JP2011117238A - 防護柵基礎 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置に手間がかからず、また、防護柵を安全な状態に設置できる防護柵基礎を提供する。
【解決手段】本体1の端部に環状の連結部2を設けており、前記連結部2を他の防護柵基礎の環状の連結部2と重ね、前記重なった連結部2に防護柵3の支柱4を挿入することにより、複数連結できるようにしたものとしている。連結部2は、防護柵3の防護面8が本体1の前面より前方に突出するような位置に設けたものとすることができる。また、連結部2は、円筒状としたり、ワイヤーで形成されたものとしたりすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ガードレール、ガードパイプ、ガードケーブルなどの防護柵を設置する際に使用する防護柵基礎に関するものである。
車道における建設工事中の場所、危険個所、車線の幅員が減少する区間等には、車両の追突時の安全確保や視線誘導的な目的で、仮設用の車両用防護柵が設置されるが、このような防護柵を設置するための基礎として、従来、非特許文献1にあるような、コンクリートブロックを利用したものがある。
この従来の基礎は、長尺方向の略中央部に防護柵の支柱を挿入固定するための穴が設けられ、端部に他の基礎の端部と係合させられるようにした連結部が設けられており、複数連結することが可能である。
しかし、端部に他の基礎の端部と係合させてから、防護柵の支柱を長尺方向の略中央部の穴に挿入固定する必要があるため、設置に手間がかかっていた。また、防護柵の防護面は、本体の前面より後方に位置しているため、車両が防護柵より先に基礎に接触して車両内の乗員に危険が及ぶこともあった。
国土交通省中部地方整備局、"「A−31 新発想!プレキャストガードレール基礎ブロック」"、[平成21年11月10日検索]、インターネット<URL:http://www.cbr.mlit.go.jp/chugi/fair/2004/gaiyou/a/a31.htm>
そこで、この発明は、設置に手間がかからず、また、防護柵を安全な状態に設置できる防護柵基礎を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
この発明の防護柵基礎は、本体1の端部に環状の連結部2を設けており、前記連結部2を他の防護柵基礎の環状の連結部2と重ね、前記重なった連結部2に防護柵3の支柱4を挿入することにより、複数連結できるようにしたものとしている。
連結部2は、防護柵3の防護面8が本体1の前面より前方に突出するような位置に設けたものとすることができる。
また、連結部2は、円筒状としたり、ワイヤーで形成されたものとしたりすることができる。
この発明の防護柵基礎は、上述のような構成を有しており、本体1の端部の環状の連結部2によって複数の防護柵基礎の本体1同士の連結と、防護柵3の支柱4の固定を同時に行うことができるので、従来のものに比べて設置に手間がかからない。
また、防護柵3の防護面8が本体1の前面より前方に突出するような位置に連結部2を設けることにより、防護柵3を安全な状態に設置することができる。
この発明の第1実施形態の防護柵基礎と防護柵の分解状態の斜視図である。 この発明の第1実施形態の防護柵基礎の使用状態の正面図である。 この発明の第1実施形態の防護柵基礎の使用状態(ウエイトを取り付けた場合)の左側面図である。 この発明の第1実施形態の防護柵基礎の複数連結した状態を模式的に示した説明図である。 この発明の第2実施形態の防護柵基礎の複数連結した状態を模式的に示した説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
この第1実施形態の防護柵基礎は、図1、図2に示したように、本体1の端部に環状の連結部2を設けており、前記連結部2を他の防護柵基礎の環状の連結部2と重ね、前記重なった連結部2に防護柵3の支柱4を挿入することにより、複数連結できるようにしたものである。なお、図2おいて、正面にあらわれている本体1の面を前面とする。
本体1は、長尺方向の長さを一般的なガードレールの支柱間隔(2m又は3m)と同じ長さとした、略直方体のコンクリート製ブロックとしている。本体1の形状は、図示したものに限定されず、正方形、台形、長靴型等、適宜の形状を基調としたものとすることができる。
本体1は、安定のためにより大きな重量とすることが求められる場合は、図3に示したようなウエイト5を取り付けたものとすることができる。この実施形態では、ウエイト5は、本体1の後方に延びるように連結され路面上に設置される鋼材からなるウエイトアーム6の上に載置されるものとしている。ウエイト5は、コンクリート、土のう等とすることができる。
ウエイトアーム6は、前後方向にスライドさせ、収納ないし前後方向に出没する幅の調整ができるようにすることが望ましい。この実施形態では、本体1の底部に硬質ゴム製等の複数の脚7を設け、脚7間の本体1と路面との間の隙間に、ウエイトアーム6の一部が出入することにより、ウエイトアーム6を前後方向にスライド可能にしている。ウエイトアーム6は、適宜間隔で複数本設けることが可能である。本体1には、ウエイトアーム6のガイドとして、前後方向に延びる溝や細穴を設けるとよい。
また、本体1は、各種形状のウエイト5を嵌合させて固定できる構造にしたり、上方に開口した囲み枠状部を設けてそこにウエイト5として水や砂を充填できるようにしたりしてもよい。さらに本体1を、別の構造物と直接ないし鋼材等の連結部材を解して連結することもできる。
本体1の左右の各端部には、環状の連結部2を設けている。図中、中央の本体1における前記連結部2は、防護柵3の支柱4を挿入固定できる程度の径の鋼製の短い円筒状のものとしている。また、図中、左右の各防護柵基礎の本体1の連結部2は、連結時に前記中央の本体1における前記連結部2の上下に重なるように配置された2つの鋼製の短い円筒状のものとしている。
なお、この実施形態では、左右の両端部の連結部2を1つの円筒状にしたものと、2つの円筒状にしたものの2種類の本体1が存在するが、本体1の一方の側の連結部2を1つの円筒状のものにし、他方の側の連結部2を連結時に前記連結部2の上下に重なるように配置された2つの円筒状のものとしたり、また、両側に設けた各1つの円筒状の連結部2の高さに差を設ける等したりして、同一構成の本体1を複数連結できるようにしてもよい。
防護柵3は、ガードレール、ガードパイプ、ガードケーブルなどの車両用たわみ性防護柵とすることができる。防護柵3は、隣接する防護柵基礎の互いに重なった連結部2の中に、その支柱4を挿入することにより設置される。前記連結部2は、周壁に孔を設け、ボルト・ナットを用いて防護柵3の支柱4を固定できるようにするとよい。
連結部2は、図3にあらわれているように、前後方向に関し中央よりも前方の位置等、防護柵3の防護面8(レールやパイプ)が本体1の前面より前方に突出するような位置に設けることが望ましい。これにより、車両が防護柵3に接触しても、車両が防護柵基礎に当たるのを避けられ、防護柵3の保持すべき機能の一つである、乗員の安全性を確保することが可能になる。
そして、この防護柵基礎は、図4に示したように、複数連結し、連結した防護柵基礎及び防護柵3全体で車両の衝突荷重に抵抗させ、防護柵3の本来の機能である車両が路外へ逸脱することを防止する機能や、防護柵3に衝突した車両を元の走行車線へ誘導する機能を発揮させることができる。また、各本体1を隣接する本体1に対し方向を変えて連結することにより、車道のカーブに対応することができる。
〔第2実施形態〕
この発明の防護柵基礎は、第2実施形態として、図4に示したように、連結部2がワイヤーで形成されたものとすることができる。ワイヤーは、コンクリート製の本体1内において後方に凸となるように撓んだ状態で配置され、その両端部が本体1外に突出し、環状の連結部2を有するものとすることができる。ワイヤーは一本でも複数本でもよい。
その他の構成は前述の第1実施形態と同様であり、隣接する防護柵基礎の環状の連結部2を重ねて、第1実施形態と同様に防護柵3を設置することができる。
以上のように、この発明の防護柵基礎は、本体1の端部に環状の連結部2を設けているため、当該連結部2によって複数の防護柵基礎の本体1同士の連結と、防護柵3の支柱4の固定を同時に行うことにより、現地での基礎の施工手間を著しく軽減させることが可能で、しかも設置した本体1の方向を自由に変更することが可能である。
なお、この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、素材、形状、寸法等を適宜変更して実施することができる。
1 本体
2 連結部
3 防護柵
4 支柱
8 防護面

Claims (4)

  1. 本体(1)の端部に環状の連結部(2)を設けており、前記連結部(2)を他の防護柵基礎の環状の連結部(2)と重ね、前記重なった連結部(2)に防護柵(3)の支柱(4)を挿入することにより、複数連結できるようにしていることを特徴とする防護柵基礎。
  2. 防護柵(3)の防護面(8)が本体(1)の前面より前方に突出するような位置に連結部(2)を設けている請求項1記載の防護柵基礎。
  3. 連結部(2)が円筒状である請求項1又は2記載の防護柵基礎。
  4. 連結部(2)がワイヤーで形成されたものである請求項1又は2記載の防護柵基礎。
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