JP2017102364A - 光学的表示装置を連続的に製造する装置及び方法 - Google Patents

光学的表示装置を連続的に製造する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学機能フィルムと矩形パネルとをより高い精度で貼り合わせることができる、光学的表示装置の連続的な製造装置及び方法を提供する。【解決手段】 装置は、シート状光学機能フィルムの姿勢を検出するフィルム検出手段と、矩形パネルの姿勢を検出するパネル検出手段と、シート状光学機能フィルムの姿勢と矩形パネルの姿勢との間の乖離量を求める乖離量決定手段と、乖離量に基づいて矩形パネルの姿勢をシート状光学機能フィルムの姿勢に合わせるとともに、矩形パネルの先端部分の所定範囲が一対の貼合ローラの間に配置されるように、矩形パネルを移動させる移動手段とを備える。移動手段は、矩形パネルを所定範囲が突出した状態で固定して移動させる。【選択図】 図3

Description

本発明は、光学的表示装置の製造に関し、より具体的には、矩形パネルを、光学機能フィルムとの位置合わせから貼合装置まで固定された状態で移動させて、光学機能フィルムと貼り合わせることができる光学的表示装置の連続製造装置及び方法に関する。
液晶表示装置などの光学的表示装置の製造においては、従来、光学的表示装置の製造工程の外で帯状光学機能フィルムから予め切り出された膨大な枚数の光学機能フィルムのシートが、光学的表示装置の製造工程に持ち込まれ、製造工程に別途持ち込まれた矩形パネルと順次貼り合わされる、個別貼り方式が用いられてきた。こうした個別貼り方式に対して、光学的表示装置の製造工程において、帯状の離型フィルム上に粘着剤層を介して複数のシート状光学機能フィルムが支持された帯状光学フィルム積層体から、欠点の存在しない正常なシート状光学機能フィルムのみを粘着剤層と共に離型フィルムから順次剥離し、粘着剤層を介して矩形パネルと貼り合わせることによって、光学的表示装置を連続的に製造する方式が提案されている。こうした方式を実現する光学的表示装置の連続製造システムは、上述の個別貼り方式を実現するシステムと区別して、「連続貼り(RTP;ロール・ツー・パネル)」システムといわれる。
RTPシステムにおいては、帯状の光学フィルム積層体は、その側縁部が、装置において定められている本来の送り方向と平行な状態で送られるのが理想であるが、種々の要因によって蛇行又は斜行して送られる場合がある。光学フィルム積層体が蛇行又は斜行した結果、シート状光学機能フィルムが、その姿勢が理想的な姿勢からずれた状態で矩形パネルとの貼合位置に送られた場合には、シート状光学機能フィルムのずれの状態に応じて矩形パネルの姿勢を補正(本明細書においては「位置合わせ」ともいう)した後に、矩形パネルとシート状光学機能フィルムとを貼り合わせる必要がある。
矩形パネルの姿勢の補正(位置合わせ)、及び、補正後の光学機能フィルムとの貼り合わせは、従来、例えば以下のように行われていた。まず、矩形パネルが、矩形パネルの搬送手段によって、矩形パネルの姿勢を補正する位置に送られる。搬送手段は、一般に、矩形パネルをその進行方向と直交する方向に延びる回転軸を有する複数の小径ローラに接触させながら搬送するローラコンベアが採用される。矩形パネルの姿勢を補正する位置において、矩形パネルは、搬送手段に接触しない状態で、例えば吸着などによって固定され、その状態で姿勢が検出される。矩形パネルの姿勢は、搬送手段に接触しない状態で固定されたまま、別途検出されたシート状光学機能フィルムの姿勢に合わせて補正される。姿勢の補正後、矩形パネルは、搬送手段に戻され、固定が解除される。矩形パネルは、再び搬送手段によって貼合位置に送られ、一対の貼合ローラを有する貼合手段によって、別途貼合位置に送られたシート状光学機能フィルムと貼り合わされる。矩形パネルの搬送手段と、矩形パネルと光学機能フィルムとの貼合手段とは、通常、一直線上に直列配置されている。このような矩形パネルの搬送、姿勢の補正及び光学機能フィルムとの貼り合わせに関する技術は、たとえば特許文献1に開示されている。
例えば特許文献1に記載される技術においては、矩形パネルは、姿勢が検出及び補正された後に搬送手段に戻されて固定が解除され、搬送手段によって貼合位置に送られる。この場合、矩形パネルは、補正後に搬送手段に接触した状態で、固定されることなく貼合手段の位置まで搬送されることになるため、別途搬送される光学機能フィルムの姿勢に合うように補正された姿勢が、搬送手段との接触摩擦や搬送速度のムラなどによって、搬送の過程で変化するおそれがある。一方で、シート状光学機能フィルムは、矩形パネルの姿勢を補正したときと同じ姿勢のままで貼合手段に送られるため、そのまま矩形パネルに貼り合わせると、貼り合わされるべき本来の位置からずれた状態で矩形パネルに貼り合わされることになる。
このような矩形パネルとシート状光学機能フィルムとの貼り合わせのずれは、小型化、薄型化及び狭額縁化が進んでいる近年の光学的表示装置において、製品の品質を維持する上で問題となる。特に、近年はデザイン重視の傾向から、矩形パネルと光学機能フィルムとの間のより高い貼合精度の実現が要求される。
この点に関連して、特許文献2は、光学表示部品と光学部材とを貼り合わせる場合に、光学部材と貼り合わせる光学表示部品の光学軸方向の精度を向上させることができる、光学部材貼合体の製造装置を提案している。この装置においては、パネル保持部によって光学表示部品を吸着保持した状態で、光学表示部品の位置合わせが行われ、位置合わせされた光学表示部品は、パネル保持部によって吸着されたまま挟圧ローラ直前まで搬送される。特許文献2の図1又は図6を考慮すると、光学表示部品は、挟圧ローラ直前で吸着保持が解除された後、ローラコンベア上を移動して、先端部が挟圧ローラの間に挿入され、その後で挟圧ローラに挟持されることになる。したがって、特許文献2の装置においても、光学部材の姿勢に合うように補正された光学表示部品の姿勢が、吸着解除から挟圧ローラによる挟持までの間における搬送手段との接触摩擦や搬送速度のムラなどによって、搬送の過程で変化する可能性がある。
また、矩形パネルが、その姿勢が検出及び補正された後に搬送手段に戻され、複数の小径ローラ上を移動しながら貼合位置に送られる装置構成の場合には、複数の小径ローラが、位置合わせ手段から貼合手段の一対の貼合ローラの前まで直線上に配置されることになるため、その配置のための一定の空間が必須となるとともに、位置合わせ手段と貼合手段とを直列的にレイアウトせざるを得なかった。したがって、こうした構成の従来装置は、近年のRTPシステムにおいて、設置面積あたりの生産効率の向上、従来装置の一部ユニット単位での置き換えにおける自由度の観点から要請されている、装置の小型化や装置レイアウトの自由度には、限界があった。
特許第4644755号公報 特開2015−40914号公報
本発明は、矩形パネルを、姿勢の補正後にその姿勢を変化させることなく光学機能フィルムとの貼合位置まで移動させることによって、光学機能フィルムと矩形パネルとをより高い精度で貼り合わせることができる、光学的表示装置の連続的な製造装置及び方法を提供することを課題とする。
さらに、本発明は、矩形パネルの姿勢を補正する位置と、矩形パネルと光学機能フィルムとの貼合位置とを、一直線上に直列配置する必要がないため、装置全体の小型化と自由な装置レイアウトとが可能となる、光学的表示装置の連続的な製造装置及び方法を提供することを別の課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、その一態様において、帯状の離型フィルム上に剥離可能に積層されたシート状光学機能フィルムを離型フィルムから剥離し、剥離されたシート状光学機能フィルムと矩形パネルとを一対の貼合ローラを用いて貼り合わせることによって、光学的表示装置を連続的に製造する装置を提供する。この装置は、シート状光学機能フィルムの姿勢を検出するフィルム検出手段と、矩形パネルの姿勢を検出するパネル検出手段と、検出されたシート状光学機能フィルムの姿勢と矩形パネルの姿勢とに基づいて、シート状光学機能フィルムの姿勢と矩形パネルの姿勢との間の乖離量を求める乖離量決定手段と、乖離量に基づいて矩形パネルの姿勢をシート状光学機能フィルムの姿勢に合わせるとともに、矩形パネルの先端部分の所定範囲が一対の貼合ローラの間に配置されるように、矩形パネルを移動させる移動手段とを備える。移動手段は、矩形パネルの姿勢をシート状光学機能フィルムの姿勢に合わせて所定範囲を一対の貼合ローラの間に配置するまでの間、矩形パネルを、少なくとも該所定範囲が突出した状態で固定して移動させるように構成される。
好ましい実施形態においては、この装置は、移動手段による矩形パネルの固定の解除に対応して矩形パネルの少なくとも一部を支持する固定解除時支持手段をさらに備える。別の好ましい実施形態においては、移動手段は、矩形パネルを吸着により固定する吸着固定手段を有する。
移動手段は、矩形パネルを一対の貼合ローラの回転軸に直交する方向から移動させて、所定範囲を一対の貼合ローラの間に配置するように構成することができ、矩形パネルを一対の貼合ローラの回転軸に平行な方向から移動させて、所定範囲を一対の貼合ローラの間に配置するように構成することもできる。
本発明は、別の態様において、帯状の離型フィルム上に剥離可能に積層されたシート状光学機能フィルムを離型フィルムから剥離し、剥離されたシート状光学機能フィルムと矩形パネルとを一対の貼合ローラを用いて貼り合わせることによって、光学的表示装置を連続的に製造する方法を提供する。この方法は、シート状光学機能フィルムの姿勢を検出する工程と、矩形パネルの姿勢を検出する工程と、検出されたシート状光学機能フィルムの姿勢と矩形パネルの姿勢とに基づいて、シート状光学機能フィルムの姿勢と矩形パネルの姿勢との間の乖離量を求める工程と、乖離量に基づいて、矩形パネルの姿勢をシート状光学機能フィルムの姿勢に合わせる工程と、矩形パネルを移動させて先端部分の所定範囲を一対の貼合ローラの間に配置する工程とを含む。矩形パネルは、矩形パネルの姿勢をシート状光学機能フィルムの姿勢に合わせる工程と所定範囲を一対の貼合ローラの間に配置する工程との間、少なくとも該所定範囲が突出した状態で固定されて移動する。
好ましい実施形態においては、この方法は、矩形パネルの固定の解除に対応して矩形パネルの少なくとも一部を支持する工程をさらに含む。別の好ましい実施形態においては、矩形パネルの固定は吸着により行われる。
矩形パネルは、一対の貼合ローラの回転軸に直交する方向から移動して、所定範囲が一対の貼合ローラの間に配置されるようにすることができ、一対の貼合ローラの回転軸に平行な方向から移動して、所定範囲が一対の貼合ローラの間に配置されるようにすることもできる。
本発明の一実施形態による連続製造装置の全体構成を示す概要図である。 シート状光学機能フィルムと矩形パネルとの位置合わせを行う位置合わせ部及び貼り合わせを行う貼合部を拡大して示す概念図である。 矩形パネルを位置合わせして貼合部まで移動させる移動手段の動作を説明するための模式図であり、矩形パネルを下方から支持する形態を示す。 図3に示される吸着固定手段とは別の形状の吸着固定手段の例を示す概念図である。 図3に示す方向とは異なる方向から矩形パネルを貼合部に導入する動作を説明するための模式図である。 矩形パネルを位置合わせして貼合部まで移動させる移動手段の動作を説明するための模式図であり、矩形パネルを上方から支持する形態を示す。 位置合わせ及び貼り合わせの工程のフロー図を示す。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明による、光学的表示装置を連続的に製造する装置1の全体構成の概念図である。連続製造装置1においては、帯状の離型フィルムF3上に粘着層F2を介して剥離可能に積層されたシート状光学機能フィルムF1を、離型フィルムF3から剥離し、剥離されたシート状光学機能フィルムF1と矩形パネルWとを一対の貼合ローラ206を用いて貼り合わせることによって、光学的表示装置Pを連続的に製造することができる。連続製造装置1の各部の動作は、制御装置500によって制御することができる。本発明において、シート状光学機能フィルムF1は、偏光フィルム、反射防止フィルム、位相差フィルム、光拡散フィルム、輝度向上フィルムなどとすることができ、矩形パネルWは、液晶パネル、有機ELパネルなどとすることができる。
帯状離型フィルムF3の上に複数のシート状光学機能フィルムF1が長さ方向に連続的に積層された光学フィルム積層体Fは、次のように形成することができる。まず、帯状離型フィルムF3の上に粘着層F2を介して帯状光学機能フィルムF1’が積層された光学フィルム積層体F’のロール110から、光学フィルム積層体F’を繰り出して搬送する。次に、搬送途中において、光学フィルム積層体F’に対して、刃物を備える切断部150において光学フィルム積層体F’の幅方向に、粘着層F2に達する切込線CLを入れる(「ハーフカット」ともいう。)。別の実施形態においては、予め切込線CLが形成された光学フィルム積層体を用いることもできる。この場合には、切断部150は不要である。
光学フィルム積層体F、F’は、必要に応じて、フィルムを送るフィードローラ130、170、フィルムの送り速度を調整するダンサーローラ140、180、欠点が存在するシート状光学機能フィルムを排除する排除部(図示せず)などを介して、貼合部200に送られる。
一方、シート状光学機能フィルムF1を貼り合わせる被着体である矩形パネルWは、例えば複数の矩形パネルWが収納されたマガジン280から一枚ずつ繰り出され、例えば複数の小径ローラ302を有するローラコンベアなどの搬送手段300によって搬送される。矩形パネルWは、位置合わせ部320において姿勢が検出され、シート状光学機能フィルムF1のずれの状態に応じて姿勢が補正(位置合わせ)された後に、貼合部200に送られる。貼合部200においては、剥離手段202によって離型フィルムF3から粘着層F2とともに剥離されたシート状光学機能フィルムF1が、一対の貼合ローラ206によって矩形パネルWに貼り合わされる。シート状光学機能フィルムF1が剥離された後の離型フィルムF3は、巻取ローラ210によって巻き取られる。
図2は、図1における貼合部200及び位置合わせ部320を含む装置1の部分拡大図概念図であり、シート状光学機能フィルムF1と矩形パネルWとの位置合わせ方法を説明するための図である。また、図3は、図2における貼合部200及び位置合わせ部320の部分を拡大して示すとともに、位置合わせ部320において矩形パネルWを位置合わせして貼合部200まで移動させる移動手段400の動作を説明するための模式図である。図3においては、図1及び図2の表現に合わせて、図の右方の(a)から左方の(e)に向かって処理が進むように示されている。また、図7は、シート状光学機能フィルム及び矩形パネルの位置合わせ及び貼り合わせの工程のフロー図であり、以下の説明の該当箇所においては、図7に示される工程のステップ番号が示される。
図2に示されるように、貼合部200に向けて送られてきた光学フィルム積層体F上のシート状光学機能フィルムF1は、例えば直進位置検出手段222及びエッジ検出手段224などを含むフィルム検出手段220によって、その姿勢が検出される。連続製造装置1においては、光学フィルム積層体Fは、その側縁部が、光学フィルム積層体Fの本来の送り方向(以下、「フィルム送り方向」といい、この方向をx方向とする。また、フィルムの面内においてx方向に直交する方向をy方向とする。)と平行な状態で送られるのが理想であるが、種々の要因によって蛇行又は斜行して送られる場合がある。フィルム検出手段220は、蛇行又は斜行した状態で送られてきたシート状光学機能フィルムF1の姿勢を検出することができる。
シート状光学機能フィルムF1の姿勢は、例えば、直進位置検出手段222及びエッジ検出手段224などのフィルム検出手段220によってシート状光学機能フィルムF1の先端部及び側縁部の画像を取得し(図7のS10、以下同じ)、取得された画像におけるシート状光学機能フィルムF1の位置と先端部の基準位置及びフィルム送り方向との間の距離及び角度のずれ量として求められる(S12)。フィルム検出手段220によって取得された画像データは、制御装置500に送信され、ずれ量は、制御装置500の情報処理部510によって求められる。求められたずれ量は、制御装置500の記憶部520に記憶される。フィルム検出手段220の構成及び配置は、図2に示される構成及び位置に限定されるものではなく、光学フィルム積層体F1の姿勢を正確に求めることができる構成及び位置であればよい。シート状光学機能フィルムF1は、ずれ量が求められた後、剥離手段202によって離型フィルムF3から剥離され、先端部分が一対の貼合ローラ206の間に配置されるように頭出し(S14)される。
一方、マガジンから送られてきた矩形パネルWは、光学フィルム積層体Fと同様に、矩形パネルWの本来の送り方向(以下、「パネル送り方向」といい、この方向をx方向とする。また、パネルの面内においてx方向に直交する方向をy方向とする。)からずれた状態で送られる場合がある(図3(a)参照)。例えばパネル検出手段322を含む位置合わせ部320は、ずれた状態で送られてきた矩形パネルWの姿勢を検出することができる。矩形パネルWの姿勢は、例えば、矩形パネルWと他の部材との位置合わせを容易にするために矩形パネルW上に配置される様式化されたパターンであるアライメントマークを利用して、行うことができる。矩形パネルWの姿勢は、矩形パネルWに付されたアライメントマークの画像をパネル検出手段322によって取得し(S18)、取得されたアライメントマークの位置と、矩形パネルWがパネル送り方向に送られたときにアライメントマークが存在する基準位置との間の距離及び角度のずれ量として求められる(S20)。なお、取得されたアライメントマークの画像データは、制御装置500に送信され、ずれ量は、制御装置500の情報処理部510によって求められる。求められたずれ量は、制御装置500の記憶部520に記憶される。一実施形態においては、矩形パネルWの姿勢を検出する基準としてアライメントマークが用いられるが、これに限定されるものではなく、例えば、光学フィルム積層体F1と同様に、端部の位置とパネル送り方向との距離及び角度を用いて姿勢を検出してもよい。
貼合装置200においてシート状光学機能フィルムF1と矩形パネルWとを正確に貼り合わせるためには、シート状光学機能フィルムF1の姿勢と矩形パネルWの姿勢とを検出した後、両者の姿勢を一致させる必要がある。そのために、本連続製造装置1においては、まず、検出されたシート状光学機能フィルムF1の姿勢と矩形パネルWの姿勢とに基づいて、シート状光学機能フィルムF1の姿勢と矩形パネルWの姿勢との間の乖離量を求め(S22)、その乖離量に基づいて、矩形パネルWの姿勢を光学機能フィルムF1の姿勢に合わせる(S24)ことが好ましい。
連続製造装置1は、検出されたシート状光学機能フィルムF1の姿勢と矩形パネルWの姿勢とに基づいて、シート状光学機能フィルムF1の姿勢と矩形パネルWの姿勢との間の乖離量を求めるための乖離量決定手段512を情報処理部510に有する。乖離量決定手段512は、一例として以下のようにして乖離量を求める(S22)ことができる。まず、フィルム検出手段220によって検出されたシート状光学機能フィルムF1の画像から、先端部における2点と該先端部が到達すべき基準位置との間のx方向距離(x1,x2)を求め、さらに、一方の側縁部における2点とフィルム送り方向との間のy方向距離(y1,y2)を求める。次に、(y1,y2)と、一方の側縁部における2点間の距離とを用いて、光学フィルム積層体F1のフィルム送り方向からの角度θ1を求める。一方、パネル検出手段322によって検出された矩形パネルWのアライメントマークの画像から、アライメントマーク2点と該アライメントマークが到達すべき基準位置2点とのx及びy方向距離(x3,y3)(x4,y4)を求める。次に、検出されたアライメントマーク2点を結ぶ線と、基準位置2点を結ぶ線との間の角度θ2を求める。最後に、x1〜x4、y1〜y4、θ1、θ2を用いて、光学フィルム積層体F1の姿勢と矩形パネルWの姿勢との間の乖離量を求める。
矩形パネルWの姿勢は、乖離量決定手段512によって求められた乖離量に基づいて、シート状光学機能フィルムF1の姿勢に位置合わせ(S24)される。連続製造装置1は、移動手段400を有する。移動手段400は、制御装置500の制御により、矩形パネルWを固定(S16)した状態でパネル搬送手段300から離れる方向(x方向及びy方向に直交するz方向)に移動させ、矩形パネルWがパネル搬送手段300のローラ302に接触しない状態で矩形パネルWの姿勢を変化させることによって、位置合わせ(S24)を行うことができる(図3(b)参照)。移動手段400は、矩形パネルWを、パネル送り方向の上流側又は下流側(x方向)に移動させたり、パネル送り方向と直交する方向(y方向)に移動させたり、送り方向に対して必要な角度(θ)を回転させたりすることができるように構成されている。さらに、移動手段400は、後述されるように、位置合わせ部320から矩形パネルWの先端部が一対の貼合ローラ206の間に配置される位置まで矩形パネルWを搬送(S26)することができるように、例えばレール及びモータなどの機構を有する。これらの機構は、当業者に周知の機構を適宜採用することができる。
なお、矩形パネルWとシート状光学機能フィルムF1との位置合わせは、上記の方法に限定されるものではなく、例えば、本出願の出願人が特許文献1において提案したように、矩形パネルの進行方向に延びる中心線と貼合部に送られた光学機能フィルムの進行方向に延びる中心線とを基準として行ってもよい。
移動手段400は、矩形パネルWを固定する固定手段を有している。固定手段は、一実施形態においては、矩形パネルWを吸着した状態で固定することができる吸着固定手段402であることが好ましい。吸着固定手段402は、制御装置500の制御により、矩形パネルWの下面又は上面を吸着部404における真空吸着によって吸着して、固定することができる。
矩形パネルWは、図3(b)に示されるように、矩形パネルWの先端部分の所定範囲Pが、吸着固定手段402の最先端部406から前方に突出するように固定される。吸着固定手段402が矩形パネルWを吸着する位置は、所定範囲Pを確保することができるように、矩形パネルWの後方寄りとなる場合がある。この所定範囲Pは、後述されるように、一対の貼合ローラ206によって光学フィルム積層体F1と矩形パネルWとが貼り合わされる前に貼合ローラ206の間に配置される部分であり、この部分の少なくとも一部が、一対の貼合ローラ206によって挟持される。所定範囲Pは、矩形パネルWの先端から50mm〜150mmであり、好ましくは60mm〜100mmである。所定範囲Pが150mmより大きいと、矩形パネルWが自重で垂れて、搬送中に設備内部に衝突したり、割れたりするおそれがある。所定範囲Pが50mmより小さいと、後述する貼合ローラ206によって矩形パネルWを確実に挟持することができない。
矩形パネルWと接する吸着固定手段402の吸着面の形状は、図3に示されるような矩形に限定されるものではなく、例えば図4に示されるような桁状とすることもできる。図4(a)は、短辺側を先頭にして矩形パネルWが搬送される場合に用いられる吸着固定手段402を示すものであり、図4(b)は、長辺側を先頭にして矩形パネルWが搬送される場合に用いられる吸着固定手段402を示すものである。
いずれの吸着固定手段402も、搬送方向に延びる中央部と、該中央部から搬送方向を横切る方向に突出する複数の腕部とを有する。中央部及び腕部の適当な位置には、複数の吸着部404が設けられている。この吸着固定手段402は、小径ローラ302の下方から、腕部が小径ローラ302の間を通り抜けるようにして上昇して、矩形パネルWを吸着することができる。矩形パネルWの面全体を広く吸着することが可能な、こうした吸着固定手段を用いることによって、より安定的に矩形パネルWを支持することができる。こうした形状を有する吸着固定手段402においても、図3に示される吸着固定手段402の場合と同様に、矩形パネルWの先端部分の所定範囲Pが吸着固定手段402の最先端部406から前方に突出するように矩形パネルWが固定される。
矩形パネルWを固定する固定手段は、吸着固定手段402に限定されるものではない。例えば、矩形パネルWの上面及び下面の両方から挟持する上下挟持手段や、矩形パネルWの側面を対向する方向から挟持する側方挟持手段を用いることもできる。これらの上下挟持手段や側方挟持手段などの固定手段を用いる場合であっても、矩形パネルWは、固定手段の最先端部から前方に、所定範囲Pが突出するように固定される。
光学フィルム積層体F1の姿勢に一致するように位置合わせ(S24)された矩形パネルWは、次に、制御装置500の制御により、移動手段400に固定されたまま、位置合わせされた姿勢が維持された状態で、貼合部200に搬送(S26)される(図3(c)参照)。なお、本実施形態では、位置合わせ部320で矩形パネルWの姿勢が検出された後、そのまま位置合わせが行われるように説明されている。しかし、矩形パネルWの位置合わせは、姿勢が検出された後、矩形パネルWが移動手段400によって貼合部200まで搬送される間に行われるようにしてもよい。
移動手段400によって貼合部200まで搬送(S26)された矩形パネルWは、移動手段400によって固定されたままの状態で、制御装置500の制御により、先端部分の所定範囲Pが一対の貼合ローラ206の間に配置(S28)される(図3(d)参照)。矩形パネルWの先端部分の所定範囲Pが一対の貼合ローラ206の間に配置される際の移動方向は、限定されるものではない。図3の実施形態においては、移動手段400は、矩形パネルWを一対の貼合ローラ206の回転軸に直交する方向から移動させて、所定範囲Pを一対の貼合ローラ206の間に配置することができる。
別の実施形態においては、移動手段400は、図5に示されるように、矩形パネルWの姿勢が検出され、位置合わせされた(図5(a)参照)後、矩形パネルWを一対の貼合ローラ206の回転軸に平行な方向から移動させて(図5(b)参照)、所定範囲Pを一対の貼合ローラの間に配置する(図5(c)参照)ことができる。矩形パネルWを一対の貼合ローラ206の回転軸に平行に移動させる構成を採用すれば、一対の貼合ローラ206の回転軸に直交する方向から移動させる構成と比べて、連続製造装置1の全長を短くすることができるとともに、より自由な装置レイアウトを採用することが可能となる。
移動手段400によって、先端部分の所定範囲Pが一対の貼合ローラ206の間に配置された矩形パネルWは、制御装置500の制御により作動する一対の貼合ローラ206によって、シート状光学機能フィルムF1の先端部分とともに、上下面から挟持(S30)される(図3(d)及び(e)参照)。矩形パネルWが挟持されると、吸着固定手段402は、矩形パネルWの吸着を解除(S32)する。吸着固定手段402による固定解除は、一対の貼合ローラ206によって矩形パネルWが挟持される前でもよく、この場合には、吸着固定手段402は、矩形パネルWの固定が解除された後、一対の貼合ローラ206によって挟持されるまで、矩形パネルWを固定しない状態で支持することができる。吸着固定手段402による固定が解除されるタイミングは、解除から貼合ローラ206による挟持までの間に、矩形パネルWの姿勢が変化しないタイミングであれば、特に限定されるものではない。
一対の貼合ローラ206の間に所定範囲Pが配置された矩形パネルWの少なくとも後端部分に対応する位置には、固定解除時支持手段410が配置されていることが好ましい。固定解除時支持手段410は、一対の貼合ローラ206に挟持されるとともに吸着固定手段402が離れた状態の矩形パネルWを、下方から支持することによって、一対の貼合ローラ206による挟持のみで支持された場合に生じる可能性のある矩形パネルWの破損を防止することができる。固定解除時支持手段410は、矩形パネルWの後端部分のみを支持するのではなく、先端部分の所定範囲Pを除く下面全体を支持するように矩形パネルWの送り方向に複数配置してもよく、矩形パネルWの送り方向中間部分のみを支持するように配置してもよい。
固定解除時支持手段410を設けた場合には、矩形パネルWを一対の貼合ローラ206の下側ローラと固定解除時支持手段410とで支持することができるため、吸着固定手段402を、矩形パネルWが貼合ローラ206によって挟持される前に矩形パネルWから離すこともできる。吸着固定手段402による矩形パネルWの固定が解除された後、一対の貼合ローラ206によって挟持されるまで、吸着固定手段402が矩形パネルWを固定しない状態で支持する場合には、吸着固定手段402が固定解除時支持手段410として機能する。
固定解除時支持手段410として、例えば、搬送手段300に用いられるものと同様の小径ローラを用いることができるが、これに限定されるものではなく、例えば、矩形パネルWの幅方向から対向するように突出して矩形パネルWの下面を支持するように配置された一対の支持棒や、矩形パネルWの下面に接するように幅方向に併置された複数の車輪とすることもできる。
固定解除時支持手段410は、予め固定された位置に配置しておくことができ、あるいは、矩形パネルWを支持する必要があるときにのみ矩形パネルWの下方に現れ、支持する必要がないときにはいずれかの位置に退避するように構成することもできる。
矩形パネルWは、該矩形パネルWとは別に貼合部200に搬送され、剥離手段202によって離型フィルムF3から剥離されたシート状光学機能フィルムF1と、粘着層F2を介して貼り合わせ(S36)される(図3(e)参照)。貼り合わせは、シート状光学機能フィルムF1の先端が矩形パネルWの前方部分の所定位置に重ね合わされた状態で、一対の貼合ローラ206によって上下から挟持(S30)され、一対の貼合ローラ206の各々が図3(e)の矢印に示される方向に互いに逆向きに回転(S34)することにより、矩形パネルWの前方から後方に向かって順次行われる。貼り合わせを終えた光学的表示装置PUは、搬送手段300によって、貼合部200から離れる方向に送られる。
図3においては、矩形パネルWが吸着固定手段402によって下面から吸着され、貼合部200においては、矩形パネルWの上面にシート状光学機能フィルムF1が貼り合わされる構成が示されている。しかしながら、図6に示されるように、矩形パネルWが吸着固定手段402によって上面から吸着され、貼合部200において、矩形パネルWの下面にシート状光学機能フィルムF1が貼り合わされるように構成してもよい。なお、図6においては、側方から見た模式図のみを示している。
この実施形態においては、位置合わせ部320に搬送された矩形パネルW(図6(a)参照)を、吸着固定手段402によって上面から吸着して持ち上げることができる(図6(b)参照)。持ち上げられた状態で姿勢が検出され、位置合わせされた矩形パネルWは、吸着固定手段402に固定され持ち上げられたままの状態で、貼合部200に向けて搬送される(図6(c)参照)。矩形パネルWの先端部分Pが一対の貼合ローラ206の間に配置され、一対の貼合ローラ206によって矩形パネルWが挟持され、吸着固定手段402による固定が解除された後(図6(d)参照)、一対の貼合ローラ206によって上下から挟持された矩形パネルWとシート状光学機能フィルムF1とは、一対の貼合ローラ206によって前方から後方に向かって順次貼り合わされる(図6(e)参照)。
さらに別の実施形態においては、矩形パネルWを上面から吸着固定し、図4に示されるように、一対の貼合ローラ206の回転軸に平行な方向から移動させて、所定範囲Pを一対の貼合ローラの間に配置するように構成することができる。
1 連続製造装置
F、F’ 光学フィルム積層体
F1 シート状光学機能フィルム
F2 粘着層
F3 離型フィルム
W 矩形パネル
110 光学フィルム積層体のロール
150 切断部
200 貼合部
202 剥離手段
206 貼合ローラ
220 フィルム検出手段
222 直進位置検出手段
224 エッジ検出手段
300 搬送手段
302 ローラ
320 位置合わせ部
322 パネル検出手段
400 移動手段
402 吸着固定手段
404 吸着部
406 最先端部
410 固定解除時支持手段
500 制御装置
510 情報処理部
512 乖離量決定手段
520 記憶部

Claims (10)

  1. 帯状の離型フィルム上に剥離可能に積層されたシート状光学機能フィルムを前記離型フィルムから剥離し、剥離された前記シート状光学機能フィルムと矩形パネルとを一対の貼合ローラを用いて貼り合わせることによって、光学的表示装置を連続的に製造する装置であって、
    前記シート状光学機能フィルムの姿勢を検出するフィルム検出手段と、
    前記矩形パネルの姿勢を検出するパネル検出手段と、
    検出された前記シート状光学機能フィルムの姿勢と前記矩形パネルの姿勢とに基づいて、前記シート状光学機能フィルムの姿勢と前記矩形パネルの姿勢との乖離量を求める乖離量決定手段と、
    前記乖離量に基づいて前記矩形パネルの姿勢を前記シート状光学機能フィルムの姿勢に合わせるとともに、前記矩形パネルの先端部分の所定範囲が前記一対の貼合ローラの間に配置されるように、前記矩形パネルを移動させる移動手段と、
    を備え、
    前記移動手段は、前記矩形パネルの姿勢を前記シート状光学機能フィルムの姿勢に合わせて前記所定範囲を前記一対の貼合ローラの間に配置するまでの間、前記矩形パネルを、少なくとも前記所定範囲が突出した状態で固定して移動させることを特徴とする装置。
  2. 前記移動手段による前記矩形パネルの固定の解除に対応して前記矩形パネルの少なくとも一部を支持する固定解除時支持手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記移動手段は、前記矩形パネルを吸着により固定する吸着固定手段を有することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の装置。
  4. 前記移動手段は、前記矩形パネルを前記一対の貼合ローラの回転軸に直交する方向から移動させて、前記所定範囲を前記一対の貼合ローラの間に配置することを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記移動手段は、前記矩形パネルを前記一対の貼合ローラの回転軸に平行な方向から移動させて、前記所定範囲を前記一対の貼合ローラの間に配置することを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の装置。
  6. 帯状の離型フィルム上に剥離可能に積層されたシート状光学機能フィルムを前記離型フィルムから剥離し、剥離された前記シート状光学機能フィルムと矩形パネルとを一対の貼合ローラを用いて貼り合わせることによって、光学的表示装置を連続的に製造する方法であって、
    前記シート状光学機能フィルムの姿勢を検出する工程と、
    前記矩形パネルの姿勢を検出する工程と、
    検出された前記シート状光学機能フィルムの姿勢と前記矩形パネルの姿勢とに基づいて、前記シート状光学機能フィルムの姿勢と前記矩形パネルの姿勢との乖離量を求める工程と、
    前記乖離量に基づいて、前記矩形パネルの姿勢を前記シート状光学機能フィルムの姿勢に合わせる工程と、
    前記矩形パネルを移動させて先端部分の所定範囲を前記一対の貼合ローラの間に配置する工程と、
    を含み、
    前記矩形パネルは、前記矩形パネルの姿勢を前記シート状光学機能フィルムの姿勢に合わせる工程と前記所定範囲を前記一対の貼合ローラの間に配置する工程との間、少なくとも前記所定範囲が突出した状態で固定されて移動することを特徴とする方法。
  7. 前記矩形パネルの固定の解除に対応して前記矩形パネルの少なくとも一部を支持する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記矩形パネルの固定は吸着により行われることを特徴とする、請求項6又は請求項7に記載の方法。
  9. 前記矩形パネルは、前記一対の貼合ローラの回転軸に直交する方向から移動して、前記所定範囲が前記一対の貼合ローラの間に配置されることを特徴とする、請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記矩形パネルは、前記一対の貼合ローラの回転軸に平行な方向から移動して、前記所定範囲が前記一対の貼合ローラの間に配置されることを特徴とする、請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の方法。


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