JP2017100662A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの蓄電割合の過度の低下の抑制と、第1モータの過度の温度上昇の抑制と、の両立をより適切に図る。【解決手段】車両の負荷が所定の高負荷である所定時において、第1モータの温度tm1が境界温度未満のときには、所定時でないときに比してバッテリの出力制限を制限する(小さくする)第1制御と、所定時でないときに比してバッテリの蓄電割合SOCを大きくすると共にバッテリを充電する際の充電電力を大きくする第2制御と、の両方を実行する。一方、所定時において、第1モータの温度tm1が境界温度以上のときには、第1制御だけを実行する。そして、境界温度を、バッテリの蓄電割合SOCが小さいときに、蓄電割合SOCが大きいときに比して高くする。【選択図】図4

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関し、詳しくは、エンジンと第1モータとプラネタリギヤと第2モータとバッテリとを備えるハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、第1モータジェネレータとエンジンと車軸に連結された駆動軸とがプラネタリギヤのサンギヤとキャリヤとリングギヤとに接続され、駆動軸に第2モータジェネレータが接続され、第1モータジェネレータおよび第2モータジェネレータにバッテリが電気的に接続された構成において、トーイング時に第1モータジェネレータの発熱量が上限値よりも大きいときには、第1モータジェネレータの発電電力が低下すると共にエンジンからの出力が維持されるようにエンジンと第1モータジェネレータとを制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、上述の制御により、第1モータジェネレータの過度の温度上昇を抑制し、第1モータジェネレータの故障を回避している。
特開2007−314127号公報
上述のハイブリッド自動車において、トーイング時には、トーイング時でないときに比して、アクセル開度が大きくなりやすく、走行用のトルクが大きくなりやすい。このときに、第1モータジェネレータの発電電力を低下させると、バッテリの放電電力が比較的大きくなりやすく、バッテリの蓄電割合が低下しやすい。例えば、上述の上限値として比較的小さい値を用いると、第1モータジェネレータの温度上昇をより抑制することができるものの、バッテリの蓄電割合がより低下しやすくなる。こうしたハイブリッド自動車では、バッテリを保護するために、バッテリの蓄電割合が許容下限割合付近以下のときに、バッテリの最大許容電力を十分に小さい値(値0付近)に制限することが行なわれている。したがって、バッテリの蓄電割合が許容下限割合付近以下に至ると、走行性能の比較的大きい低下を招いてしまう。これらを踏まえて、バッテリの蓄電割合の過度の低下の抑制と、第1モータの過度の温度上昇の抑制と、の両立をより適切に図ることが要請されている。
本発明のハイブリッド自動車は、バッテリの蓄電割合の過度の低下の抑制と、第1モータの過度の温度上昇の抑制と、の両立をより適切に図ることを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、
第1モータと、
前記第1モータと前記エンジンと車軸に連結された駆動軸とに3つの回転要素が共線図において前記第1モータ,前記エンジン,前記駆動軸の順に並ぶように接続されたプラネタリギヤと、
前記駆動軸に接続された第2モータと、
前記第1モータおよび前記第2モータと電力をやりとりするバッテリと、
前記バッテリの最大許容出力の範囲内で走行用のトルクによって走行するように前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータとを制御する制御手段と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御手段は、車両の負荷が所定の高負荷である所定時において、前記第1モータの温度が温度閾値未満のときには、前記所定時でないときに比して前記バッテリの最大許容出力を制限する第1制御と、前記所定時でないときに比して前記バッテリの蓄電割合を大きくするおよび/または前記バッテリを充電する際の充電電力を大きくする第2制御と、の両方を実行し、前記第1モータの温度が前記温度閾値以上のときには、前記第1制御だけを実行し、
前記温度閾値は、前記バッテリの蓄電割合が小さいときに、前記バッテリの蓄電割合が大きいときに比して高くなるように定められている、
ことを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、車両の負荷が所定の高負荷である所定時において、第1モータの温度が温度閾値未満のときには、所定時でないときに比してバッテリの最大許容出力を制限する第1制御と、所定時でないときに比してバッテリの蓄電割合を大きくするおよび/またはバッテリを充電する際の充電電力を大きくする第2制御と、の両方を実行する。一方、所定時において、第1モータの温度が温度閾値以上のときには、第1制御だけを実行する。そして、温度閾値を、バッテリの蓄電割合が小さいときに、バッテリの蓄電割合が大きいときに比して高くなるように定める。第1制御と第2制御との両方を実行する場合、第1制御だけを実行する場合に比して、第1モータの発電電力量が大きくなって第1モータの発熱量が大きくなりやすいから、バッテリの蓄電割合の低下をより抑制することができるものの、第1モータの発熱量が大きくなり、第1モータの温度が上昇しやすい。本発明のハイブリッド自動車では、このように温度閾値を設定することにより、バッテリの蓄電割合が比較的高いときには、第1モータの温度上昇をより抑制することができる。一方、バッテリの蓄電割合が比較的低いときには、バッテリの蓄電割合の過度の低下をより抑制することができる。この結果、バッテリの蓄電割合の過度の低下の抑制と、第1モータの過度の温度上昇の抑制と、の両立をより適切に図ることができる。
ここで、「所定時」としては、車,家,ボート等の比較的重量の大きい物体を牽引しているとき,積載物の重量が比較的大きいときなどを考えることができる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のHVECU70によって実行される処理ルーチンの一例を示す説明図である。 第1マップおよび第2マップの一例を示す説明図である。 選択マップの一例を示す説明図である。 変形例の第1マップおよび第2マップの一例を示す説明図である。 変形例の第1マップおよび第2マップの一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力されている。エンジンECU24に入力される信号としては、以下のものを挙げることができる。
・エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランク角θcr
・スロットルバルブのポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサからのスロットル開度TH
エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24から出力される信号としては、以下のものを挙げることができる。
・スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの駆動制御信号
・燃料噴射弁への駆動制御信号
・イグナイタと一体化されたイグニッションコイルへの駆動制御信号
エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されており、HVECU70からの制御信号によってエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいて、クランクシャフト26の回転数、即ち、エンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。したがって、モータMG1,エンジン22,駆動軸36は、プラネタリギヤ30の共線図においてこの順に並ぶように、プラネタリギヤ30の3つの回転要素としてのサンギヤ,キャリヤ,リングギヤに接続されていると言える。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。インバータ41,42は、電力ライン54を介してバッテリ50と接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。モータECU40に入力される信号としては、以下のものを挙げることができる。
・モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2
・モータMG1,MG2の各相に流れる電流を検出する電流センサからの相電流
・モータMG1の温度を検出する温度センサ45からの温度tm1
モータECU40からは、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されており、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の駆動状態に関するデータをHVECU70に出力する。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、電力ライン54を介してインバータ41,42と接続されている。このバッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52に入力される信号としては、以下のものを挙げることができる。
・バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vb
・バッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ib
・バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tb
バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータをHVECU70に出力する。バッテリECU52は、電流センサからの電池電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、以下のものを挙げることができる。
・イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号
・シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP
・アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc
・ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP
・車速センサ88からの車速V
HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、ハイブリッド走行(HV走行)モードと電動走行(EV走行)モードとを含む複数の走行モードの何れかで走行する。ここで、HV走行モードは、エンジン22を運転しながら、エンジン22からの動力とモータMG1,MG2からの動力とを用いて走行するモードである。EV走行モードは、エンジン22を運転せずに、モータMG2からの動力によって走行するモードである。
HV走行モードでは、HVECU70は、まず、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される(駆動軸36に要求される)要求トルクTp*を設定し、設定した要求トルクTp*に駆動軸36の回転数Npを乗じて走行に要求される要求パワーPp*を計算する。ここで、駆動軸36の回転数Npとしては、モータMG2の回転数Nm2,車速Vに換算係数を乗じて得られる回転数などを用いることができる。そして、バッテリ50の蓄電割合SOCが目標割合SOC*に近づくようにバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を設定し、次式(1)に示すように、バッテリ50の充放電要求パワーPb*を要求パワーPp*から減じて車両に要求される要求パワーPe*を計算する。
Pe*=Pp*-Pb* (1)
次に、要求パワーPe*とエンジン22を効率よく動作させるための動作ライン(例えば燃費動作ライン)とを用いてエンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定する。基本的に、要求パワーPe*が大きくなると、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*が大きくなる。続いて、次式(2)に示すように、エンジン22の回転数Ne,目標回転数Ne*,目標トルクTe*とプラネタリギヤ30のギヤ比ρ(サンギヤの歯数/リングギヤの歯数)とを用いてモータMG1のトルク指令Tm1*を計算する。式(2)は、エンジン22を目標回転数Ne*で回転させるための回転数フィードバック制御の関係式である。式(2)において、右辺第1項は、フィードフォワード項であり、右辺第2項,第3項は、フィードバック項の比例項,積分項である。右辺第1項は、エンジン22から出力されてプラネタリギヤ30を介してモータMG1の回転軸に作用するトルクをモータMG1によって受け止めるためのトルクである。右辺第2項の「kp」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「ki」は積分項のゲインである。エンジン22が略定常状態のとき(目標回転数Ne*および目標トルクTe*が略一定のとき)を考えれば、エンジン22の目標トルクTe*が大きいほど、式(2)の右辺第1項が小さくなり(絶対値としては大きくなり)、モータMG1のトルク指令Tm1*が小さくなり(負側に大きくなり)、モータMG1のトルク指令Tm1*に回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の電力(電力を消費するときが正の値)が小さくなる(発電電力としては大きくなる)ことが分かる。
Tm1*=-ρ・Te*/(1+ρ)+kp・(Ne*-Ne)+ki・∫(Ne*-Ne)dt (2)
次に、次式(3)に示すように、モータMG1をトルク指令Tm1*で駆動したときにモータMG1から出力されてプラネタリギヤ30を介して駆動軸36に作用するトルク(−Tm1*/ρ)を要求トルクTp*から減じてモータMG2の仮トルクTm2tmpを計算する。式(3)において、「ρ」は、プラネタリギヤ30のギヤ比ρ(サンギヤの歯数/リングギヤの歯数)である。また、式(4)に示すように、モータMG1のトルク指令Tm1*に回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の電力をバッテリ50の入出力制限Woutから減じてこれをモータMG2の回転数Nm2で除してモータMG2のトルク制限Tm2maxを計算する。ここで、バッテリ50の出力制限Woutは、バッテリ50から放電してもよい最大許容出力である。そして、式(5)に示すように、モータMG2の仮トルクTm2tmpをトルク制限Tm2maxで制限してモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する。
Tm2tmp=Tp*+Tm1*/ρ (3)
Tm2max=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (4)
Tm2*=min(Tm2tmp,Tm2max) (5)
こうしてエンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定すると、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*をエンジンECU24に送信すると共に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。
エンジンECU24は、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*を受信すると、受信した目標回転数Ne*および目標トルクTe*に基づいてエンジン22が運転されるように、エンジン22の吸入空気量制御,燃料噴射制御,点火制御などを行なう。モータECU40は、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を受信すると、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようにインバータ41,42の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
このHV走行モードでは、要求パワーPe*が閾値Pref未満に至ったときに、エンジン22の停止条件が成立したと判断し、エンジン22の運転を停止してEV走行モードに移行する。
EV走行モードでは、HVECU70は、HV走行モードと同様に要求トルクTp*を設定し、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定し、HV走行モードと同様にモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する。そして、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。モータECU40は、上述のようにインバータ41,42の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
このEV走行モードでは、HV走行モードと同様に計算した要求パワーPe*が閾値Pref以上に至ったときに、エンジン22の始動条件が成立したと判断し、エンジン22を始動してHV走行に移行する。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、バッテリ50の出力制限Wout,目標割合SOC*,充放電要求パワーPb*を設定する際の動作について説明する。図2は、実施例のHVECU70によって実行される処理ルーチンの一例を示す説明図である。
図2の処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、モータMG1の温度tm1,バッテリ50の蓄電割合SOC,フラグFなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、モータMG1の温度tm1は、温度センサ45によって検出された値をモータECU40から通信によって入力するものとした。バッテリ50の蓄電割合SOCは、バッテリECU52によって演算された値を通信によって入力するものとした。フラグFは、フラグ設定ルーチンによって設定された値を入力するものとした。フラグ設定ルーチンでは、HVECU70は、車両の負荷が所定の高負荷である所定時には、フラグFに値1を設定し、所定時でないときには、フラグFに値0を設定する。ここで、所定時か否かの判定は、例えば、以下の何れかの手法によって行なうことができる。
・アクセル開度Accまたは要求トルクTp*が所定時間に亘って閾値を超えているときに、所定時であると判定し、それ以外のときに所定時でないと判定する手法
・要求トルクTp*,路面勾配などに基づいて重量M(牽引物,積載物がある場合には牽引物,積載物を含む重量)を推定し、推定した重量Mが閾値Mref未満のときには、所定時でないと判定し、重量Mが閾値Mref以上のときには、所定時であると判定する手法
・牽引物や積載物の重量が比較的大きいときに運転者が操作するためのスイッチを備える場合に、そのスイッチがオフのときには、所定時でないと判定し、このスイッチがオンのときには、所定時であると判定する手法
なお、所定時としては、車,家,ボート等の比較的重量の大きい物体を牽引しているとき,積載物の重量が比較的大きいときなどを考えることができる。また、所定時には、所定時でないときに比して、アクセル開度Accが大きくなりやすく、要求トルクTp*,要求パワーPp*,要求パワーPe*が大きくなりやすい。したがって、所定時には、基本的に、要求パワーPp*が閾値Pref以上となり、HV走行モードで走行するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したフラグFの値を調べる(ステップS110)。そして、フラグFが値0のとき、即ち、所定時でないときには、バッテリ50の出力制限Woutに値W1を設定し(ステップS120)、バッテリ50の目標割合SOC*に値S1を設定し(ステップS130)、第1マップにバッテリ50の蓄電割合SOCを適用してバッテリ50の充放電要求パワーPb*を設定して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。
ここで、値W1は、バッテリ50の蓄電割合SOCが小さくなるのに従って定格パワーWrtから小さくなり、蓄電割合SOCが許容下限割合Smin(例えば、20%,25%,30%など)付近以下のときには十分に小さい値(値0付近の値)を設定するものとした。値S1は、例えば、45%,50%,55%などを用いることができる。第1マップは、バッテリ50の目標割合SOC*を値S1とするときの蓄電割合SOCと充放電要求パワーPb*との関係を定めたマップである。図3は、第1マップおよび後述の第2マップの一例を示す説明図である。図3中、実線は第1マップを示し、一点鎖線は第2マップを示す。図3の実線に示すように、第1マップでは、蓄電割合SOCが値S1のときには、充放電要求パワーPb*に値0を設定するものとした。また、第1マップでは、蓄電割合SOCが値S1よりも大きいときには、蓄電割合SOCが大きいほど値0から正の所定電力Pd1に向けて大きくなって所定電力Pd1で一定となるように充放電要求パワーPb*を設定するものとした。さらに、第1マップでは、蓄電割合SOCが値S1よりも小さいときには、蓄電割合SOCが小さいほど値0から負の所定電力Pc1に向けて小さくなって所定電力Pc1で一定となるように充放電要求パワーPb*を設定するものとした。こうして設定した充放電要求パワーPb*を用いてエンジン22の要求パワーPe*などを設定してエンジン22とモータMG1,MG2とを制御することによって、充放電要求パワーPb*に応じた電力でバッテリ50を充放電すれば、バッテリ50の蓄電割合SOCを目標割合SOC*(=S1)に近づけることができる。
ステップS110でフラグFが値1のとき、即ち、所定時には、モータMG1の温度tm1とバッテリ50の蓄電割合SOCとを用いて、所定時用の制御として、第1制御と第2制御との両方の実行か第1制御のみの実行かを選択する(ステップS150,S152)。
ここで、第1制御は、所定時でないときに比してバッテリ50の出力制限Woutを制限する(小さくする)制御である。第2制御は、所定時でないときに比して、バッテリ50の蓄電割合SOCを大きくする(目標割合SOC*を大きくする)と共にバッテリ50を充電する際の充電電力を大きくする(バッテリ50の充放電要求パワーPb*を小さくする(負側に大きい値とする))制御である。
図4は、選択マップの一例を示す説明図である。実施例では、このマップにモータMG1の温度tm1とバッテリ50の蓄電割合SOCとを適用して、第1制御と第2制御との両方の実行か第1制御のみの実行か選択するものとした。図4に示すように、モータMG1の温度tm1が閾値t11(例えば、95℃,100℃,105℃など)未満のときには、バッテリ50の蓄電割合SOCに拘わらずに、第1制御と第2制御との両方の実行を選択する。モータMG1の温度tm1が閾値t11以上で且つ閾値t12(例えば、115℃,120℃,125℃など)未満のときにおいて、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値S11(例えば、60%,65%,70%など)以上のときには、第1制御のみの実行を選択し、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値S11未満のときには、第1制御と第2制御との両方の実行を選択する。モータMG1の温度tm1が閾値t12以上で且つ閾値t13(例えば、135℃,140℃,145℃など)未満のときにおいて、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値S12(例えば、40%,45%,50%など)以上のときには、第1制御のみの実行を選択し、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値S12未満のときには、第1制御と第2制御との両方の実行を選択する。モータMG1の温度tm1が閾値t13以上のときには、バッテリ50の蓄電割合SOCに拘わらずに、第1制御のみの実行を選択する。即ち、モータMG1の温度tm1が境界温度未満のときに第1制御と第2制御との両方の実行を選択すると共にモータMG1の温度tm1が境界温度以上のときに第1制御のみの実行を選択するものにおいて、境界温度を、バッテリ50の蓄電割合SOCが小さいときに蓄電割合SOCが大きいときよりも高くするのである。
ステップS150,S152で第1制御と第2制御との両方の実行を選択したときには、第1制御として、バッテリ50の出力制限Woutに値W1よりも小さい値W2を設定し(ステップS160)、第2制御として、バッテリ50の目標割合SOC*に値S1よりも大きい値S2を設定すると共に第2マップにバッテリ50の蓄電割合SOCを適用してバッテリ50の充放電要求パワーPb*を設定して(ステップS170,S180)、本ルーチンを終了する。
ここで、値W2は、例えば、値W1に値1よりも小さい正の係数kout(例えば、0.6,0.7,0.8など)を乗じた値を用いることができる。また、アクセル開度Accが比較的大きいときなど所定条件が成立したときに値W1を一時的に大きくするものにおいて、値W2については所定条件が成立したときでも大きくしないものとしてもよい。値S2は、例えば、値S1よりも5%,10%,15%など大きい値を用いることができる。第2マップは、バッテリ50の目標割合SOC*を値S2とするときの蓄電割合SOCと充放電要求パワーPb*との関係を定めたマップである。この第2マップは、上述したように、図3に一点鎖線で示した。第2マップでは、蓄電割合SOCが値S2のときには、充放電要求パワーPb*に値0を設定するものとした。また、第2マップでは、蓄電割合SOCが値S2よりも大きいときには、第1マップに比して小さいまたは同一となる範囲内で、蓄電割合SOCが大きいほど値0から正の所定電力Pd1に向けて大きくなって所定電力Pd1で一定となるように充放電要求パワーPb*を設定するものとした。さらに、第2マップでは、蓄電割合SOCが値S2よりも小さいときには、第1マップに比して小さい範囲内で、蓄電割合SOCが小さいほど値0から負の所定電力Pc1よりも小さい所定電力Pc2に向けて小さくなって所定電力Pc2で一定となるように充放電要求パワーPb*を設定するものとした。こうして設定した充放電要求パワーPb*に応じた電力でバッテリ50を充放電すれば、バッテリ50の蓄電割合SOCを目標割合SOC*(=S2)に近づけることができる。
この場合、所定時でないときに比してバッテリ50の出力制限Woutを小さくすることにより、バッテリ50からの放電電力の上限を小さくし、バッテリ50の蓄電割合SOCの低下を抑制することができる。また、所定時でないときに比して、バッテリ50の目標割合SOC*を大きくして且つ充放電要求パワーPb*を小さくすることにより、エンジン22の要求パワーPe*を大きくし、モータMG1の発電電力(発電電力量)を大きくし、蓄電割合SOCを大きくすると共にバッテリ50を充電する際の充電電力(充電電力量)を大きくすることができる。所定時には、所定時でないときに比して、アクセル開度Accが大きくなりやすいから、要求トルクTp*が大きくなりやすく、バッテリ50からの放電電力も大きくなってバッテリ50の蓄電割合SOCが低下しやすい。このときに第1制御と第2制御とを実行することにより、第1制御のみ実行する場合,第1制御も第2制御も実行しない場合に比して、バッテリ50の蓄電割合SOCの低下をより抑制することができる。なお、モータMG1の発電電力(発電電力量)を大きくすることにより、モータMG1の発熱量が大きくなり、モータMG1の温度が上昇しやすい。
ステップS150,S152で第1制御のみの実行を選択したときには、第1制御として、バッテリ50の出力制限Woutに値W2を設定し(ステップS190)、所定時でないときと同様に、バッテリ50の目標割合SOC*に値S1を設定すると共に第1マップにバッテリ50の蓄電割合SOCを適用してバッテリ50の充放電要求パワーPb*を設定して(ステップS200,S210)、本ルーチンを終了する。
この場合、所定時でないときに比してバッテリ50の出力制限Woutを小さくすることにより、バッテリ50からの放電電力の上限を小さくし、バッテリ50の蓄電割合SOCの低下を抑制することができる。また、バッテリ50の目標割合SOC*および充放電要求パワーPb*を所定時でないときと同一とすることにより、所定時でないときに比してエンジン22の要求パワーPe*を大きくせずモータMG1の発電電力(発電電力量)を大きくしないから、モータMG1の発熱量が大きくなるのを抑制することができ、モータMG1の温度上昇を抑制することができる。
実施例では、上述したように、所定時に、モータMG1の温度tm1が境界温度未満のときに第1制御と第2制御との両方の実行を選択すると共にモータMG1の温度tm1が境界温度以上のときに第1制御のみの実行を選択するものにおいて、境界温度を、バッテリ50の蓄電割合SOCが小さいときに蓄電割合SOCが大きいときよりも高くする。これにより、バッテリ50の蓄電割合SOCが比較的高いとき(例えば、蓄電割合SOCが閾値S11付近のときなど)には、モータMG1の温度tm1の上昇をより抑制することができる。一方、バッテリ50の蓄電割合SOCが比較的低いとき(例えば、蓄電割合SOCが閾値S12付近のときなど)には、バッテリ50の蓄電割合SOCが許容下限割合Smin付近以下に低下するのをより抑制することができ、出力制限Woutが十分に小さくなる(値0付近になる)のをより抑制することができ、走行性能の比較的大きい低下を招くのを抑制することができる。これらの結果、バッテリ50の蓄電割合の過度の低下の抑制と、モータMG1の過度の温度上昇の抑制と、の両立をより適切に図ることができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、車両の負荷が所定の高負荷である所定時において、モータMG1の温度tm1が境界温度未満のときには、所定時でないときに比してバッテリ50の出力制限Woutを制限する(小さくする)第1制御と、所定時でないときに比してバッテリ50の蓄電割合SOCを大きくすると共にバッテリ50を充電する際の充電電力を大きくする第2制御と、の両方を実行する。一方、所定時において、モータMG1の温度tm1が境界温度以上のときには、第1制御だけを実行する。そして、境界温度を、バッテリ50の蓄電割合SOCが小さいときに、蓄電割合SOCが大きいときに比して高くする。これにより、バッテリ50の蓄電割合の過度の低下の抑制と、モータMG1の過度の温度上昇の抑制と、の両立をより適切に図ることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、図3の第2マップ(一点鎖線)に示したように、所定時には、所定時でないときに比してバッテリ50の目標割合SOC*を大きくする(値S1から値S2に大きくする)と共にバッテリ50の充放電要求パワーPb*を小さくする(最小値を値Pc1から値Pc2に小さくする)ものとした。しかし、図5の第2マップ(一点鎖線)に示すように、所定時には、バッテリ50の目標割合SOC*については所定時でないときと同一の値S1とし、充放電要求パワーPb*については、蓄電割合SOCが値S1以上のときには所定時でないときと同一の値とすると共に蓄電割合SOCが値S1未満のときには所定時でないときよりも小さい値とする(最小値を値Pc1から値Pc2に小さくする)ものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、図3の第1マップ(実線)および第2マップ(一点鎖線)に示したように、バッテリ50の蓄電割合SOCに応じて、基本的に所定時に所定時でないときよりも小さくなるように充放電要求パワーPb*を設定するものとした。しかし、図6の第1マップ(実線)および第2マップ(一点鎖線)に示すように、バッテリ50の蓄電割合SOCが値S1〜値S2の範囲内のときには、所定時に所定時でないときよりも小さくなるように充放電要求パワーPb*を設定し、蓄電割合SOCが値S1〜値S2の範囲外のときには、所定時と所定時でないときとで同一の値を充放電要求パワーPb*に設定するものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「第1モータ」に相当し、プラネタリギヤ30が「プラネタリギヤ」に相当し、モータMG2が「第2モータ」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40とが「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、45 温度センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    第1モータと、
    前記第1モータと前記エンジンと車軸に連結された駆動軸とに3つの回転要素が共線図において前記第1モータ,前記エンジン,前記駆動軸の順に並ぶように接続されたプラネタリギヤと、
    前記駆動軸に接続された第2モータと、
    前記第1モータおよび前記第2モータと電力をやりとりするバッテリと、
    前記バッテリの最大許容出力の範囲内で走行用のトルクによって走行するように前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータとを制御する制御手段と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御手段は、車両の負荷が所定の高負荷である所定時において、前記第1モータの温度が温度閾値未満のときには、前記所定時でないときに比して前記バッテリの最大許容出力を制限する第1制御と、前記所定時でないときに比して前記バッテリの蓄電割合を大きくするおよび/または前記バッテリを充電する際の充電電力を大きくする第2制御と、の両方を実行し、前記第1モータの温度が前記温度閾値以上のときには、前記第1制御だけを実行し、
    前記温度閾値は、前記バッテリの蓄電割合が小さいときに、前記バッテリの蓄電割合が大きいときに比して高くなるように定められている、
    ハイブリッド自動車。
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