JP2016070536A - 空気清浄機 - Google Patents

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蛭田 康之
Yasuyuki Hiruta
康之 蛭田
阿部 利浩
Toshihiro Abe
利浩 阿部
山田 浩嗣
Hiroshi Yamada
浩嗣 山田
研一 浜田
Kenichi Hamada
研一 浜田
寿子 原田
Toshiko Harada
寿子 原田
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Abstract

【課題】本発明は、滴下される水の流れを遅くし、下側に落ちる速さを抑制することができる空気清浄機を提供することを目的とする。【解決手段】 空気が流通する浄化フィルタユニットと、この浄化フィルタユニットの空気下流側に配置され、前記空気が流通する加湿フィルタと、給水機構と、を有し、前記給水機構は、前記加湿フィルタの鉛直方向上縁部に沿って延在するように配置される給水管を有し、前記給水管は、その延在方向に沿うように複数の給水穴を有して前記加湿フィルタの鉛直方向上部に水を供給し、前記加湿フィルタは、鉛直方向下縁部側から前記給水管の鉛直方向下部に向かって配置され、前記給水機構側で折り返し形状となるよう組み込まれていることを特徴とする空気清浄機。【選択図】図5

Description

本発明は、空気清浄機に関する。
従来の空気清浄機の加湿機能付き製品においては水を含ませたフィルタを駆動モータなどで回転させ回転部に風を通過させ気化させることが一般的である。また、他製品分野でも水を上から滴下する構造の場合、途中で水を止める必要がなく水を含むフィルタは略垂直に配置されたままであることが通常である。
特開2010-038411号公報
従来の技術としては、水はフィルタを伝わり下側に滴下するが途中で意図的に留まらせる工夫は配慮されていない。
また、空気清浄機に加湿機能を設ける場合、風を効率よく滴下した水に当て加湿能力を高める必要があった。
本発明は、滴下される水の流れを遅くし、下側に落ちる速さを抑制することができる空気清浄機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、空気が流通する浄化フィルタユニットと、この浄化フィルタユニットの空気下流側に配置され、前記空気が流通する加湿フィルタと、前記加湿フィルタは、鉛直方向に立設される板状体であり、前記給水機構は、前記加湿フィルタの鉛直方向上縁部に沿って延在するように配置される給水管を有し、前記給水管は、その延在方向に沿うように複数の給水穴を有して前記加湿フィルタの鉛直方向上部に水を供給する給水機構と、前記加湿フィルタは、鉛直方向下縁部側から前記給水管の鉛直方向下部に向かって配置され、前記給水機構側で折り返し形状となるよう組み込むことを特徴とする。
更に、加湿フィルタの上部に不織布を配置することを特徴とする。
本発明によれば、滴下される水の流れを遅くし、下側に落ちる速さを抑制することができる空気清浄機を提供することができる。
さらには、加湿フィルタの上部に吸水性が比較的低い不織布を配置するとさらにゆっくりした滴下スピードが得られ一気に流れ落ちることを抑止することができる。
本発明の実施形態に係る空気清浄機の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の内部構造をその背面から見た際の給水機構及び加湿フィルタの構成を模式的に示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の内部構造をその左側面から見た際の給水機構及び加湿フィルタの構成を模式的に示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の中央断面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の背面から見た浄化フィルタユニットの配置を示す展開斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り付けた状態の検知機構近傍の斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り外した状態の検知機構近傍の斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り付けた状態の検知機構の断面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り外した状態の検知機構の断面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の送風機構(大きいモータ組込)の部分展開斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の送風機構(小さいモータ組込)の部分展開斜視図である。 (a)本発明の実施形態に係る空気清浄機の大きいモータを組み込んだときの展開斜視図である。(b)本発明の実施形態に係る空気清浄機の大きいモータを組み込んだときの正面図である。 (a)本発明の実施形態に係る空気清浄機の小さいモータを組み込んだときの展開斜視図である。(b)本発明の実施形態に係る空気清浄機の小さいモータを組み込んだときの正面図である。 (a)本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック解除時の斜視図である。(b)本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック時の斜視図である。 (a)本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック解除時の断面図である。(b)本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック時の断面図である。 (a)本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック解除時の部分拡大図である。(b)本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック時の部分拡大図である。 本発明の実施形態に係るフロントパネルの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るフロントパネルの断面図である。
以下に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る空気清浄機1の外観斜視図である。図2は、空気清浄機1の分解斜視図である。なお、図1には、ハウジング4内に配置される加湿フィルタ3と、給水機構2とを破線(隠れ線)で描いている。
本実施形態に係る空気清浄機1は、後に詳しく説明するように、加湿フィルタ3の鉛直方向上部に水を供給する給水機構2を備える。なお、以下の説明における前後左右上下の方向は、図1に示す空気清浄機1の前後左右上下の方向を基準とし、鉛直方向の上側は、図1に示す上方向の矢印に一致している。
まず、空気清浄機1の全体構成について説明した後に、給水機構2と加湿フィルタ3とについて説明する。
<空気清浄機の全体構成>
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る空気清浄機1は、フロントパネル4aと、一対のサイドパネル4b,4b(図1には、左側のサイドパネル4bのみ図示)と、アッパケース4cと、リアパネル4dと、を備えてハウジング4が形成されている。
このハウジング4は、水タンク20が引き出し可能に収容されるタンクベース6と、これに取り付けられるリアケース4e(図2参照)とを介して組み立てられている。
なお、左側のサイドパネル4bには、加湿フィルタ3をハウジング4から取り出す際の開閉蓋4fが設けられている。また、図1及び図2中、符号7は、開閉角度の調節可能な後記するフラップである。ちなみに、このフラップ7は、後縁側を軸にして前縁側が持ち上がるように回動して開く構成となっている。
図2に示すように、空気清浄機1のハウジング4内には、リアパネル4d側からフロントパネル4a側に向かって、浄化フィルタユニット8と、加湿フィルタ3と、送風機構10と、がこの順番で配置されている。
なお、後に詳しく説明するが、浄化フィルタユニット8は、プレフィルタ8aと、集塵フィルタ8bと、脱臭フィルタ8cとで主に構成され、送風機構10は、遠心ファン11と、スクロール12と、モータ13とで主に構成されている。
ちなみに、このハウジング4内には、後記する送風機構10の遠心ファン11が回転することによって、リアパネル4dの両側縁部の開口4g,4gからハウジング4の外部の空気が流入する。そして、この空気流は、浄化フィルタユニット8と、加湿フィルタ3と、をこの順番で流通する。その後、空気は、遠心ファン11が収納されるスクロール12の上部開口からフィルタ14及びフラップ7を介して空気清浄機1のハウジング4外に送り出される。
なお、符号16はプレートである。このプレート16は板状であり、遠心ファン11を間においてスクロール12と面するように配置され、開口4g、4g(空気吸込口)とスクロール12の上部開口部12b(空気吹出口)を仕切るスクロール12の蓋の役割を果たすものである。27はベルマウスであり、プレート16にネジによって固定されている。ベルマウス27は、開口部が設けられ吸い込まれた空気を遠心ファンの径方向内側に流すために流形状の部材である。ベルマウス27は、開口部に放射状または環状にリブを設けて手指などが、遠心ファン11の中に入らない形状を備えている。従来の技術としては、プレートには開口部が設けられ吸い込まれた空気を遠心ファンの径方向内側に流すための流形状をしたベルマウスが一体形状で構成され部品点数を低減するなどの効果を有する。しかしながら、空気清浄機の性能向上を図る場合、風量を高めながら騒音低減を行うなどの設計を行うとファン径を大きくする必要が出てくる。その場合、プレートとベルマウスを一体で金型を製作すると最適に設計された形状を変更し、ファン性能に合わせた形状に作り直す必要が生じてしまう恐れがある。また、空気清浄機は比較的大型な形状寸法を有しており、金型を再度作り直すと費用もかかることになる。さらには一体に形成すると金型形状変更の際には大きい金型ほど時間も有し、幾度となく変更し最適化に至るまでには費用や時間をかなり費やす恐れがある。ただし、本発明の実施形態では、モータ13の仕様違いや遠心ファン11の形状が異なる空力特性を変える必要が生じたときなどを考慮し、プレート16とベルマウス27とを別部品としており、ベルマウス27のみを変更することができるようにしている。これにより、上記必要が生じたときにベルマウス27の変更で対応できるように設計されている。大型の金型製作をすることがなく、安価に仕様が異なる性能を有することが可能となる。28はタンクハウスである。
ベルマウス27とプレート16とはネジまたは嵌め合い、さらには溶着接続などにて固定される。
浄化フィルタユニット8は、リアパネル4d側からフロントパネル4a側に向かって、プレフィルタ8aと、集塵フィルタ8bと、脱臭フィルタ8cと、がこの順番で配置されて構成されている。
プレフィルタ8aは、綿ゴミ等の比較的大きなゴミを捕集するものである。集塵フィルタ8bは、チリ、ホコリ、花粉等の比較的小さな微粒子を捕集するものである。脱臭フィルタ8cは、臭いの元となる化学物質を吸着するものである。
加湿フィルタ3は、これを流通する空気の湿度を高めるものである。この加湿フィルタ3については、後に詳しく説明する。
送風機構10は、スクロール12内に配置される遠心ファン11と、この遠心ファン11を回転させるモータ13とを備えて構成されている。
この送風機構10は、前記したように、遠心ファン11が回転することにより、リアパネル4dの開口4g,4gから導入した空気を浄化フィルタユニット8及び加湿フィルタ3に流通させた後、フラップ7を介してハウジング4外に送り出す。
<給水機構>
次に、空気清浄機1の給水機構2について説明する。
給水機構2は、図2に示すように、タンクベース6に収納される水タンク20と、水タンク20に貯留される水を汲み上げるポンプ21と、加湿フィルタ3に配置される後記の給水管22(図3及び図4参照)と、ポンプ21と給水管22とを連結する連結管23と、水タンク20内に留置され、ポンプ21と連結する後記の汲み上げ管24(図3及び図4参照)と、を備えている。
タンクベース6は、図2に示すように、略直方体の箱体で形成され、その側部開口から水タンク20の出し入れができるようになっている。このタンクベース6の上面には、加湿フィルタ3が載置される受け皿6aが設けられ、この受け皿6aには、タンクベース6内と連通する連通孔6bが形成されている。
水タンク20は、図2に示すように、略直方体の箱体で形成され、その内部には加湿フィルタ3に供給される水が貯留されるようになっている。
符号20aは、水タンク20の上面に形成された連通孔であり、この連通孔20aは、水タンク20の内外を連通させている。
符号33は電源ボタンである。符号26はフィルタケースである。
図3は、本発明の実施形態に係る空気清浄機1の内部構造を背面から見た際の給水機構2及び加湿フィルタ3の構成を模式的に示す構成説明図である。図4は、本発明の実施形態に係る空気清浄機1の内部構造を左側面から見た際の給水機構2及び加湿フィルタ3の構成を模式的に示す構成説明図である。
なお、図3及び図4中の符号4は、ハウジングであり、符号6は、タンクベースである。図4中の符号8は、浄化フィルタユニットであり、符号2は、給水機構であり、符号11は、遠心ファンであり、符号12はスクロールであり、符号13は、モータであり、符号4gは、ハウジング4(図2のリアパネル4d)の開口である。図3及び図4中、ハウジング4、開口4g、タンクベース6、遠心ファン11、スクロール12、及びモータ13は、それぞれ仮想線(二点鎖線)で描いている。
図3に示すように、ポンプ21の吸引部(図示省略)にはアダプタ管21aが設けられている。このアダプタ管21aは、水タンク20に留置される汲み上げ管24と着脱自在に連結されている。
汲み上げ管24は、水タンク20に水没する位置に複数の吸込孔24aが形成されている。また、汲み上げ管24は、水タンク20の上方に延出する途中でアダプタ管21aに向けてL字状に屈曲しており、その先端部とアダプタ管21aとは嵌合している。
ちなみに、図2に示すように、タンクベース6から水タンク20を引き出した際には、汲み上げ管24(図3参照)とアダプタ管21a(図3参照)との嵌合が解除される。また、タンクベース6内に水タンク20を収納した際には、汲み上げ管24とアダプタ管21aとは再び嵌合する。
図3に示すように、ポンプ21の吐出部(図示省略)には連結管23が接続されている。この連結管23は、ポンプ21側から加湿フィルタ3の右縁沿いに鉛直方向上側に向けて延出するとともに、加湿フィルタ3の上縁部側に向けて屈曲して給水管22との連結部23aを備えている。
この連結部23aは、後記する給水管22の一端側と着脱自在に嵌合している。
ちなみに、図1に示す開閉蓋4fを開いて加湿フィルタ3をハウジング4内から取り出す際には、給水管22(図3参照)と連結部23a(図3参照)との嵌合が解除される。また、ハウジング4内の元の位置に加湿フィルタ3を配置した際には、給水管22と連結部23aとは再び嵌合する。
図3に示すように、給水管22は、加湿フィルタ3の鉛直方向上縁部に沿って延在するように配置されている。
また、給水管22は、連結部23aと嵌合する一端側から他端側に向けて(本実施形態では空気清浄機1の右側から左側に向けて)下り勾配に傾斜している。なお、本実施形態では、給水管22の一端側に形成される図示しない開口が、特許請求の範囲にいう「給水部」に相当する。
このような給水管22には、その延在方向に沿うように複数の給水穴22aを有している。
<加湿フィルタ>
本実施形態での加湿フィルタ3は、板状体である。
図4に示すように、加湿フィルタ3は、浄化フィルタユニット8と送風機構10との間で、鉛直方向に立設されている。そして、給水管22は、加湿フィルタ3の鉛直方向上縁部の空気上流側に配置されている。
なお、図4中の白抜き矢印は、空気の流れを表している。
本実施形態での加湿フィルタ3は、可撓性を有している。そして、加湿フィルタ3は、図3及び図4に示すように、その周囲が枠体3aで支持されている。
加湿フィルタ3は、図4に示すように、鉛直方向下縁部側から給水管22の鉛直方向下部に向かって延びる途中で給水管22の空気下流側の側面部に至るように延びている。言い換えれば、加湿フィルタ3は、鉛直方向下縁部側から給水管22に向かって延びて、給水管22に当接する直前で給水管22の空気下流側に向けて屈曲している。
また、加湿フィルタ3を支持する枠体3aの下部には、図3及び図4に示すように、水受けトレイ3bが設けられている。
ちなみに、図1に示す開閉蓋4fを開いて加湿フィルタ3をハウジング4内から取り出す際には、加湿フィルタ3(図3及び図4参照)と枠体3a(図3及び図4参照)と水受けトレイ3b(図3及び図4参照)とが一体となってハウジング4内から取り出される。
図3及び図4に示すように、水受けトレイ3bには、ドレイン孔3cが形成され、このドレイン孔3cは、図1に示すタンクベース6の受け皿6a側に開口している。
なお、ドレイン孔3cには、開閉弁Vが設けられており、ハウジング4内の所定位置に加湿フィルタ3が配置されている際には、開閉弁Vが上方に向けて付勢されることでドレイン孔3cは開かれている。そして、加湿フィルタ3をハウジング4内から取り出す際には、開閉弁Vがドレイン孔3cを閉じる構成となっている。
したがって、加湿フィルタ3をハウジング4内から取り出す際には、ドレイン孔3cが閉じられて、加湿フィルタ3から滴り落ちる水は、水受けトレイ3bに受け止められる。これにより、加湿フィルタ3から滴り落ちる水で、室内の床面等が濡れることが防止される。
次に、本実施形態に係る空気清浄機1の動作を説明しながら作用効果について説明する。
図3に示すように、ポンプ21が起動することで、水タンク20の水は、吸込孔24aを有する汲み上げ管24、連結管23、及び給水管22を介して給水管22の給水穴22aから加湿フィルタ3に供給される。この際、水が給水穴22aから滴下するようポンプ21の出力が設定されることが望ましい。
図4に示すように、給水管22から加湿フィルタ3の鉛直方向上部に供給された水は、加湿フィルタ3の鉛直方向上部から鉛直方向下部へと流下していく。
この空気清浄機1によれば、加湿フィルタ3が毛細管現象で水を吸い上げる従来の空気清浄機(例えば、特許文献1参照)と比べて、加湿フィルタ3における水の湿潤率が一段と向上する。
なお、加湿フィルタ3から水受けトレイ3bに滴り落ちた水は、ドレイン孔3cから、図2に示す受け皿6aの連通孔6b、及び水タンク20の連通孔20aを介して水タンク20内に戻される。つまり、水タンク20の水は、ポンプ21によって還流する。
また、図4に示すように、送風機構10の遠心ファン11がモータ13により回転することで、リアパネル4d(図2参照)の開口4gから白抜き矢印で示されるように空気が流入する。そして、この空気は、浄化フィルタユニット8を流通することで浄化され、加湿フィルタ3を流通することで加湿される。その後、空気は、スクロール12の上部からフラップ7(図2参照)を介してハウジング4外に送り出される。
そして、本実施形態に係る空気清浄機1では、空気が加湿フィルタ3を流通して加湿される際に、加湿フィルタ3に含まれる水は蒸発するが、水は給水管22により加湿フィルタ3の鉛直方向上部から鉛直方向下部へと流下する。これにより空気清浄機1は、加湿フィルタ3に蒸発残渣等が付着することが防止される。よって、この空気清浄機1によれば、従来の空気清浄機(例えば、特許文献1参照)と比べて、加湿フィルタ3における水の湿潤率が一段と向上する。
したがって、この空気清浄機1によれば、従来と比較して優れた加湿性能を発揮することができる。
また、本実施形態に係る空気清浄機1では、図3に示すように、給水管22が加湿フィルタ3の鉛直方向上縁部に沿って延在するように配置され、この給水管22には、その延在方向に沿うように複数の給水穴22aが形成されている。したがって、この空気清浄機1によれば、加湿フィルタ3が効率よく湿潤される。
また、本実施形態に係る空気清浄機1では、図4に示すように、給水管22は、加湿フィルタ3の空気上流側に配置されている。この空気清浄機1によれば、給水管22が加湿フィルタ3の空気下流側に配置されているものと比べて、給水管22から滴下する水が空気に同伴して、空気清浄機1から水滴として排出されることが防止される。
また、本実施形態に係る空気清浄機1では、加湿フィルタ3は、鉛直方向下縁部側から給水管22の鉛直方向下部に向かって延びる途中で給水管22の空気下流側の側面部に至るように延びている。この空気清浄機1によれば、給水管22から滴下する水は、より確実に加湿フィルタ3に受け止められて吸収される。
また、本実施形態に係る空気清浄機1では、図3に示すように、給水管22は、連結管23と連結する一端側から他端側に向けて下り勾配に傾斜している。この空気清浄機1によれば、連結管23から給水管22内に供給される水が、給水管22内に滞留することなく、給水穴22aから効率よく加湿フィルタ3に供給される。
図5は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の中央断面図である。図5に示す通り、加湿フィルタ3は、鉛直方向下縁部側から給水管22の鉛直方向下部に向かって配置され、給水管22側(給水機構側)で折り返すような形状となるよう組み込まれている。言い換えると、加湿フィルタ3は、鉛直方向下縁部側から給水管22の鉛直方向下部に向う板状の部分である加湿フィルタ板部3bと、折り返すような形状となる加湿フィルタ折り返し部3aと、が存在するよう組み込まれている。上記形状とし、加湿フィルタ3の折り返すような形状の部分(加湿フィルタ折り返し部3a)を有することにより、加湿フィルタ3の上側から滴下される水の流れを遅くし、下側に落ちる速さを抑制することが可能となる空気清浄機を提供できる。
更には、加湿フィルタ3の上部に(加湿フィルタ折り返し部3aの上部に)吸水性が比較的低い不織布を配置すると更にゆっくりした滴下スピードが得られ一気に流れ落ちることを抑止可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の他の形態で実施することができる。
前記実施形態では、送風機構10が、フロントパネル4aとプレート16との間に配置される構成となっているが、送風機構10をリアパネル4dと浄化フィルタユニット8との間に配置して、空気をフロントパネル4a側からハウジング4内に導き入れる構成とすることもできる。
また、前記実施形態では、加湿機能を備えた空気清浄機について記載したが、梅雨時等の湿度が高い空気の除湿を行う除湿機能も備えたいわゆる除加湿空気清浄機に用いる構成としてもよい。
<検知機構>
次に、浄化フィルタユニット8をハウジング4内から取り外したとき、特に集塵フィルタ8bをハウジング4内から取り外したときに、空気清浄機1の運転を停止するよう制御させるための検知機構について図5〜10を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の中央断面図である。図6は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の背面から見た浄化フィルタユニットの配置を示す展開斜視図である。図7は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り付けた状態の検知機構近傍の斜視図である。図8は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り外した状態の検知機構近傍の斜視図である。図9は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り付けた状態の検知機構の断面図である。図10は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の集塵フィルタを取り外した状態の検知機構の断面図である。
検知機構は、検知レバー39と検知センサ40とから構成されている。
検知レバー39は、回動軸39aと遮蔽部39bと接触部39cとを有している。回動軸39aは、検知レバー39をハウジング4(浄化フィルタユニット装着部5)に対して回動可能とすることができる部分である。回動軸39aが空気清浄機1の構成部品であるハウジング4センサ(浄化フィルタユニット装着部5)に取り付けられることで、検知レバー39は、ハウジング4(浄化フィルタユニット装着部5)に対して回動可能となる。遮蔽部39bは、後記する検知センサ40で発光及び受光される赤外線を遮蔽することができる部分である。接触部39cは、集塵フィルタ8bと接触することができる部分である。
本実施形態では、検知センサ40は、赤外線発光部53と赤外線受光部54とを有している。検知センサ40は、赤外線発光部53から赤外線受光部54への赤外線を遮蔽することにより(赤外線発光部53から赤外線受光部54へ赤外線が到達させないことにより)空気清浄機1の運転を可能とし、反対に赤外線を遮蔽しないことにより(赤外線発光部53から赤外線受光部54へ赤外線が到達させることにより)空気清浄機1の運転を停止するよう制御させるという、ON、OFFのスイッチと同じ役割を有しているものである。前記の通り、赤外線を遮蔽するために検知レバー39の遮蔽部52を用いる。ここで、検知センサ40は赤外線を使用しているため、検知レバー39の特に遮蔽部52は、赤外線を遮蔽するために部品色相を黒色としている。なお、本実施形態では検知センサ40は赤外線を使用しているが、この限りではない。集塵フィルタ8bの装着の有無を検知するものであればよい。
集塵フィルタ8bをハウジング4から取り外すときの検知機構の動作を説明する。集塵フィルタ8bをハウジング4に取り付けた状態は、遮蔽部39bは赤外線発光部53と赤外線受光部54の間に位置することで検知センサ40の赤外線を遮蔽し、接触部39cは集塵フィルタ8bと接触した状態である。この取り付け状態から、集塵フィルタ8bをハウジング4から取り外し始めると、集塵フィルタ8bと接触部39cとが接触する位置が変わるように回動軸39aが回動し、それに応じて遮蔽部39bの位置が変わる。集塵フィルタ8bをハウジング4から取り外した状態では、遮蔽部39bは赤外線発光部53と赤外線受光部54の間よりも下に位置し検知センサ40の赤外線を遮蔽せず、接触部39cは集塵フィルタ8bと接触しない状態となる。この取り外し状態では、検知センサ40の赤外線発光部53から赤外線受光部54へ赤外線が到達し、空気清浄機1の運転が停止するよう制御し、後記する操作部を操作しても空気清浄機1の運転を行わないように制御させる。
取り外し状態から、集塵フィルタ8bをハウジング4(浄化フィルタユニット装着部5)に取り付け始めると、集塵フィルタ8bと接触部39cとが接し、回動軸39aが回動し、それに応じて接触部39の位置が変わる。集塵フィルタ8bを本体に取り付けた状態では、前述の通り、遮蔽部39bは赤外線発光部53と赤外線受光部54の間に位置することで検知センサ40の赤外線を遮蔽し、接触部39cは集塵フィルタ8bと接触した状態となる。この取り付け状態では、検知センサ40の赤外線発光部53から赤外線受光部54への赤外線を遮蔽部39bで遮蔽することにより、操作部を操作すると空気清浄機1の運転を行うことができるように制御させる。
取り付け状態から取り外し状態になるとき、遮蔽部39bは自重により下方向へと回動し、赤外線発光部53と赤外線受光部54との間で赤外線を遮蔽する状態から遮蔽しない状態へと回動する。
取り外し状態から取り付け状態になるとき、遮蔽部39bは上方向へと回動し、赤外線を遮蔽しない状態から赤外線発光部53と赤外線受光部54との間で赤外線を遮蔽する状態へと回動する。
ここで、検知レバー39の一端(接触部39c)が検知センサ40間(赤外線発光部53と赤外線受光部54との間)に位置する状態は、浄化フィルタユニット8のうち特に集塵フィルタ8bが浄化フィルタユニット装着部5に取り付けられている状態であり、検知レバー39の一端(接触部39c)が浄化フィルタユニット装着部5内に位置する状態は、浄化フィルタユニット8が浄化フィルタユニット装着部5に取り付けられていない状態である。
空気清浄機1のハウジング4には、浄化フィルタユニット8を取り付けるための略四角形状の浄化フィルタユニット装着部5が形成されている。検知レバー39や検知センサ40といった検知機構は、浄化フィルタユニット装着部5の上面に位置している。
検知機構が浄化フィルタユニット装着部5の外面の特に上外面に位置している理由は次の通りである。
まず、検知機構が上面ではなく、背面(浄化フィルタユニット8が本体に取り付けられた際に浄化フィルタユニット8により表から見えなくなる面)に位置している場合について検討する。ここで、浄化フィルタユニット8のうち最も表面(浄化フィルタユニット8が本体に取り付けられた際に表から見える面)側に位置するプレフィルタ8aは、安価構造のものは、プレフィルタ8aをたわませてハウジング4から取り出すタイプが一般的である。フィルタユニットプレフィルタ8aが経時変化により変形し、それに応じて集塵フィルタ8bの位置も変位する恐れがある。検知機構が背面に位置している場合、変位した状態では検知レバー39の検知センサ40に対するストローク等が不足し検知できなくなる恐れがある。
次に、検知機構を風路に直接配置するものを検討する。検知機構が風路に位置する場合、長期使用時に粉塵が検知機構に入る恐れや、細かいごみが検知機構の周囲に引っかかり蓄積する恐れが考えられる。粉塵が検知機構に入る、細かいごみが検知機構の周囲に引っ掛かり蓄積することで、常に赤外線を遮った状態となり、浄化フィルタユニット8を本体から取り外しても運転を停止する機能が動作しなくなる恐れがある。
検知機構を、集塵フィルタ8bを専用に装着するケース形状をした枠体部品に取付けた構造とした場合を検討する。上記の場合は、枠体部品の寸法ばらつきや枠体部品の経時変化が起こる恐れがある。寸法ばらつきや経時変化が起こると、集積公差上確実に動作する位置に配置されず、検知できなくなる恐れがある。
検知機構を、浄化フィルタユニット装着部5の内面の特に下内面に位置する場合を検討する。検知機構が下内面に位置する場合、長期使用していると細かいごみが集塵フィルタ8bに付着する。集塵フィルタ8bのハウジング4(浄化フィルタユニット装着部5)からの取り外しの際に、ごみが下側にこぼれ、検知機構に入り噛み込む恐れが考えられる。ごみが検知機構に入ると常に赤外線を遮った状態となり、浄化フィルタユニット8を本体から取り外しても運転を停止する機能が動作しなくなる恐れがある。
検知機構を、浄化フィルタユニット装着部5の下側に位置する場合について検討する。ここで、実使用での使用環境の中では、湿度が高い部屋で使用される場合があり、さらには、急激に温度が低下すると相対湿度が上り、結露しやすい環境で空気清浄機1が放置されていることもある。検知機構のような電気部品を下側に配置すると、結露した水分が下側に落ち、検知機構に入り込む恐れがある。加湿機能が付いている空気清浄機の場合、水を扱うため結露や水を万一かけられても、動作への支障が少ないことが必要となる。
検知機構が浄化フィルタユニット装着部5の外面の特に上外面に位置することで、上記様々な恐れが低減される。検知機構が浄化フィルタユニット装着部5の外面の特に上外面に位置することで、集塵フィルタ8bが仮に経時変化や衝撃により多少変位しても検知できるストロークを確保している。更には、検知機構が上側に位置しているため、遮蔽部39bが自重により規定の位置に戻り信頼性も高くなる。
符号35は車輪である。符号38は電源コードである。符号45は空気吸込口である。
<モータ取り付け構造>
次にモータ13をスクロール12に取り付けるモータ取り付け構造について図11〜14にて説明する。図11は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の送風機構(大きいモータ組込)の部分展開斜視図である。図12は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の送風機構(小さいモータ組込)の部分展開斜視図である。図13(a)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の大きいモータを組み込んだときの展開斜視図である。図13(b)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の大きいモータを組み込んだときの正面図である。図14(a)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の小さいモータを組み込んだときの展開斜視図である。図14(b)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の小さいモータを組み込んだときの正面図である。
図11と図12には、取り付けるモータ13の大きさが異なる場合でも同じ部品で対応できる構成のスクロール12を示している。
基本的な取り付け方法としては以下の通りである。
スクロール12におけるモータ13の取り付け側には、スクロール12に一体に形成された固定用ネジボス55が複数設けられている。複数の固定用ネジボスは、モータ13を取り付けた状態におけるモータ13の中心に対し、モータ13の直径と略同一直径の範囲で形成されている。固定用ネジボス55は、取り付けるモータ13の種類(大きさ)に応じて任意の高さに取り付けられるよう形成されるものであり、長さの異なる固定用ネジボスである。モータホルダ29は、モータ13を挟むように、固定用ネジボス55にネジ止め固定するものである。
本実施例では大きさの異なる2種類のモータ13(大きいモータ13a、小さいモータ13b)を使用する場合について説明する。本実施例では、スクロール12には、長さの異なる複数の固定用ネジボス55として、長さの長い固定用ネジボス55aが3本と、長さの短い固定用ネジボス55bが3本設けられている。長さの長い固定用ネジボス55aと長さの短い固定用ネジボス55bは交互に設けられており、各固定用ネジボスを線で結ぶと略三角形状となるように設けられている。モータホルダ29は、略三角形状であり、各頂点にはネジ止め用の穴が設けられている。
図11及び図13に示すように大きいモータ13aを組み込むときには、長さの長い固定用ネジボス55aを用いる。まず、スクロール12に大きいモータ13aを組み込む。次に、大きいモータ13aの抑えと回動防止を兼ねる目的で、モータホルダ29を、大きいモータ13aを挟むように、長さの長い固定用ネジボス55aにネジ止めし固定する。
図12及び図14に示すように小さいモータ13bを組み込む時には、長さの短い固定用ネジボス55bを用いる。まずスクロール12に小さいモータ13bを組み込む。次に、小さいモータ13bの抑えと回動防止を兼ねる目的で、モータホルダ29を、小さいモータ13bを挟むように、長さの短い固定用ネジボス55bにネジ止めし固定する。
長さの異なる固定用ネジボス55をスクロール12に設けることで、モータ13の大きさに合った固定用ネジボス55に固定することができる構造となっている。
大きさの異なるモータ13を組み込む場合でも、部品点数を増やすことのない空気清浄機1を構成することが可能となる。
符号30は感震器である。
<電源基板ケース取り付け構造>
次に電源基板ケース31のハウジング4への取り付け構造(電源基板の取り付け構造)について図11〜14にて説明する。
図11〜14等に記載のように、スクロール12は、遠心ファン11を収納する収納部12aと、吹出口を構成する上部開口部12bと、収納部12aと上部開口部12bとをつなぐ通路部12cと、を有している。側面から見たときに、収納部12aは略円形状であり、上部開口部12bは収納部12aの直径と略同じ程度の幅を有し、通路部12cは、収納部12aの右上から上部開口部12bに向かって幅が広がっていく形状である。スクロール12をハウジング4に取り付けると、スクロール12の左上から上部開口部12bの端部に至る部分は空間となる。
本実施例では、空気清浄機1の本体大きさ(奥行)が大きくなることを抑止するため、送風機構10に構成されるスクロール12の遠心ファン11の回転部周囲と吹出し口を構成する開口部の間に(スクロール12の左上から上部開口部12bの端部に至る部分に)、電源基板ケース31を配置している。これにより、空気清浄機1の運転に使用しない空間に、電源基板ケース31(電源基板)を配置することになり、有効にスペースを利用でき、空気清浄機1の本体大きさ(奥行)が大きくなることを抑止することが可能となる。
<ロックレバー>
次にロックレバー41について、図15〜17を用いて説明する。
図15(a)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック解除時の斜視図である。図15(b)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック時の斜視図である。図16(a)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック解除時の断面図である。図16(b)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック時の断面図である。図17(a)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック解除時の部分拡大図である。図17(b)は、本発明の実施形態に係る空気清浄機のロック時の部分拡大図である。
本実施例では、浄化フィルタユニット8のうち最も後側(外側)に位置する面に大きなホコリを捕集するためのプレフィルタ8aを、ハウジング4に取り付ける(外れないように固定する)ためのロックレバー41の構造を示している。ロックレバー41は、ハウジング4の左右に1つずつ設けられている。ロックレバー41はスライド方式となっており、ロックレバー41を上下に切り替えることで、ハウジング4へのプレフィルタ8aのロック解除、ロックが可能となる。ロックレバー41を上にスライドさせ、プレフィルタ8aのロックを解除することで、プレフィルタ8aをハウジング4から取り外すことができ、集塵フィルタ8bや脱臭フィルタ8cもハウジング4内から取り外すことができる。ロックレバー41はスライド方式のため、複雑なロック解除の方法でないため容易に操作ができる。
プレフィルタ8aのハウジング4への取り付けは以下の通りである。ハウジング4に形成されたプレフィルタ取り付け用凹部47(図6参照)に、プレフィルタ8aの下側に一体に形成されているプレフィルタ取り付け凸部48(図6参照)を挿入し奥側に回動させ、プレフィルタ8aの両側面に形成されているロック用凸部50をロックレバー41の取り付け部にセットし、ロックレバー41を下にスライドさせることでロックが可能となり、プレフィルタ8aはハウジング4へ取り付けられる。
プレフィルタ8aのハウジング4からの取り外しは以下の通りである。プレフィルタ8aは、プレフィルタ取り付け用凹部47に、プレフィルタ取り付け用凸部48を挿入し、ロックレバー41で取り付けられているため、ロックレバー41を上にスライドさせロックを解除した集塵後に、プレフィルタ8aはプレフィルタ取り付け用凹部47が支点となり集塵フィルタ8bとプレフィルタ8aとを回動させ一緒に手前に引き出すことができ、別々に取り出す手間も省け、取扱性のよい空気清浄機1を提供することができる。更に、ハウジング4の上部に設けられている集塵フィルタ取り出し溝46に指を入れ、プレフィルタ8aや集塵フィルタ8bの上部に指をかけて引くことで、更に取扱性のよい空気清浄機1を提供することができる。
また、浄化フィルタユニット8を取り外す際には捕集したごみに出来るだけ手を触れずに交換できるほうが望ましい。上記の通り、プレフィルタ8aと集塵フィルタ8bとを一緒に取り出すことができるので、集塵フィルタ8bに付着したゴミがプレフィルタ8aにより抑えられ床にこぼれたり、直接手に触れることを抑制でき、更に取扱性のよい空気清浄機1を提供することができる。
なお、本実施形態ではロックレバー41はハウジング4の左右に設け上下のスライドでプレフィルタ8aのロック解除、ロックを可能としているが、ロックレバー41のスライドによりプレフィルタ8aのロック解除、ロックが可能であればこの限りではない。例えば、ロックレバー41をハウジング4の上下に設け左右へのスライドでプレフィルタ8aのロック解除、ロックを可能としてもよい。
<フロントパネル4a>
図18は、本発明の実施形態に係るフロントパネルの分解斜視図である。
機器本体前面のフロントパネル4aは、図18に示すように、強化処理が施されたガラス板4a1と、ガラス板4a1を保持しフロントパネル4aの枠となる枠体4a2と、表示ユニット4a3と、ガラス板4a1と枠体4a2とを保持しフロントパネル4aの骨格となるパネルベース4a4と、を有する。
ガラス板4a1の表面と同一平面上にはタッチスイッチによる操作部が設けられている。
図1に記載のように、フロントパネル4aは、空気清浄機1における前面に設けられている。従来、機器上面に配置されていた操作部では、操作ボタン部や機器筺体のつなぎ目などの隙間により上から下へ流体が侵入する恐れがあったのに対し、上述のようにタッチスイッチの操作部を備えるフロントパネル4aを空気清浄機1における前面に設けた(タッチスイッチによる操作部が当該空気清浄機1の前面に設けられた)ことにより、流体が侵入しにくくしたという効果を奏する。特に、切れ目のないガラス板4a1の裏面に表示ユニット4a3を配置したことにより、表示ユニット4a3の内部基板への異物、水等の侵入を防止することができるという効果を奏する。
<ガラス板4a1>
また、操作部の表面であるガラス板4a1は、なめらかで表面が固いガラス面なので、使用者が雑巾で水拭き清掃する際も、清掃しやすく、水が浸入する恐れも、表面に傷をつける恐れも少ないという効果を奏する。
従来、フロントパネルは樹脂製で意匠性を向上させる主な手法として、高光沢面を出すための金型表面研磨を高精度に行う必要があった。また、さらに高意匠とするために、表面に塗装、コーティング等の後処理を行う手法をとっていたが、後加工の費用が高価であること、成形品表面の微妙な凹凸による塗装のムラ(均一性)、異物の混入等、どうしても後処理の中での不良が避けられず、その費用が高額となる恐れがあった。
フロントパネル4aに強化処理が施されたガラス板4a1を採用することにより、ガラスの均一な面による光沢の美しさ、塗装する際の均一性、生産の安定性を同時に得ることができる。
ガラス板4a1は裏面に透明有色塗料が塗布されている(透光性の塗装が施されている)。これにより、表示ユニット4a3に投影される光は明確に視認される。また、投影される光の表示の必要がない場合は照明を消灯することができ、その際はガラス塗装のみのフロントパネル4aの外観となり意匠性を高めることができる。また、表示ユニット4a3の接する面を除いて、裏面の構造物が透けて見えないよう光を隠蔽する塗料をその上に重ね塗りしている。ガラス板4a1の裏面に施される塗装は、操作結果を後方から照明装置(LED)で照射表示する部位と照射しない部位との塗装色外観に差が出ないよう、照射しない部位は前記操作部の操作結果を前記ガラス板の前面に表示する表示部を有する印刷フィルム4a31(後述)と合わせた色で光透過性のない隠蔽塗装を施している。言い換えると、ガラス板4a1の背面(裏面)における表示部が照射されない部分は、フィルム4a3の色と同じ色で光透過性のない塗装が施されている。また、ごく一部を除いて塗装はすべて裏面に設けてあり、操作する時に使用者が触れるガラス板4a1の表面は何も印刷等表示のない一様な面とし、意匠性に優れたフロントパネル4aを構成している。ガラス板4a1の表面はガラス面そのままの滑らかな面であることから雑巾等で清掃の際にも引っかかり、凹凸などなく清掃しやすい。
また、ガラス板4a1の裏面には保護フィルム(図示なし)が貼り付けられている。この保護フィルムは、ガラス板4a1に大きな衝撃が加えられてガラスが割れた場合や亀裂が入った場合であっても、周囲に飛び散らないよう保護している。また、この保護フィルムは、透明有色塗料面上に貼られている。このフィルムはまた、内部構造物が透けてガラス板4a1の裏面にうつり外観を損なうことを防止する役割も併せ持つ。
また、表示ユニット4a3の短手方向と、ガラス板4a1の短手方向は、交差するように配設されている。これは、ガラス板4a1に熱処理を加えた場合、その歪は長手方向に現れやすい性質に基づく。すなわち、この性質に鑑みて、表示ユニット4a3を設置した場合における、ガラス板4a1の歪の影響を抑制する構成としている。
ここで、ガラス板4a1の長手方向に、表示ユニット4a3の長手方向が沿うように組み込んだ場合、ガラス板4a1の歪の影響を受け、ガラス板4a1と表示ユニット4a3上の検出部との間に隙間が生じやすくなり、電極間の静電容量の変化が不規則になる、あるいは変化しにくいという課題を生じる。
そこで、本実施の形態では、表示ユニット4a3の長手方向はガラス板4a1の長手方向に交差する方向に配設している。
<表示ユニット4a3>
図19は、本発明の実施形態に係る表示ユニットの分解斜視図である。
図19は、表示ユニット4a3の分解斜視図である。図19により、表示ユニット4a3の構造を説明する。
表示ユニット4a3は、印刷フィルム4a31と、導光板4a32と、ガラス板4a1の表面の操作部を手で触れることによる静電容量の変化を検出する検出部であるタッチスイッチ基板4a33と、表示基板4a35の照明手段の光を前方向へのみ出射するようにするような穴があいている遮光板4a34と、該検出部の検出結果に基づいて基板上の照明手段(LED)を制御する制御部である表示基板4a35と、ケース4a36と、を備える。なお、表示ユニット4a3は、導光板4a32とタッチスイッチ基板4a33と、遮光板4a34と、表示基板4a35と、を収容し、表面フィルム4a31を貼り付けるケース4a36からなり、各基板上のLEDにより照明されて、ガラス板4a1前面までその光が透過して、浮き上がって見えるように構成されている。
文字、記号を抜き文字とした印刷フィルム4a31は、表示ユニット4a3の表面に貼りつけられている。印刷フィルム4a31は、ガラス板4a1の裏面に、密着或いは隙間がごく僅かとなるよう取り付けられている。そのため、ガラス板4a1を透過して、正面から、明確にその文字表示を確認することができる。すなわち、視認性が高く、かつ平面なガラス板4a1で外表面が構成された、外観性の優れたフロントパネル4aを構成している。さらにこのフィルム4a31の印刷色は、ガラス板4a1を正面から見たときに表示部とその周囲の光隠蔽塗装との差が出ないように合わせて、フロントパネル4aの外観が一様な塗装と見えるようにして意匠性を高めている。
静電容量の変化を検出する検出部であるタッチスイッチ基板4a33には、検出部位置を投影するためのLEDも搭載し、タッチスイッチ基板4a33の基板面上に密着して配置される導光板4a32により、その光で明確にガラス板4a1表面上の操作部エリアを投影する。さらに導光板4a32は、フィルム4a31にも密着している。
表示基板4a35は、タッチスイッチ基板4a33による検出部の検出結果に基づいて基板上の照明手段(LED)を制御し、操作状態をガラス板4a1に透過表示するためのものである。
また、上面で操作、機器の状態表示を行っている機器の場合、操作後に機器より離れてしまうと機器の上面は見難く、近づかないと操作や状態を確認できない場合が多いが、本実施例のように表示ユニット4a3を備えるフロントパネル4aを空気清浄機1の前側面備え、空気清浄機1の前側面にて機器の状態をLED光照明により表示を行うことで、離れた所からでも機器の状態を明確に視認することができる。
なお、操作の判定部(図示せず)は、ガラス板4a1表面操作部とタッチスイッチ基板4a33との間の静電容量変化を検出した信号が、ある閾値を超えたときに操作の判定を行う。静電容量に変化がある場合、当該静電容量の変化に応じて発振,振幅が変化する発振回路を含んでいる。これにより、判定部が出力するスイッチ信号,オン/オフ信号を取り出した自動制御部は、負荷駆動の出力を行う。なお、単にガラス板4a1表面操作部に使用者が近接したり、使用者が掃除のために拭いたりする動作等によっては、判定部がオン/オフ信号を出力しない構成としてもよい。
図20は、本発明の実施形態に係るフロントパネルの断面図である。ガラス板4a1の表面操作部に対向するガラス板4a1の裏面には、表示ユニット4a3の表面フィルム4a31が密着するよう取り付けられ、その文字表示は、タッチスイッチ基板4a33、表示基板4a35のLED発光により、裏面から照らされて明示される。
更に、ガラス板4a1表面操作部に指が触れると、タッチスイッチ基板4a33上の検出部が、ガラス板4a1との間の静電容量を感知し、その変化を判定部に伝達する。そして、判定部がその値を判定し、操作入力と判断すると、プログラムされた運転を動作させる。
判定部が静電容量の変化を入力と判定した際には、表示基板4a35に搭載されたブザーが報知音を発し、入力した運転状態表示箇所を点滅してその運転に切り替えられたことを表現する。
これにより、従来操作部の樹脂ボタン、操作部装飾シート上のボタン位置を押すことで、その背面に設置されたマイクロスイッチ等の機械式のスイッチを動作させていたものに対して、触れるだけで操作が可能となり操作感を向上させることができる。
基板ケース4a36は凸部を有し、凸部のバネ性により基板ケース4a36をガラス板4a1へ押しつける。これに伴い、基板ケース4a36内に位置する基板(タッチスイッチ基板4a33と表示基板4a35)をガラス板4a1へと押しつけることができる。これにより、ガラス板4a1の表面操作部に触れた際にも操作部が動作しないという恐れを減らすことができる。
また、空気清浄機1では、例えば冷蔵庫などに用いられる表示ユニットに比べて、表示ユニット4a3が大きいため、表示ユニット4a3の後部に配置する基板(タッチスイッチ基板4a33と表示基板4a35)に両面基板のみを用いると、高額となる恐れがある。本実施の形態のように、タッチスイッチ基板4a33には両面基板を用い、表示基板4a35には片面基板を用いることで、安価とすることができる。また、両基板とも片面基板を用いることで更に安価とすることもできる。
本実施の形態に記載の空気清浄機1は、空気清浄機1本体の背面から本体内へと空気を吸込み、空清を行った後に、本体外へと空気を吐出する構造である。
ここで、一般的な空気清浄機は本体正面に意匠パネル、意匠パネルの背面から機内へ空気を吸い込む空気吸込み口があり、吸込んだ空気を機内のフィルタを通して本体外へと空気を吐き出しする構造となっているものが多い。このように意匠パネルの背面から機内へ空気を吸い込む構造で、意匠パネルの背面にタッチスイッチ基板4a33や表示基板4a35等を配置した場合、基板ケース4a36で両基板を覆う構造とするだけでは、配線の引き出し口等開口部がどうしても出来てしまい、基板ケース4a36内部へ吸込みの風が浸入する恐れがあり、それを防止するためにはさらにその上に覆いとなるケースを追加したり、開口部のシール材等が必要になり、より多くのコストをかける必要が発生する恐れがある。本実施形態では、前述のように空気清浄機1本体の背面側から本体内へと空気を吸込む構造としたことにより、前側の意匠パネルであるガラス板4a1の背面を閉じた構造とすることができ、吸込んだ空気が意匠パネルの背面のタッチスイッチ基板4a33や表示基板4a35等に流れ込む恐れを減らすことができる。
1 空気清浄機
2 給水機構
3 加湿フィルタ
3a 枠体
3b 水受けトレイ
3c ドレイン孔
4 ハウジング
4a フロントパネル
4a1 ガラス板
4a2 枠体
4a3 表示ユニット
4a31 印刷フィルム
4a32 導光板
4a33 タッチスイッチ基板
4a34 遮光板
4a35 表示基板
4a36 基板ケース
4a4 パネルベース
4b サイドパネル
4c アッパケース
4d リアパネル
4e リアケース
4f 開閉蓋
4g 開口
5 浄化フィルタユニット装着部
6 タンクベース
6a 受け皿
6b 連通孔
7 フラップ
8 浄化フィルタユニット
8a プレフィルタ
8b 集塵フィルタ
8c 脱臭フィルタ
10 送風機構
11 遠心ファン
12 スクロール
12a 収納部
12b 上部開口部
12c 通路部
13 モータ
13a 大きいモータ
13b 小さいモータ
14 フィルタ
16 プレート
20 水タンク
20a 連通孔
21 ポンプ
21a アダプタ管
22 給水管
22a 給水穴
23 連結管
23a 連結部
24 汲み上げ管
24a 吸込孔
26 フィルタケース
27 ベルマウス
28 タンクハウス
29 モータホルダ
30 感震器
31 電源基板ケース
33 電源ボタン
35 車輪
38 電源コード
39 検知レバー
39a 回動軸
39b 遮蔽部
39c 接触部
40 検知センサ
41 ロックレバー
46 集塵フィルタ取り出し溝
47 プレフィルタ取り付け用凹部
48 プレフィルタ取り付け用凸部
50 ロック用凸部
53 赤外線発光部
54 赤外線受光部
55 固定用ネジボス
55a 長い固定用ネジボス
55b 短い固定用ネジボス

Claims (3)

  1. 空気が流通する浄化フィルタユニットと、この浄化フィルタユニットの空気下流側に配置され、前記空気が流通する加湿フィルタと、給水機構と、を有し、
    前記給水機構は、前記加湿フィルタの鉛直方向上縁部に沿って延在するように配置される給水管を有し、
    前記給水管は、その延在方向に沿うように複数の給水穴を有して前記加湿フィルタの鉛直方向上部に水を供給し、
    前記加湿フィルタは、鉛直方向下縁部側から前記給水管の鉛直方向下部に向かって配置され、前記給水機構側で折り返し形状となるよう組み込まれていることを特徴とする空気清浄機。
  2. 空気が流通する浄化フィルタユニットと、この浄化フィルタユニットの空気下流側に配置され、前記空気が流通する加湿フィルタと、給水機構と、を有し、
    前記給水機構は、前記加湿フィルタの鉛直方向上縁部に沿って延在するように配置される給水管を有し、
    前記給水管は、その延在方向に沿うように複数の給水穴を有して前記加湿フィルタの鉛直方向上部に水を供給し、
    加湿フィルタは、鉛直方向下縁部側から給水管の鉛直方向下部に向う板状の部分である加湿フィルタ板部と、折り返すような形状となる加湿フィルタ折り返し部と、が存在するよう組み込まれていることを特徴とする空気清浄機。
  3. 加湿フィルタの上面にフェルトなどの吸水性が比較的低い不織布を配置させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気清浄機。
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