JP2008070889A - ディスプレイ取付具用のインウォールインターフェース及び取付方法 - Google Patents

Abstract

【課題】埋め込み式のディスプレイ用取付装置を提供する。
【解決手段】埋め込み式のインウォールインターフェースボックスアッセンブリは完成した壁の中に比較的容易に設置することができ、ボックス内にビデオ及び電気ケーブル用の収納を有し、魅力的な外観であり、比較的単純及び安価に製造できる。取付具はフラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容する凹所を形成する皿状の胴部を有する。皿状の胴部は、壁構造の一対のフレーム材の間に配置するための寸法になっている。また、インターフェースは皿状の胴部に操作可能に連結されている調節機構を少なくとも一つ有しており、調節機構は選択的にシフト可能であることによって、フレーム材に係合し、皿状の胴部を所望する位置に保持する。さらに調節機構は、インウォールボックスをフレーム材へと永久に固定するための固定具を少なくとも一つ有する。
【選択図】図２

Description

本発明はビデオディスプレイ、特にビデオディスプレイ用の取付装置に関する。

フラットパネルのモニタ及びテレビは家庭及び商業用の設置において一般化してきている。以前に一般的であったブラウン管（「ＣＲＴ」）のモニタは急速にフラットパネル装置に置き換わりつつある。ＣＲＴに対するフラットパネル装置の主な利点は非常に薄い装置の魅力的な審美性であり、それは壁に設置された場合には額のある写真又は絵に似ている。

多くの異なる形状の壁に取付ける装置がフラットパネルディスプレイ用に開発された。そのような従来式の取付装置の例は、参照によって全て文献援用されている米国特許第７，０２８，９６１号、第６，９０５，１０１号、第Ｄ５０７，４７７号、第Ｄ４９６，３６７号、第Ｄ４９５，７１４号、第Ｄ４９５，７１３号、第Ｄ４９４，９７８号、第Ｄ４９４，５９６号、第Ｄ４９３，８００号及び米国特許公報第２００７０１５８５１５号に開示されている。これら従来式の取付装置は、壁に取付けられるフラットパネルモニタの薄いフレームの審美性をもたらすことに寄与するものの、これら従来技術の取付具にはモニタの背部と壁面との間にいくらかの隙間が必要とされることで、取付具自身のための空間を提供し、且つモニタの位置決めを可能にする。

以前は壁中に埋め込まれた箱がフラットパネルモニタ及び取付装置に用いられることで、モニタの背面をそれが取付けられる壁面のより近くに配置することができた。これらの装置において、箱は壁の中に設置されることによって凹所を形成し、上述されたような取付装置が凹所に取付けられる。しかしながら、これら従来式のインウォールボックスはいくつかの欠点を有する。以前のインウォールボックスの欠点の一つは、既存の完成している壁の中に設置することが一般に困難なことであり、壁の内部の被覆層（すなわち壁板又はしっくい）の広範な部分が除去されて、箱を構造フレーム材（すなわちスタッド）に固定するためのアクセスを容易にすることを必要とする。スタッドの間隔が多様なため、壁の中の所望する位置にインウォールボックスを配置することを可能にするため、特殊なシムがしばしば必要とされる。他の設置に関連する従来式のインウォール取付装置の欠点は、通常電気及びビデオ線を箱の中に収納するための用意が作られていないことである。分離したコンセントの（outlet）箱がインウォール取付箱の近くの壁に設置されなければならず、又は収納されるケーブルのために箱に穴がドリルで開けられなければならない。また、従来式の箱の外観は一般にいささか粗雑であり、ほぼ「工業的な」性質を有している。最後に、箱そのものが一般に製造するのに費用がかかる。
米国特許第７，０２８，９６１号明細書 米国特許第６，９０５，１０１号明細書 米国デザイン特許第Ｄ５０７，４７７号明細書 米国デザイン特許第Ｄ４９６，３６７号明細書 米国デザイン特許第Ｄ４９５，７１４号明細書 米国デザイン特許第Ｄ４９５，７１３号明細書 米国デザイン特許第Ｄ４９４，９７８号明細書 米国デザイン特許第Ｄ４９４，５９６号明細書 米国デザイン特許第Ｄ４９３，８００号明細書 米国特許公報第２００７０１５８５１５号明細書

業界において未だに必要とされているものは、埋め込み式のインウォールボックスの形態であるインウォールインターフェースである。それは比較的容易に完成済みの壁の中に設置することができ、ビデオ及び電気ケーブル用の収納を箱の中に有し、魅力的な外観を有し、及び比較的単純で安価に製造することができることである。

本発明は埋め込み式のインウォールボックスを提供することによって業界における要望を解決する。前記ボックスは比較的容易に完成済みの壁の中に設置することができ、ビデオ及び電気ケーブル用の収納を箱の中に有し、魅力的な外観を有し、及び比較的単純で安価に製造することができる。

本発明の実施形態は、ディスプレイ取付具用のインウォールインターフェースをほぼ包含し、取付具はフラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容する凹所を形成する皿状の胴部を有する。皿状の胴部は、壁構造の一対のフレーム材の間に配置するための寸法になっている。また、インターフェースは皿状の胴部に操作可能に連結されている調節機構を少なくとも一つ有しており、調節機構は選択的にシフト可能であることによって、フレーム材に係合し、皿状の胴部を所望する位置に保持する。さらに調節機構は、インウォールボックスをフレーム材へと永久に固定するための固定具を少なくとも一つ有する。

その上、本発明の他の実施形態はディスプレイ取付具用のインウォールインターフェースを包含する。インターフェースは凹所を形成する皿状の胴部を有し、凹所はフラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容する。皿状の胴部は壁構造のフレーム材の間に配置するための寸法にされている。また、いくつかの実施形態において見出されるのは、皿状の胴部の壁部に形成されており、フレーム材と等距離に位置する複数のねじ付突起である。さらに、外側がねじ構造になっている複数の調節サムスクリュ（thumb-screw）が含まれるであろう。これらのサムスクリュは、構造フレーム材の間に皿状の胴部を調節可能に支持するために、ねじ付突起を介して係合可能である。調節サムスクリュは軸方向に設置された穴をそれぞれ有する。複数の固定具が、調節サムスクリュの穴を介して構造フレーム材へと到達し、皿状の胴部をしっかりと支持するために提供されている。

本発明のさらに別の実施形態はフラットパネルディスプレイ取付具を設置する方法を含む。フロントパネルディスプレイはこの方法を用いて設置されており、それは、ディスプレイ取付具を受容し、ビデオ及び電気ケーブルを収納するための凹部を形成するインウォールインターフェース部材を最初に提供することによる。穴は壁部の壁膜（membrane）アッセンブリ内に形成されており、インウォールインターフェース部材の表面の形状におおまかに一致する。調節サムスクリュはインウォールインターフェース中の突起を介して通され、それは各サムスクリュの遠端が壁部のフレーム材に係合するまで続く。

ある別の実施形態は、皿状の胴部を有する電子ディスプイレイを取付けるためのインウォールインターフェースシステムを提供し、皿状の胴部はフラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容するための凹所を形成する。皿状の胴部は壁構造の一対のフレーム材の間に配置するための寸法にされている。インターフェースシステムはまた、皿状の胴部に操作可能に連結されている調節手段を少なくとも一つ有する。調節手段は選択的にシフト可能であることによって、それはフレーム材の表面に係合することで所望する位置に皿状の胴部を保持するようになっている。同様に調節手段に含まれるものは、少なくとも一つの固定手段である。

本発明の実施形態は電子ディスプレイを取付けるためのインターフェースシステムを含む。この実施形態はフラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容するための凹所を形成する皿状の胴部を含む。皿状の胴部は壁構造の一対のフレーム材の間に配置するための寸法になっており、外側がねじ構造になっている複数の突起を提供する対向する壁を有する。同様に、皿状の胴部に操作可能に連結されている調節機構が少なくとも一つある。調節機構は突起内を選択的にシフト可能であることによって、フレーム材に係合し、所望する位置に皿状の胴部を保持する。また、調節機構は少なくとも一つの固定材を有する。

インウォールインターフェースを提供するある実施形態の利点は、壁板もしくは壁の他の内部被覆層の過度の除去を必要とせずに設置できることであろう。

インウォールインターフェースを提供するある実施形態の利点は、比較的容易に設置できることであり、追加の特殊なシムの使用を必要としないことである。

また、ある実施形態の利点は、電気及びビデオケーブルをインターフェースボックス内に収納すると共に、分離した付近のコンセントボックスの必要性を除去することである。

ある実施形態の利点は、電子ディスプレイを取付けるためのインウォールインターフェースシステムを提供することであり、それは魅力的であり審美的に満足のいく外観をしており、さらに安価に製造できる。

本発明の特定の実施形態のさらに別の対象及び利点は、本発明の図面及び説明を参照することによって当業者にとって明らかになるであろう。

図１から１３には、フラットパネルディスプレイ用のインウォールインターフェース及び壁構造２２内に取付システム２０がほぼ描かれている。それは例えば壁板又はしっくいである壁膜アッセンブリ２４及び、木製のスタッドであろうフレーム材２６を含む。離間した平行なフレーム材２６を有するそのような壁構造２２は大部分の住宅用及び商業用建築物において一般的である。取付システム２０はインウォールインターフェース２８をほぼ含み、それはディスプレイ取付具３０を受容し、フラットパネルディスプレイ装置３２に取付けられる。

インウォールインターフェース２８は皿状の胴部３４、調節（shimming）サムスクリュ３６の形態である調節機構、及びねじ付の固定具３８を一般に有する。皿状の胴部３４は凹所４４を形成する壁部４０と背部４２とを有する。凹所４４の深さ及び背部４２は、皿状の胴部が壁膜アッセンブリ２４と全ての内壁又は内部構造との間の空間内に簡便に収まるように設計されている。周縁フランジ４６は凹所４４の縁４８周囲を外向きに延びることによって、壁構造２２内に設置された時に、完成された外観のために壁膜の端５０が隠れることを可能にする。周縁フランジ４６は外側が丸い角を有し、全方向に縁４８から延びているであろう。皿状の胴部３４はポリマから単一の一体化した部品として形成されているか、金属などの他の適した材料から形成されているであろう。丸い角５２及び５４が付与されているのは、満足できる美しい外観及び、ポリマ材料からの形成を容易にするためである。さらに、そのような曲線の特徴はコードのもつれを最小化するのに役立ち、尖った端もしくは角によって生じる損傷を回避できる。

突起５６は壁４０の様々な場所に付与されることで、簡便及び有益な調節配置が皿状の胴部３４を支持し、周囲のフレーム材と揃えることを可能にする。突起は一般に皿状の胴部３４の一部である。通常、突起の位置は図に示されるようになっており、対の突起は平行な壁に横方向に位置しており、互いに軸方向に並ぶように皿状の胴部３４の凹所を横切っている。さらに、複数の突起５６は壁４０上の皿状の胴部の縁４８から様々な距離に配置されることで、フレーム材２６に対して皿状の胴部３４を並べる又は距離をあけるために、より広範囲にわたる調節を提供する。また、そのような空間はフレーム材２６全体に応力を分散させ、安定性の向上と、希望するインターフェースの加重の分散とを可能にする。突起５６は、垂直方向に延びているフレーム材２６に平行になっている皿状の胴部３４の二つの側壁４０に通常は位置しているものの、フレーム材が近くに配置されており、この可能性を許容するのであれば、突起５６は他の壁４０に配置可能であることも想定される。

突起５６は壁４０に付与されており、それぞれが調節サムスクリュ３６の一つを受容するためのねじ付の穴５８を形成する。そのそれぞれは協働外部ねじ６０を有する。したがって、各調節サムスクリュ３６は穴５０の中へ及び穴から通ることができる。調節サムスクリュ３６それぞれは固定材３８を受容するために軸方向に並んだ穴６２を形成する。そのような固定材３８は対応するサムスクリュ３６の長さより長いため、図２に示されるように穴５０に挿入された場合、固定材３８は調節サムスクリュ３６の両端から突出する。穴６２は固定材３８にネジ係合されていてもされなくても良い。

インウォールインターフェース２８を設置するために、壁膜アッセンブリ２２に縁４８の大きさ及び形状に大まかに合わせた穴があけられるであろう。インウォールインターフェース２８はその後に穴に配置され、各調節サムスクリュ３６は、遠端６４がフレーム材２６の表面に係合するまで突起５６の一つの中へと通される。各調節サムスクリュ３６が別々に調節されることによって、穴の中のインウォールインターフェース２８の所望される配置が可能となることが理解されるであろう。それは例えば、横方向の配置を調節し、インウォールインターフェース２８が部屋の天井と直角になる又は壁の端と隣接することを保証する。またある実施形態においては、サムスクリュ３６の先端がフレーム材の表面にわずかに埋まるように尖っていることによって、サムスクリュとフレーム材との間のより大きなかかりを提供できることが理解されるであろう。調節サムスクリュ３６が所望される位置にしっかりと固定されることによって、インウォールインターフェース２８を適所に一時的に保持できれば、固定材３８が穴６２を通ることでインウォールインターフェース２８をフレーム材２６に固定することができる。

ある発明の実施形態においては、取り外し部（knockout portion）６６、６８が一つ以上の壁４０に付与されることによって、二個口コンセント７０などの電気的な接続を容易にすることができる。したがって、フラットパネルディスプレイ３２用の電気ケーブル収納に関する満足できる完成した外観を可能にする。例えばこれらの取り外し部は、ＤＶＤプレーヤ、レシーバ、スピーカ又は他の入力もしくは出力装置などの付属機器用のケーブルに適用するために用いられる。

別の実施形態においては、調節サムスクリュ３６は壁４０の一つのみから延びており、対向する壁４０は隣接するフレーム材に直接係合していることが理解されるであろう。他の実施形態においては、突起５６が省かれており、サムスクリュ３６が皿状の胴部３４に予め形成された穴、もしくは設置直前に所望される位置にドリルであけられた穴を通される。さらに別の実施形態においては、固定材３８はサムスクリュ３６から分離されており、固定材３８は壁４０に形成された離間した穴を通される。

その後に提供されるものは、フラットパネルディスプレイ取付具を受容し、部分的に隠すための、設置が容易であり、分離しており、そして審美的に満足できるインウォールインターフェースであり、その中にビデオ及び電気ケーブル用の収納設備がフラットパネルモニタ調節用の十分な空間とともに提供される。

上述の実施形態は説明することを目的としており、限定を意図していない。別の実施形態は請求の範囲内に包含される。本発明は特定の実施形態を参照して説明されたものの、当業者は発明の精神及び範囲から逸脱することなく形状及び細部が変更されることを理解するであろう。本発明に対する請求項を説明するために、特定の用語「〜のための手段」もしくは「〜する段階」が請求項に記載されない限り、３５ＵＳＣの第６段落、１１２項の規定は想起されないことを強調的に意図する。

フレーム壁内に描かれている本発明のある実施形態のインウォールボックスの前方からの斜視図である。 図１のインウォールボックスの２−２線断面図である。 本発明のインウォールボックスに用いるための調節サムスクリュの透視図である。 図３の調節サムスクリュの端面図である。 図３及び４の調節サムスクリュの斜視図である。 所定の位置にあるディスプレイ取付装置と共に描かれ、フラットパネル電子ディスプレイに連結されている設置されたインウォールボックスの斜視図である。 発明の実施形態に基づくインウォールボックスの皿状の胴部の前方からの斜視図である。 図７に描かれた皿状の胴部の前方立面図である。 図７に描かれた皿状の胴部の第一側面の立面図である。 図７に描かれた皿状の胴部の底面図である。 図７に描かれた皿状の胴部の上面図である。 図７に描かれた皿状の胴部の後方立面図である。 図７に描かれた皿状の胴部の対向する側面の立面図である。

符号の説明

２４ 壁膜アセンブリ
２６ フレーム材
２８ インウォールインターフェース
３０ ディスプレイ取付具
３２ フラットパネルディスプレイ
３４ 皿状の胴部
３６ 調節サムスクリュ
３８ 固定材
４４ 凹所
４６ 周縁フランジ
５６ 突起
７０ 二個口コンセント

Claims (25)

1. 電子ディスプレイ取付用のインウォールインターフェースシステムであって、
   （ａ）フラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容するための凹所を形成する皿状の胴部と、
   （ｂ）皿状の胴部と操作可能に連結されている少なくとも一つの調節機構と、
   （ｃ）皿状の胴部を少なくとも一つのフレーム材に固定連結するために、皿状の胴部に操作可能に連結されている少なくとも一つの固定材と、
   を有し、皿状の胴部は壁構造の一対のフレーム材の間に位置するための大きさになっており、調節機構は選択的にシフト可能であることによって、少なくとも一つのフレーム材の表面と係合し、所望される位置に皿状の胴部を一時的に保持することができるインウォールインターフェースシステム。
2. 調節機構が、フレーム材に係合するために外側がねじ構造になった調節サムスクリュを少なくとも一つ有する請求項１に記載のインウォールインターフェースシステム。
3. 少なくとも一つの固定材が調節機構に操作可能に連結されている請求項２に記載のインウォールインターフェースシステム。
4. 皿状の胴部が、少なくとも一つの調節サムスクリュを受容するためのねじ付穴部材を有する請求項３に記載のインウォールインターフェースシステム。
5. 少なくとも一つの調節サムスクリュが、少なくとも一つの固定材を受容する軸方向の穴を有する請求項４に記載のインウォールインターフェースシステム。
6. 電子ディスプレイを取付けるためのインウォールインターフェースシステムであって、
   （ａ）フラットパネルディスプレイ装置用のディスプレイ取付具を受容するための凹所を形成する一対の離間した側壁を有する皿状の胴部と、
   （ｂ）側壁に形成された複数のねじ付の突起と、
   （ｃ）外側がねじ構造になっている複数の調節サムスクリュと、
   （ｄ）複数の固定材と
   を有し、皿状の胴部は壁構造の一対のフレーム材の間に位置するための大きさになっており、各調節サムスクリュはねじ構造の突起の別々の一つに受容されており、選択的にシフト可能であることによってフレーム材と係合することができ、それによってフレーム材の間に皿状の胴部を一時的に支持することができ、調節サムスクリュはそれぞれ軸方向に向いた穴を形成し、各固定材は調節サムスクリュの別々の一つの穴を介してフレーム材の中を通ることによって皿状の胴部をフレーム材にしっかりと固定するようになっているインウォールインターフェースシステム。
7. ねじ構造の調節サムスクリュがそれぞれ単独で選択的にシフト可能である請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
8. フレーム材が垂直に延びている木製のスタッドである請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
9. 少なくとも一つの側壁に取り外し部をさらに有する請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
10. 一つの側壁に二個口コンセントをさらに有する請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
11. 固定材が調節サムスクリュの穴にねじ留め係合している請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
12. 固定材が調節サムスクリュの穴にねじ留め係合していない請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
13. 皿状の胴部から外側に延びている周縁フランジをさらに有する請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
14. 皿状の胴部がポリマから単一の一体化した部品として形成されている請求項６に記載のインウォールインターフェースシステム。
15. 壁の中にフラットパネルディスプレイ取付具を設置する方法であって、
    （ａ）ディスプレイ取付具を受容し、ビデオ及び電気ケーブルを収納するための凹部を形成するインウォールインターフェースシステムを提供する段階と、
    （ｂ）壁の壁膜アッセンブリ中にインウォールインターフェース部材の縁におおまかに一致する穴を形成する段階と、
    （ｃ）調節機構をシフトすることによってフレーム材と係合し、インウォールインターフェース部材を穴の中に一時的に固定する段階と、
    （ｅ）インウォールインターフェースシステムの一部に固定具を通すことによって、インウォールインターフェースをフレーム材にしっかりと固定する段階と
    を有し、（ａ）の段階において、インウォールインターフェース部材が選択的にシフト可能な調節機構をさらに有することによって壁のフレーム材に係合することができる方法。
16. 壁の中に電子ディスプレイを取付けるためのインウォールインターフェースシステムであって、
    （ａ）ディスプレイ取付具を受容するための凹所を形成する皿状の胴部と、
    （ｂ）皿状の胴部に操作可能に連結されている調節手段と、
    （ｃ）皿状の胴部をフレーム材にしっかりと固定するための手段と
    を有し、皿状の胴部は壁の一対のフレーム構造の間に位置するための大きさになっており、調節手段が選択的にシフト可能であることによって、フレーム材と係合し、皿状の胴部を所望する位置に一時的に保持できるインウォールインターフェースシステム。
17. 調節手段が外側がねじ構造になっている複数の調節サムスクリュを有する請求項１６に記載のインウォールインターフェースシステム。
18. 固定手段が複数のスクリュを有している請求項１７に記載のインウォールインターフェースシステム。
19. 皿状の胴部が調節サムスクリュを受容するためのねじ付の穴部材を形成する請求項１８に記載のインウォールインターフェースシステム。
20. 調節サムスクリュが、スクリュが受容される軸方向に向けられた穴を有する請求項１８に記載のインウォールインターフェースシステム。
21. 電子ディスプレイを取付けるためのインウォールインターフェースシステムであって、
    （ａ）電子ディスプレイ用の取付具を受容するための凹所を形成する離間した対向する壁を有する皿状の胴部と、
    （ｂ）複数のサムスクリュと、
    （ｃ）複数の固定材と
    を有し、皿状の胴部は壁構造の一対のフレーム材の間に位置するための寸法になっており、対向する壁の少なくとも一つが外側がねじ構造になった複数の突起を形成しており、各サムスクリュは別々の一つの突起に受容されており、且つ皿状の胴部に対して選択的にシフト可能であることによってフレーム材に係合することができ、サムスクリュのそれぞれが軸方向の穴を有しており、各固定材は別々のサムスクリュの軸方向の穴に受容されており、固定材はサムスクリュ及び皿状の胴部に対して選択的にシフト可能であることによって皿状の胴部をフレーム材にしっかりと固定することができるインウォールインターフェースシステム。
22. 対向する壁のそれぞれが少なくとも一つの突起を形成する請求項２１に記載のインウォールインターフェースシステム。
23. 皿状の胴部の外向面が一つのフレーム材の表面に直接係合するようになっている請求項２１に記載のインウォールインターフェースシステム。
24. 調節サムスクリュは単独でシフト可能である請求項２１に記載のインウォールインターフェースシステム。
25. 皿状の胴部の壁の少なくとも一つに二個口コンセントをさらに有する請求項２１に記載のインウォールインターフェースシステム。

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