JP2017101385A - 躯体の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室テレビを浴室の開口に形成された壁部に固定する際に、浴室テレビを浴室の壁部に固定する前に、浴室テレビを浴室の壁部の開口の近傍に一時的に仮支持した状態とすることができる浴室テレビの支持構造を提供する。【解決手段】躯体を壁部30に対して回動可能に支承する回動支承部と、一端部が回動支承部に支承される躯体の部分とは異なる躯体の一部に係止されると共に、他端部が壁部30に係止されることにより、躯体の一部と壁部30とが離間する仮支持位置であって壁部30に躯体が固定される固定位置とは異なる仮支持位置に、躯体を仮支持する仮支持部材61を備える、壁部30に固定される躯体を、壁部30に固定する前に一時的に壁部30に対して仮支持可能な躯体の支持構造である。【選択図】図8

Description

本発明は、躯体を壁部に固定する際に、躯体を壁部に一時的に仮支持させる、躯体の支持構造に関する。
従来より、浴室の壁部に固定される、躯体を有する浴室テレビが知られている。浴室テレビは、浴室の壁部にビス止めされ、浴室の壁部から出っ張った状態で浴室の壁部に固定されて取り付けられる。また、浴室の壁部に形成された開口部に浴室テレビが嵌め込まれて固定される固定構造が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2001−252212号公報 特開2001−327428号公報
浴室テレビを浴室の壁部に固定する際には、浴室の壁部側のケーブルやコードを、浴室テレビに接続する必要がある。しかし、従来では、浴室テレビを壁部に固定する作業者の内の1人が浴室テレビを壁部に近づけた状態で支持し、他の作業者が、浴室の壁部側のケーブルやコードを、浴室テレビに接続する必要があり、作業性が悪かった。
本発明は、浴室テレビを浴室の開口に形成された壁部に固定する際に、浴室テレビを浴室の壁部に固定する前に、浴室テレビを浴室の壁部の開口の近傍に一時的に仮支持した状態とすることができる浴室テレビの支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の、壁部(例えば、後述の壁部30)に固定される躯体(例えば、後述の躯体201)を、前記壁部に固定する前に一時的に前記壁部に対して仮支持可能な躯体の支持構造は、前記躯体を前記壁部に対して回動可能に支承する回動支承部(例えば、後述の被係止凹部261、周縁部側支持部313)と、一端部が前記回動支承部に支承される前記躯体の部分とは異なる前記躯体の一部に係止されると共に、他端部が前記壁部に係止されることにより、前記躯体の一部と前記壁部とが離間する仮支持位置であって前記壁部に前記躯体が固定される固定位置とは異なる仮支持位置に、前記躯体を仮支持する仮支持部材(例えば、後述のワイヤ61)を備えている。
前記仮支持部材の一端部は、前記躯体の上部に係止され、前記仮支持部材の他端部は、前記壁部に形成された開口部(例えば、後述の開口部301)の周縁部に係止され、前記回動支承部は、前記躯体の下部に設けられ、被係止凹部(例えば、後述の被係止凹部261)を有する躯体側被支持部材(例えば、後述の取り付け用板状金具26)と、前記開口部の周縁部の下部に設けられ、前記被係止凹部に係止可能な周縁部側支持部(例えば、後述の周縁部側支持部313)と、を備え、前記被係止凹部に前記周縁部側支持部が係止されているときに、前記躯体は、前記仮支持位置にあり、前記躯体が前記固定位置にあるときには、前記被係止凹部から前記周縁部側支持部が外れて、前記周縁部側支持部は前記躯体に形成された溝に収容されることが好ましい。
また、前記躯体側被支持部材は、前記躯体の背面よりも前記躯体の後方へ突出していることが好ましい。
また、前記壁部の開口部の周縁部は挿入孔(例えば、後述の貫通孔322)を有し、前記躯体の周縁部は、前記周縁部から突出する突出部材(例えば、後述の凸状金具24)を有し、前記躯体が前記仮支持位置にあるときに、前記被係止凹部に係止された前記周縁部側支持部を回動軸として前記躯体を回動させることにより、前記突出部材は、前記挿入孔に挿入される位置関係を有することが好ましい。
本発明によれば、浴室テレビを浴室の開口に形成された壁部に固定する際に、浴室テレビを浴室の壁部に固定する前に、浴室テレビを浴室の壁部の開口の近傍に一時的に仮支持した状態とすることができる浴室テレビの支持構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の開口部301を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に浴室テレビ20が固定されている様子を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の下部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の上部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の側部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造の凸状金具24を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1において、浴室テレビ20が仮支持されている様子を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1において、仮支持されている浴室テレビ20の下部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1において、仮支持されている浴室テレビ20の上部を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図10を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1を示す概略図である。図2は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の開口部301を示す概略図である。図3は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に浴室テレビ20が固定されている様子を示す断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の下部を示す断面図である。
また、図5は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の上部を示す断面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の側部を示す断面図である。図7は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造の凸状金具24を示す斜視図である。図8は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1において、浴室テレビ20が仮支持されている様子を示す断面図である。図9は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1において、仮支持されている浴室テレビ20の下部を示す断面図である。図10は、本発明の一実施形態に係る、躯体の支持構造を有する浴室1において、仮支持されている浴室テレビ20の上部を示す断面図である。
以下の説明では、浴室1の浴槽11を左手に、洗い場12を右手に見た視野の手前側(図1における左下方向)を前方向と定義し、奥側を後方向と定義し、これらを前後方向と定義する。また、浴室1の床13から天井(図示せず)へ向う方向(図1における上方向)を上方向と定義し、その反対の方向を下方向と定義し、これらを上下方向と定義する。また、洗い場12から浴槽11に向かう方向(図1における左上方向)を左方向と定義し、その反対の方向を右方向と定義し、これらを左右方向と定義する。
本実施形態では、躯体201は、浴室テレビ20を構成し、躯体の支持構造によって仮支持され、また、躯体の固定構造によって、浴室1の壁部30に固定される。躯体の固定構造は、被係合部材としての開口周縁金具31、32と、係合部材、突出部材としての凸状金具24と、躯体側被支持部材としての取り付け用板状金具26と、を有している。躯体の支持構造は、仮支持部材としてのワイヤ61と、回動支承部としての被係止凹部261、周縁部側支持部313と、躯体側被支持部材としての取り付け用板状金具26と、周縁部側支持部313を有する開口周縁金具31、32と、を有している。
図1に示すように、浴室1の内部には、浴槽11と洗い場12が設けられている。浴槽11を左手に、洗い場12を右手に見た視野での洗い場12の奥側正面の壁部30には、鏡15が設けられている。鏡15の下方には、混合水栓161が設置されている。混合水栓161にはシャワーホース162を介してシャワーヘッド163が接続されており、このシャワーヘッド163は、壁部30に設けられたシャワーフック164に掛止可能に構成されている。浴槽11の上方であって天井から下がった壁部30の部分は、開口302(図2参照)が形成された開口部301を有しており、開口部301には、浴室テレビ20が固定されて取り付けられている。
図2に示すように、浴室テレビ20(図1等参照)が固定される壁部30の開口部301には、開口周縁金具31、32が固定されている。開口周縁金具31、32は、長方形状を有する開口部301の開口302の、一対の長辺、一体の短辺にそれぞれ対応して1つずつ設けられており、それぞれ細長い略長方形状の金属板が折り曲げられて構成されている。より具体的には、前後方向及び上下方向に平行な平面で切った断面では、開口周縁金具31、32は、図4〜図6に示すように、壁部30の背面に沿って開口302に至り、開口302において前方へ折れ曲がり前方へ延びている。そして開口周縁金具31、32は、壁部30の前面の位置において、開口302の内方へ向って直角に折り曲げられて延びている。開口周縁金具31の、このように開口302の内方へ向って直角に折り曲げられて延びている部分は、浴室テレビ20の凸状金具24が挿入される金具挿入部311(図2、図5参照)を構成する。また、開口周縁金具32の、このように開口302の内方へ向って直角に折り曲げられて延びている部分は、浴室テレビ20の凸状金具24が固定される金具固定部321(図6参照)を構成する。
図2に示すように、長方形状を有する開口302の、一対の短辺を形成している開口部301の部分(開口周縁部)における壁部30の後側には、それぞれ上下方向に延びて壁部30を支える金属製のポスト(柱)304がそれぞれ配置されており、上下方向に沿って配置された開口周縁金具32は、ポスト304にそれぞれ固定されている。
図2に示すように、長方形状を有する開口部301の開口302の4辺のうちの水平方向に延びる一対の辺に位置する金具挿入部311には、複数の貫通孔312と、貫通孔312よりも直径の小さい貫通孔315と、が形成されている。同様に、長方形状を有する開口部301の開口302の4辺のうちの垂直方向に延びる一対の辺に位置する金具固定部321には、浴室テレビ20の凸状金具24が貫通可能な複数の挿入孔としての貫通孔322が形成されている。
金具挿入部311においては、貫通孔312は、所定の間隔で6つ形成されている。金具固定部321においては、貫通孔322は、所定の間隔で4つ形成されている。長方形状を有する開口部301の開口302の水平方向に延びる一対の辺のうちの下側の辺に位置する金具挿入部311の上端縁部、即ち、開口部301の周縁部の下部に設けられた金具挿入部311の上端縁部は、後述の被係止凹部261(図4等参照)に係止可能な周縁部側支持部313を構成する。即ち、被係止凹部261、周縁部側支持部313は、躯体201を壁部30に対して回動可能に支承する回動支承部を構成する。なお、金具挿入部311、金具固定部321には、他の用途のための貫通孔も形成されている。
図3、4等に示すように、浴室テレビ20は、例えば32インチ程度の比較的大きなモニタを有する略直方体形状の本体前部21と、モニタに映像を出力するための電子回路等を有する略直方体形状の本体後部22と、を有しており、これらは躯体201を構成する。即ち、浴室テレビ20は、正面視で略長方形状の躯体201を有している。本体前部21の前面は、壁部30の開口302よりも幅及び高さが大きい長方形状のガラス板を有しており、16kg程度の重量を有している。
本体前部21の縁部の辺を構成する部分は、凸状金具24を有している。具体的には、長方形状の本体前部21の縁部の4つの辺のうちの水平方向に延びる一対の水平辺としての長辺のうちの上側の長辺の部分には、複数の凸状金具24が所定の間隔で溶接により固定されている。長方形状の本体前部21の4つの辺のうちの垂直方向に延びる一対の垂直辺としての短辺の部分には、それぞれ複数の凸状金具24が所定の間隔で溶接により固定されている。これらの凸状金具24は、本体前部21の縁部から後方へ突出しており、後述のように、固定位置に浴室テレビ20が固定されたときに、金具固定部321の貫通孔322に挿入される位置関係を有している。また、長方形状の本体後部22の縁部の4つの辺のうちの水平方向に延びる一対の長辺のうちの下側の長辺の部分には、凸状金具24は設けられておらず、取り付け用板状金具26が固定されている。また、長方形状の本体前部21の縁部の4つの辺のうちの水平方向に延びる一対の長辺の部分には、図4、図5に示すように、パッキン215が固定されている。
図7等に示すように、凸状金具24は、基部平板部241と突出係合部242とを有している。基部平板部241は、略長方形状の板状を有しており、溶接により本体前部21の縁部の後面に固定されている。突出係合部242は、略円柱形状(または略円錐形状)を有する基部側部分243と、載頭円錐形状の側面が周方向に複数箇所において窪んだ、あたかもプラスドライバーの先端部分のような形状を有する先端側部分244とを有しており、基部平板部241の表面に直交する方向へ基部平板部241の表面から延出している。基部平板部241に接続されている基部側部分243の部分の下部には、基部側部分243の下端から上方へ切り欠いたような形状を有する固定用凹部245が形成されている。
後述のように、固定位置に浴室テレビ20が固定されたときに、凸状金具24は、金具固定部321の貫通孔322、金具挿入部311の貫通孔312に挿入されるのであるが、そのうちの、本体前部21の4つの辺のうちの垂直方向に延びる一対の短辺の部分に設けられた凸状金具24の固定用凹部245には、金具固定部321の貫通孔322を形成している周縁部が係合可能である。この係合により、凸状金具24が金具固定部321に固定され、これにより、躯体201を有する浴室テレビ20は、浴室1の壁部30の開口302を塞ぐように、浴室1の壁部30に固定される。
取り付け用板状金具26は、細長い略長方形状の金属板が折り曲げられて構成されており、躯体201の下部、より具体的には、本体後部22の下端面の左端部から右端部に至るまでの部分に設けられている。取り付け用板状金具26は、前後方向及び上下方向に平行な断面においては、図4に示すように、本体後部22の下端面に沿って前方へ延び、この部分が本体後部22の下端面に固定され、本体前部21の後面よりも後方の位置において下方向へ折れ曲がり、下方向へ延びている。そして、取り付け用板状金具26は、後方向へ折れ曲がり後方へ延び、所定の位置で折れ曲がり斜め後方の下方へ向って延びている。当該所定の位置において折れ曲がっている取り付け用板状金具26の部分は、図4に示すように、上に凸形状を有する「く」の字形状を有しているため、上方へ凹んだ被係止凹部261を構成する。即ち、取り付け用板状金具26は、被係止凹部261を有している。取り付け用板状金具26は、図4等に示すように、本体後部22の背面よりも後方へ突出している。図4、図9に示すように、取り付け用板状金具26の前端面と本体前部21との間には、溝203が形成されている。
ワイヤ61は、2本設けられている。ワイヤ61の一端部は、躯体201の一部としての本体後部22の上部に係止され、ワイヤ61の他端部は、壁部30に形成された開口部301の周縁部に係止される。
より具体的には、ワイヤ61の一端部は、結ばれて環状とされ、環状の部分が、浴室テレビ20の本体後部22の左右方向における両端部にそれぞれ設けられたフック部223に掛けられて固定されることにより係止される。ワイヤ61の他端部は、壁部30の、長方形状を有する開口部301の開口302の水平方向に延びる一対の辺のうちの上側の辺に位置する金具挿入部311の、左右両端の貫通孔312に通されて、結ばれて固定されることによりそれぞれ係止される。これにより、後述のように浴室テレビ20を壁部30に固定する際に、浴室テレビ20が壁部30に固定される固定位置とは異なる仮支持位置、即ち、図8に示すように、浴室テレビ20を、浴室テレビ20の前面が斜め前方の下方を向き、浴室テレビ20の上部と壁部30とが離間した状態の仮支持位置に、一時的に仮支持するように構成されている。
次に、浴室テレビ20の壁部30への固定について説明する。
先ず、ワイヤ61の他端部を、壁部30の、長方形状を有する開口部301の開口302の水平方向に延びる一対の辺のうちの上側の辺に位置する金具挿入部311の、左右両端の貫通孔312に通して、それぞれ係止する。次に、浴室テレビ20の取り付け用板状金具26の被係止凹部261に、壁部30の開口部301の周縁部側支持部313を係止させ、周縁部側支持部313に浴室テレビ20が支持された状態とする。この状態では、浴室テレビ20は、前後方向及び上下方向に平行な断面において、被係止凹部261に係止されている周縁部側支持部313の先端を中心として、浴室テレビ20が前方へ倒れる方向、又は、浴室テレビ20の前面が垂直となる状態に近づく方向へ回動可能である。
次に、浴室テレビ20を、被係止凹部261に係止されている周縁部側支持部313の先端を中心として回動させて浴室テレビ20の上端部を壁部30の開口部301の上部に接近させてゆき、ワイヤ61の一端部を、浴室テレビ20の本体後部22の左右方向における両端部に設けられたフック部223に係止させる。これにより、図8に示すように、浴室テレビ20は、浴室テレビ20の前面が斜め前方の下方を向いた状態の仮支持位置に、一時的に仮支持される。
次に、浴室テレビ20を、被係止凹部261に係止されている周縁部側支持部313の先端を中心として回動させて浴室テレビ20の上端部を壁部30の開口部301の上部に更に接近させてゆく。すると、前後方向において、金具固定部321の貫通孔322に凸状金具24の先端部が対向する位置関係となり、貫通孔322に凸状金具24を挿入可能な位置関係となる。この状態の姿勢を浴室テレビ20が保ったまま、浴室テレビ20を壁部30に固定する作業者が、浴室テレビ20を壁部30へ向かって押しつけるように押して移動させることにより、凸状金具24は。金具固定部321の貫通孔322に挿入されてゆく。そして、長方形状を有する開口部301の開口302の4辺のうちの垂直方向に延びる一対の短辺に位置する金具固定部321の貫通孔322の周縁部分に、凸状金具24の突出係合部242の基部側部分243の下部が、支持された状態となる。なお、金具挿入部311の貫通孔312においては、凸状金具24の突出係合部242が挿入された状態になっているが、凸状金具24の突出係合部242は、金具挿入部311の貫通孔312の周縁部分には接触していない。
そして、更に作業者が、浴室テレビ20を後方へ押して、パッキン215を本体前部21と壁部30とで圧縮するようにして移動させることにより、躯体201の自重が作用して凸状金具24の固定用凹部245の部分は躯体201と共に下方へ移動して、長方形状を有する開口部301の開口302の4辺のうちの垂直方向に延びる一対の短辺に位置する金具固定部321の貫通孔322の周縁部分に係合する。このとき、図4等に示すように、周縁部側支持部313は、被係止凹部261から外れた状態になっており、取り付け用板状金具26の前端面と本体前部21との間に形成された溝203に入り、取り付け用板状金具26、本体前部21、及び、本体後部22のいずれとも当接していない状態で収容される。このとき浴室テレビ20は固定位置にあり、浴室1の壁部30に固定される。そして、図4、図5に示すように、本体前部21と壁部30との間にシーリング材216を挿入することにより、本体前部21と壁部30との間がシールされた状態とされる。
上記構成の実施形態による、躯体の固定構造によれば、以下のような効果を得ることができる。
躯体201を有する浴室テレビ20を浴室1の壁部30に固定するための躯体の固定構造は、壁部30に固定される被係合部材としての開口周縁金具32と、躯体201としての本体前部21に固定され、躯体201と共に下方向に移動して開口周縁金具32に係合して躯体201を壁部30の所定の固定位置に保持する係合部材としての凸状金具24と、を備える。
この構成により、ビス等を用いずに、躯体201の自重を利用して、容易に壁部30に質量の大きな躯体201としての浴室テレビ20を、壁部30の開口302に対して正面(前方)から取付けて固定することができる。また、壁部30の強度が低下したり、壁部30に固定された石膏ボードのねじれやゆがみが発生したりすることを抑え、壁部30の壁厚が増すことを抑えることができる。このため、施工が難しくなることを回避することができる。また、ビス等が浴室1内に突出することを防止することができ、外観不良となることを防ぐことができる。また、このためビスを隠すためのフレーム等を不要とすることができ、また、浴室1内へ突出する浴室テレビ20の部分の厚みが大きくなることを抑えることができる。
また、係合部材は、躯体201から突出する突出部材としての凸状金具24により構成され、突出部材としての凸状金具24の基部の下部は、被係止凹部261を有する。被係合部材としての金具固定部321の貫通孔322の周縁部分は、躯体201が固定位置にあるときに、被係止凹部261に係合する。この構成により、ビス等を用いずに、躯体201の自重を利用して、容易に壁部30に質量の大きな躯体201としての浴室テレビ20を、固定する構成を実現することができる。また、複雑な形状を有していないため、躯体の固定構造の製造を容易とすることができる。
躯体201としての本体前部21は、水平に延びる一対の水平辺としての長辺と、一対の長辺の端部同士を接続する一対の垂直辺としての短辺と、を有する長方形状を有する。本体前部21の一対の短辺は、係合部材としての凸状金具24を有する。一対の短辺の凸状金具24は、被係合部材としての開口周縁金具32に係合することにより躯体201を有する浴室テレビ20を固定位置に固定する。
この構成により、一対の短辺の凸状金具24が係合する被係合部材としての開口周縁金具32が金属製のポスト(柱)304に固定されている場合には、浴室テレビ20をポスト304に強固に固定することができ、安定して浴室テレビ20を、ポスト304を有する壁部30に固定することができる。このため浴室1の壁部30に形成された開口部301に浴室テレビ20が嵌め込まれて、浴室1の壁部30に浴室テレビ20が固定されても、壁部30の強度が低下する問題や、壁部30に固定された石膏ボードのねじれやゆがみが発生することを抑えることができる。また、躯体201を有する浴室テレビ1の重量を支えるだけの壁厚が必要なくなり、浴室1の壁部30の石膏ボードの厚みが増して、施工が難しくなる等の問題が生ずることを抑えることができる。また、壁部30を薄くしても、浴室テレビ20が浴室1の内方へ倒れる等の問題が生ずることを防止できる。
また、躯体201を有する浴室テレビ20は、壁部30に形成された開口部301の開口302を塞ぐように壁部30に固定される。躯体201としての本体後部22の下部に設けられ、被係止凹部261を有する躯体側被支持部材としての取り付け用板状金具26と、開口部301の周縁部の下部に設けられ、被係止凹部261に係止可能な周縁部側支持部313としての開口周縁金具31と、を備える。被係止凹部261に開口周縁金具31が係止されているときに、躯体201を有する浴室テレビ20は、仮支持位置にあり、躯体201を有する浴室テレビ20が固定位置にあるときには、被係止凹部261から開口周縁金具31が外れて、開口周縁金具31の周縁部側支持部313は、躯体201に形成された溝203に収容される。
この構成により、仮固定位置を固定位置とは異なる位置とし、仮固定位置から移動してゆき、躯体201を有する浴室テレビ20の自重が作用して固定位置に配置されることを可能とすることができる。また、仮支持に用いられた開口周縁金具31の周縁部側支持部313は、浴室テレビ20が固定位置に固定される際に邪魔になることを回避できる。また、溝203内に開口周縁金具31の周縁部側支持部313が収容されているため、浴室テレビ20の下部に対して前後方向へ押圧する力が作用した場合であっても、開口周縁金具31の周縁部側支持部313が、溝203を形成する取り付け用板状金具26の前端面や本体前部21の後面に当接して、浴室テレビ20の下部の位置決めをすることができる。
また、壁部30に固定される躯体201としての浴室テレビ20を、壁部30に固定する前に一時的に壁部30に対して仮支持可能な躯体の支持構造は、躯体21を壁部30に対して回動可能に支承する回動支承部(被係止凹部261、周縁部側支持部313)と、一端部が回動支承部に支承される躯体201の部分とは異なる、躯体201としての本体後部22の一部に係止されると共に、他端部が壁部30に固定された開口周縁金具31に係止されることにより、躯体201の一部と壁部30とが離間する仮支持位置であって壁部30に躯体201が固定される固定位置とは異なる仮支持位置に、躯体201を仮支持する仮支持部材としてのワイヤ61を備える。
この構成により、躯体201を有する浴室テレビ20を、壁部30に固定する前に、壁部30から浴室テレビ20の上部が離間した仮支持位置に仮支持した状態を維持することができるため、この状態で、壁部30に浴室テレビ20を固定する作業者は、1人で壁部30の側のコードやケーブルの端部を、浴室テレビ20に容易に接続することができる。また、振動や、誤って浴室テレビ20が持ち上げられることにより、万が一、凸状金具24の被係止凹部261への、金具固定部321の貫通孔322の周縁部分の係合が外れた場合であっても、被係止凹部261に開口周縁金具32の周縁部側支持部313がすぐに係止され、また、浴室テレビ20が前方へ倒れてきた場合であっても、ワイヤ61によって浴室テレビ20は壁部30に吊られた状態になり仮支持位置に浴室テレビ20が配置されやすくなっているため、浴室テレビ20が壁部30に対して大きく傾くことを抑制できる。
また、躯体側被支持部材としての取り付け用板状金具26は、躯体201の背面としての本体後部22の背面よりも、本体後部22の後方へ突出している。この構成により、壁部30に浴室テレビ20を固定する作業者は、本体後部22の背面の上方から、本体後部22の下部を目視することにより、取り付け用板状金具26の位置を確認しながら、容易に浴室テレビ20を仮支持位置に仮支持させることができる。
また、壁部30の開口部301の周縁部を構成する開口周縁金具32は挿入孔としての貫通孔322を有する。躯体201としての本体前部21の周縁部は、周縁部から突出する突出部材としての凸状金具24を有する。躯体201を有する浴室テレビ20が仮支持位置にあるときに、被係止凹部261に係止された周縁部側支持部313を回動軸として、躯体201を有する浴室テレビ20を回動させることにより、凸状金具24は、貫通孔322に挿入される位置関係を有する。
この構成により、壁部30に浴室テレビ20を固定する作業者は、浴室テレビ20を仮支持位置に仮支持させた状態とした後に、後方へ浴室テレビ20を押して、被係止凹部261に当接して係止された周縁部側支持部313の先端部を中心として回動させた後に、浴室テレビ20を壁部30へ向かって押しつけるように押して移動させることにより、容易に、凸状金具24を貫通孔322に挿入させることができる。この結果、容易に浴室テレビ20を固定位置へ移動させることができ、壁部30に固定することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図11〜図13を参照しながら説明する。
図11は、本発明の第2実施形態に係る、躯体の固定構造を有する浴室1の、壁部30に浴室テレビ20が固定されている様子を示す断面図である。図12は、本発明の第2実施形態に係る、躯体の固定構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の下部を示す断面図である。図13は、本発明の第2実施形態に係る、躯体の固定構造を有する浴室1の、壁部30に固定されている浴室テレビ20の上部を示す断面図である。
第2実施形態においては、ワイヤ61が設けられておらず、外れ止め金具61Aが設けられている点で、第1実施形態とは異なる。また、本体後部22の縁部の4つの辺のうちの水平方向に延びる一対の長辺のうちの下側の長辺の部分には、取り付け用板状金具26が設けられておらず、第1実施形態における凸状金具24とは形状の異なる凸状金具24Aが設けられている点で、第1実施形態とは異なる。第1実施形態と同様構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
図11、図12に示すように、本体後部22の縁部の4つの辺のうちの水平方向に延びる一対の長辺のうちの下側の長辺の部分には、凸状金具24Aが設けられている。凸状金具24Aの突出係合部242Aの基部側部分243Aの軸方向(図12における左右方向)における当該基部側部分243Aの長さは、第1実施形態における基部側部分243の軸方向における当該基部側部分243の長さよりも短い。
外れ止め金具61Aは、基部板状部611Aと、外れ止め延出部612Aとを有している。基部板状部611Aは、板状を有しており、溶接により本体前部21の縁部の後面に固定されている。外れ止め延出部612Aは、基部板状部611Aの後面から後方へ延び、斜め後ろ上方へ折れ曲がって延び、湾曲して斜め後ろ下方へ向かって、凸状金具24Aの突出係合部242Aの先端よりも後方に至るまで延びている。外れ止め延出部612Aの延出端は、自由端を構成する。図12に示すように、外れ止め延出部612Aは、上方へ凸となる緩やかな山状を有している。浴室テレビ20が固定位置にあるときに、外れ止め金具61Aの外れ止め延出部612Aは、長方形状を有する開口部301の開口302の4辺のうちの水平方向に延びる一対の辺のうちの下側に位置する開口周縁金具31に形成された、外れ止め用貫通孔515Aに挿入されるように構成されている。
浴室テレビ20を壁部30に固定する作業者が、壁部30に浴室テレビ20を固定する際には、先ず、浴室テレビ20の本体前部21の前面を壁部30の前面に平行な位置関係として、凸状金具24Aの先端部を、金具挿入部311の貫通孔312に対向させて挿入してゆく。
このとき、外れ止め金具61Aの外れ止め延出部612Aの延出端は、外れ止め用貫通孔315Aに挿入されてゆく。そして、更に作業者が、浴室テレビ20を後方へ押して移動させることにより、上方へ凸となる緩やかな山状の外れ止め延出部612Aの部分の上面が、外れ止め用貫通孔315Aの周縁部に摺動して、外れ止め延出部612Aは下方へ変形しながら、外れ止め用貫通孔315Aに挿入されてゆき、外れ止め延出部612Aの折れ曲がっている部分まで挿入される。これにより、外れ止め延出部612Aの折れ曲がっている部分が、外れ止め用貫通孔315Aの周縁部に係合した状態となる。これと同時に、躯体201の自重が作用して、長方形状の本体前部21の4つの辺のうちの垂直方向に延びる一対の短辺の部分に設けられた凸状金具24の固定用凹部245の部分は、躯体201と共に下方へ移動して、長方形状を有する開口部301の開口302の4辺のうちの垂直方向に延びる一対の短辺に位置する金具固定部321の貫通孔322の周縁部分に係合し、浴室テレビ20は、固定位置において壁部30に固定される。
上記構成の実施形態による、躯体の固定構造によれば、以下のような効果を得ることができる。浴室テレビ20が固定位置において壁部30に固定されているときに、外れ止め延出部612Aの折れ曲がっている部分が、外れ止め用貫通孔315Aの周縁部に係合した状態となっているため。万が一、凸状金具24の固定用凹部245の部分から金具固定部321の貫通孔322の周縁部分が外れてしまった場合であっても、容易に凸状金具24が金具固定部321の貫通孔322から外れてしまうことを防止することができ、これにより、浴室テレビ20が壁部30から落ちてしまうことを防止することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、躯体、被係合部材、周縁部側支持部、係合部材、突出部材、躯体側被支持部材、躯体の支持構造、躯体の固定構造は、上記実施形態における開口周縁金具32、凸状金具24A、取り付け用板状金具26、ワイヤ61、開口周縁金具32等の構成に限定されない。
従って、例えば、躯体201は、浴室テレビ20を構成したが、浴室テレビ20に限定されず、例えば、板状のガラス等を有する比較的大きな重量を有する構造体であって壁部30に固定される構造体を構成してもよい。また、躯体201は、ポスト304に固定された金具固定部321に固定されたが、この構成に限定されない。従って、本体前部21の4つの辺のうちの水平方向に延びる長辺の部分に設けられた凸状金具24が壁部30に固定されてもよい。また、壁部は、浴室1の壁部30に限定されない。
また、本実施形態では、ワイヤ61の一端部は、結ばれて環状とされ、環状の部分が、浴室テレビ20の本体後部22の左右方向における両端部にそれぞれ設けられたフック部223に掛けられて固定されることにより係止されていた。また、ワイヤ61の他端部は、壁部30の、長方形状を有する開口部301の開口302の水平方向に延びる一対の辺のうちの上側の辺に位置する金具挿入部311の、左右両端の貫通孔312に通されて、結ばれて固定されることによりそれぞれ係止されていた。しかし、係止の構成は、これらの係止の構成に限定されない。例えば、ワイヤの端部にフックが設けられていて、躯体にフックが引っ掛けられるようにして係止されてもよいし、躯体に短い固定用ワイヤが固定されていて、固定用ワイヤにワイヤの端部が結ばれることにより、ワイヤの端部が固定用ワイヤを介して躯体に係止されてもよい。
また、基部平板部241に接続されている基部側部分243の下部には、基部側部分243の下端から上方へ切り欠いたような形状を有する固定用凹部245が形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、躯体と凸状金具と間に溝が形成され、当該溝に、金具固定部321の貫通孔322の周縁部が係合してもよい。
また、ワイヤ61は、2本設けられていたが、2本に限定されない。例えば、2本のうちのいずれか1本のみが設けられてもよい。また、ワイヤ61は、貫通孔312に通されて係止されたが、この構成に限定されない。例えば、ワイヤ61は、貫通孔312よりも直径の小さい貫通孔315に通されて係止されてもよい。このようにすることで、凸状金具24については、直径の大きい貫通孔312へ通し、ワイヤ61については、直径の小さい貫通孔315へ通すという具合に、直径の大小異なる貫通孔312、315を使い分けることができ、貫通孔312、315への通し間違えの発生を抑えることができる。
24…凸状金具(係合部材、突出部材)
26…取り付け用板状金具(躯体側被支持部材)
30…壁部
32…開口周縁金具(被係合部材)
61…ワイヤ(仮支持部材)
201…躯体
245…固定用凹部(凹部)
261…被係止凹部
313…周縁部側支持部
322…貫通孔(挿入孔)

Claims (4)

  1. 壁部に固定される躯体を、前記壁部に固定する前に一時的に前記壁部に対して仮支持可能な躯体の支持構造であって、
    前記躯体を前記壁部に対して回動可能に支承する回動支承部と、
    一端部が前記回動支承部に支承される前記躯体の部分とは異なる前記躯体の一部に係止されると共に、他端部が前記壁部に係止されることにより、前記躯体の一部と前記壁部とが離間する仮支持位置であって前記壁部に前記躯体が固定される固定位置とは異なる仮支持位置に、前記躯体を仮支持する仮支持部材を備える、躯体の支持構造。
  2. 前記仮支持部材の一端部は、前記躯体の上部に係止され、前記仮支持部材の他端部は、前記壁部に形成された開口部の周縁部に係止され、
    前記回動支承部は、
    前記躯体の下部に設けられ、被係止凹部を有する躯体側被支持部材と、
    前記開口部の周縁部の下部に設けられ、前記被係止凹部に係止可能な周縁部側支持部と、を備え、
    前記被係止凹部に前記周縁部側支持部が係止されているときに、前記躯体は、前記仮支持位置にあり、前記躯体が前記固定位置にあるときには、前記被係止凹部から前記周縁部側支持部が外れて、前記周縁部側支持部は前記躯体に形成された溝に収容される請求項1に記載の、躯体の支持構造。
  3. 前記躯体側被支持部材は、前記躯体の背面よりも前記躯体の後方へ突出している、請求項2に記載の躯体の支持構造。
  4. 前記壁部の開口部の周縁部は挿入孔を有し、
    前記躯体の周縁部は、前記周縁部から突出する突出部材を有し、
    前記躯体が前記仮支持位置にあるときに、前記被係止凹部に係止された前記周縁部側支持部を回動軸として前記躯体を回動させることにより、前記突出部材は、前記挿入孔に挿入される位置関係を有する、請求項2又は請求項3に記載の躯体の支持構造。
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