JP4644755B1 - 表示パネル製造装置におけるフィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法 - Google Patents

表示パネル製造装置におけるフィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法 Download PDF

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Abstract

フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法を実現する。
本発明は、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、順次搬送される複数の矩形パネルに貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であり、貼合位置に送られた矩形パネルは、矩形パネルの送り方向に延びる中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線に平行となるように角度調整されるステップと、角度調整された矩形パネルは次に、貼合位置に送られたフィルムシートの位置から乖離している乖離量だけ移動され、位置調整されるステップとによって、貼合位置に送られた矩形パネルを貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
【選択図】図11

Description

本発明は、矩形パネルにフィルムシートを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置におけるフィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法に関する。より具体的には、本発明は、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、フィルムシートの送りに同期して送られてくる矩形パネルに順次貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法に関する。
従来の表示パネル製造においては、別工程において予め矩形に切り出されたフィルムシートが用いられ、それらはまとめて表示パネルの製造工程に持ち込まれた。特開2002−23151号公報に開示されているように、それらは、通常、フィルムシート製造装置において、偏光フィルムを含む帯状フィルム積層体の連続ウェブから矩形に打ち抜かれるか又は切断される。ここでは、それらを枚葉型フィルムシートという。枚葉型フィルムシートは、複数枚まとめて表示パネルの製造工程に持ち込まれる。持ち込まれた枚葉型フィルムシートは、枚葉型フィルムシート用のマガジンに収納される。収納された枚葉型フィルムシートは、通常、一枚毎に粘着層を含むフィルムシートと該粘着層の露出面を保護するセパレータとが積層されている。
枚葉型フィルムシートが収納されたマガジンは、表示パネルの製造工程に組み込まれる。同じように製造工程に組み込まれた矩形パネルが収納された矩形パネル用のマガジンから矩形パネルが一枚毎に取出される。枚葉型フィルムシートは、典型的には吸着搬送手段によって、矩形パネルの送りに同期してマガジンから1枚毎に取出される。取出された枚葉型フィルムシートは一枚毎に、セパレータが剥離され、フィルムシートの粘着層が露出される。粘着層が露出された枚葉型フィルムシートは、矩形パネルとの貼合位置に吸着搬送される。両者の位置合せは、通常、枚葉型フィルムシートを矩形パネルの一方の面に送られ、行われる。
枚葉型フィルムシートを用いた表示パネル製造に対して、セパレータフィルム上に形成された矩形パネルと略同一長さを有するフィルムシートを、セパレータフィルムのキャリア機能によって矩形パネルとの貼合位置に送り込み、次に位置合せを行い、矩形パネルに貼り合すようにした表示パネル製造装置は、特許第4371709号公報に開示されている。具体的には、表示パネル製造装置に装着された矩形パネルと略同一幅を有する帯状フィルム積層体のロールから、矩形パネルとの貼合位置に繰り出された帯状フィルム積層体の連続ウェブに幅方向の切込線によって形成されたフィルムシートを矩形パネルに貼り合すようにした表示パネル製造装置である。その位置合せ方法は、フィルムシートの先端位置を検知した情報に基づいて、貼合位置に送られた矩形パネルの端面が位置決めされ、位置決めされた矩形パネルの端面がフィルムシートの端面に位置合せされるようにしたものである。
また特許第4377964号公報には、帯状フィルム積層体の連続ウェブの送り方向が、送り方向に対する角度がθ=0というように正確に送ることは難しいことを前提に、同期して貼合位置に送られたフィルムシートと矩形パネルとの貼合装置を含む表示パネルを連続製造する装置が開示されている。これには、貼合方法として、貼合位置に送り込まれたキャリアフィルム上に切込線によって形成されたフィルムシートの少なくとも辺又は両辺を、例えばCCDカメラで撮影し画像化する。次にフィルムシートがθ=0で送られた場合と対比し、角度及び送り方向と幅方向のズレ量を計測する。計測された値をx、y、θで表し、次に、貼合位置に送られてくる矩形パネルをx、y、θに照合し、位置調整することが記載されている。しかしながら、x、y、θで表されたフィルムシートの計測値に矩形パネルをどのように照合し、両者をどのように位置合せするかは、具体的に示されていない。
特開2002−23151号公報 特許第4371709号 特許第4377964号
現在のところ、表示パネルは、図2に示されるように、送り方向に延びる中心が重なる同一形状の矩形パネルとフィルムシート及び4辺又は一部の辺に縁部を残す矩形パネルとフィルムシート、又は、送り方向に延びる中心が平行状態で4辺又は一部の辺に縁部を残す矩形パネルとフィルムシートのそれぞれの組合せからなる表示パネルである。これらの組み合せからなる矩形パネルとフィルムシートとの貼合せに許される送り及び/又は幅方向のズレ量は、0.5〜1.0mm程度である。このことは、表示パネルを連続製造する装置における貼合位置において、フィルムシートと矩形パネルとが、僅かな停止時間、少なくとも4〜5秒程度の間に、先端面同士のみならず四辺の全てにおいて、高い精度で位置決めされることが要求されるということである。具体的には、1/500〜1/1,000以上の精度が求められることになる。
本発明は、後述されるように、順次搬送される複数の矩形パネルに対して、矩形パネルの短辺と同一幅を有するか又は矩形パネルの短辺に縁部を残す幅を有する帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成された、矩形パネルの長辺と同一長さを有するか又は矩形パネルの長辺の前方と後方とに縁部を残す長さを有するフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られてくる矩形パネルに貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法を実現することである。
上述した技術課題は、少なくとも以下にみるステップ、まず貼合位置に送られた同一形状の矩形パネルとフィルムシート、又は、矩形パネルの四辺或いは一部の辺に縁部を残すような外形寸法を異にする矩形パネルとフィルムシートのそれぞれに送り方向に延びる中心線を定め、定められた矩形パネルの中心線がフィルムシートの中心線に平行となるように矩形パネルを角度調整するステップと、角度調整された矩形パネルを、貼合位置に送られたフィルムシートの位置から乖離している乖離量だけ移動する位置調整するステップとによって、解決される。
特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、順次搬送される複数の矩形パネルに対して、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られた矩形パネルを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であって、貼合位置に送られた矩形パネルは、矩形パネルの送り方向に延びる中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線に平行となるように角度調整されるステップと、角度調整された矩形パネルは次に、貼合位置に送られたフィルムシートの位置から乖離している乖離量だけ移動され、位置調整されるステップとによって、貼合位置に送られた矩形パネルを貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加えて、貼合位置に送られた矩形パネルの中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの中心線に一致するように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加えて、貼合位置に送られた矩形パネルの中心線と貼合位置に送られたフィルムシートの中心線との間に距離を残すように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項4に記載の発明は、順次搬送される複数の矩形パネルに対して、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られた矩形パネルを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であって、(1)貼合位置には、予め、フィルムシートと矩形パネルとの送るべき方向を表す中央基準線上にフィルムシートが配置された場合にフィルムシートを位置決めするフィルムシート基準位置が定められており、貼合位置に送られたフィルムシートの位置がフィルムシート基準位置から乖離している乖離量を求める、(2)貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線が中央基準線に対して有する角度を求める、(3)貼合位置には、予め、中央基準線上に矩形パネルが配置された場合に矩形パネルを位置決めする矩形パネル基準位置がさらに定められており、貼合位置に送られた矩形パネルの位置が矩形パネル基準位置から乖離している乖離量を求める、(4)貼合位置に送られた矩形パネルの送り方向に延びる中心線が中央基準線に対して有する角度を求める、(5)貼合位置に送られた矩形パネルは、矩形パネルの中心線が中央基準線に平行となるように角度調整される、(6)角度調整された矩形パネルは、矩形パネル基準位置から乖離している乖離量だけ移動されて矩形パネル基準位置に補正される、(7)矩形パネル基準位置に補正された矩形パネルは、矩形パネルの中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの中心線に平行となるようにさらに角度調整される、(8)さらに角度調整された矩形パネルは次に、貼合位置に送られたフィルムシートの位置がフィルムシート基準位置から乖離している乖離量だけ移動されて位置調整されるステップによって、貼合位置に送られた矩形パネルをフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明の特徴に加えて、貼合位置に送られた矩形パネルの中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの中心線に一致するように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明の特徴に加えて、貼合位置に送られた矩形パネルの中心線と貼合位置に送られたフィルムシートの中心線との間に距離を残すように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項7に記載の発明は、順次搬送される複数の矩形パネルに対して、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られた矩形パネルを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であって、
(1)貼合位置には、予め、フィルムシートと矩形パネルとの送るべき方向を表す中央基準線上にフィルムシートが配置された場合にフィルムシートを位置決めするフィルムシート基準位置が定められており、貼合位置に送られたフィルムシートの位置がフィルムシート基準位置から乖離している乖離量を求める、(2)貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線が中央基準線に対して有する角度を求める、(3)貼合位置には、予め、中央基準線上に矩形パネルが配置された場合に矩形パネルを位置決めする矩形パネル基準位置がさらに定められており、貼合位置に送られた矩形パネルの位置が矩形パネル基準位置から乖離している乖離量を求める、(4)貼合位置に送られた矩形パネルの送り方向に延びる中心線が中央基準線に対して有する角度を求める、(5)貼合位置に送られた矩形パネルは、(2)及び(4)によって求められた角度に基づいて、矩形パネルの中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの中心線に平行となるように角度調整される、(6)角度調整された矩形パネルは次に、(1)及び(3)によって求められた乖離量に基づいて、貼合位置に送られたフィルムシートの位置から乖離している乖離量だけ移動されて位置調整されるステップによって、貼合位置に送られた矩形パネルを貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明の特徴に加えて、貼合位置に送られた矩形パネルの中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの中心線に一致するように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
特許請求の範囲の請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明の特徴に加えて、貼合位置に送られた矩形パネルの中心線と貼合位置に送られたフィルムシートの中心線との間に距離を残すように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにする方法である。
帯状フィルム積層体の構造及び表示パネルを表す模式図である。 フィルムシート及び矩形パネルからなる表示パネルの異なる形態を表す模式図である。(A)フィルムシートと矩形パネルとが完全に重なる表示パネルである。(B)フィルムシート及び矩形パネルの送り方向に延びる中心線同士が一致した状態で矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残してフィルムシートと矩形パネルとが重なる表示パネルでる。(C)フィルムシート及び矩形パネルの送り方向に延びる中心線同士が平行状態で矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残してフィルムシートと矩形パネルとが重なる表示パネルである。 帯状フィルム積層体を用いたフィルムシートを形成するための切断ステーションAを含む表示パネルの連続製造装置である。 切込線入り帯状フィルム積層体を用いた予め形成されたフィルムシートを判定するための判定ステーションA’を含む表示パネル連続製造装置である。 帯状フィルム積層体を用いた表示パネルを連続製造する装置の製造工程を表すフロー図である。 表示パネルを連続製造する装置の貼合ステーションBの拡大概念図である。 貼合ステーションBに送り込まれたフィルムシートの送りに同期して供給される矩形パネルとフィルムシートとの貼合位置を表す一対の貼合ローラを含む貼合装置の模式図である。 帯状フィルム積層体に送り方向に対する直角方向の切込線を入れるための切断ステーションAの拡大概念図である。 本発明の第1の態様に係る、貼合位置に送られたフィルムシートと矩形パネルの送り方向に延びる中心線同士の交差角θ2及び各中心線の先端位置(f、p)を含むフィルムシート現在位置(F)及び矩形パネル現在位置(P)を表すための模式図である。 本発明の第1の態様に係る、画像化された画像内の任意の原点(G)に基づいて算出されたフィルムシートの第1定点(z1)及び第2定点(z2)を結ぶ仮想直線と矩形パネルの第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)を結ぶ仮想直線の傾きを用いて、貼合位置に送られたフィルムシート現在位置(F)と矩形パネル現在位置(P)の送り方向に延びる中心線同士の交差角θ2及び各中心線の先端位置(f、p)の座標を求めるための模式図である。 本発明の第1の態様に係る、フィルムシート現在位置及び矩形パネル現在位置の送り方向に延びる中心線の先端位置の座標を任意の原点(G)からそれぞれに算出することにより、フィルムシート現在位置の中心線の先端位置(f)から乖離している矩形パネルの角度調整(θ2=0とする)後の位置における中心線の先端位置(p’)の乖離量を水平及び垂直方向の距離(xm、yn)として算出するための模式図である。 本発明の第1の態様に係る、位置合せを含むフィルムシートと矩形パネルの貼合工程を表すフロー図である。 本発明の第2の態様に係る、フィルムシート基準位置(F0)に対するフィルムシート現在位置(F)を表す模式図である。 本発明の第2の態様に係る、フィルムシート現在位置(F)を表す模式図である。 本発明の第2の態様に係る、矩形パネル基準位置(P0)に対する矩形パネル現在位置(P)を表す模式図である。 本発明の第2の態様に係る、矩形パネル現在位置(P)を表す模式図である。 本発明の第2の態様に係る、矩形パネル現在位置(P)から矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルをフィルムシート現在位置(F)に位置合せるための模式図である。 本発明の第2の態様に係る、位置合せを含むフィルムシートと矩形パネルの貼合工程を表すフロー図である。 本発明の第3の態様に係る、フィルムシート現在位置(F)に位置合せするための矩形パネルの中心線の角度調整を表す模式図である。 本発明の第3の態様に係る、角度調整後に位置する矩形パネル(P’)をフィルムシート現在位置(F)から水平及び垂直方向に乖離している距離の差分量(m、n)だけ水平及び垂直方向に移動させ、貼合位置に送られたフィルムシートに同期して送られた矩形パネルをフィルムシート現在位置に位置合せするように位置調整するための模式図である。 本発明の第3の態様に係る、位置合せを含むフィルムシートと矩形パネルの貼合工程を表すフロー図である。
以下に、図面を参照しながら、主に、図1の使用前Aの帯状フィルム積層体10を用いたフィルムシート15を形成するための切断ステーションAを含む表示パネルの連続製造装置(図3A)及び製造工程(図4)に含まれる、本発明のフィルムシート15と矩形パネルWとの貼合装置200における位置合せ方法に関する実施態様を説明する。
なお、図1の使用前Bは使用前Aとは異なる帯状フィルム積層体である。これは、帯状フィルム積層体の製造工程において、予め、帯状フィルム積層体に切込線16を形成した切込線入り帯状フィルム積層体10’である。これを用いた表示パネル連続製造装置(図3B)は、フィルムシート15を形成するための切断ステーションAを必要とせず、代わりに予め形成された切込線16を確認するための判定ステーションA’を含むようにすることができる。この表示パネル連続製造装置(図3B)においても、本発明のフィルムシート15と矩形パネルWとの貼合装置における位置合せ方法は、適用され得ることはいうまでもない。
(表示パネル連続製造装置の概要)
図3Aは、本発明のフィルムシート15と矩形パネルWとの貼合装置200を含む表示パネルのための帯状フィルム積層体10のロールが装着された帯状フィルム供給装置100と、供給された帯状フィルム積層体10の連続ウェブから形成されたフィルムシート15を貼り合せる矩形パネルWの搬送装置300とを含む表示パネルを連続製造する装置1を表す概念図である。連続製造装置1は、少なくとも帯状フィルム積層体10の連続ウェブからフィルムシート15を形成する切断ステーションA及びフィルムシート15を矩形パネルWに貼り合せる貼合ステーションBを含む。図4は、詳細は後述されるように、図3Aに示される表示パネルを連続製造する各工程すなわちステップを表すフロー図である。
帯状フィルム供給装置100は、帯状フィルム積層体10のロールを回転自在に装着するための支架装置110、切断位置情報を読み取るための読取装置120、フィードローラを含むフィルム供給装置130、一定速度のフィルム供給のためのアキュームローラを含む速度調整装置140、切断ステーションAにおいて、読み取られた切断位置情報に基づき、帯状フィルム積層体10の連続ウェブの送り方向に対して幅方向に、キャリアフィルム14の反対側からキャリアフィルム14の粘着層12の側の面に達する深さまで連続ウェブに切り込みを入れて切込線16を形成するための切断装置150、同じ切断ステーションAにおいて形成された切込線16の位置を確認するための切断位置確認装置160、フィードローラを含むフィルム供給装置170、一定速度のフィルム供給のためのアキュームローラを含む速度調整装置180、貼合ステーションBにおいて、帯状フィルム積層体10の送り方向にみて下流側と上流側の切込線16の間に形成されたフィルムシート15をキャリアフィルム14から剥離して矩形パネルWに貼り合せるための一対の貼合ローラを含む貼合装置200、キャリアフィルム14を巻き取るためのキャリアフィルム巻取駆動装置210、同じ貼合ステーションBにおいて、フィルムシート15の先端エッジ部を確認するためのエッジ検出装置220、及び、フィルムシート15の直進位置を検出するための直進位置検出装置230を含む。
(帯状フィルム積層体のロールの装備)
図1は、帯状フィルム積層体10又は切込線入り帯状フィルム積層体10’の構造及びこれらを用いて製造された表示パネルを表す模式図である。使用前A及び使用前Bは上記した通りである。ここでは、使用前Aを用いて説明する。図1に示す表示パネルは、帯状フィルム積層体10に含まれるキャリアフィルム14上に剥離自在に積層された粘着層12を含む偏光フィルム11から形成されたフィルムシート15を矩形パネルWの表裏にフィルムシート15の偏光軸の交差角が90°になるように貼り合されたものである。
帯状フィルム供給装置100に装着された帯状フィルム積層体10のロールは、好ましくは貼り合される矩形パネルWの送り方向に対して幅方向の辺と同一幅又は矩形パネルWの送り方向に沿う辺に縁部を残す幅を有する。図1の使用前Aに示されるように、帯状フィルム積層体10は、これに限定されるものではないが、両面に保護フィルムを有する偏光子の矩形パネルWに貼り合される面に粘着層12が形成された偏光フィルム11と、偏光フィルム11の粘着層12のない面に積層された粘着面を有する表面保護フィルム13と、偏光フィルム11の粘着層12に剥離自在に積層されたキャリアフィルム14とからなる帯状フィルム積層体10の連続ウェブがロールに巻き取られた積層体である。
キャリアフィルム14は、表示パネルを連続製造する工程中に偏光フィルム11の粘着層12を保護し、矩形パネルWへの貼合前又は貼合時に連続ウェブの偏光フィルム11から形成されたフィルムシート15が帯状フィルム積層体10から剥離されるときに巻き取り除去される離型フィルムである。
図3Aは、表示パネルを連続製造する装置の概念図である。装置1は、制御装置400によって各装置を作動させ、切断ステーションAにおいては、帯状フィルム積層体10に含まれるキャリアフィルム14上に剥離自在に積層された粘着層12を含む偏光フィルム11からフィルムシート15を形成し、形成されたフィルムシート15を貼合ステーションBの貼合装置に送り込み、フィルムシート15をキャリアフィルム14から剥離し、剥離されたフィルムシート15に、フィルムシート15の送りに同期して送られてくる矩形パネルWを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置である。
表示パネルの連続製造装置全体の制御を概略する。制御装置400は、これに限定されるものではないが、読み取られた切断位置情報に基づき、フィードローラを含むフィルム供給装置130を作動させ、帯状フィルム積層体10から連続ウェブを供給する。制御装置400はさらに、速度調整装置140を作動させることによって、帯状フィルム積層体10からの連続ウェブの供給を一時的に停止する。制御装置400は次に、切断ステーションAにおいて、切断装置150を作動させ、連続ウェブの送り方向に対して幅方向にキャリアフィルム14の反対側からキャリアフィルム14の粘着層12の側の面に達する深さまで切り込みを入れることによって、連続ウェブに切込線16を形成する。切断ステーションAの実施例は図7に示される。
矩形パネルWを貼り合せるフィルムシート15が正確な矩形状に形成されているかどうかは、両者の位置合せにとって重要であることはいうまでもない。そのために、例えば、切断位置確認装置160によって、帯状フィルム積層体10に形成された切込線16が正確になされたかどうかを確認するようにしてもよい。帯状フィルム積層体10は、キャリアフィルム巻取駆動装置210によって、送り方向にみて下流側と上流側の間に形成されたフィルムシート15の送りに同期して送られる矩形パネルWとの貼合装置200を含む貼合ステーションBに供給される。帯状フィルム積層体10に形成されたフィルムシート15の先端エッジ部分が、貼合ステーションBに送られてくる矩形パネルWの先端エッジ部分に達する位置で、キャリアフィルム14のみが剥離板211を介して巻き取られることによって、フィルムシート15がキャリアフィルム14上から剥離される。剥離されたフィルムシート15は、一対の貼合ローラを含む貼合装置200において、フィルムシート15の送りに同期して送られてくる矩形パネルWと位置合せされながら、矩形パネルWとの貼合動作が開始される。
図4は、本発明の一実施態様を含む表示パネルを連続製造する装置の製造工程を表すフロー図である。貼合位置には、これに限定されるものではないが、予めフィルムシート15と矩形パネルWとの両方の送るべき方向を表す中央基準線(C0)の線上にフィルムシート15が配置された場合に、フィルムシート15を位置決めするフィルムシート基準位置(F0)と、同じく矩形パネルWが配置された場合に矩形パネルWを位置決めする矩形パネル基準位置(P0)とが定められる。図4に示される貼合ステーションBの貼合装置200に送られたフィルムシート15の位置(以下、これを「フィルムシート現在位置(F)」という。)は、例えば、CCDカメラの撮影によって画像化され、撮影された画像内のコントラスト差によって、フィルムシート基準位置(F0)に対する角度θとフィルムシート基準位置(F0)からの水平及び垂直方向のズレ量(s、t)として、計測される。同じく貼合装置200に送られた矩形パネルWの位置(以下、これを「矩形パネル現在位置(P)」という。)も、矩形パネル基準位置(P0)に対する角度θ1と矩形パネル基準位置(P0)からの水平及び垂直方向のズレ量(X、Y)として、計測される。詳細は後述されるように、計測された値に基づき、フィルムシート15の送りに同期して貼合装置200に送られた矩形パネルWの矩形パネル現在位置を補正する工程を含む。
なお、図3A及び図4に示した表示パネルを連続製造する装置及びフロー図は、フィルムシート15と矩形パネルWとの位置合せ方法を説明するための1つの例示にすぎない。表示パネルを連続製造する装置における位置合せ方法に用いられる帯状フィルム積層体として、図1の使用前Bと図3Bに示す予め幅方向に切込線16を入れてロールに巻き取られた切込線入り帯状フィルム積層体10’のロールでも適用可能であることは、いうまでもない。その場合には、表示パネルの連続製造装置(図3B)には、切断ステーションAは必要とされず、予め形成されている切込線16の位置を判定するための判定装置120’を含む判定ステーションA’が設けられていればよいことになる。
(矩形パネルWの送りとフィルムシート15への貼合せ)
次に、本発明の一実施態様を含む表示パネルを連続製造する装置において、制御装置400によって作動される各装置の具体的動作を詳述する。それには、貼合ステーションBにおけるフィルムシート15と矩形パネルWとの貼合動作が含まれる。まず、帯状フィルム積層体10の連続ウェブから形成されたフィルムシート15が貼り合される矩形パネルWの搬送装置300を概説する。次に、フィルムシート15に矩形パネルWを貼り合せるための上下方向に接離可能な一対の貼合ローラを含む貼合装置200を概説する。
図2は、フィルムシート15及び矩形パネルWからなる表示パネルの異なる形態を表す模式図である。図2(A)は、フィルムシート15と矩形パネルWとが完全に重なる表示パネルである。図2(B)は、フィルムシート15及び矩形パネルWの送り方向に延びる中心線同士が一致した状態で矩形パネルWの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残してフィルムシート15と矩形パネルWとが重なる表示パネルである。図2(C)は、フィルムシート15及び矩形パネルWの送り方向に延びる中心線同士が平行状態で矩形パネルWの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残してフィルムシート15と矩形パネルWとが重なる表示パネルである。
図2(A)に示されるように、矩形パネルWは、送り方向の先端エッジ部の左右端に第1アライメントマーク(a1)と第2アライメントマーク(a2)とが付されている。矩形パネルWはさらに、送り方向に延びる中心線(cp)に第1及び第2のアライメントマーク(a1,a2)から等距離(R)の位置に第3アライメントマーク(a3)が仮想位置として定められる。製造される表示パネルは、フィルムシート15に矩形パネルWの第1アライメントマーク(a1)と第2アライメントマーク(a2)とを起点に延びる長辺及び短辺が完全に又は一定幅の縁部を残して重なるように位置合せされ、貼り合される。
表示パネルを連続製造する工程中の矩形パネルWは、電子部品の組み込みを含む配線組立段階で周縁が僅かに切削加工される。或いは、矩形パネルWは、周縁がすでに切削加工されている場合もある。矩形パネルWの周縁は様々に加工され得る。そのため、矩形パネルWの周縁は、通常、予め付されたアライメントマーク又は仮想位置として予め定められたアライメントマークを計測するによって確認される。そうでない場合には、矩形パネルWの短辺及び長辺の長さを計測することによって確認することになる。矩形パネルWは、供給装置によって多数の矩形パネルWを収容するマガジンから一枚毎に取り出され、例えば、洗浄/研磨を経て、図3A又は図3Bに示されるように、搬送装置300によって一定間隔と一定速度とに調整され、フィルムシート15との貼合ステーションBの貼合装置200まで搬送される。
図5は、貼合ステーションBの拡大概念図である。貼合ステーションBは、一対の貼合ローラ、フィルムシート15のエッジ検出装置220及び直進位置検出装置230を含む貼合装置200と、矩形パネルWのアライメント装置320、貼合位置搬送装置330及びエッジ検出装置340を含む矩形パネル搬送装置300の一部とからなる。搬送装置300は、これに限定されるものではないが、フィルムシート15が貼合ステーションBに送り込まれたときに、フィルムシート15の送りに同期して、貼合ステーションBに順次供給された矩形パネルWの最終段階において、矩形パネルWの姿勢を制御するための装置からなる貼合装置の一部を含む。
図6は、貼合装置200の一部を構成するアライント装置320と貼合位置搬送装置330の動作を示す模式図である。詳細は後述されるように、矩形パネルWは、右方向に配備されたプリアライメント装置310(図5)から左方向に送られてくる。矩形パネルWの送り方向には、これに限定されるものではないが、送り方向に対して左右に、送られてくる矩形パネルWを搭載するための一対の搬送手段322が離間状態で配備されている。離間された一対の搬送手段322の間に、矩形パネルWの送り方向に対して水平及び垂直方向に移動自在であって、旋回可能なアライメント台321が上下方向に昇降可能に構成されている。アライメント台321によって搬送手段322に搭載された矩形パネルWは、持ち上げられ、搬送手段322から切り離される。
アライメント装置320は、矩形パネルWをアライメント台321に固定する吸着固定手段323をアライメント台321にさらに設けるようにしてもよい。例えば、矩形パネルWが矩形パネル基準位置(P0)の中央基準線(C0)に対して角度θ1>0の状態で搬送手段322に搭載された場合には、アライメント台321は持ち上げられ、そのことにより矩形パネルWが搬送手段322から切り離される。矩形パネルWは次に、アライメント台321によって送り方向に対して角度θ1=0となるように角度調整される。最後に、矩形パネルWが送り方向に対して水平及び垂直方向に位置調整される。このように、全体システムが構成されている。
一方、フィルムシート15は、好ましくは、キャリアフィルム14よって一定速度に調整されて貼合ステーションBの貼合装置200まで供給される。貼合ステーションBにおいては、図5に示されるように、キャリアフィルム14のみが剥離板211を経由してキャリアフィルム巻取駆動装置210によって鋭角に剥離される。キャリアフィルム14が鋭角に剥離されることによって、フィルムシート15の粘着層12を徐々に露出させることができる。このことによりフィルムシート15の先端エッジ部分は、僅かに露出され、露出された先端エッジ部分に矩形パネルWの先端エッジ部分が位置合せされることになる。
本発明の技術的課題は、フィルムシート15及び矩形パネルWの先端エッジ部分をいかに精度高く位置合せするかである。そのためには、表示パネルの連続装置に装備される帯状フィルム積層体10から形成されるフィルムシート15の先端エッジ部分は、フィルムシートの送り方向に延びる中心線(cf)に対して直角に形成されていなければならない。
図7は、そのための一実施態様を示す拡大模式図である。これは、図3Aの切断ステーションAにも適用され得る。これはまた、切断ステーションAを必要としない図3Bの表示パネルの連続製造装置に適用されることはないが、これに用いられる切込線入り帯状フィルム積層体10’の製造装置にも適用できることはいうまでもない。
図7は、帯状フィルム積層体10の連続ウェブの送り方向に対して幅方向に形成された切込線16の形成位置が、連続ウェブの繰出量の測長データから算出された位置と一致しているかどうかを確認するための装置である。確認は、連続ウェブの送り方向(X方向)と連続ウェブの幅方向(Y方向)の正確な位置を求めることによって行う。確認は、これに限定されるものではないが、切込線16の形成位置を前後に挟む2箇所で、実際の切込線16の形成位置及びズレ量を計測する。ズレ量は、フィルムシート15の側端部位置とそれぞれの基準線とのX方向及びY方向に乖離した距離である。帯状フィルム積層体10への切込線16の形成位置及びフィルムシート16の側端部位置は、例えば、CCDカメラを含む切断位置確認装置160によって撮影され、画像化される。撮影範囲内には、予めそれぞれの基準線が設けられている。帯状フィルム積層体10への切込線16の形成位置及びフィルムシート15の側端部位置は、これに限定されるものではないが、撮影された画像内のコントラスト差によって、判定される。次に、予め設定されている基準線と切込線16の形成位置及びフィルムシート15の側端部位置との距離(ズレ)が算出され、算出された距離(ズレ)に基づき、切断装置150の位置及び角度が、帯状フィルム積層体10の連続ウェブの送り方向の前後に補正される。
切込線16によって形成されたフィルムシート15は次に、貼合ステーションBの貼合装置200に送り込まれる。図3A又は図3Bに示されるように、フィルムシート15の先端エッジ部分は、貼合装置200の一対の貼合ローラが上下方向に離間した間隙に現れ、フィルムシート15のエッジ検査装置220によって、確認される。フィルムシート15は、キャリアフィルム14に積層された状態で送られてくるが、キャリアフィルム14の送り方向の角度θが、θ=0というように正確に送られてくることは少ない。
以下で、本発明の位置合せ方法を説明する。図8〜図11は、本発明の第1態様を説明するための模式図である。図8は、本発明の第1の態様に係る、貼合位置に送られたフィルムシート15と矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cf、cp)同士の交差角θ2及び各中心線の先端位置(f、p)を含むフィルムシート現在位置(F)及び矩形パネル現在位置(P)を表すための模式図である。図9は、本発明の第1の態様に係る、画像化された画像内の任意の原点(G)に基づいて算出されたフィルムシート15の第1定点(z1)及び第2定点(z2)を結ぶ仮想直線と矩形パネルの第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)を結ぶ仮想直線の傾きを用いて、貼合位置に送られたフィルムシート現在位置(F)と矩形パネル現在位置(P)の送り方向に延びる中心線(cf、cp)同士の交差角θ2及び各中心線の先端位置(f、p)の座標を求めるための模式図である。
貼合位置に送られたフィルムシート15は、好ましくは、先端エッジ部分の左右に予め定められた少なくとも第1定点(z1)及び第2定点(z2)を有する。これらの定点の位置座標は、これに限定されるものではないが、フィルムシート15のエッジ検査装置220及び直進位置検出装置230のCCDカメラで撮影され画像化された画像内の原点(G)に基づいて、演算され得る。演算された座標位置は、データとして制御装置400によって記憶装置420に記憶される。
次に、矩形パネルWは、図5に示されたように、液晶パネルWの収容マガジンを含む搬出装置から一定間隔と一定速度で貼合装置200の一対の貼合ローラが上下方向に離間した間隙に供給される。一枚毎に送られてくる矩形パネルWには、先端エッジ部の左右端に第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)が予め付されており、さらに矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)上に第3アライメントマーク(a3)が仮想位置として定められている。これらのアライメントマークに基づき、矩形パネルWは、矩形パネル搬送装置300によって姿勢制御される。プリアライメント装置310で位置決めされた矩形パネルWは、図6に示されるように、アライメント装置320に含まれる送り方向の左右に離間された一対の搬送手段322に搭載される。搭載された矩形パネルWもまた、矩形パネルWの送り方向の角度θ1がθ1=0という状態で送られてくることは少ない。
図10は、本発明の第1の態様に係る、フィルムシート現在位置(F)及び矩形パネル現在位置(P)の送り方向に延びる中心線(cf、cp)の先端位置の座標を任意の原点(G)からそれぞれに算出することにより、フィルムシート現在位置(F)の中心線(cf)の先端位置(f)から乖離している矩形パネルWの角度調整(θ2=0とする)後の位置における中心線(cp)の先端位置(p’)の乖離量を水平及び垂直方向の距離(xm、yn)として算出するための模式図である。また図11は、本発明の第1の態様に係る、位置合せを含むフィルムシート15と矩形パネルWの貼合工程を表すフロー図である。
矩形パネルWは、これに限定されるものでないが、アライメントマーク検出装置340の少なくとも2組のCCDカメラで撮影され、画像化される。矩形パネルWに予め付されたアライメントマーク(a1,a2)の座標位置は、以下で詳述されるように、画像内に任意に定めた原点(G)に基づいて演算することができる。演算された座標位置は、データとして制御装置400によって記憶装置420に記憶される。
図8を参照されたい。フィルムシート15と矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cf、cp)同士の交差角θ2は、フィルムシート15の先端エッジ部分の左右端の第1定点(z1)及び第2定点(z2)による仮想直線と矩形パネルWの第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)による仮想直線との交差角θ2によって算出され、記憶される。算出された交差角θ2に基づき、制御装置400は、図9に示されたように、アライメント台321に搭載された矩形パネルWを第3アライメントマーク(a3)を中心に旋回させ、矩形パネルWの中心線(cp)の先端位置(p)を交差角θ2が0になるように、矩形パネルWを角度調整する。図10は、角度調整後の矩形パネルW(P’)を表す。この図から明らかなように、矩形パネルWの中心線(cp)の先端位置は、調整前の先端位置(p)の座標から調整後の先端位置(p’)の座標へと変移している。
具体的な算出方法を、図9及び図11を用いて、詳述する。2つの仮想直線の求め方は、例えばCCDカメラによって撮影され画像化された画像内の任意の点を、まず原点(G)とする。そうすると、原点(G)に基づいて、第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)の座標と第1定点(z1)及び第2定点(z2)の座標とが、次に、確定される。確定されたこれらの座標に基づき、第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)を結ぶ仮想線y1と、第1定点(z1)及び第2定点(z2)とを結ぶ仮想線y2とが、次式によって、求めることができる。
y1=α1x+β1・・・(1)、ただし、β1は切片であり、
y2=α2x+β2・・・(2)、ただし、β2は切片である。
フィルムシート15と矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cf、cp)同士の交差角θ2は、求められたy1及びy2の仮想線の傾き(α1、α2)に基づき、次式によって求めることができる。
tanθ2=(α2−α1)/(1+α1・α2)・・・(3)
矩形パネルWは、求められたθ2に基づいて、その送り方向に延びる中心線(cp)がフィルムシート15の送り方向に延びる中心線(cf)と平行になるように、第3アライメントマーク(a3)を中心に角度調整される。引き続いて、矩形パネルWは、フィルムシート15に重なるように位置調整される。
図9を参照されたい。フィルムシート15と矩形パネルWの先端エッジ部分に位置するそれぞれの中心線(cf、cp)同士の先端位置(f、p)は、以下のように表すことができる。すなわち、フィルムシート15の先端エッジ部分に位置する中心線の座標(f)は、第1定点(z1)及び第2定点(z2)による直線長さの1/2にあり、任意の原点(G)から(s、t)の位置に相当する。同じく矩形パネルWの先端エッジ部分に位置する中心線の座標(p)は、矩形パネルWの第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)による直線長さの1/2にあり、任意の原点(G)から(X、Y)の位置に相当する。
図10は、矩形パネルWの中心線(cp)がフィルムシート15の中心線(cf)の交差角θ2が0となるように、矩形パネルWが第3アライメントマーク(a3)を中心に位置(P’)に角度調整される。それに伴い、矩形パネルWの先端エッジ部分に位置する中心線(cp)の先端位置はpからp’に移動する。移動された先端位置(p’)の座標(X’,Y’)は、移動前の先端位置(p)の座標(X,Y)及び交差角θ2に基づき、算出される。次に、フィルムシート15の中心線の先端位置(f)から乖離している矩形パネルWの中心線の先端位置(p’)の乖離量は、水平及び垂直方向の距離xm、ynとして、演算され、記憶される。演算されたxm、ynに基づき、制御装置400は、矩形パネルWが搭載されたアライメント台321を水平及び垂直方向に移動させる。このことにより、矩形パネルWは位置調整され、フィルムシート15に位置合せされる。位置合せされたフィルムシート15と矩形パネルWとは、一対の貼合ローラによって圧接搬送され、表示パネルが連続製造される。
図11のフロー図で説明すると、本発明の位置合せ方法は以下のようになる。貼合位置において一部重なり合うフィルムシート15の第1及び第2定点(z1、z2)と矩形パネルWの第1及び第2アライメントマーク(a1、a2)との先端エッジ部分の画像が読み取られ、画像内の任意の原点(G)からの座標が演算によって確定され、記憶される。これの座標に基づいて、フィルムシート15及び矩形パネルの送り方向に延びる中心線(cf、cp)同士の交差角θ2が演算によって算出され、記憶される。制御装置400は、算出された角度θ2に基づき、アライメント台321に搭載された矩形パネルWをθ2分だけ回転させて、矩形パネルWを角度調整する。
一方、記憶されたフィルムシート15の第1及び第2定点(z1、z2)と矩形パネルWの第1及び第2アライメントマーク(a1,a2)との座標から、フィルムシート15と角度調整された矩形パネルWの先端エッジ部分にあるそれぞれの中心線の先端位置座標(f、p’)が演算によって算出され、記憶される。これらの先端位置座標(f、p’)に基づいて、フィルムシート15と角度調整された矩形パネルWとの乖離量(xm、yn)を演算によって算出され、記憶される。制御装置400は、算出された乖離量(xm、yn)に基づき、アライメント台321に搭載された角度調整済みの矩形パネルWを水平及び垂直方向に移動させ、矩形パネルWを位置調整する。この角度調整及び位置調整により、フィルムシート15と矩形パネルWとは、図2に示されるように貼り合されることになる。
図12〜図17は、本発明の第2態様を説明するための模式図である。以下の説明は、表示パネルを連続製造する装置の製造工程を表す図4のフロー図における説明と一部重複するものである。
図12は、本発明の第2の態様に係る、フィルムシート基準位置(F0)に対するフィルムシート現在位置(F)を表す模式図である。破線で表された矩形は、フィルムシート15と矩形パネルWの両方の送るべき方向を表す中央基準線(C0)上にフィルムシート15を位置決めするフィルムシート基準位置(F0)である。帯状フィルム積層体10で示されたフィルムシート切込線16によって仕切られた実線で表された連続する矩形は、フィルムシート基準位置(F0)に対するフィルムシート現在位置(F)である。
図13は、本発明の第2の態様に係る、フィルムシート現在位置(F)を表す模式図である。これは、フィルムシート現在位置(F)のフィルムシート15の先端エッジ部分の左右端に定められた第1及び第2定点(z1、z2)及びフィルムシート15と矩形パネルWの両方の送るべき方向を表す中央基準線(C0)に対するフィルムシート15の送り方向に延びるフィルムシート中心線(cf)の交差角(θ)を表す模式図である。
図12及び図13は、フィルムシート現在位置(F)がフィルムシート基準位置(F0)に一致していない場合を想定したものである。貼合位置に送られたフィルムシート15毎に、フィルムシート15の送り方向に対して幅方向に延びるフィルムシート15の先端エッジ部分の左右端に第1定点(z1)及び第2定点(z2)と、これら第1及び第2定点(z1、z2)から等距離にある中心線(cf)上に第3定点(z3)とが、定められる。中央基準線(C0)に直交する垂直基準線(H0)上にある第1水平基準点(x1)と第2水平基準点(x2)は、第1定点(z1)と第2定点(z2)に対応する交点である。また中央基準線(C0)に平行するフィルムシート15の長辺の各々から同一幅を有する第1及び第2フィルムシート水平基準線(FC01、FC02)上にある第1垂直基準点(y1)と第2垂直基準点(y2)は、第1定点(z1)と第2定点(z2)に対応する交点である。
図12及び図13を参照されたい。第1水平基準点(x1)から第1定点(z1)に至る距離(s1)と第2水平基準点(x2)から第2定点(z2)に至る距離(s2)、及び、第1垂直基準点(y1)から第1定点(z1)に至る距離(t1)と第2垂直基準点(y2)から第2定点(z2)に至る距離(t2)は、いずれも、例えば2台のCCDカメラで撮影し画像化することによって、その距離を計測することができる。
図17は、本発明の第2の態様に係る、位置合せを含むフィルムシートと矩形パネルの貼合工程を表すフロー図である。このフロー図を参照すると、計測された距離(s1、s2)及び(t1、t2)は、制御装置400によって記憶装置420に記憶される。また記憶装置420には、所与のデータとして、第1定点(z1)と第2定点(z2)間の距離(L)が予め記憶されている。制御装置400は、計測データ(s1、s2)と所与の記憶データ(L)に基づき、情報処理装置410を作動させ、以下のデータを算出することができる。
これらの計測データと記憶データとに基づく、
tanθ=(s1−s2)/L・・・(4)、但し、s1>s2である。
(4)式によって、図12にみる、貼合位置に送られたフィルムシート15の送り方向に延びる中心線(cf)が中央基準線(C0)に対して有する交差角(θ)を求めることができる。
フィルムシート基準位置(F0)にある仮想のフィルムシート15と、貼合位置に実際に送られたフィルムシート現在位置(F)におけるフィルムシート15との乖離している距離は、次の(5)及び(6)式よって、求めることができる。
図13に示す垂直方向の乖離量(h)は、以下の通りである。中央基準線(C0)に平行するフィルムシート15の長辺の各々から同一幅を有する第1及び第2フィルムシート水平基準線(FC01、FC02)上にある第1垂直基準点(y1)と第2垂直基準点(y2)は、第1定点(z1)と第2定点(z2)に対応する交点である。そうすると、垂直方向の乖離量(h)は、第1垂直基準点(y1)から第1定点(z1)に至る距離(t1)と第2垂直基準点(y2)から第2定点(z2)に至る距離(t2)との差分の1/2で表すことができる。すなわち、
h=(t2−t1)/2・・・(5)、但しt2>t1である、
(5)式によって、図13にみるように、貼合位置に実際に送られたフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(f)は、フィルムシート基準位置(F0)にある仮想のフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(c0)から垂直方向に距離(h)だけ乖離している位置として、算出される。
図13に示す水平方向の乖離量(k)は、以下のとおりである。同様に、中央基準線(C0)に直交する垂直基準線(H0)上にある第1水平基準点(x1)と第2水平基準点(x2)は、第1定点(z1)と第2定点(z2)に対応する交点である。そうすると、水平方向の乖離量(k)は、第1水平基準点(x1)から第1定点(z1)に至る距離(s1)と第2水平基準点(x2)から第2定点(z2)に至る距離(s2)の和の1/2で表すことができる。すなわち、
k=(s1+s2)/2・・・(6)
(6)式によって、図13にみるように、貼合位置に実際に送られたフィルムシート15の送り方向に延びる中心線(cf)の先端位置(f)は、フィルムシート基準位置(F0)にある仮想のフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(c0)から水平方向に距離(k)だけ乖離している位置として、算出される。
図14は、本発明の第2の態様に係る、矩形パネル基準位置(P0)に対する矩形パネル現在位置(P)を表す模式図である。破線で表された矩形は、フィルムシート15及び矩形パネルWの両方の送るべき方向を表す中央基準線(C0)上に矩形パネルWを位置決めする矩形パネル基準位置(P0)である。実線で表された矩形は、矩形パネルWが貼合位置に実際に送られた位置を表しており、矩形パネル基準位置(P0)に対する矩形パネルWの矩形パネル現在位置(P)である。
矩形パネル基準位置(P0)は、貼合位置に送られる矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)を中央基準線(C0)に一致し、矩形パネルWの先端エッジ部分の左右端に予め付された第1及び第2アライメントマーク(a1,a2)を中央基準線(C0)に直交する垂直基準線(H0)上にある第1及び第2基準点(b1、b2)に一致し、第1及び第2アライメントマーク(a1,a2)から等距離に予め定められた第3アライメントマーク(a3)を中央基準線(C0)にある第3基準点(b3)に一致するように、予め定められる。
図15は、本発明の第2の態様に係る、矩形パネル現在位置(P)を表す模式図である。これは、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの位置を表す矩形パネル現在位置(P)である。矩形パネルWは、図2でみたように、その送り方向に対して幅方向の先端エッジ部分の左右端に第1アライメントマーク(a1)及び第2アライメントマーク(a2)が予め付され、それらのアライメントマークから等距離にある第3アライメントマーク(a3)が、矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)上に、予め定められる。図14から明らかなように、第1乃至第3アライメントマーク(a1、a2,a3)は、矩形パネル基準位置(P0)の基準点(b1、b2、b3)のそれぞれに対応する。矩形パネルWの中心線(cp)の中央基準線(C0)に対する交差角は、θ1で表される。
図14及び図15は、矩形パネル現在位置(P)が矩形パネル基準位置(P0)に一致していない場合を想定したものである。中央基準線(C0)に直交する垂直基準線(H0)は、第1及び第2基準点(b1、b2)によって予め定められる。貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの第1及び第2アライメントマーク(a1、a2)から垂直基準線(H0)に至る水平方向の距離は、X1、X2である。
中央基準線(C0)に平行であって第1及び第2基準点(b1、b2)を通る第1及び第2パネル水平基準線(PC01,PC02)線が、予め、定められる。第1及び第2アライメントマーク(a1、a2)からこれらの第1及び第2パネル水平基準線(PC01,PC02)線に至る垂直方向の距離は、Y1、Y2である。
制御装置400は、第1及び第2アライメントマーク(a1、a2)からの水平及び垂直方向の距離(X1、X2)及び(Y1,Y2)を、例えば2台のCCDカメラで撮影し画像化することによって、計測することができる。
図15に示される以下のデータは所与のものである。これらは、制御装置400によって、予め、記憶装置420に記憶される。データL1は、矩形パネルWの第1アライメント(a1)と第2アライメント(a2)間の距離である。データRは、矩形パネルWの中心線(cp)に予め定められた第3アライメントマーク(a3)と第1又は第2アライメントマーク(a1、a2)のいずれかとの距離を表す。所与のデータとして、その他に第3アライメントマーク(a3)と第1又は第2アライメントマーク(a1、a2)のいずれかとの結線と交差する矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)との交差角θ0、第3基準点(b3)から垂直基準線(H0)上に至る距離X0、第1又は第2基準点(b1、b2)から中央基準線(C0)に至る距離Y0が、予め、記憶される。
図17のフロー図を参照されたい。計測された距離(X1、X2)及び(Y1、Y2)は、制御装置400によって記憶装置420に記憶される。記憶装置420には、所与のデータとして、距離L1及びR、交差角θ0、距離X0及びY0が、予め、記憶されている。
制御装置400は、これらの計測・記憶データに基づき、情報処理装置410を作動させ、
tanθ1=(X1−X2)/L1・・・(7)、但し、X1>X2とする、(7)式によって、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ1)が算出される。
制御装置400は次に、演算された交差角(θ1)に基づき、情報処理装置410を作動させ、
X3=cos(θ0+θ1)×R・・・(8)
式(8)によって、図15に示される、第3アライメントマーク(a3)から第1アライメントマーク(a1)に至る水平方向の距離(X3)が算出される。或いは、
X3’=cos(θ0−θ1)×R・・・(8’)
(8’)によって、図15に示される、第3アライメントマーク(a3)から第2アライメントマーク(a2)に至る水平方向の距離(X3’)が算出される。
制御装置400は同じく、算出された交差角(θ1)に基づき、情報処理装置410を作動させ、
Y3=sin(θ0+θ1)×R・・・(9)
式(9)によって、図15に示される、第3アライメントマーク(a3)から第1アライメントマーク(a1)に至る垂直方向の距離(Y3)が算出される。或いは、
Y3’=sin(θ0−θ1)×R・・・(9’)
(9’)によって、図15に示される、第3アライメントマーク(a3)から第2アライメントマーク(a2)に至る垂直方向の距離(Y3’)が算出される。
制御装置400はさらに、算出された値(X3、X3’)に基づき、情報処理装置410を作動させ、
m=X1+X3−X0・・・(10)、又は
m=X2+X3’−X0・・・(10’)
式(10)又は(10’)のいずれかによって、図15に示される、第3基準点(b3)から、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの第3アライメントマーク(a3)に至る水平方向の乖離距離(m)が算出される。
制御装置400は同じく、演算された値(Y3、Y3’)に基づき、報処理装置410を作動させ、
n=Y1+Y0−Y3・・・(11)又は
n=Y2+Y3’−Y0・・・(11’)
式(11)又は(11’)式のいずれかによって、図15に示される、第3基準点(b3)から、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの第3アライメントマーク(a3)に至る垂直方向の乖離距離(n)が算出される。
図16は、本発明の第2の態様に係る、矩形パネル現在位置(P)から矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルをフィルムシート現在位置(F)に位置合せるための模式図である。より詳細には、図において、細い破線で表された矩形は、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの矩形パネル現在位置(P)である。同じく、太い実線で表された矩形は、矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルWである。同じく、細い実線で表された連続する矩形は、切込線16によって区分された貼合位置に実際に送られたフィルムシート15のフィルムシート現在位置(F)である。同じく、太い破線で表された矩形は、矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルWが再度補正され、貼合位置に実際に送られたフィルムシート15に位置合せされた矩形パネルWの矩形パネル補正位置(P1)である。以下に、本発明の第2の実施態様を詳述する。
図16はまた、貼合位置に実際に送られたフィルムシート15と、それと同期して貼合位置に送られた矩形パネルWとが一部重なる状態にはあるが、フィルムシート15及び矩形パネルWのいずれもが、フィルムシート基準位置(F0)及び矩形パネル基準位置(P0)から乖離している場合を想定したものである。貼合位置に実際に送られたフィルムシート15及び矩形パネルWは、以下のステップによって、位置合せされ、図2に示される表示パネルになる。
アライメント装置320のアライメント台321に搭載された矩形パネルWは、これに限定されるものではないが、制御装置400によって、第3アライメントマーク(a3)を中心に、矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ1)分だけ回転される。そのことにより、矩形パネルWは、矩形パネルの中心線(cp)を中央基準線(C0)と平行になるように、角度調整される。
このように角度調整された矩形パネルWは、矩形パネル基準位置(P0)から水平及び垂直方向に乖離している距離だけ、すなわち、第3基準点(b3)から第3アライメントマーク(a3)に至る水平方向の乖離距離(m)及び垂直方向の乖離距離(n)だけ、位置調整される。そのことにより、角度調整された矩形パネルWは、一旦、矩形パネル基準位置(P0)に補正される。
矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルWは、これに限定されるものではないが、制御装置400によって、アライメント装置320のアライメント台321に搭載された状態で第3アライメントマーク(a3)すなわち第3基準点(b3)を中心に、貼合位置に送られたフィルムシート15の中心線(cf)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ)分だけ回転される。そのことにより、矩形パネルの中心線(cp)がフィルムシートの中心線(cf)と平行になるように角度調整される。
図16図を参照されたい。(k、h)の座標は、フィルムシート現在位置(F)におけるフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(f)を表す。これはまた、フィルムシート基準位置(F0)におけるフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置を表す(c0)からの水平及び垂直方向の乖離量である。フィルムシート15の中心線(cf)の先端位置を表す(c0)はまた、矩形パネル基準位置(P0)における矩形パネルWの中心線の先端位置(p)にも相当する。そのため、矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルWのアライメントマーク(a3)に一致している第3基準点(b3)を中心に、矩形パネルWは、(θ)分だけ角度調整され、矩形パネルの中心線(cp)がフィルムシートの中心線(cf)と平行になる。そのときの矩形パネルの中心線(cp)の先端位置(p’)の座標(k’、h’)は、第3基準点(b3)から、矩形パネル基準位置(P0)における矩形パネルWの中心線の先端位置(p)に相当する(c0)に至る距離、すなわちR1(=R×cosθ0)およびフィルムシート15の中心線(cf)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ)に基づき、算出される。そのことにより、角度調整された矩形パネルWは、フィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(f)と矩形パネルの中心線(cp)の先端位置(p’)の差分を表す数値(k−k’、h−h’)だけ、水平および垂直方向に移動されなければならない。そのことにより、角度調整された矩形パネルWを貼合位置に実際に送られたフィルムシート15に重ねることができる。
矩形パネルWに縁部を残すフィルムシート15を用いる図2(B)又は(C)に示す位置合せは、垂直方向の乖離量(h)を調整することによって、可能となることはいうまでもない。
本発明の第2態様を図4のフロー図で説明すると、以下の通りである。ステップ7において、フィルムシート15がキャリアフィルム14から剥離され、ステップ8において、フィルムシート15の先端エッジ部分が検出される。そのことにより、フィルムシート15と矩形パネルWの両方の送るべき方向を表す中央基準線(C0)に対するフィルムシート15の送り方向に延びるフィルムシート中心線(cf)の交差角(θ)が算出される。次に、図13に示される、第1水平基準点(x1)から第1定点(z1)に至る距離(s1)と第2水平基準点(x2)から第2定点(z2)に至る距離(s2)、及び、第1垂直基準点(y1)から第1定点(z1)に至る距離(t1)と第2垂直基準点(y2)から第2定点(z2)に至る距離(t2)が計測される。これらデータは、制御装置400によって、記憶装置420に記録される。制御装置400は情報処理装置410を作動させ、これらデータに基づき、フィルムシート基準位置(F0)の仮想のフィルムシート15の先端位置(c0)から貼合位置実際に送られたフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(f)の水平及び垂直方向の乖離量(k、h)を算出することができる。
一方、フィルムシート15の送りに同期して貼合位置に送られた矩形パネルWは、ステップ11において、第1乃至第3アライメントマーク(a1,a2,a3)が読み取られる。そのことにより、第1及び第2アライメントマーク(a1、a2)から垂直基準線(H0)に至る距離(X1、X2)及び第1及び第2パネル水平基準線(PC01,PC02)線に至る距離(Y1,Y2)が計測される。次に、貼合位置に送られた矩形パネルWの中心線(cp)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ1)が算出される。これらのデータは、制御装置400によって、記憶装置420に記録される。
これら計測データ及び所与データに基づき、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWが矩形パネル基準位置(P0)から水平及び垂直方向に乖離している距離(m、n)が算出される。
制御装置400は、ステップ12において、算出されたデータ(m、n)に基づき、一旦、矩形パネルWを矩形パネル基準位置(P0)に補正する。制御装置400は、次に、ステップ13において、一旦矩形パネル基準位置(P0)に補正された矩形パネルWを、これに限定されるものではないが、第3アライメントマーク(a3)すなわち第3基準点(b3)を中心に、フィルムシート15の中心線(cf)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ)分だけ回転する。このときに、角度調整された矩形パネルWの中心線(cp)の先端位置(p’)の座標(k’、h’)が算出される。次に角度調整された矩形パネルWを、フィルムシート15がフィルムシート基準位置(F0)から水平及び垂直方向に乖離している距離(k、h)との差分に相当する乖離量(kーk’、hーh’)分だけ、位置調整する。そのことによって、ステップ14及びステップ15において、矩形パネルWをフィルムシート15に位置合せし、貼合せる。
図18〜図20は、本発明の第3態様を説明するための模式図である。以下、本発明の第3態様の詳細は、第2態様と対比して行い、重複部分を簡略化することとする。
図18は、本発明の第3の態様に係る、フィルムシート現在位置(F)に位置合せするための矩形パネルの中心線の角度調整を表す模式図である。貼合位置に実際に送られたフィルムシート15は、フィルムシート15の中心線(cf)が中央基準線(C0)に対して交差角θを有するフィルムシート現在位置(F)にある。一方、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWは太い実線で表された矩形である。矩形パネルWは、矩形パネルWの中心線(cp)が中央基準線(C0)に対して交差角θ1を有する矩形パネル現在位置(P)にある。
貼合位置に実際に送られたフィルムシート15及び矩形パネルWの中心線(cf、cp)の中央基準線(C0)に対するそれぞれの交差角(θ、θ1)が等しい場合、すなわち、θ=θ1の場合は中心線同士が平行である。この場合は、送り方向に延びる中心線の先端(f、p)同士の位置調整することによって、フィルムシート15及び矩形パネルWの位置合せがされることになる。図18はθ≠θ1の場合を想定したものである。角度θ2はθ1とθとの差分(θ2=θ1-θ、但しθ1>θ)である。これに限定されるものではないが、図6に示される、アライメント台321に搭載された矩形パネルWは、制御装置400によって、第3アライメントマーク(a3)を中心に、矩形パネルWの中心線(cp)に対してθ1とθとの差分の角度θ2分だけ回転されると、矩形パネルWの中心線(cp)はフィルムシート15の中心線(cf)と平行になる。第3実施態様は、矩形パネルWを矩形パネル基準位置(P0)の一旦戻すステップを経ることなく、矩形パネルWの中心線(cp)を直接フィルムシート15の中心線(cf)に平行又は一致させるステップを採用することに特徴がある。
本発明の第3態様に係る、位置合せを含むフィルムシートと矩形パネルの貼合工程を表すフロー図である図20を参照されたい。フィルムシート15の先端位置読取により計測された距離(s1、s2)及び(t1、t2)は、制御装置400によって記憶装置420に記憶される。図17のフロー図と同様に、記憶装置420には、所与のデータが予め記憶されており、制御装置400は、情報処理装置410を作動させ、計測・所与データに基づき、上述した(4)(5)(6)式によって、貼合位置に実際に送られたフィルムシート15の中心線(cf)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ)、及び、フィルムシート現在位置(F)におけるフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(f)がフィルムシート基準位置(F0)におけるフィルムシート15の中心線(cf)の先端位置(c0)から水平及び垂直方向に乖離している距離(k、h)を算出する。
一方、貼合位置に実際に送られた矩形パネルWの第1乃至第3アライメント(a1,a2,a3)の読取により計測された矩形パネル現在位置(P)における矩形パネルWが矩形パネル基準位置(P0)から水平及び垂直方向に乖離している距離(X1、X2)及び(Y1,Y2)は、記憶装置420に記憶される。制御装置400は、情報処理装置410を作動させ、計測・所与データに基づき上述の(7)乃至(11)式によって、矩形パネルWの中心線(cp)の中央基準線(C0)に対する交差角(θ1)、及び、矩形パネル現在位置(P)における矩形パネルWの中心線(cp)の先端位置(p)が矩形パネル基準位置(P0)における矩形パネルWの中心線(cp)の先端位置(c0)から水平及び垂直方向に乖離している距離(m、n)を算出する。
図19は、本発明の第3態様に係る、角度調整後位置(P’)にある矩形パネルWを、フィルムシート現在位置(F)から水平及び垂直方向に乖離している距離の差分量(m、n)だけ、水平及び垂直方向に位置調整され、フィルムシート15に同期して貼合位置に送られた矩形パネルWをフィルムシート現在位置(F)に位置合せするための模式図である。図18を参照すると、矩形パネルWは、第3アライメントマーク(a3)を中心に、フィルムシート15の中心線(cf)と矩形パネルWの中心線(cp)との中央基準線(C0)に対する交差角の差分、すなわち、
θ2=θ1−θ・・・(12)、但しθ1>θである、
(12)式によって算出される(θ2)分だけ、回転される。このことにより、矩形パネルWの中心線(cp)がフィルムシート15の中心線(cf)と平行にするように角度調整される。これが矩形パネルWの角度調整後位置(P’)である。
角度調整後位置(P’)に位置する矩形パネルWは、次に、矩形パネルWの第3アライメントマーク(a3)が第3基準点(b3)から水平方向に乖離している距離の差分、すなわち、
m1=k−m・・・(13)、但しk>mである、
(13)式によって算出される(m1)分だけ水平方向に移動される。さらに矩形パネルWの第3アライメントマーク(a3)が第3基準点(b3)から垂直方向に乖離している距離の差分、すなわち、
n1=h−n・・・(14)、但し、h>nである、
(14)式によって算出される(n1)分だけ垂直方向に移動される。このことにより、フィルムシート15に同期して貼合位置に送られた矩形パネルWをフィルムシート15に重なるように、又は、矩形パネルの4辺に一定幅の縁部を残して重なるように、矩形パネルWは位置調整される。
本発明の第1乃至第3実施態様は、貼合位置に送られたフィルムシート15の送り方向に延びる中心線(cf)に、これに同期して貼合位置に送られた矩形パネルWの送り方向に延びる中心線(cp)を平行又は一致するように、矩形パネルWをフィルムシート15に角度調整し、角度調整された矩形パネルWの中心線の先端位置(p)をフィルムシート15の中心線の先端位置(f)に重ねるように、矩形パネルWをフィルムシート15に位置調整することによって、貼合位置に送られたフィルムシート15及び矩形パネルWの位置合せするようにしたことに特徴がある。第2実施態様は、より高い位置合せ精度を可能とするものである。また第3実施態様は、位置合せ速度をより高めることを可能にするものである。
10 帯状フィルム積層体
10’ 切込線入り帯状フィルム積層体
11 偏光フィルム
12 粘着層
13 粘着面を有する表面保護フィルム
14 キャリアフィルム
15 フィルムシート
16 切込線
W 矩形パネル
a1 第1アライメントマーク
a2 第2アライメントマーク
a3 第3アライメントマーク(a1とa2から等距離のcp上に定める第3アライメントマーク)
cp 矩形パネル中心線
cf フィルムシート中心線
R a1又はa2からa3への距離
R1 a3からa1とa2との結線に至る距離(=R×cosθ0)
θ0 a1とa2との結線に対するa3からの垂線と、a3とa1又はa2との結線のいずれかとの交差角
α 水平方向縁部
β 垂直方向縁部

100 帯状フィルム供給装置
110 支架装置
120 読取装置
120’ 判定装置
130 フィルム供給装置
140 速度調整装置
150 切断装置
160 切断位置確認装置
170 フィルム供給装置
180 速度調整装置
200 貼合装置
210 キャリアフィルム巻取駆動装置
211 剥離板
220 エッジ検出装置
230 直進位置検出装置
300 矩形パネル搬送装置
310 プリアライメント装置
320 アライメント装置
321 アライメント台
322 搬送手段
323 吸着固定手段
330 貼合位置搬送装置
340 エッジ検出装置
400 制御装置
410 情報処理装置
420 記憶装置
G 任意の原点
z1 第1定点
z2 第2定点
θ2 cfとcpとの交差角
F フィルムシート現在位置
P 矩形パネル現在位置
P’ 矩形パネルの角度調整後位置
f Fにおけるcfの先端位置
p Pにおけるcpの先端位置
p’ P’におけるcpの先端位置
s fのGからの水平距離
t fのGからの垂直距離
X pのGからの水平距離
Y pのGからの垂直距離
xm fとpとの水平方向差分
yn fとpとの垂直方向差分
C0 中央基準線
F0 フィルムシート基準位置
P0 矩形パネル基準位置
H0 F0におけるz1とz2との結線又はP0におけるa1とa2の結線を表す垂直基準線
FC01 FにおけるC0から一定幅を有するフィルムシートのz1側の第1フィルムシート水平基準線
FC02 FにおけるC0から一定幅を有するフィルムシートのz2側の第2フィルムシート水平基準線
θ FにおけるcfのC0に対する交差角
x1 z1に対応するH0上の第1水平基準点
x2 z2に対応するH0上の第2水平基準点
s1 x1のz1からの水平距離
s2 x2のz2からの水平距離
y1 z1に対応するC01上の第1垂直基準点
y2 z2に対応するC02上の第2垂直基準点
t1 y1のz1からの垂直距離
t2 y2のz2からの垂直距離
L x1とx2間の距離
z3 z1とz2から等距離のcf上に定める第3定点
c0 F0のフィルムシート中心線の先端位置又はP0の矩形パネル中心線の先端位置に対応するC0とH0との交点
b1 P0におけるa1に対応する第1基準点
b2 P0におけるa2に対応する第2基準点
b3 P0におけるa3に対応する第3基準点
L1 b1とb2間の距離
θ1 PにおけるcpのC0に対する交差角
X0 b3からH0への水平距離(c0とb3との距離)
X1 Pにおけるa1からH0への水平距離
X2 Pにおけるa2からH0への水平距離
X3 Pにおけるa3からH0への水平距離とX1との差分
X3’ Pにおけるa1からH0への水平距離とX2との差分
PC01 Pにおけるa1を通るC0と平行な第1パネル水平基準線
PC02 Pにおけるa2を通るC0と平行な第2パネル水平基準線
Y0 b3からPC01への垂直距離(c0とb1との距離)
Y1 Pにおけるb1からPC01への垂直距離
Y2 Pにおけるb2からPC02への垂直距離
Y3 Pにおけるb3からPC01への垂直距離とY1との差分
Y3’ Pにおけるa1からH0への水平距離とX2との差分
m b3とa3との水平方向差分
n b3とa3との垂直方向差分

Claims (9)

  1. 順次搬送される複数の矩形パネルに対して、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られた矩形パネルを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であって、
    (1)貼合位置に送られた矩形パネルは、矩形パネルの送り方向に延びる中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線に平行となるように、角度調整される、
    (2)角度調整された矩形パネルは次に、貼合位置に送られたフィルムシートの位置から乖離している乖離量だけ移動され、位置調整される
    ステップによって、貼合位置に送られた矩形パネルを貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする方法。
  2. 貼合位置に送られた矩形パネルの前記中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線に一致するように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 貼合位置に送られた矩形パネルの前記中心線と貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線との間に距離を残すように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 順次搬送される複数の矩形パネルに対して、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られた矩形パネルを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であって、
    (1)貼合位置には、予め、フィルムシートと矩形パネルとの送るべき方向を表す中央基準線上にフィルムシートが配置された場合にフィルムシートを位置決めするフィルムシート基準位置が定められており、貼合位置に送られたフィルムシートの位置がフィルムシート基準位置から乖離している乖離量を求める、
    (2)貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線が前記中央基準線に対して有する角度を求める、
    (3)貼合位置には、予め、前記中央基準線上に矩形パネルが配置された場合に矩形パネルを位置決めする矩形パネル基準位置がさらに定められており、貼合位置に送られた矩形パネルの位置が矩形パネル基準位置から乖離している乖離量を求める、
    (4)貼合位置に送られた矩形パネルの送り方向に延びる中心線が前記中央基準線に対して有する角度を求める、
    (5)貼合位置に送られた矩形パネルは、矩形パネルの前記中心線が前記中央基準線に平行となるように、角度調整される、
    (6)角度調整された矩形パネルは、矩形パネル基準位置から乖離している乖離量だけ移動され、矩形パネル基準位置に補正される、
    (7)矩形パネル基準位置に補正された矩形パネルは、矩形パネルの前記中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線に平行となるように、さらに角度調整される、
    (8)さらに角度調整された矩形パネルは次に、貼合位置に送られたフィルムシートの位置がフィルムシート基準位置から乖離している乖離量だけ移動され、位置調整される
    ステップによって、貼合位置に送られた矩形パネルをフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする方法。
  5. 貼合位置に送られた矩形パネルの前記中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線と一致するように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 貼合位置に送られた矩形パネルの前記中心線と貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線との間に距離を残すように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 順次搬送される複数の矩形パネルに対して、帯状フィルム積層体の送り方向にみて下流側と上流側の幅方向の切込線の間に形成されたフィルムシートを、帯状フィルム積層体と一体に矩形パネルとの貼合位置に送り、帯状フィルム積層体から剥離し、剥離されたフィルムシートに、該フィルムシートに同期させて貼合位置に送られた矩形パネルを貼り合せて表示パネルを連続製造する装置における、フィルムシートと矩形パネルとの位置合せ方法であって、
    (1)貼合位置には、予め、フィルムシートと矩形パネルとの送るべき方向を表す中央基準線上にフィルムシートが配置された場合にフィルムシートを位置決めするフィルムシート基準位置が定められており、貼合位置に送られたフィルムシートの位置がフィルムシート基準位置から乖離している乖離量を求める、
    (2)貼合位置に送られたフィルムシートの送り方向に延びる中心線が前記中央基準線に対して有する角度を求める、
    (3)貼合位置には、予め、前記中央基準線上に矩形パネルが配置された場合に矩形パネルを位置決めする矩形パネル基準位置がさらに定められており、貼合位置に送られた矩形パネルの位置が矩形パネル基準位置から乖離している乖離量を求める、
    (4)貼合位置に送られた矩形パネルの送り方向に延びる中心線が前記中央基準線に対して有する角度を求める、
    (5)貼合位置に送られた矩形パネルは、(2)及び(4)によって求められた角度に基づいて、矩形パネルの前記中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線に平行となるように、角度調整される、
    (6)角度調整された矩形パネルは次に、(1)及び(3)によって求められた乖離量に基づいて、貼合位置に送られたフィルムシートの位置から乖離している乖離量だけ移動され、位置調整される
    ステップによって、前記貼合位置に送られた矩形パネルを前記貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする方法。
  8. 貼合位置に送られた矩形パネルの前記中心線が貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線と一致するように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 貼合位置に送られた矩形パネルの前記中心線と貼合位置に送られたフィルムシートの前記中心線との間に距離を残すように矩形パネルを位置調整することによって、貼合位置に送られた矩形パネルを矩形パネルの送り方向及び/又は幅方向に一定幅の縁部を残して、貼合位置に送られたフィルムシートに重なるようにすることを特徴とする請求項7に記載の方法。
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