JP5695249B1 - 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法 - Google Patents

壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5695249B1
JP5695249B1 JP2014097925A JP2014097925A JP5695249B1 JP 5695249 B1 JP5695249 B1 JP 5695249B1 JP 2014097925 A JP2014097925 A JP 2014097925A JP 2014097925 A JP2014097925 A JP 2014097925A JP 5695249 B1 JP5695249 B1 JP 5695249B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
side instrument
instrument
balance
furniture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014097925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015213609A (ja
Inventor
浩介 白井
浩介 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRAI INDUSTRIAL CO., LTD.
Original Assignee
SHIRAI INDUSTRIAL CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIRAI INDUSTRIAL CO., LTD. filed Critical SHIRAI INDUSTRIAL CO., LTD.
Priority to JP2014097925A priority Critical patent/JP5695249B1/ja
Priority to PCT/JP2014/063556 priority patent/WO2015170420A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5695249B1 publication Critical patent/JP5695249B1/ja
Publication of JP2015213609A publication Critical patent/JP2015213609A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B96/00Details of cabinets, racks or shelf units not covered by a single one of groups A47B43/00 - A47B95/00; General details of furniture
    • A47B96/06Brackets or similar supporting means for cabinets, racks or shelves

Abstract

【課題】左右のバランスが取れ、見栄え良く壁に掛けることが可能な家具を提供する。【解決手段】壁に取り付けられ、家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具20を備えた壁掛けシステムにおいて、壁側器具20の中央付近に形成され、壁側器具20のバランス調整の中心となる留め具が差し込まれる第1の穴23Cと、壁側器具20の両端付近にそれぞれ形成され、バランス調整が済むと留め具がそれぞれ差し込まれる第2の穴23L,23Rとを備える。【選択図】図2

Description

この発明は、壁に密着させて取り付けられ、家具に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を備えた壁掛けシステムに係るものである。また、この発明は、壁側器具を壁に取り付けるための壁側器具取付け方法と、壁掛けシステムにより壁に掛けられる家具とに関するものである。
図14は従来の壁掛けシステムの構成を示す斜視図である(特許文献1)。
図14において、壁側器具120は基部121とフック部122とを有している。また、基部121は、穴123L,123Rを左右両端に備えており、中央には気泡式の水準器124が設けられている。
壁掛けシステムの利用者はまず、壁の適当な位置に基部121の背面を密着させ、穴123L,123Rのうちの一方に、例えば穴123Lに釘やネジなどの留め具を差し込んで壁に取り付ける。次に利用者は、壁側器具120が水平になるように、水準器124を確認しながら穴123Lを中心にして壁側器具120の右側を回転させ、左右のバランス調整を行う。
壁側器具120が水平になってバランス調整が済むと、利用者は残りの穴123Rにも留め具を差し込み、壁側器具120を壁に完全に取り付ける。このとき基部121から上方外向きにフック部122が位置しており、これに棚110や不図示の額縁などの家具本体を掛ける。水準器124により壁側器具120を水平に取り付けられるため、バランスの取れた壁掛けが可能である。
米国特許出願公開第2005/109910号明細書
従来の壁掛けシステムは以上のように構成されているので、壁側器具の基部の両端に形成された穴の一方を中心にして基部を回転させるため、バランス調整が行いにくいという課題があった。
また、従来の壁掛けシステムは、バランス調整後は壁に完全に取り付けるまで壁側器具から手を離すことができず、作業性が悪いという課題があった。
例えば、取付け作業に不慣れな利用者の場合、バランス調整後に例えば留め具を手に取ろうとして壁側器具からうっかり手を離してしまうと、せっかく調整したバランスが崩れてしまい、二度手間、三度手間となってしまう。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、バランス調整が行いやすく、壁に完全に取り付ける前に壁側器具から手を離しても調整後のバランスが崩れにくく、作業性を改善することが可能な壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、左右のバランスが取れ、見栄え良く壁に掛けることが可能な家具を提供することを目的とする。
この発明に係る壁掛けシステムは、壁に取り付けられ、家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を備えた壁掛けシステムにおいて、壁側器具の中央付近に形成され、壁側器具のバランス調整の中心となる留め具が差し込まれる第1の穴と、壁側器具の両端付近にそれぞれ形成され、バランス調整が済むと留め具がそれぞれ差し込まれる第2の穴とを備えるようにしたものである。
この発明に係る壁掛けシステムは、バランスを検知する水平検知手段を壁側器具に備えるようにしたものである。
この発明に係る壁掛けシステムは、壁掛けシステムの壁側器具と連結しフックとして機能するとともに、壁側器具と連結されると、家具本体の背面に形成された凹部の内側に壁側器具とともに入り込むように凹部の内側に取り付けられた本体側器具をさらに備えるようにしたものである。
この発明に係る壁側器具取付け方法は、家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を壁に取り付ける壁側器具取付け方法において、壁側器具の中央付近に形成された第1の穴に留め具を差し込む第1のステップと、第1の穴に差し込んだ留め具を中心にして壁側器具のバランス調整を行う第2のステップと、バランス調整が済むと、レールの両端付近にそれぞれ形成された第2の穴に留め具をそれぞれ差し込む第3のステップとを備えるようにしたものである。
この発明に係る壁側器具取付け方法は、第2のステップでは、壁側器具に備えた水平検知手段によってバランスを検知するようにしたものである。
この発明に係る壁側器具取付け方法は、壁掛けシステムの壁側器具と連結しフックとして機能するとともに、この壁側器具と連結されると、家具本体の背面側に形成された凹部の内側に壁側器具とともに入り込むように凹部の内側に取り付けられた本体側器具と壁側器具とを連結する第4のステップをさらに備えるようにしたものである。
この発明に係る家具は、請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の壁掛けシステムにより壁に掛けられるようにしたものである。
この発明によれば、壁に取り付けられ、家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を備えた壁掛けシステムにおいて、壁側器具の中央付近に形成され、壁側器具のバランス調整の中心となる留め具が差し込まれる第1の穴と、壁側器具の両端付近にそれぞれ形成され、バランス調整が済むと留め具がそれぞれ差し込まれる第2の穴とを備えるようにしたので、バランス調整が行いやすく、壁に完全に取り付ける前に壁側器具から手を離しても調整後のバランスが崩れにくく、作業性を改善することができる。また、バランス調整作業に関する説明を統一化・簡略化することができる。
この発明によれば、バランスを検知する水平検知手段を壁側器具に備えるようにしたので、壁側器具のバランス調整を正確に行うことができる。
この発明によれば、壁掛けシステムの壁側器具と連結しフックとして機能するとともに、壁側器具と連結されると、家具本体の背面に形成された凹部の内側に壁側器具とともに入り込むように凹部の内側に取り付けられた本体側器具をさらに備えるようにしたので、背面に凹部を備えた家具本体に壁掛けシステムを容易に適用することができ、システムの適用範囲を広げることができるとともに、家具本体を壁に掛けると壁側器具と本体側器具とが見えなくなり、左右のバランスが取れた見栄えの良い壁掛けを行うことができる。
この発明によれば、家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を壁に取り付ける壁側器具取付け方法において、壁側器具の中央付近に形成された第1の穴に留め具を差し込む第1のステップと、第1の穴に差し込んだ留め具を中心にして壁側器具のバランス調整を行う第2のステップと、バランス調整が済むと、レールの両端付近にそれぞれ形成された第2の穴に留め具をそれぞれ差し込む第3のステップとを備えるようにしたので、バランス調整が行いやすく、壁に完全に取り付ける前に壁側器具から手を離しても調整後のバランスが崩れにくく、作業性を改善することができる。また、バランス調整作業に関する説明を統一化・簡略化することができる。
この発明によれば、第2のステップでは、壁側器具に備えた水平検知手段によってバランスを検知するようにしたので、壁側器具のバランス調整を正確に行うことができる。
この発明によれば、壁掛けシステムの壁側器具と連結しフックとして機能するとともに、この壁側器具と連結されると、家具本体の背面側に形成された凹部の内側に壁側器具とともに入り込むように凹部の内側に取り付けられた本体側器具と壁側器具とを連結する第4のステップをさらに備えるようにしたので、背面に凹部を備えた家具本体に壁掛けシステムを容易に適用することができ、システムの適用範囲を広げることができるとともに、家具本体を壁に掛けると壁側器具と本体側器具とが見えなくなり、左右のバランスが取れた見栄えの良い壁掛けを行うことができる。
この発明によれば、請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の壁掛けシステムにより壁に掛けられるようにしたので、左右のバランスが取れ、見栄え良く壁に家具を掛けることができる。
この発明の実施の形態1による壁掛けシステムの全体構成を示す図である。 壁側器具の構成を示す図である。 本体側器具の構成を示す図である。 本体側器具が取り付けられた家具本体を背面から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1による壁側器具取付け方法の手順を説明するためのフローチャートである。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その1)。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その2)。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その3)。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その4)。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その5)。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その6)。 家具本体を壁に取り付けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である(その7)。 家具本体を壁に取り付けたときの壁側器具及び本体側器具の構造を示す側面透視図である。 従来の壁掛けシステムの構成を示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、各図面において、同一の又は相当する構成要素については同一の又は相当する符号を付してある。
実施の形態1.
<構成>
図1はこの発明の実施の形態1による壁掛けシステムの全体構成を示す図である。
図1において、20は壁に密着させて取り付けられる壁側器具、23Pは第1の固定ピン(留め具)、23Qは第2の固定ピン(留め具)、23Rは固定ネジ(留め具)、24Bはボール(水平検知手段)、24Cはクッションシール(水平検知手段)、30は家具本体に取り付けられる本体側器具、33Pは固定ネジである。この実施の形態1の壁掛けシステムは主として壁側器具20及び本体側器具30から構成されている。
図2は壁側器具20の構成を示す図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。壁側器具20は一様な材質からなるほぼ左右対称のレール状部材である。
図2において、21は基部、22はフック部、23Cは基部21の中央付近(重心付近)に形成した穴(第1の穴)、23L,23Rは基部21の左右両端にそれぞれ形成された穴(第2の穴)、24Aは左端から右端までV溝24Dが形成された水準器(水平検知手段)である。後述するように、V溝24D上には図1のボール24Bが載せられる。
図3は本体側器具30の構成を示す図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図、図3(c)は上面図である。
図3において、31は基部、32はフック部、33L,33Rは基部31の左右両端にそれぞれ形成された穴である。壁側器具20と連結可能なこの本体側器具30は、次の図4に示すように、例えば工場などで家具本体に予め取り付けられる。
図4は本体側器具30が取り付けられた家具本体10を背面から見た斜視図である。
図4において、10凹は家具本体10の背面側に形成された凹部である。本体側器具30は、凹部10凹の内側に入り込むように、凹部10凹を取り囲む周縁部10Fの上部両端にそれぞれ取り付けられている。
<壁掛け>
それでは、家具本体10の壁掛け作業について説明する。
図5はこの発明の実施の形態1による壁側器具取付け方法の手順を説明するためのフローチャートである。また、図6〜12は家具本体10を壁に掛けるまでの様子を順次示す一連の斜視図である。ここでは壁の下地が石膏ボードの場合について説明する。
まず初めに利用者は、図5のステップST1で基部21の左右両端に2枚のクッションシール24Cをそれぞれ貼り付ける(図6)。クッションシール24Cは適当な厚みを持っており、V溝24D上のボール24Bが水準器24Aの端から落下するのを防ぐために張り付けられる。
次に利用者は、ステップST2で壁の適当な位置に基部21の背面を密着させ、中央付近の穴23Cに第1の固定ピン23Pを差し込んで壁側器具20を壁に取り付ける(図7)。そしてステップST3でV溝24D上にボール24Bを載せ、続くステップST4,5において、ボール24BがV溝24D上で静止するように(クッションシール24Cに接して静止する場合を除く。)、穴23Cに差し込んだ第1の固定ピン23Pの中心軸l周りに壁側器具20をシーソーのように傾け、左右のバランス(レールの傾き)を調整する(図8)。
このように、この実施の形態1では、まず中央付近の穴23Cに対してのみ第1の固定ピン23Pを差し込み、この第1の固定ピン23P周りに、つまり左右対称な壁側器具20の中央付近を中心にして壁側器具20のバランス調整を行っているので、左右両端の穴の一方を中心にしてバランス調整を行う従来の壁掛けシステムと異なり、バランス調整を容易に行うことができる。
また、この実施の形態1では、水準器24Aを、ボール24B,クッションシール24C及びV溝24Dによってシンプルに構成しているので、特許文献1に開示された気泡式の水準器や変形ローラー型の水準器と比較して、部品点数や各部品の形状の点でローコストにまとめられている。
さて、図8の状態で壁側器具20が水平になりボール24BがV溝24D上で静止すると、ステップST5でYESとなってステップST4,ST5のループから抜け出し、利用者はバランス調整が済んだ(壁側器具20が水平になった)ことを認識し、ステップST6でバランス調整を終了する。
このとき壁側器具から手を離すとバランスが崩れてしまうのが従来の壁掛けシステムであったが、この実施の形態1では第1の固定ピン23P周りに壁側器具20のバランス調整を行っているので、バランス調整後の状態が安定しており、基部21の背面と壁との間の若干の摩擦も手伝って、壁側器具20から手を離してもバランスが崩れることがほとんどない。すなわち、取付け作業に不慣れな利用者であってもバランス調整をやり直す必要がほとんどなく、作業性を改善することができる。
また、従来の壁掛けシステムでは、例えば利用者が右利きであればまず左側の穴に留め具を差し込んで壁側器具の右側を回転させ、逆に例えば左利きであればまず右側の穴に留め具を差し込んで壁側器具の左側を回転させることになる、といったようなバランス調整作業について2通りの説明が必要になる。これに対し、この実施の形態1では第1の固定ピン23P周りに壁側器具20のバランス調整を行っているので、右利き/左利きのいずれであっても同様に作業することができ、バランス調整作業に関する説明を統一化・簡略化することができる。
図5の説明に戻る。ステップST6でバランス調整が済むと、利用者は、ステップST7で穴23L,23Rに第2の固定ピン23Qをそれぞれ差し込み(図9)、さらにステップST8で穴23L,23Rに差し込んだ第2の固定ピン23Qに第1の固定ピン23Pをそれぞれ差し込んで(図10)、壁側器具20を壁に完全に取り付ける。
続いて利用者は、ステップST9でクッションシール24Cを基部21から剥がすとともに、壁側器具20に掛けられた家具本体10が揺れても異音が発生しないようにV溝24D上からボール24Bを取り除く(図11)。このように、ボール24B,クッションシール24C及びV溝24Dからなる水準器24Aは、壁側器具20の取付けが済めば容易に取り除くことが可能である。
最後に、図5のステップST10において、利用者が本体側器具30を壁側器具20に連結すると、家具本体10の壁掛け作業が完了する(図12)。
図13は家具本体10を壁に掛けたときの壁側器具20及び本体側器具30の構造を示す側面透視図である。
図13に示すように、本体側器具30の基部31は、図4で示した凹部10凹の周縁部10Fの上部に密着しており、穴33L,33Rに固定ネジ33Pをそれぞれ差し込んで取り付けられている。フック部32は下向きになっており、壁側器具20の基部21とフック部22との間に嵌まっている。
このように、フックとして機能している壁側器具20及び本体側器具30は、ともに凹部10凹の内側に入り込むように設計されているので、周縁部10Fに隠れて外側からは見えなくなる。ゆえに、この実施の形態1によれば、左右のバランスが取れ見栄え良く家具本体10を壁に掛けることができる。
<変形例>
なお、以上の説明では、壁の下地が石膏ボードの場合について説明してきたが、この実施の形態1はこれに限定されるものではなく、壁の下地が合板や天然木の場合は、第1,2の固定ピン23P,23Qの代わりに図1の固定ネジ23Rを用いて取り付け、壁の下地が上記以外のコンクリートなどの場合は、市販の適したネジで取り付ける。
また、図1に示した壁掛けシステムの各構成要素は、金属や樹脂その他の適切な材料を使って製造することができ、材料は時・場所・場合に応じて自由に選択すれば良い。
さらに、本体側器具30はこの実施の形態1に必須の構成要件ではなく、例えば、壁側器具20とともにフックとして機能する形状を家具本体10の背面に直接形成することも可能である。しかしながら、本体側器具30を備えるようにすることで、背面に凹部10凹を備えたタイプの家具本体10にこの実施の形態1を容易に適用できるようになり、システムの適用範囲を広げることができる。
さらに、以上の説明では、2つの本体側器具30を周縁部10Fの上部両端にそれぞれ取り付けるようにしたが、本体側器具30の数量及び取付位置はこれに限定されるものではなく、例えば、本体側器具30を3つ以上取付けても良いし、壁側器具20とともにフックとして機能するものであれば、左右両側の周縁部10Fにそれぞれ取り付けても良い。
さらに、水準器24AはV溝24Dを用いたタイプに限定されず、例えばU溝や凹溝などによる水準器であっても良いし、固定式又は着脱自在な気泡式の水準器を用いても良い。いずれの水準器であっても、壁側器具20のバランス調整を正確に行うことができる。さらに言えば、水準器24Aはこの実施の形態1に必須の構成要件ではなく、水準器24Aを備えず、目視によって第1の固定ピン23P周りにバランス調整を行うタイプの壁掛けシステムも実施可能である。
10 家具本体
10凹 凹部
10F 周縁部
20 壁側器具
21 基部
22 フック部
23C 穴(第1の穴)
23L,23R 穴(第2の穴)
23P 第1の固定ピン(留め具)
23Q 第2の固定ピン(留め具)
23R 固定ネジ(留め具)
24A 水準器(水平検知手段)
24B ボール(水平検知手段)
24C クッションシール(水平検知手段)
24D V溝
30 本体側器具
31 基部
32 フック部
33L,33R 穴
33P 固定ネジ

Claims (3)

  1. 壁に取り付けられ、家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を備えた壁掛けシステムにおいて、
    上記壁側器具は、その中央付近に形成され、上記壁側器具のバランス調整の中心となる留め具が差し込まれる第1の穴と、その両端付近にそれぞれ形成され、上記バランス調整が済むと留め具がそれぞれ差し込まれる第2の穴と、上記壁側器具の両端の間に、前方へ突設し上部を開放して形成された溝と、この溝の上に載せられ、上記バランス調整が済むと上記溝から取り除かれるボールとを有し、上記バランスを検知する水平検知手段とを備え、
    上記壁側器具に上方から引っ掛かって着脱自在に連結する上記フックとして機能するとともに、上記壁側器具と連結されると、上記家具本体の背面に形成された凹部の内側に上記壁側器具とともに入り込むように上記凹部の左右の内側にそれぞれ取り付けられた2つの本体側器具をさらに備えることを特徴とする壁掛けシステム。
  2. 家具本体に対しフックとして機能するレール状の壁側器具を壁に取り付ける壁側器具取付け方法において、
    上記壁側器具の中央付近に形成された第1の穴に留め具を差し込む第1のステップと、
    上記壁側器具の両端の間に、前方へ突設し上部を開放して形成された溝と、この溝の上に載せられるボールとを有する水平検知手段によって、上記第1の穴に差し込んだ上記留め具を中心にして上記壁側器具のバランス調整を行う第2のステップと、
    上記バランス調整が済むと、上記レールの両端付近にそれぞれ形成された第2の穴に留め具をそれぞれ差し込むとともに、上記溝から上記ボールを取り除く第3のステップと、
    上記壁側器具に上方から引っ掛かって着脱自在に連結する上記フックとして機能するとともに、上記壁側器具と連結されると、上記家具本体の背面に形成された凹部の内側に上記壁側器具とともに入り込むように上記凹部の左右の内側にそれぞれ取り付けられた2つの本体側器具と上記壁側器具とを連結する第4のステップとを備えることを特徴とする壁側器具取付け方法。
  3. 請求項1記載の壁掛けシステムにより上記壁に掛けられることを特徴とする家具。
JP2014097925A 2014-05-09 2014-05-09 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法 Active JP5695249B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014097925A JP5695249B1 (ja) 2014-05-09 2014-05-09 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法
PCT/JP2014/063556 WO2015170420A1 (ja) 2014-05-09 2014-05-22 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014097925A JP5695249B1 (ja) 2014-05-09 2014-05-09 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5695249B1 true JP5695249B1 (ja) 2015-04-01
JP2015213609A JP2015213609A (ja) 2015-12-03

Family

ID=52830854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014097925A Active JP5695249B1 (ja) 2014-05-09 2014-05-09 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5695249B1 (ja)
WO (1) WO2015170420A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102538443B1 (ko) * 2021-02-18 2023-06-01 주식회사 리버스 걸이형 주방용 상부장 설치장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5289325U (ja) * 1975-12-25 1977-07-04
US4641807A (en) * 1985-08-23 1987-02-10 Orville Phillips Three-dimensionally adjustable picture hanger
JPH08228857A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Matsushita Electric Works Ltd 吊戸棚の壁取付金具、および吊戸棚の取付構造
JPH0956500A (ja) * 1995-08-28 1997-03-04 Noda Corp ウオールキャビネットの固定方法
US6286802B1 (en) * 1999-06-06 2001-09-11 Leslie C. Munson Hanger system having bubble level insert
US20060054771A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-16 Lie Chien C Level hanger device for pictures or the like
US20130097906A1 (en) * 2010-06-29 2013-04-25 Erich George Schultz Picture frame, method and system for attaching a picture frame to a wall surface

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5289325U (ja) * 1975-12-25 1977-07-04
US4641807A (en) * 1985-08-23 1987-02-10 Orville Phillips Three-dimensionally adjustable picture hanger
JPH08228857A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Matsushita Electric Works Ltd 吊戸棚の壁取付金具、および吊戸棚の取付構造
JPH0956500A (ja) * 1995-08-28 1997-03-04 Noda Corp ウオールキャビネットの固定方法
US6286802B1 (en) * 1999-06-06 2001-09-11 Leslie C. Munson Hanger system having bubble level insert
US20060054771A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-16 Lie Chien C Level hanger device for pictures or the like
US20130097906A1 (en) * 2010-06-29 2013-04-25 Erich George Schultz Picture frame, method and system for attaching a picture frame to a wall surface

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN7014001899; Hangman Products: Apartment Hanger , 20140227, [online] *

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015213609A (ja) 2015-12-03
WO2015170420A1 (ja) 2015-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7802769B1 (en) Apparatus for efficiently hanging a frame on a wall in a level manner
US20210401175A1 (en) Floating shelf brackets and methods of using same
US20090165319A1 (en) Key hole double headed screw and short hole locator
JP2008070889A (ja) ディスプレイ取付具用のインウォールインターフェース及び取付方法
CA2937331C (en) Adjustable laser leveling device and method
US20180255952A1 (en) Curtain rod bracket
US20090224116A1 (en) Saw tooth and d-ring hanger kit and short hole locator
US20220000287A1 (en) Rotatable picture hanger
JP5695249B1 (ja) 壁掛けシステム及び壁側器具取付け方法
US20080315063A1 (en) Keyhole mounting system
JP3199041U (ja) 浴室用品を収納するラック構造
JP6410175B2 (ja) 手摺りの設置方法
JP2007310186A (ja) 薄型表示装置
GB2467568A (en) Adjustable magnetic display system for attaching mirrors or photograph frames to a display surface
US20120144624A1 (en) Door stop assembly having an interchangeable decorative head piece
JP2020032012A (ja) 壁付け部材
US11278119B2 (en) Flat panel television mount
KR20150119644A (ko) 부착형 액자 앨범
JP2002233425A (ja) 化粧板の取付構造
KR101225871B1 (ko) 디스플레이 장치
JP2009203636A (ja) 表面パネル取付構造
JP2005040449A (ja) 壁面取付構造
US20100018003A1 (en) Door stop assembly having an interchangeable decorative head piece
JP3228603U (ja) 柄支持具
JP5785136B2 (ja) 壁面収納システム及び同壁面収納システムの構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5695249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360