JP6073739B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤに関する。
特許文献1には、タイヤ周方向に延びる周方向溝からタイヤ周方向に交差する方向に延びて、周方向溝に隣接する陸部内で終端する傾斜ラグ溝を有する空気入りタイヤが開示されている。この空気入りタイヤでは、傾斜ラグ溝の溝壁角度(トレッド面法線方向に対する角度)を傾斜ラグ溝の終端に向かって漸減させることで、サーキット走行などにおける操縦安定性の低下を防止している。
特開2006−123706号公報
本発明は、操縦安定性を確保しつつ、排水性を向上させた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明の請求項1に記載の空気入りタイヤは、トレッドに設けられたタイヤ周方向に延びる複数の周方向溝によって形成された陸部と、前記陸部にタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられ、前記周方向溝からタイヤ周方向に対して交差する方向に延びて前記陸部内で終端する第1の溝と、一方の前記第1の溝から他方の前記第1の溝へ延びて隣り合う前記第1の溝どうしを連結し、溝深さが溝延在方向の両端部よりも中間部で深くなり、一方の溝壁の陸部踏面に対する角度が溝延在方向の一端部側よりも他端部側で大きく、他方の溝壁の陸部踏面に対する角度が溝延在方向の他端部側よりも一端部側で大きい第2の溝と、を有している。
本発明の請求項2に記載の空気入りタイヤは、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部と隣り合う前記第1の溝の溝延在方向の中間部とを連結している。
本発明の請求項3に記載の空気入りタイヤは、請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部から隣り合う前記第1の溝の中間部に向かって開口幅が狭くなっている。
本発明の空気入りタイヤは、操縦安定性を確保しつつ、排水性を向上させることができる。
第1実施形態の空気入りタイヤのトレッド展開図である。 図1の2X−2X線断面図である。 図1の3X−3X線断面図である。 (A)図1の4X−4X線断面図である。(B)図1の4Y−4Y線断面図である。(C)図1の4Z−4Z線断面図である。 図1の矢印5X部の拡大斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の空気入りタイヤについて説明する。
第1実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載する。)10は、主に乗用車に用いられるタイヤである。なお、本発明は、乗用車用の空気入りタイヤに限定されるものではなく、その他の用途の空気入りタイヤに用いてもよい。例えば、ライトトラック用、航空機用、及び、建築車両用などの空気入りタイヤなどに用いてもよい。
図1には、タイヤ10のトレッド12の展開図が示されている。なお、図1中の矢印Sはタイヤ10の周方向(以下、適宜「タイヤ周方向」と記載する。)を示し、矢印Xはタイヤ10の軸(回転軸)と平行な方向(以下、適宜「タイヤ軸方向」と記載する。)を示している。なお、タイヤ軸方向はタイヤ10の幅方向と同じ方向である。
また、図1の符号CLは、タイヤ10のタイヤ赤道面を示している。本実施形態では、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ赤道面CLに近い側を「タイヤ軸方向内側」、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ赤道面CLから遠い側を「タイヤ軸方向外側」と記載する。
さらに、図1中の符号12Eは、トレッド12の接地端を示している。なお、ここでいう「接地端」とは、タイヤ10をJATMA YEAR BOOK(日本自動車タイヤ協会規格、2013年度版)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、最大負荷能力を負荷したときの接地面のタイヤ軸方向外側端を指している。また、タイヤ10の使用地又は製造地においては、JATMA規格に代わりTRA規格またはETRTO規格が適用される。
本実施形態のタイヤ10の内部構造としては、従来公知の空気入りタイヤの内部構造と同様のものを用いることができる。このため、タイヤ10の内部構造に関しては、その説明を省略する。
図1に示すように、タイヤ10の路面との接地部位を構成するトレッド12には、タイヤ赤道面CLを挟んで一方側(図1では、左側)にタイヤ周方向に沿って直線状に延びる周方向溝14が設けられ、他方側(図1では、右側)にタイヤ周方向に沿って直線状に延びる周方向溝16が設けられている。これら周方向溝14と周方向溝16との間には、センター陸部18が形成されている。このセンター陸部18は、タイヤ赤道面CL上に配置されている。
また、トレッド12には、周方向溝14のタイヤ軸方向外側(図1では、周方向溝14のタイヤ軸方向外側)にタイヤ周方向に沿って直線状に延びる周方向溝20が設けられている。これら周方向溝14と周方向溝20との間には、タイヤ周方向に沿って連続して延びるセンター陸部22が形成されている。
図1に示すように、トレッド12の周方向溝20のタイヤ軸方向外側(図1では、左側)には、タイヤ周方向に沿って連続して延びるショルダー陸部24が形成されている。このショルダー陸部24は、センター陸部22のタイヤ軸方向外側に隣接している。また、ショルダー陸部24上に一方の接地端12E(図1では、左側の接地端12E)が位置している。
一方、トレッド12の周方向溝16のタイヤ軸方向外側(図1では、右側)には、タイヤ周方向に沿って連続して延びるショルダー陸部26が形成されている。このショルダー陸部26は、センター陸部22のタイヤ軸方向外側に隣接している。また、ショルダー陸部26上に接地端12E(図1では、右側の接地端12E)が位置している。
なお、本実施形態の周方向溝14、16、20は、本発明の周方向溝の一例であり、本実施形態のセンター陸部18は、本発明の陸部の一例である。
また、本実施形態では、周方向溝14がタイヤ赤道面CLの最も近くに配置され、次いで、周方向溝20がタイヤ赤道面CLの近くに配置されている。また、センター陸部18の幅(タイヤ軸方向に沿った幅)は、センター陸部22の幅よりも広くなっている。
図1に示すように、センター陸部18には、タイヤ周方向に間隔(本実施形態では一定間隔)をあけて複数の第1溝30が形成されている。この第1溝30は、周方向溝14からタイヤ周方向に対して交差する方向(本実施形態ではタイヤ周方向に対して斜め方向)に延びてセンター陸部18内で終端している。すなわち、第1溝30は、溝延在方向の一端部30Aが周方向溝14に開口し、他端部30Bがセンター陸部18内で終端している。なお、以下では、一端部30Aを「開口部30A」、他端部30Bを「終端部30B」と適宜読み替えて記載する。
また、本実施形態では、第1溝30がタイヤ周方向に対して斜めに延びているが、本発明はこの構成に限定されず、第1溝30はタイヤ周方向に対して直交する方向、すなわちタイヤ軸方向に沿って延びていてもよい。
図2、図5に示すように、第1溝30は、溝深さが開口部30Aよりも終端部30Bで浅くなっている。具体的には、第1溝30は、溝延在方向の中間部30Cから終端部30Bに向かって溝深さが次第に浅くなっている。換言すると、第1溝30の溝底30Dが中間部30Cから終端部30Bに向かって溝深さが次第に浅くなるように傾斜している。なお、第1溝30の中間部30Cは溝延在方向の両端部30A、30Bの間の部分を指している。
また、本実施形態の「溝延在方向」とは、溝底が平面状の場合にはその溝底の中央線(溝底の溝幅中央を通る線)に沿った方向を指し、溝底が線状の場合にはその溝底の延びている方向を指す。また、ここでいう「溝底」とは、溝の最深部を指している。
なお、第1溝30は、溝底30Dが平面状のため、溝底30Dの中央線L1(図1では、一点鎖線L1)に沿った方向が溝延在方向となっている。
図1に示すように、センター陸部18には、タイヤ周方向に隣り合う第1溝30の間に一方の第1溝30から他方の第1溝30へ延びて隣り合う第1溝30どうしを連結する第2溝32が形成されている。具体的には、第2溝32は、一方の第1溝30の終端部30Bと他方の第1溝30の中間部30Cとを連結している。すなわち、第2溝32は、溝延在方向の一端部32Aが一方の第1溝30の終端部30Bに開口し、他端部32Bが他方の第1溝30の中間部30Cに開口している。なお、以下では、一端部32Aを「開口部32A」、他端部32Bを「開口部32B」と適宜読み替えて記載する。また、第2溝32の中間部32Cは溝延在方向の上記両端部32A、32Bの間の部分を指している。
なお、本発明は上記構成に限定されず、第2溝32は、一方の第1溝30の終端部30Bと他方の第1溝30の終端部30Bとを連結してもよく、一方の第1溝30の中間部30Cと他方の第1溝30の中間部30Cとを連結してもよい。
また、第2溝32は、第1溝30に対して傾斜する方向に延び、かつ、タイヤ周方向に対する傾きが第1溝30よりも小さくなっている。
また、図1、図4(A)〜(C)に示すように、第2溝32の溝底32Dは、一端部32A側の平面状とされた溝底部33Aと、他端部32B側の線状とされた溝底部33Bとで構成されている。具体的に説明すると、溝底部33Aは、図1に示すように、溝底幅が一端部32Aから溝底部33Bとの接続部33C(この接続部33Cは中間部32Cに含まれる)に向かって狭くなり、かつ、図3に示すように、第2溝32の溝深さが一端部32Aよりも接続部33Cで深くなるように少なくとも一部(本実施形態では、一端部32A近傍部分)が傾斜している。一方、溝底部33Bは、第2溝32の溝深さが他端部32Bよりも接続部33Cで深くなるように少なくとも一部(本実施形態では、全部(他端部32Bから接続部33Cまですべて))が傾斜している。なお、本実施形態では、図3に示すように、接続部33Cにおいては、溝底部33Bよりも溝底部33Aが深い位置にある。すなわち、図3、図5に示すように、第2溝32は、溝深さが一端部32A及び他端部32Bよりも中間部32Cで深くなっている。
なお、第2溝32の溝延在方向は、溝底部33Aの領域では溝底部33Aの中央線L2(図1では、一点鎖線L2)に沿った方向となり、溝底部33Bの領域では溝底部33Bの延びている方向となる。
また、図4(A)〜(C)、及び図5に示すように、第2溝32では、一方の溝壁32E(周方向溝14側の溝壁)の踏面18A(後述する陸部本体19Aの踏面)に対する角度θ1が90度以上でかつ一端部32A(開口部32A)側よりも他端部32B(開口部32B)側で大きくなっている。より詳細には、溝壁32Eは、他端部32Bから接続部33Cを越えた溝延在方向の中央部近傍までの範囲において、その他の範囲よりも角度θ1が大きくなるように傾斜している。なお、本実施形態では、溝壁32Eの踏面18A側が傾斜しているが、本発明はこの構成に限定されず、溝壁32E全体が傾斜する構成としてもよい。
また、他方の溝壁32F(周方向溝16側の溝壁)は、センター陸部18の踏面18A(後述するブロック部19Bの踏面)に対する角度θ2が90度以上でかつ他端部32B側よりも一端部32A側で大きくなっている。より詳細には、溝壁32Fは、一端部32Aから接続部33Cまでの範囲において、接続部33Cから他端部32Bまでの範囲よりも角度θ2が大きくなっている。さらに、溝壁32Fは、上記一端部32Aから接続部33Cに向かって角度θ2が次第に小さくなるように傾斜している。なお、本実施形態では、溝壁32F全体が傾斜しているが、本発明はこの構成に限定されず、溝壁32Fの溝深さ方向の一部分(例えば、踏面18A側)が傾斜する構成としてもよい。
図1に示すように、第2溝32は、第1溝30の終端部30Bから隣り合う第1溝30の中間部30Cに向かって開口幅が狭くなっている。なお、ここでいう「開口幅」とは、第2溝32の踏面18A側の開口の幅(溝延在方向と直交する方向で計測した幅)である。
図1、図5に示すように、センター陸部18は、第1溝30、及び第2溝32によって陸部本体19Aからブロック部19Bが分断されている。
図1に示すように、センター陸部18の陸部本体19Aには、踏面18Aから周方向溝14の溝底に向かって傾斜するスロープ部34がタイヤ周方向に間隔(本実施形態では一定間隔)をあけて形成されている。このスロープ部34は、第1溝30の陸部本体19Aを形成する溝壁30Eの延長線と、第2溝32の陸部本体19Aを形成する溝壁32Eの延長線とで囲まれる領域内に形成されている。また、スロープ部34は、第1溝30の終端部30B側から周方向溝14の溝底側へ向かって次第に傾斜している。
また、センター陸部18には、タイヤ軸方向外側の側壁(換言すると、周方向溝16のタイヤ軸方向内側の溝壁)に切欠き36が複数形成されている。この切欠き36は、タイヤ周方向に隣り合う第1溝30間に配置されている。
図1に示すように、センター陸部22には、タイヤ軸方向内側の側壁(換言すると、周方向溝14のタイヤ軸方向外側の溝壁)にタイヤ周方向に間隔(本実施形態では一定間隔)をあけて切欠き40が複数形成されている。また、センター陸部22には、周方向溝20から周方向溝14へ向かって延びてセンター陸部22内で終端する横溝42がタイヤ周方向に間隔(本実施形態では一定間隔)をあけて複数形成されている。この横溝42は、タイヤ周方向の隣り合う切欠き40間に配置されている。
また、ショルダー陸部24には、ショルダー陸部24内からタイヤ軸方向外側へ延びて接地端12Eを越える横溝44がタイヤ周方向に間隔(本実施形態では一定間隔)をあけて複数形成されている。
一方、ショルダー陸部26には、周方向溝16からタイヤ軸方向外側へ延びて接地端12Eを越える横溝46が第1溝30の延長線上に形成されている。またショルダー陸部26には、周方向溝16からタイヤ軸方向外側へ延びて接地端12Eに至る前に終端する横溝48がタイヤ周方向に隣り合う横溝46間に形成されている。この横溝48の延長線上には、切欠き36が配置されている。
本実施形態のタイヤ10は、回転方向(図1の矢印R方向が回転方向)が指定されたタイヤである。また、タイヤ10は、ショルダー陸部24が車両幅方向内側となるように装着するタイヤである。なお、図1の矢印INはタイヤ10を車両に装着したときの装着内側を示し、矢印OUTはタイヤ10を車両に装着したときの装着外側を示している。
次に、タイヤ10の作用効果について説明する。
タイヤ10では、隣り合う第1溝30どうしを第2溝32で連結していることから、排水性が向上する。
一方、第1溝30と第2溝32によってセンター陸部18の陸部本体19Aから一部(ブロック部19B)が分断されることから、センター陸部18の剛性が低下してセンター陸部18の路面に対する接地性が向上する。
ここで、第2溝32の溝深さを一端部32A及び他端部32Bよりも中間部32Cで深くしていることから、例えば、第2溝32の溝深さを一定としたものと比べて、陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下を抑制することができる。
上記により、センター陸部18の剛性を適正化することができる。
さらに、第2溝32の溝深さを一端部32A及び他端部32Bよりも中間部32Cで深くするため、第2溝32の溝容積を確保することもできる。
また、タイヤ10では、溝壁32Eの角度θ1を一端部32A側よりも他端部32B側で大きくし、溝壁32Fの角度θ2を他端部32B側よりも一端部32A側で大きくしていることから、例えば、溝壁32E、32Fの角度θ1、θ2を他端部32B側よりも一端部32A側で大きくしたものと比べて、一端部32Aから他端部32Bに亘って第2溝32の溝容積を確保しつつ、陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下を抑制することができる。
特に、溝壁32Fは、一端部32Aから他端部32Bに向かって(具体的には、接続部33Cまで)角度θ2が次第に小さくなるように傾斜していることから、溝容積の確保と陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下の抑制をバランスよくとることができる。また、溝壁32E、32Fの角度θ1、θ2が大きい部分(90度よりも大きい部分)では、踏面18Aから第2溝32へスムーズに排水が流れ込むため、排水性が向上する。
以上のように、センター陸部18に第1溝30及び第2溝32を設けることで、センター陸部18の剛性を適正化して操縦安定性を確保しつつ、排水性を向上させることができる。
また、タイヤ10では、一方の第1溝30の終端部30Bと他方の第1溝30の中間部30Cとを第2溝32で連結していることから、例えば、隣り合う第1溝30の終端部30Bどうしを連結するものと比べて、第2溝32が長くなるため、踏面18Aから第2溝32へ排水を流しやすくなり、排水性がさらに向上する。
またさらに、タイヤ10では、第2溝32の開口幅を第1溝30の終端部30Bから隣り合う第1溝30の中間部30Cに向かって狭くしていることから、陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下をより抑制することができる。
また、タイヤ10では、センター陸部18の陸部本体19Aにスロープ部34を設けていることから、陸部本体19A表面(踏面18A)からスロープ部34に沿って周方向溝14へ排水をスムーズに流すことができる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10・・タイヤ(空気入りタイヤ)、 12・・トレッド、 14、16・・周方向溝、 18・・センター陸部、 18A・・踏面、 30・・第1溝、 30B・・他端部、 30C・・中間部、 32・・第2溝、 32A・・一端部、 32B・・他端部、 32C・・中間部、 32E、32F・・溝壁、 θ1、θ2・・角度、 CL・・タイヤ赤道面、 S・・タイヤ周方向、 X・・タイヤ軸方向。

Claims (3)

  1. トレッドに設けられたタイヤ周方向に延びる複数の周方向溝によって形成された陸部と、
    前記陸部にタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられ、前記周方向溝からタイヤ周方向に対して交差する方向に延びて前記陸部内で終端する第1の溝と、
    一方の前記第1の溝から他方の前記第1の溝へ延びて隣り合う前記第1の溝どうしを連結し、溝深さが溝延在方向の両端部よりも中間部で深くなり、一方の溝壁の陸部踏面に対する角度が溝延在方向の一端部側よりも他端部側で大きく、他方の溝壁の陸部踏面に対する角度が溝延在方向の他端部側よりも一端部側で大きい第2の溝と、
    を有する空気入りタイヤ。
  2. 前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部と隣り合う前記第1の溝の溝延在方向の中間部とを連結している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部から隣り合う前記第1の溝の中間部に向かって開口幅が狭くなっている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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