JP2014132871A - 侵入防止柵 - Google Patents

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Eiji Matsumoto
栄二 松本
Koji Hirata
康司 平田
Hiroyoshi Arai
裕喜 新井
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West Nippon Expressway Maintenance Kansai Co Ltd
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Abstract

【課題】傾斜地の傾斜角に対応させることができ、低コストに柵高を大きくできる侵入防止柵を提供する。
【解決手段】侵入防止柵1は、上部胴縁2と、下部胴縁3と、支柱4と、複数の縦桟5と、少なくとも1本の横桟6とを有する。支柱4は、上部胴縁2及び下部胴縁3の各々の両端を支持する。縦桟5は、上部胴縁2から所定間隔で角度自在に吊り下げられている。横桟6は、上部胴縁2と下部胴縁3との間に位置する。上部胴縁2、下部胴縁3、及び横桟6は、支柱4に対する角度θが可変とされている。横桟6及び下部胴縁3は、所定間隔で孔が設けられている。各々の縦桟5は、横桟6及び下部胴縁3の孔に挿通されている。これにより、上部胴縁2及び下部胴縁3等の角度を変えることができるとともに、縦桟5の相互間隔が保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、動物等の侵入を防止するための侵入防止柵に関する。
高速道路には、動物の侵入を防止するために、侵入防止柵が設けられている。侵入防止柵は、地面が傾斜している傾斜地に設けられる場合がある。従来から、傾斜地に設置可能な防護柵が知られている(例えば、特許文献1参照)。この防護柵は、上下1対の横ビームと、複数の縦桟とを有する。横ビームは、縦桟とピン結合され、縦桟との成す角度が調整される。このような防護柵を侵入防止柵として用いようとすると、動物が飛び越えて侵入することを防止するために、柵高を大きくする必要があり、縦桟が長くなる。縦桟は、長くなると、曲がり易くなり、動物に相互間隔を拡げて侵入されるおそれが生じる。縦桟を曲がり難くするために太くすると、侵入防止柵が高コストになる。小動物の侵入も防止するために縦桟の相互間隔を小さくすると、縦桟の本数が多くなるので、縦桟を太くすることは、多大なコスト増を招く。
高速道路には、格子状の柵体を有し、柵高の大きな侵入防止柵が用いられている。このような侵入防止柵は、様々な傾斜角を有する傾斜地に対応させるために、数度毎に傾きの異なる複数種類の柵体が施工材料として用意されており、現地の傾斜角に応じた柵体を用いて施工される。侵入防止柵は、通常、複数の柵体を横方向に連結して構成される。傾斜地の傾斜角が一定ではなく、また、柵体の傾きが数度毎であるので、傾斜角に完全には合っていない傾きの柵体を連結しなければならないことがあり、柵体の連結部分に隙間や重なりが生じ、施工が容易ではない。
特開2005−201008号公報
本発明は、上記問題を解決するものであり、傾斜地の傾斜角に対応させることができ、低コストに柵高を大きくできる侵入防止柵を提供することを目的とする。
本発明の侵入防止柵は、上部胴縁と、下部胴縁と、該上部胴縁及び下部胴縁の各々の両端を支持する支柱とを有するものであって、前記上部胴縁から所定間隔で角度自在に吊り下げられた複数の縦桟と、前記上部胴縁と下部胴縁との間に位置する少なくとも1本の横桟とを備え、前記上部胴縁及び下部胴縁並びに横桟は、前記支柱に対する角度が可変とされており、前記横桟及び下部胴縁は、所定間隔で孔が設けられており、前記各々の縦桟は、前記横桟及び下部胴縁の孔に挿通されていることを特徴とする。
この侵入防止柵において、前記前記上部胴縁及び下部胴縁の各々の端部を上下に連結する縦胴縁を有し、前記横桟は、両端が前記縦胴縁に角度可変に取り付けられていることが好ましい。
この侵入防止柵において、前記上部胴縁は、長尺状の取付板を有し、前記取付板は、前記縦桟を吊り下げた状態で前記上部胴縁に取り付けられることが好ましい。
この侵入防止柵において、前記取付板は、所定間隔で孔が設けられており、前記縦桟は、抜け止めが上部に形成され、前記取付板の孔を通して吊り下げられることが好ましい。
この侵入防止柵において、前記取付板は、上面が前記上部胴縁の下部に対向するように取り付けられ、前記縦桟の抜け止めは、棒状の該縦桟の上部を曲げて形成されており、前記上部胴縁及び取付板によって挟持されることが好ましい。
本発明の侵入防止柵によれば、上部胴縁、下部胴縁、及び横桟は、支柱に対する角度が可変とされており、縦桟が角度自在に吊り下げられているので、上部胴縁及び下部胴縁等の角度を変えて傾斜地の傾斜角に対応させることができる。また、縦桟は、横桟によって中間部の相互間隔が保持されるので、相互間隔を拡げて侵入されることが防止される。このため、柵高を高くしても縦桟を太くする必要が無く、低コストに柵高を大きくできる。
本発明の一実施形態に係る侵入防止柵の正面図。 同侵入防止柵における支柱上部近傍の正面図。 同侵入防止柵を傾斜地に設置した施工例の正面図。 同侵入防止柵の縦桟の中心軸を通り上部胴縁に直交する切断面における上部胴縁近傍の断面図。 同切断面における横桟近傍の断面図。
本発明の一実施形態に係る侵入防止柵を図1乃至図5を参照して説明する。図1に示されるように、侵入防止柵1は、上部胴縁2と、下部胴縁3と、支柱4と、複数の縦桟5と、少なくとも1本の横桟6とを有する。支柱4は、地面等に立設され、上部胴縁2及び下部胴縁3の各々の両端を支持する。縦桟5は、上部胴縁2から所定間隔で角度自在に吊り下げられている。横桟6は、上部胴縁2と下部胴縁3との間に位置する。上部胴縁2、下部胴縁3、及び横桟6は、支柱4に対する角度θが可変とされている。この角度θは、正面視での平面角である。横桟6及び下部胴縁3は、所定間隔で孔が設けられている。この孔は、上下に貫通し、横桟6及び下部胴縁3の長手方向に開口形状が長い長孔である。各々の縦桟5は、横桟6及び下部胴縁3の孔に挿通されている。
本実施形態では、侵入防止柵1の柵高は約1.5mである。柵高は、これに限定されない。支柱4は、主材として鋼管が用いられる。上部胴縁2、下部胴縁3、及び横桟6は、断面逆L字形で長尺状の山形鋼である。縦桟5は、鉄製の棒である。侵入防止柵1を構成するこれらの部材は、めっきや塗装等の防錆処理が施される。
横桟6の本数は、本実施形態では、2本としている。横桟6の本数は、侵入防止柵1の柵高等に応じて決められ、1本、又は3本以上であってもよい。
侵入防止柵1は、縦胴縁7を有する。縦胴縁7は、上部胴縁2及び下部胴縁3の各々の端部を上下に連結する。横桟6は、両端が縦胴縁7に角度可変に取り付けられている。
侵入防止柵1において、上部胴縁2、下部胴縁3、縦桟5、横桟6、及び縦胴縁7によって柵体10が構成され、柵体10の両端が支柱4によって支持される。
縦胴縁7は、上端が上部胴縁2の端部近傍にボルト留めされ、下端が下部胴縁3の端部近傍にボルト留めされる。横桟6は、両端が縦胴縁7の中間部にボルト留めされる。図2に示されるように、上部胴縁2は、支柱4の上部に固定された固定金具41aに、端部がボルト留めされる。下部胴縁3は、支柱4の下部に固定された固定金具41bに、端部がボルト留めされる(図1参照)。これらのボルトを緩めた状態で上記各部材の角度が調整される。
上記のように構成された侵入防止柵1は、水平な地面に設ける場合には、上部胴縁2、下部胴縁3、及び横桟6の支柱4に対する角度θは、直角に設定される。
図3に示されるように、侵入防止柵1は、傾斜地に設ける場合には、上部胴縁2、下部胴縁3、及び横桟6の支柱4に対する角度は、地面の傾斜角に応じて調整される。柵体10の正面視の形状は、上部胴縁2を上辺、下部胴縁3を底辺、縦胴縁7を右辺及び左辺とする平行四辺形になる。縦胴縁7は、支柱4と平行になる。横桟6は、上部胴縁2及び下部胴縁3と平行になる。なお、図3では、複数の柵体10を有する侵入防止柵1の施工例を示している。
侵入防止柵1における縦桟5の取付について詳述する。図4に示されるように、上部胴縁2は、長尺状の取付板21を有する。取付板21の長手方向は、上部胴縁2の長手方向である。取付板21は、所定間隔で孔211が設けられている。縦桟5は、抜け止め51が上部に形成され、取付板21の孔211を通して吊り下げられる。図5に示されるように、縦桟5は、横桟6の孔61に挿通される。同様に、縦桟5は、下部胴縁3の孔に挿通される(図示せず)。取付板21は、縦桟5を吊り下げた状態で上部胴縁2に取り付けられる(図4参照)。
縦桟5における上部の相互間隔は、取付板21を有する上部胴縁2によって保持され、中間部の相互間隔は、横桟6によって保持され、下部の相互間隔は、下部胴縁3によって保持される。
縦桟5の抜け止め51は、棒状の縦桟5の上部を曲げて形成されている。取付板21は、孔211が形成された上面が上部胴縁2の下部に対向するように取り付けられる。上部胴縁2への取付板21の固定は、ボルト22による締結である。縦桟5の抜け止め51は、上部胴縁2及び取付板21によって挟持される。
なお、本実施形態の変形例として、縦桟5を吊り下げる取付板21を、孔が形成された面が上部胴縁2の側部に対向するように固定してもよい。しかし、本実施形態のように、取付板21を、孔211が形成された面が上部胴縁2の下部に対向するように固定したほうが、柵体10の組み立てが容易である。
以上、本実施形態に係る侵入防止柵1によれば、上部胴縁2、下部胴縁3、及び横桟6は、支柱4に対する角度θが可変とされており、縦桟5が角度自在に吊り下げられているので、上部胴縁2及び下部胴縁3等の角度を変えて傾斜地の傾斜角に対応させることができる。また、縦桟5は、横桟6によって中間部の相互間隔が保持されるので、相互間隔を拡げて侵入されることが防止される。このため、柵高を高くしても縦桟5を太くする必要が無く、低コストに柵高を大きくできる。
侵入防止柵1は、上部胴縁2及び下部胴縁3の各々の端部を上下に連結する縦胴縁7を有するので、上部胴縁2、下部胴縁3、縦桟5、横桟6、及び縦胴縁7によって柵体10が構成され、施工が容易となる。
縦桟5は、取付板21に吊り下げられて上部胴縁2に取り付けられるので、取付が容易である。
取付板21は、所定間隔で孔211が設けられており、縦桟5は、取付板21の孔211を通して吊り下げられるので、上部の間隔が保持される。また、縦桟5は、抜け止め51が上部に形成されているので、下に抜け落ちない。
縦桟5の抜け止め51は、上部胴縁2及び取付板21によって挟持されるので、上部胴縁2に固定される。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、縦胴縁7を省略し、横桟6の両端を支柱4に角度可変に取り付けてもよい。また、本発明の侵入防止柵1は、高速道路用に限定されるものではない。
1 侵入防止柵
2 上部胴縁
21 取付板
211 孔
3 下部胴縁
4 支柱
5 縦桟
51 抜け止め
6 横桟
61 孔
7 縦胴縁

Claims (5)

  1. 上部胴縁と、下部胴縁と、該上部胴縁及び下部胴縁の各々の両端を支持する支柱とを有する侵入防止柵であって、
    前記上部胴縁から所定間隔で角度自在に吊り下げられた複数の縦桟と、
    前記上部胴縁と下部胴縁との間に位置する少なくとも1本の横桟とを備え、
    前記上部胴縁及び下部胴縁並びに横桟は、前記支柱に対する角度が可変とされており、
    前記横桟及び下部胴縁は、所定間隔で孔が設けられており、
    前記各々の縦桟は、前記横桟及び下部胴縁の孔に挿通されていることを特徴とする侵入防止柵。
  2. 前記前記上部胴縁及び下部胴縁の各々の端部を上下に連結する縦胴縁を有し、
    前記横桟は、両端が前記縦胴縁に角度可変に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の侵入防止柵。
  3. 前記上部胴縁は、長尺状の取付板を有し、
    前記取付板は、前記縦桟を吊り下げた状態で前記上部胴縁に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の侵入防止柵。
  4. 前記取付板は、所定間隔で孔が設けられており、
    前記縦桟は、抜け止めが上部に形成され、前記取付板の孔を通して吊り下げられることを特徴とする請求項3に記載の侵入防止柵。
  5. 前記取付板は、上面が前記上部胴縁の下部に対向するように取り付けられ、
    前記縦桟の抜け止めは、棒状の該縦桟の上部を曲げて形成されており、前記上部胴縁及び取付板によって挟持されることを特徴とする請求項4に記載の侵入防止柵。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016086773A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 有限会社創研産業 立入防止柵および格子柵
JP2016123413A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 有限会社 佐藤住研 歩行動物若しくは鳥類の侵入防止装置

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