JP2003083563A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2003083563A JP2001271200A JP2001271200A JP2003083563A JP 2003083563 A JP2003083563 A JP 2003083563A JP 2001271200 A JP2001271200 A JP 2001271200A JP 2001271200 A JP2001271200 A JP 2001271200A JP 2003083563 A JP2003083563 A JP 2003083563A
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正一 細谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電装ボックス内に飲料水等が入らない空気調
和装置を提供する 【解決手段】 建物の壁を貫通し、室内熱交換器11及
び室外ファン12、室外熱交換器13及び室外ファン1
4等を収納したキャビネット19と、このキャビネット
19の室内側に突出した端部に取り付けられた前パネル
18とを備え、この前パネル18の上部に横長の開口部
65を形成し、この開口部65には吹出しグリル43と
運転操作部70とを横並びに配置した空気調和装置にお
いて、上記運転操作部71がキャビネット19及び/又
は前パネル18の内側に位置する電装ボックス77を備
え、この電装ボックス77が上記開口部65の室外側の
端縁よりも室外側に配置されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内熱交換器、室
内ファン、室外熱交換器及び室外ファンが一体に設けら
れた空気調和装置の操作部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の壁を貫通し熱交換器及び
ファン等を収納したキャビネットと、このキャビネット
の室内側に突出した端部に取り付けられた前パネルとを
備え、この前パネルの上部に横長の開口部を形成し、こ
の開口部には吹出しグリルと運転操作部とを横並びに配
置した空気調和装置が知られている。
【0003】従来の構成では、上記運転操作部がキャビ
ネット及び/又は前パネルの内側に位置する電装ボック
スを備え、この電装ボックスが上記開口部のほぼ真下に
配置されていた(実公平4−40110号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の空
気調和装置では、建物の壁を貫通するキャビネットが、
腰の高さ程度の位置に取り付けられるため、前面パネル
やキャビネットの上に例えば飲料水等の入った容器等を
置くおそれがある。
【0005】ここに置かれた容器等が倒れた場合、飲料
水等が操作口内に流れ込んで、電装箱内部に流れ込み、
絶縁不良を起こす恐れがあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述の事情を考
慮してなされたものであり、電装箱内に飲料水等が入ら
ない空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
建物の壁を貫通し熱交換器及びファン等を収納したキャ
ビネットと、このキャビネットの室内側に突出した端部
に取り付けられた前パネルとを備え、この前パネルの上
部に横長の開口部を形成し、この開口部には吹出しグリ
ルと運転操作部とを横並びに配置した空気調和装置にお
いて、上記運転操作部がキャビネット及び/又は前パネ
ルの内側に位置する電装ボックスを備え、この電装ボッ
クスが上記開口部の室外側の端縁よりも室外側に配置さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記キャビネットと前パネルとの接合部の
ほぼ真下に前記電装ボックスが配置され、この電装ボッ
クスが、前パネルの室外側の側縁内面に一端が固定され
他端がキャビネットの底板に固定された仕切板に取り付
けられ、上記接合部のほぼ真下に延在する仕切板の上部
が室外側に向けて前下がりに傾斜し、電装ボックスの天
板が室内側に向けて前下がりに傾斜する構成を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、前記電装ボックスの天板の室外側の側縁部
が、上記仕切板上部の室内側の側縁部よりもわずかに室
外側に位置することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0011】図1は、本発明に係る空気調和装置の一実
施の形態を示す外観斜視図である。
【0012】図2は、図1の空気調和装置において前パ
ネル18及びキャビネット19を省略して示す分解斜視
図である。
【0013】これらの図1及び図2に示す空気調和装置
10は、建物の壁を貫通し、腰の高さ程度の位置に設置
され、室内熱交換器11、室内ファンとしてのクロスフ
ローファン12(図3)、室外熱交換器13、室外ファ
ンとしてのプロペラファン14、及び圧縮機15等が一
体に設けられる一体型の空気調和装置である。
【0014】上述の室内熱交換器11、クロスフローフ
ァン12、室外熱交換器13、プロペラファン14及び
圧縮機15等は、キャビネット18の底板16上に配置
されて空気調和装置本体17を構成し、この空気調和装
置本体17の前方側、つまり室内熱交換器11及びクロ
スフローファン12の配置側が前パネル18で覆われ、
この空気調和装置本体17の後方側、つまり室外熱交換
器13、プロペラファン14及び圧縮機15の配置側が
キャビネット19により覆われて構成されている。
【0015】また、上記キャビネット19は、角筒(ス
リーブ)形状に形成されており、このキャビネット19
の一部が室内側に突出し(例えば室内側に約70mm突
出する)、他部が建物の壁を貫通して据え付けられる。
【0016】また、上記前パネル18は建物の室内に面
し、この前パネル18の前面上部が前下がりに傾斜して
いる。この傾斜した前パネル18の前面上部には、横長
の開口部65を形成している。この開口部65には、吹
出しグリル43を配設し、この吹出しグリル43からは
室内へ空気を吐出する。また、この吹出しグリル43に
隣接して、前パネル18の上方に回転自在に支持される
操作扉70が配設されている。また、前パネル18の前
面下部には、吸込グリル40が設けられている。この吸
込グリル40からは建物の室内の空気を吸い込む。
【0017】図2に示すように、上記空気調和装置本体
17においては、底板16の前後方向略中央位置に仕切
板20が立設されている。この仕切板20は、底板16
の全幅方向に亘って延在されている。上記空気調和装置
本体17は、この仕切板20により、室内熱交換器11
及びクロスフローファン12等が配置された室内側室2
1と、室外熱交換器13、プロペラファン14及び圧縮
機15等が配置された室外側室22とに区画されてい
る。
【0018】また、上記仕切板20は、室内側室21側
に開口を有する箱形状に形成されている。この仕切板2
0は、右側面に右側板20Aを配置し、左側面には左側
板20Bを配置し、室外側室22側には背面板20Cを
配置している。
【0019】また、上記仕切板20の天面の室内側室2
1側には、第1天面41が形成される。この第1天面4
1の室外側室22側の側縁には、図2及び図4に示すよ
うに、この第1天面41の側縁を切り欠いて形成した、
取付孔81が長手方向に複数箇所設けられている。
【0020】また、図1に示す上記前パネル18の上端
部には、長手方向に沿って複数箇所爪部(不図示)が設
けられる。この前パネル18の爪部は、上記取付孔81
と同一ピッチで設定されている。
【0021】この前パネル18の爪部が、図2に示す上
記取付孔81に差し込まれ、前パネル18は仕切板20
に固定される。
【0022】従って、空気調和装置10の前方に配置さ
れた前パネル18は室内側室21を覆い、また、空気調
和装置10の後方側に配置されたキャビネット19は、
室外側室22の周囲を画成している。
【0023】上記底板16の室外側室22側には、室外
熱交換器13、室外ファンケーシング23、支持脚24
及び圧縮機15が設置されている。
【0024】この圧縮機15は、室外熱交換器13、減
圧装置(不図示)及び室内熱交換器11に図示しない冷
媒配管を用いて順次接続されており、これらにより冷凍
サイクルが構成される。空気調和装置10の冷房運転時
に、室外熱交換器13が凝縮器として機能し、室内熱交
換器11が蒸発器として機能する。また、空気調和装置
10の暖房運転時に、室外熱交換器13が蒸発器とし
て、室内熱交換器11が凝縮器としてそれぞれ機能す
る。
【0025】上記室外ファンケーシング23は、図3に
示すように、室外熱交換器13に連設されると共に、内
部にプロペラファン14が配設される。このプロペラフ
ァン14は、室外駆動モータ25により回転駆動され、
この室外駆動モータ25が上記支持脚24に支持され
る。また、上記室外側室22は、室外ファンケーシング
23によって、室外ファンケーシング23内側の室外吐
出室26と、室外ファンケーシング23外側の室外吸込
室27とに区画される。
【0026】上記プロペラファン14の回転により、外
気は、図3の矢印Aに示すように、室外熱交換器13両
側の室外吸込口28から室外吸込室27内へ吸い込ま
れ、室外ファンケーシング23のファン用オリフィス2
9を経て室外吐出室26内へ吐出され、室外熱交換器1
3を通って室外吐出口30から室外へ吐出される。上記
室外熱交換器13は、空気調和装置10の冷房運転時に
外気へ熱を放出し、また、暖房運転時に外気から熱を取
り込む。
【0027】一方、上記底板16の室内側室21側に
は、ドレンパン33が設置され、このドレンパン33に
室内熱交換器11が載置される。
【0028】また、上記仕切板20内には、区画板20
Dが設けられ、この区画板20Dによって仕切板20内
部が分割されている。上記仕切板20内の左側面側に
は、室内ファンケーシング34が配置される。この室内
ファンケーシング34は、上記仕切板20の第1天面4
1から湾曲してドレンパン33に到っている。
【0029】上記室内ファンケーシング34は、室内側
室21側に室内循環室36と外気導入室37とを形成す
る。さらに、室内側室21には、室内循環室36及び外
気導入室37に隣接して、電装室46(図2)が形成さ
れる。
【0030】上記室内循環室36内には、室内熱交換器
11、クロスフローファン12、電気ヒータ55が配置
される。この電気ヒータ55は、上記室内ファンケーシ
ング34の下端部に、室内熱交換器11に隣接して設置
される。また、湾曲する室内ファンケーシング34の内
側には、クロスフローファン12が配置される。このク
ロスフローファン12は、図4に示す室内駆動モータ3
5により回転駆動される。この室内駆動モータ35が上
記仕切板20の区画板20Dに支持されている。また、
クロスフローファン12が仕切板20の左側板20Bと
区画板20Dとに支持されている。
【0031】さらに、この室内循環室36内には、エア
フィルタ38及びスタビライザ39が配置される。エア
フィルタ38は、図1に示す前パネル18に形成された
吸込グリル40と室内熱交換器11との間に設置され
る。また、スタビライザ39は、室内熱交換器11の上
方に設置されてクロスフローファン12方向へ膨出して
設けられる。このスタビライザ39により、室内循環室
36内の空気がクロスフローファン12に良好に吸い込
まれ、クロスフローファン12から良好に吐出される。
【0032】クロスフローファン12の回転により、図
3の矢印Bに示すように、建物の室内の空気が吸込グリ
ル40から室内側室21の室内循環室36内に取り込ま
れ、この空気は、エアフィルタ38、室内熱交換器1
1、電気ヒータ55を順次経てクロスフローファン12
に吸い込まれ、このクロスフローファン12により吐出
されて、吹出しグリル43から室内へ吹き出される。上
記室内熱交換器11は、空気調和装置10の冷房運転時
に、室内循環室36内に取り込まれた室内空気を冷却し
て室内を冷房し、また、暖房運転時に上記室内空気を加
熱して室内を暖房する。
【0033】上記外気導入室37は、室外側室22を経
て室内側室21の室内循環室36内へ外気を取り込み、
建物の室内へ新鮮な空気を供給可能とする換気装置47
を構成する一構成要素である。この換気装置47は、上
記外気導入室37の他、換気開口48、換気シャッタ4
9及び換気通気部50Aを有して構成される。
【0034】上記箱形状の仕切板20の天面には、上記
第1天面41に連設して第2天面42が形成されてい
る。この第2天面42は、上記第1天面41よりも室外
側室22側に、第1天面41より下段位置に配置してい
る。
【0035】また、この第2天面42の外気導入室37
側には、図4に示すように、第2天面42の長手方向
に、上記換気開口48が複数個、同一ピッチで並設され
ている。また、上記第2天面42の外気導入室37側に
は、多数の細穴51を備えた上記換気シャッタ49が載
置される。これらの細穴51は群毎にまとめられ、これ
ら複数の細穴群51Aが、換気シャッタ49の長手方向
に同一ピッチで配置されている。この細穴群51Aのピ
ッチは、第2天面42の換気開口48のピッチと略同一
に設定されている。上記第2天面42の電装室46側に
は、上記外気導入室37側に配設された換気開口48は
配設されず、平滑面を有している。
【0036】また、換気シャッタ49には両端部に、換
気シャッタ49の長手方向に延びる長孔52が形成され
る。換気シャッタ49は、この長孔52を貫通するビス
53によって、仕切板20の第2天面42に、この第2
天面42及び換気シャッタ49の長手方向にスライド自
在に取り付けられる。
【0037】換気シャッタ49のスライドにより、換気
開口48の開度が任意の位置に調整され、この換気開口
48の開操作により、図3の矢印Cに示すように、室外
側室22内に流入した外気がキャビネット19に案内さ
れて、換気シャッタ49の細穴51及び第2天面42の
換気開口48を通り、外気導入室37内に導入される。
【0038】また、上記仕切板20の第2天面42は、
上記室外側室22側へ向かって前下がりに傾斜してい
る。これにより、上記換気開口48が室外側室22側へ
向かって下方に傾斜して構成されるから、第2天面42
とキャビネット19との間の外気の流動面積が、第2天
面42が水平の場合に比べて拡大される。
【0039】なお、図2及び図4に示すように、換気シ
ャッタ49には、一端部に操作レバー54が一体に結合
されている。この操作レバー54は、室内熱交換器11
側へ延在して配設される。この操作レバー54は、前パ
ネル18の取り外し時等に操作可能とされ、この操作レ
バー54を水平方向に操作することによって、上記換気
シャッタ49がワイヤ等を介することなく直接スライド
され、換気開口48の開度が任意に調整可能とされる。
ここで、図2及び図4に示す換気シャッタ49の細穴5
1は、上記換気開口48の開口面積に比べて著しく小さ
な穴径に形成されるのが望ましい。この場合、この細穴
51がエアフィルタの機能を果たし、例えば虫等の侵入
を防止することができる。
【0040】前記換気通気部50Aは、室内ファンケー
シング34の下部に切り起こし処理等により複数の通気
口50が並設されて、鎧戸形状に形成されている。この
換気通気部50Aは、仕切板20のドレン開口44に対
応する位置を除いて、室内ファンケーシング34の長手
方向に複数設けられる。
【0041】クロスフローファン12の回転時には、図
3の矢印Cに示すように、換気シャッタ49の細穴51
及び第2天面42の換気開口48を経て外気導入室37
内に外気が導入され、湾曲形状の室内ファンケーシング
34の外側を通って下方へ流動し、複数の換気通気部5
0Aの通気口50を経て室内循環室36内へ導かれる。
この室内循環室36内に導かれた外気は、室内熱交換器
11により空気調和された室内空気と混合して、図3の
矢印Bに示すように、前パネル18の吹出しグリル43
から建物の室内へ吐出する。従って、建物の室内に新鮮
な空気が供給される。
【0042】図2に示すように、上記電装室46には、
運転操作部71が配設される。この運転操作部71は、
操作ボックス72と、電装ボックス77とを有し構成さ
れる。
【0043】上記操作ボックス72は、図6に示すよう
に、裏面及び底面が開口した箱形状を有している。正面
には四角形状の板72Aを配置し、右側面には板72
B、左側面には72Cを配置している。これら板72
B、72Cは台形形状を有し、台形の傾斜辺が正面側に
前下がりに向いて配置されている。また、これら板72
B,72Cの裏面側の下部には、矩形形状の切り欠きが
設けられている。
【0044】上面には、中央に二箇所孔72Fが配設さ
れた上面板72Dを配置している。この板72Dの正面
側の辺は、上記正面に配置した板72Aの上辺に取付ら
れている。上記板72Dの右辺は板72Bの傾斜辺に取
付られ、上記72Dの左辺は上記板72Cの傾斜辺に取
付られている。また、上面の板72Dの裏面側の辺に
は、上面の上方に延出する爪部72Eが設けられてい
る。この爪部72Eは上記板72Dを底面に対し垂直方
向折り曲げ形成している。
【0045】上記電装ボックス77は、この正面上部が
上記操作ボックス72の板72B、72Cの裏面側の辺
の一部に固定されている。この電装ボックス77の正面
には、基板取付板77Aを配置し、この基板取付板77
Aの右側縁が裏面側に向かって折り曲げて、補強してい
る。
【0046】上記電装ボックス77は、この基板取付板
77Aを支持する支持板77B,77C,77Dとから
構成されている。
【0047】底面には、四角形状の底板77Cが配設さ
れる。この底板77Cは、上記基板取付板77Aの下辺
に、板77Aに対し垂直に取付られている。また、上記
底板77Cの裏面側縁は折り曲げて、補強している。
【0048】左側面には支持板77Bが配設される。こ
の支持板77Bの正面側の辺が基板取付板77Aの左辺
に取付られ、この支持板77Bの底面側の辺が底板77
Cの左辺に取付られる。また、この支持板77Bには、
正面側上部に裏面側から正面側に前下りに傾く傾斜部を
有している。
【0049】上面には、天板77Dが配置されている。
この天板77Dは、四角形状を有し、正面側の辺及び裏
面側の辺が基板取付板77Aの上辺よりも若干短く、右
辺及び左辺が上記左側面の支持板77Bの傾斜部の辺長
さに等しく形成されている。この天板77Dの正面側の
辺が基板取付板77Aの上辺に取付られ、この天板77
Dの左辺が上記支持板77Bの傾斜辺に取り付けられて
いる。従って、上記電装ボックス77の上面は、正面側
に前下りに傾斜する傾斜面が形成し、裏面側に開口部が
形成している。
【0050】これら操作ボックス72と電装ボックス7
7とが、図2及び図5に示すように、上記室内側室21
の前方から電装室46内に挿入されて、上記仕切板20
に取付けられる。図5は、運転操作部71を本体正面に
対し右側面からみた縦断面図である。
【0051】上記操作ボックス72は、図5に示すよう
に、前パネル18の操作扉70のほぼ真下に配置され
る。上記操作ボックス72は、上記電装ボックス72の
爪部72Eが上記仕切板20の第1天面41の側縁部4
1Aの裏側に差し込まれ、この第1天面側部41Aと上
記爪部72Eとがビス止めして固定されている。
【0052】これにより、上記仕切板20の上面と上記
第1天面41との接合部に隙間が無くなるから、この接
合部から第1天面41の内側に飲料水等が侵入すること
を防止できる。
【0053】また、上記操作ボックス72の内側には、
第1基板76が設けられている。この第1基板76は、
上記操作ボックス72の上面板72Dの内側に、上面板
72Dの面に沿って平行に取付られている。
【0054】上記操作ボックス72の上面板72Dに
は、図2に示すように、操作パネル73、運転スイッチ
74が取り付けられる。この操作パネル73の表面のほ
ぼ中央には、孔73A,73Bが設けられており、これ
ら孔73A,73Bは上記操作ボックス72の上面板7
2Dの孔72Fに重なる。上記孔73Aの周囲には温度
調節用の目盛りが表記され、上記孔73Bの周囲には風
量調節用の目盛りが表記されている。そして、運転スイ
ッチ74が、上記上面板72Dの孔72F及び上記操作
パネル73の孔73A,73Bを貫通して、上記操作ボ
ックス72の第1基板76に取付られる。
【0055】なお、上記操作ボックス72の上面板72
Dの孔72F周辺には、シール(不図示)が貼付されて
いる。このシールは、上記操作パネル73或いは運転ス
イッチ74に飲料水等がかかった場合、飲料水等が上記
操作パネル73或いは運転スイッチ74から、上記操作
パネル73の孔73A,73B及び上記操作ボックス7
2の孔72Fを介して、上記操作ボックス72の内側に
侵入するのを防止する。
【0056】本実施の形態では、上記電装ボックス77
が上記仕切板20内に埋設され、この電装ボックス77
が上記仕切板20の右側板20Aの内側に配置される。
そして、上記電装ボックス77の右側縁が上記右側板2
0Aの室内側室21側の側縁に重ねられて、複数箇所ネ
ジ止めして固定される。
【0057】また、図5に示すように、上記電装ボック
ス77の内側には、第2基板78が設けられる。この第
2基板78は、上記電装ボックス77の底板77Cと天
板77Dとの間に配置し、上記基板取付板77Aに平行
に、上記基板取付板77Aより室外側室22側に例えば
約5mm浮かした状態で取り付けられている。
【0058】これにより、飲料水等が上記電装ボックス
77内部に侵入した場合、基板取付板77Aの内側の面
を伝わり、底板77Cの内側に流れるから、上記第2基
板78に飲料水等がかかることはない。従って、電装部
品の保護が図られる。
【0059】以上のように構成されたことから本実施の
形態では、上記電装ボックス77が上記仕切板20内に
配設され、上記前パネル18の開口部65の室外側室2
2側の側縁より室外側室22側に位置する。また、上記
前パネル18とキャビネット19との接合部80のほぼ
真下には、上記仕切板20の第2天面42が位置する。
【0060】上記前面パネル18やキャビネット19の
上に例えば飲料水等の入った容器等が置かれ、ここに置
かれた容器等が倒れて、容器等内の飲料水等が前パネル
18の開口部65に配設された操作扉70にかかり、こ
の操作扉70の縁から、操作扉70の内側に侵入する場
合には、上記操作ボックス72及び操作パネル73の上
面に滴下し、この滴下水が、図5中矢印Dに示すよう
に、上記操作ボックス72上面及び操作パネル73上面
の傾斜方向に導かれ、上記操作ボックス72の正面を伝
わり底板16に落下する。
【0061】従って、上記電装ボックス77の内部に飲
料水等が入らず、電装部品の保護が図られる効果があ
る。
【0062】また、上記前面パネル18とキャビネット
19との接合部のほぼ真下には、第2天面42と仕切板
20の取付孔81が位置する。また、この取付孔81の
ほぼ真下には上記電装ボックス77の天板77Dが位置
している。
【0063】上記容器等内の飲料水等が上記前パネル1
8及びキャビネット19にかかり、前パネル18とキャ
ビネット19との接合部80から、上記前パネル18及
びキャビネット19の内側に侵入する場合には、図5中
矢印Eに示すように、第2天面42に滴下して、この滴
下水が第2天面の傾斜方向に導かれ、仕切板20の背面
板20Dの室外側室22側を伝わり底板16上に流れ
る。
【0064】さらに、前パネル18とキャビネット19
との接合部80から侵入した飲料水等が、上記仕切板2
0の取付孔81から仕切板20の内側に流れこむ場合に
は、図5中矢印Fに示すように、上記電装ボックス77
の天板77D上に滴下して、この滴下水が上記天板77
Dの傾斜方向に導かれ、上記電装ボックス77の基板取
付板77Aの室内側室21側を伝わり、底板16上に落
下する。
【0065】従って、上記電装ボックス77の内部に飲
料水等が入らず、電装部品の保護が図られる効果があ
る。
【0066】また、電装ボックス77上面の天板77D
は、上記仕切板20の第1天面の内側に位置し、上記天
板77Dの室外側室22側の側縁部が上記第2天面の室
内側室21側の側縁部よりも僅かに室外側室22側に位
置する。
【0067】上記前パネル18とキャビネット19との
接合部80から侵入した飲料水等が上記仕切板20の取
付孔81から仕切板20の内側に流れこむ場合には、上
記天板77Dの室外側室22側の側縁部よりも室内側室
21側に滴下する。
【0068】従って、上記電装ボックス77の内部に飲
料水等が入らず、電装部品の保護が図られると共に、上
記天板77Dの長さを短くして、電装ボックス77の製
造コストを低減できるという効果がある。
【0069】また、上記電装ボックス77が仕切板20
の右側面20Aの内側に取り付けられ、上記電装ボック
ス77の裏面と右側面とが仕切板20に覆われる。
【0070】従って、上記電装ボックス77はほぼ全面
を囲む箱形を形成して、従来のように全閉した箱形状よ
りも製造コストを低減できる効果がある。
【0071】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0072】
【発明の効果】本発明では、開口部から侵入した飲料水
等が電装ボックス内に入らないため、電装部品の保護が
図られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示
す外観斜視図である。
【図2】本発明に係る空気調和装置の本体を示す分解斜
視図である。
【図3】本発明に係る空気調和装置の縦断面図である。
【図4】本発明に係る空気調和装置の仕切板、クロスフ
ローファン及び換気装置等を示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る空気調和装置の運転操作部を示す
縦断面図である。
【図6】本発明に係る空気調和装置の操作ボックス、電
装ボックスを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 11 室内熱交換器 12 クロスフローファン(室内ファン) 13 室外熱交換器 14 プロペラファン(室外ファン) 16 底板 18 前パネル 19 キャビネット 20 仕切板 21 室内側室 22 室外側室 41 第1天面 42 第2天面 65 開口部 70 操作扉 71 運転操作部 72 操作ボックス 76 第1基板 77 電装ボックス 77D 天板 78 第2基板 80 接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細谷 正一 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 岡田 晃 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BJ10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁を貫通し熱交換器及びファン等
    を収納したキャビネットと、このキャビネットの室内側
    に突出した端部に取り付けられた前パネルとを備え、こ
    の前パネルの上部に横長の開口部を形成し、この開口部
    には吹出しグリルと運転操作部とを横並びに配置した空
    気調和装置において、 上記運転操作部がキャビネット及び/又は前パネルの内
    側に位置する電装ボックスを備え、この電装ボックスが
    上記開口部の室外側の端縁よりも室外側に配置されてい
    ることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記キャビネットと前パネルとの接合部
    のほぼ真下に前記電装ボックスが配置され、この電装ボ
    ックスが、前パネルの室外側の側縁内面に一端が固定さ
    れ他端がキャビネットの底板に固定された仕切板に取り
    付けられ、上記接合部のほぼ真下に延在する仕切板の上
    部が室外側に向けて前下がりに傾斜し、電装ボックスの
    天板が室内側に向けて前下がりに傾斜する構成を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記電装ボックスの天板の室外側の側縁
    部が、上記仕切板上部の室内側の側縁部よりもわずかに
    室外側に位置することを特徴とする請求項2記載の空気
    調和装置。
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