JP2017110859A - 空気調和機 - Google Patents

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一彰 喜内
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Abstract

【課題】本体筐体内部に浸入した水が操作基板に達しないように、本体筐体に操作パネルを取り付けた空気調和機を提供する。【解決手段】カバー部材18の押さえ部18aが操作パネル15の庇部15aを押さえるように配置される。また、操作パネル15が支持部材19の前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abに固定されることによって、操作パネル15が前方に傾くように配置される。これにより、操作パネル15に水滴が付着した場合、水滴が傾斜している操作パネル15上を前方に向かって流れて、カバー部材18の押さえ部18aと庇部15aの間を介して本体部11の内部に浸入しても、庇部15aが操作基板40を操作パネル15に投影した投影面Vより前方に配置されているので、操作基板40に水滴が落下しない。【選択図】図5

Description

本発明は、床置型の空気調和機に関わり、特に筐体上面に操作部が配置された空気調和機に関する。
従来、空気清浄機や除湿機等といった床置型の空気調和機には、現在の運転状態や各種の通知および警告を行うための表示部や、電源オンオフ、運転モード切り換え、および、空気調和機で選択できる機能に応じて設けられる操作スイッチを有する操作パネルが設けられる。この操作パネルは、使用者が表示部を視認し易いように、また、使用者が操作スイッチを操作し易いようにするために、空気調和機の本体筐体の上面に配置されることが多い。
近年、床置型の空気調和機の操作パネルに設けられる操作スイッチとして、静電容量式のタッチスイッチを搭載したものが普及し始めている。静電容量式のタッチスイッチはスイッチ毎に静電容量の変化を検出する電極を配置し、各電極は、タッチスイッチの後方に配置された操作基板と電気的に接続されている。このような静電容量式のタッチスイッチでは、操作基板に実装されたLED等の光源により特定のスイッチが表示され、使用者が表示されたスイッチに触れると、触れられたスイッチに対応する電極の静電容量が変化することで、当該スイッチが操作されたか否かが判断されるものである。
特開2015−90251号公報
床置型の空気調和機の本体筐体の上面に、上述した静電容量式のタッチスイッチを搭載した操作パネルを配置する場合、操作基板は操作パネルの直下に配置される。従って、使用者が濡れた手指でタッチスイッチを操作したり、誤って操作パネル上に水をこぼしてしまったりした場合に、本体筐体内部に浸入した水が操作パネルの直下に配置される操作基板に達し、操作基板が故障する恐れがあった。
本発明は以上述べた問題点を解決し、本体筐体内部に浸入した水が操作基板に達しないように、本体筐体に操作パネルを取り付けた空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するものであって、本発明の空気調和機は、筐体内部に空気を吸い込む空気吸込口と、筐体内部から外部へ空気を吹き出す空気吹出口と、空気吸込口から吸い込んだ空気を空気吹出口へ導く通風路を備える本体部を有し、通風路に送風機を備えたものであって、本体部の上面に、空気調和機を操作するための複数の操作スイッチを有する操作パネルが配置され、操作パネルの下方には、操作パネルと電気的に接続された操作基板が配置されている。そして、操作パネルの周縁部の一部に庇部を備え、庇部は、操作基板を鉛直上方に投影したとき、操作パネルに投影される操作基板の投影面より外側に配置されるとともに、庇部の基端側に対し庇部の先端側が低くなるように庇部の下面が傾斜して配置される。
本発明の空気調和機は、操作パネルの周縁部における本体部の上面との境界部から本体部の内部に水滴が浸入しても、操作パネルに設けられた庇部によって浸入した水が操作基板にかからないので、本体部の内部に浸入した水によって操作基板が故障することがない。
本発明の実施形態における、空気清浄機の外観斜視図である。 本発明の実施形態における、空気清浄機の上面図である。 図1におけるP−P断面図である。 本発明の実施形態における、空気清浄機の要部分解斜視図である。 図3におけるD部を示す図であり、(A)はD部拡大図、(B)は(A)におけるE部の要部拡大図である。 本発明の第2の実施形態における、図3におけるD部を示す図である。 本発明の第3の実施形態における、図3におけるD部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1および図2に示す空気清浄機1は、本発明の床置型の空気調和機の一実施形態であり、各々合成樹脂材で形成された天面パネル11a、右側面パネル11b、左側面パネル11c、底部11d、前面パネル12、フロントパネル13およびリアパネル14で略直方体状に形成された本体部11を有する。
天面パネル11aと前面パネル12の上面部12aとフロントパネル13の上端部13eとリアパネル14の上端部14eで形成される面が本体部11の上面である。右側面パネル11bと前面パネル12の右側面部12bとフロントパネル13の右側端部13fとリアパネル14の右側端部14fとで形成される面が本体部11の右側面である。左側面パネル11cと前面パネル12の左側面部12cとフロントパネル13の左側端部13gとリアパネル14の左側端部14gとで形成される面が本体部11の左側面である。底部11dとフロントパネル13の下端部13hとリアパネル14の下端部14hとで形成される面が本体部11の底面である。
尚、以降の説明において、必要に応じ本体部11の前面パネル12側を前面側、本体部11のリアパネル14側を背面側、本体部11の右側面パネル11b側を右側、本体部11の左側面パネル11c側を左側と称する。
フロントパネル13は、前面パネル12の前方に配置される。フロントパネル13と前面パネル12との間には、上下/左右に4カ所の隙間が形成される。本体部11の上面の前方に形成される隙間が上面吸込口13a、本体部11の右側面の前方に形成される隙間が右側面吸込口13b、本体部11の左側面の前方に形成される隙間が左側面吸込口13c、本体部11の底面の前方に形成される隙間が底面吸込口13dとされる。
また、本体部11とリアパネル14との間には、上/左右に3か所の隙間が形成される。本体部11の上面の後方に形成される隙間が上面吹出口14a、本体部11の右側面の後方に形成される隙間が右側面吹出口14b、本体部11の左側面の後方に形成される隙間が左側面吹出口14cとされる。
空気清浄機1では、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c、および底面吸込口13dから本体部11の内部に吸い込んだ空気を、上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cから部屋に吹き出す間に、空気の除塵・加湿および脱臭が行われる。
上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c、および底面吸込口13dと、上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cとを連通する、図3に示す本体部11内部の空間が、本発明の空気清浄機1における通風路10である。尚、以下の説明では、必要に応じて通風路10における各空気吸込口13a〜13d側を上流側、各空気吹出口14a〜14c側を下流側として説明する。
空気清浄機1の本体部11の上面には、後述する操作部2の一部を構成する操作パネル15が設けられている。操作パネル15は、前面パネル12の上面部12aと上面吸込口13aの間に配置されており、静電容量式のタッチスイッチを用いた複数(図1および図2では6個)の操作スイッチと、空気清浄機1の運転状態や図示しない塵埃センサ等の検出部における検出結果を表示する表示部が設けられている。また、図3に示すように、本体部11内部の操作パネル15の直下には、図示しない複数のLEDや制御部が実装された後述する操作部2の一部を構成する操作基板40が配置されている。
操作スイッチは、空気清浄機1の電源オンオフを行う電源スイッチと、空気清浄機1の運転モード(空気清浄のみ/加湿・空気清浄、等)を選択する運転モード選択スイッチと、風量切替スイッチや湿度設定スイッチ等といった空気清浄機1で選択できる機能に応じて設けられた複数の機能スイッチで構成されている。各スイッチには、スイッチの背面側(本体部11内部側)に図示しない電極が設けられており、各電極は操作基板40と電気的に接続されている。また、複数のLEDは各スイッチと同じ個数が操作基板40に設けられており、各スイッチの配置に対応した配置とされている。
上記各スイッチのうち、電源スイッチと運転モード選択スイッチは、各々に対応するLEDが常に点灯することによって、操作パネル15に常に表示されている。一方、複数の機能スイッチは、空気清浄機1の待機時(運転停止時)は表示されず、空気清浄機1の運転時であってその機能スイッチが操作可能な条件時のみ対応するLEDが点灯することで、操作パネル15に表示される。操作基板40にはさらに図示しない制御部が設けられており、この制御部は、使用者が各操作スイッチを手指で操作したときに変化する電極周辺の静電容量を検出することで、各操作スイッチが操作されたか否かを判断する。
尚、操作パネル15の形状や、操作パネル15および操作基板40の空気清浄機1の本体部11への具体的な取り付け構造については、後に図3乃至図5を用いて詳細に説明する。
図3に示すように、空気清浄機1の底部11dには4個のキャスター30(図3では、このうち2個を図示)が設けられている。4個のキャスター30は、底部11dの前面側と背面側に2個ずつ配置されるとともに、前面側と背面側の各々2個のキャスター30は底部11dの左右方向の中心を境として左右に対象となる位置に配置されており、キャスター30が回転することで空気清浄機1が左右方向に移動可能となっている。
通風路10には、上流側から下流側に向かって順に、プレフィルタ21、集塵ユニット22、脱臭ユニット23、加湿ユニット24、送風機25が配置されている。プレフィルタ21は、例えば糸状のPET材を編みこんで網目構造としたものであり、各空気吸込口13a〜13dから本体部11内部に吸い込まれる空気に含まれる塵埃を捕捉する。
集塵ユニット22は、第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとで構成されている。第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bは、通風路10におけるプレフィルタ21と脱臭ユニット23の間に配置される仕切板16に上下方向に並べて配置されている。第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bは、各々が合成樹脂材で箱型に形成された筐体を有し、各々の筐体内部には、図示しない放電電極と集塵電極が設けられている。また、第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bは、各々の筐体前面(通風路10の上流側に臨む面)に集塵口22aaおよび集塵口22baを備えている。第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bは、集塵口22aaおよび集塵口22baから取り込んだ空気に含まれるプレフィルタ21で除去できなかった細かな塵埃や花粉等を、放電電極によるコロナ放電により発生させたイオンによって帯電させ、帯電した塵埃や花粉等を集塵電極で捕捉する。
脱臭ユニット23は、脱臭フィルタ23aと加熱部23fを有する。脱臭フィルタ23aは、例えば、平板材と波形に連続屈曲した屈曲材とを交互に積層してなる波形構造やハニカム構造のような多孔構造の基材を円板状に形成してなり、図示は省略するが例えばセラミックやアルミニウム等で形成された基材に臭気成分を吸着して分解する触媒層を設けたものである。加熱部23fは、PTCヒータ23bと、2枚の放熱板23cと、2個の断熱材23dと、2個のケース23eとで構成される。PTCヒータ23bは、2枚の放熱板23cのうち前面側に配置された放熱板23cに取り付けられて、2枚の放熱板23cを加熱する。2枚の放熱板23cは、各々が略三角形状に形成された金属板であり、脱臭フィルタ23aの一部を覆うように配置される。2枚の放熱板23cは、脱臭フィルタ23aの中央部に位置する箇所や脱臭フィルタ23aの外径側で接触するように構成されているので、PTCヒータ23bにより前面側に配置された放熱板23cだけではなく、背面側の放熱板23cも加熱される。断熱材23dは、PTCヒータ23bや放熱板23cを覆うように配置されてPTCヒータ23bや放熱板23cからの熱が外部に逃げることを抑制する。ケース23eは、PTCヒータ23bや放熱板23cや断熱材23dを保持できる形状に形成されている。
脱臭フィルタ23aの脱臭能力を再生するときは、PTCヒータ23bにより2枚の放熱板23cを加熱し、2枚の放熱板23cにより覆われた脱臭フィルタ23aの一部を加熱する。図示しないモータによって脱臭フィルタ23aを回転させながら脱臭フィルタ23aを加熱することによって、脱臭フィルタ23aの触媒層23abに吸着されていた臭気成分の分解が促進され、脱臭フィルタ23aの脱臭能力が再生される。
加湿ユニット24は、加湿フィルタ24aと水を貯留する貯水タンク24bと枠体24cを有する。加湿フィルタ24aは、円板状に形成されてその一部が貯水タンク24bに溜められた水に浸った状態で回転軸により回転可能に支持されており、図示しないモータにより回転するようになっている。図3に示すように、加湿ユニット24は底部11dに設置されており、加湿フィルタ24aの略上側半分と、脱臭ユニット23の脱臭フィルタ23aの略下側半分が、通風路10における上流側から下流側に向かう方向に対して重なるように配置される。尚、図1に示すように、本体部11の右側面には、加湿ユニット24の配置に対応した位置に扉17が設けられており、貯水タンク24bに水を供給する図示しない給水タンクに水を補充する場合や、清掃・取替え等といった加湿ユニット24のメンテナンスを行う場合には、扉17を開閉して、給水タンクへの水の補充や加湿ユニット24の着脱が行えるようになっている。
送風機25は、ターボファン25aとファンモータ25bを有する。ターボファン25aは、合成樹脂材で形成されており、ファンモータ25bの出力軸に接続されている。ファンモータ25bは回転数可変であり、ファンモータ25bが回転することでターボファン25aも回転し、ターボファン25aの回転によって、各空気吸込口13a〜13dから空気清浄機1の内部へ空気が流入し、空気清浄機1の内部から各空気吹出口14a〜14cを経て空気が流出する。
以上説明した構成を有する空気清浄機が運転を開始すると、送風機25が駆動するとともに、集塵ユニット22の第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bに通電が開始される。また、空気清浄とともに空気の加湿を行う場合は、加湿ユニット24の加湿フィルタ24aが回転を開始する。送風機25が駆動すると、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c、および底面吸込口13dの各空気吸込口13a〜13dから通風路10の吸入路10aに空気が吸い込まれる。
吸入路10aに吸い込まれた空気は、1)通風路10における脱臭ユニット23の下部と加湿ユニット24の上部とが前後方向に重なって配置される箇所では、プレフィルタ21→吸入路10a→集塵ユニット22→脱臭ユニット23→加湿ユニット24の順に、2)通風路10における脱臭ユニット23の下部と加湿ユニット24の上部とが前後方向に重なって配置されていない箇所では、プレフィルタ21→吸入路10a→集塵ユニット22→脱臭ユニット23の順に、または、プレフィルタ21→吸入路10a→集塵ユニット22→加湿ユニット24の順に、それぞれ流れる。このとき、プレフィルタ21および通電されている集塵ユニット22で吸い込まれた空気に含まれる塵埃や花粉が除去される。また、脱臭ユニット23で吸い込まれた空気に含まれる臭気成分が除去されるとともに、加湿ユニット24で吸い込まれた空気が加湿される。
次に、図1乃至図5を用いて、操作パネル15の形状と、操作パネル15の本体部11上面への取り付けについて詳細に説明する。図4に示すように、空気清浄機1の本体部11の上面前方に設けられた装着部20に、操作パネル15とカバー部材18と支持部材19と操作基板40で構成される操作部2が装着されている。
操作パネル15は合成樹脂材で横長の板状に形成され、後端の一部が凹状に切り取られた形状とされている。操作パネル15の前端15cには、操作パネル15の厚さ寸法の略半分の厚さ寸法で、操作パネル15の前端15cを基端としてここから本体部11の前方側に突出するように形成された庇部15aが設けられており、庇部15aの下面15a1は操作パネル15の下面を前方に延伸して形成されている。操作パネル15には、前述した複数の操作スイッチが前方寄りの位置に設けられており、各操作スイッチの部分は透光性材料で形成されている。
カバー部材18は合成樹脂材で横長の板状に形成されている。カバー部材18は、支持部材19と操作基板40を覆って外観上露出しないようにすることで、空気清浄機1の意匠性を向上させる。本実施形態では、カバー部材18はさらに、操作基板40と支持部材19を本体部11の装着部20に固定する固定部も兼ねているが、これに限るものではない。カバー部材18の左右方向の略中央部前方寄り箇所には、略長方形状の貫通孔18cが設けられており、貫通孔18cの前端側上端部には、後方に延びるように押さえ部18aが設けられている。
支持部材19は合成樹脂材で形成されている。図4および図5に示すように、支持部材19は、横長の板状に形成された本体部19cと、前面側操作パネル固定部19aaと、背面側操作パネル固定部19abと、基板固定部19bを備えている。前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abは、操作パネル15を固定する箇所であり、本体部19cから上方へ突出するように形成されている。前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abは、これらに操作パネル15を固定したときに、前面側操作パネル固定部19aaが操作パネル15の各操作スイッチの前方に位置し、また、背面側操作パネル固定部19abが操作パネル15の各操作スイッチの後方に位置するように、各々が配置されている。また、前面側操作パネル固定部19aaと比べて背面側操作パネル固定部19abの方が高くなるように形成されている。このように、背面側操作パネル固定部19abを前面側操作パネル固定部19aaより高く形成することによって、前面側操作パネル固定部19aaおよび背面側操作パネル固定部19abの上に操作パネル15を載置した際に、操作パネル15が前方に傾斜する。尚、前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abの間の空間が、後述する操作基板40に実装されているLEDが発する光を操作パネル15に導く導光路を兼ねてもよい。また、基板固定部19bは、操作基板40が固定される箇所であり、本体部19cから下方へ突出するように形成されている。
操作基板40は、横長の板状に形成されたプリント基板に、操作パネル15の各操作スイッチに対応するLEDや、LEDの点灯や使用者が各操作スイッチを手指で操作したときに変化する電極周辺の静電容量を検出する制御部等が実装されている。
支持部材19の前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abに操作パネル15を固定すると、図5(B)に示すように、操作パネル15の庇部15aが、操作基板40を鉛直上方に投影したとき、操作パネル15の下面に投影される投影面Vより前方に突出する。また、前面側操作パネル固定部19aaと比べて背面側操作パネル固定部19abの方が高くなるように形成されているため、これらに操作パネル15を固定したとき、操作パネル15が前方に傾く。これにより、庇部15aの下面15a1の中で先端部15a2側が最も低くなる。
以上説明した操作パネル15とカバー部材18と支持部材19と操作基板40が、以下で説明するように相互に組み付けられて、操作部2となる。まず、操作基板40を支持部材19の基板固定部19bに組み付ける。次に、操作基板40が組み付けられた支持部材19をカバー部材18に下方から組み付ける。このとき、支持部材19の前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abが、カバー部材18の貫通孔18cから上方に突出するように配置される。最後に、操作パネル18を支持部材19の前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abの上に載置する。操作パネル15を載置するときは、まず、操作パネル15の庇部15aをカバー部材18に設けられた押さえ部18aの下方側に挿入し、その後操作パネル15を前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abの上に載置する。
このように組み立てた操作部2は、本体部11の装着部20に固定される。尚、上述した操作部2の構成部品相互の組み付けや操作部2の装着部20への固定は、図示しないネジ等の締結部品や各部品に備えられた嵌め込み構造によって行われる。
操作部2の組み立てが完了すると、図5に示すように、カバー部材18に設けられた押さえ部18aで操作パネル15の庇部15aを押さえることで、操作パネル15が支持部材19に固定される。また、前述したように、庇部15aが操作基板40を操作パネル15に投影した投影面Vより前方に配置される。さらには、前述したように、操作パネル15が支持部材19の前面側操作パネル固定部19aaと背面側操作パネル固定部19abの上に載置されることによって、操作パネル15が前方に傾くように配置されて庇部15aの下面15a1の中で先端部15a2側が最も低くなる。
従って、図5(B)に示すように、操作パネル15に水滴が付着した場合、水滴が傾斜している操作パネル15上を前方に向かって流れて、押さえ部18aと庇部15aの間を介して本体部11の内部に浸入しても、浸入した水滴は庇部15aの下面15a1の先端部15a2側から滴下する。この水滴は、操作基板40の前端部40aより前方を通過して本体部11の下方に落下するので、押さえ部18aと庇部15aの間を介して本体部11の内部に浸入した水滴が操作基板40に滴下することがない。
また、上述したように、浸入した水滴は庇部15aから操作基板40の前端部40aより前方を通過して本体部11の下方に落下するため、操作基板40の前端部40aが庇部15aの先端部15a2より前方に突出しない位置まで操作基板40を配置することができる。従って、操作基板40の配置の設計自由度が高くなる。また、操作基板40の配置の設計自由度が高くなることによって、操作基板40の上方に配置される操作パネル15の操作スイッチの配置の設計自由度も高くなって操作パネル15の意匠性が向上できる。
次に、主に図6を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と異なるのは、図6の拡大図に示すように、カバー部材18の内部に後述する水除け部18bを備える点である。尚、これ以外の空気清浄機1の構造や操作パネル15の庇部15aが奏する効果については、第1の実施形態と同じであるため、以下では詳細な説明を省略する。
図6に示す水除け部18bは、略くの字状に形成されてカバー部材18の内部に設けられており、水除け部18bの後端面18b1が押さえ部18aより後方に配置されるように形成されている。そして、カバー部材18に支持部材19と操作基板40を組み付けたとき、カバー部材18の水除け部18bは、水除け部18bの後端部18b1と支持部材19の前面側操作パネル固定部19aaの間が隙間Sとなるように配置され、カバー部18の内側(後方側)に操作基板40が配置される。ここで、上述したように、水除け部18bの後端部18b1は押さえ部18aより後方に配置されるので、水除け部18bの後端部18b1は押さえ部18aの下方に配置されている庇部15aより後方に配置される。従って、隙間Sは庇部15aの後方に配置される。
上述したように、隙間Sは庇部15aの後方に配置されているので、浸入した水滴が隙間Sを介して操作基板40に到達することがない。また、押さえ部18aが庇部15aを押さえることによって、押さえ部18aと庇部15aの間から本体部11内部に浸入した水滴の一部は、庇部15aの先端部や押さえ部18aの裏面から滴下するが、これらの水滴は、水除け部18bに当たって下方に滴下するので操作基板40に滴下することがない。
次に、主に図7を用いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態と異なるのは、図7の拡大図に示すように、操作パネル15が水平に配置される点、および、操作パネル15の庇部15aの下面15a1に傾斜面15bを設ける点である。尚、これ以外の空気清浄機1の構造や操作パネル15の庇部15aが奏する効果については、第1の実施形態と同じであるため、以下では詳細な説明を省略する。
第3の実施形態における空気清浄機1では、操作部2を構成する部材のうち、操作パネル15と支持部材19が第1の実施形態と異なる。本実施形態における操作パネル15は、庇部15の下面15a1に傾斜面15bを設ける。この傾斜面15bは、下面15a1の一部を前方に傾斜させて形成されている。尚、下面15a1全体を傾斜面15bとしてもよい。
また、本実施形態における支持部材19は、第1の実施形態における高さの異なる前面側操作パネル固定部19aaおよび背面側操作パネル固定部19abに代えて、同じ高さに形成された2つの操作パネル固定部19acを有する。
以上説明した支持部材18の操作パネル固定部19acの上に操作パネル15を載置するときは、まず、操作パネル15の庇部15aをカバー部材18に設けられた押さえ部18aの下方側に挿入し、その後操作パネル15を操作パネル固定部19acの上に載置する。上述したように、操作パネル固定部19acは2つとも同じ高さに形成されているので、操作パネル15は水平に配置される。
尚、本実施形態では、操作部2を構成する部材は第1の実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。また、庇部15aと押さえ部18aの位置関係や、庇部15aと操作基板40の前端部40aの位置関係も第1の実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
上記のように構成される操作部2の操作パネル15上に水滴が付着して押さえ部18aと庇部15aの間を介して本体部11の内部に浸入した場合、操作パネル15が水平に配置されていても、庇部15aの下面15a1の一部に傾斜面15bが設けられているので、庇部15aの下面15a1の中で先端部15a2側が最も低くなる。従って、浸入した水滴は、庇部15aの下面15a1の先端部15a2側から滴下する。この水滴は、操作基板40の前端部40aより前方を通過して本体部11の下方に落下するので、押さえ部18aと庇部15aの間を介して本体部11の内部に浸入した水滴が、操作基板40に滴下することがない。
1 空気清浄機
2 操作部
10 通風路
11 本体部
12 前面パネル
12a 上面部
15 操作パネル
15a 庇部
15a1 下面
15a2 先端部
15b 傾斜面
15c 前端
18 カバー部材
18a 押さえ部
18b 水除け部
19 支持部材
19aa 前面側操作パネル固定部
19ab 背面側操作パネル固定部
19ac 操作パネル固定部
19b 基板固定部
20 装着部
40 操作基板
40a 前端部
V 投影面

Claims (6)

  1. 筐体内部に空気を吸い込む空気吸込口と、筐体内部から外部へ空気を吹き出す空気吹出口と、前記空気吸込口から吸い込んだ空気を前記空気吹出口へ導く通風路を備える本体部を有し、
    前記通風路に送風機を備えた空気調和機であって、
    前記本体部の上面に、前記空気調和機を操作するための複数の操作スイッチを有する操作パネルが配置され、
    前記操作パネルの下方には、前記操作パネルと電気的に接続された操作基板が配置され、
    前記操作パネルの周縁部の一部に庇部を備え、
    前記庇部は、前記操作基板を鉛直上方に投影したとき、前記操作パネルに投影される前記操作基板の投影面より外側に配置されるとともに、前記庇部の基端側に対し前記庇部の先端側が低くなるように前記庇部の下面が傾斜して配置される、
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記操作パネルを傾斜させて配置することで、前記庇部の下面が前記庇部の基端側に対し前記庇部の先端側が低くなるように傾斜して配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記操作パネルは、支持部材を介して前記操作基板の上部に支持され、
    前記支持部材は、同支持部材に前記操作パネルを載置したときに、同操作パネルが傾斜するように形成された操作パネル固定部を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記庇部の下面に傾斜面が設けられ、
    前記操作パネルが水平に配置されるときに、前記傾斜面における前記庇部側の端部が他方の端部より低くなるように前記傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記本体部は、前記庇部を上方から下方に向かって押さえつける押さえ部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記本体部は、前記支持部材を覆うカバー部材を更に有し、
    前記カバー部材には、前記押さえ部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
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