JP2017110788A - 捩り振動低減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半径方向への大型化および軸長の増大を抑制することのできる捩り振動低減装置を提供する。
【解決手段】3つの回転要素8,9,11を有する遊星歯車機構7を備え、一つの回転要素が入力要素9とされ、他の一つの回転要素が出力要素11とされ、入力要素9と出力要素11との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に、ピニオンギヤ10が振動の振幅に応じた角度、第1回転要素もしくは第2回転要素に対して相対的に往復公転するとともに入力要素9および出力要素11以外の回転要素8が回転方向に振動するように構成された捩り振動低減装置において、二つの回転要素の相対回転によって弾性変形させられる弾性体6を備え、弾性体6はキャリヤ11の円周方向でのピニオンギヤ10同士の間でかつ振動によってピニオンギヤ10が往復公転した場合にピニオンギヤ10が接触しない位置θ2に配置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、入力されたトルクの変動(振動)に起因する捩り振動を低減させるように構成された振動低減装置に関するものである。
捩り振動を低減する装置として遊星歯車機構を使用した例が特許文献1や特許文献2に記載されている。特許文献1に記載された構成では、遊星歯車機構におけるリングギヤとキャリヤとがダンパースプリングによって相対回転可能に連結されている。そのダンパースプリングは、遊星歯車機構の半径方向でリングギヤより外側に配置されている。リングギヤに駆動力源のトルクが入力され、キャリヤから出力軸にトルクが出力されるように構成されている。そして、リングギヤに入力されるトルクが変動すると、ダンパースプリングが圧縮され、リングギヤに対してキャリヤが相対回転する。それに伴ってキャリヤに自転かつ公転可能に保持されたピニオンギヤが自転するとともに公転方向に往復回転する。また、サンギヤが強制的に回転させられる。したがって、サンギヤによる慣性力が前記トルクの変動すなわち起振力(トルク)に対する抵抗になるとともに、上記のダンパースプリングが圧縮されることにより、起振力に対して位相が遅れた抵抗力となる。その結果、遊星歯車機構から出力されるトルクの振動が抑制される。
また、特許文献2に記載された装置では、遊星歯車機構におけるキャリヤとリングギヤとが圧縮スプリングによって相対回転可能に連結されている。この圧縮スプリングは遊星歯車機構の半径方向でサンギヤより内側に配置されている。また、キャリヤにエンジンの出力軸が連結され、リングギヤに変速機の入力軸が連結されている。
なお、特許文献3に、遊星歯車機構を備えたクランクシャフトプーリが記載されている。特許文献3に記載された構成では、遊星歯車機構の内部に動吸振装置が組み込まれている。具体的には、遊星歯車機構におけるキャリヤにクランクシャフトが連結され、そのキャリヤの円周方向で前記キャリヤに自転かつ公転可能に保持されたピニオンギヤ同士の間に一組のスプリングが直列に配置されている。それらのスプリング同士の間に動吸振装置における動吸振マスが配置されている。つまりスプリングを介してキャリヤに動吸振マスが取り付けられている。
特開2010−101380号公報 特開2008−164013号公報 特表2013−545052号公報
特許文献1や特許文献2に記載された装置では、リングギヤとキャリヤとの間にダンパースプリングあるいは圧縮スプリングを配置してあることにより、入力トルクが変動(振動)した場合に、リングギヤとキャリヤとの相対回転が生じ、またサンギヤを強制的に回転させて振動を減衰する抵抗力を生じさせている。しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された装置では、ダンパースプリングや圧縮スプリングなどは遊星歯車機構に対して半径方向に並べて配置されるため、全体として装置の外径が大きくなってしまう。また、ダンパースプリングや圧縮スプリングなどを遊星歯車機構に対して軸線方向に並べて配置すると、全体として装置の軸長が長くなってしまう。
なお、特許文献3に記載された装置では、クランクシャフトにおけるトルクが変動すると、スプリングを介してキャリヤに連結された動吸振マスが振動し、この動吸振マスの振動がクランクシャフトにおけるトルクの変動を打ち消すように作用する。しかしながら、特許文献3に記載された装置では、遊星歯車機構のキャリヤにスプリングを介して動吸振マスを取り付けるため、装置の全体として部品点数が増え、構成が複雑になる可能性がある。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、半径方向への大型化および軸長の増大を抑制することのできる捩り振動低減装置を提供することを目的とするものである。
この発明は、上記の目的を達成するために、第1回転要素と、第2回転要素と、前記第1回転要素と前記第2回転要素との少なくともいずれか一方にトルク伝達可能に係合している複数のピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを自転かつ公転可能に保持しているキャリヤからなる第3回転要素とを有する遊星歯車機構を備え、前記第1回転要素と前記第2回転要素と前記第3回転要素とのうちのいずれか一つの回転要素がトルクが入力されかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する入力要素とされ、かつ他のいずれか一つの回転要素が出力部材にトルクを出力しかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する出力要素とされ、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に、前記ピニオンギヤが前記振動の振幅に応じた角度、前記第1回転要素もしくは前記第2回転要素に対して相対的に往復公転するとともに前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素が回転方向に振動するように構成された捩り振動低減装置において、前記第1回転要素と前記第2回転要素と前記第3回転要素とのうちのいずれか二つの回転要素の間に配置され、前記二つの回転要素の相対回転によって弾性変形させられる弾性体を備え、前記弾性体は、前記キャリヤの円周方向での前記ピニオンギヤ同士の間でかつ前記振動によって前記ピニオンギヤが往復公転した場合に前記ピニオンギヤに接触しない位置に配置されていることを特徴とするものである。
また、この発明では、前記弾性体は、前記いずれか二つの回転要素のそれぞれに一体の駆動側部材および従動側部材によって挟み付けられていてよい。
さらに、この発明では、前記入力要素はリングギヤもしくはサンギヤによって構成され、前記出力要素は前記キャリヤによって構成されていてよい。
そして、この発明では、前記ピニオンギヤは、ピッチ円半径の大きい大径部と、前記大径部より前記ピッチ円半径の小さい小径部とを備え、前記入力要素は前記大径部に噛み合う第1リングギヤによって構成されかつ前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素は前記小径部に噛み合う第2リングギヤによって構成され、もしくは、前記入力要素は前記大径部に噛み合う第1サンギヤによって構成されかつ前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素は前記小径部に噛み合う第2サンギヤによって構成されていてよい。
また、この発明では、前記駆動側部材に前記入力要素が連結されかつ前記従動側部材に前記出力要素と前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素とのうち一方の回転要素が連結され、もしくは、前記駆動側部材に前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素が連結されかつ前記従動側部材に前記出力要素が連結されていてよい。
この発明によれば、遊星歯車機構は第1回転要素と、第2回転要素と、複数のピニオンギヤを自転かつ公転可能に保持しているキャリヤからなる第3回転要素とを有し、それらの3つの回転要素のうちの2つの回転要素同士が弾性体によって連結されている。入力要素と出力要素との間で伝達されるトルクが変動すると、入力要素と出力要素とが相対回転し、これらの入力要素と出力要素との間に配置された弾性体が弾性変形させられる。また、入力要素および出力要素以外の回転要素が回転させられる。この入力要素および出力要素以外の回転要素の回転はトルクの変動によるものであるため、その回転に振動が生じる。そして、この入力要素および出力要素以外の回転要素の慣性力が入力されるトルクの変動に対して抵抗となるとともに、前記弾性体の弾性力により前記入力要素および出力要素以外の回転要素の振動と、入力されるトルクの変動(振動)や前記トルクの変動による入力要素の振動との間に位相差が生じる。つまり、入力要素および出力要素以外の回転要素の回転方向への振動が、前記入力されるトルクの変動による入力要素の回転方向への振動を打ち消すように作用する。これによって出力要素から出力されるトルクの変動が抑制される。また、ピニオンギヤは前記入力されるトルクの変動の振幅に応じた角度、第1回転要素や第2回転要素に対して公転方向に往復動する。そのため、ピニオンギヤ同士の間にピニオンギヤが転動しないスペースが生じている。弾性体はこのスペースに配置される。その結果、遊星歯車機構の半径方向に弾性体を並べて配置することにより装置の全体としての外径が増大したり、遊星歯車機構の軸線方向に弾性体を並べて配置することにより装置の全体としての軸長が増大したりすることを回避もしくは抑制できる。
この発明の実施形態における遊星歯車機構を示す概略的な正面図である。 この発明に係る一実施形態の捩り振動低減装置を所定の動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である 図1のIII−III線矢視断面の一部を拡大して示す部分断面図である。 図1のIV−IV線矢視断面の一部を拡大して示す部分断面図である。 この発明に係る一実施形態の捩り振動低減装置をトルクコンバータの内部に配置した一例を示す図である。 収容部の他の例を示す図である。 この発明の実施形態における遊星歯車機構の他の例の一部を拡大して示す断面図である。 図7に示す遊星歯車機構を動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。 この発明の実施形態における遊星歯車機構の更に他の例の一部を拡大して示す断面図である。 図9に示す遊星歯車機構を動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。 この発明に係る他の実施形態の捩り振動低減装置を所定の動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。 この発明に係る更に他の実施形態の捩り振動低減装置を所定の動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。
図2は、この発明に係る一実施形態の捩り振動低減装置を所定の動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。駆動力源1の出力側にばねダンパ2を介してこの発明の実施形態における出力部材に相当する駆動対象部3が連結されている。その駆動力源1は一例として内燃機関であり、したがってその出力トルクは不可避的に変動(振動)する。ばねダンパ2は、駆動力源1の図示しない出力軸と一体となって回転する駆動側プレート4と、駆動側プレート4に対向して配置されかつ駆動側プレート4とは相対回転可能な従動側プレート5と、これらのプレート4,5が相対回転することにより圧縮されるスプリング6とを備えている。そのスプリング6は例えばコイルスプリングであって、各プレート4,5に形成されている後述する各窓部に配置されている。また、上記の従動側プレート5は駆動対象部3の図示しない入力軸と一体となって回転するように構成されている。駆動対象部3は例えば変速機であって、変速比を連続的に変化させることのできる無段変速機と、変速比を段階的に変化させることのできる有段変速機とのいずれであってもよい。なお、上述した駆動側プレート4がこの発明の実施形態における駆動側部材に相当し、上述した従動側プレート5がこの発明の実施形態における従動側部材に相当する。
上記のばねダンパ2と同一の軸線上に、この発明の実施形態における遊星歯車機構が配置されている。その遊星歯車機構は、図2に示す例では、シングルピニオンタイプの遊星歯車機構7であって、外歯歯車であるサンギヤ8と、そのサンギヤ8に対して同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤ9と、サンギヤ8とリングギヤ9とに噛み合っているピニオンギヤ10を自転および公転できるように保持しているキャリヤ11とを有し、これらの回転要素8,9,11によって差動作用を行うように構成されている。そのリングギヤ9に駆動側プレート4が連結されていて入力要素となっている。上記のキャリヤ11に従動側プレート5が連結されていて出力要素となっている。リングギヤ9に伝達されるトルクが変動すると、ばねダンパ2のスプリング6に作用する圧縮力(捩り力)が変化するため、リングギヤ9とキャリヤ11とが相対回転する。こうして入力要素であるリングギヤ9と出力要素であるキャリヤ11との間で相対回転が生じると、差動作用によってサンギヤ8が所定角度範囲内で往復回転する。そのサンギヤ8の回転によってサンギヤ8は慣性トルクを発生し、その慣性トルクは回転角加速度と質量(慣性モーメント)とに応じたトルクとなる。なお、リングギヤ9とキャリヤ11との相対回転を生じさせるトルクに対してスプリング6の弾性力が反力として作用する。
図1は、この発明の実施形態における遊星歯車機構7を示す概略的な正面図である。なお、図1では、図を簡略化するため、ばねダンパ2の駆動側プレート4や従動側プレート5を省略している。上述したリングギヤ9とキャリヤ11との相対回転は、トルクの変動による回転であるから、リングギヤ9に対するキャリヤ11の回転角度や、キャリヤ11に対するリングギヤ9の回転角度はばねダンパ2におけるばね定数や入力されるトルクの変化幅などに応じた比較的小さい角度になる。したがってピニオンギヤ10はサンギヤ8の外周部における所定の角度範囲θ1内のみで公転する。サンギヤ8の外周部のうちピニオンギヤ10が転動することのない空隙領域θ2は、形状の保持あるいは強度の保持のために機能するもののトルクの伝達や差動回転には直接的には関与しない領域となっている。駆動側プレート4および従動側プレート5における空隙領域θ2に対応する箇所に、スプリング6が配置される。すなわちこの空隙領域θ2に後述する窓部がそれぞれ形成される。図1に、スプリング6が配置される箇所をハッチングを付した領域として記載してある。
図3は、図1のIII−III線矢視断面の一部を拡大して示す部分断面図であり、図4は、図1のIV−IV線矢視断面の一部を拡大して示す部分断面図である。駆動側プレート4は環状に形成されたプレートであって、図3および図4に示すように、駆動側プレート4に同心円状にリングギヤ9が一体化されている。駆動側プレート4の半径方向でリングギヤ9が一体化されている箇所より内側に、駆動側プレート4の板厚方向に貫通しかつ円周方向に延びる駆動側窓部12が形成されている。この駆動側窓部12にスプリング6が配置され、円周方向における駆動側窓部12の両端部にスプリング6の両端部がそれぞれ当接するようになっている。
駆動側プレート4の両側に、従動側プレート5として機能する第1従動側プレート13および第2従動側プレート14がそれぞれ配置されている。各従動側プレート13,14は共に同じ外径の環状のプレートであって、それらの第2従動側プレート13,14における駆動側窓部12に対向する位置に、板厚方向に貫通する第1従動側窓部15と第2従動側窓部16とがそれぞれ形成され、円周方向における各従動側窓部15,16の両端部にスプリング6の両端部がそれぞれ当接するようになっている。半径方向で各従動側窓部15,16の外側部分は、スプリング6の外径に沿って半径方向で内側に向かって延びており、半径方向で各従動側窓部15,16の内側部分はスプリング6の外径に沿って半径方向で外側に向かって延びている。これらのスプリング6の外径に沿って形成された上側カバー部17,18および下側カバー部19,20によってスプリング6が覆われている。上記構成の従動側窓部15,16と、駆動側窓部12とによってスプリング6を保持する収容部21が形成されている。また、図4に示すように、各従動側プレート13,14に、ピン22を介してピニオンギヤ10が自転可能に取り付けられている。そのため、従動側プレート13,14は、キャリヤ11を兼ねている。なお、駆動側プレート4における前記所定の範囲θ1に対応する位置に、板厚方向に貫通する孔部23が形成されていて、この孔部23内をピン22が公転するようになっている。
次に、上記構成の捩り振動低減装置の作用について説明する。駆動力源1のトルクがリングギヤ9に伝達されている場合には、キャリヤ11に駆動対象部3を回転させるためのトルクが反力として作用する。これに伴ってばねダンパ2のスプリング6を圧縮する荷重が作用し、その荷重に応じた変位がスプリング6に生じる。これによってリングギヤ9とキャリヤ11とが所定角度、相対回転する。それに伴ってピニオンギヤ10やサンギヤ8がリングギヤ9とキャリヤ11との相対回転角度に応じた角度回転する。駆動力源1から伝達されるトルクが安定している場合には、つまり駆動力源1から伝達されるトルクの変動がない、あるいはわずかである場合には、このような相対回転が生じている遊星歯車機構7の全体が一体となって回転する。
これに対して駆動力源1から伝達されるトルクが変動すると、スプリング6に作用する圧縮力が変化し、リングギヤ9とキャリヤ11とが所定角度、相対回転する。それに伴ってピニオンギヤ10が自転すると共に所定の角度範囲θ1内で往復公転する。すなわちピニオンギヤ10が所定の角度範囲θ1内で公転方向に振動する。また、サンギヤ8が所定の角度範囲内で回転する。すなわちサンギヤ8の回転に振動が生じる。その回転方向へのサンギヤ8の振動と、回転方向へのリングギヤ9の振動とが互いに打ち消し合うように作用する。つまり回転方向への振動に伴うサンギヤ8の慣性トルクが、前記トルクの変動や前記トルクの変動に起因するリングギヤ9の振動を抑制する荷重として作用する。これにより、遊星歯車機構7から駆動対象部3に出力されるトルクの変動が抑制され、駆動対象部3における前記駆動力源1の出力トルクの変動に起因する捩り振動が低減される。そして、上記構成の捩り振動低減装置では、ピニオンギヤ10が転動することのない空隙領域θ2にスプリング6が配置されるため、装置の全体として外径や軸長の増大を回避もしくは抑制できる。また、各従動側プレート13,14はキャリヤ11を兼ねているため、これによっても装置の全体として軸長の増大を抑制できる。
図5は、上記構成の捩り振動低減装置をトルクコンバータの内部に配置した一例を示す図である。トルクコンバータ24は従来知られているものと同様の構成であり、フロントカバー25と、このフロントカバー25に一体化されているポンプシェル26とによって、液密状態に密封されたケーシング27が形成されている。上記のポンプシェル26の内面にポンプインペラが取り付けられてポンプ28が構成され、このポンプ28に対向してタービン29が配置されている。このタービン29はハブ30を介して駆動対象部3の図示しない入力軸に連結されている。ポンプ28の内周部とタービン29の内周部との間に一方向クラッチ31を介してステータ32が配置されている。
フロントカバー25の内面に対向してロックアップクラッチ33が配置されている。このロックアップクラッチ33は、フロントカバー25側の油圧とこれとは反対側の油圧との圧力差に応じてフロントカバー25の内面に摩擦接触させられ、あるいはフロントカバー25の内面から離隔させられるクラッチであり、この発明に係る一実施形態の捩り振動低減装置を介してハブ30に連結されている。また、ロックアップクラッチ33の外周部分が、出力側すなわちハブ30側に屈曲して形成されており、その屈曲して形成された円筒部34と、上述した駆動側プレート4の外周部分とが連結されている。その駆動側プレート4の内周部分はハブ30側に延びており、ハブ30に対して相対回転可能に構成されている。
各従動側プレート13,14のうち第1従動側プレート13は遊星歯車機構7を挟んでロックアップクラッチ33側に配置され、第2従動側プレート14は遊星歯車機構7を挟んでタービン29側に配置されている。第1従動側プレート13の内径は第2従動側プレート14の内径より大きく形成されていて、ハブ30から離隔している。第2従動側プレート14の内周部分はハブ30側に延びており、その内周部分はタービン29と共にハブ30に固定されている。
上述したように、この発明に係る一実施形態の捩り振動低減装置は、空隙領域θ2にスプリング6を配置することにより、装置の全体として外径や軸長の増大が回避もしくは抑制されている。そのため、トルクコンバータ24内への搭載性を向上できる。また、スプリング6は、図3に示す構成の収容部21によって覆われているため、トルクコンバータ24の内部に上記構成の捩り振動低減装置を組み付ける際に収容部21からスプリング6が脱落することを回避もしくは抑制できる。その結果、組み付け性を向上できる。
ここで、収容部21の他の例について説明する。図6にその例を示してある。なお、図6では、図を簡略化するため、この発明の実施形態における遊星歯車機構を省略している。図6に示す例では、各従動側プレート13,14における従動側窓部15,16に、内側カバー部19,20のみが形成されている。こうすることにより、トルクコンバータ24内にこの発明に係る一実施形態の捩り振動低減装置を配置した場合に、収容部21内にオイルが滞留することを抑制できる。これにより、スプリング6の伸縮する際に、収容部21内におけるオイルの粘性抵抗によってスプリング6の伸縮が阻害されることを抑制でき、スプリング6を滑らかに伸縮させることができる。
図7は、この発明における遊星歯車機構の他の例の一部を拡大して示す断面図であり、図8は、図7に示す遊星歯車機構を動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。図7および図8に示す例は、ピッチ円半径の異なる一対のリングギヤ35,36を備え、一方のリングギヤ35を入力要素とし、他方のリングギヤ36を伝達されるトルクの変動に応じて回転方向に振動させるように構成した例である。すなわち、駆動側プレート4にピッチ円半径の大きい第1リングギヤ35が一体化されており、この第1リングギヤ35が入力要素となっている。その第1リングギヤ35よりピッチ円半径の小さい第2リングギヤ36が第1リングギヤ35に隣接しかつ第1リングギヤ35と相対回転可能に配置されている。また、各リングギヤ35,36は駆動側プレート4に対して同心円状に配置されている。それらのリングギヤ35,36に噛み合うステップドピニオンギヤ37が設けられている。このステップドピニオンギヤ37はピッチ円半径の大きい第1ピニオンギヤ部38と、その第1ピニオンギヤ部38よりピッチ円半径の小さい第2ピニオンギヤ部39とを有している。その第1ピニオンギヤ部38に第1リングギヤ35が噛み合っており、第2ピニオンギヤ部39に第2リングギヤ36が噛み合っている。他の構成は図1ないし図3に示す構成と同様であるため、図1ないし図3に示す構成と同様の部分には図1ないし図3と同様の符号を付してその説明を省略する。なお、上述した第1ピニオンギヤ部38がこの発明の実施形態における大径部に相当し、第2ピニオンギヤ部39がこの発明の実施形態における小径部に相当する。
図7および図8に示す構成の捩り振動低減装置の作用について説明する。第1リングギヤ35に伝達されるトルクが変動すると、スプリング6に作用する圧縮力が変化し、これにより第1リングギヤ35とキャリヤ11とが所定角度、相対回転する。それに伴ってステップドピニオンギヤ37が自転するとともに所定の角度範囲θ1内で公転方向に振動する。また、第2リングギヤ36が所定角度範囲内で回転方向に振動する。このように、図7および図8に示す構成では、第2リングギヤ36が振動減衰のための慣性質量体として機能する。そのため、サンギヤを円周方向に振動させる場合に比較して第2リングギヤ36に作用する遠心力を大きくでき、制振性能を向上できる。また、図7および図8に示す構成であっても、空隙領域θ2にスプリング6が配置されるため、装置の全体として軸長や外径を特には増大させることがなく、動力伝達装置への搭載性を向上できる。
図9は、この発明の実施形態における遊星歯車機構の更に他の例の一部を拡大して示す断面図であり、図10は、図9に示す遊星歯車機構を動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。図9および図10に示す例は、ピッチ円半径の異なる一対のサンギヤ40,41を備え、一方のサンギヤ40を入力要素とし、他方のサンギヤ41を伝達されるトルクの変動に応じて回転方向に振動させるように構成した例である。すなわち、駆動側プレート4にピッチ円半径の小さい第1サンギヤ40が一体化されており、この第1サンギヤ40が入力要素となっている。その第1サンギヤ40よりピッチ円半径の大きい第2サンギヤ41が、第1サンギヤ40に隣接しかつ第1サンギヤ40と相対回転可能に配置されている。各サンギヤ40,41は駆動側プレート4に対して同心円状に配置されている。そして、上記の第1サンギヤ40にステップドピニオンギヤ37の第1ピニオンギヤ部38が噛み合っており、第2サンギヤ41に第2ピニオンギヤ部39が噛み合っている。他の構成は図1ないし図3に示す構成と同様であるため、図1ないし図3に示す構成と同様の部分には図1ないし図3と同様の符号を付してその説明を省略する。
図9および図10に示す構成の捩り振動低減装置では、第1サンギヤ40に入力されるトルクが変動すると、第2サンギヤ41が振動減衰のための慣性質量体として機能する。また、図7および図8に示す構成であっても、空隙領域θ2にスプリング6が配置されるため、装置の全体として軸長を特には増大させることがない。さらに、リングギヤを備えていないので、図7に示す構成と比較して、遊星歯車機構7の外径を小さくできる。これにより装置の全体として小型化を図ることができ、動力伝達装置への搭載性を更に向上できる。
図11は、この発明に係る他の実施形態の捩り振動低減装置を所定の動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。図11に示す例は、駆動力源1にばねダンパ2を介して遊星歯車機構7のサンギヤ8を連結した例である。他の構成は図2に示す構成と同様であるため、図2に示す構成と同様の部分には図2と同様の符号を付してその説明を省略する。
図11に示す構成の捩り振動低減装置の作用について説明する。リングギヤ9にトルクが伝達されている場合には、キャリヤ11に駆動対象部3を回転させるためのトルクが反力として作用する。その反力はキャリヤ11に噛み合っているサンギヤ8にも作用する。これに伴ってばねダンパ2のスプリング6を圧縮する荷重が作用し、その荷重に応じた変位がスプリング6に生じる。これによってリングギヤ9とサンギヤ8とが所定角度、相対回転する。それに伴ってピニオンギヤ10がリングギヤ9とサンギヤ8との相対回転角度に応じた角度回転する。リングギヤ9に伝達されるトルクが変動すると、上述したように、スプリング6に作用する圧縮力が変化し、これによりリングギヤ9とサンギヤ8とが所定角度、相対回転する。それに伴ってピニオンギヤ10が自転すると共に所定の角度範囲θ1内で往復公転する。また、サンギヤ8が所定の角度範囲内で回転方向に振動する。その回転方向へのサンギヤ8の振動と、回転方向へのリングギヤ9の振動とが互いに打ち消し合うように作用し、駆動対象部3に伝達されるトルクの変動が抑制され、トルクの変動に起因する捩り振動が抑制される。
図12は、この発明に係る更に他の実施形態の捩り振動低減装置を所定の動力伝達経路に組み込んだ状態を示すスケルトン図である。図12に示す例は、サンギヤ8にばねダンパ2を介して駆動対象部3を連結した例である。他の構成は図2に示す構成と同様であるため、図2に示す構成と同様の部分には図2と同様の符号を付してその説明を省略する。
図12に示す構成の捩り振動低減装置の作用について説明する。リングギヤ9およびキャリヤ11を介してサンギヤ8に駆動力源1のトルクが伝達される。キャリヤ11には、上述したように、駆動対象部3を回転させるためのトルクが反力として作用する。これに伴ってばねダンパ2のスプリング6を圧縮する荷重が作用し、その荷重に応じた変位がスプリング6に生じる。これによってサンギヤ8とキャリヤ11とが所定角度、相対回転する。それに伴ってピニオンギヤ10が、サンギヤ8とキャリヤ11との相対回転角度に応じた角度回転する。サンギヤ8に伝達されるトルクが変動すると、上述したように、スプリング6に作用する圧縮力が変化する。これによりサンギヤ8とキャリヤ11とが所定角度、相対回転する。それに伴ってピニオンギヤ10が自転すると共に上述した所定の角度範囲θ1内で往復公転する。また、サンギヤ8が所定の角度範囲内で回転方向に振動する。その回転方向へのサンギヤ8の振動と、回転方向へのリングギヤ9の振動とが互いに打ち消し合うように作用して、駆動対象部3に伝達されるトルクの変動が抑制され、トルクの変動に起因する捩り振動が抑制される。
これらの図11および図12に示す構成であっても、空隙領域θ2にスプリング6が配置されるため、装置の全体として外径や軸長の増大を回避もしくは抑制でき、動力伝達装置への搭載性を向上できる。
3…駆動対象部(出力部材)、 6…スプリング(弾性体)、7…遊星歯車機構、 8…サンギヤ、 9…リングギヤ(入力要素)、 10…ピニオンギヤ、 11…キャリヤ(出力要素)、 θ2…空隙領域(ピニオンギヤに接触しない位置)。

Claims (5)

  1. 第1回転要素と、第2回転要素と、前記第1回転要素と前記第2回転要素との少なくともいずれか一方にトルク伝達可能に係合している複数のピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを自転かつ公転可能に保持しているキャリヤからなる第3回転要素とを有する遊星歯車機構を備え、
    前記第1回転要素と前記第2回転要素と前記第3回転要素とのうちのいずれか一つの回転要素がトルクが入力されかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する入力要素とされ、かつ他のいずれか一つの回転要素が出力部材にトルクを出力しかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する出力要素とされ、
    前記入力要素と前記出力要素との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に、前記ピニオンギヤが前記振動の振幅に応じた角度、前記第1回転要素もしくは前記第2回転要素に対して相対的に往復公転するとともに前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素が回転方向に振動するように構成された捩り振動低減装置において、
    前記第1回転要素と前記第2回転要素と前記第3回転要素とのうちのいずれか二つの回転要素の間に配置され、前記二つの回転要素の相対回転によって弾性変形させられる弾性体を備え、
    前記弾性体は、前記キャリヤの円周方向での前記ピニオンギヤ同士の間でかつ前記振動によって前記ピニオンギヤが往復公転した場合に前記ピニオンギヤに接触しない位置に配置されている
    ことを特徴とする捩り振動低減装置。
  2. 請求項1に記載の捩り振動低減装置において、
    前記弾性体は、前記いずれか二つの回転要素のそれぞれに一体の駆動側部材および従動側部材によって挟み付けられていることを特徴とする捩り振動低減装置。
  3. 請求項1または2に記載の捩り振動低減装置において、
    前記入力要素はリングギヤもしくはサンギヤによって構成され、前記出力要素は前記キャリヤによって構成されていることを特徴とする捩り振動低減装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の捩り振動低減装置において、
    前記ピニオンギヤは、ピッチ円半径の大きい大径部と、前記大径部より前記ピッチ円半径の小さい小径部とを備え、
    前記入力要素は前記大径部に噛み合う第1リングギヤによって構成されかつ前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素は前記小径部に噛み合う第2リングギヤによって構成され、もしくは、
    前記入力要素は前記大径部に噛み合う第1サンギヤによって構成されかつ前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素は前記小径部に噛み合う第2サンギヤによって構成されていることを特徴とする捩り振動低減装置。
  5. 請求項2に記載の捩り振動低減装置において、
    前記駆動側部材に前記入力要素が連結されかつ前記従動側部材に前記出力要素と前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素とのうち一方の回転要素が連結され、もしくは、
    前記駆動側部材に前記入力要素および前記出力要素以外の回転要素が連結されかつ前記従動側部材に前記出力要素が連結されていることを特徴とする捩り振動低減装置。
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