JP2017165126A - サスペンション部材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サスペンション部材の製造方法であって、第1金型(61)及び第2金型(62)によって被鍛造材を鍛造する鍛造工程を含み、鍛造工程では、第1金型(61)及び第2金型(62)として、外側第1外面及び外側第1内面が平坦となりかつ内側第2外面及び内側第2内面が平坦となるとともに、アーム部の断面二次モーメントが最も大きくなる中立軸である強軸(A)と外側第1外面とのなす角が強軸(A)と外側第1内面とのなす角よりも小さくなり、かつ、強軸(A)と内側第2外面とのなす角が強軸(A)と内側第2内面とのなす角よりも小さくなる形状を有するものを用い、鍛造方向が強軸(A)に対して傾斜する状態で第1金型及び第2金型により被鍛造材をその両側から挟持すること。
【選択図】図7
Description
180×(W′/H′)≦θ′≦arctan(H′/D′)
の関係を満たす形状に設定される。詳細は、以下のとおりである。
10 ジョイント支持部
20 ブッシュ保持部
21 第1端面
22 第2端面
30 アーム部
32 連結部
40 外リブ
41 外側第1リブ
41a 外側第1外面
41b 外側第1内面
42 外側第2リブ
42a 外側第2外面
42b 外側第2内面
50 内リブ
51 内側第1リブ
51a 内側第1外面
51b 内側第1内面
52 内側第2リブ
52a 内側第2外面
52b 内側第2内面
61 第1金型
62 第2金型
PL パーティングライン
PL′ 連結パーティングライン
Claims (4)
- ボールジョイントを支持可能なジョイント支持部と、円筒状に形成されておりブッシュを保持可能なブッシュ保持部と、前記ジョイント支持部と前記ブッシュ保持部とを連結するとともに前記ジョイント支持部と前記ブッシュ保持部とを結ぶ連結線に直交する高さ方向について前記連結線から離間する向きに凸となるように湾曲する形状を有するアーム部と、を含むサスペンション部材であって、前記アーム部は、前記ジョイント支持部と前記ブッシュ保持部とを連結する連結部と、前記連結部のうち前記連結線から遠い側の端部に接続されており前記連結線及び前記高さ方向の双方に直交する幅方向に延びる形状を有する外リブと、前記連結部のうち前記連結線に近い側の端部に接続されており前記幅方向に延びる形状を有する内リブと、を有し、前記外リブのうち前記高さ方向について前記連結線から遠い側の外面と前記内リブのうち前記高さ方向について前記連結線に近い側の外面とを通るとともに前記連結線と交差する平面であって当該平面と前記外リブの外面とのなす角と当該平面と前記内リブの外面とのなす角とが互いに等しくなる平面での断面において、前記外リブは、前記連結部の一方側に位置する外側第1リブと、前記連結部の他方側に位置する外側第二リブと、を有し、前記内リブは、前記連結部の一方側に位置する内側第1リブと、前記連結部の他方側に位置する内側第2リブと、を有する、サスペンション部材の製造方法であって、
互いに接離可能な第1金型及び第2金型であって当該第1金型及び当該第2金型が互いに接触した状態において前記サスペンション部材を形成可能な空間を形成するとともに前記外リブの外面と前記内リブの外面とにパーティングラインを形成するものによって、被鍛造材をその両側から挟持することにより前記被鍛造材を鍛造する鍛造工程を含み、
前記鍛造工程では、前記第1金型及び前記第2金型として、前記外側第1リブのうち前記内側第1リブから遠い側の外側第1外面及び前記外側第1リブのうち前記内側第1リブと対向する外側第1内面がそれぞれ平坦となり、かつ、前記内側第2リブのうち前記外側第2リブから遠い側の内側第2外面及び前記内側第2リブのうち前記外側第2リブと対向する内側第2内面がそれぞれ平坦となるとともに、前記断面における前記アーム部の断面二次モーメントが最も大きくなる中立軸である強軸と前記外側第1外面とのなす角が、前記強軸と前記外側第1内面とのなす角よりも小さくなり、かつ、前記強軸と前記内側第2外面とのなす角が、前記強軸と前記内側第2内面とのなす角よりも小さくなる形状を有するものを用い、前記第1金型及び前記第2金型が互いに近づく鍛造方向が前記強軸に対して傾斜する状態で当該第1金型及び当該第2金型により前記被鍛造材をその両側から挟持する、サスペンション部材の製造方法。 - 請求項1に記載のサスペンション部材の製造方法において、
前記鍛造工程では、前記第1金型及び前記第2金型として、前記外側第1外面及び前記内側第2外面がそれぞれ前記強軸と平行となる形状を有するものを用いる、サスペンション部材の製造方法。 - 請求項2に記載のサスペンション部材の製造方法において、
前記鍛造工程では、前記第1金型及び前記第2金型として、前記外リブの外面のうち前記パーティングラインと前記幅方向についての前記外側第1外面の外端部との間の部位の前記幅方向の寸法が前記幅方向についての前記外リブの外面の寸法の80%以上となるとともに当該部位が平坦となり、かつ、前記内リブの外面のうち前記パーティングラインと前記幅方向についての前記内側第2外面の外端部との間の部位の前記幅方向の寸法が前記幅方向についての前記内リブの外面の寸法の80%以上となるとともに当該部位が平坦となる形状を有するものを用いる、サスペンション部材の製造方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のサスペンション部材の製造方法において、
前記鍛造工程では、前記第1金型及び前記第2金型として、当該第1金型及び当該第2金型が互いに接触したときに前記ブッシュ保持部の軸方向について当該ブッシュ保持部の一方側の第1端面から他方側の第2端面に至るように直線状に延びる形状を有する連結パーティングラインであって、前記連結パーティングラインと前記ブッシュ保持部の軸方向とのなす角をθ′、前記軸方向についての前記ブッシュ保持部の高さ寸法をH′、前記ブッシュ保持部の外径をD′、前記連結パーティングラインの長手方向に対して直交する方向についての当該連結パーティングラインの幅寸法をW′とすると、
180×(W′/H′)≦θ′≦arctan(H′/D′)
の関係を満たす連結パーティングラインが前記ブッシュ保持部の外周面に形成されるものを用いる、サスペンション部材の製造方法。
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