JP2017110174A - 洗浄殺菌剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
(a)タンパク質分解酵素:0.01重量%以上
(b)両性界面活性剤またはノニオン界面活性剤:0.1重量%以上
(c)ジェミニ型殺菌剤またはビグアニジン系殺菌剤:0.01重量%以上
(d)必要に応じて金属イオン封鎖剤:0.05重量%以上。
なお、上記濃度は実際に使用する実用液中の濃度である。
(I)液状洗浄殺菌剤組成物(実用液)
(I−1)実用液において、
(a)タンパク質分解酵素を0.01重量%以上、
(b)両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種の界面活性剤を0.1重量%以上
(c)ジェミニ型殺菌剤及びビグアニジン系殺菌剤からなる群から選択される少なくとも1種の殺菌剤を0.01重量%以上
を含有することを特徴とする液体形態を有する洗浄殺菌剤組成物。
(I−2)上記(b)界面活性剤が両性界面活性剤0.1重量%以上、
(c)殺菌剤がジェミニ型殺菌剤0.01重量%以上
である(I−1)に記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−3)上記(b)界面活性剤がノニオン界面活性剤0.3重量%以上、
(c)殺菌剤がビグアニジン系殺菌剤0.02重量%以上
である(I−1)に記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−4)さらに(d)金属イオン封鎖剤を0.05重量%以上含有する(I−1)または(I−2)に記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−5)上記金属イオン封鎖剤がニトリロ三酢酸である(I−4)に記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−6)pHが7〜10である(I−1)〜(I−5)のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−7)さらに(e)酵素安定剤及び(f)アルカリ剤を含有する(I−1)〜(I−6)のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−8)さらにタンパク質分解酵素以外の酵素、pH調整剤、防錆剤、消泡剤、着色剤、及び香料よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する(I−1)〜(I−7)のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−9)タンパク質に起因する汚れが付着した被験対象物を洗浄殺菌するための液体組成物である(I−1)〜(I−8)のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
(I−10)上記被験対象物が医療器具または臨床検査器具である(I−9)に記載する洗浄殺菌剤組成物。
(II−1)使用時に水で50〜200倍に希釈することで(I−1)〜(I−10)のいずれかに記載する液体洗浄殺菌剤組成物になるように調製して使用される濃縮タイプの液体洗浄殺菌剤組成物。
(III−1)下記の工程を有する被験対象物の洗浄殺菌方法:
(1)被験対象物を(I−1)〜(I−10)のいずれかに記載する液体洗浄殺菌剤組成物または(II−1)に記載する濃縮タイプの液状洗浄殺菌剤組成物の50〜200倍希釈液に浸漬する工程、
(2)被験対象物を液体洗浄殺菌剤組成物から取り出し、水で洗浄する工程。
(III−2)(1)浸漬工程を超音波照射のもとで行う(III−1)に記載する洗浄殺菌方法。
(III−3)さらに被験対象物をブラッシングする工程を有する(III−1)または(III−2)に記載する洗浄殺菌方法。
(III−4)(1)浸漬工程の浸漬温度条件が20〜70℃である(III−1)〜(III−3)のいずれかに記載する洗浄殺菌方法。
(III−5)被験対象物がタンパク質に起因する汚れが付着した被験対象物である(III−1)〜(III−4)のいずれかに記載する洗浄殺菌方法。
(III−6)上記被験対象物が医療器具または臨床検査器具である(III−5に記載する洗浄殺菌方法。
本発明で使用される用語「実用液」は、被験対象物、好ましくは医療器具や臨床検査器具等の洗浄殺菌に実際に使用される濃度を有する溶液を示す。本発明の濃縮タイプの液体洗浄殺菌剤組成物の場合、これを水で50〜200倍に希釈して実際に使用する濃度に希釈した液を「実用液」という。
以下、当該実用液を構成する各成分について説明する。
(a)成分は、洗浄用に使用される酵素であれば限定されず、中性からアルカリ側pH、具体的にはpH6〜12の範囲にタンパク質分解活性の至適を持つものであれば良い。タンパク質分解酵素は一種単独で用いても良いし、また2種以上を任意に組み合わせて用いても良い。制限されないものの、より具体的には、例えば、ノボザイムズ(Novozymes)社製のプロテアーゼであるアルカラーゼ(Alcalase)、エスペラーゼ(Esperase)、サビナーゼ(Savibnase)、サビナーゼ エビティ(Savibnase Evity)、エバラーゼ(Everlase)、リカナーゼ(Liquanase)、リカナーゼ エビティ(Liquanase Evity)、及びブレーズ エビティ(Blaze Evity)など;ジェネンコア(Genencor)社製のピュラフェクト、ピュラフェクトOX、プロペラーゼ、及びプロテックスシリーズ(プロテックス7L、プロテックス14L、プロテックス6L、プロテックス89L、プロテックスOXG、プロテックス40L)、アルカリプロテアーゼGL、及びプロモッド223LPなどが例示される。
(b)成分としては、両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤を挙げることができる。両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤はそれぞれを単独で使用してもよいし、また両者を組み合わせて使用することもできる。また両性界面活性剤同士を2種以上任意に組み合わせて使用することも、またノニオン界面活性剤同士を2種以上任意に組み合わせて使用することもできる。好ましくは両性界面活性剤またはノニオン界面活性剤のいずれか一方の使用であり、より好ましくは血液汚れ存在下での真菌に対する殺菌効果に優れていることから両性界面活性剤の使用である。
(c)成分としては、ジェミニ型殺菌剤及びビグアニジン系殺菌剤を挙げることができる。ジェミニ型殺菌剤及びビグアニジン系殺菌剤はそれぞれを単独で使用してもよいし、また両者を組み合わせて使用することもできる。またジェミニ型殺菌剤同士を2種以上任意に組み合わせて使用することも、またビグアニジン系殺菌剤同士を2種以上任意に組み合わせて使用することもできる。好ましくはジェミニ型殺菌剤またはビグアニジン系殺菌剤のいずれか一方の使用であり、より好ましくは血液汚れ存在下での真菌に対する殺菌効果に優れていることからジェミニ型殺菌剤の使用である。
(d)成分は、任意成分であるが、上記(b)成分として両性界面活性剤を用い、上記(c)成分としてジェミニ型殺菌剤を用いるときは、アルカリ性条件下での緩衝作用及び殺菌効果の補助の目的で、同時に(d)成分を配合することが好ましい。
なお、金属塩としては、制限されないものの、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属との塩;カルシウム等のアルカリ土類金属との塩;マグネシウムとの塩;アンモニウムとの塩を例示することができる。
本発明の洗浄殺菌剤組成物は、上記(a)成分、(b)成分、及び(c)成分(または上記(a)成分、(b)成分、(c)成分、及び(d)成分)に加えて、酵素安定性の観点から(e)酵素安定化剤を含有することが望ましい。(e)成分の例としては、炭素数1〜4のアルコール、炭素数2〜6の多価アルコール、炭素数3〜8のグリコールエーテル、塩化カルシウムや乳酸カルシウムなどの水溶性カルシウム塩、ホウ酸、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、4ホウ酸ナトリウム、4ホウ酸カリウム、アセトアミド、グリシン、及びマルトデキストリンなどが挙げられる。これらの中でも酵素安定性の観点からエチルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール、モノエチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、グリセリン、及びソルビトールが好ましい。これらは単独で用いても良いし、2種以上を任意に組み合わせて用いても良い。
本発明の洗浄殺菌剤組成物は、上記(e)成分を含有する場合、同時に(f)アルカリ剤を含有することが望ましい。(f)成分として、炭酸塩及び重炭酸塩等の無機塩、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、モノイソプロパノールアミン(MIPA)、及びトリイソプロパノールアミン(TIPA)等のアルカノールアミンが挙げられる。これらは単独で用いても良いし、2種以上を任意に組み合わせて用いても良い。
本発明の洗浄殺菌剤組成物は、(g)成分を用いて、実用液のpHが7〜10となるように調整することが好ましい。好ましくはpH8〜10である。
さらに本発明には、本発明の効果を損なわない範囲で、任意にタンパク質分解酵素以外の酵素、色素(着色剤)、防錆剤、消泡剤、及び/または香料などを配合することが出来る。これらは当業界において洗浄剤や殺菌剤に配合して使用されるものであればよく、慣用に従って選択使用することができる。
なお、タンパク質分解酵素以外の酵素としては、脂質分解酵素(リパーゼ)、澱粉分解酵素(アミラーゼ)、及びセルロース分解酵素(セルラーゼ)を挙げることができ、これらのうち1種または2種以上を任意に選択して、(a)成分であるタンパク質分解酵素と組み合わせて使用することができる。制限されないものの、好適には、脂質分解酵素、澱粉分解酵素、及びセルロース分解酵素の3種の酵素を、(a)成分であるタンパク質分解酵素と組み合わせて使用する。
また、防錆剤としてはベンゾトリアゾールやケイ酸塩などが挙げられる。
浸漬液の温度は、通常20℃〜70℃の範囲に調整することができる。但し、(a)タンパク質分解酵素による洗浄効果を効果的に得るためには好ましくは30〜60℃、より好ましくは35〜55℃に調整することが望ましい。浸漬時間は、制限されないものの、通常10〜60分間を例示することができる。なお、浸漬中に超音波照射をしてもよい。また、必要に応じて、浸漬中または水洗中に被験対象物をブラッシングしてもよい。
本発明は、上記実用液である医療器具用洗浄殺菌剤組成物よりも50〜200倍濃い濃度を有する濃縮タイプの液体洗浄殺菌剤組成物であってもよい。当該濃縮タイプの液体洗浄殺菌剤組成物は、上記(a)成分、(b)成分、及び(c)成分(または(a)成分、(b)成分、(c)成分、及び(d)成分)を下記の割合で含有することができる。
(a)タンパク質分解酵素
0.5重量%以上、好ましくは0.5〜20重量%、より好ましくは1〜20重量%
(b)界面活性剤
(b−1)両性界面活性剤の場合
10重量%以上、好ましくは10〜40重量%、より好ましくは15〜40重量%
(b−2)ノニオン界面活性剤の場合
30重量%以上、好ましくは30〜60重量%、より好ましくは40〜60重量%
(c)殺菌剤
(c−1)ジェミニ型殺菌剤
1重量%以上、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜10重量%
(c−2)ビグアニジン系殺菌剤
2重量%以上、好ましくは2〜10重量%、より好ましくは2〜5重量%。
1重量%以上、好ましくは1〜20重量%、より好ましくは2.5〜20重量%。
(e)酵素安定化剤
1重量%以上、好ましくは3〜30重量%、より好ましくは5〜20重量%
(f)アルカリ剤
2重量%以上、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは2〜15重量%。
pHは、pHメーターを用いて測定した。各種液体洗浄殺菌剤組成物を実用液濃度に調製したものについてそれぞれ測定した。
本発明の液体洗浄殺菌剤組成物の洗浄力評価に、医療器具用洗浄剤の洗浄力評価で頻用されている、ステンレス板にモデル血液汚れを付着して乾燥させた「洗浄インジケーターTOSI(登録商標)」(PEREG製)を用いた。インジケーターに付属しているプラスチックカバーを外して、40℃の液体洗浄殺菌剤組成物に10分間浸漬し、次いで水で洗浄してから「パワークイック残留タンパク検出液」(サラヤ株式会社製)で染色し、洗浄後のインジケーターに残留した汚れ(血液タンパク質)の除去性を下記の基準に基づいて目視観察することで評価した。
○:完全に除去
△:除去なし(初期(浸漬洗浄未処理)のインジケーターに付着した汚れの量から変わらない)
×:固着(汚れの広がり)
ヨーロッパ標準法のEN13727の不潔条件と同じ方法で実施し、以下の評価基準で判定した。
<試験条件>
(有機物)作用時濃度0.3重量%ヒツジ赤血球+0.3重量%BSA
(温度/接触時間)40℃/10分間
(使用希釈水と作用時試作品濃度)CaCO3換算で作用時に300ppmとなる人工硬水を用いて、作用時に表1記載の濃度となるように実用液を調製した。
(作用菌株)
Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)ATCC15442
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)ATCC6538
初期菌数及び生存菌数から対数減少値を算出した。判定基準はヨーロッパ標準法に記載される基準から下記の通り判断した。
○:5LogReduction以上(99.999%以上)
△:3LogReduction以上、5LogReduction未満
×:3LogReduction未満(99.9%未満)
pHはpHメーターを用いて測定した。表3及び表5については濃縮タイプの洗浄殺菌剤組成物のpHを原液pH、これを水で100倍希釈した実用液のpHを希釈pHとしてそれぞれ測定した。
実験例1と同様に、ステンレス板にモデル血液汚れを付着して乾燥させた「洗浄インジケーターTOSI(登録商標)」(PEREG製)を用いた。インジケーターに付属しているプラスチックカバーを外して、表2〜5に記載する処方に従って調製し、温度を40℃に調整した液体洗浄殺菌剤組成物(実施例4〜26、比較例5〜10)に、10分間及び30分間浸漬し、次いで水で洗浄してから「パワークイック残留タンパク検出液」(サラヤ株式会社製)で染色し、洗浄後のインジケーターに残留した汚れ(血液タンパク質)の除去性を下記の基準に基づいて目視観察することで評価した。なお、表2〜5のうち、表3及び表5に示す処方は、100倍濃縮タイプの液体洗浄殺菌剤組成物の処方である。従って、表3及び表5に記載する液体洗浄殺菌剤組成物は、試験に際して水で100倍に希釈して使用した。
〔表2〕
AとA´、aとa´、BとB´、bとb´、CとC´、cとc´でそれぞれ比較し、後者に比べて10分間浸漬による洗浄効果が向上していれば+、10分間及び30分間浸漬共に洗浄効果が後者よりも向上していれば++とした。
〔表3〜5〕
○:完全に除去
△:除去なし(初期(浸漬洗浄未処理)のインジケーターに付着した汚れの量から変わらない)
×:固着(汚れの広がり)
ヨーロッパ標準法のEN13727及びEN13624の不潔条件と同じ方法で実施し、以下の評価基準で判定した。
<試験条件>
(有機物)作用時濃度0.3重量%ヒツジ赤血球+0.3重量%BSA
(温度/接触時間)40℃/10分間
(使用希釈水と作用時試作品濃度)CaCO3換算で作用時に300ppmとなる人工硬水を用いて、作用時に1%となるように各種液体洗浄殺菌剤組成物を希釈した。
(作用菌株)
Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)ATCC15442
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)ATCC6538
Candida albicans(酵母)ATCC10231
初期菌数及び生存菌数から対数減少値を算出した。判定基準はヨーロッパ標準法に記載される基準から下記の通り判断した。
(細菌)○:5LogReduction以上(99.999%以上)
△:3LogReduction以上、5LogReduction未満
×:3LogReduction未満(99.9%未満)
(真菌)○:4LogReduction以上(99.99%以上)
△:2LogReduction以上、4LogReduction未満
×:2LogReduction未満(99%未満)
40℃で14日間保存後、カゼインを基質に用いたFolin−Lowry法にて測定して酵素活性を算出し、保存前の酵素活性に対する相対値を残存活性とした。残存活性が80%以上を○、80%未満を×とした。
Claims (10)
- 実用液において、
(a)タンパク質分解酵素を0.01重量%以上、
(b)両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種の界面活性剤を0.1重量%以上
(c)ジェミニ型殺菌剤及びビグアニジン系殺菌剤からなる群から選択される少なくとも1種の殺菌剤を0.01重量%以上
を含有することを特徴とする液体形態を有する洗浄殺菌剤組成物。 - 上記(b)界面活性剤が両性界面活性剤0.1重量%以上、
(c)殺菌剤がジェミニ型殺菌剤0.01重量%以上
である、請求項1に記載する洗浄殺菌剤組成物。 - 上記(b)界面活性剤がノニオン界面活性剤0.3重量%以上、
(c)殺菌剤がビグアニジン系殺菌剤0.02重量%以上
である、請求項1に記載する洗浄殺菌剤組成物。 - さらに(d)金属イオン封鎖剤を0.05重量%以上含有する請求項1または2に記載する洗浄殺菌剤組成物。
- pHが7〜10である請求項1〜4のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
- さらに(e)酵素安定剤及び(f)アルカリ剤を含有する請求項1〜5のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
- タンパク質に起因する汚れが付着した被験対象物を洗浄殺菌するための液体組成物である、請求項1〜6のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物。
- 上記被験対象物が医療器具または臨床検査器具である請求項7に記載する洗浄殺菌剤組成物。
- 使用時に水で50〜200倍に希釈することで、請求項1〜8のいずれかに記載する洗浄殺菌剤組成物になるように調製して使用される濃縮タイプの液状洗浄殺菌剤組成物。
- 下記の工程を有する被験対象物の洗浄殺菌方法:
(1)被験対象物を請求項1〜8のいずれかに記載する液状洗浄殺菌剤組成物または請求項9に記載する濃縮タイプの液状洗浄殺菌剤組成物の50〜200倍希釈液に浸漬する工程、
(2)被験対象物を液状洗浄殺菌剤組成物から取り出し、水で洗浄する工程。
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