JP6268437B2 - 車両のスライドドア構造 - Google Patents
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Description
前記ウエザストリップは前記スライドドアの装飾部材であるドアトリムの表面に取付けられており、前記スライドドアは、アウタパネルとインナパネルとが互いの端縁で接合されることにより構成されており、前記スライドドアのインナパネルには、前記下部ローラを備えるローラブラケットの縦板部が前記インナパネルに合わせられた状態で固定されており、前記ドアトリムは、前記インナパネルと前記ローラブラケットの縦板部とを覆えるように構成されており、前記ドアトリムには、前記ローラブラケットの縦板部を覆う部分の表面に前記ウエザストリップが取付けられていることを特徴とする。
以下、図1〜図6に基づいて、本発明の実施形態1に係るスライドドア構造について説明する。本実施形態に係るスライドドア構造は、車両10のドア開口部12に設けられたステップ17とスライドドア20間をシールする補助ウエザストリップ40をスライドドア20に取付けるための構造である。ここで、図中における前後左右及び上下は、スライドドア構造を備える車両の前後左右及び上下に対応している。
スライドドア20に対する補助ウエザストリップ40の取付け構造について説明する前に、車両10の概要、及びスライドドア20について説明する。車両10は、図1に示すように、フロントドア11と、スライドドア20とを備えるワンボックス車両である。車両10のボディ10bには、フロントドア11によって開閉されるドア開口部(図示省略)と、図2(図1のII-II矢視断面図)に示すように、スライドドア20によって開閉されるドア開口部12とが形成されている。スライドドア20用のドア開口部12の下辺は車両前後方向に延びるロッカレール120により構成されている。ロッカレール120は、図2に示すように、ロッカインナ122とロッカアウタ123とが上下のフランジ部122f,123fで互いに接合されることにより筒状に形成されている。そして、ロッカレール120の上側のフランジ部122f,123fの位置に、スライドドア20と車両10のドア開口部12の周縁との間をシールする主ウエザストリップ13が取付けられている。
スライドドア20は、図1に示すように、スライドドア本体部20mと、窓部20wとを備えている。スライドドア本体部20mは、図3の上部断面図、図4の下部断面図に示すように、アウタパネル22とインナパネル24とが互いの端縁で接合されることで中空状に形成されている。そして、アウタパネル22とインナパネル24との内側に窓部20wを構成する窓ガラス25が上下動可能な状態で収納されている。また、スライドドア本体部20mのベルトラインの位置には、図3に示すように、窓ガラス25が通される開口25hが形成されており、その開口25hの位置にシール材であるガラスラン25sが装着されている。
スライドドア20のスライドドア本体部20mの室内側は、図5に示すように、装飾部材である樹脂製のドアトリム26によって覆われている。ドアトリム26は、図3に示すベルトラインの位置から、図2、図4に示すステップ17の位置までスライドドア本体部20mのインナパネル24を覆えるように構成されている。前述のように、スライドドア本体部20mのインナパネル24には、ローラブラケット30の縦板部31がボルトB止めされている。このため、ローラブラケット30が取付けられている部分は、図6に示すように、その他の部分と比較してその縦板部31の厚み分だけインナパネル24のパネル面から室内側に突出している。即ち、ドアトリム26には、ローラブラケット30の縦板部31を覆う膨らみ部26dと、インナパネル24を覆う平板部26fと、その平板部26fと膨らみ部26dとを緩やかな傾斜でつなぐ傾斜部26wとが設けられている。
本実施形態に係るスライドドア構造によると、補助ウエザストリップ40はスライドドア20のドアトリム26に取付けられている。このため、補助ウエザストリップ40を従来のリブ状部材の突出端とインナパネル24とに取付ける場合にように、補助ウエザストリップ40の取付け位置に段差が生じない。このため、スライドドア20に対する補助ウエザストリップ40の取付け途中位置で隙が発生しなくなり、ステップ17とスライドドア20間が補助ウエザストリップ40によって確実にシールされる。この結果、ロードノイズの遮音性能が向上する。また、ドアトリム26の底壁部26bには、ローラブラケット30の縦板部31の断面形状にほぼ等しい形状の切欠部26xが形成されており、その切欠部26xとインナパネル24とにより囲まれた開口部分にローラブラケット30の縦板部31が通されている。このため、ドアトリム26の底壁部26bの部分でロードノイズが漏れ難くなる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ドアトリム26の下端位置側面に補助ウエザストリップ40を取付ける例を示した。しかし、ドアトリム26の下端位置を若干高くして底壁部26bの下面側に前後方向に延びるリブを設け、このリブに補助ウエザストリップ40を取付けることも可能である。
12・・・・ドア開口部
17・・・・ステップ
20・・・・スライドドア
22・・・・アウタパネル
24・・・・インナパネル
26・・・・ドアトリム
26x・・・切欠部
26b・・・底壁部
30・・・・ローラブラケット
31・・・・縦板部
33・・・・下部縦ローラ
34・・・・下部水平ローラ(下部ローラ)
40・・・・補助ウエザストリップ(ウエザストリップ)
174・・・ガイド溝(ガイド部)
Claims (2)
- 車両のドア開口部に設けられたステップの下側にスライドドアの下部ローラを転動可能な状態でガイドするガイド部が形成されており、前記スライドドアの側面であって前記ステップと等しい高さ位置に前記スライドドアとステップ間のシールを行うウエザストリップが設けられている車両のスライドドア構造であって、
前記ウエザストリップは前記スライドドアの装飾部材であるドアトリムの表面に取付けられており、
前記スライドドアは、アウタパネルとインナパネルとが互いの端縁で接合されることにより構成されており、
前記スライドドアのインナパネルには、前記下部ローラを備えるローラブラケットの縦板部が前記インナパネルに合わせられた状態で固定されており、
前記ドアトリムは、前記インナパネルと前記ローラブラケットの縦板部とを覆えるように構成されており、
前記ドアトリムには、前記ローラブラケットの縦板部を覆う部分の表面に前記ウエザストリップが取付けられていることを特徴とする車両のスライドドア構造。 - 請求項1に記載された車両のスライドドア構造であって、
前記ドアトリムの底壁部には、前記ローラブラケットの縦板部の断面形状とほぼ等しい形状の切欠部が形成されており、
前記ドアトリムの底壁部の切欠部と前記インナパネルとにより構成される開口部分に前記ローラブラケットの縦板部が通されていることを特徴とする車両のスライドドア構造。
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