JP2017105133A - 制御装置、液体を吐出する装置、印刷物の生産方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、液体を吐出する装置、印刷物の生産方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト、かつ、より高画質な画像を形成することができる制御装置を提供する。
【解決手段】複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドから吐出される活性エネルギー線硬化インクによって、被記録媒体にドットパターンを形成させる制御装置であって、ドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する分割部502と、複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、部分ノズルのそれぞれに部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの部分ドットパターンデータを2つ以上の部分ノズルに割り当てる割当部503と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は制御装置、液体を吐出する装置、印刷物の生産方法及びプログラムに関する。
液体吐出記録方式のインクジェット記録装置が従来から知られている。インクジェット記録装置は、液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)を備える記録ヘッドが用いられた画像形成装置である。このような画像形成装置として、紫外線硬化型インク等の活性エネルギー線硬化型液体を使用して、液体層を順次硬化させながら積層して画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置により形成される画像は、吐出された紫外線硬化インク(UVインク)に紫外線(UV)を照射し、吐出された紫外線硬化インクを硬化させることにより形成される。活性エネルギー線硬化型液体を使用することにより、立体画像を形成したり、画像濃度を上げたりすることができる。
また、クリアーUVインクを被記録媒体上に積層させて光沢を制御する技術が従来から知られている。
しかしながら従来の技術では、UVインクを積層させて画像を形成すると、画像の画質が低下する問題があった。例えば画像の光沢を制御するために、クリアーUVインクを使用すると、乱反射が増え、画像の色が白っぽく見えてしまう問題があった。またクリアーUVインクを使用した場合、画像を形成するためのインクコストが高くなってしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、低コスト、かつ、より高画質な画像を形成することができる制御装置、液体を吐出する装置、印刷物の生産方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の制御装置は、複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドから吐出される活性エネルギー線硬化インクによって、被記録媒体にドットパターンを形成させる制御装置であって、前記ドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する分割部と、前記複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、前記部分ノズルのそれぞれに前記部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの前記部分ドットパターンデータを2つ以上の前記部分ノズルに割り当てる割当部と、を備える。
本発明によれば、低コスト、かつ、より高画質な画像を形成することができるという効果を奏する。
図1は実施形態の画像形成装置の断面の例を示す模式図である。 図2は実施形態の画像形成装置の画像形成部の例を示す模式図である。 図3は実施形態の画像形成装置の搬送部の例を示す模式図である。 図4は実施形態の画像形成装置の制御部のハードウェア構成の例を示す図である。 図5は実施形態の画像形成装置の制御部のノズルの割り当てに係る機能構成の例を示す図である。 図6は最終スキャン繰り返し回数と60°光沢度との関係を示す図である。 図7はインク滴により形成された画像の断面(最終スキャン繰り返しなしの場合)を示す模式図である。 図8はインク滴により形成された画像の断面(最終1スキャン繰り返し1回の場合)を示す模式図である。 図9はインク滴により形成された画像の断面(最終1スキャン繰り返し2回の場合)を示す模式図である。 図10はインク滴により形成された画像の断面(最終2回スキャン繰り返し1回の場合)を示す模式図である。 図11はインク滴により形成された画像の断面(最終2回スキャン繰り返し2回の場合)を示す模式図である。 図12Aは従来の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図12Bは従来の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図12Cは従来の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図13Aは実施形態の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図13Bは実施形態の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図13Cは実施形態の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図13Dは実施形態の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図13Eは実施形態の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図14Aは従来の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図14Bは従来の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図14Cは従来の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図15Aは実施形態の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図15Bは実施形態の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図15Cは実施形態の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図15Dは実施形態の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図15Eは実施形態の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。 図16は実施形態の印刷物の生産方法(2パス、1/2インターレース)のインク滴の打順の例を示す図である。 図17は実施形態のノズルの分割例を示す図である。 図18は実施形態のノズルの分割例を示す図である。 図19は実施形態のノズルの分割例を示す図である。 図20は実施形態のノズルの分割例を示す図である。 図21は実施形態のノズルの割り当てに係る印刷物の生産方法の例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、制御装置、液体を吐出する装置、印刷物の生産方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
はじめに、図1及び図2を参照して、実施形態の液体を吐出する装置の構成について説明する。実施形態の説明では、液体を吐出する装置が画像形成装置である場合について説明する。
図1は実施形態の画像形成装置1の断面の例を示す模式図である。図2は実施形態の画像形成装置1の画像形成部2の例を示す模式図である。図2中「装置後側(背面側)」は図1の紙面奥側に対応し、「装置前側(正面側)」は図1の紙面手前側に対応する。
図1には、画像形成部2、搬送部3及び給紙部4が図示されている。給紙トレイ105の被記録媒体14は、搬送経路310、305、306を搬送され、排紙トレイ104に排紙される。搬送経路305では、搬送ベルト13によって被記録媒体14が搬送されるとともに、キャリッジ23等を備える画像形成部2により画像が形成される。
キャリッジ23は、記録ヘッド24、サブタンク25、及び、照射部(UVランプ51及び52)等を備える。
記録ヘッド24は、主走査方向に配列された複数の液滴吐出ヘッド24k、24w、24c、24m及び24yを備える。液滴吐出ヘッド24kは、ブラック(Bk)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24wは、ホワイト(W)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24cは、シアン(C)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24mは、マゼンタ(M)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24yは、イエロー(Y)インクを吐出する。各色のインクは、キャリッジ23に色毎に搭載されたサブタンク25から、各色のインクが供給される。なお、インクの色及び数は任意でよく、必要に応じて変更が可能である。
サブタンク25の各色のインクは、インクカートリッジ26(26k、26w、26c、26m及び26y)から供給される。インクカートリッジ26(26k、26w、26c、26m及び26y)は、ブラック(Bk)インク、ホワイト(W)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク及びイエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである。インクカートリッジ26(26k、26w、26c、26m及び26y)は、図1に示されるように、例えば装置本体の前面(紙面手前側)のカートリッジ装着部に着脱自在に装着される。なお、図1のインクカートリッジ26は模式的に示されており、サブタンク25との大きさの比は、実際のサブタンク25及びインクカートリッジ26の大きさの比とは異なる。
各色のインクの滴(インク滴)は、活性エネルギー線が照射されることで硬化する。活性エネルギー線としては、例えば紫外線及び電子線等が挙げられるが、その中でも紫外線が好ましい。
ここで活性エネルギー線の照射に係る構成について説明する。図2に示されるように、キャリッジ23の走査方向を主走査方向とし、用紙5(被記録媒体14)の搬送方向を副走査方向とする。主走査方向は副走査方向と直交する。照射部(UVランプ51及び52)は、記録ヘッド24の両側に配置される。UVランプ51は、記録ヘッド24の往路方向の後方に配置される。またUVランプ52は、記録ヘッド24の復路方向の後方に配置される。ブラック(Bk)インクの液滴吐出ヘッド24kとUVランプ51の距離X1、及び、ブラック(Bk)インクの液滴吐出ヘッド24kとUVランプ52の距離X2は同じである。
UVランプ51及び52は、記録ヘッド24から吐出された活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する。なお、実施形態の説明では、照射部として紫外線ランプユニット(UVランプ)を例に挙げ、活性エネルギー線として紫外線を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。
用紙5(被記録媒体14)上に吐出されたインク滴に紫外線が照射されることにより、インク滴が硬化して用紙5(被記録媒体14)上に定着する。
図1に示されるように、画像形成装置1は、装置本体の内部(筺体内)に、画像形成部2及び搬送部3等を有している。被記録媒体14は、装置本体の右側面部に設けられた給紙部4から1枚ずつ給紙され、搬送経路310を介して搬送部3の搬送経路305に搬送される。搬送部3が、被記録媒体14を搬送する際に、画像形成部2のキャリッジ23が、所要のキャリッジ移動をしながらインクを吐出することにより、被記録媒体14に画像が形成(記録)される。記録物(画像が形成された被記録媒体14)は、搬送経路306を通じて装置本体の左側面部に設けられた排紙トレイ104上に排紙される。
また、画像形成装置1は、被記録媒体14に画像を層数分、積層させる積層印刷を行うこともできる。ここで「層数」とは、1つの画像を形成した後に、その画像の上に、次の層を形成する場合の、画像の積層回数を示す。2層目以降の画像を形成する場合は、まず画像形成装置1は、被記録媒体14を搬送経路306、305、310の順に搬送することにより、被記録媒体14を搬送経路310まで戻す。画像形成装置1は、搬送経路310まで戻された被記録媒体14を、搬送経路310、305、306の順に搬送し、上述の画像形成手順により画像を更に形成する。画像形成装置1は、これを繰り返すことで、所要の層数の画像を被記録媒体14に形成し、所要の画像を示す記録物を排紙トレイ104上に排紙する。
記録ヘッド24を保持するキャリッジ23は、ガイドロッド22及びガイドステーにより主走査方向に移動可能に保持される。主走査モータ27は、駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介してキャリッジ23を主走査方向に移動走査させる。
また、キャリッジ23は、目的とする画像の層数に応じて、すなわちインクの厚みに応じて、記録ヘッド24と被記録媒体14との垂直方向の距離を調整可能としている。
また、らせん状にネジがきられているボールネジロッド53(54)により、UVランプ51(52)がキャリッジ23に係止されている。UVランプ51(52)は、ボールネジロッド53(54)に沿って移動でき、記録ヘッド24と所定の距離を設けて配置されている。
UVランプ51及び52は、記録ヘッド24と一緒に主走査方向に移動走査する。実施形態の画像形成装置1の走査方式は、シャトル型である。すなわち画像形成装置1は、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、搬送部3によって被記録媒体14を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら、キャリッジ23に搭載された記録ヘッド24からインク滴を吐出させる。これと同時に、画像形成装置1は、キャリッジ23に搭載されたUVランプ51及び52により、紫外線を照射させながらインク滴を硬化させて画像形成を行う。
記録ヘッド24は、例えばピエゾ型の駆動方式により駆動する。ピエゾ型の駆動方式では、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として、圧電素子が用いられる。記録ヘッド24は、圧電素子により、インク流路の壁面を形成する振動板を変形させ、インク流路内容積を変化させることによりインク滴を吐出させる。
なお、記録ヘッド24の駆動方式はピエゾ方式に限られず、任意の駆動方式でよい。記録ヘッド24の駆動方式は、例えば静電型の駆動方式でもよい。静電型の駆動方式では、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる。
図2に示されるように、キャリッジ23の走査方向の一方側における非印字領域には、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構121が配置されている。この維持回復機構121は、保湿用キャップ122y、122m、122k、122w及び122c、ワイパー部材124及び空吐出受け部材125等を備えている。保湿用キャップ122y、122m、122k、122w及び122cのそれぞれは、液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cのノズル面をキャッピングする。ワイパー部材124は、5個の液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cのノズル面をワイピングする。空吐出受け部材125は、記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を受ける部材である。
また、キャリッジ23の走査方向の他方側における非印字領域には、5個の液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cから記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材126が配置されている。この空吐出受け部材126には、5個の液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cに対応して、5個の開口127y、127m、127k、127w及び127cが形成されている。
なお、画像形成装置1は、必要に応じて、キャリッジ23の各ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを備えていてもよい。この場合、メンテナンス後に排出される廃液を回収する廃液タンクを備えていてもよい。
なお図1に含まれるテンションローラ15、排紙ローラ16、排紙コロ17、搬送ローラ19及び副走査モータ131の説明は、実施形態の画像形成装置1の搬送部3の例を示す図3を参照して後述する。
次に、図3を参照して、実施形態の画像形成装置1の搬送部3について説明する。
図3は実施形態の画像形成装置1の搬送部3の例を示す模式図である。搬送部3は、被記録媒体14を吸着して画像形成部2に対向させて搬送する搬送ベルト13を有する。搬送ベルト13は、搬送ローラ19と従動ローラ21との間に掛け回され、テンションローラ15により適切な張力を保つようにテンションが与えられている。
テンションローラ15は、アーム37bより保持されている。アーム37bは回転支点37aを支点として回転移動が可能なように配置されている。そのため、例えば図3に示す矢印の方向にテンションローラ15を移動することにより、搬送ベルト13の張力を調整することができる。副走査モータ131は、搬送ローラ19を回転させることにより、搬送ベルト13を回動させる。
また、従動ローラ21は配置位置を変更することができ、必要に応じて搬送ローラ19と従動ローラ21とにより形成される搬送面を、例えば図3に示す距離aだけ下げることも可能である。
そして、プラテン部材40は、搬送ベルト13を画像形成部2に対向する領域でガイドし、適切な平面性を保つために配置されている。
搬送ベルト13は、例えば表層及び裏層の2層構造とすることが好ましい。表層は、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材で形成した用紙吸着面となる中抵抗層である。抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材は、例えばETFEピュア材である。裏層は、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行ったアース層である。なお搬送ベルト13を、1層構造又は3層以上の構造にしてもよい。
搬送部3の上流側には、被記録媒体14を搬送ローラ19に対向する位置で搬送ベルト13に押し付ける加圧ローラ38が配置されている。加圧ローラ38は、被記録媒体14を加圧して搬送ベルト13に密着させ、静電気により被記録媒体14を搬送ベルト13に吸着させる。
また、搬送ベルト13の表面を帯電させるために、搬送ベルト13の周回方向で、加圧ローラ38より上流側に、帯電ローラ18が配置されている。帯電ローラ18は、高圧電源(DC、又は、DC及びACの重畳バイアス供給部)から、直流電圧、又は、直流に交流が重畳された高電圧が供給されることにより帯電する。
一方、搬送部3の下流側には、排紙ローラ16、排紙コロ17及び排紙トレイ104を有する排紙機構が配置されている。排紙ローラ16は、被記録媒体14を排紙するための搬送を行う。排紙コロ17は被記録媒体14を押さえる。排紙トレイ104は、排紙された被記録媒体14をストックする。
次に、図4を参照して、実施形態の画像形成装置1の制御部の構成の例について説明する。
図4は実施形態の画像形成装置1の制御部200の構成の例を示す図である。実施形態の画像形成装置1の制御部200は、CPU201、ROM202、RAM203、NVRAM204、ASIC205、スキャナ制御部206、外部I/F207、ヘッド駆動制御部208、ヘッドドライバ209、モータ駆動部211〜215、クラッチ類駆動部216、ACバイアス供給部217、I/O221、モータ駆動部317、カール矯正(乾燥)制御部311、吸着搬送制御部312及びランプユニット制御部313を備える。
また制御部200は、操作パネル222、画像読取部11、温湿度センサ300等のセンサ類、記録ヘッド24、主走査モータ27、副走査モータ131、給紙モータ45、排紙モータ271、両面搬送モータ291、クラッチ類241、帯電ローラ18、搬送モータ318、ヒータ425、ファン426、加圧ローラ38及びファン424と接続されている。
CPU201は、画像形成装置1の動作を制御するプログラムを実行する。ROM202は、プログラム、駆動波形データ、及び、その他の固定データを記憶する。RAM203は、画像データ等を一時的に記憶する。NVRAM204は、画像形成装置1の電源が遮断されている間も保持する必要のあるデータを記憶する不揮発性メモリである。ASIC205は、画像データに対する画像処理、及び、画像形成装置1を制御する入出力信号を処理する。画像データに対する画像処理は、例えば各種の信号処理、及び、画像データの並び替え処理等である。
外部I/F207は、外部装置とデータ及び信号の送受信を行う。
ヘッド駆動制御部208及びヘッドドライバ209は、画像形成部2の記録ヘッド24を駆動制御する。モータ駆動部211は主走査モータ27を駆動制御する。モータ駆動部212は副走査モータ131を駆動制御する。モータ駆動部213は給紙モータ45を駆動制御する。モータ制御部214は排紙モータ271を駆動制御する。モータ制御部215は両面搬送モータ291を駆動制御する。
ACバイアス供給部217は、帯電ローラ18にACバイアスを印加することにより、帯電ローラ18を駆動制御する。
I/O221は、環境温度及び環境湿度(いずれか一方でもよい)を検出する温湿度センサ300、搬送ベルト13の移動量及び移動速度に応じた検知信号を出力するエンコーダ、及び、その他のセンサ類から、検知信号を受け付ける。
操作パネル222は、情報の入力及び出力を行う操作部である。
モータ駆動部317は、被記録媒体14を搬送する搬送モータ318を駆動制御する。カール矯正(乾燥)制御部311は、カール矯正(乾燥)処理に使用されるヒータ425及びファン426を制御する。吸着搬送制御部312は、吸着搬送処理に使用される加圧ローラ38及びファン424を制御する。ランプユニット制御部313は、UVランプ51及び52の点灯を制御する。
次に制御部200の動作の流れについて説明する。
まず、外部I/F207が、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナ等の画像読取装置、及び、デジタルカメラ等の撮像装置等のホスト側の装置から、印刷データ等をケーブル及びネットワーク等を介して受信する。なお、画像読取装置は、例えばスキャナ制御部206により制御される画像読取部11でもよい。
次に、CPU201が、外部I/F207に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析する。次に、ASIC205が、CPU201から印刷データを受け付け、当該印刷データを画像処理することにより、ドットパターンデータを生成する。ドットパターンデータは、液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cから吐出される液滴によって、ドットパターンを形成させるためのデータである。ASIC205は、クロック信号に同期して、ドットパターンデータをCPU201に送信する。
図5は実施形態の画像形成装置1の制御部200のノズルの割り当てに係る機能の構成の例を示す図である。実施形態の画像形成装置1は、受付部501、分割部502、割当部503及び送信部504を備える。
受付部501は、ASIC205から上述のドットパターンデータを受け付ける。
分割部502は、ドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する。部分ドットパターンデータは、ドットパターンデータにより形成されるドットパターンの一部である部分ドットパターンを形成させるためのデータである。
割当部503は、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)の複数のノズルを複数に分割する。複数に分割されたノズル群を部分ノズルという。複数に分割されたノズル群は1以上のノズルである。割当部503は、部分ノズルのそれぞれに部分ドットパターンデータを割り当てる。このとき割当部503は、少なくとも1つの部分ドットパターンデータを2つ以上の部分ノズルに割り当てる。2つ以上の部分ノズルにより形成される部分ドットパターンは、例えば最後に使用される部分ドットパターンデータに基づいて形成される部分ドットパターンである。
送信部504は、複数の部分ドットパターンデータ、及び、それぞれの部分ドットパターンデータの割当先の部分ノズルを示す情報を含む割当データを、ヘッド駆動制御部208に送信する。
なお印刷データからドットパターンデータを生成する上述のASIC205の処理は、CPU201により実現してもよい。またCPU201及びASIC205によるドットパターンデータを生成するまでの処理を、プリンタドライバにより実現してもよい。また上述の分割部502の処理、及び、上述の割当部503の処理は、CPU201により実現してもよいし、ASIC205により実現してもよいし、プリンタドライバにより実現してもよい。
図4に戻り、次に、ヘッドドライバ209は、ヘッド駆動制御部208から上述の割当データを受け付ける。ヘッドドライバ209は、割当データに基づいて、記録ヘッド24のアクチュエータを動作させる。記録ヘッド24のアクチュエータは、所要の液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)に駆動波形を印加することにより、選択的に所要の液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)のノズルから液滴を吐出させる。
次に、CPU201は、UVランプ51及び52を制御する照射制御データを、ランプユニット制御部313に送信する。次に、ランプユニット制御部313は照射制御データに基づいてUVランプ51及び52を制御する。次に、UVランプ51及び52は、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)から吐出された紫外線硬化インク(活性エネルギー線硬化インク)を照射する。これにより、被記録媒体14に画像が形成(記録)される。
このように構成された画像形成装置1においては、上述したように、給紙部4から被記録媒体14が1枚ずつ給紙される。被記録媒体14は、加圧ローラ38で搬送ベルト13に押し付けられ搬送される。そして、搬送ベルト13に被記録媒体14が静電的に吸着され、搬送ベルト13の周回移動によって被記録媒体14が副走査方向に搬送される。
そして、主走査モータ27が、キャリッジ23を移動させながら、ヘッド駆動制御部208が、画像信号(ドットパターンデータ)に基づいて記録ヘッド24を駆動する。記録ヘッド24は、停止している被記録媒体14にインク滴を吐出して1走査分のドットパターンを被記録媒体14に記録する。1走査分の記録が終了すると、副走査モータ131が、搬送ローラ19を回転させることにより、搬送ベルト13を回動させて被記録媒体14を1走査に相当するライン数分だけ副走査方向に送る。このようにして画像形成装置1は、被記録媒体14を間歇的に搬送して、画像を形成する。
CPU201は、記録終了信号又は被記録媒体14の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。画像が形成された被記録媒体14は搬送先である排紙トレイ104に送り出される。
上述の実施形態の説明では、搬送手段として静電吸着を行う搬送ベルト13を使用する例で説明しているが、吸引ファンによる吸着を行う搬送ベルトを使用することもできる。また、搬送ベルト13を使用せずに、搬送ローラ19と加圧ローラ38とによって用紙を画像形成部2に対向して搬送する構成としてもよい。
次に、図6乃至図11を参照して、実施形態の印刷物の生成方法について説明する。図6は最終スキャン繰り返し回数と60°光沢度との関係を示す図である。また図7乃至図11はインク滴により形成された画像の断面を示す模式図である。
図6の例は、記録ヘッド24の1つのノズルから吐出される1滴の吐出量が、7plである場合の最終スキャンの繰り返し回数と60°光沢度との関係を示す。なお画像を形成する際のスキャン回数は任意でよい。実施形態の説明では、画像を4スキャン(4つの部分ドットパターンデータ)で形成する場合を例にして説明する。
60°光沢度は、60°の入射角で光を画像に入射させた場合の光沢度を示す。
グラフ511は、最終1スキャンで形成される部分ドットパターンを繰り返す場合を示す。具体的には、画像を4スキャンで形成する場合、最終1スキャンで形成される部分ドットパターンは、4回目のスキャンで形成される部分ドットパターンを示す。
グラフ512は、最終2スキャンで形成される部分ドットパターンを繰り返す場合を示す。具体的には、画像を4スキャンで形成する場合、最終2スキャンで形成される部分ドットパターンは、3回目のスキャンで形成される部分ドットパターン、及び、4回目のスキャンで形成される部分ドットパターンを示す。
グラフ513は、最終3スキャンで形成される部分ドットパターンを繰り返す場合を示す。具体的には、画像を4スキャンで形成する場合、最終3スキャンで形成される部分ドットパターンは、2回目のスキャンで形成される部分ドットパターン、3回目のスキャンで形成される部分ドットパターン、及び、4回目のスキャンで形成される部分ドットパターンを示す。
図7はインク滴により形成された画像の断面(最終スキャン繰り返しなしの場合)を示す模式図である。図7の例は、従来の印刷物の生成方法の場合を示す。従来は、最終スキャンの繰り返し回数が0回(最終スキャンが1回)のため、図7で示す様に、ドットが比較的一様に広がっている。このため、このときの60°光沢度は比較的高く、約12である(図6の最終スキャン繰り返し回数が0回の場合を参照)。
図8はインク滴により形成された画像の断面(最終1スキャン繰り返し1回の場合)を示す模式図である。図8の例は、インク滴によるドットが部分的に高い箇所ができる場合を示す。最終1スキャン繰り返し1回の場合、光沢度の値は約7である(図6のグラフ511参照)。
図9はインク滴により形成された画像の断面(最終1スキャン繰り返し2回の場合)を示す模式図である。図9の例は、インク滴によるドットが部分的に、図8の例よりも更に高い箇所ができる場合を示す。最終1スキャン繰り返し2回の場合、光沢度の値は約6である(図6のグラフ511参照)。なお最終1スキャン繰り返し3回の場合、光沢度の値は約5である(図6のグラフ511参照)。
図10はインク滴により形成された画像の断面(最終2スキャン繰り返し1回の場合)を示す模式図である。最終2スキャン繰り返し1回の場合、光沢度の値は約6である(図6のグラフ512参照)。なお最終3スキャン繰り返し1回の場合、光沢度の値は約4である(図6のグラフ513参照)。
図11はインク滴により形成された画像の断面(最終2スキャン繰り返し2回の場合)を示す模式図である。最終2スキャン繰り返し2回の場合、光沢度の値は約4である(図6のグラフ512参照)。なお最終3スキャン繰り返し2回の場合、光沢度の値は約3である(図6のグラフ513参照)。
次に実施形態の印刷物の生産方法の詳細について説明する。以下、従来の略等ピッチ送りの印刷物の生産方法と、実施形態の略等ピッチ送りの印刷物の生産方法と、を比較しながら説明する。略等ピッチ送りの印刷物の生産方法では、ノズルの不具合(曲がり及び不吐出等)による影響を分散させることができるので、ノズルの不具合による影響を目立たなくさせることができる。
<1パス、1/2インターレースの場合>
まず印刷物の生産方法が、1パス、1/2インターレースの場合を例にして説明する。1パス、1/2インターレースの場合、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)が、単位領域毎に、主走査方向に1回の走査を行い、副走査方向に2回の走査を行うことにより画像が形成される。
実施形態の印刷物の生産方法と、従来技術の印刷物の生産方法との違いを説明するために、まず従来の印刷物の生産方法について説明する。
図12A乃至図12Cは、従来の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。図12A乃至図12Cの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図12A乃至図12Cの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に24画素の場合を示す。
1/2インターレースの場合、従来の印刷物の生産方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略2等分して、画像が印刷される。したがって図12A乃至図12Cの例では、液滴吐出ヘッド24yのノズルの数が12なので、部分ノズル601として6ノズルが使用され、部分ノズル602として6ノズルが使用される。これにより画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に12画素になる。また図12A乃至図12Cの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度の1/2である場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル601が、部分ドットパターン601aを被記録媒体14に形成する(図12A参照)。
2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル601が、部分ドットパターン601bを被記録媒体14に形成する(図12B参照)。また2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル602が、部分ドットパターン602aを被記録媒体14に形成する(図12B参照)。
3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル602が、部分ドットパターン602bを被記録媒体14に形成する(図12C参照)。
図12A乃至図12Cの例では、部分ドットパターン601a、601b、602a及び602bにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン602a及び部分ドットパターン602bが、それぞれの単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。
一方、図13A乃至図13Eは、実施形態の印刷物の生産方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。図13A乃至図13Eの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図13A乃至図13Eの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に24画素の場合を示す。
1/2インターレースの場合、実施形態の印刷物の生産方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略3等分し、部分ノズル701と、部分ノズル702と、部分ノズル703とに分割する。図13A乃至図13Eの例は、部分ノズル701として4ノズルが使用され、部分ノズル702として4ノズルが使用され、部分ノズル703として4ノズルが使用される場合を示す。なお実施形態の印刷物の生産方法では、部分ノズル703により形成される部分ドットパターンは、部分ノズル702により形成される部分ドットパターンと同じである。これにより図13A乃至図13Eの例では、画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に8画素になる(図13E参照)。また図13A乃至図13Eの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度の1/2である場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル701が、部分ドットパターン701aを被記録媒体14に形成する(図13A参照)。
2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル701が、部分ドットパターン701bを被記録媒体14に形成する(図13B参照)。また2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル702が、部分ドットパターン702aを被記録媒体14に形成する(図13B参照)。
3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル701が、部分ドットパターン701cを被記録媒体14に形成する(図13C参照)。また3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル702が、部分ドットパターン702bを被記録媒体14に形成する(図13C参照)。また3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル703が、部分ドットパターン703aを被記録媒体14に形成する(図13C参照)。
4回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル702が、部分ドットパターン702cを被記録媒体14に形成する(図13D参照)。また4回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル703が、部分ドットパターン703bを被記録媒体14に形成する(図13D参照)。
5回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル703が、部分ドットパターン703cを被記録媒体14に形成する(図13E参照)。
図13A乃至図13Eの例では、部分ドットパターン701a〜c、702a〜c及び703a〜cにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン703a〜cが、それぞれの単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。また部分ドットパターン703a(b,c)は、部分ドットパターン701a(b,c)と同じ箇所に形成される。これにより、被記録媒体14上に形成された画像の断面が、上述の図8に示す断面になり、従来の印刷物の生産方法に比べて光沢度が小さくなる。
<2パスの場合>
次に印刷物の生産方法が、2パスの場合を例にして説明する。2パスの場合、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)が、単位領域毎に、主走査方向に2回の走査を行い、副走査方向に1回の走査を行うことにより画像が形成される。
実施形態の印刷物の生産方法と、従来技術の印刷物の生産方法との違いを説明するために、まず従来の印刷物の生産方法について説明する。
図14A乃至図14Cは、従来の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。図14A乃至図14Cの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図14A乃至図14Cの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に12画素の場合を示す。
2パスの場合、従来の印刷物の生産方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略2等分して、画像が印刷される。したがって図14A乃至図14Cの例では、液滴吐出ヘッド24yのノズルが12なので、部分ノズル801として6ノズルが使用され、部分ノズル802として6ノズルが使用される。これにより画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に6画素になる。また図14A乃至図14Cの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度と同じ場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル801が、部分ドットパターン801aを被記録媒体14に形成する(図14A参照)。
2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル801が、部分ドットパターン801bを被記録媒体14に形成する(図14B参照)。また2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル802が、部分ドットパターン802aを被記録媒体14に形成する(図14B参照)。
3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル802が、部分ドットパターン802bを被記録媒体14に形成する(図14C参照)。
図14A乃至図14Cの例では、部分ドットパターン801a、801b、802a及び802bにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン802a及び部分ドットパターン802bが、それぞれの単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。
一方、図15A乃至図15Eは、実施形態の印刷物の生産方法(2パス)の例を示す図である。図15A乃至図15Eの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図15A乃至図15Eの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に12画素の場合を示す。
2パスの場合、実施形態の印刷物の生産方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略3等分し、部分ノズル901と、部分ノズル902と、部分ノズル903とに分割する。図15A乃至図15Eの例は、部分ノズル901として4ノズルが使用され、部分ノズル902として8ノズルが使用される場合を示す。なお実施形態の印刷物の生産方法では、部分ノズル903により形成される部分ドットパターンは、部分ノズル902により形成されるドットパターンと同じである。これにより図15A乃至図15Eの例では、画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に8画素になる(図15E参照)。また図15A乃至図15Eの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度と同じ場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル901が、部分ドットパターン901aを被記録媒体14に形成する(図15A参照)。
2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル901が、部分ドットパターン901bを被記録媒体14に形成する(図15B参照)。また2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル902が、部分ドットパターン902aを被記録媒体14に形成する(図15B参照)。
3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル901が、部分ドットパターン901cを被記録媒体14に形成する(図15C参照)。また3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル902が、部分ドットパターン902bを被記録媒体14に形成する(図15C参照)。また3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル903が、部分ドットパターン903aを被記録媒体14に形成する(図15C参照)。
4回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル902が、部分ドットパターン902cを被記録媒体14に形成する(図15D参照)。また4回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル903が、部分ドットパターン903bを被記録媒体14に形成する(図15D参照)。
5回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの部分ノズル903が、被記録媒体14に部分ドットパターン903cを形成する(図15E参照)。
図15A乃至図15Eの例では、部分ドットパターン901a〜c、902a〜c及び903a〜cにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン903a〜cが、それぞれの単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。また部分ドットパターン903a(b,c)は、部分ドットパターン902a(b,c)と同じ箇所に形成される。これにより、被記録媒体14上に形成された画像の光沢度は、従来の印刷物の生産方法に比べて小さくなる。
上述の実施形態の印刷物の生産方法の説明では、1パス、1/2インターレースの場合と、2パスの場合について説明した。しかしながら1パス、1/2インターレースの場合と、2パスの場合とを組み合わせることにより、実施形態の印刷物の生産方法をあらゆる略等ピッチ送りによる印刷物の生産に実施することができる。例えば2パス、1/2インターレースの場合にも、実施形態の印刷物の生産方法を実施することができる。
図16は実施形態の印刷物の生産方法(2パス、1/2インターレース)のインク滴の打順の例を示す図である。図16の例は、被記録媒体14上の単位領域に含まれる左上の微小領域に打たれるインク滴の打順を示す。以下、このときのノズルの分割例について説明する。
図17は実施形態のノズルの分割例を示す図である。図17の左は、従来のノズルの分割例を示し、図17の右は、実施形態のノズルの分割例を示す。図17のノズルの番号は、図16の番号に対応する。図17の例では、分割部502が、ノズルを5つの部分ノズルに分割する。また送り量は4である。割当部503は、4番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当てる。これにより図16の4番のインク滴が2回打たれることになるので、被記録媒体14上に形成される画像の断面は、上述の図8に示す画像の断面になる。
図18は実施形態のノズルの分割例を示す図である。図18の左は、従来のノズルの分割例を示し、図18の右は、実施形態のノズルの分割例を示す。図18のノズルの番号は、図16の番号に対応する。図18の例では、分割部502が、ノズルを6つの部分ノズルに分割する。また送り量は3である。なお図18の例では、割り切れないため、2つのノズルが未使用になる。割当部503は、3番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当て、4番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当てる。これにより図16の3番のインク滴と4番のインク滴とが2回打たれることになるので、被記録媒体14上に形成される画像の断面は、上述の図10に示す画像の断面になる。
図19は実施形態のノズルの分割例を示す図である。図19の左は、従来のノズルの分割例を示し、図19の右は、実施形態のノズルの分割例を示す。図19のノズルの番号は、図16の番号に対応する。図19の例では、分割部502が、ノズルを7つの部分ノズルに分割する。また送り量は2である。なお図19の例では、割り切れないため、6つのノズルが未使用になる。割当部503は、2番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当て、3番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当て、4番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当てる。これにより図16の2番のインク滴と3番のインク滴と4番のインク滴とが2回打たれることになる。
図20は実施形態のノズルの分割例を示す図である。図20の左は、従来のノズルの分割例を示し、図20の右は、実施形態のノズルの分割例を示す。図20のノズルの番号は、図16の番号に対応する。図20の例では、分割部502が、ノズルを4つの部分ノズルに分割する。また送り量は5である。割当部503は、3番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを2つ割り当て、4番目の部分ドットパターンを形成する部分ノズルを割り当てない。これにより図16の3番のインク滴が2回打たれ、4番のインク滴は打たれないことになる。
なお上述の図17乃至図20のノズルの分割例は、4パスの場合にも適用できる。主走査方向を4回以上のスキャンに分けて印刷する場合、4番目の部分ドットパターン(最終ドットパターン)を削除して、その替わりに3番目の部分ドットパターン(1つ前のドットパターン)が繰り返し打たれても、画像品質にほとんど影響がないことが分かっている。すなわち、主走査方向を4回以上のスキャンに分けて印刷する場合、図20に示すようにノズルを分割すると、印刷速度の低下もなく、最適である。
次に実施形態のノズルの割り当てに係る印刷物の生産方法の例について説明する。
図21は実施形態のノズルの割り当てに係る印刷物の生産方法の例を示すフローチャートである。はじめに、受付部501が、ASIC205から上述のドットパターンデータを受け付ける(ステップS1)。
次に、分割部502が、ドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する(ステップS2)。
次に、割当部503が、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)の複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、部分ノズルのそれぞれに部分ドットパターンデータを割り当てる(ステップS3)。このとき割当部503、少なくとも1つの部分ドットパターンデータを2つ以上の部分ノズルに割り当てる。
次に、送信部504が、複数の部分ドットパターンデータ、及び、それぞれの部分ドットパターンデータの割当先の部分ノズルを示す情報を含む割当データを、ヘッド駆動制御部208に送信する(ステップS4)。
以上説明したように、実施形態の液滴と吐出する装置(例えば画像形成装置1)では、分割部502が、ドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する。そして割当部503が、複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、部分ノズルのそれぞれに部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの部分ドットパターンデータを2つ以上の部分ノズルに割り当てる。
これにより実施形態の画像形成装置1によれば、低コスト、かつ、より高画質な画像を形成することができる。例えば低光沢な画像を、低コスト、かつ、より高い画質で形成することができる。
なお上述の実施形態の説明では、往復動作で印刷する場合について説明したが、片方向で印刷する場合でも、同様の効果が得られる。
また光沢度の指定に応じて、割当部503によるノズルの割り当て方法を変更してもよい。なお光沢度を指定するインクを選択する方法は任意でよい。例えば活性エネルギー線硬化インクの色の光沢度を示す光沢度情報(低光沢又は高光沢)を、操作パネル222、及び、外部I/F207に接続されたパーソナルコンピュータ等から受け付けてもよい。具体的には、低光沢は光沢度が閾値以下である場合を示す。高光沢は、光沢度が閾値よりも大きい場合を示す。
また、紫外線硬化インクを使用した印刷では、画像の上に更に画像を印刷する積層印刷方法が知られている。画像形成装置1は、積層印刷する画像を示す情報を、操作パネル222を介したユーザーからの入力により受け付けてもよい。このとき画像形成装置1は、ユーザーから積層印刷及び光沢制御(低光沢又は高光沢)の設定を示す入力を受け付けると、例えば最上位に印刷される画像に、実施形態の印刷物の生産方法を実施する。これにより画像形成装置1が画像を積層印刷する場合でも低コスト、かつ、より高い画質で、画像を形成することができる。
なお、上述の被記録媒体14は、材質を紙に限定するものではなく、任意の材質でよい。また被記録媒体14は、紙等の平面的な物体に限られず、立体的な物体でもよい。また画像形成装置1により形成される画像は任意でよい。画像形成装置1により形成される画像は、例えば文字、図形及びパターン等である。パターンは、単に液滴を被記録媒体14に着弾させることにより形成されたパターンでもよい。またインクは、画像形成を行うことができるすべての液体の総称である。
また、上述の受付部501、分割部502、割当部503及び送信部504は、ソフトウェアにより実現しても、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。また上述の受付部501、分割部502、割当部503及び送信部504を、ソフトウェア及びハードウェアを組み合わせることにより実現してもよい。
1 画像形成装置
2 画像形成部
3 搬送部
4 給紙部
5 用紙
11 画像読取部
13 搬送ベルト
14 被記録媒体
15 テンションローラ
16 排紙ローラ
17 排紙コロ
18 帯電ローラ
19 搬送ローラ
21 従動ローラ
22 ガイドロッド
23 キャリッジ
24 記録ヘッド
25 サブタンク
26 インクカートリッジ
27 主走査モータ
28A 駆動プーリ
28B 従動プーリ
29 タイミングベルト
38 加圧ローラ
40 プラテン部材
45 給紙モータ
51,52 UVランプ
53,54 ボールネジロッド
104 排紙トレイ
121 維持回復機構
122 保湿用キャップ
124 ワイパー部材
125,126 空吐出受け部材
127 開口
131 副走査モータ
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 NVRAM
205 ASIC
206 スキャナ制御部
207 外部I/F
208 ヘッド駆動制御部
209 ヘッドドライバ
211〜215,317 モータ駆動部
216 クラッチ類駆動部
217 ACバイアス供給部
221 I/O
222 操作パネル
241 クラッチ類
271 排紙モータ
291 両面搬送モータ
300 温湿度センサ
310 搬送経路
311 カール矯正(乾燥)制御部
312 吸着搬送制御部
313 ランプユニット制御部
318 搬送モータ
424 ファン
425 ヒータ
426 ファン
501 受付部
502 分割部
503 割当部
504 送信部
特開2005−342970号公報

Claims (8)

  1. 複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドから吐出される活性エネルギー線硬化インクによって、被記録媒体にドットパターンを形成させる制御装置であって、
    前記ドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する分割部と、
    前記複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、前記部分ノズルのそれぞれに前記部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの前記部分ドットパターンデータを2つ以上の前記部分ノズルに割り当てる割当部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記少なくとも1つの部分ドットパターンは、最後に使用される前記部分ドットパターンデータに基づいて形成される前記部分ドットパターンを含む、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記少なくとも1つの部分ドットパターンは、最後に使用される前記部分ドットパターンデータの1つ前の前記部分ドットパターンデータに基づいて形成される前記部分ドットパターンを含み、
    前記割当部は、前記部分ノズルに、前記最後に使用される部分ドットパターンデータに基づく前記部分ドットパターンの形成を割り当てない、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記活性エネルギー線硬化インクの色の光沢度を示す光沢度情報の入力を受け付ける操
    作部を更に備え、
    前記割当部は、前記光沢度情報に応じて、前記複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、前記部分ノズルのそれぞれに、前記部分ドットパターンの形成を割り当てる、
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記割当部は、前記被記録媒体上に複数の画像を積層して印刷する積層印刷を行う場合、少なくとも最上位の層の画像を形成する複数の部分ドットパターンのうち、少なくとも1つの前記部分ドットパターンは、2つ以上の前記部分ノズルに割り当てる、
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 複数のノズルを有し、前記複数のノズルから活性エネルギー線硬化インクを吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドによって被記録媒体に形成されるドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する分割部と、
    前記複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、前記部分ノズルのそれぞれに前記部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの前記部分ドットパターンを2つ以上の前記部分ノズルに割り当てる割当部と、を備え、
    前記液滴吐出ヘッドは、前記割当部によって割り当てられた前記部分ドットパターンデータに基づいて活性エネルギー線硬化インクを吐出することを特徴とする液体を吐出する装置。
  7. 複数のノズルを有し、前記複数のノズルから活性エネルギー線硬化インクを吐出する液滴吐出ヘッドを備える液滴を吐出する装置による印刷物の生産方法であって、
    液滴を吐出する装置が、前記液滴吐出ヘッドによって被記録媒体に形成されるドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割するステップと、
    液滴を吐出する装置が、前記複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、前記部分ノズルのそれぞれに前記部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの前記部分ドットパターンを2つ以上の前記部分ノズルに割り当てるステップと、
    液滴を吐出する装置が、前記割り当てるステップによって割り当てられた前記部分ドットパターンデータに基づいて活性エネルギー線硬化インクを吐出するステップと、
    を含む印刷物の生産方法。
  8. 複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドから吐出される活性エネルギー線硬化インクによって、被記録媒体にドットパターンを形成させるコンピュータを、
    前記ドットパターンを形成するためのドットパターンデータを、複数の部分ドットパターンデータに分割する分割部と、
    前記複数のノズルを、複数の部分ノズルに分割し、前記部分ノズルのそれぞれに前記部分ドットパターンデータを割り当て、少なくとも1つの前記部分ドットパターンデータを2つ以上の前記部分ノズルに割り当てる割当部、
    として機能させるためのプログラム。
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