を相互に送受できることにより、線状電極が断線した場合にあっても、駆動用電源の供給が困難になる箇所の発生を防止することができ、これにより動作不良の領域の発生を有効に回避することができる。またブリッジを設けることにより線状電極の各部における駆動用電源の電圧も均一化することができ、これにより輝度ムラを低減することができる。またスペーサーをマスクとして使用してブリッジを作製できることにより、透過率の低下を有効に回避して効率良く調光フィルムを作成することができる。
本発明によれば、FFS方式により調光フィルムを構成する場合に、線状電極の断線による動作不良領域の発生を防止し、さらに輝度ムラを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る調光フィルムを示す団断面図である。 図1の調光フィルムにおける下側積層体を示す図である。 線状電極とブリッジとの関係を示す平面図である。 調光フィルムの製造工程を示すフローチャートである。 図4の製造工程における上側積層体作製工程を示すフローチャートである。 図4の製造工程における下側積層体作製工程を示すフローチャートである。 図6の製造工程の説明に供する図である。 本発明の第2実施形態に係る調光フィルムにおける下側積層体作製工程を示すフローチャートである。 図8の製造工程の説明に供する図である。 本発明の第3実施形態に係る調光フィルムにおける下側積層体の説明に供する図である。 図10の他の例の説明に供する図である。 本発明の第4実施形態に係る調光フィルムにおける下側積層体の説明に供する図である。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る調光フィルムを示す断面図である。この調光フィルム10は、フィルム形状により形成される。この調光フィルム10は、液晶を利用して透過光を制御する調光フィルムであり、それぞれフィルム形状の第1及び第2の積層体である下側積層体13及び上側積層体12により液晶材料を挟持して液晶セル15が作製され、この液晶セル15を直線偏光板16、17により挟持して作成される。ここで液晶セル15は、FFS方式により液晶層14に係る液晶分子14Aを駆動する横電界方式の液晶セルであり、直線偏光板16、17がクロスニコル配置により配置される。これにより下側積層体13は、基材21Aの全面に、FFS方式に係る透明電極22Aが形成され、絶縁層23を間に挟んで透明の線状電極22Bが形成され、続いて配向層24Aが設けられる。また上側積層体12は、基材21Bに配向層24Bが設けられる。
調光フィルム10には、液晶層14の厚みを一定に保持するためのスペーサー27が上側積層体12及び又は下側積層体13に設けられる。直線偏光板16、17は、それぞれ液晶セル15側に光学補償に供する位相差フィルム18、19が設けられる。なお位相差フィルム18、19は、必要に応じて省略してもよい。これによりこの調光フィルム10は、電極22A、22B間の印加電圧の可変により、液晶層14に係る液晶分子14Aの配向方向を可変して入射光の透過を制御し、例えば透過状態と遮光状態とで状態を切り替えるように構成される。なお調光フィルム10は、直線偏光板16及び又は17の液晶セル15とは逆側の面に、ハードコート層等による保護層が設けられる。
基材21A、21Bは、液晶セル15に適用可能な可撓性を有する各種の透明フィルム材を適用することができ、この実施形態では、両面にハードコート層が作製されてなるポリカーボネート等によるフィルム材が適用される。電極22A、22Bは、透明と知覚される種々の構成を広く適用することができ、この実施形態では、透明電極材であるITO(Indium Tin Oxide)による透明導電層を基材21Aの全面に作製して電極22Aが作製される。また同様にして基材21Aの全面にITOによる透明導電層を作製した後、パターニングして線状電極22Bが作製される。
絶縁層23は、この種の液晶セルに適用可能な各種の透明絶縁材料を適用することができ、各種の無機材料、有機材料を適用することができる。
配向層24A、24Bは、ポリイミド等の配向層に適用可能な各種材料層が適用され、この材料層の表面にラビングロールを使用したラビング処理により微細なライン状凹凸形状を作製して形成される。なおこのようなラビング処理による配向層に代えて、ラビング処理により作製した微細なライン状凹凸形状を賦型処理により作製して配向層を作製してもよく、また光配向層により作製してもよい。
液晶層14には、この種の調光フィルムに適用される各種の液晶材料を広く適用することができる。
スペーサー27は、各種の樹脂材料を広く適用することができるものの、この実施形態ではフォトレジストにより作製される。なお液晶セル15は、液晶層14を囲む枠形状によりシール剤25が配置され、このシール剤25により液晶層14に係る液晶の漏出が防止され、さらには上側積層体12及び下側積層体13が一体に保持される。ここでシール剤25は、液晶の漏出を防止すると共に、上側積層体12及び下側積層体13を一体に保持可能な種々の材料を適用することができるものの、この実施形態では、例えばエポキシ樹脂剤による熱硬化型樹脂やアクリル樹脂剤による紫外線硬化樹脂、熱及び紫外線で硬化する硬化樹脂等が適用される。
直線偏光板16、17は、いわゆるシート・ポラライザーであり、ポリビニルアルコール(PVA)にヨウ素等を含浸させた後、延伸して偏光子としての光学的機能を果たす光学機能層が形成され、TAC(トリアセチルセルロース)等の透明フィルム材による基材により光学機能層を挟持して作製される。
〔線状電極の構成〕
図2は、下側積層体13における電極22A、22Bを示す図である。この実施形態において、基材21A側の電極22Aは、基材21Aの全面にITOによる透明導電層が作製されて形成され、図示しないで電源供給ラインにより駆動用の電源が供給される。さらに下側積層体13は、この電極22Aの全面を覆うように絶縁層23が形成される。下側積層体13は、例えば基材21Aの長辺に沿って延長するように、基材21Aの端部に線状電極22Bへの電源供給ライン22BAが形成される。ここで電源供給ライン22BAは、抵抗値の小さな金属材料膜等により形成される。下側積層体13は、この電源供給ライン22BAからこの電源供給ライン22BAと直交する方向に延長するように、ITOによる透明導電層のパターンニングによる線状電極22Bが一定の間隔により設けられ、この線状電極22Bに電源供給ライン22BAから駆動用電源が供給される。なお線状電極22Bは、電極幅10μm以下の微細幅により、10μm以下の間隔で配置して形成される。
これにより調光フィルム10では、線状電極22Bがこの電源供給ライン22BAの付け根で断線すると、この断線した線状電極22Bにより駆動用の電界が作製される部位の全てで、液晶材料を駆動できなくなり、動作不良の領域が発生することになる。また線状電極22Bは、電源供給ライン22BAの付け根部分にから遠ざかるに従って電顕供給端から見た抵抗値が増大することにより、駆動電源の電圧が先端側で低下し、その結果、輝度ムラが発生する恐れがある。なお調光フィルム10では、一定の時間間隔で駆動用電源の極性が切り替わる交番電源を電極22A、22Bに印加することにより、交番電界により液晶材料の配光を制御する。これにより線状電極22Bの抵抗値により線状電極22Bの先端側で駆動電源の電圧が低下し、輝度ムラが発生する。
なお基材21A側の電極22Aにあっても、線状電極22Bと同様に電源供給ラインを設けて駆動用電源を供給しても良い。また線状電極22Bの電源供給ラインは、電源供給ライン22BAに加えて、他方の側の長辺に沿って配置するようにしてもよく、さらには一定のピッチにより3本以上配置してもよく、また当然に短辺に沿って延長するように作製してもよい。このようにして電源供給ライン22BAの本数を増大させると、線状電極22Bに係る電源供給ライン22BAの付け根部分から先端側までの長さを短くして抵抗値を小さくすることができることにより、輝度ムラを低減することができる。また断線により発生する動作不良の領域の大きさを低減することができる。
さらにこの実施形態では、図3(A)及び(B)により示すように、隣接する線状電極22Bを短絡するブリッジBを、線状電極22Bに設ける。このようにブリッジBを設けた場合には、このブリッジBにより隣接する線状電極22B間で駆動電源を相互に送受できることにより、断線が発生した場合にあっても、駆動用電源の供給が困難になる箇所の発生を防止することができ、これにより動作不良の領域の発生を有効に回避することができる。またこのようにブリッジBを設けることにより線状電極22Bの各部における駆動用電源の電圧も均一化することができ、これにより輝度ムラを低減することができる。
ここで図3(A)は、隣接する線状電極22Bによる順次対を作製して、奇数番目の対と偶数番目の対とに、それぞれ隣接する線状電極22Bのみを短絡させるブリッジBを設ける場合を模式的に示す図であり、奇数番目の対に係るブリッジBと偶数番目の対に係るブリッジBとを、線状電極22Bの延長する方向に、一定の間隔を隔てて順次交互に設けた場合である。この図3(A)の例では、線状電極22Bの連続する方向には、ピッチTW=1mmによりブリッジBを設ける。また線状電極22Bの延長方向では、隣接する線状電極22Bの対で、繰り返しのピッチTHが1mmになるようにブリッジBを設ける。ここでブリッジBは、線状電極22の延長方向に係る長さである幅が5μm以上15μm以下により作製される。
これに対して図3(B)は、同様に隣接する線状電極22Bのみを短絡させるブリッジBを設ける場合を模式的に示す図であり、線状電極22Bの連続する方向への繰り返しのピッチTWを1mmとし、線状電極の延長方向で、ブリッジBを設ける箇所を線状電極の繰り返し方向に順次シフトさせたものである。なおこの図3(B)において、隣接する線状電極22Bの対に関して、この線状電極22Bの延長方向に係るブリッジBの配置のピッチTHは1mmである。
なおブリッジBは、調光フィルム10の全面にほぼ均一に設けるようにして、断線による動作不良の領域の発生を有効に回避することができ、さらには輝度ムラを低減することができる。またブリッジBは規則的に配置してもよく、不規則に配置してもよい。なおブリッジBを設けた箇所では、下層の電極22Aとの間で調光に供する横電界を形成できないことにより、局所的に透過率が低下することになる。しかしながらこの実施形態のように線状電極22Bの延長方向に係る長さが5μm以上15μm以下によりブリッジBを作製する場合には、このような局所的に透過率が低下する部位は、極めて限られた小面積の領域とすることができ、これによりブリッジBを設けたことによる透過率の低下を有効に回避することができる。
また調光フィルムでは、液晶表示パネルのような画素の大きさによる透過光を制御する領域の制限が無く、広い領域の透過光を制御することになる。これによりブリッジBを高密度に多数配置すればする程、線状電極22Bの各部における駆動用電源の電圧も均一化することができ、これにより輝度ムラを低減することができる。しかしながらブリッジBの部位で透過率が低下することにより、余りに多く配置すると、透過率の低下が著しくなる。また干渉縞が発生する恐れもある。そこで調光フィルムは、各線状電極間において、線状電極の延長方向に、少なくとも液晶表示パネルにおける1画素の大きさの数倍以上である10mm以上100mm以下の間隔(図3において、符号Tで示す間隔である)で繰り返しブリッジBが配置され、これによってもブリッジBを設けたことによる透過率の低下を有効に回避し、さらにはブリッジによる干渉縞の発生等を有効に回避して、輝度ムラを低減する。
またブリッジBは、この実施形態のように隣接する線状電極のみを短絡するように作製しても良く、連続する3本以上の線状電極を短絡させるように作製してもよく、短絡させる線状電極の本数にあっては種々に設定することができる。
〔製造工程〕
図4は、調光フィルムの製造工程の説明に供するフローチャートである。調光フィルムの製造工程は、上側積層体作製工程SP2及び下側積層体作製工程SP3において、それぞれ上側積層体12及び下側積層体13が作製される。また積層工程SP4において、液晶層14を間に挟んで、上側積層体12及び下側積層体13を積層した後、シール剤25により一体化して液晶セルが作製される。調光フィルムの製造工程は、このようにして作製した液晶セルを直線偏光板と積層一体化して調光フィルムが作製される。
図5は、上側積層体作製工程SP2を詳細に示すフローチャートである。この上側積層体作製工程SP2(SP11)においては、配向層作製工程SP12において、基材21Bに配向層24Bに係る塗工液が塗工されて乾燥、硬化されることにより、配向層24Bの材料層が形成される。この製造工程は、ラビングロールを使用したラビング処理により、配向層材料層の表面に微細なライン状凹凸形状が作製されて配向層24Bが作製され、これにより上側積層体12が作製される。
図6は、下側積層体作製工程SP3を詳細に示すフローチャートである。この下側積層体作製工程SP3(SP21)においては、電極作製工程SP22において、図7(A)及び(B)に示すように、基材21Aの全面に、スパッタリングによりITOによる透明電極22Aが作製される。続いてこの製造工程は、絶縁層作製工程SP23において、図7(C)に示すように、絶縁層23が作製される。なおこの絶縁層作製工程は、絶縁層23に適用する材料に応じて例えば塗工液の塗工、乾燥、硬化により絶縁層23が作製される。
続いてこの製造工程は、電極作製工程SP24において、線状電極22Bが作製される。より具体的に、この電極作製工程SP24においては、導電層作製工程SP24−1において、図7(D)に示すように、スパッタリング装置を使用したスパッタリングにより、基材21Aの全面に、線状電極22Bに係る導電層26がITOにより作製される。また続くパターンニング工程SP24−2におけるパターンニングにより、図7(E)に示すように、線状電極22B及びブリッジBが作製される。これによりこの実施形態では、線状電極の作製工程を有効に利用して、何ら工程数を増大させることなくブリッジBを作製することができる。
すなわちパターンニング工程SP24−2においては、導電層の全面にフォトレジストを塗布して乾燥させた後、露光処理、現像処理する。パターンニング工程SP24−2は、この露光処理におけるマスクの設定により、図7(F)に示すように、導電層をパターンニングし、線状電極22B及びブリッジBを作製する。
このようにして線状電極22Bを作製すると、この製造工程は、スペーサー作製工程SP25において、全面にフォトレジストを塗工して乾燥させた後、マスクを使用した露光処理、現像処理によりスペーサー27を作製する。ここでこの実施形態では、ブリッジBの作製箇所にスペーサー27を作製するようにし、これによりブリッジBを作製したことによる透過率の劣化を低減する。
続いて配向層作製工程SP26において、配向層24Aに係る塗工液を塗工して乾燥、硬化することにより、配向層24Aの材料層が形成される。この製造工程は、ラビングロールを使用したラビング処理により、この配向層材料層の表面に微細なライン状凹凸形状が作製されて配向層24Aが作製され、これにより下側積層体13が作製される。
以上の構成によれば、隣接する線状電極を短絡するブリッジを設けることにより、このブリッジにより隣接する線状電極間で駆動電源を相互に送受でき、その結果、線状電極が断線した場合にあっても、駆動用電源の供給が困難になる箇所の発生を防止することができ、動作不良の領域の発生を有効に回避することができる。またブリッジを設けることにより線状電極の各部における駆動用電源の電圧も均一化することができ、これにより輝度ムラを低減することができる。
またこのブリッジを、線状電極の部材により形成することにより、さらには線状電極を作製する際のパターニングにより作製することにより、線状電極の作製工程を有効に利用して、何ら工程数を増大させることなくブリッジを作製することができる。
またさらにブリッジを、線状電極の延長方向に10mm以上100mm以下の間隔により繰り返し設けることにより、ブリッジを設けたことによる透過率の低下を有効に回避して充分に動作不良の領域の発生を回避し、輝度ムラを低減することができる。
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の第2実施形態に係る調光フィルムの製造工程を示すフローチャートである。この実施形態では、この図8に示す下側積層体作製工程が異なる点を除いて、第1実施形態と同一に構成される。
この下側積層体作製工程は、スペーサーをマスクとして使用してブリッジを作製する。すなわちこの下側積層体作製工程SP31においては、電極作製工程SP32において、図9(A)及び(B)に示すように、基材21Aの全面に、スパッタリングによりITOによる透明電極22Aを作製する。続いてこの製造工程は、絶縁層作製工程SP33において、図9(C)に示すように、絶縁層23を作製する。
続いてこの製造工程は、導電層作製工程SP34において、スパッタリング装置を使用したスパッタリングにより、図9(D)に示すように、基材21Aの全面に、線状電極22Bに係る金属材料を堆積して導電層26を作製する。
この製造工程は、続いてスペーサー作製工程SP35において、全面にフォトレジストを塗工して乾燥させた後、マスクを使用した露光処理、現像処理により、図9(E)に示すように、スペーサー27を作製する。
続いてこの製造工程は、パターンニング工程SP36におけるパターンニングにより、図9(F)に示すように、線状電極22Bを作製する。より具体的に、フォトレジストを塗工した後、乾燥させ、マスクを使用して線状電極に対応する部位、又は線状電極間に対応する部位を選択的に露光処理する。その後、フォトレジストの未露光の部位又は露光済みの部位を選択的に除去した後、エッチング処理し、これにより線状電極22Bを作製する。
このようにして線状電極を作製する場合、スペーサー27が作製されている部位にあっては、スペーサー27がマスクとして機能してエッチング処理によっては導電層26が除去されないようにすることができ、これによりこの実施形態では、ブリッジBを併せて作製する。なおこれによりスペーサー27は、直径が15μmにより形成され、これにより線状電極に係るマスクが何れの方向に変位して設けられた場合でも、確実に隣接する線状電極を短絡できるように構成される。なおこれによりスペーサー27は、線状電極の幅と線状電極の間隔とが等しい場合には、線状電極の幅の3倍以上の直径により作製して、線状電極に係るマスクが何れの方向に変位した場合でも、確実に隣接する線状電極を短絡することができる。
この製造工程は、続いて配向層作製工程SP37において、配向層24Aに係る塗工液を塗工して乾燥、硬化することにより、配向層24Aの材料層が形成される。この製造工程は、ラビングロールを使用したラビング処理により、この配向層材料層の表面に微細なライン状凹凸形状が作製されて配向層24Aが作製され、これにより下側積層体13が作製される。
この実施形態によれば、線状電極に係る導電層を作製した後、スペーサーを作製し、その後、エッチングして線状電極を作製することにより、スペーサーをマスクとして使用してブリッジを作製して製造工程を簡略化することができる。
すなわち第1実施形態により下側積層体を作製する場合、ブリッジBの部位とスペーサーの部位とで、透過率が劣化することになる。これによりブリッジBの部位にスペーサーを作製することにより、透過率の劣化を防止することができるものの、この場合、スペーサー作製時におけるマスクの位置合わせが煩雑になり、マスクの位置合わせがずれると、透過率が低下することになる。
しかしながらこの実施形態のように、スペーサーを事前に作製し、このスペーサーをエッチングのマスクとして使用してブリッジを作製すれば、スペーサー作製時におけるマスクの位置合わせを格段的に簡略化することができ、製造工程を簡略化することができる。
〔第3実施形態〕
図10は、本発明の第3実施形態に係る調光フィルムに係る下側積層体の説明に供する図である。この実施形態においては、この図10に係る下側積層体33が適用される点を除いて、上述の第1実施形態又は第2実施形態と同一に構成される。
ここでこの下側積層体33は、線状電極22Bの繰り返し方向に延長して、この繰り返し方向に係る全ての線状電極22Bを横切るように、線状電極22Bの延長方向の一定箇所に纏めてブリッジBが作製され、これによりブリッジBによる線状の電極が作製される。またこのブリッジBによる線状の電極は、線状電極22Bの延長方向に、10mm以上100mm以下の一定の間隔により、又は不規則な間隔により作製され、また電極幅5μm以上15μm以下により繰り返し設けられる。
またこの下側積層体33は、最外周より囲むように枠形状により外周電極34が作製され、この外周電極34を介して線状電極22Bに駆動用電源が供給される。さらにブリッジBによる線状の電極が両端で延長するよう形成されて外周電極34にブリッジBによる線状の電極が直接接続され、これによりブリッジBによる電極に直接、外周電極34を介して駆動用電源が供給される。ここで外周電極は、ITOによる場合に比して抵抗値を小さくすることが可能な、例えば銅、アルミニウム等の金属材料を適用して作製される。ブリッジBによる電極にあっては、この場合、この外周電極の金属材料を適用して、外周電極を作製する際に、同時に作製してもよい。また外周電極34にITOを適用して、外周電極34を線状電極22B、ブリッジBと同時に作製してもよい。
これによりこれによりこの実施形態では、一段と確実に輝度ムラを低減できるように構成される。
なお図10に示すように、抵抗値の小さい金属材料により外周電極34を作製する場合にあっても、基材に外周電極34を作製して厚みを充分に確保することが困難であることにより、調光フィルムが大面積になると、外周電極34における電圧降下の影響を無視し得ず、輝度ムラが発生する恐れがある。
そこで図10との対比により図11に示すように、複数個所より外周電極34に電源を供給するようにして、輝度ムラを低減することができる。なおこの図11では、各電源供給系統を矢印により示す。
〔第4実施形態〕
図12は、本発明の第4実施形態に係る調光フィルムに係る下側積層体の説明に供する図である。この実施形態においては、この図12に係る構成が異なる点を除いて、上述の第1実施形態〜第3実施形態と同一に構成される。
この実施形態においては、線状電極22Bの延長方向に、隣接する線状電極22が揃って、三角波形状により蛇行するように形成される。これにより電界の印加により、矢印Aにより示す反時計回りに液晶分子14Aが配向する部位と、これとは逆に、矢印Bにより示すように時計回りに液晶分子14Aが配向する部位とが形成され、マルチドメインにより調光フィルムが作製される。この実施形態では、このマルチドメインに係るドメインの境界にブリッジBが配置される。
このドメイン境界にあっては、透過率が低下する部位であり、ブリッジBの部位も透過率が低下する部位である、これによりドメイン境界にブリッジBを配置すれば、透過率の低下する部位の面積の増大を防止することができ、その結果、調光フィルム全体の透過率の低下を防止して輝度ムラを低減することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態を組み合わせ、さらには上述の実施形態を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、線状電極を直線状に作製する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、線状電極を屈曲させて作製することによりマルチドメイン化する場合にも広く適用することができる。
10 調光フィルム
12 上側積層体
13 下側積層体
14 液晶層
14A 液晶分子
15 液晶セル
16、17 直線偏光板
18、19 位相差フィルム
21A、21B 基材
22A 電極
22B 線状電極
22BA電源供給ライン
23 絶縁層
24A、24B 配向層
25 シール剤
26 導電層
27 スペーサー

Claims (5)

  1. 第1及び第2の積層体により液晶層を挟持し、前記液晶層に係る液晶分子の配向を制御して透過光を制御する調光フィルムにおいて、
    前記第1の積層体には、透明基材の一方の面に、透明電極、絶縁層、線状電極が順次形成され、
    前記第1の積層体の前記透明電極及び線状電極間の電界により前記液晶分子の配向を制御し、
    隣接する前記線状電極を短絡するブリッジが設けられた
    調光フィルム。
  2. 前記ブリッジは、前記線状電極の部材により形成された
    請求項1に記載の調光フィルム。
  3. 前記ブリッジが、10mm以上100mm以下の間隔により前記線状電極の延長方向に繰り返し設けられた
    請求項1又は請求項2に記載の調光フィルム。
  4. 透明フィルム材による基材に透明電極、絶縁層、線状電極、配向層を順次作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、
    透明フィルム材による基材に配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程と、
    液晶層を間に挟んで前記第1及び第2の積層体を積層して液晶セルを作製する積層工程とを備え、
    前記第1の積層体作製工程は、
    前記透明電極を作製する透明電極の作製工程と、
    前記絶縁層を作製する絶縁層の作製工程と、
    前記線状電極を作製する線状電極の作製工程とを備え、
    前記線状電極の作製工程は、
    前記絶縁層に導電層を作製する導電層作製工程と、
    前記導電層をパターンニングして前記線状電極を作製するパターンニング工程を備え、
    前記パターンニング工程におけるパターンニングにより、隣接する前記線状電極を短絡するブリッジを形成する
    調光フィルムの製造方法。
  5. 透明フィルム材による基材に透明電極、絶縁層、線状電極、配向層を順次作製して第1の積層体を作製する第1の積層体作製工程と、
    透明フィルム材による基材に配向層を作製して第2の積層体を作製する第2の積層体作製工程と、
    液晶層を間に挟んで前記第1及び第2の積層体を積層して液晶セルを作製する積層工程とを備え、
    前記第1の積層体作製工程は、
    前記透明電極を作製する透明電極の作製工程と、
    前記絶縁層を作製する絶縁層の作製工程と、
    前記線状電極を作製する線状電極の作製工程とを備え、
    前記線状電極の作製工程は、
    前記絶縁層に導電層を作製する導電層作製工程と、
    前記導電層に、前記液晶層の厚みを規制するスペーサーを作製するスペーサー作製工程と、
    前記導電層をパターニングして、前記スペーサーによりマスクされる部位が隣接する前記線状電極を短絡するブリッジであるようにして、前記線状電極を作製するパターニング工程とを備える
    調光フィルムの製造方法。
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