JP2017100484A - 車両用ステアリングナックル - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のステアリングナックルと比較して、アーム部の変形および破損がより抑制され、軽量化の程度を高めた車両用ステアリングナックルを提供する。【解決手段】 車軸が装着される本体部と、一端が前記本体部の外周に一体的に接続されているとともに、当該本体部から延伸軸に沿い外方に延びるアーム部と、前記アーム部の他端に接続された、車両構成部材が連結される連結部と、を有する車両用ステアリングナックルを提供する。前記アーム部は、第1部位と、第2部位と、中空部とを有する。前記第1部位は、前記延伸軸周りにおいて一部が開口した開口部を備える周壁を有する。前記第2部位は、前記延伸軸周りにおいて閉じるように形成された周壁を含む。前記延伸軸に交差する断面において、前記第1部位の周壁の前記開口部側の端部は、当該端部と隣接する複数の側部よりも厚さが厚い拡幅部を含む。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用ステアリングナックル(以下、ステアリングナックル、または単にナックルという場合がある。)に関する。
本体部、中空部、アーム部および連結部を含む従来のステアリングナックルにおいて、ステアリングナックルの剛性を高めるために、中空部を囲む材料の厚さを増加させたり、または、中空部の寸法を減少させたりしている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に記載されたステアリングナックルにおいて、アーム部に形成された少なくとも2つの中空部は、円筒状部の各々と連通し、および/または、複数の中空部は、少なくとも一部が円筒状部を貫通して、軸穴と連通する。更に、中空部開口部の方向、中空部開口部近傍の形状、円筒状部の壁厚、および中空アーム部外表面の壁厚は、適宜選択される。
特許文献2に記載されたステアリングナックルにおいて、ナックル本体から上方へ突出するストラット装着アーム部はストラットの一端に接続され、ナックル本体から下方へ突出するロアアーム装着アーム部はロアアーム部の上部にキングピンでともに接続されている。中空部は、自動車本体の外側で、ストラット装着アーム部の表面の長手方向の中間部に、ストラット装着アーム部の延伸方向で開口するように設けられている。
特開2001−187583号公報 特開2001−114127号公報
しかしながら、かかる構造を有する、上記の特許文献1に記載されたステアリングナックルにおいて、円筒状部の壁厚が比較的厚く、中空部外側アーム部の壁厚も比較的厚い。更に、中空部比率は比較的小さい。厚さが厚く、かつ、中空部比率が小さいことにより、ステアリングナックルの重量が著しく増加する。
また、かかる構造を有する、上記の特許文献2に記載されたステアリングナックルにおいて、ステアリングナックルの剛性は、中空部に沿って両側部分の厚さを厚くすることで得られるが、これは、ステアリングナックルの小型化・軽量化を妨げるものである。
そこで、従来のステアリングナックルと比較して、アーム部の変形および破損がより抑制され、軽量化の程度を高めた車両用ステアリングナックルに提供することが、本発明の典型的な一特徴である。
本発明の一例示的実施形態によれば、車軸が装着される本体部と、
一端が前記本体部の外周に一体的に接続されているとともに、当該本体部から延伸軸に沿い外方に延びるアーム部と、
前記アーム部の他端に一体的に接続された、車両構成部材が連結される連結部と、を有する車両用ステアリングナックルであって、
前記アーム部は、
前記延伸軸に沿う方向において、前記連結部に接続された第1部位と、
前記第1部位と前記本体部との間に介在する第2部位と、
前記第1部位および前記第2部位に連通するように形成された中空部と、を有し、
前記第1部位は、前記延伸軸周りにおいて一部が開口した開口部を備える周壁を有し、
前記第2部位は、前記延伸軸周りにおいて閉じるように形成された周壁を有し、
前記延伸軸に交差する断面において、前記第1部位の周壁の前記開口部側の端部が、当該端部と隣接する複数の側部の厚さよりも大きい幅を有する拡幅部である、車両用ステアリングナックルが提供される。
ステアリングナックルの上記の例示的実施形態において、様々な修正は、単独で、または、ともに、以下の変形例と改変を含んでなすことができる。
(i)前記第2部位の周壁は、前記延伸軸周りにおいて、前記第1部位の開口部とは異なる位置に配置された開口部を有してもよい。
(ii)前記拡幅部は、前記連結部を通じて前記アーム部へ作用する力の方向に対し、交差するように配置してもよい。
(iii)前記延伸軸に交差する断面において、前記拡幅部は、前記第1部位の開口部の両側に形成されてもよい。
(iv)前記延伸軸に沿う方向において、前記拡幅部は、前記第2部位に向かって延び、当該第2部位の周壁と一体化してもよい。
(v)前記延伸軸に沿う方向において、前記拡幅部は、前記連結部に向かって延び、当該連結部と一体化してもよい。
(vi)前記延伸軸に沿う方向において、前記第1部位の中央から前記第2部位または前記連結部に向かって、前記拡幅部の幅は拡大してもよい。
(vii)前記拡幅部の外表面は、前記延伸軸に沿い形成された2以上の面で構成されてもよい。
(viii)前記延伸軸に交差する断面において、前記拡幅部は、前記第1部位の周壁の複数の側部と交差して略T字形状をなしてもよい。
本発明の一例示的実施形態によれば、開口部側に拡幅部を設けることにより、従来のステアリングナックルの技術的課題を解決することができる。軽量化の程度は、中空部の容積および開口部面積を増加させることによって、実現することができる。
より詳細には、第1部位および第2部位と連通するように構成された中空部を設けるとともに、第1部位の周壁に開口部を設けることによって、ステアリングナックルの軽量化を実現できる。更に、作用点である連結部を通じて荷重が作用するアーム部に、延伸軸周りの空間を閉じるように構成された周壁を有し閉構造である第2部位を設けることにより、アーム部の剛性を向上させ、アーム部に荷重が作用した場合のアーム部の変形を抑制することができる。
加えて、連結部に接続された第1部位の周壁の開口部側に形成された端部の表面に発生する応力を、当該端部を拡幅部とすることで低減し、第1部位の強度を高めることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両用ステアリングナックルを示す斜視図である。 図1のA−A平面に沿う断面図である。 図1のB−B矢視図である。 図1のC−C矢視図である。 図1のD−D矢視図である。 図1の部分拡大図である。 本発明を適用することができる懸架装置の概略平面図である。 図1のステアリングナックルおよびその様々な変形例の断面図である。 図8(A)のE部拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用ステアリングナックルを示す部分拡大正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用ステアリングナックルを示す部分拡大正面図並びにF−F矢視図およびG−G矢視図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を、添付の図面に関連してより詳細に説明する。図1は、本発明の第1の例示的実施形態に係る車両用ステアリングナックルを示す斜視図である。図2は、図1のA−A平面に沿う断面図である。
図1および図2に示すように、車両用ステアリングナックル1は、一体成形され(すなわち、一体的構造を有するように一体的に形成され)、アーム部(例えば、ストラットアーム部)1aと、タイロッドアーム部1bと、ロアアーム部装着アーム部1dと、本体部1eと、連結部11aを備えている。ステアリングナックル1の材料は、鋳鉄、アルミニウム、スチール、またはいかなる類似の材料でもよく、鋳造、溶接、加工いかなる製造方法で製造してもよい。ステアリングナックルの材料およびその製造方法は当業者に周知であるため、詳細には記載しない。
アーム部1aは、本体部1eの外周1gと一体的に接続され、延伸軸L(図2参照)に沿って本体部1eから外側に広がる一端を含む。連結部11aは、アーム部1aの他端と一体的に接続されている。連結部11aは、車両部品(すなわち、ストラット等)と接続するように構成される。本体部1eは、ブレーキアーム部1cと、車軸装着孔1fを含む。
図2に示すように、アーム部1aは、ストラット装着孔11bと、延伸軸Lに沿う方向で連結部11aと一体的に接続された第1部位11cと、第1部位11cと本体部1eの間に介在する第2部位11dとを備えている。更に、アーム部1aは、第1部位11cに最も近接する場所で連結部11aの内表面(ストラット装着孔11bの内表面)に配置された上部開口部11iと、第2部位11dに最も近接する場所で本体部1eの内表面(車軸装着孔1fの内表面)に配置された下部開口部11qと、第1部位11cと第2部位11dとに連通した中空部11jを備えている。
第1部位11cは、延伸軸Lの周りで一部(本例では本体部1eの側)が開口した開口部11fを含む周壁11gを有する。第2部位11dは、延伸軸Lを囲む、閉ざされた(閉構造の)周壁11eを有する。開口部11fは、楕円形状を有してもよいが、他の例示的な形状、例えばΩ形状を有してもよい。
ここで、「第1部位」は、アーム部1aのうち開口部11fが存在する範囲をいい、「第2部位」は、アーム部1aのうち開口部11fが存在しない範囲をいう。したがって、開口部11fが延伸軸Lの方向に大きくなると、第1部位11cも延伸軸Lの方向に大きくなる。また、本実施形態のステアリングナックル1のように、延伸軸Lに沿う方向において、第1部位11cと連結部11aとの間には、延伸軸L周りに閉じた周壁11rが介在していてもよい。つまり、第1部位11cは、連結部11aに対し一体的に(すなわち、一体からなる、一体的構造を有するように)接続されていてもよいし、本実施形態のように、閉構造の周壁11rなどを介して間接的に接続されていてもよい。
図3は、図1の矢B−B上で延伸軸Lと交差する断面図を示す。図3で示す断面は「第2部位」の領域であり、延伸軸L周りにおいて閉じるように形成された周壁11eを有している。
図4は、図1の矢C−C上で延伸軸Lと交差する断面図を示す。開口部11f側の第1部位11cの周壁11gの端部は、端部に連結する周壁11gの側部(11k、厚さt1)と比較して幅が拡大した一対の拡幅部(11h、幅W)を有する。ここで、拡幅部とは、第1部位11cの周壁11gの開口部11fが設けられている板状の部分をいう。拡幅部11hの幅Wは、他の部分である側部11kの厚さt1より大きい。なお、側部11kの厚さt1が一様でない場合は平均の厚さとする。
更に、拡幅部11hは、延伸軸Lに交差する断面において、開口部11fの両側に設けられている。拡幅部11hは、第2の部位11dに向かって延伸軸Lに沿う方向で延伸する。拡幅部11hは、第2の部位11dの周壁11eと一体的に形成される。
次に、図5を参照する。図5は、図1の矢D−D上の延伸軸Lに交差する断面を示す。拡幅部11hは、連結部11aに向かって延伸軸Lに沿う方向で延伸する。拡幅部11hは、連結部11aと一体的に形成される。
図6は、図1の連結部11a、アーム部1aおよび本体部1eを一部の部分拡大斜視図を示す。図6に示すように、開口部11fの楕円形状(例えば、Ω状)の断面は、延伸軸Lに沿った様々な位置において、拡幅部11hの幅Wが変化している。拡幅部11hは開口部11fを挟んで図5の左側(図1においてはY(−)側)と図6の右側(図1においてはY(+)側)と対をなし、この例示的実施形態においては互いに非対称の形状であるが、いずれの側においても、拡幅部11hの幅Wは、延伸軸Lに沿って第1部位11cの略中央から第2部位11dに向かって大きくなり、また、延伸軸Lに沿って第1部位11cの略中央から連結部11aに向かって大きくなる。
(W1)
以下、図6の左側の拡幅部11hにおける幅Wの詳細を説明する(図6の右側の拡幅部11hの幅Wについても同様である。)。ステアリングナックルの上記の例示的実施形態において拡幅部11hの第1の幅W1は、開口部11fの端部がアーム部1aの外表面をなす拡幅部11hの遠位縁に最も近接する場所で測定される幅と定義する。ここで、開口部11fの連結部11a側の端部の延伸軸L方向の位置をO、開口部11fの第2部位11d側の端部の延伸軸L方向の位置をHLとするとき、上記の例示的実施形態においては、第1の幅W1の位置H3はOとHLとの略中央となった。
(W2)
次に、拡幅部11hの第2の幅W2は、上記位置H3と位置Oとの中間位置H2から位置Oまでの拡幅部11hの領域であって幅W1に平行な任意の位置H1で測定される幅と定義する。また、位置Oにおける拡幅部11hの幅をWB、位置H2における拡幅部11hの幅をW(2−1)としたとき、W1≦W(2−1)≦W2≦WBであり、好ましくは、第2の幅W2は、第1の幅W1より大きい(W1<W2)。
(W3)
また、拡幅部11hの第3の幅W3は、上記位置H3とHLとの中間位置H4から位置HLまでの拡幅部11hの領域であって幅W1に平行な任意の場所で測定される幅と定義する。位置H4における拡幅部11hの幅をW(3−1)としたとき、W1≦W(3−1)≦W3であり、好ましくは、第3の幅W3は、第1の幅W1より大きい(W1<W3)。この関係は図6の右側の拡幅部11hについても同様である。
なお、上記の第1の例示的実施形態のアーム部1aは延伸軸Lに沿って湾曲している。このような形態におけるO、H1〜H4、およびHLは、延伸軸Lに向かって垂直にアーム部1aを見たときの開口部11fの面積が最大になる向きから見たときの位置と定義する。
図7を参照する。車両用ステアリングナックル1は、ストラット81と、タイロッド82と、ロアアーム部83を含む自動車の懸架装置に装着してもよく、自動車のタイヤ84に隣接して配置される。拡幅部(11h、幅W)は、連結部11aを介して、アーム部1aに作用する力F1の方向と交差するように配置される。ここで、図1も参照して説明すると、車両本体の高さ方向(X方向)は、車軸中心を基準にして上方(+)と下方(−)として定義される。車両本体の長手方向(Y方向)は、車軸中心を基準にして前方(+)と後方(−)として定義される。
次に、図4の断面形状について、図8(A)および図9を参照して説明する。
図8(A)に示すように、断面は、第1部位11cの周壁11gによって形成された中空部11jの周りを囲む、略変形U字形状を有する。周壁11gは、拡幅部11hと、一対(複数)の側部11kと、奥部11pを含む。複数(本形態の場合には、2辺)の側部11kは、各々奥部11pの各端部に連結して互いに向き合うように形成される。奥部11pと複数の側部11kは、一体的に形成され、内外角部のフィレット(すなわち、実質的に傾斜した、テーパ形状の、または曲線状の角部、いわゆるC部またはR部)で接続される。複数の側部11kは、U字形状の谷から傾斜し(すなわち、谷に沿って延びる線に対して傾斜し)、複数の側部11kは実質的に厚さt1を有する。奥部11pは、実質的に厚さt1を有する。奥部11pと複数の側部11kの厚さt1は、均一な厚さでもよい。また、奥部11pと複数の側部11kの厚さt1は、不均一でもよく、機械的応力条件に基づいて変更してもよい。拡幅部11hは、複数の側部11kの各端部に形成され、実質的に幅Wを有する。
図9は、図8(A)のE部拡大図である。図9に示すように、拡幅部11hは、側部11kの端部においてフィレットで一体的に接続される。フィレットの寸法は、ステアリングナックル1の機械的強度を高めるように設定される。拡幅部11hおよび側部11kは、実質的にT字状の断面を有する。しかしながら、他の断面形状とすることも可能である。拡幅部11hの外表面11h1は、側部11kから間隔をおいて配置され、拡幅部で最も厚い部分から傾斜して、拡幅部11hの中心に実質的に配置された曲線部11oで互いに接触する複数の表面(11m,11n)を有する。拡幅部11hの複数の角部は丸くされる(例えば、傾斜、円弧状、楕円形状とされる)。
[第1の実施形態の作用・効果]
第1の実施の形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
ステアリングナックル1の実施形態によれば、第1部位11cの周壁11gの開口部側に形成された端部11hの表面に発生する応力は、端部11hを拡幅部とすることにより低減することができ、それによって第1部位の強度を高めることができる。
更に、第1部位11cおよび第2部位11dと連通するように中空部11jを構成し、第1部位11cを囲む周壁11gに開口部11fを設けることで、軽量化を実現することができる。
更に、作用点である連結部11aを介して荷重が作用するアーム部1aに第1部位11cを設けることにより、アーム部の剛性を向上させることができる。
第2部位11dを延伸軸L周りの空間を閉じるように構成された周壁11eを有し閉構造とすることにより、アーム部1aの剛性を向上させることもできる。アーム部1aの上記の構成により、アーム部1aに荷重が作用するときのアーム部1aの変形を抑制することができる。
また、開口部11fの両側に拡幅部11hを設けることにより、ステアリングナックル1の機械的強度を高めることができる。ステアリングナックル1の機械的強度は、拡幅部11hを第2部位11dの周壁11eと一体的に形成することによって、更に高めることができる。拡幅部11hを連結部11aと一体にすることにより、ステアリングナックル1の機械的強度を、更に高めることもできる。
ステアリングナックル1の上記実施形態によれば、第1部位11cの中心から第2部位11dに向かって、または、連結部11aに向かって、延伸軸Lに沿って拡幅部11hの幅Wを大きくすることによって(すなわち、W1<W2、W1<W3)、捩じり応力を低減することができる。
[図8(A)の断面の変形例]
図8(B)〜図8(E)の断面の変形例は、図7に示す荷重F1およびF2を担持するのに必要な機械的強度を提供し、重量効率および費用対効果を変更した構造を提供するために、図8(A)の断面形状を変更した変形例を示す断面図である。
一般に、側部の端部11hにおける応力集中を抑制し、更に軽量化し、および/または、ステアリングナックル1の機械的強度を高めるために、拡幅部11hの断面の表面形状を、図8(B)〜図8(E)に示すように、変更することができる。
図8(B)は断面形状を変更した変形例による図4の断面を示す。図8(B)に示すように、断面は、第1部位12cの周壁12gから形成された中空部11jを囲む実質的に変更されたV字形状を有する。周壁12gは、V字形状の頂点で結合する一対(複数)の側部12kと、一対(複数)の拡幅部12hを含む。側部12kは、一体的に形成され、複数の側部12kの間の頂点の周りに設けられた内外角部の頂点(すなわち、実質的に傾斜した、テーパ形状の、または曲線状の角部)でフィレットに接続される。複数の側部12kはV字形状の谷から傾斜し、厚さt1を実質的に有する。複数の拡幅部12hは、複数の側部12kの各端部に形成され、実質的に幅Wを有する。
図8(B)の実質的に変更されたV字形状は、ステアリングナックル1を更に改善することができ、図8(A)の例示的実施態様と類似の有利な効果を有することができる。
図8(C)は断面形状を変更した変形例による図4の断面を示す。図8(C)に示すように、断面は、第1部位13cの周壁13gから形成された中空部11jを囲む実質的に変更された弧形状(例えば、略半円形状)を有する。周壁13gは、一対の側部13kと、奥部13pと、一対(複数)の拡幅部13hを含む。複数の拡幅部13hと一対の側部13kは、一体的に形成される。複数の拡幅部13hは、複数の側部13kの各端部に形成され、実質的に幅Wを有する。複数の拡幅部13hは、開口部11fから車両本体の高さ方向(X方向)の上方(+)に向かって、離れるように角度がついている。複数の拡幅部13hの幅Wの半分以上が側部13kの外表面側になるように、複数の拡幅部13hは配置される。複数の側部13kおよび奥部13pは、複数の拡幅部13hの間で弧状に連続した曲線を形成する。複数の側部13kおよび奥部13pは、厚さt1を実質的に有する。
図8(C)の実質的に変更された弧状は、ステアリングナックル1を更に改善することができ、図8(A)の例示的実施態様と類似の有利な効果を有することができる。
図8(D)は断面形状を変更した変形例による図4の断面を示す。図8(D)に示すように、断面は、断面は、図8(A)のU字形状と類似の実質的に変更されたU字形状を有する。したがって、相違点のみを述べる。一対(複数)の側部14kの厚さは奥部14pから複数の拡幅部14hに向かって徐々に大きくなる。複数の側部14kが拡幅部14hに接続する位置で、複数の側部14kの外表面側のフィレットの半径は、側部14kの内表面側のフィレットの半径よりも大きくてもよい。複数の拡幅部14hの幅Wの半分以上が側部14kの外表面側に配置されるように、複数の拡幅部14hが配置される。
図8(D)の実質的に変更されたU字形状は、第1部位14cの周壁14gの開口部側に形成される複数の拡幅部14hの表面に発生する応力を更に改善することができる。応力は、複数の拡幅部14hと複数の側部14kの間に、厚さが徐々に大きくなる連結部を設けることで低減でき、それにより第1部位の強度を高めることができる。
図8(E)は断面形状を変更した変形例による図4の断面を示す。図8(E)に示すように、断面は、第1部位15cの周壁15gの一対(複数)の側部15kを有する。一対(複数)の拡幅部11hは、複数の側部15kの第1端部(図8(E)において下方の端部)に形成され、第1端部で複数の側部15kの間に開口部11fが配置される。他端の複数の拡幅部15hは、複数の側部15kの第2端部(図8(E)において上方の端部)に形成され、第2端部で複数の側部15kの間に開口部15fが配置される。開口部11fと開口部15fは、互いに連通し、貫通孔を形成する。複数の側部15kは、車両本体の高さ方向(すなわち、X軸)と平行である。複数の拡幅部15hは、側部15kの外表面では突出し、側部15kの内面とは共平面になる。複数の拡幅部15hは、複数の側部15kの第1端部でフィレットと一体的に接続される。
図8(E)の実質的に変更された形状は、ステアリングナックル1を更に改善することができ、図8(A)の例示的実施態様と類似の有利な効果を有することができる。
図8(F)は断面形状を変更した変形例による図4の断面を示す。図8(F)に示すように、断面は、実質的にU字形状を有し、第1部位16cの周壁16gから形成された中空部11jを囲むものである。周壁16gは、奥部16pと、奥部16pの複数の端部に隣接した一対(複数)の側部16kと、一対(複数)の拡幅部16hを含む。複数の側部16kは、開口部16fを囲み、車両本体の幅方向(すなわち、Y軸)と平行である。奥部16pは、車両本体の高さ方向(すなわち、X軸)と平行である。奥部16pと複数の側部16kは、一体的に形成されて、内外角部のフィレット(すなわち、丸い角部)と接続される。奥部16pと複数の側部16kは、実質的に厚さt1を有する。複数の拡幅部16hは、複数の側部16kの各端部に形成され、実質的に幅Wを有する。
図8(F)のU字形状は、ステアリングナックル1を更に改善することができ、図8Aの例示的実施態様と類似の有利な効果を有することができる。
ステアリングナックル1の上記の変形例によれば、第1部位の強度を高めることができ、軽量化でき、剛性を高めることができ、アーム部1aに荷重が作用するときにアーム部1aの変形を抑制することができ、機械的強度を高めることができ、捩じり応力を減らすことができる。
なお、ステアリングナックルの軽量化および強度の観点から、開口部面積率は、10〜80%が好ましい。10%未満であると充分に軽量化されたステアリングナックルを得ることが難しい。一方で、開口部面積率が80%を超えると充分な応力低減効果を発揮させることが困難である。開口部面積率は、より好ましくは10〜60%である。更に好ましくは15〜60%であり、より更に好ましくは20〜60%である。ここで、上記「開口部面積率」は次のようにして求めた。すなわち、アーム部1aを開口部11fの面積が最大となる向きから延伸軸Lに向かって垂直に見たとき、延伸軸Lに直交しかつ連結部11aに接する線と、延伸軸Lに直交しかつ本体部1eに接する線と、アーム部1aの側部11kの厚さの中央を開口部11fを有する側の周壁11gの外表面に投影した線とに囲繞された領域の面積で、開口部11fの面積を除した値を「開口部面積率」とした。
更に、開口部11fの形状は矩形よりも丸みを帯びた形状が好ましく、より好ましくは円形よりも長円、更に好ましくは楕円形であり、開口部11fは、延伸軸Lに沿う方向の長さが延伸軸Lに直交する方向の長さの1.2〜3倍の楕円形状を有するのが特に好ましい。
なお、実際の車両用ステアリングナックルへの適用にあたっては、例えば図1などに示した第1の例示的実施形態のアーム部1aは延伸軸Lに沿って湾曲している。このような形態における開口部11fの形状は、延伸軸Lに向かって垂直にアーム部1aを見たときの開口部11fの面積が最大になる向きから見たときの形状とする。
また、製造上またはその他の制約のため、開口部11fの形状を単純な楕円形にできないことがある。特に開口部11fの連結部11a側の部分については、中空部11jの形成のし易さや軽量化に有利となる略矩形であってもよい。また、開口部11fの第2部位11d側の部分は略放物線形状であってもよい。
<第2実施形態>
本発明の第2の具体的実施形態について、当該形態の連結部11aおよびアーム部2aの部分拡大平面図である図10を参照しつつ説明する。なお、図10では、上記第1実施形態と同一の構成要素については同一符号を付しており、当該構成要素については詳細な説明を省略する(次に説明する第3実施形態でも同様)。
図10に示すように、第2実施形態のステアリングナックル2は、第1実施形態のステアリングナックル1と基本的に同一の構成であるが、第1部位21cは、連結部11aと、連結部11aと一体となるよう、連結部11aに直接的に接続されている点で相違している。すなわち、第2実施形態の第1部位21cに形成された開口部21fは、その連結部11a側の開いた端が、連結部11aに接触するように形成されている。なお、本実施形態の場合でも、延伸軸Lに沿う方向の拡幅部11hの幅の関係は上記第1実施形態の場合と同様であり、図10に示すように、W1<W2またはW1<W3であることが望ましい。
<第3実施形態>
本発明の第3の具体的実施形態について、当該形態の連結部11aおよびアーム部3aの部分拡大平面図である図11(A)、図11(A)のF−F断面図である図11(B)、図11(A)のG−G断面図である図11(C)を参照しつつ説明する。なお、図11(B)は、既に説明した図8(A)と同一図面である。
図11に示すように、第2実施形態のステアリングナックル3は、第1実施形態のステアリングナックル1と基本的に同一の構成であるが、第2部位31dの周壁31eは、延伸軸L周りにおいて、第1部位11cの開口部11fとは異なる位置に配置された開口部31fを有する点で相違している(特に、図11(C)を参照)。かかるステアリングナックル3によれば、第2部位31dに開口部31fを設けることにより、より軽量化が図れるとともに、第1部位11cよりも下方に存在する第2部位31dに開口部31fを設けるので、中空部11jに侵入した水分やダストその他異物を当該開口部31fから除去できるなど、より好ましい効果を奏することができる。
本発明が、完全かつ明瞭な開示のために、特定の実施例に関して記載されているとしても、添付の請求の範囲はそれに限定されず、本願明細書の基本的な教示の範囲内で当業者が実施しうるすべての変形例および改良を含むものとして解釈される。
更に、出願人の意図は、すべての請求の範囲の要素の均等物を含み、本願のいかなる請求の範囲の補正も、補正された請求の範囲のいかなる要素または特徴の均等物に対する利益または権利の放棄として解釈されてはならない。
1(2,3) 車両用ステアリングナックル
1a(2a,3a) アーム部
1b タイロッドアーム部
1c ブレーキアーム部
1d ロアアーム部装着アーム部
1e 本体部
1f 車軸装着孔
1g 外周
11a 連結部
11b ストラット装着孔
11c(21c) 第1部位
11d 第2部位
11e 周壁
11f(21f) 開口部
11g 周壁
11h 拡幅部(側部の端部)
11h1 外表面
11i 上部開口部
11j 中空部
11k 側部
11m,11n 表面
11o 曲線部
11p 奥部
11q 下部開口部
11r 周壁
12c 第1部位
12g 周壁
12h 拡幅部
12k 側部
13c 第1部位
13g 周壁
13h 拡幅部
13k 側部
13p 奥部
14c 第1部位
14g 周壁
14h 拡幅部
14k 側部
14p 奥部
15c 第1部位
15f 開口部
15g 周壁
15h 拡幅部
15k 側部
16c 第1部位
16f 開口部
16g 周壁
16h 拡幅部
16k 側部
16p 奥部
31d 第2部位
31e 周壁
31f 開口部
31p 奥部
81 ストラット
82 タイロッド
83 ロアアーム部
84 タイヤ

Claims (10)

  1. 車軸が装着される本体部と、
    一端が前記本体部の外周に一体的に接続されているとともに、当該本体部から延伸軸に沿い外方に延びるアーム部と、
    前記アーム部の他端に一体的に接続された、車両構成部材が連結される連結部と、を有する車両用ステアリングナックルであって、
    前記アーム部は、
    前記延伸軸に沿う方向において、前記連結部に接続された第1部位と、
    前記第1部位と前記本体部との間に介在する第2部位と、
    前記第1部位および前記第2部位に連通するように形成された中空部と、を有し、
    前記第1部位は、前記延伸軸周りにおいて一部が開口した開口部を備える周壁を有し、
    前記第2部位は、前記延伸軸周りにおいて閉じるように形成された周壁を有し、
    前記延伸軸に交差する断面において、前記第1部位の周壁の前記開口部側の端部が、当該端部と隣接する複数の側部の厚さよりも大きい幅を有する拡幅部である、車両用ステアリングナックル。
  2. 前記第2部位の周壁は、前記延伸軸周りにおいて、前記第1部位の開口部とは異なる位置に配置された開口部を有する請求項1に記載の車両用ステアリングナックル。
  3. 前記拡幅部は、前記連結部を通じて前記アーム部へ作用する力の方向に対し、交差するように配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両用ステアリングナックル。
  4. 前記延伸軸に交差する断面において、前記拡幅部は、前記第1部位の開口部の両側に形成されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
  5. 前記延伸軸に沿う方向において、前記拡幅部は、前記第2部位に向かって延び、当該第2部位の周壁と一体化している、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
  6. 前記延伸軸に沿う方向において、前記拡幅部は、前記連結部に向かって延び、当該連結部と一体化している、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
  7. 前記延伸軸に沿う方向において、前記第1部位の中央から前記第2部位または前記連結部に向かって、前記拡幅部の幅は拡大している請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
  8. 前記拡幅部の外表面は、前記延伸軸に沿い形成された2以上の面で構成されている請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
  9. 前記第1部位の開口部は、前記延伸軸に沿う方向の長さが前記延伸軸に直交する方向の長さの1.2〜3倍の楕円形状を有する、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
  10. 前記第1部位の開口部の面積は、アーム部の開口部側の面積の10〜80%を占める、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両用ステアリングナックル。
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