JP2017109404A - ブレードの湿潤能力の向上された鋸組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークピース又は構造が過剰に湿るのを低減しようとする手法で、湿らすために十分な量の水を提供できる鋸組立体を提供すること。【解決手段】鋸組立体(100)は鋸(110)を備え得る。鋸(110)は、構造又はワークピースを切断するためにブレード組立体(114)のブレード(158)を回転させるように動作可能とされるモータ(112)を備える。ブレード(158)の一部分を遮蔽するように構成されるブレードガード(150)内で水をブレード(158)に提供するためにブレード(158)の両側に配置されるノズル(164)によって、ブレード組立体(114)の内部は、動作の際に湿らせられ、ノズル(164)は、ブレードガード(150)の一部分へと延びるように、及び、ブレード(158)の回転軸に対して上向きの角度でブレード(158)の方を向くように、位置決めされる。【選択図】図1

Description

例示の実施形態は、鋸組立体に関し、より具体的には、比較的清潔で容易な方法で切断ブレードを湿らせるために鋸の能力を向上するように構成された鋸組立体に関する。さらに、例示の実施形態は、カットオフ鋸、床用もしくは壁用の鋸、床用もしくは道路用の鋸、又は、タイル用もしくはレンガ用の鋸の切断ブレードを湿らせることに関する。
レンガ、タイル、コンクリートの部品又は表面などの構造の切断は、しばしば、ダイヤモンドブレードで行われ、これは多くの粉塵を生成する。粉塵の発生を抑制又は低減するために、構造物を切断するとき、湿式切断が用いられてもよい。
重要であるにもかかわらず、湿式切断はかなり面倒なことであり得るし、ワークピース又は表面は、加工の間、相当に湿らせられ得る。ワークピースが使用され得る前に、湿ったワークピースを乾かすことが概して必要である。従って、水をワークピース全体に飛び散らせてしまう従来のブレードガードのため、貴重な時間が失われかねない。
そのため、湿らすために十分な量の水を提供できるが、ワークピース又は構造が過剰に湿るのを低減しようとする手法でも水を提供できる鋸組立体に対する要望がある。そのようなものとして、一部分の例示の実施形態は、湿式切断のために噴霧される水を収集するための向上された方法も提供できる。この点において、例えば、一部分の実施形態は、切断されている材料に衝突するミストを作り出すために、斜めでの水の散布と、ワークピース又は構造をできるだけ乾燥させたままにするために、水を収集して水を切断位置から遠ざけるように移動させるための流路とを提供できる。
そのため、例示の実施形態によれば、鋸組立体が提供され得る。鋸組立体は鋸を備えてもよい。鋸は、ワークピースを切断するためにブレード組立体のブレードを回転させるように動作可能とされるモータを備えてもよい。ブレード組立体の内部は、ブレードの一部分を遮蔽するように構成されるブレードガード内で水をブレードに提供するためにブレードの両側に配置されるノズルによって、動作の際に湿らせられる。ノズルは、ブレードガードの一部分へと延びるように、及び、ブレードの回転軸に対して上向きの角度でブレードの方を向くように、位置決めされる。この鋸組立体は、例えば、携行式切断機械、床用又は道路用の鋸、タイル用又はレンガ用の鋸といった、様々な用途に使用できる。
そのため、別の例示の実施形態によれば、タイル用又はレンガ用の鋸組立体が提供され得る。タイル用又はレンガ用の鋸組立体は、鋸とフレームとを備えてもよい。鋸は、ワークピースを切断するためにブレード組立体のブレードを回転させるように動作可能とされるモータを備えてもよい。ブレードの一部分を遮蔽するように構成されるブレードガード内で水をブレードに提供するためにブレードの両側に配置されるノズルによって、ブレード組立体の内部は、動作の際に湿らせられる。フレームは、ワークピースを支持するために鋸に動作可能に結合される。フレームは、水を収集するための水収集システムを支持する。ノズルは、ブレードガードの一部分へと延びるように、及び、ブレードの回転軸に対して上向きの角度でブレードの方を向くように、位置決めされる。
好ましい実施形態の以下の説明では、添付の図面への参照が行われる。
例示の実施形態による水収集システムと水散布技術とを用いる携行式切断鋸の斜視図である。 例示の実施形態の水収集システムと水散布技術とを用いるレンガ用鋸の斜視図である。 例示の実施形態によるタイル用鋸の後方からの斜視図である。 例示の実施形態によるブレードガードの一方の側からの斜視図である。 例示の実施形態によるブレードガードの他方の側からの斜視図である。 例示の実施形態による、ブレードが取り外された状態のブレードガードの下側の斜視図である。 例示の実施形態によるブレードガードの分解斜視図である。 例示の実施形態によるブレードガードの断面図である。 例示の実施形態による代替のブレードガードの分解斜視図である。 例示の実施形態によるブレードガード及びノズルを用いることができる道路用鋸の側面図である。
本発明は、本発明の1つ又は複数の態様を取り入れている本発明の例示の実施形態が示されている添付の図面を参照しつつ、以後においてより完全に説明されることになる。図面では、同様の番号は同様の要素を参照している。
前述のように、一部分の例示の実施形態は、鋸組立体に湿式切断のための水を容易に提供する能力を操作者に提供でき、また、このような切断の間に、水を散布及び収集するための効率的な方法も提供できる。図1〜図10は、一部分の例示の実施形態の説明を容易にするために、例示の実施形態を用いる鋸の部分の、異なる視点からの様々な図を示している。
図1に示すように、携行式鋸100(例えば、携行式切断機械)は、ブレード158を備えているブレード組立体114を回転駆動するように構成されたモータ112を備え得る。ブレード158は、前述のブレードガードと同様であるブレードガード150に少なくとも一部分収容されてもよい。そのようなものとして、例えば、ブレードガード150は、ブレードガード150の開いた端部の周囲に配置された水収集部160を備えて、比較的小さい隙間をブレード158と水収集部160との間に提供してもよい。水収集部160は、前述のように水を収集する/方向づけるために、ブレード158の両側に沿って延びるチャネルを形成し得る。
ホース162は、ブレード158における切欠155の近傍に上向きの角度でブレード158へと水を提供又は噴霧するノズル164に、水を提供できる。ノズル164は、切欠155に衝突させることによって滴又は飛沫を形成するために、水ジェットを生成できる。水の滴/飛沫は、ブレード158によって切欠155において運ばれて、切断の間の粉塵の生成を低減する。しかしながら、ブレード158と収集部160との間の比較的小さい隙間は、ブレードガード150のより低い高さの端部に配置された出口へと送るため、水収集部160におけるノズル164を通じてブレード158へと噴霧される水の収集を容易にすることができる。送水弁168が、流体の量を調整するために、又は、流れを遮断するために、ノズル164のうちの少なくとも1つに接続され得る。好ましくは、送水弁168はすべてのノズルに接続され得る。好ましくは、送水弁168は前方ハンドル163に配置される。
一部分の場合では、先に記載したブレードガード及びノズル構成は、床用鋸、道路用鋸、壁用鋸などに用いられてもよい。従って、例えば、軌道が床又は壁にボルト留めされ、例示の実施形態を用いる鋸が、軌道に沿って動く可動組立体に取り付けられてもよい。代替で、可動組立体は、地上、又は、任意のコンクリート、アスファルト、もしくは他のレンガ表面の上を走行する車輪(例えば、少なくとも3つの車輪)を備えてもよい。携行式切断機械100は、ハンドルユニット165を形成するために互いと直接的に接続される前方ハンドル163及び後方ハンドル164を有するように構成されてもよく、ハンドルユニット165は、駆動ユニット166に弾性的に接続されることで、鋸ブレード組立体114及び駆動ユニット166からの振動が、ハンドルユニット165において低減されることになる。
以下において、ブレードへの水の追加と水収集部の使用とが、タイル用又はレンガ用の鋸に関して、図2〜図8を参照して、より完全に説明される。これは、携行式切断鋸、床用鋸、壁用鋸をも代表している。少なくとも図2及び図3に示しているように、タイル用又はレンガ用の鋸組立体400は、鋸410とフレーム420とを備え得る。フレーム420は、鋸410を用いて切断作業を実行するために、鋸がフレーム420に対して移動できるように、鋸410を全体的に支持し得る。鋸410は、動力源からの動力の選択的な適用に応答して動作可能であるモータ412を備え得る。用いられる動力源に基づいて、モータ412は、例えば、電気動力供給又はガソリン/石油動力供給のいずれかであり得る。従って、モータ412への動力の適用に応答して、モータ412は、例えば、タイル、石、レンガ、コンクリート、又は他のこのような建設資材であり得るワークピースを切断するために、ブレード組立体414に動力供給するように構成され得る。操作者は、フレーム420に対して鋸410を移動するために、鋸410の移動組立体418を用いることができるハンドル416を介して、鋸410の操作を少なくとも一部分制御できる。前述のように、鋸410は、以下でより詳細に説明する機構を介して水がブレード組立体414へと散布されるように、湿式切断を採用し得る。
フレーム420は、ブレード組立体414に散布される水の少なくとも一部分を収集するように機能する水収集システム421を備え得る。水収集システム421は、フレーム420の一端部に配置される収集部422を備え得る。収集部422は、フレーム420の一方の縦方向端部から、フレーム420の反対の縦方向端部に配置されている水タンク424に向かって、フレーム420の側部同士の間で延び得る。従って、収集部422と水タンク424とは、組み合わさって、動作の際に、ブレード組立体414から放出されるあらゆる水を収集するための表面を形成できる。
収集部422は、概して、フレーム420内で水平に位置でき、水を収集部422の横方向の縁の近くの領域からフレーム420の縦方向中心線に向かって方向づける傾斜された側部を備え得る。収集部422は、収集部422が隣接するフレーム420の縦方向の端部から遠ざかって水タンク424に向かうように水を方向づけるために、傾斜されてもよい。
水タンク424は、そこに提供される水を、ブレード組立体414への水の散布において再使用するために、収集部422によって収集できる。従って、例示の実施形態の水収集システム421は、湿式切断のための水を散布、収集、及び再使用するための比較的効率的な方法を提供できる。
フレーム420は、鋸410を用いて切断されることになるワークピースを支持するための骨格を提供できるワークピース支持体426も備え得る。ワークピース支持体426は、切断されるワークピースを保持するために、フレーム420にわたって横方向に延びる実質的に平面の支持体であり得る。ワークピース支持体426は、収集部422と水タンク424との一方又は両方の上方で支持されるように、フレーム420の縦方向長さに沿って滑る、又は、転がるように可能とされ得る。ワークピース支持体426は、切断運転が実施されるときにブレード組立体414の切断要素が内部で回転できる凹所を形成している溝428又は切欠部を備え得る。溝428は、内部で噴霧されるあらゆる水、又は、別の方法によって内部で収集するあらゆる水を、収集部422と水タンク424との一方又は両方へと方向づけるように機能もできる。
例示の実施形態では、ブレード組立体414は、ある場合には、相対する外郭を形成できる2つの別々の部材(例えば、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454)から形成され得るブレードガード450を備え得る。ブレードガード450は、水収集システム421に向けて水を方向づけるために、ブレードガード450に回動可能に結合され得る回転式飛沫ガード456を備え得る。この点に関して、例えば、鋸410のブレード458は、ブレードガード450内に少なくとも一部分収容されてもよい。しかしながら、ブレードガード450は、ブレード458の半分未満を露出されたままとし、そのため、残りの露出されていない部分だけを遮蔽し得る。回転式飛沫ガード456は、露出されていない部分にわたって拡がり得る所定範囲にわたって回転可能であり得るが、ブレード458の露出された部分の少なくとも一部分を、回転式飛沫ガード456によって、横側において覆わせる、又は、包囲させることもできる。ブレード458における切欠455に運ばれる水によって引き起こされる水飛沫(例えば、ブレード458への水の噴霧に応答して)は、回転式飛沫ガード456によって、又は、回転式飛沫ガード456の尾部品457によって、収集部422へとそらされる。
回転式飛沫ガード456は、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454に、回転式飛沫ガード456に設けられた1つ又は複数の弓形のスロットを介して、回動するように結合されて、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454の相対する側から延びる対応する1つ又は複数の突起を受け入れ得る。一部分の場合では、突起及び/又はスロットは、工具を使用することなく回転式飛沫ガードを取り外しできるようにスロットと突起とが一列にされる位置へと回転式飛沫ガード456を回転させることができるように、構成され得る。
水は、ブレードガード450へと提供でき、ブレード458の横側に沿って延びるチャネル459によって形成されている水収集部460において収集され得る。ブレードガード450への水の提供は、水をノズル464へと供給できる1つ又は複数の制御弁、ポンプ、及び/又はホース462を介して実現されてもよい。ノズル464は、回転式飛沫ガード456が延びわたる端部に対して、ブレードガード450の反対の端部に設けられ得る。一部分の実施形態では、ホース462は、水をノズル464へと送るために、ブレードガード450の外側の近傍に備え付けられてもよい、又は、別の方法によって設けられてもよい。その一方で、ノズル464は、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454の外側から、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454を貫いて、ブレードガード450の一部分へと延びるように位置付けられてもよい。さらに、ノズル464は、(例えば、ブレード458の回転軸469に対して上向きの角度で)ブレード458の方に向けられてもよい。そのため、水は、ブレード458へと水を方向づけるために、ブレード458に非常に近い位置へと、ホース462を通じてノズル464に提供され得る。モータ412に動作可能に結合されたベルトプーリ470によって回転される軸468の周りのブレード458の回転と、一部分の場合における、切欠455における水の収集とは、ワークピースが切断されるとき、作り出されるミストに粉塵の分散を最小限にさせることができる。
例示の実施形態では、ノズル464は、ブレード458から5mm未満の距離内、できれば、4mm未満の距離内で、ブレード458に隣接するように位置決めされ得る。ノズル464は、回転軸469に対して、15度より大きい角度、又は、30度よりさらに大きい角度(例えば、ブレード458の回転軸469に対する角度)で、方向づけられてもよい。一部分の実施形態では、ノズル464は、回転軸469に対して約45度の角度で方向づけられてもよい。ノズル464は、操作者に最も近い水収集部460の端部の近傍に設けられてもよい。
ブレード458に隣接するブレードガード450内で霧状にされる水は、水収集部460のチャネル459で収集され得る。比較的小さい公差が、飛び散りを最小限に保とうとするために、水収集部460の内側の側壁とブレード458との間に設けられ得る。しかしながら、少なくとも一部分の水が粉塵発生を最小限にするために切断場所へと運ばれることは重要であり、それにより、その水の一部分は、ブレードガード450から運ばれ得、回転式飛沫ガード456及び/又は尾部品457によってそらされて、収集機422及び水タンク424へと方向づけられ得る。その一方で、水収集部460のチャネル459で収集された水は、ノズル464が近くに設けられている端部の反対の水収集部460の端部に配置されている出口466に向かって運ばれ得る。出口466は、ノズル464の近傍に位置する水収集部460の端部における高さより低い高さにあってもよい。代替又は追加で、リンク451が、切断を通じて前進する一方で、チャネル459が出口466に向かって下方に傾斜させられるように、切断の実行の間にブレードガード450を若干回動、回動、又は回転させるために、鋸410に設けられてもよい。従って、水収集部460におけるすべての水は、出口466から水収集部422又は水タンク424へと重力で出て行くことができる。
例示の実施形態では、水収集部460は、ブレード458が延びて通るブレード開口部470を形成されている。図6から理解できるように、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454は、それらの間の結合部において、結合の防水性を保つために設けられ得るガスケット453を有し得る。従って、ブレードガード450へと噴射される水が進める唯一の場所は、概して、ブレード458の表面(又は、切欠455の中)において、又は、水が最小限しか飛び散らないチャネル459の中においてである。
ブレードガード450の2つの部分(すなわち、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454)は、例えば、ブレード458が簡単に交換できるように、互いから取り外し可能であり得る。接続ノブ468又は任意の他の留め具が、第1のブレードガード部材452と第2のブレードガード部材454とを一緒に固定すること、又は、それらを分解することを容易にするために、用いられ得る。第1のブレードガード部材452と第2のブレードガード部材454とが分解できることを考えれば、一部分の実施形態が水収集部460を2つの対応する部品へと分割させることもできることも、同様に理解され得る。従って、例えば、別々のチャネル部材(例えば、第1のチャネル部材461及び第2のチャネル部材463)が、第1のブレードガード部材452及び第2のブレードガード部材454のそれぞれの一方の底に設けられ得る。しかしながら、図9に示す代替の実施形態では、第1のブレードガード部材452′及び第2のブレードガード部材454′が分割可能であってもよく、前述のように、回転式飛沫ガード456′を支持できる。しかしながら、水収集部460′は、ブレードガード450から取り外し可能とされる単一の一体部品として形成されている。このような例では、ノズル464は、操作者の最も近くになおも位置決めでき、出口466′は、ノズル464の反対の端部(及び、より低い高さ)に形成されている。
例示の実施形態をレンガ用鋸(すなわち、レンガ用鋸100)の文脈で先に説明してきたが、例示の実施形態は他の文脈で実施されてもよいことを理解されたい。従って、図2は、例示の実施形態を用いることができるタイル用鋸200を示すために提供されている。そのため、タイル用鋸200は、鋸210及びフレーム220を含むがそれらに限定されない、前述のものと同様の多くの構成部品を備えている。鋸210は、前述のモータ112と同様のモータ212を備えている。鋸210は、ブレード組立体214(前述したものと同様のブレードガードを備え得る)と、ハンドル216と、移動組立体218とをも備えている。水は、前述のものと同様の収集部222及び水タンク224を備える水収集システム221へと方向づけられ得る。ワークピース支持体226も設けられてよく、前述のものと同様の溝228を備え得る。鋸210は、移動組立体118又は218をフレーム220に動作可能に結合させることができるように、フレーム220に沿って延びる様々なレールなどを走行するために、一連のプーリ、ローラ、及び可撓性結合部材を備える位置決め組立体300を介して、フレーム220の一方の側に沿って縦方向に移動できる。そのため、位置決め組立体300は、鋸110又は210を、切断における係合する間、又は、切断における係合のための準備において、レールに沿って移動させることができる。
一部分の場合では、先に記載したブレードガード及びノズル構成は、床用鋸、道路用鋸、壁用鋸、床用鋸などに用いられてもよい。従って、例えば、軌道が床又は壁にボルト留めされ、例示の実施形態を用いる鋸が、軌道に沿って動く可動組立体に取り付けられてもよい。代替で、可動組立体は、地上、又は、任意のコンクリート、アスファルト、もしくは他のレンガ表面の上を走行する車輪(例えば、少なくとも3つの車輪)を備えてもよい。
図9は、ブレード組立体514を回転可能に駆動するモータ512に加えて、可動組立体を有し得る道路用鋸500の例を示している。可動組立体は、道路用鋸500を表面501上で運ぶことができる。モータ512は、油圧式エンジン、空圧式エンジン、電気エンジン、バッテリー式電気エンジン、又は内燃エンジン(412)とされる。内燃エンジンが、図示した道路用鋸については使用されている。屋内使用については、電気モータ512がしばしば使用され、機械は床用鋸と呼ばれる。そのため、より大まかには、機械の種類は床用又は道路用の鋸(500)である。ブレード組立体514は、ブレードガード550内に少なくとも一部分包囲されているブレード558を備え得る。ブレードガード550には、前述のように、ホース562を介して水が提供される。水収集部560が、ブレード558と水収集部560との間に比較的小さい隙間を提供するために、ブレードガード550の開いた端部の周囲に設けられている。
ホース562を介して提供される水は、水収集部560の一端部においてブレード558の両側に配置されたノズル564を介して、ブレード558に噴霧される。ノズル564は、ブレード558から5mm未満の距離、好ましくは、4mm未満の距離に設けられてもよく、少なくとも15度の角度、ある場合には、30度より大きい角度で、(ブレード558の回転軸に対して)上向きに曲げられ得る。一部分の場合では、道路用鋸500(又は、壁用鋸)は、上向き削り方向(破線の矢印で示されている)又は下向き削り方向(実線の矢印で示されている)のいずれかで回転するように可能とされ得る。ブレード558がいずれの方向にも回転できることを考えれば、追加のノズル564′のセットが、ノズル564が設けられている端部に対して水収集部560の反対の端部に設けられてもよい。そういうものとして、ノズル564及び564′は、水収集部560の両端部の近傍に設けられている。この例では、ノズルは、さらなる詳述を容易にするために、前方端部ノズル564及び後方端部ノズル564′として称されてもよい。
例示の実施形態では、送水弁が前方端部ノズル564と後方端部ノズル564′との両方に結合されてもよい。送水弁は、水が前方端部ノズル564又は後方端部ノズル564′のいずれかへと方向づけられ得るように、動作可能であり得る。どちらのノズルのセットに水を提供するかについての決定は、ブレード558の回転の方向に基づいて行われ得る。しかしながら、一部分の実施形態では、水は、前方端部ノズル564と後方端部ノズル564′との両方に同時に提供されてもよい。水は、切断の間の粉塵の生成を低減するためにブレード558によって運ばれる。しかしながら、ブレード558と収集部560との間の比較的小さい隙間は、ブレードガード550のより低い高さの端部に配置された出口へと送るため、水収集部560における前方端部ノズル564又は後方端部ノズル564′を通じてブレード558へと噴霧される水の収集を容易にすることができる。一部分の場合では、尾部品580が、水収集部560からの水を地上へと方向づけるために設けられてもよい。水を収集するために、ホースが尾部品580へと接続されてもよい。壁用鋸は、図9の道路用鋸と非常に似ているブレード558及びブレードガード550を有しているが、壁又は床に固定された案内用軌道に沿って動く。そのため、壁用又は床用の鋸としばしば称される。回転の方向は切り替えでき、そのため、前述の道路用鋸についての同じことが当てはまる。
先に提供した記載及び図面に基づいて、例示の実施形態のタイル用又はレンガ用の鋸組立体が鋸及びフレームを備え得ることを理解されたい。鋸は、ワークピースを切断するためにブレード組立体のブレードを回転させるように動作可能とされるモータを備えてもよい。ブレードの一部分を遮蔽するように構成されるブレードガード内で水をブレードに提供するためにブレードの両側に配置されるノズルによって、ブレード組立体の内部は、動作の際に湿らせられる。フレームは、ワークピースを支持するために鋸に動作可能に結合される。フレームは、水を収集するための水収集システムを支持する。水収集システムは、フレームから取り外し可能である水タンクを備える。
一部分の実施形態の鋸組立体は、単独、又は、互いとの組合せのいずれかで、選択的に追加できる付加的な特徴を含んでもよい。例えば、一部分の実施形態では、(1)水タンクは、水タンクからノズルへと水を提供するために、ポンプとつなぎ合わせるように構成されたポンプ筐体部をさらに備え得る。(1)に加えて、又は、代替として、一部分の実施形態では、(2)水タンクは、フレームにおいて水平の配向で位置するように構成でき、また、水平の配向でフレームに配置されたまま満たすことができて水をノズルに提供するようにも構成され得る。(1)及び(2)に加えて、又は、代替として、一部分の実施形態では、(3)水タンクは、水平の配向でフレームに挿入されるときに適切な水位を有するように、鉛直な配向でフレームから取り外されたまま満たすことができるように構成され得る。
一部分の実施形態では、(1)〜(3)のうちのいずれか又はすべてが、以下に記載する選択的な変更又は拡張に加えて用いられてもよい。例えば、一部分の実施形態では、ポンプ筐体部は、沈殿物がポンプ筐体部に入るのを防止するための構造とされてもよい。追加又は代替で、フレームは、ブレード組立体から遠ざかる様に方向づけられる水を収集するために、及び、収集された水を水タンクに提供するために、水タンクの近傍に配置された収集器をさらに支持するように構成され得る。追加又は代替で、水タンクの少なくとも1つの表面は、水タンクで収集させるために、水をその表面に方向づけるように構成され得る。追加又は代替で、取り外し可能とされるキャップが、キャップが水タンクと係合されたときに水タンクを鉛直方向に立たせるために、及び、キャップが取り外されたときに水タンクから水を空にさせるために、水タンクの底面の持ち上がっている部分の近傍に配置され得る。追加又は代替で、ハンドルが、フレームへの水タンクの取り付け、又は、フレームからの水タンクの取り外しを容易にするために、水タンクの一部分に形成され得る。
別の例示の実施形態では、タイル用又はレンガ用の鋸組立体が、鋸とフレームとを備えるために提供されてもよく、鋸及びフレームは、前述のように、ブレード組立体のブレードを回転させてワークピースを切断するように動作可能とされるモータを備え得る。ブレードの一部分を遮蔽するように構成されるブレードガード内で水をブレードに提供するためにブレードの両側に配置されるノズルによって、ブレード組立体の内部は、動作の際に湿らせられる。フレームは、ワークピースを支持するために鋸に動作可能に結合される。フレームは、水を収集するための水収集システムを支持する。ノズルは、ブレードガードの一部分へと延びるように、及び、ブレードの回転軸に対して上向きの角度でブレードの方を向くように、位置決めされる。
一部分の実施形態の鋸組立体は、単独、又は、互いとの組合せのいずれかで、選択的に追加できる付加的な特徴を含んでもよい。例えば、一部分の実施形態では、(1)鋸は、ブレードガードに結合される水収集部をさらに備え得る。水収集部は、ブレードが延びて通るブレード開口部を形成している。ノズルは、操作者に最も近い水収集部の第1の端部の近傍に設けられてもよく、水収集部は、水収集部(160)の第2の端部に配置される出口へとチャネルを通じて水を方向づけてもよい。例示の実施形態では、(2)水収集部は、ブレードガードから移動可能とされる単一の一体部品として形成されている。しかしながら、一部分の例示の実施形態では、(3)水収集部は、別々のチャネル部材によって形成されている場合がある。一部分の実施形態では、(4)別々のチャネル部材は、ブレードガードを形成する第1のブレードガード部材及び第2のブレードガード部材のそれぞれの一方と一体にされ得る。
一部分の実施形態では、(1)〜(4)のうちのいずれか又はすべてが、以下に記載する選択的な変更又は拡張に加えて用いられてもよい。例えば、一部分の実施形態では、ブレードは、ブレードの周囲から内方に延在している切欠を備え得る。ノズルは、ミストを形成するために、ノズルからのジェットが切欠に衝突するように配置され得る。追加又は代替で、ノズルは、ブレードから5mm未満の距離、好ましくは、4mm未満の距離に配置され得る。ノズルは、回転軸に対して、15度より大きい角度、好ましくは、30度より大きい角度で方向づけられ得る。一部分の場合では、角度は約45度であってもよい。追加又は代替で、鋸組立体は、出口から水収集システムの方へと水を方向づけるために、ブレードガードに回動可能に結合される回転式飛沫ガードをさらに備え得る。追加又は代替で、ブレードガードは、回転軸の周りに回転可能に配置されてもよく、水収集部におけるチャネルが、切断の間、第1の端部から出口のある第2の端部へと、下方に傾斜するように、リンクが、切断の間にブレードガードを回転するように配置され得る。追加又は代替で、水収集部は、ノズルが出口により高い高さにあるように、ブレードガードに配置され得る。追加又は代替で、ブレードガードへと分配される少なくとも一部分の水は、ワークピースへと運ばれてもよく、余分な水は、ブレード及びブレードガードによって、水収集部へと方向づけられてもよい。
前述の説明及び関連する図面で提示された教示の利点を有する、本明細書で明記された本発明の多くの変更及び他の実施形態が、これらの発明が関連する当業者には思い付くことになる。そのため、本発明が開示された特定の実施形態に限定されないことと、変更及び他の実施形態が、添付した特許請求の範囲内に含まれるように意図されていることとを理解されたい。さらに、前述の記載及び関連する図面は、要素及び/又は機能の特定の例の組合せの文脈で、例示の実施形態を説明しているが、要素及び/又は機能の異なる組合せが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態によって提供されてもよいことを認識されたい。この点において、例えば、先に明示的に記載したものと異なる要素及び/又は機能の組合せもまた、添付の特許請求の範囲の一部分において明記され得るように企図される。利点、便益、又は、問題への解決策が、本明細書に記載されている場合では、このような利点、便益、及び/又は解決策は、いくつかの例示の実施形態に適用可能であり得るが、すべての例示の実施形態に必ずしも適用可能ではないことを認識されたい。従って、本明細書に記載されている任意の利点、便益、又は解決策は、すべての実施形態又は本文書において特許請求される対象にとって、重大であるとして、要求されるとして、又は、必須であるとして、考えられるべきではない。特定の用語が本明細書では用いられているが、それらは、限定の目的のためではなく、一般的で説明的な意味で用いられているにすぎない。
100 携行式鋸
112 モータ
114 鋸ブレード組立体
150 ブレードガード
155 切欠
158 ブレード
160 水収集部
162 ホース
163 前方ハンドル
164 ノズル
164 後方ハンドル
165 ハンドルユニット
166 駆動ユニット
168 送水弁
200 タイル用鋸
210 鋸
212 モータ
214 ブレード組立体
216 ハンドル
218 移動組立体
220 フレーム
221 水収集システム
222 収集部
224 水タンク
226 ワークピース支持体
228 溝
300 位置決め組立体
400 鋸組立体
410 鋸
412 モータ
414 ブレード組立体
416 ハンドル
418 移動組立体
420 フレーム
421 水収集システム
422 収集部
424 水タンク
426 ワークピース支持体
428 溝
450 ブレードガード
451 リンク
452、452′ 第1のブレードガード部材
453 ガスケット
454、454′ 第2のブレードガード部材
455 切欠
456、456′ 回転式飛沫ガード
457 尾部品
458 ブレード
459 チャネル
460、460′ 水収集部
461 第1のチャネル部材
462 ホース
463 第2のチャネル部材
464 ノズル
466、466′ 出口
468 軸(接続ノブ)
469 回転軸
470 ベルトプーリ、ブレード開口部
500 道路用鋸
501 表面
512 モータ
514 ブレード組立体
550 ブレードガード
558 ブレード
560 水収集部
562 ホース
564 前方端部ノズル
564′ 後方端部ノズル
580 尾部品

Claims (23)

  1. 構造物を切断するためにブレード組立体(114;214;414;514)のブレード(158;458;558)を回転させるように動作可能とされるモータ(112;212;412;512)を含んでいる鋸(100;210;410;500)を備えている鋸組立体(100;200;400;500)であって、前記ブレードの一部分を遮蔽するように構成されているブレードガード(150;450;550)の内部において水を前記ブレード(158;458;558)に供給するように前記ブレード(158;458;558)の側方それぞれに配置されているノズル(164;264;464;564)によって、動作の際に、前記ブレード組立体(114;214;414;514)の内部を湿らせる、前記鋸組立体(100;200;400;500)において、
    前記ノズル(164;464;564)が、前記ブレードガード(150;450;550)の一部分の内部に向かって延在するように、且つ、前記ブレード(158;458;558)の回転軸(169)に対して上向きの角度で前記ブレード(158;458;558)に向かうように位置決めされていることを特徴とする鋸組立体(100;200;400;500)。
  2. 前記ブレード組立体(114;414;514)が、前記ブレードガード(150;450;550)に結合されている水収集部(160;460;560)であって、前記ブレード(158;458;558)が貫通して延在しているブレード開口部(170)を形成している前記水収集部(160;460;560)をさらに備えており、
    前記ノズル(164;464;564)が、前記水収集部(160;460;560)の少なくとも1つの端部の近傍に設けられており、
    前記水収集部(160;460;560)が、チャネル(159)を通じて、前記水収集部(160;460;560)の第2の端部に配置されている出口(166)に向かって、水を方向づけていることを特徴とする請求項1に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  3. 前記水収集部(160;460;560)が、前記ブレードガード(150;450;550)から取り外し可能とされる単一の一体部品として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  4. 前記水収集部(160;460;560)が、別々のチャネル部材(161/163)によって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  5. 前記別々のチャネル部材(161,163)が、前記ブレードガード(150)を形成している第1のブレードガード部材(152)及び第2のブレードガード部材(154)それぞれと一体化されていることを特徴とする請求項4に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  6. 前記ブレード(158;458;558)が、前記ブレードの周囲から内方に延在している切欠(155;455;555)を備えており、
    前記ノズル(164;464;564)が、滴又は飛沫を形成するために、前記ノズル(164;464;564)からのジェットが前記切欠(155;455;555)に衝突するように配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  7. 前記ノズル(164;464;564)が、前記ブレード(158;458;558)から5mm未満の距離で、好ましくは、4mm未満の距離で離隔して配置されており、前記回転軸(169)に対して、15度より大きい角度で、好ましくは30度より大きい角度で方向づけられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  8. 前記鋸組立体(100;400;500)が、携行式切断機械(400)とされ、
    前記モータ(412)が、電気エンジン、バッテリー式電気エンジン、油圧式エンジン、空圧式エンジン、又は内燃エンジン(412)とされることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  9. 前記鋸組立体が、前記ブレード(558)によって切断される表面(501)における移動のための少なくとも3つの車輪を有する、床用又は道路用の鋸(500)であり、前記モータ(512)が、電気エンジン、バッテリー式電気エンジン、油圧式エンジン、空圧式エンジン、又は内燃エンジン(412)とされることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  10. 前記鋸組立体(100;400;500)が、案内用軌道に沿って移動する床用又は道路用の鋸(500)とされ、
    前記モータ(512)が、電気エンジン、バッテリー式電気エンジン、油圧式エンジン、空圧式エンジン、又は内燃エンジン(412)とされることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の鋸組立体(100;400;500)。
  11. 前記ノズル(564,564′)が、前方端部ノズル(564)及び後方端部ノズル(564′)として、水収集部の端部それぞれの近傍に設けられており、
    送水弁が、水が前記前方端部ノズル(564)又は前記後方端部ノズル(564′)に向かって方向づけられるように、前記前方端部ノズルと前記後方端部ノズルとの両方に結合されていることを特徴とする請求項2〜10のいずれか一項に記載の鋸組立体(400;500)。
  12. 代替的に、水が、すべての前記ノズル(564,564′)に向かって方向づけられていることを特徴とする請求項11に記載の鋸組立体(400;500)。
  13. 前記鋸(400;500)が、前記ブレードの回転を両方向において可能とするように配置されていることを特徴とする請求項2〜12のいずれか一項に記載の鋸組立体(400;500)。
  14. 前記鋸組立体(100)が、互いに直接接続することによってハンドルユニット(165)を形成している、前方ハンドル(163)及び後方ハンドル(164)を有しているように配置されている携行式切断機械(100)とされ、
    鋸ブレード組立体(114)及び駆動ユニット(166)が発生させる振動が、前記ハンドルユニット(165)の内部において低減されるように、前記ハンドルユニットが、前記駆動ユニット(166)に弾性的に接続されていることを特徴とする請求項1〜8及び請求項11〜13のいずれか一項に記載の鋸組立体(400;500)。
  15. 送水弁(168)が、流量を調整するために、又は流れを遮断するために、少なくとも1つの前記ノズル(164)に接続されていることを特徴とする請求項1〜8及び請求項11〜14のいずれか一項に記載の鋸組立体(400;500)。
  16. 前記送水弁(168)が、前方ハンドル(163)に配置されていることを特徴とする請求項15に記載の鋸組立体(400;500)。
  17. 前記鋸組立体(400;500)が、タイル用又はレンガ用の鋸組立体(100/200)とされ、
    タイル用又はレンガ用の前記鋸組立体(100/200)が、ワークピースを支持するために前記鋸(410、210)に動作可能に結合されているフレーム(420;220)であって、水を収集するための水収集システム(421;221)を支持している前記フレーム(420;220)を備えていることを特徴とする請求項1〜7及び請求項11〜13のいずれか一項に記載の鋸組立体(400;500)。
  18. 前記ブレード組立体(114/214)が、前記ブレードガード(150)に結合されている水収集部(160)であって、前記ブレード(158)が貫通して延在しているブレード開口部(170)を形成している前記水収集部(160)をさらに備えており、
    前記ノズル(164)が、操作者の最近傍に位置する前記水収集部(160)の第1の端部の近傍に設けられており、
    前記水収集部(160)が、チャネル(159)を通じて、前記水収集部(160)の第2の端部に配置されている出口(166)に向かって水を方向づけていることを特徴とする請求項17に記載の鋸組立体(100/200)。
  19. 水収集部(160)が、前記ブレードガード(150)から取り外し可能とされる単一の一体部品として形成されていることを特徴とする請求項17又は18に記載の鋸組立体(100/200)。
  20. 前記水収集部(160)が、別々のチャネル部材(161/163)によって形成されていることを特徴とする請求項11に記載の鋸組立体(100/200)。
  21. 前記別々のチャネル部材(161/163)が、前記ブレードガード(150)を形成している第1のブレードガード部材(152)及び第2のブレードガード部材(154)それぞれと一体化にされていることを特徴とする請求項20に記載の鋸組立体(100/200)。
  22. 前記鋸組立体(100/200)が、出口(166)から水収集システム(121/221)に向かって水を方向づけるように、前記ブレードガード(150)に回動可能に結合されている回転式飛沫ガード(156)をさらに備えていることを特徴とする請求項17〜21のいずれか一項に記載の鋸組立体(100/200)。
  23. 前記ブレードガード(150)が、前記回転軸(169)を中心として回転可能に配置されており、
    水収集部(460)のチャネル(459)が、切断の際に、第1の端部から出口(466)を具備する第2の端部に向かって下方に傾斜するように、リンク(451)が、切断の際に前記ブレードガード(450)を回転させるように配置されていることを特徴とする請求項17〜21のいずれか一項に記載の鋸組立体(100/200)。
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