JP2017110390A - 道路用防護柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行者のみならずドライバーに対しても心理的な影響を与え、ドライバーに対して心理的な面から運転の安全性や快適性を提供する。【解決手段】地面に立設される複数の支柱2と、支柱2間に取り付けられるビーム3a、3bとを備えて構成される道路用防護柵1であって、ビーム3a、3bは円筒形状であり水平方向に波形状に湾曲して形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、道路に沿い設置される景観性を考慮した道路用防護柵に関するものである。
従来から、ドライバーや歩行者の安全性を考慮して、道路沿いに道路用の防護柵が設置されていた(特許文献1参照)。
こうした道路用防護柵の設計に際して景観性が考慮される場合には、主に歩行者に対する心理的な影響が考慮されていた。
特開2003−176513号公報
しかし、これまでの道路用防護柵は、歩行者に対する美観性等の心理的な影響のみが考慮され、ドライバーに対する心理的な影響は考慮されずに設計されてきた。そこで、ドライバーに対する心理的な影響も考慮して道路用防護柵を設計することが好ましい。
そして、こうしたドライバーに対する心理的な影響として、特に心理的な面から運転の安全性や快適性を提供できればなお好ましい。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、ドライバーや歩行者の安全性を確保する道路用防護柵であって、ドライバーに対して心理的な影響を与えることのできる道路用防護柵を提供することを目的とする。
第1発明に係る道路用防護柵は、地面に立設される複数の支柱と、前記支柱間に取り付けられるビームとを備えて構成される道路用防護柵であって、前記ビームは円筒形状であり水平方向に波形状に湾曲して形成されていることを特徴とする。
第2発明に係る道路用防護柵は、第1発明において、前記支柱は前記ビームが取り付けられる側に傾斜して立設されていることを特徴とする。
第3発明に係る道路用防護柵は、第1又は第2発明において、同一形状を有する複数の前記ビームが、隣接する2本の前記支柱間に、鉛直方向から見て平行となるよう取り付けられていることを特徴とする。
第4発明に係る道路用防護柵は、第1又は第2発明において、同一形状を有する複数の前記ビームが、隣接する2本の前記支柱間に、鉛直方向から見て非平行となるよう取り付けられていることを特徴とする。
第5発明に係る道路用防護柵は、地面に立設される複数の支柱と、前記支柱間に取り付けられるビームとを備えて構成される道路用防護柵であって、前記支柱は大径部と前記大径部よりも支柱径が小さく前記大径部に連続して設けられた小径部を備え、前記大径部と前記小径部のうち少なくとも一方は複数設けられていて、前記支柱は軸方向と平行な断面における周縁部が複数の直線により構成された形状となっていて、前記ビームは直線状に伸びる円筒形状であることを特徴とする。
第6発明に係る道路用防護柵は、第5発明において、前記支柱は上端から順に大径部、小径部、大径部と繰り返される形状を有することを特徴とする。
第7発明に係る道路用防護柵は、第6発明において、前記支柱は上端から順に小径部、大径部、小径部と繰り返される形状を有することを特徴とする。
第8発明に係る道路用防護柵は、第5乃至第7発明の何れか1つにおいて、前記ビームは前記支柱間に上下に3本取り付けられていることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、歩行者のみならずドライバーに対しても心理的な影響を与えることができ、その結果ドライバーに対して心理的な面から運転の安全性や快適性を提供することができる。
第1実施形態に係る道路柵用防護柵を示す斜視図である。 図1の道路柵用防護柵の正面図である。 図1の道路用防護柵の側面断面図である。 (A)は上部ブラケットの側面断面図、(B)は下部ブラケットの側面断面図である。 第1実施形態の変形例に係る道路用防護柵を示す斜視図である。 第2実施形態に係る道路用防護柵を示す斜視図である。 図6の道路用防護柵の正面図である。 図6の道路用防護柵の側面断面図である。 (A)は上部ブラケットの側面断面図、(B)は中部ブラケットの側面断面図、(C)は下部ブラケットの側面断面図である。 (A)〜(K)はいずれも第2実施形態に係る道路用防護柵の各種変形例に用いられる支柱を示す正面図である。 従来の道路用防護柵を示す斜視図である。 大理石建物画像における短時間呈示の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。 緑地景観画像における短時間呈示の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。 大理石建物画像における自由観察の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。 緑地景観画像における自由観察の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。
以下、本発明の実施形態に係る道路用防護柵について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る道路柵用防護柵1を示す斜視図である。図2は、図1の道路柵用防護柵1の正面図である。図3は、図1の道路用防護柵1の側面断面図である。
道路用防護柵1は、地面に立設される複数の支柱2と、支柱2に取り付けられる2本のビーム3(3a、3b)とを備えて構成されている。
支柱2は、図示しないコンクリート基礎等を用いて地面に立設される鋼製の柱状物である。本実施形態においては、支柱2は、略四角柱状であってビーム3が取り付けられている側にある面21aが地面に対して鋭角に傾斜している態様であるが、本発明においてはこれに限らず、他の態様を採用することができる。
支柱2の面21a側には、ビーム3を取り付けるための上部ブラケット23a及び下部ブラケット23bが取り付けられている。図4の(A)は上部ブラケット23aの側面断面図、(B)は下部ブラケット23bの側面断面図である。
上部ブラケット23aは支柱2の上端部近傍に取り付けられている略コ字状に湾曲した鋼製の板状部材である。
下部ブラケット23bは上部ブラケット23aの下方において支柱2に取り付けられている略コ字状に湾曲した鋼製の板状部材である。
上部ブラケット23a及び下部ブラケット23bの支柱2への取り付けは、ボルト締結や溶接等、任意の方法を用いて行うことができる。
ビーム3は単一の平面内で波状に湾曲した鋼管よりなる部材である。ビーム3の道路用防護柵1への取り付けは、この湾曲を水平方向に向けた状態で行われる。本実施形態においては支柱2の上下に2本のビーム3a、3bが、それぞれ上部ブラケット23a及び下部ブラケット23bへのボルト24による締結を介して取り付けられる。
本実施形態においてはビーム3a、3bは鉛直方向から見て平行となるよう設けられている。なお、本発明においてはこれに限らず、ビーム3a、3bが鉛直法から見て重なるように設けられてもよい。更に、図5に示すように、ビーム3a、3bが鉛直方向から見て非平行に設けられてもよい。図5は、第1実施形態の変形例に係る道路用防護柵1’を示す斜視図である。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態に係る道路用防護柵10を示す斜視図である。図7は、図6の道路用防護柵10の正面図である。図8は、図6の道路用防護柵の側面断面図10である。
本実施形態に係る道路用防護柵10は、地面に立設される複数の支柱2’と、支柱2’間に取り付けられるビーム3とを備えて構成されている。
支柱2’は上端及び下端が大径部210になっているとともに、上下の大径部210間に大径部210よりも支柱径の小さな小径部220が上下の大径部210に連続して形成された鼓状の形状をした鋼製の柱状物である。
ビーム3は直線状に伸びる円筒状の鋼管よりなる部材である。本実施形態においては、3本のビーム3a、3b、3cが支柱2’に取り付けられている。
支柱2’へのビーム3の取り付けは、上述した第1実施形態と同様のブラケットである上部ブラケット、中部ブラケット及び下部ブラケットを用いて行われる。
上部ブラケット、中部ブラケット及び下部ブラケットは、支柱3にボルト締結や溶接等、任意の方法を用いて取り付けられている。
そして、ビーム3a、3b、3cは、それぞれ上部ブラケット、中部ブラケット及び下部ブラケットを介して支柱2’に取り付けられる。ビーム3a、3b、3cの上部ブラケット、中部ブラケット及び下部ブラケットへの固定は、ボルト締結を用いて行われる。
また、支柱2’は種々の異なる形状とすることもできる。
図10の(A)〜(K)はいずれも第2実施形態に係る道路用防護柵10の各種変形例に用いられる支柱2’を示す正面図である。
各変形例では、支柱2’は、図10に示すように、大径部と小径部が様々な態様で交互に並んだ形状のものが採用されている。
変形例(A)〜(D)に示す支柱271、272、273、274は、第2実施形態の支柱2’の上端側から大径部210、小径部220、大径部210…と繰り返される数がそれぞれ変化したものである。
変形例(E)〜(I)に示す支柱275、276、277、278、279は、第2実施形態の支柱2’と異なり、上端側から小径部220、大径部210、小径部220となっていて、この繰り返される数がそれぞれ変化したものである。
また、変形例(J)に示す支柱280は、上端側から小径部220、大径部210、小径部220、大径部210と繰り返される構成であって、上端側から2番目の小径部220から大径部210へと至るテーパが、最初の小径部220から大径部210へと至るテーパよりも緩やかになっているものである。
また、変形例(K)に示す支柱281は、上端側から大径部210、小径部220、大径部210、小径部220、大径部210と繰り返される構成であって、上端側から最初の小径部220が鉛直方向に延びる円筒形状になっているものである。また、最後の小径部220から大径部210へと至るテーパが、他の小径部220から大径部210へと至るテーパよりも緩やかになっている。
<本発明による効果>
次に、上述した第1実施形態及び第2実施形態に係る道路用防護柵1、10の効果について説明する。
第1実施形態に係る道路用防護柵は、ドライバーに対して違和感を与えることにより眠気防止や速度抑制等の心理的な効果を与え、交通の安全性を向上させる効果がある。
また、第2実施形態に係る道路用防護柵は、ドライバーに対して快適感や安全感を与えることで景観性を向上させる心理的な効果がある。
これらの効果について、以下に従来の道路用防護柵と比較しながら詳細に検討する。
図11は、従来の道路用防護柵100を示す斜視図である。従来の道路用防護柵100として、先端部分が略L字状に屈曲した柱状部材である複数の支柱200と、支柱200間に取り付けられる円筒状の鋼管であるビーム300を備えて構成されている防護柵を例にして検証を行った。
支柱200は図示しないコンクリート基礎等を用いて地面に立設されている。
ビーム300は、支柱200にボルト締結や溶接等、任意の手段を用いて取り付けられている。図11に示す従来例では、上下に2本のビーム300a、300bが取り付けられている。上側のビーム300aは、L字状に屈曲した支柱200の上端部に取り付けられ、下側のビーム300bは支柱200の屈曲部よりも下側に取り付けられている。
そのため、ビーム300aとビーム300bとは鉛直方向から見て重なり合わず、平行となるように取り付けられている。
こうした従来の道路用防護柵100、第1実施形態に係る道路用防護柵1及び第2実施形態に係る道路用防護柵10のドライバー及び歩行者に対する心理的な影響の違いについて行った実験結果を検証する。
それぞれの態様について心理的な影響は、正規化順位法による印象評価を用いて調べられた。正規化順位法とは、複数ある比較対象について同時に相互比較して順位付けを行い、順位づけにより得られた順位尺度を距離尺度へと変換し同じスケール状に並べ、対象間の関係性を評価する手法である。
まず、ドライバーに対する心理的な影響について検証した結果について説明する。
図12は、大理石建物画像における短時間呈示の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。
図13は、緑地景観画像における短時間呈示の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。
大理石建物画像とは、壁面が大理石様である建物に隣接して敷設された道路沿いにそれぞれの道路用防護柵1、10、100を設置して、道路側から道路用防護柵1、10、100を見る状況を示している。
緑地景観画像とは、緑地内に敷設された道路沿いにそれぞれの道路用防護柵1、10、100を設置して、道路側から道路用防護柵1、10、100を見る状況を示している。
短時間呈示とは、大理石建物画像と緑地景観画像のそれぞれにおいて、各道路用防護柵1、10、100の画像を1秒毎にランダムに切り替えつつ合計で24回被験者に提示することをいう。
この短時間呈示により、歩行者と比較してより高速に移動し、景観や防護柵を短時間しか見ることができないドライバーに対する心理的な影響を調べることができる。
図12及び図13において、Aは第1実施形態に係る道路用防護柵1の検証結果を示し、Bは第2実施形態に係る道路用防護柵の検証結果を示し、Cは従来の道路用防護柵100の検証結果を示している。
検証は、「違和感」、「快適感」及び「安全感」の各評価項目について、それぞれどの程度感じるか調べることで行われた。
そして得られた図12及び図13に示す実験結果をまとめたものが表1である。
Figure 2017110390
表1では、各評価項目について最も評価の高かったもの、すなわち各評価項目について最も強く感じたものが挙げられている。この表1の結果は、短時間呈示による結果、すなわちドライバーに対する心理的な影響を表している。
図12及び表1から、壁面が大理石様である建物に隣接して敷設された道路沿いに第1実施形態に係る道路用防護柵1が設置された場合、快適感、安全感についてはこれらを感じる程度が従来の道路用防護柵100より低い一方で、違和感を強く感じることが分かる。
また、図13及び表1から、緑地内に敷設された道路沿いに道路用防護柵1が設置された場合、快適感、安全感については被験者がこれらを感じる程度が従来の道路用防護柵100より低い一方で、違和感を強く感じることが分かる。
これらの結果から、第1実施形態に係る道路用防護柵1は、ドライバーに対して違和感を与えるということが分かる。そして、違和感を与えることにより、運転中のドライバーに眠気が生じることを防止するとともに、運転速度の上昇を抑制することができる。
一方、図12及び表1から、壁面が大理石様である建物に隣接して敷設された道路沿いに第2実施形態に係る道路用防護柵10が設置された場合、快適感、安全感については被験者がこれらを感じる程度が従来の道路用防護柵100より高い結果となった。
また、図13及び表1から、緑地に敷設された道路沿いに第2実施形態に係る道路用防護柵10が設置された場合、快適感、安全感については被験者がこれらを感じる程度が従来の道路用防護柵100より高い結果となった。
これらの結果から、第2実施形態に係る道路用防護柵10は、ドライバーに対して好印象を与えることができ、ドライバーに対する景観性を向上させることが分かる。
次に、歩行者に対する心理的な影響について検証した結果について説明する。
図14は、大理石建物画像における自由観察の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。
図15は、緑地景観画像における自由観察の結果を示すグラフであり、(A)は違和感の程度、(B)は快適感の程度、(C)は安全感の程度を示している。
自由観察とは、制限時間を設けることなく各画像を自由に観察することができることをいう。
この自由観察により、車に乗って移動するドライバーよりも移動が遅く、景観を眺める時間の長い歩行者に対する心理的な影響を調べることができる。
図14及び図15においても、Aは第1実施形態に係る道路用防護柵1の検証結果を示し、Bは第2実施形態に係る道路用防護柵10の検証結果を示し、Cは従来の道路用防護柵100の検証結果を示している。
検証は、ここでも「違和感」、「快適感」及び「安全感」の各評価項目について、それぞれどの程度感じるか調べることで行われた。
そして得られた図14及び図15に示す実験結果をまとめたものが表2である。
Figure 2017110390
表2では、各評価項目について最も評価の高かったもの、すなわち各評価項目について最も強く感じたものが挙げられている。この表2の結果は、自由観察による結果、すなわち歩行者に対する心理的な影響を表している。
図14及び表2から、壁面が大理石様である建物に隣接して敷設された道路沿いに第1実施形態に係る道路用防護柵1が設置された場合、自由観察では、快適感、安全感についてはこれらを感じる程度が従来の道路用防護柵100より低い一方で、違和感を強く感じることが分かる。
また、図15及び表2から、緑地内に敷設された道路沿いに第1実施形態に係る道路用防護柵1が設置された場合、自由観察では、安全感については被験者がこれを感じる程度が従来の道路用防護柵100より低く、一方で従来の道路用防護柵100と同等程度の違和感を与えることが分かる。
これらの結果から、第1実施形態に係る道路用防護柵1は、歩行者に対して違和感を与えるということが分かる。
一方、図14及び表2から、壁面が大理石様である建物に隣接して敷設された道路沿いに第2実施形態に係る道路用防護柵10が設置された場合、自由観察では、従来の道路用防護柵100と比較して、違和感が高い結果となった。
また、図15及び表2から、緑地に敷設された道路沿いに第2実施形態に係る道路用防護柵10が設置された場合、自由観察では、快適感、安全感については被験者がこれらを感じる程度が従来の道路用防護柵100より高い結果となった
これらの結果から、第2実施形態に係る道路用防護柵10は、壁面が大理石様である建物に隣接して設置された場合には歩行者に対して違和感を与えるものの、緑地に敷設された道路沿いに設置された場合には、歩行者に対して快適感や好印象を与えることができることが分かる。
このように、本発明に係る道路用防護柵によると、歩行者のみならずドライバーに対しても心理的な影響を与えることができ、その結果ドライバーに対して心理的な面から運転の安全性や快適性を提供することができる。
1、1’、10、100 道路用防護柵
2、2’、200、271〜281 支柱
3、3a、3b、3c ビーム
21 支柱本体
23a 上部ブラケット
23b 下部ブラケット
23c 中部ブラケット
24 ボルト
210 大径部
220 小径部

Claims (8)

  1. 地面に立設される複数の支柱と、前記支柱間に取り付けられるビームとを備えて構成される道路用防護柵であって、前記ビームは円筒形状であり水平方向に波形状に湾曲して形成されていることを特徴とする道路用防護柵。
  2. 前記支柱は前記ビームが取り付けられる側に傾斜して立設されていることを特徴とする請求項1記載の道路用防護柵。
  3. 同一形状を有する複数の前記ビームが、隣接する2本の前記支柱間に、鉛直方向から見て平行となるよう取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の道路用防護柵。
  4. 同一形状を有する複数の前記ビームが、隣接する2本の前記支柱間に、鉛直方向から見て非平行となるよう取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の道路用防護柵。
  5. 地面に立設される複数の支柱と、前記支柱間に取り付けられるビームとを備えて構成される道路用防護柵であって、
    前記支柱は大径部と前記大径部よりも支柱径が小さく前記大径部に連続して設けられた小径部を備え、
    前記大径部と前記小径部のうち少なくとも一方は複数設けられていて、
    前記支柱は軸方向と平行な断面における周縁部が複数の直線により構成された形状となっていて、
    前記ビームは直線状に伸びる円筒形状である
    ことを特徴とする道路用防護柵。
  6. 前記支柱は上端から順に大径部、小径部、大径部と繰り返される形状を有することを特徴とする請求項5記載の道路用防護柵。
  7. 前記支柱は上端から順に小径部、大径部、小径部と繰り返される形状を有することを特徴とする請求項5記載の道路用防護柵。
  8. 前記ビームは前記支柱間に上下に3本取り付けられていることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項記載の道路用防護柵。
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