JP2017108667A - 移植機 - Google Patents

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村並  昌実
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暢宏 山根
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Abstract

【課題】クローラー装置の履帯脱落が発生する可能性を低減することが可能な移植機を提供する。
【解決手段】基本フレーム1100と、基本フレーム1100に装着されたクローラー駆動輪と、基本フレーム1100に装着されたクローラー従動輪1300と、基本フレーム1100に揺動可能に連結された揺動プレート1400と、揺動プレート1400に装着された前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700と、クローラー駆動輪、クローラー従動輪1300、ならびに前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700に巻掛けられたクローラーと、を有するクローラー装置1000と、揺動プレート1400を基本フレーム1100に接続するリンク機構2000と、を備える野菜移植機である。
【選択図】図6

Description

本発明は、野菜移植機などの移植機に関する。
クローラー装置を備える野菜移植機などの移植機が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
クローラー装置は、基本フレームと、基本フレームに装着されたクローラー駆動輪と、基本フレームに装着されたクローラー従動輪と、基本フレームに揺動可能に連結された揺動プレートと、揺動プレートに装着されたクローラー転輪と、クローラー駆動輪、クローラー従動輪およびクローラー転輪に巻掛けられたクローラーと、を有する。
特開2011−045280号公報
しかしながら、前述された従来の野菜移植機などの移植機においては、履帯脱落が発生することがあった。
本発明は、前述された従来の課題を考慮し、履帯脱落が発生する可能性を低減することが可能な移植機を提供することを目的とする。
第1の本発明は、移植物を植付ける植付装置(700)と、
基本フレーム(1100)と、前記基本フレーム(1100)に装着されたクローラー駆動輪(1200)と、前記基本フレーム(1100)に装着されたクローラー従動輪(1300)と、前記基本フレーム(1100)に揺動可能に連結された揺動プレート(1400)と、前記揺動プレート(1400)に装着されたクローラー転輪(1600、1700)と、前記クローラー駆動輪(1200)、前記クローラー従動輪(1300)および前記クローラー転輪(1600、1700)に巻掛けられたクローラー(1900)と、を有するクローラー装置(1000)と、
前記揺動プレート(1400)を前記基本フレーム(1100)に接続するリンク機構(2000)と、
を備えることを特徴とする移植機である。
第2の本発明は、前記リンク機構(2000)は、一端が前記揺動プレート(1400)に回動可能に連結されたクローラーガイド(2100)と、一端が前記基本フレーム(1100)に回動可能に連結されたリンクアーム(2200)と、を有し、
前記クローラーガイド(2100)は、前記クローラー(1900)を下側に向かって押えることを特徴とする第1の本発明の移植機である。
第3の本発明は、前記クローラー転輪(1600、1700)は、前側クローラー転輪(1600)と、後側クローラー転輪(1700)と、で構成されており、
前記クローラーガイド(2100)の前記一端は、前記揺動プレート(1400)に前記前側クローラー転輪(1600)の回転軸(1630)を利用して連結されていることを特徴とする第2の本発明の移植機である。
第4の本発明は、前記リンクアーム(2200)は、前側リンクアーム部材(2210)と、後側リンクアーム部材(2220)と、を有し、
前記リンクアーム(2200)の長さは、調節可能であることを特徴とする第2または第3の本発明の移植機である。
第5の本発明は、前記クローラー転輪(1700)には、泥土の排出を促進するクローラー転輪孔(1800)が形成されており、
前記揺動プレート(1400)には、泥土の固着を抑制する揺動プレート孔(1500)または揺動プレート穴が形成されていることを特徴とする第1から第4の何れかの本発明の移植機である。
第6の本発明は、前記クローラー転輪(1600、1700)は、複数個の転輪(1600、1700)で構成されており、
前記クローラー転輪孔(1800)は、前記複数個の転輪(1600、1700)の全てに形成されていることを特徴とする第5の本発明の移植機である。
第7の本発明は、前記クローラー転輪(1600、1700)は、内側クローラー転輪部材(1610、1710)と、外側クローラー転輪部材(1620、1720)と、を有し、
前記内側クローラー転輪部材(1610、1710)は、より内側で前記揺動プレート(1400)に装着されており、
前記外側クローラー転輪部材(1620、1720)は、より外側で前記揺動プレート(1400)に装着されており、
前記内側クローラー転輪部材(1610、1710)と、前記外側クローラー転輪部材(1620、1720)と、は、互いに独立して回転可能であることを特徴とする第1の本発明の移植機である。
第8の本発明は、前記クローラー(1900)の内周面には、複数個の突出部(1910)が長手方向に沿って形成されており、
前記内側クローラー転輪部材(1710)の内側面には、複数個の凸部(1730)が前記複数個の突出部(1910)の間の隙間(1920)に係合可能に形成されており、
前記外側クローラー転輪部材(1720)の内側面には、複数個の凸部(1730)が前記複数個の突出部(1910)の間の隙間(1920)に係合可能に形成されていることを特徴とする第7の本発明の移植機である。
第1の本発明によって、揺動プレート(1400)を基本フレーム(1100)に接続するリンク機構(2000)を備えることにより、履帯脱落が発生する可能性を低減することが可能である。
第2の本発明によって、第1の本発明の効果に加えて、クローラーガイド(2100)はクローラー(1900)を下側に向かって押えることにより、履帯脱落が発生する可能性をさらに低減することが可能である。
第3の本発明によって、第2の本発明の効果に加えて、クローラーガイド(2100)の一端は揺動プレート(1400)に前側クローラー転輪(1600)の回転軸(1630)を利用して連結されていることにより、部品点数を削減することが可能である。
第4の本発明によって、第2または第3の本発明の効果に加えて、リンクアーム(2200)の長さは調節可能であることにより、履帯脱落が発生する可能性をいっそう低減することが可能である。
第5の本発明によって、第1から第4の何れかの本発明の効果に加えて、クローラー転輪(1700)には泥土の排出を促進するクローラー転輪孔(1800)が形成されていることにより、泥土の排出を促進することが可能であり、クローラー転輪(1700)の回転が小石などの泥土によって妨害されてクローラー(1900)が回転しなくなる可能性を低減することが可能である。
第6の本発明によって、第5の本発明の効果に加えて、クローラー転輪孔(1800)は複数個の転輪(1600、1700)の全てに形成されていることにより、泥土の排出をさらに促進することが可能である。
第7の本発明によって、第1の本発明の効果に加えて、内側クローラー転輪部材(1610、1710)と、外側クローラー転輪部材(1620、1720)と、は互いに独立して回転可能であることにより、履帯脱落が発生する可能性をさらに低減することが可能である。
第8の本発明によって、第7の本発明の効果に加えて、内側クローラー転輪部材(1710)の内側面には複数個の凸部(1730)が複数個の突出部(1910)の間の隙間(1920)に係合可能に形成されており、外側クローラー転輪部材(1720)の内側面には複数個の凸部(1730)が複数個の突出部(1910)の間の隙間(1920)に係合可能に形成されていることにより、履帯脱落が発生する可能性をいっそう低減することが可能である。
本発明における実施の形態の野菜移植機の左側面図 本発明における実施の形態の野菜移植機の上面図 本発明における実施の形態の野菜移植機のエンジンおよびクローラー装置近傍の部分左側面図 本発明における実施の形態の野菜移植機のエンジンおよびクローラー装置近傍の部分上面図 (a)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その一)、(b)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その二)、(c)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その三)、(d)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その四)、(e)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その五)、(f)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その六)、(g)本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置近傍の部分左側面図(その七) 本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置およびリンク機構近傍の模式的な分解部分斜視図 本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー従動輪、前側クローラー転輪および後側クローラー転輪近傍の部分左側面図 本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー従動輪および後側クローラー転輪近傍の部分断面図 本発明における変形例の実施の形態の野菜移植機のリンクアームの模式的な分解斜視図 本発明における変形例の実施の形態の野菜移植機のリンク機構の模式的な分解斜視図(その一) 本発明における変形例の実施の形態の野菜移植機のリンク機構の模式的な分解斜視図(その二) (a)本発明に関連する発明における実施の形態の野菜移植機のクローラーガイド近傍の模式的な部分斜視図(その一)、(b)本発明に関連する発明における実施の形態の野菜移植機のクローラーガイド近傍の模式的な部分斜視図(その二)、(c)本発明に関連する発明における実施の形態の野菜移植機のクローラーガイド近傍の模式的な部分斜視図(その三) 本発明における実施の形態の野菜移植機の車体中央近傍の部分左側面図 本発明における実施の形態の野菜移植機の車体中央近傍の部分上面図 本発明における実施の形態の野菜移植機の車体中央近傍の部分右側面図 (a)本発明における実施の形態の野菜移植機の副変速切替伝動部材近傍の部分左側面図、(b)本発明における実施の形態の野菜移植機の副変速切替伝動部材近傍の部分上面図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1および2を参照しながら、本実施の形態の野菜移植機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は、本発明における実施の形態の野菜移植機の左側面図であり、図2は、本発明における実施の形態の野菜移植機の上面図である。
まず説明されるのは、本実施の形態の野菜移植機の基本的な構成および動作である。
したがって、クローラー装置1000およびリンク機構2000に関連する構成および動作などについては、後に詳細に説明する。
本実施の形態の野菜移植機は、車体100、エンジン200、操作部400、トレー供給装置500、苗取出装置600、植付装置700、鎮圧輪機構800、およびクローラー装置1000などを備える。
車体100の前部には、エンジン200とともに、左右一対の従動前輪110などが配置されている。
操作部400は、作業者が車体100の後方を歩きながら車体操向操作を行うための操縦ハンドル120の中央部に配置されており、昇降操作レバー410などを有する。
植付深さ調節機構140は、車高を調節することによって移植物の一例である野菜の苗の植付深さを一定に保つためのセンサー板141を有する機構である。
トレー供給装置500は、苗を収容する多数の育苗ポットが縦方向および横方向に形成されたトレーを供給する装置である。
車体100の後部には、左右一対のクローラー装置1000とともに、植付具710を軌跡Tに沿って移動させ、苗取出装置600によって育苗ポットから取出された苗を植付ける植付装置700などが配置されている。
鎮圧輪機構800は、植付けられた苗の周辺の土壌に鎮圧荷重を負荷することによって土壌を鎮圧する機構である。
図3〜5を主として参照しながら本実施の形態の野菜移植機の基本的な構成および動作についてさらに説明すると、つぎの通りである。
ここに、図3は、本発明における実施の形態の野菜移植機のエンジン200およびクローラー装置1000近傍の部分左側面図であり、図4は、本発明における実施の形態の野菜移植機のエンジン200およびクローラー装置1000近傍の部分上面図であり、図5(a)〜(g)は、本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置1000近傍の部分左側面図(その一から七)である。
図5(a)〜(g)においては、車高がクローラー駆動輪1200の上方への移動にともなってこの順に大きくなる。
エンジン200によって発生された回転動力は、主伝動ケース310の主伝動ケース出力軸312から走行伝動ケース320の走行伝動ケース入力軸321に伝達され、走行伝動ケース320において所定の減速比で減速され、クローラー駆動輪1200が取付けられた、走行伝動ケース320の走行伝動ケース出力軸322に伝達される。
走行伝動ケース320は、昇降操作レバー410の切替え操作、および植付時におけるセンサー板141の上下動に応じた油圧昇降シリンダー機構130の伸縮にともなって、走行伝動ケース入力軸321の周りに回動する。
走行伝動ケース320が反時計回りに回動すると、前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700の圃場面Fに対する接地状態は保持されながら、クローラー駆動輪1200が上方に移動するので、車高は大きくなる。
走行伝動ケース320が時計回りに回動すると、前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700の圃場面Fに対する接地状態は保持されながら、クローラー駆動輪1200が下方に移動するので、車高は小さくなる。
つぎに、本実施の形態の野菜移植機の構成および動作についてより具体的に説明する。
(A)図6〜8を主として参照しながら、クローラー装置1000およびリンク機構2000に関連する構成および動作などについて詳細に説明する。
ここに、図6は、本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー装置1000およびリンク機構2000近傍の模式的な分解部分斜視図であり、図7は、本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー従動輪1300、前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700近傍の部分左側面図であり、図8は、本発明における実施の形態の野菜移植機のクローラー従動輪1300および後側クローラー転輪1700近傍の部分断面図である。
たとえば、図6においては、いくつかの構成要素の図示は理解を容易にするために省略されており、クローラー転輪孔1800が示されていない。
クローラー装置1000およびリンク機構2000は左右一対のユニットであるので、車体100の左側の構成および動作についての説明を行い、同様な車体100の右側の構成および動作についての説明は省く。
(A1)クローラー装置1000について説明する。
クローラー装置1000は、クローラー1900、基本フレーム1100、クローラー駆動輪1200、クローラー従動輪1300、揺動プレート1400、ならびに前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700を有する。
なお、クローラー装置1000が、前側クローラー転輪1600または後側クローラー転輪1700を有しない、または3個以上の複数個の転輪を有する変形例の実施の形態が、考えられる。
クローラー1900は、クローラー駆動輪1200、クローラー従動輪1300、ならびに前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700に巻掛けられている。クローラー1900の内周面には、複数個の突出部1910が長手方向に沿って形成されている。
クローラー駆動輪1200は、基本フレーム1100に装着されている。
クローラー従動輪1300は、基本フレーム1100に装着されている。
揺動プレート1400は、基本フレーム1100に揺動可能に連結されている。
揺動プレート1400には、泥土の固着を抑制する揺動プレート孔1500が形成されている。
なお、揺動プレート1400には泥土の固着を抑制する揺動プレート穴が形成されている変形例の実施の形態が、考えられる。
前側クローラー転輪1600は、揺動プレート1400に装着されている。
前側クローラー転輪1600は内側クローラー転輪部材1610および外側クローラー転輪部材1620を有し、内側クローラー転輪部材1610はより内側で揺動プレート1400に装着されており、外側クローラー転輪部材1620はより外側で揺動プレート1400に装着されている。
内側クローラー転輪部材1610と、外側クローラー転輪部材1620と、は、互いに独立して回転可能である。
後側クローラー転輪1700は、揺動プレート1400に装着されている。
後側クローラー転輪1700は内側クローラー転輪部材1710および外側クローラー転輪部材1720を有し、内側クローラー転輪部材1710はより内側で揺動プレート1400に装着されており、外側クローラー転輪部材1720はより外側で揺動プレート1400に装着されている。
内側クローラー転輪部材1710と、外側クローラー転輪部材1720と、は、互いに独立して回転可能である。
後側クローラー転輪1700には、泥土の排出を促進するクローラー転輪孔1800が形成されている。
揺動プレート1400、または揺動プレート1400が揺動可能に連結されている基本フレーム1100の揺動プレート支持部と、後側クローラー転輪1700と、の間に巻込まれた泥土は、12(=6×2)個のクローラー転輪孔1800から排出される。
そして、揺動プレート1400と、基本フレーム1100の揺動プレート支持部と、の間における泥土の固着が発生しやすい設計寸法が採用されている場合においても、そのような泥土は揺動プレート孔1500を通過して固着せずにクローラー転輪孔1800から排出される。
したがって、小石などの泥土に起因する転輪回転阻害にともなう転輪破損が発生する可能性は、低減される。
さらに、内側クローラー転輪部材1610と外側クローラー転輪部材1620とは互いに独立して回転可能であり、内側クローラー転輪部材1710と外側クローラー転輪部材1720とは互いに独立して回転可能であるので、クローラー1900の回転が完全に停止する可能性は低減される。
もちろん、クローラー1900の回転が大きな抵抗などのために完全に停止する場合には、クローラー駆動輪1200が空転するので、無理なクローラー1900の回転にともなう転輪破損などはほとんど発生しない。
このような両側転輪部材独立回転は、たとえば、揺動プレート1400に溶接などを利用して固定された貫通軸の両側に軸受部材を介して各転輪部材を装着する構成によって実現される。
クローラー転輪孔1800、および側面視において周回されるクローラー転輪孔1800と重なる位置に形成された揺動プレート孔1500は、泥土に起因するクローラー装置1000の鋳物部磨耗を低減するのみならず、機体軽量化および走行伝動ケース320の駆動部の長寿命化などを促進する。
なお、前側クローラー転輪1600にも泥土の排出を促進するクローラー転輪孔1800が形成されている変形例の実施の形態が、考えられる。
また、クローラー従動輪1300にも泥土の排出を促進するクローラー従動輪孔が形成されている変形例の実施の形態が、考えられる。
また、揺動プレート1400にもこのように形成されるクローラー転輪孔1800およびクローラー従動輪孔と重なる位置に形成された揺動プレート孔1500または揺動プレート穴が形成されている変形例の実施の形態が、考えられる。
もちろん、泥土がかえって巻込まれやすくなる場合には、クローラー1900の回転方向に関して泥土引込み側に位置する前側クローラー転輪1600にはクローラー転輪孔1800が形成されていないことが望ましく、泥土持上げ側に位置する後側クローラー転輪1700にのみクローラー転輪孔1800が形成されていてもよい。
そして、揺動プレート1400または基本フレーム1100の揺動プレート支持部と、前側クローラー転輪1600と、の間に巻込まれた泥土が排出されやすいように、揺動プレート1400または基本フレーム1100の揺動プレート支持部と、内側クローラー転輪部材1610または外側クローラー転輪部材1620と、の間にはスペースが形成されていてもよい。
内側クローラー転輪部材1710の内側面には複数個の凸部1730が複数個の突出部1910の間の隙間1920に係合可能に形成されており、外側クローラー転輪部材1720の内側面には複数個の凸部1730が複数個の突出部1910の間の隙間1920に係合可能に形成されている。
凸部1730の形状は内ラグとも呼ばれる突出部1910、およびその間の隙間1920に応じた形状を有しており、たとえば、凸部1730は車体100の下方に向かって突出部1910から離間する傾斜面を有する。
すると、後側クローラー転輪1700によって破砕された小石などの泥土は、強靭なFCD(Ferrum Casting Ductile)材などで形成された後側クローラー転輪1700と、クローラー1900と、の間に形成されるにスペースに退避させられるとともに、異常な摩擦が惹起されることなく同スペースでさらに破砕されるので、履帯変形、履帯スリップおよび履帯脱落が発生する可能性が低減される。
そして、狭小な畦間隔に対応した、クローラー幅Wが小さいコンパクトな設計寸法が実現されるように、揺動プレート1400または基本フレーム1100の揺動プレート支持部との干渉が発生する内側端面πからの凸部1730の大きな飛出しがないことが、望ましい。
(A2)リンク機構2000について説明する。
リンク機構2000は、揺動プレート1400を基本フレーム1100に接続する。
リンク機構2000は、クローラーガイド2100およびリンクアーム2200を有する。
クローラーガイド2100は、一端が揺動プレート1400に回動可能に連結されている。
具体的には、クローラーガイド2100の一端は、揺動プレート1400に前側クローラー転輪1600の回転軸1630を利用して連結されている。
クローラーガイド2100は、クローラー1900を下側に向かって押える。
リンクアーム2200は、一端が基本フレーム1100に回動可能に連結されている。
リンク機構2000が揺動プレート1400を基本フレーム1100に接続するので、クローラー駆動輪1200の上方または下方への移動(図5(a)〜(g)参照)にともなう、車体100の左右方向におけるクローラー1900の横ずれなどの原因となる望ましくない揺動プレート1400の姿勢変化が抑制される。
したがって、揺動プレート1400に装着されている前側クローラー転輪1600がクローラー1900に接触する作用位置の変化に起因する履帯変形、履帯スリップおよび履帯脱落が発生する可能性は、低減される。
このようなリンク機構2000についてより詳細に説明すると、つぎの通りである。
クローラーガイド2100は、クローラーガイド本体部材2110、クローラーガイドプレート部材2120、および2個のクローラー押下部材2140などを有する。
クローラー押下部材2140は、橇ブレード形状をもち、クローラーガイド本体部材2110の下端面側に連結されており、複数個の突出部1910の根元より外側にある、クローラー1900の内周面の長手方向に沿った周縁を下側に向かって押える。
クローラーガイド本体部材2110は、箱型フレーム形状をもつ。クローラーガイドプレート部材2120は、略水平面内で平坦な略L字プレート形状をもち、クローラーガイド本体部材2110の上端面側に連結されている。
クローラーガイドプレート部材2120に設けられた揺動プレート連結孔2300に遊嵌するように挿通され、先端が回転軸1630に設けられた孔1631に螺合するボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイドプレート部材が、揺動プレート1400に回動可能に連結されている。
リンクアーム2200に設けられたクローラーガイド連結孔2230に遊嵌するように挿通され、必要に応じて挿入されるトルクスプリング(図示省略)を介し、先端がクローラーガイド本体部材2110に設けられたリンクアーム連結孔2130に螺合するボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイド本体部材2110が、リンクアーム2200に回動可能に連結されている。
リンクアーム2200に設けられた基本フレーム連結孔2400に遊嵌するように挿通され、ワッシャー2410を介し、先端が基本フレーム1100に設けられた孔1101に螺合するボルト(図示省略)を利用して、リンクアーム2200が、基本フレーム1100に回動可能に連結されている。
このように、リンク機構2000は、前側クローラー転輪1600の前側において上方に向かって延びるように、車体100の外側から簡単に取付けられる。
リンク機構2000は前側クローラー転輪1600および後側クローラー転輪1700と協働してクローラー1900を確実に押えるクローラーガイド2100、および圃場の凹凸状態に応じて揺動プレート1400とともに回動するリンクアーム2200を有するので、走行時において変化するクローラー1900の形状に応じた履帯押え箇所が車体100の前後方向において増大し、履帯変形、履帯スリップおよび履帯脱落が発生する可能性が低減される。
そして、クローラーガイド2100の一端が揺動プレート1400に前側クローラー転輪1600の回転軸1630を利用して連結されているので、取付けに必要な部品点数が削減され、機体軽量化が促進される。
さらに、車体100の上下動が抑制されるので、植付深さおよび植付位置が安定する。
なお、図9に示されているように、リンクアーム2200は前側リンクアーム部材2210および後側リンクアーム部材2220を有し、リンクアーム2200の長さは調節可能である変形例の実施の形態が、考えられる。
ここに、図9は、本発明における変形例の実施の形態の野菜移植機のリンクアーム2200の模式的な分解斜視図である。
このようなリンクアーム2200についてより詳細に説明すると、つぎの通りである。
前側リンクアーム部材2210には2個の丸い孔2211が設けられており、後側リンクアーム部材2220には2個の長い孔2221が設けられている。孔2211および孔2221にそれぞれ挿通され締結される2個のボルト2240を利用して、前側リンクアーム部材2210が、後側リンクアーム部材2220にリンクアーム2200の長さが調節可能であるように連結されている。
リンクアーム2200の長さは圃場の凹凸状態またはクローラー1900のテンション量などに応じて調節可能であるので、履帯変形、履帯スリップおよび履帯脱落が発生する可能性が低減される。
そして、図10および11に示されているように、リンク機構2000についての変形例の実施の形態が他にも数多く考えられることは、いうまでもない。
ここに、図10および11は、本発明における変形例の実施の形態の野菜移植機のリンク機構2000の模式的な分解斜視図(その一および二)である。
図10に示されているリンク機構2000についてより詳細に説明すると、つぎの通りである。
クローラーガイドプレート部材2120は、略鉛直面内で平坦なプレート形状をもち、クローラーガイド本体部材2110の上端面側に連結されている。
クローラーガイド本体部材2110には2個の丸い孔2111が設けられており、クローラーガイドプレート部材2120には2個の長い孔2121が設けられている。孔2111および孔2121にそれぞれ挿通され締結される2個のボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイド本体部材2110が、クローラーガイドプレート部材2120にクローラーガイド2100の長さが調節可能であるように連結されている。
クローラーガイド本体部材2110に設けられた揺動プレート連結孔2300に遊嵌するように挿通され、先端が孔1631に螺合するボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイド本体部材2110が、揺動プレート1400に回動可能に連結されている。
後側リンクアーム部材2220に設けられたクローラーガイド連結孔2230に遊嵌するように挿通され、先端がクローラーガイドプレート部材2120に設けられたリンクアーム連結孔2130に螺合するボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイドプレート部材2120が、後側リンクアーム部材2220に回動可能に連結されている。
前側リンクアーム部材2210に設けられた基本フレーム連結孔2400に遊嵌するように挿通され、先端が孔1101に螺合するボルト(図示省略)を利用して、前側リンクアーム部材2210が、基本フレーム1100に回動可能に連結されている。
かくして、クローラーガイド2100の長さは圃場の凹凸状態またはクローラー1900のテンション量などに応じて調節可能であるので、履帯変形、履帯スリップおよび履帯脱落が発生する可能性が低減される。
図11に示されているリンク機構2000についてより詳細に説明すると、つぎの通りである。
クローラー押下部材2140は、ローラー形状をもち、クローラーガイド本体部材2110の下端面側に連結されており、クローラー1900の内周面の長手方向に沿った周縁を下側に向かって押える。
クローラーガイド本体部材2110は、抜止め(図示省略)が装着される抜止めピン孔2152が先端に設けられ、スプリング2151が装着されたシャフト2150を有し、クローラーガイドプレート部材2120の下端面側にスライド可能に連結されている。クローラーガイドプレート部材2120は、シャフト2150が挿通される孔2121を有する。
クローラーガイドプレート部材2120に設けられた揺動プレート連結孔2300に遊嵌するように挿通され、先端が孔1631に螺合するボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイドプレート部材が、揺動プレート1400に回動可能に連結されている。
クローラーガイド本体部材2110に設けられた基本フレーム連結孔2400に遊嵌するように挿通され、先端が孔1101に螺合するボルト(図示省略)を利用して、クローラーガイド本体部材2110が、基本フレーム1100に回動可能に連結されている。
リンクアーム2200が利用されないこのような構成であっても、2個の丸い付属孔2112および付属ピン2113などのオプショナルな付属部材を使用することによって、リンクアーム2200が利用される前述された如き構成を選択的に実現することができる。
かくして、クローラー押下部材2140がローラー形状をもつので、クローラー1900のテンション量調節機能が向上する。
そして、クローラー駆動輪1200が下方に移動してクローラー1900のテンション量が減少する場合などにおいては、クローラーガイド本体部材2110がスプリング2151によって下方のクローラー1900に対して付勢されて同テンション量が回復されるので、履帯変形、履帯スリップおよび履帯脱落が発生する可能性が低減される。
もちろん、図12(a)〜(c)に示されているように、揺動プレート1400を基本フレーム1100に接続するリンク機構2000が利用されずに、クローラー押下部材2140を有する単体のクローラーガイド2100が直接的に基本フレーム1100に接続される実施の形態も、考えられる。
ここに、図12(a)〜(c)は、本発明に関連する発明における実施の形態の野菜移植機のクローラーガイド2100近傍の模式的な部分斜視図(その一から三)である。
図12(a)に示されているクローラーガイド2100は、橇ブレード形状をもった2個のクローラー押下部材2140などを有し、2個の基本フレーム連結ボルト2161を利用して基本フレーム1100に固定的に連結されている。
図12(b)に示されているクローラーガイド2100は、橇ブレード形状をもった2個のクローラー押下部材2140などを有し、基本フレーム係止軸2162および2個の基本フレーム係止スプリング2163を利用して基本フレーム1100に回動可能に連結されている。
図12(c)に示されているクローラーガイド2100は、ローラー形状をもった2個のクローラー押下部材2140などを有し、2個の基本フレーム連結孔2164に挿通される係止スティック(図示省略)を利用して基本フレーム1100に回動可能に連結されている。
このような単体のクローラーガイド2100は、たとえば、車体100の左右方向におけるクローラー1900の横ずれを抑制する。
(B)図13〜15を主として参照しながら、植付クラッチ間欠入切用ソレノイド5110などの電装部品レイアウトに関連する構成および動作などについて詳細に説明する。
ここに、図13は、本発明における実施の形態の野菜移植機の車体100中央近傍の部分左側面図であり、図14は、本発明における実施の形態の野菜移植機の車体100中央近傍の部分上面図であり、図15は、本発明における実施の形態の野菜移植機の車体100中央近傍の部分右側面図である。
図13〜15においては、ボンネットカバーとも呼ばれる車体カバーが取外された状態が示されている。
(B1)植付装置700の植付クラッチ間欠入切用ソレノイド5110に近接して設けられた操作レバーと、センサー板141を有する植付深さ調節機構140の感度調節部5121と、は、車体100の左右方向に関して同じ側に配置されている。
すると、車体100の左右方向に関する作業者の移動なく、植付クラッチ間欠入切用ソレノイド5110のレバー操作、および植付深さ調節機構140の感度調節を行うことができる。
かくして、作業能率が、向上される。
(B2a)電装部品取付プレート5200は、カプラーが抜かれていれば、エンジンセーフティスイッチ5210、コンデンサー5220、レギュレーター5230、およびマルチカットヒーターユニット5240などの電装部品が取付けられている状態で車体100から取外すことができる。
すると、電装部品取付プレート5200のメンテナンス時における電装部品の取外しは、不要である。
そして、マルチカットヒーターユニット5240の取付スペースが確保されており、普及していて扱いやすい電装部品レイアウトをこれまで通りに採用することができる。
かくして、メンテナンス性が、向上される。
(B2b)電装部品取付プレート5200は、車体カバーが取外されれば、露出する。
すると、電装部品取付プレート5200を車体100から取外す必要がなければ、車体カバー取外しのみで種々の電装部品への必要なアプローチを行うことができる。
かくして、メンテナンス性が、さらに向上される。
(B2c)電装部品取付プレート5200は、走行伝動ケース320を油圧昇降シリンダー機構130の伸縮にともなって回動させるために利用される左右の車体昇降軸部材5300の上方を覆っている。
すると、車体昇降軸部材5300が落下物の衝突などで破損する可能性が、低減される。
かくして、機器耐久性が、向上される。
(B2d)電装部品取付プレート5200には、コンデンサー5220の固定用切欠きが設けられている。
すると、固定用切欠きへの抜差しのみでコンデンサー5220の脱着を行うことができる。
かくして、コンデンサー5220の取付容易性が、向上される。
(B3)図16(a)および(b)に示されているように、最も狭い左右両輪間の長さである最狭トレッドが45センチメートルである仕様に対応した副変速切替伝動部材5400は、車体100の側方に大きく飛出さない。
ここに、図16(a)は、本発明における実施の形態の野菜移植機の副変速切替伝動部材5400近傍の部分左側面図であり、図16(b)は、本発明における実施の形態の野菜移植機の副変速切替伝動部材5400近傍の部分上面図である。
すると、走行伝動ケース320などの周辺部材との干渉は、副変速レバー5410が付勢スプリング5411の死点を超えて矢印Xの方向に回動されるときにもほとんど発生しない。
かくして、利便性が、向上される。
本発明における移植機は、履帯脱落が発生する可能性を低減することが可能であり、野菜移植機などの移植機に利用する目的に有用である。
100 車体
110 従動前輪
120 操縦ハンドル
130 油圧昇降シリンダー機構
140 植付深さ調節機構
141 センサー板
200 エンジン
310 主伝動ケース
312 主伝動ケース出力軸
320 走行伝動ケース
321 走行伝動ケース入力軸
322 走行伝動ケース出力軸
400 操作部
410 昇降操作レバー
500 トレー供給装置
600 苗取出装置
700 植付装置
710 植付具
800 鎮圧輪機構
1000 クローラー装置
1100 基本フレーム
1101 孔
1200 クローラー駆動輪
1300 クローラー従動輪
1400 揺動プレート
1500 揺動プレート孔
1600 前側クローラー転輪
1610 内側クローラー転輪部材
1620 外側クローラー転輪部材
1630 回転軸
1631 孔
1700 後側クローラー転輪
1710 内側クローラー転輪部材
1720 外側クローラー転輪部材
1730 凸部
1800 クローラー転輪孔
1900 クローラー
1910 突出部
1920 隙間
2000 リンク機構
2100 クローラーガイド
2110 クローラーガイド本体部材
2111 孔
2112 付属孔
2113 付属ピン
2120 クローラーガイドプレート部材
2121 孔
2130 リンクアーム連結孔
2140 クローラー押下部材
2150 シャフト
2151 スプリング
2152 抜止めピン孔
2161 基本フレーム連結ボルト
2162 基本フレーム係止軸
2163 基本フレーム係止スプリング
2164 基本フレーム連結孔
2200 リンクアーム
2210 前側リンクアーム部材
2211 孔
2220 後側リンクアーム部材
2221 孔
2230 クローラーガイド連結孔
2240 ボルト
2300 揺動プレート連結孔
2400 基本フレーム連結孔
2410 ワッシャー
5110 植付クラッチ間欠入切用ソレノイド
5121 感度調節部
5200 電装部品取付プレート
5210 エンジンセーフティスイッチ
5220 コンデンサー
5230 レギュレーター
5240 マルチカットヒーターユニット
5300 車体昇降軸部材
5400 副変速切替伝動部材
5410 副変速レバー
5411 付勢スプリング

Claims (8)

  1. 移植物を植付ける植付装置(700)と、
    基本フレーム(1100)と、前記基本フレーム(1100)に装着されたクローラー駆動輪(1200)と、前記基本フレーム(1100)に装着されたクローラー従動輪(1300)と、前記基本フレーム(1100)に揺動可能に連結された揺動プレート(1400)と、前記揺動プレート(1400)に装着されたクローラー転輪(1600、1700)と、前記クローラー駆動輪(1200)、前記クローラー従動輪(1300)および前記クローラー転輪(1600、1700)に巻掛けられたクローラー(1900)と、を有するクローラー装置(1000)と、
    前記揺動プレート(1400)を前記基本フレーム(1100)に接続するリンク機構(2000)と、
    を備えることを特徴とする移植機。
  2. 前記リンク機構(2000)は、一端が前記揺動プレート(1400)に回動可能に連結されたクローラーガイド(2100)と、一端が前記基本フレーム(1100)に回動可能に連結されたリンクアーム(2200)と、を有し、
    前記クローラーガイド(2100)は、前記クローラー(1900)を下側に向かって押えることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  3. 前記クローラー転輪(1600、1700)は、前側クローラー転輪(1600)と、後側クローラー転輪(1700)と、で構成されており、
    前記クローラーガイド(2100)の前記一端は、前記揺動プレート(1400)に前記前側クローラー転輪(1600)の回転軸(1630)を利用して連結されていることを特徴とする請求項2に記載の移植機。
  4. 前記リンクアーム(2200)は、前側リンクアーム部材(2210)と、後側リンクアーム部材(2220)と、を有し、
    前記リンクアーム(2200)の長さは、調節可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の移植機。
  5. 前記クローラー転輪(1700)には、泥土の排出を促進するクローラー転輪孔(1800)が形成されており、
    前記揺動プレート(1400)には、泥土の固着を抑制する揺動プレート孔(1500)または揺動プレート穴が形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の移植機。
  6. 前記クローラー転輪(1600、1700)は、複数個の転輪(1600、1700)で構成されており、
    前記クローラー転輪孔(1800)は、前記複数個の転輪(1600、1700)の全てに形成されていることを特徴とする請求項5に記載の移植機。
  7. 前記クローラー転輪(1600、1700)は、内側クローラー転輪部材(1610、1710)と、外側クローラー転輪部材(1620、1720)と、を有し、
    前記内側クローラー転輪部材(1610、1710)は、より内側で前記揺動プレート(1400)に装着されており、
    前記外側クローラー転輪部材(1620、1720)は、より外側で前記揺動プレート(1400)に装着されており、
    前記内側クローラー転輪部材(1610、1710)と、前記外側クローラー転輪部材(1620、1720)と、は、互いに独立して回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  8. 前記クローラー(1900)の内周面には、複数個の突出部(1910)が長手方向に沿って形成されており、
    前記内側クローラー転輪部材(1710)の内側面には、複数個の凸部(1730)が前記複数個の突出部(1910)の間の隙間(1920)に係合可能に形成されており、
    前記外側クローラー転輪部材(1720)の内側面には、複数個の凸部(1730)が前記複数個の突出部(1910)の間の隙間(1920)に係合可能に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の移植機。
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