JP2017100613A - ドアのガラス取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えを良好なものにすることができるドアのガラス取付構造を提供する。
【解決手段】ドアのガラス支持構造は、窓開口が設けられた車両のドアと、窓開口を前後二つの領域に仕切る仕切りサッシュと、仕切りサッシュで仕切られた前部領域に昇降可能に設置されるドアウインドウガラスと、仕切りサッシュで区切られた後部領域に設置されるステーショナリウインドウガラスと、前部領域の前縁部、上縁部及び後縁部に沿って設けられ、ドアウインドウガラスの前縁部、上縁部及び後縁部が嵌め込まれるランチャンネルとを備え、ランチャンネルは、さらに、前部領域の上縁部と後縁部とが交差する部分から後部領域の上縁部及び前縁部に沿って延在し、ステーショナリウインドウガラスの上縁部及び前縁部が嵌め込まれる延在部を有する。
【選択図】 図4

Description

本開示は、ドアのガラス取付構造に関する。
自動車のドア(乗降口)に取り付けられるガラスのガラス取付構造に関して特許文献1が公知である。
特許文献1には、車体に形成された窓開口の上、下開口縁部に架設されてこの窓開口を第1、第2開口に仕切る仕切バーと、上記第1、第2開口の開口縁に取り付けられる第1、第2シール体と、これら第1、第2シール体の各上面からそれぞれ上方に向けて突設される第1、第2シールリップとを備えた自動車の窓シール構造が開示されている。かかる窓シール構造は、上記第1シールリップの上記第2開口側の端部を延出させて延出リップを形成し、この延出リップを上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側の近傍に位置させている。
特開2007−161122号公報
しかしながら、延出リップを仕切バー(仕切りサッシュ)と第2シールリップとのそれぞれ車外側の近傍に位置させても、延出リップと第2シールリップとの間に段差が生じるので、第1開口(前部領域)の縁部と第2開口(後部領域)の縁部がそれぞれ別の部品で構成されていると認識され、デザインの一体感が損なわれている。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、前部領域の縁部と後部領域の縁部とにおいて、デザインの一体感を得ることができるドアのガラス取付構造を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るドアのガラス取付構造は、窓開口が設けられた車両のドアと、前記窓開口を前後二つの領域に仕切る仕切りサッシュと、前記仕切りサッシュで仕切られた前部領域に昇降可能に設置されるドアウインドウガラスと、前記仕切りサッシュで区切られた後部領域に設置されるステーショナリウインドウガラスと、前記前部領域の前縁部、上縁部及び後縁部に沿って設けられ、前記ドアウインドウガラスの前縁部、上縁部及び後縁部が嵌め込まれるランチャンネルとを備え、前記ランチャンネルは、さらに、前記前部領域の上縁部と後縁部が交差する部分から前記後部領域の上縁部及び前縁部に沿って延在し、前記ステーショナリウインドウガラスの上縁部及び前縁部が嵌め込まれる延在部を有する。
上記(1)の構成によれば、ランチャンネルにおいて、ステーショナリウインドウガラスの上縁部及び前縁部が嵌め込まれる延在部が前部領域の上縁部と後縁部が交差する部分から後部領域の上縁部及び前縁部に沿って延在する。これにより、ランチャンネルにおいて、前部領域の上縁部と後縁部が交差する部分と延在部を同一の材料及び同一の断面形状で構成することができる。この結果、ランチャンネルの前部領域の上縁部と後縁部が交差する部分と延在部が一体的に視認され、前部領域の縁部と後部領域の縁部とにおいて、デザインの一体感を得ることができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記後部領域の下縁部に沿って設けられ、前記ステーショナリウインドウガラスの下縁部を支持するステーショナリガラスサポートを備える。
上記(2)の構成によれば、ステーショナリガラスサポートが後部領域の下縁部に沿って設けられ、ステーショナリウインドウガラスの下縁部を支持するので、ステーショナリウインドウガラスを確実に支持することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記前部領域の下縁部に沿って延在するとともに、前記後部領域の下縁部に沿っても連続的に延在するベルトラインモールを備える。
上記(3)の構成によれば、ベルトラインモールが前部領域の下縁部に沿って延在するとともに、後部領域の下縁部に沿っても連続的に延在するので、ベルトラインモールにおいて、前部領域と後部領域を同一の材料及び同一の断面形状で構成することができる。この結果、ベルトラインモールが前部領域と後部領域が一体に視認され、前部領域と後部領域とにおいて、デザインの一体感を得ることができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)の構成において、前記ステーショナリウインドウガラスの上縁部に沿って延在する前記ランチャンネルの後端部が前記ベルトラインモールに前記後部領域のベルトライン位置で接続される。
上記(4)の構成によれば、ステーショナリウインドウガラスの上縁部に沿って延在するランチャンネルの後端部がベルトラインモールに後部領域のベルトライン位置で接続されるので、ベルトラインモールとランチャンネルの境界部分の見栄えを良好なものにすることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(2)の構成において、前記ステーショナリガラスサポートは、ドアインナーパネルの上端に形成された平坦面上に取り付けられ、上面に前記ステーショナリウインドウガラスの下縁部が当接する当接面を有する樹脂製の部材からなる。
上記(5)の構成によれば、ステーショナリガラスサポートは、ドアインナーパネルの上端に形成された平坦面上に取り付けられ、上面にステーショナリウインドウガラスの下縁部が当接する当接面を有する樹脂製の部材からなるので、ドアを強く閉めたときの振動、及び車両走行時の振動によるステーショナリウインドウガラスの破損を防止することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、ランチャンネルの前部領域の上縁部と後縁部が交差する部分と延在部が一体的に視認され、前部領域の縁部と後部領域の縁部とにおいて、デザインの一体感を得ることができる。
本発明の実施形態に係るドアのガラス取付構造を概略的に示す図である。 図1に示したガラス取付構造のII−II線断面図である。 図1に示したガラス取付構造のIII−III線断面図である。 図1に示したドアのガラス取付構造の構成を概略的に示す分解斜視図である。 図4に示したランチャンネルに設けられた貫通穴を示す拡大説明図である。 図4に示したドアの窓開口に取り付けられるステーショナリガラスサポートを示す側面図である。 図4に示したドアの窓開口を車室内側から見た斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るドアのガラス取付構造の構成を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の実施形態に係るドア100のガラス取付構造1を概略的に示す図である。図2は、図1に示したガラス取付構造1のII−II線断面図であり、図3は、図1に示したガラス取付構造1のIII−III線断面図である。図4は、図1に示したドア100のガラス取付構造1の構成を概略的に示す分解斜視図であり、図5は、図4に示したランチャンネル5に設けられた貫通穴56を示す拡大説明図である。図6は、図4に示したドア100の窓開口200に取り付けられるステーショナリガラスサポート7を示す図であり、図7は、図4に示したドア100の窓開口200を車室内側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係るドア100のガラス取付構造1は、自動車の側面に設けられた乗降口(図示せず)を閉塞するドア100に適用される。図1に示すように、本実施形態に係るドア100のガラス取付構造1は、ドア100に設けられた窓開口200(図4参照)に設置されるウインドウガラス3(ドアウインドウガラス31,ステーショナリウインドウガラス32)を取り付けるためのものである。図2及び図3に示すように、本実施形態に係るドア100は、二枚のパネル101,102によって構成されている。車室内側のパネル101(以下「ドアインナーパネル101」という)は、ドア100の骨格を構成するもので、車体と同じ鋼板で構成されている。車室外側のパネル102(以下「ドアアウターパネル102」という)は、ドア100の外観を構成するもので、塗装が施されている。尚、ドアアウターパネル102は、鋼板が用いられることが多いが軽量化等のために樹脂が用いられることもある。
図4に示すように、本実施形態に係る窓開口200は、ドア100の高さ方向において上から3分の1を占める領域(以下「上部領域」という)に車両前後方向に沿って設けられている。また、本実施形態に係る窓開口200は、その下縁部201(以下「ベルトライン201」という)が車両前方から車両後方に向けて漸次(徐々に)高くなるように形成され、その上縁部202がルーフ(図示せず)に沿って車両前方から車両後方に向けて漸次(徐々に)低くなるように形成されている。これにより、窓開口200は、その高さ方向の寸法が車両前方から車両後方に向けて漸次(徐々に)小さくなるように形成されている。
また、図1に示すように、本実施形態に係るドア100のガラス取付構造1は、窓開口200を前後二つの領域210,220に仕切る仕切りサッシュ4を備えている。仕切りサッシュ4で仕切られた前側の領域210(以下「前部領域210」という)は、窓開口200の前後方向において略4分の3を占め、仕切りサッシュ4で仕切られた後側の領域220(以下「後部領域220」という)は、窓開口200の前後方向において略4分の1を占めている。そして、前部領域210が開閉可能な領域(開閉領域)となり、後部領域220が開閉不能な領域(閉鎖領域)となる。
前部領域210には、ドアウインドウガラス31が設置される。ドアウインドウガラス31は、上下方向に昇降可能に設置され、図示せぬウインドウ・レギュレータにより、上下方向に昇降される。これにより、前部領域210はドアウインドウガラス31によって開閉される。
後部領域220には、ステーショナリウインドウガラス32が設置される。ステーショナリウインドウガラス32は、後部領域220に固定される。これにより、後部領域220はステーショナリウインドウガラス32によって閉鎖される。
前部領域210の縁部には、ランチャンネル5が設けられている。ランチャンネル5は、ドアウインドウガラス31の縁部を支持するための枠体であり、前部領域210の前縁部211、上縁部212及び後縁部213に沿って設けられている。これにより、ランチャンネル5は、前部領域210の縁部に形成されるサッシュ部を構成する。
また、ランチャンネル5は、上縁部52、前縁部51及び後縁部53を有し、これらは、それぞれ、前部領域210の上縁部212、前縁部211及び後縁部213に嵌め込まれて取り付けられる。図2に示すように、ランチャンネル5は、横断面がコの字状の溝型であって、ドアウインドウガラス31の端面に対向する溝底部5a、車室外側に設けられる外側リップ部5b、及び、車室内側に設けられる内側リップ部5cを有している。これにより、ドアウインドウガラス31の前縁部311はランチャンネル5の前縁部51に嵌め込まれ、後縁部313はランチャンネル5の後縁部53に嵌め込まれる。そして、ドアウインドウガラス31を閉鎖した場合にドアウインドウガラス31の上縁部312がランチャンネル5の上縁部52に嵌め込まれる。そして、外側リップ部5b及び内側リップ部5cは、ドアウインドウガラス31と前部領域210の縁部に形成されるサッシュ部との間に設けられるシール部材を構成する。そして、車室外側から外側リップ部5bが視認され、車室内側から内側リップ部5cが視認される。
また、図1に示すように、ランチャンネル5は、さらに、延在部6を有している。延在部6は、前部領域210の上縁部212と後縁部213とが交差する部分から少なくとも後部領域220の前縁部221及び上縁部222に沿って設けられている。これにより、延在部6は、後部領域220の縁部に形成されるサッシュ部を構成する。本実施形態に係る延在部6は、後部領域220の前縁部221、及び上縁部222から下縁部224に至る領域に沿って設けられている。
図3に示すように、延在部6は、ほかの部分(ランチャンネル5)と同様、横断面がコの字状の溝型形状であって、ステーショナリウインドウガラス32の端面に対向する溝底部6a、車室外側に設けられる外側リップ部6b、及び、車室内側に設けられる内側リップ部6cを有している。これにより、図1に示すように、ステーショナリウインドウガラス32の前縁部321、及び上縁部322から下縁部324に至る領域は、後部領域220の前縁部211、及び上縁部212から下縁部214に至る領域で延在部6に嵌め込まれる。そして、外側リップ部6b及び内側リップ部6cは、ステーショナリウインドウガラス32と後部領域220の縁部に形成されるサッシュ部との間に設けられるシール部材を構成する。そして、車室外側から外側リップ部6bが視認され、車室内側から内側リップ部6cが視認される。
また、図5に示すように、ランチャンネル5は、上縁部52と後縁部53とが交差する部分と、延在部6との間に貫通穴56を有している。貫通穴56は、仕切りサッシュ4を窓開口200の上縁部202に取り付けるためのもので、溝底部5aを貫通して設けられている。これにより、窓開口200にランチャンネル5を取り付けた状態で仕切りサッシュ4が窓開口200の上縁部202に取り付け可能となり、仕切りサッシュ4は、ネジSによって窓開口200の上縁部202に取り付けられる。
また、図6に示すように、本実施形態に係るドア100のガラス取付構造1は、ステーショナリガラスサポート7を備えている。ステーショナリガラスサポート7は、ステーショナリウインドウガラス32の下縁部324を支持するためのもので、後部領域220の下縁部224に沿って設けられている。本実施形態に係るステーショナリガラスサポート7は、後部領域220の下縁部224に設けられたパネル平坦部225(図7参照)に係合して取り付けられる。
ステーショナリガラスサポート7は、樹脂製の部材から構成され、基台部71と、基台部71上に設けられた緩衝部72とを含んでいる。基台部71は、後部領域220の下縁部224に設けられたパネル平坦部225にステーショナリガラスサポートを取り付けるためのものである。基台部71は、硬質プラスチックで構成され、車両前後方向前側と後側とに設けられた係止爪71a,72bによってパネル平坦部225の上面(平坦面)に取り付けられる。緩衝部72は、ステーショナリガラス32への振動伝達を緩和するためのもので、軟質プラスチックで構成されている。
また、図1に示すように、本実施形態に係るドア100のガラス取付構造1は、ベルトライン201に沿って延在するベルトラインモール8を備えている。本実施形態に係るベルトラインモール8は、延在部6の後端部64が接続されている。これにより、本実施形態では、ステーショナリウインドウガラス32の上縁部に沿って延在するランチャンネル5(延在部6)の後端部がベルトラインモール8に後部領域220のベルトライン位置で接続される。尚、ベルトラインモール8の車室側は、インナードアトリム9によって保持される。
上述した本実施形態に係るドア100の窓開口200にウインドウガラス3(ドアウインドウガラス31及びステーショナリウインドウガラス32)を取り付けるには、まず、ドア100の窓開口200にランチャンネル5を取り付ける。具体的には、前部領域210の上縁部212及び前縁部211にランチャンネル5の上縁部52及び前縁部51を嵌め込むとともに、後部領域220の上縁部222及び上縁部222から下縁部224に至る領域に延在部6の上縁部62及び下縁部に至る領域63を嵌め込む。
つぎに、後部領域220の下縁部224に設けられたパネル平坦部225にステーショナリガラスサポート7を取り付け、後部領域220にステーショナリウインドウガラス32を設置する。具体的には、延在部6の上縁部62及び上縁部62から下縁部に至る領域63にステーショナリウインドウガラス32を嵌め込み、ステーショナリウインドウガラス32をステーショナリガラスサポート7に支持させる。
つぎに、ステーショナリウインドウガラス32の前縁部321に延在部6の前縁部61を嵌め込ませ、窓開口200に仕切りサッシュ4を取り付ける。具体的には、ランチャンネル5に設けられた貫通穴56に仕切りサッシュ4の上端を差し込み、仕切りサッシュ4の上端を窓開口200の上縁部202に取り付けるとともに、仕切りサッシュ4の下端をドア100の内部に取り付ける。
つぎに、前部領域210にドアウインドウガラス31を設置する。具体的には、ランチャンネル5の前縁部51及び後縁部53にドアウインドウガラス31を嵌め込む。そして、ベルトライン201にベルトラインモール8を取り付ける。これにより、ドア100の窓開口200にウインドウガラス3(ドアウインドウガラス31及びステーショナリウインドウガラス32)が取り付けられる。
上述した本実施形態に係るドア100のガラス取付構造1によれば、ランチャンネル5において、ステーショナリウインドウガラス32の前縁部321及び上縁部322が嵌め込まれる延在部6がランチャンネル5の上縁部52と後縁部53が交差する部分から上縁部62及び前縁部61に沿って延在する。これにより、ランチャンネル5において、前部領域の上縁部52と後縁部53が交差する部分と延在部6を同一の材料及び同一の断面形状で構成することができる。この結果、ランチャンネル5の上縁部52と後縁部53が交差する部分と延在部6とが一体的に視認され、前部領域210の縁部(上縁部52及び後縁部53)と後部領域220の縁部(上縁部62及び前縁部61)とにおいて、デザインの一体感を得ることができる。
また、ステーショナリガラスサポート7が後部領域220の下縁部に沿って設けられ、ステーショナリウインドウガラス32の下縁部324を支持するので、ステーショナリウインドウガラス32を確実に支持することができる。
また、ベルトラインモール8が前部領域210の下縁部に沿って延在するとともに、後部領域220の下縁部に沿っても連続的に延在するので、ベルトラインモール8において、前部領域と後部領域を同一の材料及び同一の断面形状で構成することができる。この結果、ベルトライモール8が前部領域と後部領域で一体に視認され、前部領域と後部領域とにおいて、デザインの一体感を得ることができる。
また、ステーショナリウインドウガラス32の上縁部に沿って延在するランチャンネル5の後端部がベルトラインモール8にベルトライン位置で接続されるので、ベルトライモール8とランチャンネル5の境界部分の見栄えを良好なものにすることができる。
また、ステーショナリガラスサポート7は、ドアインナーパネル101の上端に形成された平坦面上に取り付けられ、上面にステーショナリウインドウガラス32の下縁部が当接する当接面を有する樹脂製の部材からなるので、ドア100を強く閉めたときの振動、及び車両走行時の振動によるステーショナリウインドウガラス32の破損を防止することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
図8は、他の実施形態に係るドア1100のガラス取付構造を概略的に示す図である。
図8に示すように、他の実施形態に係るドア1100のガラス取付構造11では、延在部16が、窓開口1200の前部領域1210の上縁部1211と後縁部1212とが交差する部分から後部領域1220の上縁部1222から下縁部1224に至る領域、及び前縁部1221に沿って設けられていてもよい。
1 ドアのガラス取付構造
3 ウインドウガラス
31 ドアウインドウガラス
311 前縁部
312 上縁部
313 後縁部
32 ステーショナリウインドウガラス
321 前縁部
322 上縁部
324 下縁部
4 仕切りサッシュ
5 ランチャンネル
5a 溝底部
5b 外側リップ部
5c 内側リップ部
52 上縁部
53 後縁部
56 貫通穴
6 延在部
6a 溝底部
6b 外側リップ部
6c 内側リップ部
61 前縁部
62 上縁部
63 下縁部に至る領域
64 後端部
7 ステーショナリガラスサポート
8 ベルトラインモール
100 ドア
200 窓開口
201 下縁部(ベルトライン)
202 上縁部
210 前部領域
220 後部領域
225 パネル平坦部
11 ガラス取付構造
16 延在部
1100 ドア
1200 窓開口
1210 前部領域
1211 上縁部
1212 後縁部
1220 後部領域
1222 上縁部
1221 前縁部
1224 下縁部

Claims (5)

  1. 窓開口が設けられた車両のドアと、
    前記窓開口を前後二つの領域に仕切る仕切りサッシュと、
    前記仕切りサッシュで仕切られた前部領域に昇降可能に設置されるドアウインドウガラスと、
    前記仕切りサッシュで区切られた後部領域に設置されるステーショナリウインドウガラスと、
    前記前部領域の前縁部、上縁部及び後縁部に沿って設けられ、前記ドアウインドウガラスの前縁部、上縁部及び後縁部が嵌め込まれるランチャンネルと
    を備え、
    前記ランチャンネルは、さらに、前記前部領域の上縁部と後縁部が交差する部分から前記後部領域の上縁部及び前縁部に沿って延在し、前記ステーショナリウインドウガラスの上縁部及び前縁部が嵌め込まれる延在部を有すること
    を特徴とするドアのガラス取付構造。
  2. 前記後部領域の下縁部に沿って設けられ、前記ステーショナリウインドウガラスの下縁部を支持するステーショナリガラスサポートを備えることを特徴とする請求項1に記載のドアのガラス取付構造。
  3. 前記前部領域の下縁部に沿って延在するとともに、前記後部領域の下縁部に沿っても連続的に延在するベルトラインモールを備えることを特徴する請求項1又は2に記載のドアのガラス取付構造。
  4. 前記ステーショナリウインドウガラスの上縁部に沿って延在する前記ランチャンネルの後端部が前記ベルトラインモールに前記後部領域のベルトライン位置で接続されることを特徴とする請求項3に記載のドアのガラス取付構造。
  5. 前記ステーショナリガラスサポートは、
    ドアインナーパネルの上端に形成された平坦面上に取り付けられ、上面に前記ステーショナリウインドウガラスの下縁部が当接する当接面を有する樹脂製の部材からなることを特徴とする請求項2に記載のドアのガラス取付構造。
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